- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (03/28)
- 2023年選抜高校野球/注目選手プロフィール (03/28)
- 田川 一心(海星) (03/28)
- 岡村 洸太郎(愛知学院大) (03/28)
- 尾形 樹人(仙台育英) (03/28)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (03/27)
- 仲田 侑仁(沖縄尚学) (03/27)
- 徳弘 太陽(山梨学院) (03/26)
- 升田 早人(光高校) (03/26)
- 東恩納 蒼(沖縄尚学) (03/26)
- 阪神タイガース/ドラフト2023 (03/26)
- 日渡 柊太(富山GRNサンダーバーズ) (03/25)
- 大谷 輝龍(富山GRNサンダーバーズ) (03/25)
- 2026年ドラフト候補/大学生野手 (03/25)
- 2023年東都大学野球/注目選手プロフィール (03/25)
- 2026年ドラフト候補/大学生投手 (03/25)
- 川合 勇気(日本製紙石巻) (03/25)
- 福田 幸之介(履正社) (03/25)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (03/25)
- 石野 蓮授(報徳学園) (03/25)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
最速149㌔直球と切れの良いスライダー。大学で投手に再転向、2年春3年春MVP受賞。
2012年オリックス1位
動 画
投球成績
09春: 4 0勝1敗 14.2 7 10 6 3 1.85
09秋: 6 4勝1敗 47.2 26 38 10 2 0.38(1位)
10春: 10 5勝4敗 72.1 50 56 28 10 1.24(7位)
10秋: 8 5勝2敗 62 51 61 8 17 2.47(5位)
11春: 6 4勝2敗 47 40 37 4 10 1.91(5位)
11秋: 6 4勝0敗 51 28 47 11 7 1.24(2位)
12春: 7 4勝2敗 63.2 41 63 21 15 2.12(7位)
通算: 47 26勝12敗 358.1 243 312 88 64 1.61
被安打率6.10 奪三振率7.84 四死球率2.21
※ 10春11春:MVP 11秋12春:最優秀投手賞 09秋:敢闘賞
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
10選: 1 5.2 8 2 5 6 東海大 145㌔(神宮)
11選: 1 10.1 6 10 1 0 道都大 145㌔(東ド)
11神: 1 8 3 11 4 1 東福大 149㌔(神宮)
12選: 1 9.2 6 13 3 1 三重中 143㌔(東ド) ※147㌔(スカウト)
通算: 4 33.2 23 36 13 8 防2.14
被安打率6.15 奪三振率9.62 四死球率3.48
投球成績詳細
大産大 先 9 5 6 1 0 ●
天理大 先 9 7 8 3 0 ○封
関国大 先 9 5 5 3 1 ○
2.2 1 0 2 0
関外大 先 9 4 8 1 1 ○
先 9 4 11 0 0 ○封
47.2 26 38 10 2 防0.38
被安打率4.91 奪三振率7.17 四死球率1.89
10春 回数 被安 奪三 四死 自責
天理大 先 9 2 6 1 0 ○封
大産大 先 8 8 9 4 1 ●
先 9 3 8 4 0 ○封
帝塚大 先 9 4 11 3 1 ○
先 9 10 3 2 2 ○
関国大 先 6 4 0 4 3 ●
0.1 0 1 1 0
先 8 4 7 6 0 ○
関外大 先 5 9 4 0 3 ●
先 9 6 8 4 0 ●
72.1 50 57 29 10 防1.24
被安打率6.22 奪三振率7.09 四死球率3.61
10秋 回数 被安 奪三 四死 自責
関外大 先 7 8 9 1 2 ○
先 9 3 11 3 0 ○封
帝塚大 先 9 8 13 2 5 ○
天理大 先 10 10 9 2 4 ●
先 9 3 6 0 1 ○
大産大 先 9 9 7 0 3 ○
関国大 先 9 9 5 0 3 ●
0 1 0 0 0
62 51 61 8 17 防2.47
被安打率7.40 奪三振率8.85 四死球率1.16
11春 回数 被安 奪三 四死 自責
関外大 先 9 8 10 0 2 ○
帝塚大 先 9 2 9 1 0 ○封
天理大 先 9 9 8 1 0 ○封
大産大 先 3 8 2 0 4 ●
関国大 先 8 9 5 1 3 ●
先 9 4 3 1 1 ○
47 40 37 4 10 防1.91
被安打率7.66 奪三振率7.09 四死球率0.77
11秋 回数 被安 奪三 四死 自責
甲南大 先 9 2 13 2 1 ○
天理大 先 9 2 8 0 0 ○封
関外大 先 14 10 12 2 1 ○
大産大 先 9 5 10 4 1 ○
関国大 先 8 6 4 1 0
2 3 0 2 4
51 28 47 11 7 防1.24
被安打率4.94 奪三振率8.29 四死球率1.94
最新記事
■ 大体大・松葉完封!神宮決めた…関西地区大学選手権(スポーツ報知) 12/11/4
明治神宮大会の出場権をかけた第1代表決定戦は、オリックスから1位指名された大体大(阪神大学)の149キロ左腕・松葉貴大(4年・東洋大姫路)が関学大(関西学生)を4安打10奪三振、三塁を踏ませない貫禄の内容で完封して、2年連続4度目の出場を決めた。ラストは迷うことなく直球を投げ込んだ。1―0の9回2死二塁。相手の主砲・萩原圭悟(4年・大阪桐蔭)のバットが空を切り、10個目の三振を奪った大体大・松葉はガッツポーズで喜びを表した。「相手は大学で一流の打者。自信のある球で打ち取りたかった」。4安打無四球。自身の完封で2年連続の関西第1代表の座を勝ち取った。「ドラ1」の肩書を忘れて大一番に臨んだ。先月25日のドラフトで1位指名も「周りからの(期待される)言葉はある程度切り捨てよう」と試合に集中。オリックスの長村編成部長以下5人が見守るなか、リーグでは指名打者制のために立たない打席でも5回に中前安打を放つと、大学初盗塁も決めるなどハツラツとプレーした。4季連続となる全国の舞台で投げ合いたい相手がいる。初戦を突破すれば、「超えたい」と言い続けてきた大学NO1投手で、ソフトバンクのドラフト1位の東浜巨を擁する亜大と激突する可能性が高い。東洋大姫路高3年時のセンバツ準決勝では、2番打者として無安打に終わって敗戦。「絶対に投げ勝ちたい。今度は打ってやろうと思っています」。4年間の集大成となる神宮でのドラ1対決へ思いをはせた。
代表決定戦 回数 被安 奪三 四死 自責
関学大 先 9 4 10 0 0
■ 阪神・中村GM、松葉は「大舞台に強い」(SANSPO) 12/10/21
大体大・松葉貴大投手(22)が20日、阪神大学リーグ・天理大戦(南港)に先発し、7安打3失点完投負け。4季連続の優勝こそお預けになったものの、ネット裏に集結した阪神、オリックス、巨人など10球団の関係者に実力をみせつけた。阪神・中村GMは「(能見に似ているか、と問われて)確かにそう。大舞台に強いところをもっているみたいだね。他のチームがどれだけ評価しているかも探っていかないと」と話した。左腕は「(ドラフトは)人生がかかる日ですし、(チームが)勝って、いい気持ちでドラフトにかかりたいです」と気合を込めた。
阪神・中村勝広GM(63)が20日、ドラフト上位候補の左腕、大体大・松葉を視察。天理大戦で先発し、試合には敗れたものの11奪三振と力を示した左腕に対して「体力がつけば面白い。可能性を秘めた投手」と賛辞を送った。25日のドラフトでは大阪桐蔭高・藤浪晋太郎投手(18)の1位指名を決めているが、抽選に外れても地元選手を中心に指名したい方針。「地元優先を考えるとね。左は何人いてもいい」と149キロ左腕に興味を示していた。(スポーツ報知)
12秋 回数 被安 奪三 四死 自責
甲南大 先 9 4 6 1 0 ○封 148㌔
関国大 先 9 7 5 4 1 ○ 145㌔
先 9 6 3 1 0 ○封 144㌔
関外大 先 8 9 6 0 2 ○ 145㌔
大産大 先 4 5 3 2 5
先 9 3 8 1 0 ○封
天理大 先 9 7 11 1 3 ●
57 41 42 10 11 防1.74
被安打率6.47 奪三振率6.63 四死球率1.58
■ 大体大・松葉通算30勝…8球団視察(デイリースポーツ) 12/9/25
大体大と甲南大が先勝した。大体大のドラフト1位候補左腕・松葉貴大投手は8回を9安打2失点で大学通算30勝。OBの上原(現レンジャーズ)が持つリーグ記録の36勝、関西国際大出身の榊原(現日本ハム)の32勝に続く大台に達した。「失点したくなかったのに2点も取られ、反省しかない。野手に助けてもらった」と消化不良のピッチングだったが球速は145キロをマーク、6三振を奪った。ただ「30勝できたことはうれしいが、東浜巨(亜大)君は33勝のうち21が完封。僕はそれだけの成績を出せていない」とライバルと比較して悔しがった。8球団のスカウトが視察。ロッテ・永野チーフスカウトは「まっすぐに似た軌道のツーシームがいい。打者のレベルが上がるほど有効になる」と評価していた。
この日も阪神、広島など8球団のスカウトが集結。最終シーズンは自身の力を見せつけ、夢のプロ入りを目指す。(スポーツ報知)
■ 大体大・松葉、通算10度目完封(デイリースポーツ) 12/9/18
大体大は今秋ドラフト1位候補の149キロ左腕・松葉貴大投手(4年・東洋大姫路)の大学通算10度目の完封で2勝1敗、勝ち点2とした。4季連続32度目の優勝へ負けられない一戦。中野和彦監督(53)に「気持ちで完封します」と宣言してマウンドに上がった松葉は、6安打を浴びながらも144キロの直球にツーシームを効かせ通算29勝目を挙げた。「まっすぐも変化球もあまりよくなかったが、気持ちが乗っていて失投は少なかった」と振り返った。OBのレンジャーズ・上原が持つリーグ記録の通算13完封も射程圏だが「結果的に追いつければいい」と無欲だ。阪神・畑山スカウト、巨人は山下スカウト部長ら3人が視察。畑山スカウトは「内容のある投球。外の球でゴロに打ち取るところがよかった」と評価していた。
この日はドラフト上位候補の亜大・東浜巨から昨春に教わったツーシームを武器に、丁寧に投げた。阪神、巨人が視察し、巨人・山下スカウト部長は「即戦力になる投手」と最終チェックした。(スポーツ報知)
■ ドラ1候補の大体大・松葉、2失点完投(デイリースポーツ) 12/9/16
4季連続優勝を狙う大体大が先勝した。今秋ドラフト1位候補左腕の大体大・松葉貴大投手(4年・東洋大姫路)は7安打4四死球で毎回走者を背負いながら2失点完投。最速145キロをマークし今季2勝、大学通算28勝目を挙げた。「調子はよくなかったが、中盤からは持ち味のクロスファイヤーで攻めることができた」と振り返った。初回に失策絡みで先制点を許し、三回は先頭打者に被弾。「スライダーが抜けて曲がらなかった」と課題も残った。7月下旬からリーグ戦開幕1週間前まで疲労性の腰痛を抱えた。8日にプロ志望届を提出した後、初の登板を勝利で飾り「もう失点するわけにいかない」と決意を新たにした。11球団32人のスカウトが集結。阪神・畑山スカウトは「調子がよくない中でも要所をうまくまとめている」と話していた。
ヤクルトを除く11球団が集結し、DeNA・高田GMら30人以上が見守る中、8回まで毎回走者を背負ったが要所を締めた。8日にプロ志望届を提出し、大学通算28勝目を挙げた左腕は「(3回に浴びた)ホームランは自分の完全なミス。失点はリーグ戦最後にしたい」と残り試合での全完封を誓った。(スポーツ報知)
過去記事
■ 大体大・松葉が4安打完封!プロ注目11球団が熱視線(スポーツ報知) 12/9/2
今秋のドラフト上位候補、大体大の149キロ左腕・松葉貴大(4年)が11球団のスカウトがネット裏で見守るなか、開幕カードの甲南大戦に先発。4安打完封で大学通算27勝目を挙げ、最後の秋のリーグ戦を好発進した。理想が高いからこそ、シャットアウトも松葉の喜びは控えめだ。「結果としてはよかった」。春はなかった完封で挙げた大学通算27勝目にも「下半身の粘りとか、細かい部分を修正しないと」と反省の言葉が口をついた。国内11球団18人のスカウトがネット裏に集結した秋のリーグの開幕戦。6回、安打に味方の失策も絡んで、1死二、三塁のピンチを迎えてからが、左腕の見せ場だ。相手の3、4番に対し、阪神・畑山スカウトが「ピンチで彼らしい球が来てた」と評したようにギアを上げると、ともに中飛に仕留めた。最速148キロの直球に、スライダーも有効に使って被安打は4。「打者との駆け引き。打者を観察できた」。1死球だけで四球はゼロ。確かな制球力も披露した。8月に訴えた腰痛は完治。「左やしね。また見に来ないといかんね」と楽天・吹石チーフスカウトも高く評価した。「プロにアピールできる、最後のチャンスですから」と松葉。最後の秋、自分自身をさらに磨いていく。
■ 大体大・松葉、阪神戦登板!3回無失点(スポーツ報知) 12/8/13
今秋のドラフト上位候補左腕の大体大・松葉貴大投手(4年)が12日、プロアマ育成試合・阪神戦(鳴尾浜)で登板し、3回を無失点に抑えた。5回から2番手でマウンドに上がり、5安打を打たれながら粘りの投球。腰痛のために調整が遅れていたが、最速は147キロをマークし「この夏、初実戦で本来の調子ではなかったけど、抑えられたことは自信になる」と手応えを口にした。視察した阪神・畑山スカウトも「上位候補に入ってくる。しっかり投げられていた」と高い評価を与えていた。
回数 被安 奪三 四死 自責
阪神2軍: 3 5 2 0 0 147㌔
■ 大体大・松葉が完封2勝、MVP…5リーグ対抗戦(スポーツ報知) 12/7/3
阪神大学が関西六大学を4―0で下し、自らが持つ大会記録を更新する4連覇を果たした。今秋ドラフト上位候補の149キロ左腕、大体大・松葉貴大(4年)が7安打完封。1失点完投した1回戦の関西学生戦に続く大会2勝目を挙げ、最優秀選手に選ばれた。阪神大学の今秋リーグ戦優勝校には、秋の明治神宮大会出場を懸けた関西地区大学野球選手権のスーパーシードが与えられる。松葉のための大会だった。何度も得点圏に走者を出しながらも要所を抑える貫禄の投球で、今季初の完封勝利。「調子自体良くない中で抑えられたのはよかった」と、135球の熱投を笑顔で振り返った。厳しい条件の中で力強さを見せた。3日前に128球で完投したばかりだが、この日も猛暑の中で9回を投げ切った。視察した阪神・畑山スカウトは「中2日でもしっかり投げられた。力がついてきたね」と目を細めた。圧巻の投球を見せたが満足はしていない。「自己採点は70点。上のレベルでやるには、もっと細部まで詰めていかないといけない」。プロでの活躍を見据えて、大学最後のシーズンとなる秋に挑む。
対抗戦 回数 被安 奪三 四死 自責
関西学生 9 6 7 2 0 143㌔
関西六大 9 7 11 2 0
18 13 18 4 0 防0.00
被安打率6.50 奪三振率9.00 四死球率2.00
■ 大体大・松葉1失点完投勝利…5リーグ対抗戦(スポーツ報知) 12/6/30
関西5リーグのオールスターメンバーによる対抗戦が開幕し、4連覇を目指す阪神大学は今秋ドラフト上位候補左腕、大体大・松葉貴大(4年)が6安打1失点で完投。関西学生を2―1で破り、準決勝進出を決めた。松葉が大人の投球を見せつけた。最速149キロを誇る直球は、ネット裏に陣取ったスカウトの計測では143キロ止まり。初回から縦のカーブとスライダーを多投し計10個のゴロを奪うと「普段と違うスタイルを試そうと思った。省エネで投球できた」。“ニュー松葉”に手応えを感じ取った。今春の不調を乗り越え、大学選手権では初戦の三重中京大戦で全国初勝利。再びドラフト上位戦線に名乗りを上げたが、慢心はない。「4回生になって相手も配球などを研究してくる。もうひとつ、自分にパターンがあればと思って」。他リーグの強打者を相手に、本格派のイメージを覆す懐の深さをのぞかせた。視察した巨人・渡辺スカウトも「よく組み立てていた」と評価。今大会で優勝したリーグには、秋の明治神宮大会出場をかけた関西地区大学選手権でスーパーシードが与えられる。再び大舞台で勝利を味わうため進化を続けていく。
■ 大体大・松葉13K“4度目の正直”全国1勝(スポーツ報知) 12/6/14
大体大の今秋ドラフト上位候補左腕・松葉貴大が、全国大会“4度目の正直”で悲願の初勝利を手にした。三重中京大の154キロ右腕・則本昂大との投手戦を延長タイブレークで制し、9回2/3を6安打1失点の13Kの好投。こん身のガッツポーズだった。2年連続で突入した延長タイブレークで1点を勝ち越した10回2死満塁。大体大・松葉はスライダーで13個目の三振を奪い、四股を踏むようにがに股で両拳を握った。「全国4度目の登板で初めて勝てた。気持ちが爆発しました」。自責0で負けた昨春、サヨナラ本塁打を浴びた昨秋の悪夢を熱投で振り払った。復活の投球内容でドラフト上位戦線に再浮上だ。不調に悩んだ今春はリーグ中盤から2時間の走り込みを練習に追加。食生活では好きなラーメンを控え、毎朝8時に起きるなど不規則だった生活を見直すことから始めた。この日はフォームに好調時の躍動感が戻り、自己最速タイの149キロもマーク。巨人・益田スカウトも「本来の松葉に戻った」とうなずいた。東洋大姫路高時代に「2番・右翼」で出場した08年センバツ準決勝で沖縄尚学高・東浜(現亜大)の前に無安打で敗退。大学で投手に再転向後、その立ち居振る舞いを手本としてきた。「プロ一本ですが、今はチームのために何ができるか。この勢いで優勝したい」。決勝で投げ合う目標へ、まずは第一関門を突破した。
最速147キロの直球を軸にした好投に、オリックス長村編成部長は「これくらいキレのある球を投げられたら十分上位候補」と評した。(日刊スポーツ)
阪神スカウトのスピードガンで147キロをマークした。八回から左腕にハリが出たが「最後まで投げ切ってやると思っていた」と集中。今年はリーグ戦で調子が上がらず苦しんだが、生活から見直して復調した。思うように投げられた」と振り返った。阪神・畑山スカウトは「本来の持ち味が出てきた。秋までいろんな投手を比較できるので楽しみ」と話した。(デイリースポーツ)
149㌔は打球速度のような気もします。ざっと見たところ最速143㌔、常時130㌔台後半から
140㌔前後といったところでした。今大会の東京ドームスピードガンは辛めの印象ですね。
■ 大体大3季連続V!松葉2失点完投、次は全国1勝だ(スポーツ報知) 12/5/21
阪神大学リーグは大体大が天理大を下し、3季連続31度目の優勝を果たした。今秋ドラフト上位候補の149キロ左腕・松葉貴大(4年)が8安打を浴びながらも2失点完投。全日本大学選手権に3年連続15度目の出場を決めた。3点リードの9回は2死満塁のピンチ。二ゴロに仕留めた松葉は、安どの表情でV3を仲間と分かち合った。「エースの最低限の仕事しかできなかった」。4勝2敗の成績に左腕は反省の言葉を繰り返した。開幕から球が走らず、6日に2敗目を喫した。中野和彦監督(53)は「ウエートを一生懸命こなし、柔らかさをなくした」とトレーニング過多を指摘。今月上旬以降は毎日1時間以上の走り込みで体をほぐし、復調に励んだ。ネット裏では6球団がチェックし、楽天・早川スカウトアドバイザーは「出どころが見づらい。(東京)六大学相手でも通用するんじゃないか」と好評価した。これまで全国大会は3度の先発もすべて黒星で「神宮では0に抑えたい」と松葉。聖地での1勝を足がかりにドラフト戦線でも浮上してみせる。
12春 回数 被安 奪三 四死 自責
甲南大 先 10 3 18 0 0 ○ 144㌔
関国大 先 9 9 5 5 3 ● 144㌔
先 8.2 7 5 6 4 137㌔
大産大 先 9 7 9 4 2 ○
関外大 先 9 5 10 1 2 ●
先 9 2 8 4 3 ○ 144㌔
天理大 先 9 8 8 1 1 ○
63.2 41 63 21 15 防2.12
被安打率5.80 奪三振率8.91 四死球率2.97
■ 3連覇に王手の大体大 エース松葉「自分が決める」(MSN産経) 12/5/17
阪神大学野球リーグで大阪体育大が優勝に王手をかけている。20日からの天理大戦で1勝すれば、昨春からの3連覇。復調気味のエース松葉貴大(たかひろ)は「ここまでチームに迷惑をかけた。優勝を決める1勝は必ず自分が決める」と意気込んでいる。リーグ序盤、松葉は苦しんだ。球にキレがない。昨春1・91、昨秋1・24だった防御率も、今春はここまで2・30。直球が140キロを超えることが少なく、中野監督は「腕をうまく振ることができなかった」と話す。練習熱心な松葉だが、上体に力が入ったまま投球練習をしていた。そのため肩甲骨の周りの筋肉が固くなり、本人が気づかないうちに肩の可動域が小さくなっていた。リーグ序盤、神港学園時からお世話になっているトレーナーから指摘され、調整方法を変えた。全体練習後、約2時間走った。週5日ほどランニングメニューを入れることで、昨年までの腕の振りが戻ってきた。8日の関西外大戦では一回に3点をとられたが、「二回から開き直って投げると、いい感覚が戻ってきた」と松葉。直球は最速144キロ、カーブは大きく割れ、関西外大は手も足も出なかった。この試合を観戦していた日本ハム、楽天、巨人、広島などのプロ球団スカウトは「ようやく昨年のいいときに戻った」と絶賛。スカウトの1人は「今季は調子が悪く、リストから外そうとも考えたが、今日の投球をみれば、やはり上位リストの選手だ」と話した。松葉の目標は6月12日からの大学選手権での優勝。それも夢ではないと感じさせるほど、球威が戻ってきている。
■ 大体大サヨナラで3連覇に王手!松葉完投25勝(スポーツ報知) 12/5/9
大体大が3回戦で関西外大に4―3でサヨナラ勝ち。勝ち点を4とし、リーグ3連覇に王手をかけた。ドラフト上位候補の149キロ左腕・松葉貴大(4年)が9回3失点完投で大学通算25勝。初回に3失点したが、2回以降は1安打無失点。打線は9回に3番・大畑建人(3年)がサヨナラ打を放って、エースの力投に応えた。大体大は20日から南港で行われる天理大戦に1勝すれば優勝、2連敗なら天理大が、05年春以来の優勝が決まる。大体大・松葉がエースの意地で今季3勝目を手にした。初回に制球が定まらずに3四球を与え、ヒットは1本で3失点。それでも「思い切り投げよう、と開き直った。気持ちがボールに入った」という2回以降はテンポ良く、最速144キロの直球中心に9回で8三振を奪った。開幕から不調が続いていた左腕は「最後は0点に抑えたい」と天理大との大一番に意気込み。5球団が視察し、巨人・熊野スカウトは「腕の振りが良くなってきた」と復調を評価していた。
■ 大体大・松葉、力投報われず2失点完投負け(スポーツ報知) 12/5/7
今秋ドラフト候補の149キロ左腕、大体大・松葉貴大(4年)は2本塁打を浴びて2失点完投負け。5安打10奪三振と力投したが、今季2敗目。打線も関西外大の144キロ右腕・石田龍平(3年)に6回まで完全に抑えられ、1安打完封を許した。大体大・松葉が2発に沈んだ。白熱の投手戦の中、6、7回にソロを許し「外野フライかと思った」と首をかしげた。今季は開幕から不調に悩み、4月下旬からは毎日2時間のロードワークに励むなど試行錯誤が続く。この日も日米10球団のスカウトが視察。阪神・畑山スカウトは「直球は戻ってきている」と話し、本人も「久しぶりにいい感じで投げられた」と復調へ手応えも得ていた。
阪神、巨人、米マリナーズなど日米10球団15人が視察する中、10三振を奪ったが5安打2失点で今季2敗目。(デイリースポーツ)
二枚看板・宮川将が今日の試合で5勝目といい働きを見せていますね。
関西外大・石田龍平もプロから評価されるほどの好投手のようで明日の試合も注目です。
■ 松葉→宮川“ドラフト候補リレー”で大体大サヨナラ勝ち(スポニチ) 12/4/17
阪神大学野球リーグの第3節3回戦が16日に行われ、大体大が関西国際大を下して勝ち点2とした。阪神、巨人など7球団11人のスカウトが見守る中、先発・松葉貴大投手(4年=東洋大姫路)から宮川将投手(4年=大体大浪商)につなぐ執念の“ドラフト候補リレー”を展開し、延長10回サヨナラで競り勝った。2本柱が踏ん張った。中1日で先発の松葉は本調子にほど遠く、最速も137キロどまり。それでも変化球を多投し、8回まで1失点と試合をつくった。9回に疲労がピークに達して2点差に迫られ、なおも2死満塁のピンチを招くと前日15日に完投した宮川が救援。直後に同点とされたが、後続を断った。右腕は慣れない抑え役で通算23勝目。2人は「チームが勝ってよかった」と口を揃え、3連覇を視界にとらえた。
■ 大体大・松葉が5四死球で2季ぶり黒星…阪神大学(スポーツ報知) 12/4/15
今秋ドラフト候補の大体大・松葉貴大投手(4年)が関西国際大戦に先発し、9回9安打3失点で自身2季ぶりの黒星を喫した。巨人、阪神など8球団16人のスカウトが視察に訪れた中で5四死球と制球力に欠け、3季連続Vを占う大事な初戦を落とした。天理大はエース・藤谷修平(3年)が関西外大を3安打完封し、開幕3連勝を飾った。
■ ドラ1候補の松葉が始動 東浜を追い越す!(デイリースポーツ) 12/1/11
大体大の今秋ドラフト1位候補で149キロ左腕の松葉貴大投手(3年)と、147キロ右腕の宮川将投手(3年)が10日、大阪府泉南郡の同大グラウンドで始動した。松葉は「上位指名されるためには全国大会で勝って、大学No.1投手と呼ばれるようになりたい。東浜(巨投手=亜大)を追い越さなければ」とライバルの名前を挙げた。宮川は「昨夜家族と話し合い、プロ志望届を出すことに決めた」とプロ宣言。ソフトバンク・若井スカウトが視察に訪れた。
■ 大体大・松葉 最速149キロ左腕は「阪神ファン」(スポニチ) 12/1/2
大体大・松葉は1メートル80、75キロの恵まれた体格から最速149キロの直球を投じる本格派。「今年(2011年)は春秋と全国に出ながら勝てない悔しさを味わった。来年こそは全国で優勝したい」と決意新たにドラフトイヤーに臨む。大学には外野手として入学。大学の先輩・上原(レンジャーズ)と似た道を歩み、ドラフト上位候補に成長した。東洋大姫路では1年秋から背番号1を背負うも、1年冬の投げ込み過多で左ひじ剥離骨折。「野球を辞めようか」とまで思い悩んだ末、2年秋から外野手に転向した。3年春センバツでは「2番・右翼」として4強入りも、投手として脚光を浴びることはなかった。それが大学1年春のリーグ戦中に左投手対策として打撃投手を務めたことで、中野監督に見いだされた。1年秋から投手に再転向すると3年秋までに22勝。東海大仰星で投手としての芽が出ず外野を兼任し、大体大で頭角を現した上原とは“回り道”した末に大学で台頭した点が共通する。ただ、本人は「上原さんと自分では次元が違います」と自嘲する。「上原さんは大学時代、ほとんど直球だけで相手を抑えていたと聞きました。今の自分は直球だけではとても無理」とレベルの差を痛感。そして今オフの課題には直球の強化を掲げた。走り込みとウエートトレーニングで下半身を鍛え上げ、球質、制球力の向上を図る。進路はプロを希望し、「小さい時から阪神ファン」と話す。11月の明治神宮大会は初戦敗退も、東北福祉大相手に8回0/3を投げ3安打1失点。自己最速を更新する149キロを投じてスカウト陣の評価をさらに上げた。挫折の味を知る苦労人・松葉が、“ドラ1ロード”を駆け上がる。
■ 大体大・松葉、サヨナラ被弾も来秋ドラ1へ名乗り(スポーツ報知) 11/11/26
高校、大学ともに4強が出そろった。大体大のエース左腕・松葉貴大(3年)は、自己最速となる149キロを計測するなど、散発3安打で11奪三振1失点と力投。9回にサヨナラ弾を浴び、観戦に訪れていたOBのレンジャーズ・上原浩治投手に白星を贈ることはできなかったが、来秋のドラフト1位候補に名乗りをあげた。右翼席に消える白球をぼう然と眺めていた。0―0の9回。大体大・松葉が一発に泣いた。「最後は握力がなく、直球を選択した。まだ弱いということ」。昨年、今年の選手権に続いて自身全国1勝はお預け。それでも8回まで2安打11Kの快投で、来秋ドラフト戦線の主役候補に躍り出た。東洋大姫路では「2番・右翼」でセンバツに出場。大学1年時に打撃投手を務めたことをきっかけに投手に再転向し、野手出身を物語る背番号「36」の180センチ左腕はリーグ戦22勝の大黒柱に成長した。この日は気温14度の中で自己最速を1キロ更新する149キロをマーク。ネット裏では「来年の1位」の声が上がり、ソフトバンク・永山スカウト部長は「順調に成長している」とうなずいた。
■ 大体大・松葉が大学通算20勝目(デイリースポーツ) 11/9/11
2季連続優勝を目指す大体大が天理大を1‐0で下し先勝した。来秋ドラフト候補左腕の大体大・松葉貴大投手(3年)は2安打8奪三振で大学通算20勝目を挙げ、通算8完封とした。連盟最多勝記録は大学の先輩・上原浩治(現レンジャーズ)の36勝。「20勝は自信になるが、これからの勝利が大切」と謙虚に語った。日米7球団のスカウトが視察。メッツ・大慈弥スカウトは「左だし、来年楽しみな逸材」と評価していた。
■ “ドラ1候補”大体大・松葉13K!2季連続Vへ発進(スポーツ報知) 11/8/29
大体大のMAX148キロ左腕・松葉貴大(3年)が9回2安打1失点。13奪三振の快投で通算19勝目だ。巨人、阪神、中日の3球団が「来年の1位候補」(巨人・益田スカウト)として見守る中、新球のツーシームを公式戦で初めて投げ「打たせて取ることができた」と手応え。東洋大姫路高時代は外野手。今夏から本格的な下半身トレを取り入れ始め「能力の向上につなげたい」と2季連続Vとさらなる成長を期していた。
■ 大体大・松葉が魔球で関六料理!阪神決勝進出だ(スポーツ報知) 11/6/25
2試合が行われ、阪神大学は来秋のドラフト上位候補左腕、大体大・松葉貴大(3年)が先発して5回2安打2失点(自責0)と好投。関西六大学を8―6で振り切り、決勝進出を決めた。旧敵から教わった魔球を操り、松葉が進化を見せつけた。初回2死。3番打者への真ん中の球を手元で変化させ、三ゴロ(失策)に。実戦で初めて投げたツーシームに「甘いコースでも打者が打ち損じた。使っていけると思う」と、左腕は胸を張った。緊急招集された17~19日の大学日本代表選考合宿(平塚)で、亜大・東浜巨(3年)と再会。08年センバツ準決勝で兵庫・東洋大姫路の「2番・右翼」として、沖縄尚学のエース・東浜と対戦。4打数無安打に抑えられ、敗退した。その戦友が紅白戦で投げた変化球に興味を持った。「あのボールは何?」。思い切って尋ねると、握り方を教えてくれた。視察した巨人・山下スカウト部長も「変化球をひとつ覚えると、もっと投球に幅が出る。来年が楽しみ」と評価。「合宿で、球が速いだけの投手は全国にゴロゴロいると分かった。変化球の制球を磨いていかないと」と松葉。新魔球をひっさげて、さらなるブレークを果たす。
5リーグ対抗戦:関西六大学 5回 被安2 奪三8 四死0 自責0
■ ドラフト1有力、再転向エース(MSN産経) 11/6/20
今月行われた全日本大学野球選手権に出場。2回戦となった9日の道都大戦に先発し、9回を無失点で抑えたものの、延長十回以降のタイブレークの末、十一回で2-3で敗退した。それでも試合終盤に145キロの速球を投げ、能力の高さをみせつけた。高校1年のとき、肘を痛めて外野手に転向。甲子園でも野手で活躍した。教師になりたくて大阪体育大に進学。すぐに野球部に入った。肘には何の問題もなかったが、「痛めた部位が肘なだけに、自分から投手をやりたいと言う勇気がなかった」。だが思いがけないチャンスが来た。関西国際大のエース左腕松永対策として2009年春、外野手として入学したばかりの松葉が打撃投手にかり出されたのだ。いい球を投げた。「投手をやらせた方がいい」との選手の声を聞き、中野和彦監督は大胆な起用を思い立った。同年の5月12日の大阪産業大戦、いきなり2死満塁でマウンドに上がることになった。押し出しの四球を出し、打者1人で降板。しかし、「悔しかった。投手としてやり直すという気持ちになりました」。気持ちに火がついた。その年の秋に4勝。翌年からは同学年の右腕、宮川将とともにチームを引っ張り、今春には最優秀選手にも輝いた。ただ投手経験が不足しているため、昨年は後半にスタミナが切れ、痛打を浴びることが多かった。そのため今オフは走り込みと脇腹を鍛える運動を徹底的に行った。その成果が出て、球速もアップして最速148キロ。カーブは縦に落ち、制球もいい。阪神、オリックス、横浜、巨人、楽天などのスカウトからは、早くも「来年のドラフト1位候補」という評価も聞こえてくる。
■ 大体大が8強逃す/大学選手権(日刊スポーツ) 11/6/9
大体大がタイブレーク制による延長11回の対戦の末、道都大に敗れ、06年以来の8強を逃した。9回までは両チームともに無得点。延長10回に道都大に2点を先行されたが、その裏に4番・松本敬弘外野手の2点適時打で追いついた。だが同11回に犠飛で1点を先行され、力尽きた。11回を完投した松葉貴大(3年)は「スライダーがベルト付近に甘く入ってしまった。悔しいけれど勝負どころでの投球など勉強になりました」と語った。
■大体大が逆転で2季ぶりV!松葉1失点完投(スポーツ報知) 11/5/27
1勝1敗で迎えた阪神学生野球リーグのV決定戦は、大体大が関西国際大に逆転勝ちし、2季ぶり29度目の優勝を果たした。来秋ドラフト候補のMAX148キロ左腕、松葉貴大(3年)が4安打1失点完投で、大学通算18勝目。全日本大学選手権へ2年連続14度目の出場を決めた。大体大の平松広大(4年・新居浜東)が打率・500で首位打者を獲得。55シーズンぶりに5割打者が誕生した。松葉は人生初めての胴上げ投手に号泣。「勝って泣いたのは初めて。ピッチャーっていいですね」。東洋大姫路高では、2番・右翼で08年のセンバツに出場。外野手から大学入学後に投手に転向したのはOBの上原浩治(現オリオールズ)と同じ。中野和彦監督が「上原に近づくだけの練習はしている」と、エースの努力を評価するように、この1年で身長は3センチ伸びて180センチになり、走り込みの成果で球速も3キロアップしてMAX148キロに。著しい成長を続けている。 昨年の大学選手権は初戦の東海大戦で先発して6回途中で6失点KO。「今年は借りを返すつもり。出るからには日本一を目指します」と松葉。遅咲き左腕が2度目の全国で進化を証明する。
昨年の選手権では好素質を感じさせながら雨中の試合ということもあってか甘く入った球を
とらえられ6回途中KOでした。2度目の全国での投球に注目です。
■ 大体大が開幕5連勝/阪神大学(日刊スポーツ) 11/4/30
2季ぶりの優勝を目指す大体大が天理大に快勝し、開幕からの連勝を5に伸ばした。来秋のドラフト候補に挙がる左腕エースの松葉貴大(3年)が、9安打されながらも完封勝利。4度得点圏に走者を背負ったが適時打を許さなかった。大学通算7度目の完封勝利に「初戦に投げさせてもらっているので、そこはしっかり取らないと」と、務めを果たした。
■ 大体大・松葉4回を無安打!阪神大学が連覇(スポーツ報知) 10/6/29
阪神大学が京滋大学を逆転で破り、2年連続4度目の優勝を飾った。6回からリリーフした松葉貴大(大体大2年)が4回を無安打無失点に抑えた。最優秀選手は阪神大学の松永昂大(関西国際大4年)、敢闘賞は京滋大学の三島之拡(佛教大4年)がそれぞれ受賞。優勝した阪神大学の今秋リーグ戦優勝校には、11月の明治神宮大会出場をかけた関西地区大学野球選手権のスーパーシードが与えられる。最終回を6球で投げ切ると、松葉は両拳を握りしめた。08年センバツに出場した東洋大姫路高から外野手として大体大に入学。その直後、「松永対策」として打撃投手を任されたところ、マウンド適性を見いだされ、あれよあれよという間にエースに上り詰めた。今大会であこがれの左腕と初めて“チームメート”となり、「ピンチでもマウンドで笑顔。余裕がある」と、先輩の強心臓ぶりに改めてほれ込んだ。春のリーグ戦を制し、全日本大学野球選手権に出場。今大会でも胴上げ投手になった。「レベルの高いところでやれて、自分の可能性が把握できた。秋が肝心になってくると思います」。高校1年で投手をあきらめ、再転向してからまだ1年あまり。左腕がさらなる進化を見せる。
5リーグ対抗戦:京滋 4回 被安0 奪三2 四死1 自責0
■ 大体大・松葉、公式戦初の屈辱1試合2被弾(スポーツ報知) 10/6/10
大体大は6回2死一、三塁、エース左腕・松葉貴大が伊志嶺翔大に決定的な3ランを右翼ポール際に運ばれると、マウンドで苦笑い。「真ん中低めのボール球をあそこまで持って行かれたら、どうしようもない」。1試合2被弾も公式戦で初の屈辱。「東海大とは秋(明治神宮大会)も当たる可能性がある。大きな目標ができました」。外野手から投手に転向して1年強の成長株は、リベンジを誓った。
「球が低めに決まったときは全国でも通用する。逆に無駄な四球は大きな反省材料です」と制球力の大事さを痛感し、大学初の神宮をあとにした。(日刊スポーツ)
■ 大体大、8季ぶりの優勝に王手! 阪神大学野球(スポニチ) 10/5/13
大体大が勝ち点4で単独首位に立ち、06年春以来8季ぶりのリーグ優勝に“王手”をかけた。先発・松葉(2年=東洋大姫路)が8回3安打無失点と好投し、関国大・松永との好左腕対決を1-0で制した。今季5勝目を挙げた最速143キロの2年生左腕は「試合前から気合が入っていた」と振り返った。中野監督は「松葉がよく投げた。あと1カード何とか勝って勢いに乗って神宮に行きたい」と力を込めた。次節の関外大戦で勝ち点を挙げれば、完全優勝となる。
現在松葉が5勝、右腕・宮川が3勝、2年生投手二人の活躍が光りますね。
今季はやや制球が乱れ気味でしょうか。
8試合58.1回を投げ疲労もあるでしょうが全国大会出場に向けもう一踏ん張りですね。
■ 関西国際大の優勝持ち越し(神戸新聞) 09/10/23
第6節1回戦は、関西国際大が大体大に1-2で敗れ、春秋連続優勝は持ち越しとなった。勝てば優勝のチャンスがあった関西国際大だが、打線が振るわず、ソロ本塁打の1点のみ。エース松永を援護できずに1点差で惜敗した。「打力はもともとない」と鈴木監督。相手の先発・松葉(東洋大姫路高出)の立ち上がりを攻め、三回までは毎回安打を放ったが、送りバントの失敗などもあって好機を逃し続けた。松葉が立ち直った四回以降は無安打に抑えられた。
こんな投手がいたんですね。安定したコントロールに加え直球も140㌔出るようです。
今春もOP戦では明大を7回0封とのことで引き続き活躍を期待出来そうですね。
プロフィール
兵庫県姫路市生まれ。松葉 貴大(まつば・たかひろ)投手。
小学3年から投手として野球を始める。
香寺中時代は姫路ボーイズに所属。
東洋大姫路では2年秋から右翼手レギュラー。
1年秋に背番号1を獲得するも、冬場の投げ込みで左肘を痛め外野手転向となった。
3年春選抜では2番打者として4強入りに貢献(4試合打率.154、13打数2安打)。
八頭戦で決勝点につながる貴重な内野安打を記録している(1対0で勝利)。
3年夏は優勝候補筆頭と目されながら、北条高に0対4で敗れ西兵庫大会2回戦敗退。
卒業後は教員免許取得を目指し、大阪体育大への進学を決めた。
当時のエースに佐藤翔太投手(現東洋大)。
大阪体育大進学後は1年春からリーグ戦に出場。
関西国際大の左腕松永昂大(現大阪ガス)対策として打撃投手を任された際の投球が、
首脳陣・対戦した打者から高く評価され、5月から再び投手を務める。
秋には先発で4勝(4完投2完封)、防御率0.38(1位)の好成績を残し敢闘賞を獲得。
関国大戦では松永と投げ合い5安打1失点完投勝利、4回以降無安打の好投を披露した。
2年春以降は先発1番手に定着し、4年春までにリーグ通算26勝(24完投8完封)を記録、
4度の優勝を達成し、2年春・3年春にMVP、3年秋・4年春に最優秀投手賞を受賞している。
全国大会には2年春・3年春・4年春の大学選手権、3年秋の神宮大会に出場。
2年春は初戦の先発を任されるも、制球の甘さから2発を浴び、6回途中5四死球6失点でKO。
3年時は2回戦の先発として好投したが、いずれも接戦を落とし全国初白星はならず。
春は道都大を9回5安打1四球無失点に抑えながら、タイブレークの10・11回に3失点(自責0)、
秋の東北福祉大戦では149㌔を記録、8回を散発2安打11奪三振無失点に封じながら、
9回裏先頭に甘く入った143㌔直球を捉えられ、痛恨の右越えサヨナラ弾を浴びている。
4年春初戦で三重中京大・則本昴大との投手戦を制し、延長10回6安打1失点完投勝利。
高め直球を右翼席に打ち込まれ先制されたものの、その後は無失点に抑え全国1勝を挙げた。
3年夏に日米大学野球の日本代表候補選考合宿に参加(本メンバー入りはならず)。
プロ相手には4年8月の阪神との交流戦に中継ぎ登板、3回5安打無失点の粘投を見せた。
リーグ通算47試合、26勝12敗、358回1/3、312奪三振、防御率1.61。
180cm77kg、まとまりのある好左腕。
ノーワインドアップから繰り出す最速149㌔、常時140㌔台前半から後半の切れの良い直球と
120㌔台の2種類のスライダー、100㌔台の落差の大きいカーブ、130㌔台のツーシーム。
癖の少ない投球フォームでコントロールはまずまず。
緩急を付け打たせて取る投球に持ち味。
遠投100m、50m6秒2。
スカウトコメント
阪神・中村GM|12/10/21
「(能見に似ているか、と問われて)確かにそう。大舞台に強いところをもっているみたいだね。他のチームがどれだけ評価しているかも探っていかないと」
「体力がつけば面白い。可能性を秘めた投手」
ロッテ・永野チーフスカウト|12/9/25
「まっすぐに似た軌道のツーシームがいい。打者のレベルが上がるほど有効になる」
巨人・山下スカウト部長|12/9/18
「即戦力になる投手」
阪神・畑山スカウト|12/9/18
「内容のある投球。外の球でゴロに打ち取るところがよかった」
阪神・畑山スカウト|12/9/16
「調子がよくない中でも要所をうまくまとめている」
阪神・畑山スカウト|12/9/2
「ピンチで彼らしい球が来てた」
楽天・吹石チーフスカウト|12/9/2
「打者との駆け引き。打者を観察できた」
阪神・畑山スカウト|12/8/13
「上位候補に入ってくる。しっかり投げられていた」
阪神・畑山スカウト|12/7/3
「中2日でもしっかり投げられた。力がついてきたね」
巨人・渡辺スカウト|12/6/30
「よく組み立てていた」
巨人・益田スカウト|12/6/14
「本来の松葉に戻った」
オリックス・長村編成部長|12/6/14
「これくらいキレのある球を投げられたら十分上位候補」
阪神・畑山スカウト|12/6/14
「本来の持ち味が出てきた。秋までいろんな投手を比較できるので楽しみ」
楽天・早川スカウトアドバイザー|12/5/21
「出どころが見づらい。(東京)六大学相手でも通用するんじゃないか」
巨人・熊野スカウト|12/5/9
「腕の振りが良くなってきた」
阪神・畑山スカウト|12/5/7
「直球は戻ってきている」
ソフトバンク・永山スカウト部長|11/11/26
「順調に成長している」
メッツ・大慈弥スカウト|11/9/11
「左だし、来年楽しみな逸材」
巨人・益田スカウト|11/8/29
「来年の1位候補」
巨人・山下スカウト部長|11/6/25
「変化球をひとつ覚えると、もっと投球に幅が出る。来年が楽しみ」
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藤浪や松永に負けない活躍を期待します。
http://www.sanspo.com/baseball/news/20121021/tig12102105050005-n1.html
スカウトの高評価を考えると2順目には指名されていそうです
個人的には関西国際大・益田の成長ぶりにも興味がありましたが。
松葉投手は新球ツーシームを全国の舞台で披露ですね。
大産大 9回 被安5 10奪三 4四死 自責1(失点3) ○
4試合に先発して4勝4完投は素晴らしいですね。
優勝も決まりましたし、残る関国大とのカードにも勝って全国で活躍してもらいたいです。
内容は被安打4、四死球3、奪三振11でした。
これで早くも3勝目です。
奪三振6、四死球も1と安定感抜群。
なかなかに興味のそそられる選手です。
投球イニングを見ればコントロールだけでなくスタミナも十分なようですね。
力のある大学相手にも堂々のピッチング。
ストレートの威力が上がれば2年後、佐藤翔太と共にプロ入りというのもありえそう。
一つ気になるのは肘の状態。
もう完治しているんですかね?