- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (03/27)
- 2023年選抜高校野球/注目選手プロフィール (03/27)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (03/27)
- 仲田 侑仁(沖縄尚学) (03/27)
- 徳弘 太陽(山梨学院) (03/26)
- 升田 早人(光高校) (03/26)
- 東恩納 蒼(沖縄尚学) (03/26)
- 阪神タイガース/ドラフト2023 (03/26)
- 日渡 柊太(富山GRNサンダーバーズ) (03/25)
- 大谷 輝龍(富山GRNサンダーバーズ) (03/25)
- 2026年ドラフト候補/大学生野手 (03/25)
- 2023年東都大学野球/注目選手プロフィール (03/25)
- 2026年ドラフト候補/大学生投手 (03/25)
- 川合 勇気(日本製紙石巻) (03/25)
- 福田 幸之介(履正社) (03/25)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (03/25)
- 石野 蓮授(報徳学園) (03/25)
- 2023年愛知大学野球/注目選手プロフィール (03/24)
- 上野 優斗(中部大) (03/24)
- 松石 信八(藤蔭) (03/24)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
最速149㌔直球とスライダー。4年時に年間13勝で春秋ベストナイン。リーグ新の通算30勝を挙げた。
2014年西武2位(契約金7000万円、年俸1200万円)
動 画
投手成績
11春: 6 1勝2敗 18.2 23 11 11 5.30
11秋: 9 3勝3敗 75.1 57 27 19 2.27( 5位)
12春: 8 2勝4敗 45.1 52 23 17 3.38( 8位)
12秋: 9 3勝3敗 55.1 49 15 11 1.79( 2位)
13春: 11 4勝5敗 82.2 67 35 27 2.94( 4位)
13秋: 8 4勝4敗 52.2 53 26 20 3.42( 7位)
14春: 9 7勝2敗 66 44 60 28 11 1.50( 2位)
14秋: 3 3勝0敗 24 10 17 4 2 0.75(予選)
14秋: 5 3勝1敗 37 20 32 15 8 1.95(決勝)
通算: 68 30勝24敗 457 410 184 126 2.48
奪三振率8.07 四死球率3.62
※ 14春秋:ベストナイン
最新記事
■ 西武D2位・佐野が入寮一番乗り「監督に言われた」(SANSPO) 15/1/5
西武のドラフト2位・佐野泰雄投手が5日、新人一番乗りで所沢市内の選手寮に入寮した。「大学の(大島)監督さんから『寮の解禁日に行け』と言われたので。早く行けば、練習もできますし」と一番乗りの理由を説明。9日からの新人合同自主トレは「同期に負けないように頑張りたい。(ドラフト1位の)高橋君(前橋育英高)は高校生なので、自分が引っ張っていけたら」と意気込んだ。荷物には、大学時代から愛用していた座椅子、現在読んでいるマリナーズの岩隈の著書「感情をコントロールする技術」を持参。「マウンドでは常に冷静でいないといけない。どちらかというと気迫を出すタイプだが、リキみに変わってしまう。内は冷静に、外は熱くいきたい」と早くも影響を受けている様子だった。
14秋 回数 被安 奪三 四死 失点
予選:常磐大 先 9 2 ○
:宇都宮 先 6 0 ○封
:作新大 先 9 0 ○封
決勝:常磐大 先 8 0 9 3 0 ○142㌔
:上武大 先 9 5 8 1 ○143㌔
:白鴎大 先 9 3 1 ○…リーグ新30勝目
:関学大 先 6 5 ●
:山学大 先 5 2 141㌔
代決:横商大 先 7.2 4 3 3 1 ●…打球を受けて降板
68.2 34 52 22 12 防1.44
被安打率4.46 奪三振率6.82 四死球率2.88
■ ドラ2佐野、侍入り熱望「レベルが高い中で投げたい」(スポーツ報知) 14/11/6
西武からドラフト2位指名されたタイ出身の平成国際大・佐野泰雄投手(21)が5日、埼玉・加須市内の同大で前田編成部育成アマ担当チーフらの指名あいさつを受け、将来の目標にWBC日本代表入りを掲げた。バンコク生まれの最速149キロ左腕は、タイ人の母・ウェウワンさん(48)と2歳のときに埼玉に移住。「タイ(泰)の英雄に」の願いが込められた名前で、WBCではタイ代表の資格を持つが、「生まれてすぐに日本に来たので、タイの思い出があまりない。日本代表になれるなら、レベルが高い中で投げたい」と侍スピリットを示した。投球のお手本はレオの歴代左腕トリオだ。カーブは工藤(現ソフトバンク監督)、スライダーは石井一を参考に磨く。投球フォームの教科書は1学年上の菊池。動画サイト「You Tube」で研究し、「同じ左投げで下半身の使い方を見ている。一緒にやってみたい」と共闘を心待ちにした。関甲新学生リーグでは1年春から68試合457回を投げ、歴代最多の30勝をマーク。中継ぎで即戦力の鉄腕は、「チームの何でも屋になりたい」と誓った。
2位指名の佐野泰雄投手(平成国際大)と契約金7000万円、年俸1200万円で入団合意した。佐野は「より一層気持ちが引き締まった。普段からプロの自覚を持って行動したい」と話した。金額は推定。(時事ドットコム)
30勝 佐野 泰雄(平国大) → 西武2014年2位
28勝 仲尾次オスカル(白鴎大) → ホンダ
27勝 高梨 裕稔(山学大) → 日本ハム2013年4位
26勝 加藤 幹二(白鴎大) → ヤマハ
24勝 大田 義朗(関東学) → 日本通運
22勝 五十嵐貴章(関東学) → JR東日本→ヤクルト2001年7巡
久保田智之(常磐大) → 阪神2002年5巡
吉村 健二(白鴎大) → ヤマハ
■ 【指名を待つ男たち(中)】大学生編 149キロ左腕!佐野泰雄(SANSPO) 14/10/21
この秋、大学生左腕で好投を続け、“ドラフト株”を高騰させているのが平成国際大・佐野泰雄投手(4年)だ。この日行われた関甲新リーグ優勝決定戦には登板せず、同大は1-2で上武大に敗戦。27日からの関東地区大学選手権に備えながら、ドラフトでの指名を待つ。ややスリークオーター気味のフォームから右打者の内角に食い込んでくる、いわゆる「クロスファイア」の直球の最速は149キロ。スライダー、チェンジアップ、カーブ、フォークボールと変化球も多彩で、スタミナも豊富。日本人の父親、タイ人の母親から受け継いだ柔軟性も魅力的だ。「大学での目標は神宮で投げること。そして次は上(プロ)でどれだけ投げられるかだと思っています」と希望を口にした。「ずっと見ている。真っすぐも変化球も同じ腕の振りで来る」と西武・前田チーフスカウトは高く評価。西武を筆頭に10球団がリストアップ。外れ1位や上位指名の可能性が高い。今秋、大学生でドラフト候補の左腕は、明大・山崎、法大・石田、中大・島袋、国学院大・田中と不振。相対的に佐野の評価が上昇した。埼玉・和光高出身と、高校、大学を通じて注目度が低く、使い減りしていないことをプラスとみるスカウトも多い。
【完投・完封記録】
1年秋:11/ 9/17 常磐大1回戦 2安打完封勝利
2年春:12/ 5/12 関学園1回戦 8回2安打0封
2年秋:12/ 9/ 1 上武大1回戦 6安打13K2失点完投勝利
:12/10/ 6 松本大1回戦 1安打完封勝利
:12/10/ 8 松本大2回戦 4安打1失点完投勝利
3年春:13/ 4/ 8 白鴎大2回戦 9安打2失点完投勝利
:13/ 4/30 常磐大4回戦 2失点完投勝利
:13/ 5/ 4 上武大1回戦 3安打完封勝利
:13/ 5/11 作新大1回戦 3安打完封勝利
3年秋:13/ 9/17 作新大2回戦 6安打完封勝利
:13/ 9/21 上武大1回戦 8回2安打1失点完投勝利
:13/10/14 常磐大2回戦 2安打完封勝利
4年春:14/ 4/12 常磐大1回戦 3安打1失点完投勝利
:14/ 4/19 上武大1回戦 5安打1失点完投勝利
:14/ 4/26 白鴎大1回戦 延長10回4安打2失点完投勝利
:14/ 5/17 山梨学1回戦 6安打2失点完投勝利
過去記事
■ ドラフト候補の平成国際大・佐野2失点(デイリースポーツ) 14/10/20
オリックスなどがドラフト上位候補に挙げる最速149キロ左腕、平成国際大・佐野泰雄投手(4年・和光)が2日連続で先発。六回途中2失点で降板したが、チームは延長を制して優勝決定戦に進んだ。決勝リーグ5試合目の先発で、最速141キロと疲れは隠せず。仲間に救われ「勝ってくれてよかった」と安どの表情だった。それでも、視察した中日・正津スカウトは「球速以上に伸びてくる感じ」と評価。佐野は、ドラフトを前に「リーグ戦に勝って、ドラフトがついてくると思う」と奮起を誓った。
■ 平成国際大の“プロ注”左腕・佐野、好投でリーグ新29勝目(スポニチ) 14/10/12
今秋ドラフト候補に挙がる平成国際大の149キロ左腕・佐野泰雄投手(4年)が1失点完投。リーグ新記録となる通算29勝目をマークした。 タイ人の母を持ち、タイ・バンコク生まれ。1メートル77、88キロとがっちりした体格も目を引く。ネット裏からは5球団8人のスカウトが熱視線を送った。相手は昨年の全日本大学選手権を制した上武大。「上武大の打者は引かない。内角をしっかり攻めようと思っていた」と最速143キロで内角をえぐれば、鋭いスライダーで空振りさせるなど5安打8奪三振。137球の熱投だった。「自分の勝ちよりも、チームが勝ったことがうれしい。エースなのでチームの勝ちを一番に考えていた」と大黒柱の責任感をにじませた。大島義晴監督は「暑さもあって、バテバテでしたね。でも佐野は、全試合自分が投げると宣言するようなガッツある選手。みんながそれに引っ張られているような気がする。4年生にとっては最後の上武大戦。納得してすっきりできる結果にしようと言っていた。良く投げてくれました」と力投をたたえた。視察した巨人・山下哲治スカウト部長は「即戦力だけど伸びしろもある。球の質は十分上位候補」と評価した。すでに10球団から調査書が届いており、上位指名は確実な状況。それでも「まずは関東選手権に出て優勝して、明治神宮大会に出る。そのために一つ一つやっていく」。決勝リーグ上位3校に与えられる関東地区大学選手権の出場権獲得に集中するつもりだ。
■ 母タイ人平成国際大・佐野は149キロ左腕(日刊スポーツ) 14/10/10
東都大学リーグ2部の日大・戸根千明投手は、フィリピン人の母を持つ最速147キロ左腕。関甲新学生リーグ最多タイの28勝(23敗)を誇る平成国際大・佐野泰雄投手は、タイ人の母を持つ最速149キロ左腕だ。ともに23日のドラフト会議で上位候補に挙がり、各球団から熱視線を浴びている。栃木・小山市にある白鴎大球場で、平成国際大・佐野が1つの節目にたどり着いた。東京から約80キロ離れたネット裏に編成トップを含む6球団13人が集まった7日の常磐大戦で、8回無安打無失点に抑え、リーグ最多タイとなる通算28勝に到達。177センチ、81キロの強い体で、4年間ケガなく投げ続けた勲章だ。タイ・バンコクで生まれ、タイ人の母ウェウワンさん(48)とともに2歳で埼玉に渡った異色左腕。中3の時に「もう当分行けないと思って」と、タイ旅行に行って以来、日本で野球一筋に打ち込んだ。和光高3年夏は3回戦で敗退。大学で結果を残し「野球を始めた時からプロになりたかった」と、夢をかなえるチャンスをつかんだ。今秋、自己最速を3キロ更新する149キロをマーク。右打者の内角へクロスに投げ込む直球が魅力で、同じ軌道から曲がりの小さいカットボールで空振りを奪う。カーブは元西武の工藤公康氏(日刊スポーツ評論家)、スライダーは元西武石井一久氏、チェンジアップは巨人杉内を参考。時代を彩った左腕をミックスすることを理想に掲げる。“地元”西武やオリックスなどが熱視線を送るなど、既に9球団から調査書が届いた。視察した日本ハム山田GMは「直球は140キロ台で、制球もまとまっている。左投手は貴重ですから、ドラフト上位候補になる」と高評価。80年の歴史を誇るプロ野球界でも極めて異例となる、タイ出身投手誕生が目前に迫っている。
■ 平成国際大・佐野8回無安打0封!(デイリースポーツ) 14/10/8
今秋ドラフト上位候補の左腕、平成国際大・佐野泰雄投手(4年・和光)が、決勝リーグ戦初戦の常盤大戦に先発。6球団13人のスカウト陣の前で、8回無安打無失点と、実力をアピールした。この日は最速142キロながら球威は十分。「一番自信のある球」という右打者の内角を突く直球やスライダー、外に落ちるチェンジアップで9奪三振。3四死球を反省したが「しっかり粘れたのはよかった」と、納得の表情を見せた。日本人の父とタイ出身の母を持つパワフルな左腕に、プロ側の視線も熱い。「直球も変化球も制球が良くてまとまっている。貴重な左腕で上位候補」と日本ハムの山田GM。ロッテ・諸積スカウトは「馬力があって、下柳さん(元阪神)みたいなタイプ」と評した。リーグ記録に並ぶ通算28勝目を挙げた大黒柱は、ノーヒットノーラン目前だったが、今後の戦いを見据えて八回を投げ終えて降板。それでも「後輩たちに経験してもらわないと」と貫禄のコメント。「一番はチームが勝つこと。優勝してプロに行きたい」と力強く宣言した。
■ タイ出身の平成国際大・佐野をリストアップ 最速148キロ左腕(スポーツ報知) 14/9/18
西武が今秋ドラフトの上位候補として、タイ生まれの平成国際大・佐野泰雄投手(21)をリストアップしていることが18日、分かった。投手陣の再建に向けて、最速148キロの異色左腕を徹底マークしていく。バンコク生まれ、地元・埼玉育ちの逸材が、レオの救世主候補に浮上した。関甲新学生リーグでは1年春から活躍し、今春は最多勝(7勝)とベストナインを獲得。豊富なスタミナに加え、落差の大きいカーブを武器に、現在までリーグ通算25勝を誇る。今年のドラフト戦線では貴重な即戦力左腕で、今秋に直球の自己最速を2キロ更新するなど伸びしろも魅力だ。今季の西武はリーグ4位のチーム防御率3・76と投手陣が力を出し切れず。球団幹部は「ドラフトは投手中心」と戦略を練る。先発左腕は菊池1人と手薄なだけに、補強ポイントとも合致する。球団では埼玉・和光高時代からドラフト候補だった佐野を密着マーク。平成国際大出身では、これまで山崎、平野、牧田を上位指名してきた。太いパイプも生かし、タイ人の母を持つ左腕に照準を定める。
■ オリ上位候補にタイ出身平成国際大佐野(デイリースポーツ) 14/6/24
オリックスが今秋ドラフト上位候補として、関甲新大学リーグに所属する平成国際大の146キロ左腕、佐野泰雄投手(4年)をリストアップしていることが23日、わかった。日本人の父とタイ人の母の間に生まれ、タイ・バンコク出身。177センチ、81キロとがっちりした体格の上手投げで、和光高時代もドラフト候補に挙げられた。大学通算24勝。全国大会出場経験のない同大では大黒柱的存在だ。今春はリーグ最多の7勝を挙げベストナインに選出された。カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク、カットボールと多彩な変化球も魅力だ。球団関係者は「粗削りな面もあるが身体能力はずばぬけている。いくらでも投げそうなタフな体力を持っている。優れた素材」と評価している。
■ 和光・佐野投手、13奪三振報われず(asahi.com) 10/7/19
最後の打者は中飛に倒れた。ゲームセット。ホームベース上で整列し、握手を交わした選手から健闘をたたえられると、こらえていた涙があふれた。1年の秋から和光のエースナンバーを背負う佐野泰雄。大会屈指の本格派左腕として注目された。この日も「調子は悪くなかった」。直球は伸び、カーブも切れた。奪三振13。だが、味方打線は、要所を抑える所沢北の主戦を打ちあぐねた。入学直後、熊井康二監督から「何キロ投げたいんだ」と聞かれ、「140キロ」と答えた。当時の球速は120キロを少し超す程度。「そうか、145キロを目指せ」。「とにかく腕を振れ」「みんなと同じトレーニングではだめだ。人一倍やれ」と監督に言われ続けた。球威は増した。ただ、制球に難があり、四球を重ねることも多かった。走りこみで下半身を強化。6キロの砂入りジャケットを羽織って走るといった努力を重ね、「四球は出しても抑えられるようになった」と自信がついた。昨年、新チームになってからは主将でもあった。だが、秋の新人戦では、背番号16に下げられた。「野球は一人でやるのではない。チーム全体をまとめてほしい」との熊井監督の思いがあった。今夏、主戦としても主将としてもチームを引っ張った。
■ タイ生まれの和光・佐野、9K勝利に「よっしゃー!」(スポーツ報知) 10/7/14
埼玉ではタイ生まれの今秋ドラフト候補左腕で和光の佐野泰雄が2失点9奪三振の完投で、8球団のスカウトをうならせた。バンコク生まれの雑草左腕がシード校をなぎ倒した。「よっしゃー!!」。佐野は雄たけびを上げながら、大粒の雨を切り裂く力投。朝霞に7安打7四死球を許したが、MAX140キロの直球と縦に落ちるカーブで9三振を奪った。フォームを崩し、6月の練習試合は1勝もできず。「開き直って、思い切り投げた。声は気合が入ってると自然に出ちゃうんです」とほおを緩めた。プロ注目の最速142キロ左腕だ。6人態勢で視察した巨人の山下スカウト部長は、「腕を大きく振れるし、右打者の内角へ投げ込む直球が良い」。広島・苑田スカウト部長も「左腕であんなに良いカーブを見たのは工藤(現西武)以来」と目を丸くした。高校から本格的に投手転向した。部員20人の野球では無名の公立校。「ほかに投手はいない。完投するしかない」と熊井康二監督(27)。週末は多いときで計4試合に先発する佐野は「年間100試合くらいは投げていると思う」。実戦で1日約200球を投げるうちに、球速は17キロアップ、独学で習得したカーブも磨きあげた。日本人の父とタイ人の母の間に生まれた。毎日、昼食は母・ウェウワァンさんが作るおにぎり8個。具は疲労回復にも効く「好物の昆布が多い」。和光の最高成績は県16強。「県8強、できればプロにも入りたい」と佐野。
10夏 回数 被安 奪三 四死 失点
2回戦:朝 霞 9 7 9 7 2 141㌔
3回戦:所沢北 8 6 13 3 2
17 13 22 10 4 防2.12(失点から計算)
被安打率6.88 奪三振率11.65 四死球率5.29
■ タイ出身142キロ左腕 和光・佐野にスカウト6球団集結(スポーツ報知) 10/5/3
和光(埼玉)の最速142キロ左腕・佐野泰雄(3年)が3日、流通経大柏との練習試合で先発し、9回無失点の力投。バンコク生まれのハーフ左腕が、集結した6球団スカウトの度肝を抜いた。威圧感あふれるフォームから鋭い直球が放たれる。落差のあるカーブも低めに決まった。昨夏千葉大会4強の強敵・流通経大柏を9回5安打無失点、9奪三振と封じた。それでも「調子は良くないです」と謙虚に言った。雑草だ。部員20人で3年生は3人しかいない無名の県立校。入学後、投手に専念し、走り込みの成果で直球の最速は17キロもアップした。昨秋、川口清陵との練習試合では20Kで完全試合も達成。熊井康二監督(27)からは「精神的支柱になれ」と主将を任され、メンタル面も強化された。ネット裏には巨人、阪神、広島、オリックス、ソフトバンク、西武が緊急視察。広島・苑田スカウト部長は「工藤や石井一もそうだが、カーブのいい左腕は大成する」と絶賛した。中学3年時には母・ウェウワァンさんとタイへ里帰りし、ムエタイのジムを見学。闘魂を注入した。最後の夏。夢のプロへ気迫全開で左腕を振る。
■ 「投高打低」色濃く(asahi.com) 09/7/31
序盤は、好投手による奪三振が目立った。2回戦では、和光の佐野泰雄投手(2年)が18三振を奪い、長谷川一夫投手(大宮工)が62年に作った1試合最多奪三振記録「21」に迫った。
2回戦:小鹿野 9回 被安2 奪三18 四死4 失点0
早い段階での敗退が続き実力の程がつかみづらい印象ですが毎回のように奪三振ショーを
披露で面白い投手ですね。まだ粗削りで夏までの成長に期待です。
プロフィール
タイ・バンコク生まれ。佐野 泰雄(さの・やすお)投手。
小学3年から外野手として野球を始め、高階中学校時代は和光シニアに所属。
2歳で日本に移住した。日本人の父とタイ人の母を持つハーフ。
和光高で本格的に投手を始め、1年夏から控えとしてベンチ入り。
1年秋の大会から主戦としてチームを牽引し、2年春の市浦和戦で2安打15K完封を記録する。
2年夏には県2回戦・小鹿野戦で2安打18奪三振4四死球完封勝利をマーク。
3回戦・栄北戦は1回4奪三振を記録するも、スタミナ切れを起こし6回1対11の大敗となった。
主将となった2年秋、3年春はともに接戦を落とし、南部地区予選初戦で敗退。
3年春の慶應志木戦では2安打17K、8回完投7四球3失点と、制球に大きな課題を残した。
1回に4三振を記録した一方、3四死球を出し、1・3塁から3度の重盗で3失点。
2年秋に夏4強の川口青陵から20三振を奪い、練習試合ながら完全試合を成し遂げている。
3年夏は2戦17回22K4失点の力投及ばず、所沢北に0対2で敗れ3回戦敗退。
142㌔左腕としてプロ複数球団から注目されたが、志望届は提出せず平国大進学を選択した。
2年夏、3年夏の県大会3回戦が最高成績。甲子園出場実績はなし。
平成国際大進学後は1年春からリーグ戦に出場。
1年秋のリーグ戦からエースとして起用され、3勝3敗、最多75.1回で防2.27(5位)の実績を残す。
全て先発で13試合中9試合に起用され、常磐大戦で初完投・初完封を記録。
4年間で68試合457回をこなすタフぶりを見せ、関甲新リーグ新の30勝(24敗)を積み上げた。
1年秋から7季連続投手ベスト10に入り、4年時に2季連続Aクラス浮上を達成。
春7勝(4完投)、秋6勝(5完投2完封)を記録し、2シーズン連続ベストナインを獲得している。
リーグの強豪・上武大・白鴎大相手にも、計8完投勝利(1完封勝利)をマーク。
2年秋・上武大戦で13三振2失点完投勝利、3年春の同カードで3安打完封勝利を記録し、
4年春の白鴎大戦で延長10回162球完投、4安打2失点サヨナラ勝利を挙げた。
2年秋のリーグでは高梨裕稔と投手戦を演じ、15回7安打1失点の力投を披露(完封負け)。
松本大1回戦で1安打完封勝ちの快投を見せている(5回まで無安打無失点)。
4年秋に出場した横浜市長杯は、横商大相手に7.2回1失点、完封負けで1回戦敗退となった。
通算68試合、30勝(21完投9完封)24敗、457回、410三振、防御率2.48。
178cm81kg、身体能力の高い本格派左腕。
ワインドアップから足を高く上げ、上体を前に傾けて重心を下げ、肘を使った力強い腕の振りから
繰り出す最速149㌔の伸びのある直球と、落差あるカーブ、スライダー、スクリュー。
課題としていた制球に改善を見せ、徐々に安定感を増しつつある。気迫ある投球も持ち味。
リーグ通算457回で410奪三振、184四死球。奪三振率8.07、与四死球率3.62。
中学までは外野手。和光では通算21発の中軸打者としても活躍した。遠投110m、60m6秒3。
大学4年間で68試合457回をこなしたタフネスさも魅力。
スカウトコメント
西武・編成部(アマチュア担当)|14/10/23
「中継ぎ・先発どちらでもいける即戦力に近い投手で、伸びしろの多い楽しみな選手」
西武・前田チーフスカウト|14/10/21
「ずっと見ている。真っすぐも変化球も同じ腕の振りで来る」
中日・正津スカウト|14/10/20
「球速以上に伸びてくる感じ」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/10/12
「即戦力だけど伸びしろもある。球の質は十分上位候補」
日本ハム・山田GM|14/10/10
「直球は140キロ台で、制球もまとまっている。左投手は貴重ですから、ドラフト上位候補になる」
日本ハム・山田GM|14/10/8
「直球も変化球も制球が良くてまとまっている。貴重な左腕で上位候補」
ロッテ・諸積スカウト|14/10/8
「馬力があって、下柳さん(元阪神)みたいなタイプ」
オリックス・球団関係者|14/6/24
「粗削りな面もあるが身体能力はずばぬけている。いくらでも投げそうなタフな体力を持っている。優れた素材」
巨人・山下スカウト部長|10/7/14
「腕を大きく振れるし、右打者の内角へ投げ込む直球が良い」
「左投手であれだけ腕を振ることができれば合格点」
広島・苑田スカウト部長|10/7/14
「左腕であんなに良いカーブを見たのは工藤(現西武)以来」
阪神・中尾スカウト|10/7/14
「手足が長いから、いいボールが来る。直球だけでなく変化球もいいよ」
日本ハム・今成泰章スカウト|10/7/14
「腕がしなやかで、変化球がいい。天性の感覚の良さがあって、身体能力が高い」
広島・苑田スカウト部長|10/5/3
「工藤や石井一もそうだが、カーブのいい左腕は大成する」
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主戦は2年生アンダーハンド植木龍之介投手のようです。
雑誌大学野球でも「成長著しい」と触れられていました。
今秋から先発入りですか?
複数確認も取れたことで最速記録、更新しようと思います。
http://saitama.hb-kanto.com/report/448-hb-saitama-game2010-04/4878-game2009-01-date20100410001
今年は左腕候補が少ないこともあって期待したいですね。
慶應志木戦、プロのスカウトも観戦してましたね。
慶應志木戦の最速142㎞でしたよ!