荒西 祐大（Honda熊本）

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　■　オリックス３位荒西が仮契約　先輩佐藤達也15番に(日刊スポーツ)　18/11/15

　オリックスは、ドラフト３位で指名したホンダ熊本・荒西祐大投手（２６）と熊本県内で仮契約を結んだことを発表した。契約金は６５００万円で年俸は１１００万円。背番号は、ホンダ出身で今季限りで引退した佐藤達がつけていた１５に決まった。荒西は「仮契約を終えて、少し実感がわいてきました。ホンダ熊本で培った強気のピッチングスタイルで、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。“１５”という素晴らしい番号をいただいたので、ホンダの大先輩である佐藤達也さんのように結果を残し、ファンに愛されるようになりたいです」とコメントした。

　■　Ｈｏｎｄａ熊本、初４強！鉄腕・荒西が１２Ｋ　２戦連続完投(スポニチ)　18/10/20

　Ｈｏｎｄａ熊本は入社８年目のエース・荒西祐大投手（２５）が、１５３球完投の熱投で日本製紙石巻を３―１で破り、初の決勝トーナメント進出を決めた。玉名工卒の８年目。１６日からの侍ジャパン社会人代表候補合宿にも招集されている。昨年の都市対抗九州２次予選４試合で３完投をマークした鉄腕だが、さらなる進化を目指している。社会人選抜として昨冬の台湾ウインターリーグに参加。「もっと落ちる球が欲しい」とＤｅＮＡ・山崎を参考にして習得したツーシームを磨き、投球の幅を広げた。

　■　ホンダ熊本が第１代表　都市対抗野球九州地区予選(西日本スポーツ)　14/6/6

　第８５回都市対抗野球九州地区予選は５日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で第１代表決定戦など３試合が行われた。第１代表決定戦はホンダ熊本がＪＲ九州に３－２で競り勝ち、４年連続９度目の本戦出場を決めた。「最後の試合で目指してきた守り勝つ野球ができた。うれしいです」。故郷沖縄で最高の結果を出した玉城誠監督は、必死で涙をこらえた。２－２で迎えた７回１死一、三塁、８番砂川卓也がスクイズを仕掛ける。これは外されたが、捕手の悪送球を誘って勝ち越しに成功した。８回からは初戦の三菱重工長崎戦で先発した荒西祐大が登板。３６球のほとんどが１４５キロ前後の直球だった。「勢いでねじ伏せようと思った。気持ちで抑えた」。自己最速タイの１４７キロもマークする気迫の投球で１点のリードを守りきった。２年前は山中浩史が福岡ソフトバンク、昨年は平田真吾がＤｅＮＡへ。毎年エース格の投手がプロ入りする中、昨秋コーチから昇格した玉城監督が成長に期待して熱心に指導したのが、地元玉名工高出身の荒西だった。荒西は１月から５月までの練習で、ポール間ダッシュ計５００本、ネットスロー計２万球を自らに課してクリア。「今までは誰かに頼っていたけど、今年は俺がやらなければと思うようになった」と精神的にも成長した。

　初回から140㌔台後半を連発でしたが、変化球が決まらず、ストレートが甘く入った所を弾き返され、
　無念の2回7安打3失点KOでした。平均球速は144.7km/h（参考：石崎剛145.5km/h）。

過去記事

　　プロフィール

　熊本県玉名市出身。
　荒西 祐大（あらにし・ゆうだい）投手。
　玉水小時代から軟式野球を始め、天水中では軟式野球部に所属。

　玉名工業では1年時からベンチ入り。
　1年夏の県初戦・九学戦に救援として登板し、敗戦（2-5）の中で5.1回1失点の好結果を残す。
　翌2年春の県大会2回戦・球磨工戦で、1安打18奪三振完封の快投を披露。
　同年秋の宇土高戦で14Ｋの力投を見せたが、延長10回1-2完投で敗れ初戦敗退となった。
　3年夏の予選は19回22Ｋ3失点の力投およばず城北に2-3で敗れ4回戦敗退。
　初戦2回戦･氷川高戦で6回1安打10-0完封､続く蘇陽戦で5回1安打10K0封を記録している。
　県大会4回戦が最高成績。甲子園出場実績は無し。

　Honda熊本入社後は1年目春から公式戦に出場。
　夏の都市対抗2回戦･鹿島戦に2番手で登板し､2.1回無失点の力投で全国デビュー戦を飾る。
　京セラで自己最速となる145㌔を投げ､1安打3Ｋの堂々としたピッチングを披露。
　以降8年間で都対に6度、選手権に3度出場し、合計10戦（先7）で1勝5敗の実績を残した。
　合計45.2イニングをこなし、48安打34K12四死球、自責点20の防3.94を記録。
　2012年（22年ぶり）､及び2016年（4年ぶり）に同一年度での2大大会Ｗ出場を達成している。
　高卒7年目の2017年になってチーム6年ぶり＆自身初となる全国白星をマーク。
　日本製紙石巻打線から10Kを奪う好投を演じ、9回6安打2四球4対0で完封勝利を挙げた。
　4年目の都対初戦（制球甘く2回7安打3失点）で自己最速1㌔更新の148㌔。
　8年目18年の都対初戦・日通戦（2-4完投負け）で更に1㌔更新する149㌔を計測している。
　国際大会には8年目のジャカルタアジア大会に社会人代表メンバーとして出場。
　6戦中4試合、6.2回に救援で登板し､韓国戦で1.1回0封､台湾戦で3.1回0封の好投を見せた。
　二大大会10試合、1勝（1完1封）5敗、45.2回、防御率3.94。

　178cm80kg、本格派サイドハンド右腕。
　ノーワインドから溜めて前傾しながら重心を下げ､右ヒジをやわらかく使った腕の振りから繰り出す
　最速149㌔（18年都市対抗で計測）、常時140㌔台前半から後半の真っすぐと、
　120㌔台から130㌔前後の縦横のスライダー､130㌔台のシンカー､その他に100㌔台のカーブ。
　ストレートを主体に押す強気の投球が持ち味。スライダー､シンカーを織り交ぜる。
　引き上げた左足を軸足に絡ませて溜めを作る投球フォーム。8年目に日本代表入りを果たした。
　スリークォーター気味から投げ込んで行く。

　　スカウトコメント

オリックススカウト｜18/10/25
　「メンタルが強く、国際大会でもチームの柱として結果が出せる。１年目からフル回転の活躍が期待される完成度の高い即戦力投手」