猿渡 眞之(大阪ガス)|ドラフト・レポート

猿渡 眞之(大阪ガス)

ここでは、「猿渡 眞之(大阪ガス)」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



173cm73kg 右右 MAX150km スライダー・カット・チェンジ・フォーク・カーブ 飯塚高 5年目
最速150㌔の内角直球とスライダー、チェンジアップ、フォーク。社会人では救援中心に起用されている。
最終更新日:2016-11-07 (Mon)|2016年社会人投手 コメント(2)

  動 画

  投手成績

     試合   回数 被安 奪三 四死 自責
   13都: 1    1.2  1  2  1  1 137㌔ 東  芝
   14都: 2    5.1  4  4  0  0
            4  4  3  0  0 146㌔ JR東北 ○
           1.1  0  1  0  0 148㌔ ホ ン ダ
   14日: 1    2.2  3  4  0  0 145㌔ 明安生命 ○
   15都: 2    2.2  4  0  3  2
            1  1  0  0  0 142㌔ JR東北
           1.2  3  0  3  2 146㌔ 日本生命 ●
   16都: 1    0.2  2  0  1  1 145㌔ 西濃運輸
   16日: 2    10  0  5  1  0
            1  0  0  0  0     ホンダ鈴鹿
        先   9  0  5  1  0 145㌔ 鷺宮製作 ○封…ノーヒットノーラン
   通算: 9    23  14  15  6  4 防1.57
       被安打率5.48 奪三振率5.87 四死球率2.35

  最新記事

 ■ 猿渡ノーヒットノーラン 前日の加賀美に続く大会史上3人目(デイリースポーツ) 16/11/7

 準々決勝4試合が行われ、大阪ガスの猿渡真之投手(23)が前日のJR西日本・加賀美希昇投手(28)に次ぐ大会史上3人目の無安打無得点試合を達成した。初回2死から四球で出塁を許した走者が二盗に失敗し、打者27人で9回を投げ抜く“準完全試合”。身長173センチの小さな右腕がマウンドで大きく映えた。両腕でガッツポーズし、チームメートから手荒い祝福を受けた猿渡。「加賀美さんがやってかっこいいなと思っていた。最初から狙ってました」と言い切る。今大会前は先発で起用される予定はなかった。だが先発投手陣が相次いで肩の不調を訴えたため、前日のホンダ鈴鹿戦で救援登板した猿渡に“連投”で大役が回ってきた。立ち上がりから覚えたばかりのシュートが威力を発揮し、内野ゴロを量産。バットも4本、へし折った。最後のアウトを三振で奪うと「気持ちよかったです」と最高の笑みを浮かべた。2年前からドラフト候補として名前が挙がっていた右腕。昨年、舞洲での都市対抗予選を見た阪神の故中村GMが「腕の振りが素晴らしい」と大絶賛していた。それでも体が小さいことから、本指名までは届かなかった右腕。「まだプロは意識しています」と高卒6年目となる来季、実績を残して重い扉をこじ開ける。

 ■ 大阪ガス・猿渡4K好救援!ドラフト指名漏れも「なにくそ魂です」(スポニチ) 14/11/9

 今秋ドラフト候補に名が挙がりながら指名漏れとなった大阪ガス・猿渡が好投した。7回に4―4の同点に追いつかれ、なお1死一、三塁のピンチで救援すると4番・加藤を空振り三振。次打者のときに相手は重盗を試みたが、捕手から二塁への送球をカットし素早く本塁へ投げ三塁走者を封殺。「あれはサイン。走者も見えたし、冷静にやれた」と振り返った。そのまま最後まで投げ切り、2回2/3を4奪三振、無失点。チームを8強に導き「なにくそ魂です。あと1年やったるぞ」と雄叫びを上げた。

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 大阪ガスは継投が決まった。4回1死一、三塁で登板した2番手・小畑はオール直球勝負でピンチ脱出。8回2死三塁で登板した3番手・猿渡も直球勝負で後続を断ち「見せ場だったし、自分の直球がどれだけ通用するか、思い切り投げた」と胸を張った。1―0完封リレーで14年ぶりの8強入り。竹村誠監督は「かわしにいって打たれるのは悔いが残る。4、8回は“直球で行け”と指示した。よく抑えてくれたね」と好救援の2人をねぎらっていた。

      試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率 被安率 奪三率 四死率 
   14都予: 5   9  8  6  0  0  0.00  8.00  6.00  0.00

過去記事

 ■ 都市対抗野球:要所締めた猿渡「緊張せず」…大阪ガス(毎日jp) 14/7/20

 大阪ガスは同点にされた直後の八回途中から登板した21歳の猿渡が、再三走者を背負ったが無失点と要所を締め、勝ち越しにつなげた。最大の危機は十回1死一、二塁。一打サヨナラの場面だが、臆することなく腕を振り、最後はJR東日本東北・佐藤をスライダーで三ゴロ併殺に仕留めた。今季は抑え役を担う福岡・飯塚高出の3年目右腕は「ああいう場面ばかりで投げているので緊張しなかった」。何度も修羅場を経験して培った度胸が、大舞台で生きた。

 ■ 県内屈指の右腕、直球生かせず 飯塚・猿渡真之投手(asahi.com) 11/7/25

 優勝候補・飯塚の「1番」を背負ってきた。この日も当然、先発するつもりだった。だが、告げられたのは6回からのリリーフだった。最速146キロ。追い求めたのは、全国レベルの実力だ。「目標は甲子園出場じゃない。甲子園での勝利」。6月の県高野連招待野球で強豪校の日大三(西東京)と対戦し、自慢の速球を痛打され、二ケタ失点した。夏を勝ち抜くため、変化球の切れの重要性を学んだ。磨きをかけたのは、小さく曲がるカットボール。1日50球投げ込み、精度に自信をつけて大会に臨んだ。5回戦でノーシードの糸島に苦しんだ。直球が高めに浮き、浴びた安打は10。3失点し8回表までリードを許した。最後に逆転したが、吉田幸彦監督(55)は「(先発を)考えないといけない」。渋い顔を見せていた。準々決勝は6回表2死三塁での救援だった。143キロの直球で打者を三振に仕留めた。だが、7回に暗転した。制球が乱れる。四球をきっかけに1死二、三塁。遊ゴロの送球間に三塁走者が生還し、勝ち越しを許した。さらに3連続四死球による押し出しで傷を広げた。9回、自分の打順には代打が告げられた。最後の打者が倒れるのを、ベンチの奥から見守った。「悔しい。だけど、最高の投球ができなかったのは自分」。吉田監督は「変化球の向上を言い過ぎて、持ち味の直球を生かせてあげられなかった」とかばった。

   11夏        回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:苅田工 先   3  1       0
   3回戦:八幡南     5  4       1
   4回戦:東福岡 先  10  7       2
   5回戦:糸 島 先   9  10  9  2  3
   準々決:東 筑    3.1  4       2
             30.1  26       8 防2.37(失点から計算)

 ■ 夢託す幼なじみ(asahi.com) 10/7/24

 エースの森田祐輔投手(3年)は泣きながら両手を顔の前で合わせ、仲間に頭を下げた。味方が先制点を取りながら3回に逆転を許した2失点、そして最後まで投げきれなかった自分が情けなかった。「任せてばっかりで、ごめん……」。この日、3番手で登板した背番号10の猿渡真之投手(2年)にも、そう謝った。家が近所の2人は、幼稚園からの幼なじみ。猿渡君が森田君の後を追いかけるように小、中、高校と同じ学校で一緒に野球を続けてきた。森田君は最速141キロの直球に変化球を織り交ぜ、打たせて取る投球でエースの座をつかんだ。「森田さんは精神的に上。ずっと追いかけてきたし、近づきたい」と猿渡君。自分が登板してもベンチから一番声を出して味方を応援する森田君は、尊敬し、目標にする先輩でもあった。しかしこの大会では、伸びのある速球が持ち味の猿渡君が投手陣の柱として登板を重ねた。準々決勝までの5試合のうち4試合に登板、球速も自己最高の146キロをマークし、優勝候補の九州国際大付を相手に完封勝利を収めた。「祐輔さんの分まで、来年絶対甲子園に行きます」。試合後、猿渡君は森田君に誓った。「猿渡なら、やってくれると思います」。甲子園の夢は、幼なじみの後輩に託された。

   10夏         回数 被安 奪三 四死 失点
   2 回 戦:八 幡 南 先  7  5  7  3  2
   3 回 戦:豊国学園   2.1  3       0
   5 回 戦:筑陽学園 先  9  8  8  5  5
   準々決勝:九国大付 先  7  5  2  2  0封
   準 決 勝:西短大付   2.1  2       1
              
27.2  23       8 防2.60(失点から計算)

  プロフィール

 福岡県鞍手郡小竹町出身。
 猿渡 眞之(さるわたり・まさゆき)投手。
 小竹中時代は軟式・竹友会ドラゴンズクラブに所属。
 3年時のホークスジュニアアカデミー主催スピードガンコンテストで1位(133㌔)に輝いた。

 飯塚高では1年夏から控え投手としてベンチ入り。
 リリーフとして全4試合、8.1イニングに起用され、最速142㌔を計時した真っ直ぐで注目を集める。
 秋の県3回戦で夏V校・九国付と対戦し、三好匠との投げ合いに5対1で勝利。
 翌2年春に県3位での九州4強入りを果たし、準々決・熊工戦で1安打完封の快投を見せた。
 見事優勝を飾った同年5月のNHK旗で九国付相手に7安打完封勝ちを記録。
 146㌔直球を武器に夏予選で主戦格を務め、準々決・九国付戦で7回0封をマークしている。
 主戦として3年春の大会で県準優勝、初の九州大会決勝進出(準V)を達成。
 九州準々決・鹿屋中央戦で3安打11K1失点、続く神村戦で7回4失点完投勝利を収めた。
 決勝・鹿実戦でも7回2失点と粘投したが、打線の援護がなく0対5で完封負け。
 優勝候補の一角と目された3年夏の大会は、東筑高に5対7で競り負け県ベスト8に留まった。
 4回戦・東福岡戦(延長11対2で勝利)で10回まで7安打2失点の力投を披露。
 5試合(先発3)30.1回を26安打8失点にまとめ、救援した準々決で最速143㌔をマークしている。
 県準V、九州準Vが最高成績。甲子園経験は無し。

 大阪ガス入社後は1年目から公式戦に出場。
 2年目の2013年に救援11試合と登板を増やし、4番手として都市対抗本大会デビューを果たす。
 3年目4月の阪神戦で最速145㌔を投げ、1回無安打無失点の好救援を披露。
 抑えとして都市対抗本戦2試合5.1回に登板し、無失点救援で14年ぶりベスト8に貢献した。
 延長11回を4対3で制した2回戦JR東北戦(4回3K無失点)で勝ち星をマーク。
 続くHonda戦(1対0)で1.1回完全の力投を演じ、最速148㌔、平均145.3㌔を計測している。
 準Vを果たした4年目の都市対抗には、救援で2試合、計2.2イニングのみ登板。
 決勝に13回1死2塁から起用されたが、真っ直ぐが浮き、1.2回3四球2失点で負け投手となった。
 二大大会通算6試合、2勝1敗、12.1回、防御率2.19。

 173cm73kg、最速150㌔直球を持つ小柄な右腕。
 セットから重心を下げて小さめのテイクバックを取り、右肘を使った球持ちに良さのある腕の振りから
 繰り出す常時140㌔前後から140㌔台前半の真っすぐと、120㌔台のスライダー、
 120㌔台から130㌔前後で沈むチェンジ、120㌔台のフォーク、100㌔台のカーブなどの変化球。
 ストレートで打者の内角を突き、一通りの変化球を交える。経験豊富な右腕。
 甘く入るボールも見られるが、コントロールはまずまず。大阪ガスではリリーフ中心に起用されている。
 ここ一番では140㌔台後半を計測する度胸の良い抑え。
  
 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2023年プロマーク状況



最終更新日:2016-11-07 (Mon)|2016年社会人投手 | コメント(2) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
今年は初っ端のスポニチ大会ホンダ戦以外は今ひとつなピッチング。今年も指名は難しいだろう。今年が最後のチャンスかもしれないが、下位なら大阪ガスに残った方が彼の将来の為には良いだろうね。
| 匿名 | 2017年10月22日(Sun) 21:03 | URL #KR.7r1H2 [ 編集]
ノーヒットノーランをきっかけにさらに注目されるでしょうね。
今後は二人ドラフトで抜けますし、来年は猿渡も先発起用になるのかな?
| 匿名 | 2016年11月06日(Sun) 22:00 | URL #- [ 編集]
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