桜井 俊貴(立命大)|ドラフト・レポート

桜井 俊貴(立命大)

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    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



桜井 俊貴(立命大)

181cm82kg 右右 MAX150km カーブ・スライダー・チェンジ 北須磨高
最速150㌔直球と落差のあるカーブ、チェンジアップ。MVPを2度受賞。神宮大会で大会タイ18奪三振。
2015年巨人1位(契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円)
最終更新日:2015-11-21 (Sat)|2015年ドラフト指名選手 関西学生 コメント(2)

  動 画

  投手成績

     試合  勝敗  回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
   12春:         登板なし
   12秋: 7  4勝0敗  36.1  21  28  6  2  0.50(1位)
   13春: 8  1勝1敗  56.2  47  32  19  7  1.11(5位)
   13秋: 9  3勝4敗   60  29  54  23  5  0.75(2位)
   14春: 11  6勝0敗  92.1  60  81  38  10  0.97(2位)
   14秋: 7  2勝2敗  33.2  38  18  8  11  2.94
   15春: 7  5勝1敗   50  25  44  24  5  0.90(2位)
   15秋: 7  7勝0敗  56.1  32  49  11  7  1.12(3位)
   通算: 56 28勝8敗 385.1 252 306 129  47  1.10
          被安打率5.89 奪三振率7.15 四死球率3.01
    ※ 14春15秋:MVP 14春15秋:最優秀投手 14春:ベストナイン

 【 全国大会 】
     試合    回数 被安 奪三 四死 自責 
   14選: 2    9.2  10  7  3  1
        先   9  9  6  3  1 144㌔(東ド) 奈良学 ○
           0.2  1  1  0  0 142㌔(東ド) 大体大
   15選: 1     1  1  0  1  1 146㌔(東ド) 東海北 
   15神: 2     18  9  27  3  2
        先   9  3  18  1  0 144㌔(神宮) 東福大 ○封
        先   9  6  9  2  2 143㌔(神宮) 亜 大 ●
   通算: 5    28.2  20  34  7  4 防1.26
       被安打率6.28 奪三振率10.67 四死球率2.20

 【 国際大会 】
       試合 回数 被安 奪三 四死 自責
   14年21U: 2   6  3  6  2  2

投手成績詳細

   12秋    回数 被安 奪三 四死 自責
   関学大    3.2  2  0  1  1
   京 大 先   9  4  7  1  0 ○封
   関 大    0.1  0  0  0  0
       先   9  5  7  2  0 ○封
          4.2  4  3  0  0 ○
   同 大 先   9  6  11  2  1 ○
          0.2  0  0  0  0
         36.1  21  28  6  2 防0.50
      被安打率5.20 奪三振率6.94 四死球率1.49

   13春    回数 被安 奪三 四死 自責
   関学大 先  15  10  4  5  1 227球
           2  3  1  2  1
       先   8  7  0  3  0
   京 大 先   7  7  9  1  1
       先  2.2  3  1  4  2
   関 大 先   4  7  3  2  1
   近 大 先   9  5  7  2  1 ●
   同 大 先   9  5  7  0  0 ○
         56.2  47  32  19  7 防1.11
      被安打率7.46 奪三振率5.08 四死球率3.02

   13秋    回数 被安 奪三 四死 自責
   関 大 先  5.2  6  2  4  0 ●
          8.2  2  10  3  0 ●
   京 大 先   5  2  6  3  0 ○
           4  0  4  0  0
   関学大 先   9  3  9  2  1 ○
       先   6  4  2  2  2 ●
   同 大 先   9  2  12  2  0 ○封
          5.1  6  3  5  1
       先  7.1  4  6  2  1
          60  29  54  23  5 防0.75
      被安打率4.35 奪三振率8.10 四死球率3.45

   14春    回数 被安 奪三 四死 自責
   近畿大 先  8.1  6  9  3  3
       先   6  6  3  3  2 ○
   関西大 先   9  5  13  4  0 ○封
       先   6  7  4  3  1
   関学大 先   7  5  5  2  0 ○
       先  15  3  11  9  1 198球 
       先   9  6  9  3  0 ○封
   京 大 先   9  4  8  4  0 ○封
   同 大 先   6  5  7  2  1
       先   8  5  6  1  1 
       先   9  8  6  4  1 ○
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   関学大 先   6  5  3  2  0…優勝決定戦
         98.1  65  84  40  10 防0.92 1541球
      被安打率5.95 奪三振率7.69 四死球率3.66

   14秋    回数 被安 奪三 四死 自責
   京 大 先  8.2  8  5  1  4 ○
   近 大 先   9  7  5  2  0 ○封
   関学大 先   2  4  1  1  3 ● 
   関西大 先   5  7  4  2  1
   同 大 先  2.1  5  1  2  2 ●
           1  1  2  0  0
       先  5.2  6  0  0  1
         33.2  38  18  8  11 防2.94
      被安打率10.16 奪三振率4.81 四死球率2.14

   15春    回数 被安 奪三 四死 自責
   関学大 先   7  3  9  8  1  147㌔
   京 大 先   6  2  6  3  0 ○
   関西大 先  4.2  5  5  3  3 ●149㌔
       先   6  1  2  2  0 ○
   近畿大 先   9  5  12  4  0 ○封
   同 大 先   9  4  6  3  1 ○147㌔
       先  8.1  5  4  1  0 ○
          50  25  44  24  5 防0.90
      被安打率4.50 奪三振率7.92 四死球率4.32

   15秋    回数 被安 奪三 四死 自責
   京 大 先   9  6  10  2  1 ○148㌔
       先   5  1  3  0  0 ○
   近 大 先   9  5  4  4  3 ○148㌔
   関学大 先   9  5  12  1  1 ○
          1.1  1  1  0  0 ○
   関西大 先  14  7  12  3  1 ○150㌔
   同 大 先   9  7  7  1  1 ○147㌔
         56.1  32  49  11  7 防1.12
      被安打率5.11 奪三振率7.83 四死球率1.76

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 巨人からドラフト1位指名を受けた立命大・桜井俊貴投手(4年)が、97年の法大・矢野英司が持つ大会記録に並ぶ18奪三振をマークした。巨人・高橋監督が視察する中、直球、チェンジアップ、フォークを織り交ぜ、毎回奪三振。3安打完封勝利を挙げた。桜井は快挙に「低めに集めることを意識した。(大会タイの18奪三振は)全然知らなかった。抑えることだけを考えて投げた。チェンジアップがよかった」と振り返った。巨人の高橋監督が視察に訪れていたが「知りませんでした。期待に応えられるように1年目から活躍したい」とプロのマウンドに思いをはせていた。
 高橋監督は「(打者)6人と見る数は少なかったですが、その中でも三振が取れている。そこは魅力がありますね。少しでも見られればと思って(球場に)来ましたが見られて良かったです。期待しています」と話した。(日刊スポーツ)
 最後の1つを除き、すべてが空振り三振だった。最速は144キロ止まりも、四死球は初回先頭の死球だけ。決め球は直球が6、スライダーが4、チェンジアップとスプリットがともに3、カーブが2…ありとあらゆる球種で空を切らせた。高橋監督も顔がほころぶのを抑えきれない。「三振が取れ、魅力がある。制球と球の力(の両方)がないと数は取れない。スタミナも十分にあると聞いているし、頼もしい。戦力? なってくれればうれしいし期待している」(スポーツ報知)
  「人生で1番? 2番目です1番はリーグ戦の関大戦。あの試合で人生が変わった」。巨人のドラフト1位候補に挙がったのは、10月22日のドラフト直前だった。同14日の関大戦で、延長十四回を206球で投げ抜いて勝った。(SANSPO)
 この日はさらに、スプリットが切れた。昨年のU―21ワールドカップ出場時、指揮を執った阪神・平田2軍監督(現チーフ兼守備走塁コーチ)から「球種を増やせ」と助言され、努力で手のうちに入れた武器。2回の井沢、浅沼への決め球に使い、5者連続に結びつけた。「スプリットが、野球盤の“消える球”のように消えた」と胸を張った。(スポニチ)

過去記事

 ■ Gドラ1・桜井「しくじり先生」の教え胸に神宮切符(スポーツ報知) 15/11/4

 立命大・桜井俊貴投手が3日、関西地区選手権の第2代表決定戦に先発。8回140球を投げた前日に続く連投でも、6回を6安打2失点、103球の熱投。鉄腕ぶりを発揮し、神宮切符をもぎ取った。「神宮出場は目標だったのでうれしい。(大学野球生活が)終わらなくてよかった」と胸をなで下ろした。前日の第1代表決定戦でも先発し、8回140球を投じた。7安打2失点と好投も、打線の援護なく敗戦投手となった。「体は少し張っていたが、いつも通り。投球に影響はなかった」。最速143キロの直球を武器に、5回までは無失点。6回に「制球重視の投球が相手にハマった」と3連打とスクイズで2失点し、同点とされた。だが、その後の1死満塁では渾身のストレートで一直の併殺に仕留めた。降板後の7回には味方打線が勝ち越し。神宮行きの切符が転がり込んだ。2日の登板後は寮で長風呂につかり、体を癒やした。その後は根っからのバラエティー好きだけに、テレ朝系の「しくじり先生 俺みたいになるな! 3時間スペシャル」を観賞。08年北京五輪で“世紀の落球”をした元西武外野手のG・G・佐藤氏が自らの失敗談を振り返る、重い内容だった。G・G・大先生の“講義”に耳を傾け「大舞台での考えなど、勉強になった。僕はしくじらんとこうと…」と決心。一夜明け、負ければ学生野球が終わる大一番で、無類の勝負強さを発揮。見事に神宮行きをもぎ取った。

   15秋代決  回数 被安 奪三 四死 自責
   天理大 先   8  7  7  4  1 ●145㌔
   奈良学 先   6  6  7  1  2  143㌔
          14  13  14  5  3 防1.93
      被安打率8.36 奪三振率9.00 四死球率3.21

 ■ 巨人ドラ1桜井、8回2失点の力投も敗戦(スポーツ報知) 15/11/3

 巨人のドラフト1位、立命大の桜井俊貴投手が2日、明治神宮大会出場をかけた関西地区大学選手権の第1代表決定戦に先発。8回を7安打2失点、140球を投げて7奪三振と力投したが、打線の援護なく敗戦投手となった。初回は失策から不運な当たりの適時打で失点。8回は意表をつかれたスクイズで2点目を献上した。「初回から勢いにのまれた」。初優勝を狙う天理大の前に、珍しく冷静さを失った。145キロの直球にスライダー、チェンジアップを駆使し、何度も危機をしのいだが「負けたら何も残らない。全然ダメです」と敗戦の責任を背負い込んだ。それでも巨人・山下スカウト部長は「悪いなりに抑えた。即戦力なのは間違いない」と断言。後藤監督も3日の第2代表決定戦の先発を明言した。「次はいつも通り、気楽にいく」。追い込まれたときに真価を発揮するのが桜井だ。
 巨人の視察した山下哲治スカウト部長は「本来のスピードが出ていないが、いい時の投球をすれば間違いなく先発ローテ入りできる」と変わらぬ高い評価だった。(スポニチ)

 ■ 巨人ドラ1桜井に出世背番21「球団背負う投手に」(日刊スポーツ) 15/10/28

 巨人からドラフト1位指名された立命大・桜井俊貴投手が27日、京都市内の同大学で堤GMらから指名のあいさつを受け、背番号「21」を提示された。かつて藤田元司、堀内恒夫らが背負った巨人軍の伝統ある番号。両投手は後に「18」へとステップアップし、エースの座を確立した。10月21日生まれで縁を感じた右腕は「桜井の番号と言われるように。守っていきたい」と定着を誓った。堤GMから伝えられた言葉に、期待の高さがにじんだ。「来年、1軍の先発ローテに入る力が十分にある。そこを目指して、長く活躍してほしい」と言葉を掛けられた。「スタミナには自信がありますボールのキレ、コントロールをアピールして。1年目から開幕ローテに入って、2ケタを狙っていきたいです」と目を輝かせた。同GMをうならせたのは、会話の中からにじみ出る人柄だった。「芯の強い子だなと。人の目を見て、はっきりとものが言える」と評価された。球団側へは引退後のセカンドライフについて聞いた。胸に秘めたる覚悟は「球団を背負う投手になりたいです」。高橋新監督のもとで船出を迎える、新生巨人に新たな風を吹き込む。

 ■ Gドラ1桜井「疲れなし」完投勝利!(スポーツ報知) 15/10/25

 巨人からドラフト1位指名された立命大の桜井俊貴投手が24日、ドラフト後初登板を完投勝利で飾った。関西学生野球リーグ・同大戦に先発。初回に自らの悪送球が絡んで失点したが、尻上がりに調子を上げて9回7安打2失点7三振。最速147キロの直球を軸に126球の熱投で自慢のタフネスぶりを見せつけた。最後までエンジン全開だった。9回2死一、二塁。桜井は129キロのチェンジアップで最後の打者のバットをへし折り、二ゴロに打ち取った。「全然疲れていないです。スタミナには自信があるのでプロでも最後までマウンドにいれるようにしたいです」。1年ぶりのナイトゲームで照明に目が合わず「視界がボンヤリしてサインミスがあった」。目が慣れた4~6回は完全投球で、8回も3者三振。両親が見守る中、投球を立て直した。いつも通り球場周辺でウォーミングアップしていると、ファンからサイン攻めにあった。名前入りのTシャツを脱ぎ、学生コーチから借りたサングラスで変装したがすぐに周囲は人だかり。球場内で体を動かした。「自分のペースでできなかった。対応力がないと今後、活躍できない」とうなずいた。今週中には巨人から指名あいさつを受ける予定。高橋由新監督の下、プロのスタートを切ることになり「小さい頃から見ていた巨人の顔。コントロールと球のキレを見てもらいたいです」と声を弾ませた。

 ■ 立命大・桜井が投打で勝利貢献(デイリースポーツ) 15/10/14

 ドラフト上位候補の立命大・桜井俊貴投手が、延長14回を1失点完投。さらに同点適時打も放つなど投打で勝利に貢献した。今年一番のデキと言っても過言ではなかった。ネット裏で見守った8球団22人のスカウトも桜井の真価を高く評価した。直球の最速は自己最速を更新する150キロを計測。低めに集まる制球力と余裕すら感じさせたマウンドさばきは球数が200球を超えても崩れなかった。「今年一番だと思います。うまく力が抜けて、リリースの瞬間に力を入れるだけでボールが行った。延長14回でも疲れはまったく無く、9回を投げているような感じ」と明かした桜井。九回からはサヨナラのピンチと常に隣り合わせだったが「意外とピンチの時が楽しかったです」と言ってのける。昨オフから春にかけて食事方法を変え、体作りを意識するようになった。だが春先、体が大きくなったことに技術が追いつかず、投球フォームのバランスを崩した。そのため「短いダッシュを多めにして瞬発力を出した。それが下半身強化にもつながってボールも行くようになったのでは」と分析。体とイメージが徐々に一致してきたことで、プロのスカウトも目を見張るボールが投げられるようになってきた。後藤監督も「桜井さまさまです。調子が良くて1点は取られましたけど、以降は取られる気配がなかった」と絶賛。「明日は見守るだけです」と大学生活最後のリーグ戦優勝へ、エースの役目を果たした。
 ネット裏で見守った巨人・山下スカウト部長は「直球のキレ、制球もいい何より大事な時に力を発揮できるということはいいものを持っている」と絶賛。(デイリースポーツ)
 巨人山下スカウト部長は「球が全部低めに来ているきょうの内容なら上位候補。2位までに消えるでしょう」と断言。中日中田スカウト部長も「投球フォームが安定しているから、初回から自分の投球ができる即戦力という意味では今年の大学生で屈指」と評価。外れ1位も含めた上位指名の評価をつかんだ。2安打1打点と打撃も好調だった桜井は「(スカウトには)スタミナ、変化球、球のキレをアピールできたかなと思います」と汗をぬぐった。(日刊スポーツ)

 ■ 立命大のエース桜井、3連勝で自信深める「調子は上向き」(SANSPO) 15/9/26

 関西学生野球秋季リーグ第4節第1戦(26日、立命大4-1関学大、ほっともっとフィールド神戸)3試合連続で完投勝利を飾った立命大のエース桜井は「(前節の)近大戦の後半からフォームのいい感じをつかんだ。早めにカウントを稼いで、打たせて取ることができました」と満足そうに振り返った。最速149キロの直球を投げることより、変化球でストライクを取ることを重視。要所でスプリットが低めに決まり、力まずに投げたストレートも伸びがあり、12三振を奪った。プロ志望届を提出している右腕は「調子は上向き。さらに良くしていきたい」と自信を深めている。

 ■ 立命大・桜井を虎スカウト高評価(デイリースポーツ) 15/9/21

 立命大はドラフト上位候補のエース・桜井俊貴投手は近大に初回3点を奪われたが、粘りの投球で完投勝利。阪神のスカウトが7人で視察する中、最速148キロを計測し、確かなゲームメーク力を発揮した。1年半ぶりにリーグ戦で浴びた一発で我に返った。初回、2点リードをあっさりとひっくり返される3失点。「ブルペンで調子が良くて力で行けるかなと思ったけど」と桜井。近大打線に直球を狙われ痛打されたことで、頭を切り替えた。「早く気づいて修正できたことが良かった」と二回以降は丁寧にボールを低めに集め、的を絞らせなかった。6月の大学選手権後に再導入したワインドアップの投球フォームも「しっくりきている。間があるので相手のタイミングを外せる」と手応えを明かす。この日の最速は148キロを計測。担当の阪神・熊野スカウトは「ボールの力はあった。そこに春みたいな制球力が戻ってくれば」と評価した。「勝つことに徹したい」と語る右腕が、立命大を春夏連続優勝へ導く。

 ■ 立命大・桜井、納得の完投も「変化球に課題が残った」/関西学生(SANSPO) 15/9/6

 関西学生野球リーグ第1節第1日(5日、立命大3-1京大、わかさ)立命大はエース桜井が1失点完投で春秋連覇へ向け、まずまずのスタートを切った。プロ志望の右腕は「変化球に課題が残った」というが、一回に球速148キロを計時した直球を主体に10奪三振。「春に比べて自信を持ってストライクゾーンで勝負できている」と納得顔だった。後藤監督は「秋は全部(の試合で)最後まで投げ切ってもらおうと思っている」と桜井に全幅の信頼を寄せていた。

 ■ 桜井危機も冷静 虎スカウトも評価(デイリースポーツ) 15/6/30

 桜井は一回、三回に満塁のピンチを招いたが、動ずることなく後続を断ち切った。今大会からワインドアップに変え、「力を入れなくてもボールが行くようになった」と手応え。後藤監督も「序盤にしっかり抑えてくれたのが大きかった」と語り、視察した阪神・熊野スカウトは「ピンチでも落ち着いて投げてた」と評価した。

   5L対抗    回数 被安 奪三 四死 自責
   阪神大学 先   4  1  2  0  0
   京滋大学 先   3  0  2  1  0
   近畿学生 先   3  3  5  2  0
           10  4  9  3  0 防0.00
       被安打率3.60 奪三振率8.10 四死球率2.70

 ■ 虎も注目の立命大・桜井「力んで」被弾(デイリースポーツ) 15/6/10

 ドラフト上位候補の立命大・桜井は、2点ビハインドの九回から登板。だが「力んでしまった」と慣れない救援登板の影響からかフォームが崩れ、ソロ本塁打を浴び、直球の最速も145キロにとどまった。「制球面をしっかり練習したい」と秋以降の戦いを見据え、視察した阪神中村GMは先発した際に再チェックする方針を示した。

 ■ 立命大、同大に快勝!2季ぶり35度目の優勝(スポーツ報知) 15/5/26

 立命大が同大に快勝して勝ち点5とし、2季ぶり35度目の優勝(旧リーグ含む)を飾った。今秋ドラフト候補の桜井俊貴(4年)が8回1/3を5安打1失点の好投で今季5勝目。後藤昇監督(54)は就任1季目で初Vとなった。最後の打者が遊ゴロに倒れると、桜井はベンチから一目散に歓喜の輪に飛び込んだ。「目標だったのでうれしい。プレッシャーもなく勝つ自信しかなかった」。就任1年目の指揮官は昨年11月、松岡憲次前監督(58)の送別会で日本一を宣言した。意気に感じた右腕は肉体改造を決意。3度の食事以外に、空腹の時間をつくらないため、大好きなあんパンをかき込み続けた。体重は6キロ増の82キロに。この日も力の乗った直球で同大打線を牛耳った。「関東の大学には負けたくない。1点以内に抑える手応えもある」。体重も自信も深めた最速149キロ右腕が、堂々と2年連続の全国選手権へ乗り込む。

 ■ 立命大の桜井、余裕の完投勝利(時事ドットコム) 15/5/23

 立命大のエース桜井が、2季ぶりの優勝を大きくたぐり寄せた。九回に犠飛で1点を失ったが、余裕の完投勝利。「最後は球速150キロを狙ったけど、出なかった。自分はまだそのレベルじゃない」と苦笑いした。プロも注目する最速149キロの右腕。春先から横滑りのスライダーを磨き、投球の幅が広がったリーグ通算20勝の節目の数字については、「目指しているのは25勝。だから、今は何も感じていない」。さらなる上を見つめた。

 ■ 立命大・桜井が完封星!5安打12K(デイリースポーツ) 15/5/11

 優勝に王手をかけていた近大が立命大に敗れ、優勝は次節以降に持ち越しとなった。立命大はエース・桜井俊貴投手(4年・北須磨)が5安打12奪三振の快投で近大打線を完封した。絶対に負けられない一戦でエースが真価を見せた。桜井が、近大打線を5安打完封。阪神・平塚スカウトが視察する中、12三振を奪う快投に後藤監督は「ベストに近いピッチング」と絶賛した。本来なら初戦に先発予定だったが、体調を考慮し中5日で2戦目に回った。「内角を打ちづらそうにするデータがあったので」と立ち上がりから力強い直球を懐に投げ込んだ。中盤に再三のピンチを招いても「ストライクゾーンで勝負できた」と強気の姿勢は最後まで崩れなかった。前節の関大戦から常にセットポジションでの投球に変更し、「これがうまくはまった」と15イニング連続無失点。エースが2季ぶりの優勝へ望みをつないだ。

 ■ 関大・石田と立命大・桜井に日米注目(デイリースポーツ) 15/5/2

 関大・石田光宏投手(4年・近江)、立命大・桜井俊貴投手(4年・北須磨)とドラフト候補同士の投げ合いとなり、日米11球団のスカウトが詰めかけた。序盤から白熱した投手戦となったが、五回に関大が相手のミスや四球に乗じて3点を奪い桜井を攻略。石田は「絶対に負けないという意識を持って投げた。すごく意識する相手です。最後まで引かずに真っすぐで押せた」と気迫を前面に押し出し、2失点で完投勝利を収めた。五回途中で無念の降板となった桜井は、不運な失点が重なり「あそこで踏ん張らないと。もっと1球、1球大事に投げていかないといけない」。それでも直球の最速は149キロを計測し、巨人・増田スカウトは「ボールの力は十分、(プロでの)争いに入っていける」と評価していた。
 昨年21U日本代表に選出された立命大の桜井俊貴投手が、進路をプロ一本に絞ったことが2日、明らかになった。ほっともっと神戸で行われた関大戦後に表明し、「1年目からプロの1軍で活躍できる能力、メンタルを鍛えていきたい」と話した。(デイリースポーツ)

 ■ 立命大 関学大にサヨナラ勝ち(デイリースポーツ) 15/4/11

 立命館大が関学大をサヨナラで下した。延長十一回、2死走者無しから古川が右翼席へサヨナラアーチを放った。新リーグ発足以降、21人目の劇弾で今季から就任した後藤監督の初陣で白星をプレゼント。指揮官は価値ある1勝に「とにかく勝って良かった」と胸をなでおろした。先発したドラフト候補の桜井は、公式戦での自己記録を更新する147キロを計測したが、八回途中で降板するまで145球を要した。桜井は序盤からフルカウントまで進む苦しい投球を強いられ「もっと大胆にストライクゾーンで勝負できるように」と課題を口にした。

 ■ 立命大・桜井は“玄人好み”の好素材(デイリースポーツ) 15/1/3

 新年を迎え、幕を開けた2015年のドラフト戦線。今年は特に大学生に逸材がそろった。昨年21U侍ジャパンに選出された立命大・桜井俊貴投手(3年)ら玄人好みの好選手も多い。安定感と、タフさが立命大・桜井の強みだ。目をむくような剛速球ではないが、MAX145キロの直球と、スライダーなどの変化球が、切れ味よく低めに構える捕手のミットにコントロールされる。昨年春。関西学生野球連盟での話題は、どうしても京大・田中英祐投手(ドラフト2位でロッテ入団)がさらう形となっていた。しかしその裏で桜井は11試合に登板し、6勝無敗と大活躍。MVP、最優秀投手賞、ベストナインとタイトルをさらっていった。チームも優勝に導き、6月の全日本大学選手権に出場。兵庫・北須磨と甲子園常連校出身ではない、たたき上げでもあり、その全日本大学選手権が“全国デビュー”ではあったが「このために頑張ってきた」と、初戦の奈良学園大に1失点完投勝利。日本中のスカウトに、アピールした。昨秋には21UW杯にも侍ジャパンの一員として出場と、経験値も積み重ねており、順調に育てば今秋に上位指名される可能性は高い。

 ■ 侍21U 大学生右腕が勝利投手 2番手で4回2失点(スポニチ) 14/11/16

 9日のオランダ戦以来のマウンドとなった侍ジャパン21Uの桜井(立命大)が勝利投手となった。2番手で4回を3安打2失点。登板直後の0―0の4回にいきなり2点を先制されたが、平田監督から「自分のピッチングをしないと」と助言され、力みが取れて残り3イニングを無失点に抑えた

   21U   回数 被安 奪三 四死 自責
   オランダ   2  0  3  1  0
   台  湾   4  3  3  1  2 ○141㌔
          6  3  6  2  2 防3.00

 ■ 【全日本大学選手権】立命大、逆転で13年ぶりの初戦突破(スポーツ報知) 14/6/12

 立命大(関西学生)は奈良学園大(近畿学生)を破り、2回戦進出。立命大の13年ぶり初戦突破の立役者は、エース桜井俊貴だった。初の全国舞台で自慢の耐久力を発揮し、9回9安打1失点。150球を投げた完投勝利を「疲労は全然ない。15回や延長を投げたんで、9回ならいつでも投げられます」と余裕の表情で振り返った。まさに鉄腕だ。引き分け再試合となった関西学生リーグの関学大戦で延長15回、198球を投げるなど、今季は11試合で92回1/3、1439球を投げた。さすがに疲れはあったが、リーグ戦後、3日間ノースローにしただけで調子が戻った。この日も自己最速にあと1キロと迫る144キロをマークしたのは9回だった。12日の大体大戦(阪神大学)へ向け、タフネス右腕は「リーグ戦と同じでいつでもいけるよう準備します」と力強かった。

 ■ 立命大、延長14回の決定戦制し4季ぶり34度目V(スポーツ報知) 14/5/28

 立命大が関学大との優勝決定戦を制し、4季ぶり34度目(旧リーグ含む)の優勝を果たした。同点の延長14回2死満塁、高島勇弥(2年)が右翼へ走者一掃の決勝三塁打を放った。先発した桜井俊貴(3年)は6回5安打2失点で勝ちはつかなかったが、今季6勝負けなしの活躍で最優秀選手、最優秀投手、ベストナインの3冠に輝いた。立命大は全日本大学野球選手権への2年ぶり15度目の出場を決めた。就任20年目の松岡憲次監督(57)は「涙が出た。よく踏ん張った」と選手をたたえた。リーグ戦で負けなしの6勝とチームを支えた桜井が4回に2失点。その後も制球が安定せず、6回で降板した。この一戦まで1439球を投げ抜いてきたエースは「疲れました。連戦で腕が振れていなかった」と疲労は明らかだったが、今季4番に起用された2年の高島が奮起。3本の適時打を含む5打点と爆発し、栄冠をたぐり寄せた。チーム2年ぶりの全国舞台は、桜井にとっては人生初の大舞台。早くも来秋のドラフト候補に挙げられる右腕は「関東のチームに勝つ。プロ注目の選手に投げ勝ちたい」と意気込んだ。

 球数1541は恐ろしい数字ですね。主戦の球数が多くなる傾向にあるリーグの中でも図抜けて多い。
 投球回数では過去に小林寛(DeNA)の126回(リーグ117、選手権9)というのがありました。

 ■ 立命エース桜井 気迫の投球で無傷6勝目、優勝決定戦へ気合(スポニチ) 14/5/23

 立命大が逆転優勝に望みをつないだ。4日間で3度目の先発となったエース桜井が期待に応え、無敗で今季6勝目。立ち上がりに暴投で1点を失ったものの「負けられないと思って投げた」と2回以降は気迫の投球でスコアボードに0を並べた。松岡監督は1回に4番打者にスクイズを命ずるなど勝利に執念を見せた。「この4試合で苦しい思いをし、選手も成長した。最後に関学に勝つのみ」と優勝決定戦に向けて気合を入れ直した。

 ■ 崖っぷちの立命大・松岡監督「選手を信じるしかない」(SANSPO) 14/5/22

 関西学生春季リーグ第8節第2日(21日、同大3-1立命大、わかさ)立命大は優勝に向けて後がなくなった。3年生エースの桜井がリーグ戦で初めて2日連続で先発したが、変化球の切れが悪く、立ち上がりに1失点。打線も八回に同点に追いつくのがやっとだった。関学大とのプレーオフに持ち込むには2連勝するしかない。松岡監督は「選手を信じるしかない」と切り替えを強調し、桜井は「いつでも行ける準備をする」とフル回転の登板を誓った。

 ■ 関学大・中内と立命大・桜井、15回投げきり引き分け(asahi.com) 14/4/29

 関学大の中内と立命大の桜井の投げ合いは痛み分けとなった。ともに5回までは無安打投球。その後も連打を許さず、15回を終えるまで中内は6安打、桜井は3安打に抑えた。互いに悔やんだのが14回の先頭打者への四球。どちらも失点につながっただけに、中内は「大事にいきすぎた。先頭を出したのは痛かった」、桜井も「先頭に四球を出してはだめ」と口をそろえた。
 立命大・桜井の力投が光った。延長11回の打席で遊撃内野安打を放った際に左足首を痛めたが、1失点完投。「足は痛かったが気持ちで投げた。次もいきます」と力を込めた。(スポーツ報知)
 関西学生春季リーグ第4節第4日(1日、立命大3-0関学大、南港中央)15回を一人で投げ抜いた3回戦から中2日で再び先発した立命大の桜井が、関学大打線を封じ込めた。本来は力で押す投球が持ち味だが、3回戦を終えてタイミングが合ってきたことを感じ「切れと制球で勝負した。うまくはまった」と期待に応え胸を張った。試合ごとに調子を上げ、早くも今季4勝目。チームを優勝戦線に残したエースに松岡監督も「負けたら終わりだった。桜井の投球に尽きる」と手放しでほめた。(SANSPO14/5/1)

 既に51.1回、806球と登板過多になっていますね。関学大は宇都宮投手の登板がありませんでした。

 ■ 立命大・桜井「直球で押せた」納得の13奪三振/関西学生(SANSPO) 14/4/19

 関西学生春季リーグ第3節第1日(19日、関大0-2立命大、皇子山)13奪三振で5安打完封した立命大のエース桜井は「直球で押せた」と納得顔で振り返った。3安打された四回と無死一、二塁と攻め込まれた八回に大ピンチがあったが「腕が振れていたから抑える自信があった」と平然としたもの。兵庫・北須磨高出身の3年生右腕は、リーグ戦通算10勝目で完封は4度目。「これまでは自分の記録ばかり気にしていたけど今年はチーム優先です」と4季ぶりの優勝への貢献を誓った。

 ■ 立命大・桜井初完封27人締め/関西学生(日刊スポーツ) 13/10/19

 立命大の桜井俊貴投手が二塁すら踏ませず、2安打完封の快投を見せた。出した4人の走者は盗塁死か併殺で仕留めており、27人で終わらせた。今季初完封に「自分の役目が果たせた。今までで一番良かった」と手応えを感じた様子だった。伸びのある直球を内外角に投げ分け、変化球とのコンビネーションも抜群で12奪三振。松岡監督は「もっと早くからこういうピッチングをしていたら優勝できた」と複雑な様子だった。

 ■ 立命大・桜井15回227球1失点熱投(デイリースポーツ) 13/4/9

 開幕戦を行い、立命大が延長十六回サヨナラ勝ちで先勝した。桜井俊貴投手(2年・北須磨)‐余語充投手(4年・愛甲大名電)の継投で、昨秋優勝の関学大を1失点に抑えた。十六回1死二、三塁から主将の6番・伊藤隆比古外野手(4年・中京大中京)の犠飛で勝利を収めた。“公立のダル”が開幕勝利呼んだ 立命大の2年生右腕・桜井が開幕戦に先発し、15回を10安打1失点、227球の力投を見せた。同点で降板し、勝利投手は逃したが「初戦を落とすと痛いので、勝つことだけ考えて投げた」と気合が入っていた。兵庫・北須磨出身。高3夏は兵庫大会5回戦で敗退したが“公立のダルビッシュ”と呼ばれ、プロのスカウトに注目された。「高校時代に延長12回、200球を投げたのが最高。今日は九回に疲労のピークが来たが、以後は限界を超えたので平気」と振り返った。春季キャンプは1日最多170球の投げ込みと10キロの走り込みで体力強化3月の練習試合では早大・吉永に投げ勝った。「関東の強打者に通用したのが自信になった」と、初の開幕投手の大役を果たした。視察したヤクルト・小田スカウトは「投げ方がいい。投手らしい投手」と評価した

 ■ 立命大1年生右腕・桜井が完封…関西学生(スポーツ報知) 12/9/12

 立命大は2回、四球を足がかりに1死二、三塁から山村将之(4年)の三ゴロで先制。無安打で挙げた1点を桜井俊貴(1年)が守り切り、京大相手に4安打完封でリーグ初勝利を挙げた。立命大は2日連続の1―0での完封勝ち。立役者は1年生右腕の桜井だった。1点リードの8回、自らの野選などで招いた無死満塁のピンチも力のあるボールで三ゴロ併殺打と三直で切り抜けると、リーグ2試合目の登板で京大を4安打シャットアウト。「全体にコントロールが良かった。(8回のピンチは)しっかり腕を振って投げた。初勝利は気分がいい」と与えた四球は1つだけ、7三振を奪う好投でのリーグ初勝利に会心の笑みを見せた。

 ■ 公立のダル!北須磨・桜井、育英を完封(デイリースポーツ) 11/7/15

 北須磨がプロ注目右腕・桜井俊貴投手の好投で育英にコールド勝ちした。“公立のダルビッシュ”が本領発揮だ。甲子園優勝経験のある強豪・育英を相手に、無名の進学校がコールド勝利。桜井は8回で奪った8三振のうち、7個を空振りで取った。「球のキレがよかった。ストレートもキレていたし最高のピッチングができた」と会心の笑顔を見せた。唯一、得点圏に走者を背負ったのは二回だけ。二塁打と犠打で1死三塁とされたが、2者連続空振り三振でピンチを断った。「私学(強豪)は緩い球に弱いと思い、カーブなどを有効に使った」と頭脳的なピッチングを見せた。5番に座る打撃でも3打数1安打1打点。初回に2点目となる適時三塁打を右中間へ放った。5球団のスカウトが視察した。阪神・葛西スカウトは「緩急を上手に使い丁寧に投げている。投球術を持っている」と評価。広島・宮本スカウトは「数字以上にボールにキレがある。今までで一番いい」と絶賛した。昨秋からエースナンバーを背負うが、今年3月に右肩のルーズショルダーを患い、春季大会で本来の調子を出せず地区大会敗退。しかし、最後の夏にしっかり照準を合わせてきた。

   11夏        回数 被安 奪三 四死 失点
   1回戦:夢野台    0.1  0  1  0  0
   2回戦:育英高 先   8  4  8  1  0
   3回戦:洲 本 先   9  13  5  4  6
             17.1  17  14  5  6 防3.12(失点から計算)
          被安打率8.83 奪三振率7.27 四死球率2.60

 ■ “公立のダル”北須磨・桜井、初陣は打者1人(スポーツ報知) 11/7/11

 “公立のダル”こと北須磨・桜井俊貴の初陣は、温存スタートだった。2点リードの9回2死の場面で登板。直球4球で前田練を空振り三振に仕留めると、「夏の雰囲気をつかめた」と余裕の笑顔を見せた。4月に負った右肩の故障も完治。次戦は強豪の育英戦だが「普段通りやれば勝てると思う」と、直線で4キロの“お隣対決”でいよいよ本領を発揮する。

 ■ 兵庫大会、目立った好投手(asahi.com) 10/8/1

 今後が楽しみな2年生投手もいた。北須磨の本格派右腕桜井は、けがのエースに代わって4試合で登板。2回戦で敗れたが、東洋大姫路の原は安定感があり、「東洋復活」のカギを握ることになるだろう。岡本を支えた神戸国際大付の左腕大川は成長著しく、今大会の悔しさをバネにして欲しい。

 ■ 北須磨・桜井が2戦連続無四球完封(スポーツ報知) 10/7/20

 北須磨の2年生右腕・桜井俊貴が5安打無四球で完封。15日の三木北戦に続き2試合連続での無四球シャットアウトを達成した。早くもプロからも注目を集めている180センチ右腕は、最速130キロ程度ながら制球抜群。カーブも低めに決まり、凡打の山を築いた。「常に8割の力で投げている。直球も変化球も良かった」と笑顔だった。9回を投げ合った神戸西・須磨・須磨翔風の好左腕・福敬登(3年)は、多聞東中の1年先輩。「絶対に勝ちたかった」。試合後には激励の言葉をかけられた。「私学を倒して、甲子園目指します」と力強く誓った。

   10夏       回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:三木北 先  9  5  9  0  0
   3回戦:神戸西 先  9  5  9  0  0
   4回戦:柏原高 先  9  5  4  1  1
   5回戦:市神港 先  7  9  6  0  4
             34  24  28  1  5 防1.32(失点から計算)
         被安打率6.35 奪三振率7.41 四死球率0.26

 最速130㌔ほどながら特定球団が注目との情報もあるようで取り上げておきます。
 わずかながら動画を見たところでは投手らしい体格に加えしなやかさを感じさせる選手でした。
 体作りが進み140㌔台に乗せてくるようだと再び注目されることもありそうです。

  プロフィール

 兵庫県神戸市生まれ。
 桜井 俊貴(さくらい・としき)投手。
 多聞東小4年時から軟式野球を始め、多聞東中時代は軟式野球部に所属。
 3年時に主戦として神戸市大会準優勝を経験した。

 北須磨高では1年時から公式戦に出場。
 2年夏に主戦格として県大会16強進出を果たし、34回1四死球のコントロールで注目を集める。
 初戦・3回戦で2戦連続無四球完封勝利、4回戦で1四死球1失点完投勝利。
 疲れで球威が落ちた5回戦・市立神港戦は、7回9安打無四球4失点、2対4で惜敗となった。
 同年秋にエースナンバーを獲得するも、以降の2季はいずれも地区予選で敗退。
 春先に負ったルーズショルダーで調子を落とし、3年夏も洲本に4対6で敗れ3回戦に留まった。
 2回戦・育英戦で8奪三振(空振り7個)、8回コールド4安打完封勝利をマーク。
 阪神、広島などプロ5球団スカウトの前で復調を感じさせるキレの良いピッチングを披露している。
 県大会8強が最高成績。甲子園経験は無し。

 立命大進学後は1年秋からリーグ戦に出場。
 主に先発2番手として4勝(3完投2完封)を記録し、防御率0.50(1位)の好成績で頭角を現す。
 京大相手に初勝利初完封、関大を5安打完封、同大に11K1失点完投勝利。
 先発1番手の座をつかんだ2年春は、56.2回を投げたが、援護に恵まれず1勝のみに終わった。
 ヤクルトスカウトが視察した開幕・関学大戦で15回227球1失点の力投を披露。
 開幕前に吉永健太朗との投げ合いを経験し、オープン戦ながら2対1完投勝利を収めている。
 2年秋の同大1回戦で打者27人で終わらせる 2安打12三振完封勝利を記録。
 3年春に防御率0.92(2位)、最多6勝(4完投3完封)で優勝に導き、MVPなど3冠に輝いた。
 17試合中12試合(PO含む)に先発し、合計98.1回で投球数1541球をマーク。
 PO進出が懸かる同大4回戦で完投勝利を収め、関学とのPOに延長14回8対5で勝利した。
 全国大会には3年春(2回戦敗退)、4年春(初戦敗退)の大学選手権に出場。
 3年春の1回戦で奈学大・庄司力也に投げ勝ち、150球9安打1失点完投勝ちを挙げている。
 3年11月にはU21日本代表でワールドカップを経験(2戦6回を3安打6K2失点)。
 2年夏3年夏の日本代表候補合宿に参加し、紅白戦2戦4回を1失点に抑える好投を見せた。
 通算56試合、28勝(18完投8完封)8敗、385.1回、防御率1.10。

 181cm82kg、経験豊富な149㌔本格派右腕。
 ワインドアップから上体を前に傾け、重心を下げてインステップし、肘を柔らかく使った腕の振りから
 繰り出す最速150㌔、常時140㌔前後から140㌔台前半の伸びのある直球と、
 120㌔前後で沈むチェンジアップ、110㌔前後のカーブ、110㌔台から120㌔前後のスライダー。
 真っすぐにスライダー、落差あるカーブを交え、チェンジアップでタイミングを外す。
 4年秋に自己最速更新の150㌔計測。3年冬から着手した肉体改造で球威アップを遂げた。
 3年春1シーズンで14試合(先発13試合)108回1707球をこなすタフさを披露。
 甘いボールもあるが丁寧に低めに投げ込んで行く。肩ヒジ柔らかくバランス良いフォームの持ち主。
 被安打率5.89、奪三振率7.15、四死球率3.01。

  スカウトコメント

巨人・益田スカウト|15/11/14
 「リーグ戦での平均奪三振は10個ぐらいだったと思う。関西の代表決定戦から中9日で、疲れがあったかもしれないが、十分でしょう」
巨人・堤辰佳GM|15/10/28
 「来年、1軍の先発ローテに入る力が十分にある。そこを目指して、長く活躍してほしい」
 「芯の強い子だなと。人の目を見て、はっきりとものが言える」
巨人・山下スカウト部長|15/10/15
 「直球のキレ、制球もいい。何より大事な時に力を発揮できるということはいいものを持っている」
 「球が全部低めに来ている。きょうの内容なら上位候補。2位までに消えるでしょう」
中日・中田スカウト部長|15/10/15
 「投球フォームが安定しているから、初回から自分の投球ができる。即戦力という意味では今年の大学生で屈指」
阪神・熊野輝光スカウト|15/10/6
 「ドラフトの上位候補に入ってくる力はある」
阪神・熊野スカウト|15/9/21
 「ボールの力はあった。そこに春みたいな制球力が戻ってくれば」
阪神・熊野スカウト|15/6/30
 「ピンチでも落ち着いて投げてた」
巨人・増田スカウト|15/5/2
 「ボールの力は十分、(プロでの)争いに入っていける」
ヤクルト・小田スカウト|13/4/9
 「投げ方がいい。投手らしい投手」
阪神・葛西スカウト|11/7/15
 「緩急を上手に使い丁寧に投げている。投球術を持っている」
広島・宮本スカウト|11/7/15
 「数字以上にボールにキレがある。今までで一番いい」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2023年プロマーク状況



最終更新日:2015-11-21 (Sat)|2015年ドラフト指名選手 | 関西学生 コメント(2) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
明治神宮大会、圧巻の18奪三振完封勝利。

こんな凄い投球が出来るとは・・正直、思ってなかった・・

| kosei | 2015年11月14日(Sat) 18:18 | URL #6mhiDe5. [ 編集]
オリックス2位入札
| 匿名 | 2015年09月11日(Fri) 10:34 | URL #- [ 編集]
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最終更新日:2015年ドラフト指名選手 | 関西学生 コメント(2) Page Top↑