龍 幸之介（三菱日立パワーシステムズ）

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　■　三菱日立パワーシステムズ龍２発(スポニチ)　18/7/16

　三菱日立パワーシステムズは２年目の４番・龍が初回に２ラン、６回にもソロと爆発した。「必死でウエートレをやったおかげです」。前回大会準々決勝・ＪＲ西日本戦での２発に続き、東京ドームは通算４本塁打。一年間でスクワット６０キロ増とパワーアップした成果だ。

　■　三菱日立ＰＳルーキー龍２発！白鴎大同期・大山の活躍に刺激(スポニチ)　17/7/24

　三菱日立パワーシステムズは新人の龍が２本塁打で三菱重工横浜だった１０年以来、７年ぶりの４強に導いた。九州国際大付では２年春に１学年上の三好（楽天）、高城（ＤｅＮＡ）と主軸を組んで準優勝に貢献。白鴎大では大山（阪神）と同期で、前日には電話で大山から激励を受けた。１７日の初戦は４番で３打数無安打、前日の２回戦・Ｈｏｎｄａ鈴鹿戦では出場がなかっただけに「悠輔（大山）も活躍しているのを見ると…」と刺激を活躍へとつなげた。

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　二回に龍の中越えソロで同点とし、四回は対馬の適時二塁打で３点を勝ち越した。五回は若林の満塁本塁打などで計５得点。七回は龍の左越え２ランで加点した。(毎日新聞)

　■　関西 3―2 九州国際大付(asahi.com)　11/8/11

　関西は１２回、１死一、三塁から渡辺の二塁内野安打でサヨナラ勝ち。投げては水原が内角球を有効に使って一人で投げきった。九州国際大付は９回に龍の適時二塁打で同点としたが、その後に勝ち越せず。１２回は三好から継投した大江が四球から崩れた。

過去記事

　　プロフィール

　福岡県太宰府市出身。
　龍 幸之介（りゅう・こうのすけ）外野手。
　太宰府東小6年時にホークスJr.入りを果たし、太宰府東中時代は二日市ボーイズに所属。
　中1夏、中3春にキャッチャーとして全国大会を経験した。

　九州国際大付では1年時から5番・ライトでレギュラー。
　4番に座る榎本（楽天10年4位）と主軸を組み､1年夏の予選で12の5､打率.417の実績を残す。
　同年秋の公式戦11試合で､中越え満弾含む2発､チーム最多13打点をマーク。
　2年春・夏と2シーズン続けて甲子園に出場し､春選抜で県勢57年ぶりとなる準Vを経験した。
　3番・三好（楽天2011年3位）、4番・高城（横浜2011年2位）との主軸で活躍。
　甲子園6試合（春5、夏1）22打数で、打率.227本1点5、5安打4長打（二3）を記録している。
　選抜1回戦で低め直球をライトに放り込むソロ弾（史上初チーム1イニング3発）。
　ライト線､右中間フェン直（共に甘い直球）と、吉永相手の準決で2二塁打（3打点）を放った。
　夏の甲子園初戦・関西戦（12回2-3）で右線への9回同点2塁打（高め直球）。
　守備でも11回裏2死からの右安で二走を補殺する好プレー（本塁ダイレクト）を披露している。
　2年秋から主将としてチームを引っ張り、翌3年春の九州初戦で右2ランを記録。
　3年夏の予選（4番・ライトで12打数4安打4打点）は九産大九産に6対8で敗れ8強にとどまった。
　当時1学年上のチームメイトとして三好匠、高城俊人ら。

　白鴎大進学後は1年春からベンチ入り。
　4・5番・左翼手としてスタメンで出場し、連盟新の18打点、4発（2位）で新人王・打点王に輝く。
　作新戦で右越え先制3ラン、横田哲から2試合2発、山学大戦で右越えのソロ。
　平国大戦で佐野泰雄から左ソロを記録したが、雨天ノーゲームにより幻のホームランとなった。
　4年間でリーグ通算6本塁打をマークし、ベストナインを3度（DH2、外野1）受賞。
　2年春に打率.455本1（15安打9四死球でリーグ2位の出塁率.558）で首位打者を獲得している。
　同学年のチームメイトに大山悠輔、中塚駿太ら。

　三菱日立パワーシステムズでは1年目から公式戦に出場。
　同年夏の都市対抗4戦中3戦でスタメンを務め、4､5番・DH兼レフトで2発3打点の実績を残す。
　12対3の大勝となった準々決勝・JR西日本戦で3安打3打点の大暴れを披露。
　いずれも外高めの直球を捉え､2回に同点バックスクリーン弾､7回に左ポール際2ランを放った。
　その後のトレーニングでパワーを増し、翌2年目7月の都対初戦でも2発を記録。
　甘く入った直球､変化球を逃さず､初回に先制の右翼上段2ラン､6回に右越えソロを放っている。
　二大大会通算6試合、打率.333、6安打、4本塁打、6打点。

　180cm90kg、恵まれた体格の強打の外野手。
　二大大会で6戦4発､思い切りの良いスイングで長打力のある左のスラッガー。ヘッドスピードが速い。
　関甲新リーグ通算6本塁打、高校通算21発（高3春時点）、ベンチプレス200キロ。
　レフトポール際、バックスクリーン、ライト上段と、東京ドームで全方向への本塁打をマークした。
　投手､捕手を経て､高校から外野手に転向。レフト､ライトをまずまず無難にこなす。
　甲子園で補殺を記録するなど肩は強い部類。遠投90m。高校でも一時は捕手として起用された。
　50m6秒7、一塁到達4.5秒台と、脚力はプロ水準を下回る。