- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 成瀬 脩人(東海大) (05/28)
- 国本 航河(筑波大) (05/28)
- 高安 悠斗(桜美林大) (05/28)
- 小吹 悠人(日本体育大) (05/28)
- 求 航太郎(東海大) (05/28)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (05/27)
- 佐々木 麟太郎(花巻東) (05/27)
- 松本 大輝(智弁学園) (05/27)
- 南 恒誠(大阪桐蔭) (05/27)
- 田代 旭(筑波大) (05/27)
- 松永 陽登(筑波大) (05/27)
- 山下 航汰(日本体育大) (05/27)
- 松浦 佑星(日本体育大) (05/27)
- 宮下 大地(日本体育大) (05/27)
- 岩田 諒大(ミキハウス) (05/27)
- 竹田 祐(三菱重工West) (05/27)
- 友田 佑卓(日本大) (05/27)
- 児玉 悠紀(青山学院大) (05/27)
- 野間 翔一郎(近畿大) (05/27)
- 西村 昴浩(白樺学園) (05/26)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
俊足好打の1番打者。スピード感ある遊撃手。W杯・韓国戦で二塁打含む4安打。キューバ戦で2ラン。
2013年日本ハム1位(契約金7500万円、年俸680万円)
動 画
打撃成績
■ 甲子園成績
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率12夏: 5 .316 19 6 1 1 1 3 1 1 1 .350 .632
【 国際大会 】
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
18U: 9 .367 30 11 3 0 1 6 2 5 1 .457 .567
最新記事
■ 【日本ハム】ドラ1・渡辺が仮契約 開幕1軍だ!!(スポーツ報知) 13/11/16
日本ハムのドラフト1位指名を受けた東海大甲府・渡辺諒内野手(18)が15日、甲府富士屋ホテルで入団交渉に臨み、契約金7500万円、年俸680万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。仮契約を終えた渡辺は、「今まで以上に難しいこともあると思うが、5年以内にレギュラーを取り、いずれはタイトルも狙える選手になりたい」と力強く宣言した。夕方、甲府富士屋ホテルで日本ハムの大渕隆スカウトディレクター(SD)と川名慎一スカウトに出迎えられ、母・文子さんとともに交渉のテーブルについた。その後、会見で「まずはやっと日本ハムの一員になれたという気持ちです」と笑顔を見せた。全球団で唯一のドラ1内野手に、球団の期待も高い。台湾で行われた18Uワールドカップにも足を運んだ大渕SDは「走攻守3拍子そろっているが、特に打撃のミート力と攻撃的な走塁。攻撃面の良さを買っています」と評価。「我々のチームにはちょっといないタイプ。ゲームに順応する力を持っているので、プロの高いレベルに対応できれば上がっていける選手。トップバッターでどんどん出て行ける選手になるんじゃないか」と持ち味の俊足を生かす具体的イメージも明かした。同じ高校日本代表の松井裕樹(楽天1位)、森友哉(西武1位)らに先駆け契約を終えた。「憧れだった野球選手として仕事ができるのがうれしい。松井たちとも1軍の舞台で勝負したい」。同じパ・リーグに所属するライバルたちとの対戦を希望し、さらには「また一緒に、日の丸をつけて戦いたいと思う」と夢を明かした。最後に「日本ハムファイターズ 渡辺諒 開幕一軍」と色紙に記した。サインを現実にするためバットを振り続ける。
■ 東海大甲府・渡辺諒ドラ1候補赤丸急上昇(日刊スポーツ) 13/10/21
東海大甲府・渡辺は“ドラ1”が生まれた縁起の良い部屋で暮らしている。野球部の寮、201号室は2年前にドラフト1位指名された中日高橋周も住んでいた。壁には高橋周から贈られた「プロになれるかな?」という色紙が飾ってある。「周平さんに憧れてプロになりたいと思ったので、宝物です」と話した。178センチ、80キロで胸囲は100センチ。太ももは60センチと細い女性のウエストと変わらない。「見た目が怖いって、クラスの女子には話しかけづらいと言われます」と笑う。プロと見劣りしない体格のスラッガーの元には、全12球団から調査書が届いた。巨人山下スカウト部長が「坂本のように打てる遊撃手になる。長打力がすばらしい」と言えば、楽天早川スカウトマネジャーも「松井稼頭央の後継者になれる。足も速くて打撃に力がある」と絶賛した。2年夏に甲子園で本塁打を放ち、打てる遊撃手として注目を浴びた。今夏の甲子園出場はかなわなかったが、9月に行われた18UW杯日本代表に選出。キューバ戦では左翼へ高校通算39本目の1発を放った。「むちゃくちゃ速い投手からしっかり打てたことは自信になりました」と木製バットへの対応も苦にしなかった。打撃だけでなく、走塁と守備も一級品だ。中学時代はシニアリーグで野球をしながら陸上部に所属。100メートルは自己最速11秒4で、中学3年時に茨城県大会2位に入るほどだった。また今夏は投手不足のため投打二刀流にも挑戦。わずか1カ月の練習にもかかわらず、公式戦でいきなり146キロを記録するなど肩の強さも披露した。「巨人坂本選手や(ブルージェイズ)川崎選手みたいに、打って、守って、走れるショートになりたい。目標は3割、30本、30盗塁です」と、3拍子そろった選手を目指す。12球団OKの姿勢だ。「もし指名されたら『プロになりました』って周平さんにメールします」。憧れの先輩への答えを用意して、運命の日を待つ。
■ ドラ1候補渡辺が千金2ラン/18UW杯(日刊スポーツ) 13/9/7
今秋ドラフト1位候補の東海大甲府・渡辺諒内野手(3年)が、1点リードの4回に2ランを放ち、8回コールド勝ちに貢献した。フルカウントから左翼ポール際に運び「当たりは良かったけど切れると思いました。入ってくれて良かった」と喜んだ。前日5日の韓国戦でも4打数4安打の活躍。「みんないいバッターなので、自分も負けていられない」と刺激を受け、結果につなげている。
森は別格として、台湾でスカウトの眼鏡にかなった野手は誰なのか。ネット裏のスカウトの話を総合すると、株が急上昇しているのは園部聡一塁手(聖光学院)、内田靖人捕手(常総学院)、渡辺諒遊撃手(東海大甲府)の3人。いずれも下半身を使って、バットをしっかりと振り切れる実力の持ち主らしい。「渡辺は山梨大会が終わってほとんど練習してなかったとか。出発前にやった大阪合宿ではどうなることかと思ったけど、台湾では腰の入ったスイングでバットをしっかり振り切っている。スイングスピードは高校生の中でもトップクラスです」(セ・リーグのあるスカウト)。中でも1次ラウンドで18打数6安打(3割3分3厘)、2打点と打ちまくった渡辺は、「2、3年あれば一軍で使える素質の持ち主。外れ1位でもおかしくない」(同)ともっぱらだ。(ゲンダイネット)
過去記事
■ 東海大甲府・渡辺が4安打/18UW杯(日刊スポーツ) 13/9/5
プロ注目の強打者、東海大甲府・渡辺諒内野手(3年)が4打数4安打と大当たりした。2回の第1打席は右安打、3回の第2打席は中越え二塁打、続く2打席も中前安打とセンター中心の打撃で安打を連ねた。渡辺は「今日はたまたまです。ボールがしっかり見えていました。監督さんから『野球は逆方向』と言われていたのでセンター中心に打ちました」と話した。今大会成績はこれで22打数10安打、打率4割5分5厘となった。
■ 大阪桐蔭・森友 6投手の球受け声弾む(デイリースポーツ) 13/8/25
野球の18歳以下ワールドカップに出場する高校日本代表チームが24日、大阪府内で初練習を行った。昨年の日本代表も経験している大阪桐蔭・森友は6投手の球を受け「みんな個性がある。松井君の球は勢いがあり、安楽君の球は球威と重さがすごい」と声を弾ませた。昨年の6位という結果には「不本意だったので、今年はリベンジしたい」ときっぱり。阪神、ソフトバンク、西武のスカウトが視察。阪神・畑山スカウトは「森、渡辺(東海大甲府)の打撃はずばぬけている」と期待を込めた。
■ 東海大甲府が敗退…渡辺痛恨エラー号泣(デイリースポーツ) 13/7/27
東海大甲府が逆転負けで2年連続の夏切符を逃した。今秋ドラフト上位候補の渡辺諒内野手(3年)は、2犠飛で2打点を挙げたが、七回に犯した失策が大量失点につながり号泣。同点の場面で緊急救援した直後には、暴投で決勝点を許した。「最後は自分のエラーで負けてしまって、本当にチームに申し訳ない。(昨夏の)甲子園と同じような送球ミスをしてしまった」。泣きじゃくり、自分を責めた。それでも高校通算38発を誇るNo.1遊撃手への注目度は高い。この日は8球団のスカウトが訪れ、阪神・中村勝広GM(64)も視察。「強打の好素材。肩もいいし、スター性というか雰囲気を持ち合わせている」と評価した。渡辺は進路について「進学かプロかは決まってない。これからしっかり相談したい」とし「もっと練習して成長したい」と、苦い最後の夏を糧にすることを誓った。
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
13夏: 4 .231 13 3 1 1 1 5 1 2 1 .333 .692
13夏 回数 被安 奪三 四死 失点
3回戦:甲 府 商 2 4 2 2 2 146㌔
準決勝:日本航空 1.1 0 1 1 0
3.1 4 3 3 2
■ 東海大甲府・渡辺“二刀流”で大活躍(デイリースポーツ) 13/7/21
山梨大会3回戦では東海大甲府・渡辺諒内野手(3年)が阪神、巨人など6球団のスカウトが視察する中、左翼へ大会初アーチを放ち、八回には投手として146キロをマークした。今秋のドラフト上位指名候補の渡辺が鮮烈二刀流デビューを飾った。打っては今夏、初本塁打。投げては八回から公式戦初登板。阪神、巨人、ヤクルト、広島、オリックス、ソフトバンクのスカウト陣が集結する中、投打で高校生離れした身体能力を見せつけた。まずは五回に打撃で魅せた。2点を先制した後の2死三塁。スライダーを鋭いスイングで振り抜くと、打球は左翼席へ飛び込んだ。高校通算38号本塁打。「ヒットでかえそうと思っていたのが本塁打になりました」と冷静に振り返った。八回にはリリーフで登場。140キロ台の速球を連発し、スタンドはどよめいた。九回は押し出し四球などで1点差までに迫られなおも無死満塁のピンチ。ここでスイッチが入った。遊ゴロ、三邪飛で2死までこぎ着けると、最後の打者にはこの日最速の146キロで追いみ最後も145キロで空振り三振を奪い、ガッツポーズを繰り返した。リリーフ強化もあり6月中旬から本格的に投球練習を開始したばかりの男が見事に最後を締めた。大型遊撃手として高く評価する虎のスカウト陣も改めて高評価を与えた。この日はスカウト4人で視察。平塚スカウトは「高校生の中では群を抜いてますね。三拍子そろい、プレーで魅了できる選手」とうなった。試合後、渡辺は「まずは野手として、打者として投手を助けたい」と冷静に話した超高校級が二刀流で夏を沸かせそうだ。
■ 東海大甲府・渡辺に6球団スカウト熱視線/山梨(SANSPO) 13/7/16
第95回全国高校野球選手権山梨大会(15日、小瀬)チームを引っ張る存在となった東海大甲府・渡辺が、主将で4番の役目を果たした。一回に1点を先制し、なお一死一塁から右中間三塁打を放ち「外寄りのスライダーをいい形で打てました」。しかし「打とうという気持ちが強く出すぎた」と2打席目は右飛、3打席目は中飛。村中監督は「主将になって気負ったかな。狙うなと注意しました」と苦笑いした。ネット裏では阪神、中日、楽天、ロッテ、西武、ソフトバンクのスカウトが熱い視線を送った。楽天・永池スカウトは「変化球を打つのがうまく、中堅から左への打球も飛ぶ。足も速いし、プロでは三拍子そろった1番になれるのでは」と絶賛。ロッテ・山下スカウトは「うちの井口タイプの内野手になってもらいたい」と日米通算2000安打を目前にした好打者になぞらえた。
高校通算37本塁打の大型遊撃手、東海大甲府・渡辺の登場に、6球団のスカウトが熱視線を送った。ソフトバンクの田口昌徳スカウトは「どんな投手にも振っていけて、1球で仕留められる。三拍子そろっている」と身体能力を評価。中日の正津英志スカウトは「走攻守で高いレベル。コンパクトに打てるし、タイミングが取れているから初球から打ちにいける。肩も強い」と絶賛した。(スポニチ)
■ プロ注目36発男、東海大甲府・渡辺諒 全試合マルチ宣言(スポニチ) 13/6/28
今秋ドラフト候補で高校通算36本塁打を誇る右のスラッガー、東海大甲府の渡辺諒は「全試合マルチ。自分は2本以上は打たないといけない」と宣言した。その勝負強さから今春の山梨大会終了後には1年秋以来となる4番を任された。今年は主将という重責も担う。渡辺が1年時の主将が高橋周(中日)だ。「周平さんを目標にやってきた。主将としてもっとまとめられるようになりたい」と力を込める。
■ 高橋周から4番奪った男(日刊スポーツ) 13/1/7
「偉大な先輩」の背中を追う。1年夏の山梨大会で4番、2年夏は1番遊撃手で全国4強。実績はすでに、OBの中日高橋周を上回る。2年前、2つ上の高橋に憧れて茨城から越境入学。元陸上部の俊足に、高校通算25本塁打の長打力を兼ね備える「スーパースター」(村中監督)だ。昨秋の関東大会後は1年ぶりに4番に挑戦。主将・遊撃・中軸と高橋の歩んだ道を進んでいる。「周平さんとプレーして、プロにいきたいと強く思った。上位指名を狙いたい」。“アニキ”は3球団競合のドラフト1位だった。同じ最高評価での指名も、夢ではない。
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
12秋関東: 1 .200 5 1 0 0 1 2 1 0 0 .200 .800
■ 東海大甲府初戦敗退…センバツ絶望的(デイリースポーツ) 12/10/28
関東大会が群馬県で開幕。2会場で1回戦3試合が行われ、今夏甲子園4強の東海大甲府(山梨)が佐野日大(栃木)に敗れ、来春のセンバツ出場は絶望的になった。初回にいきなり6連打を浴びて4失点。これが最後まで響き、村中秀人監督(53)は「すべては4点ですよ。バッテリーに経験の浅い部分があった」と敗因を挙げた。来秋ドラフト候補のスラッガー・渡辺諒内野手(2年)が、五回に高校通算22号となる豪快な左越え2ランを放って追い上げた。「うまく体が反応して回転で持っていけた」という一撃。視察した日本ハムの岡本スカウトは「軸がブレない。大学生、社会人のような雰囲気がある」と絶賛した。だが、そんな主砲のアーチも届かなかった。今夏の甲子園でも一発を放ち、新チームの主将も務める渡辺。聖地への春切符は消えたが「冬は変化球への対応を課題にやっていきたい。ラストチャンスしかない。夏に甲子園に行きたい」と成長を誓った。
■ 東海大甲府・渡辺 周平先輩もビックリ弾…夏の甲子園(スポーツ報知) 12/8/18
東海大甲府(山梨)は、OBの中日・高橋周平に憧れて茨城から入学した1番・渡辺諒遊撃手(2年)が、左越えソロを含む3安打と活躍。4強入りした04年以来、8年ぶりに3回戦進出を決めた。待っていた球を振り抜いた。7回2死。東海大甲府・渡辺の目が光った。「カウントを取りに真っすぐで来る」。狙い通りの135キロ直球を左翼席の中段に運んだ。「甲子園で本塁打なんて、最初で最後かもしれない」と大興奮。ダイヤモンドを駆けながら、右拳を何度も突き上げた。初めて甲子園で放った一発は、戦後春夏通算1900号のメモリアル弾だ。ただ、それ以上に興奮した理由があった。「周平さんよりも早く打てたんだ」。「周平さん」とは、昨秋ドラフト1位で中日に入団した高橋周平だ。高校通算71本塁打を放った怪物スラッガーの背中を追い続けた。地元の茨城・土浦から越境入学した理由も「周平さんに憧れたから」。偉大な遊撃手と入寮で同部屋を勝ち取ると、グラウンドでも三塁を守り、三遊間を組んだ。一緒に甲子園の黒土を踏む夢はかなわなかったが、昨秋の新チームで高橋周の「遊撃」「背番号6」とともに継承したものがある。“周平バット”だった。「1年春にもらって公式戦初本塁打が打てたんです」。1度は割れたが、現在も910グラムの同型を使っている。打撃練習では、プロ入り時に学校に寄贈してくれた価格150万円の最新鋭打撃マシン「周平くん」でパンチ力を磨いた。高校通算15発目は、大舞台に立てなかった先輩の思いも込めた入魂のアーチだった。渡辺は中学時代は陸上部にも所属し、100メートル11秒4で茨城NO1に輝いた。村中秀人監督(53)が「身体能力は高橋よりも断然、高い」と、ホレ込む逸材だ。この春、卒業式に出た周平からこう声をかけられた。「プロに来いよ」。その言葉が今でも耳に残っている。「自分もプロに行きたい」。2年後、プロのフィールドに立つためにも、先輩が立てなかった聖地で山梨勢初の頂点へ―。まずは自らのバットで、宇部鴻城をねじ伏せる。
■ 東海大甲府、初戦突破(asahi.com) 12/8/13
東海大甲府が4回、相原の適時三塁打で2点を先制、6回にも相原が中前適時打を放って加点し、両校の先発ともに無四球の投手戦を制した。先発の神原は被安打4で完封。成立学園に付け入る隙を与えなかった。ベスト4まで進んだ前回出場の2004年以来、8年ぶりの勝利。山梨県勢としては07年の甲府商以来の初戦突破となった。制球が安定していた神原は、低めのスライダーや終盤になっても140キロ台を維持した直球でテンポ良く投げ込んだ。守っては、新海、渡辺の二遊間コンビが、きわどい打球を軽快に処理し、神原の好投をもり立てた。
■ 目指せ上位・東海大甲府:甲子園/得点力増した打線(毎日jp) 12/8/11
第94回全国高校野球選手権大会の山梨代表、東海大甲府。特徴は、投手二枚看板に加えて、1~9番のどこからでも得点できる打線だ。今春まで課題だった打撃力の弱さは、猛練習によって強みに変わった。生まれ変わった打線の1番を担うのが、俊足(50メートル6秒10)の渡辺諒選手(2年)。村中秀人監督は「初回に渡辺が出塁し、打線がつないで先制するのが理想」と話す。1番に定着したのは今春から。何としても出塁することが役目だ。チームの練習後の約2時間、バッティングの自主練習にも取り組んだ。渡辺選手は「足では誰にも負けない。出塁さえすれば、先輩が還してくれると信じている」と自信を見せる。
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
12夏: 5 .500 18 9 1 2 0 2 2 3 3 .571 .778
■ 東海大甲府 渡辺諒選手(asahi.com) 11/5/16
両チーム得点のないまま迎えた5回表2死二、三塁。先制機で東海大甲府の村中秀人監督は4番打者に代え、1年生の渡辺諒君を代打に起用した。「心の準備はしていたけど、緊張してしまった」。相手投手の直球をセンター方向にはじき返したが、中堅手に好捕された。8回表1死二、三塁。再び好機で打順が回ってきた。「5回の打撃は良かった。そのまましっかり振っていけ」。監督にこう声をかけられ、打席に入った。3球直球が続いた後、狙っていた4球目の直球。思いきりバットを振ると、ライナー性の速い打球は軽々と左翼フェンスを越えた。大舞台で打った公式戦初本塁打。感触を楽しむ余裕もなく、「うれしすぎて、ダイヤモンドを早く回りすぎた」。足早にダイヤモンドを1周。満面の笑顔でホームインし、メンバーに手荒い祝福を受けた。
試合 打率 打 安 本 点
11夏: 3 .000 7 0 0 1
プロフィール
茨城県土浦市生まれ。渡邉 諒(わたなべ・りょう)遊撃手。
小学1年から軟式野球を始め、土浦三中時代は竜ヶ崎シニアで3年春に全国出場。
高橋周平(中日11年1位)に憧れを持ち、東海大甲府への進学を決めた。
東海大甲府高では1年春からベンチ入り。
関東大会初戦で2安打4打点の活躍を演じ、入学早々の左越え1号3ランで注目を集める。
続く習志野戦には4番セカンドとして起用され、夏は全3試合に4番ファーストで出場。
1年秋から遊撃手、2年春から1番打者を務め、攻守の活躍で関東大会2季連続出場に貢献した。
春の関東大会2回戦・宇都宮工戦では、センターに抜けようかという二塁内野安打、
左中間への三塁打、セーフティーバント出塁と、150㌔腕・星知弥から3安打1盗塁を記録。
2年夏に準決で2三塁打を記録するなど、打率5割の好成績を残し、8年ぶりとなる優勝を達成した。
甲子園では初戦第3打席でセンター前ヒットを放つと、すかさず盗塁を決めスピードを披露。
2回戦で左中間2塁打、甘い135㌔直球を左越えソロ、143㌔直球を中前打と3安打を放っている。
3回戦・宇部鴻城戦では外角スライダーを捉え、右中間への貴重な同点三塁打をマーク。
初戦9回表に二遊間を抜けそうな打球をアウトに仕留め、神原友の88球4安打完封劇を支えるなど、
再三の好守、二遊間の好連携でも投手陣を援護し、走攻守に渡る活躍で4強入りに導いた。
2年秋は主将としてチームを牽引し、関東大会で左越え2ランを記録(4対6で初戦敗退)。
4番を任された3年夏の大会は、打率.231と目立った活躍はできず、日本航空に敗れ4強に留まった。
3回戦・甲府商戦で左越え38号2ランを放つと共に、リリーフ投手として最速146㌔を記録。
7対9逆転負けを喫した準決では、7回裏にトンネル、併殺処理で悪送球、更にはリリーフとして暴投、
本塁上で捕球ミスと、立て続けにエラーを犯し、4点差をひっくり返される悔しさを味わっている。
3年9月には高校日本代表に選出され、主に6、7番三塁手レギュラーとして18UW杯準優勝を経験。
慣れないサード守備をこなしながら(ショートスタメンのチェコ戦で送球エラーを1度記録)、
チーム2位となる打率.367、4長打含む11安打6打点の活躍を演じ、プロスカウトから高評価を受けた。
韓国戦で右前打、中越え二塁打、中前適時打(送球間に二進の好走塁)×2と4安打。
キューバ戦でフルカウントから高め133㌔を振り抜き、左翼ポール直撃の貴重な2ランを放っている。
178cm80kg、三拍子揃った遊撃手。
コンパクトに鋭く振り切るスイングから鋭いライナー性の打球を飛ばす右の好打者。
公式戦1号を推定120mライナー弾で記録するなど、高校通算39本塁打の長打力を秘める。
思い切りの良い打撃が持ち味。スイングスピード、実戦力でプロから注目されていた。
50m6秒1、右打者で一塁到達タイム4.4秒台の脚力を備え、攻撃的な走塁を見せるリードオフマン。
中学時代は陸上部にも所属し、100m走で県大会2位入賞(11秒4)の実績を持つ。
ショート守備では打球への反応の良さが売り。積極的な守備を心がけ、守備範囲が広い。
2年夏の甲子園5試合で2度の送球エラーを記録するなど、コントロールにやや不安定さを残しながらも、
捕ってから投げるまでのスピードが速く、投手として146㌔を投げる強肩を備える。遠投105m。
監督から総合力では高橋周平以上と評されていた。胸囲100センチ、太もも60センチ。
スカウトコメント
日本ハム・大渕SD|13/11/16
「走攻守3拍子そろっているが、特に打撃のミート力と攻撃的な走塁。攻撃面の良さを買っています。我々のチームにはちょっといないタイプ。ゲームに順応する力を持っているので、プロの高いレベルに対応できれば上がっていける選手。トップバッターでどんどん出て行ける選手になるんじゃないか」
日本ハム・大渕スカウトディレクター|13/10/30
「来年夏すぎから1軍に顔を出せないかと期待している」
日本ハム・栗山監督|13/10/24
「スラッガー系の打者がどうしても欲しかった。すぐにでも使える。安心してプロに飛び込んでほしい」
巨人・山下スカウト部長|13/10/21
「坂本のように打てる遊撃手になる。長打力がすばらしい」
楽天・早川スカウトマネジャー|13/10/21
「松井稼頭央の後継者になれる。足も速くて打撃に力がある」
日本ハム・大渕隆スカウトディレクター|13/9/10
「初めて対戦する投手でも、初球から打ちに行って変化球をとらえる力がある。一言で表現するなら対応力ということなんでしょうが、とにかく実戦力の高さが目を見張ります」
セ・リーグスカウト|13/9/7
「山梨大会が終わってほとんど練習してなかったとか。出発前にやった大阪合宿ではどうなることかと思ったけど、台湾では腰の入ったスイングでバットをしっかり振り切っている。スイングスピードは高校生の中でもトップクラスです。2、3年あれば一軍で使える素質の持ち主。外れ1位でもおかしくない」
阪神・畑山スカウト|13/8/25
「森、渡辺(東海大甲府)の打撃はずばぬけている」
阪神・中村勝広GM|13/7/27
「強打の好素材。肩もいいし、スター性というか雰囲気を持ち合わせている」
阪神・平塚スカウト|13/7/21
「高校生の中では群を抜いてますね。三拍子そろい、プレーで魅了できる選手」
楽天・永池スカウト|13/7/16
「変化球を打つのがうまく、中堅から左への打球も飛ぶ。足も速いし、プロでは三拍子そろった1番になれるのでは」
ロッテ・山下スカウト|13/7/16
「うちの井口タイプの内野手になってもらいたい」
ソフトバンク・田口昌徳スカウト|13/7/16
「どんな投手にも振っていけて、1球で仕留められる。三拍子そろっている」
中日・正津英志スカウト|13/7/16
「走攻守で高いレベル。コンパクトに打てるし、タイミングが取れているから初球から打ちにいける。肩も強い」
ヤクルト・鳥原公二チーフスカウト|13/6/14
「走攻守三拍子揃った内野手。スイングスピードが速く、走れる足もある。ただ、大きな課題としてはスローイングにクセがあります。捕るところまではいいのですが…。内野で勝負するなら、スローイング次第です」
日本ハム・岡本スカウト|12/10/28
「軸がブレない。大学生、社会人のような雰囲気がある」
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9試合すべてでてましたよね
東明はイラネ ちな虎
神宮や横浜なら二桁ホームランを打てるシーズンもあるかもしれない
だが年間20本30本打てるような選手になるとはとうてい思えない
ショートやセカンドとしてプロでやれるだろうか?
外野やサードではそうとう打てる選手にならないと一軍では厳しい
ただ内川のようなアベレージヒッターになるかもしれないという淡い期待はある
応援したくなる選手だ