柿澤 貴裕(神村学園)|ドラフト・レポート

柿澤 貴裕(神村学園)

ここでは、「柿澤 貴裕(神村学園)」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



178cm80kg 右左 MAX148km スライダー・シンカー・カット・カーブ・チェンジ
力強い腕の振りから148㌔直球とスライダー、シンカー。高校通算23発、俊足強肩の外野手。
2012年東北楽天6位
最終更新日:2012-09-30 (Sun)|2012年ドラフト指名選手 コメント(4)

  投球成績

 ■ 甲子園成績

     試合 回数 被安 奪三 四死 自責
   11夏: 1   1  2  1  0  0 143㌔ 能代商
   12春: 2  8.1  3  7  2  0
          4  2  6  0  0 144㌔ 石巻工
         4.1  1  1  2  0 148㌔ 健高崎
   12夏: 2   9  8  4  4  6
          5  3  2  2  1 144㌔ 智弁和
          4  5  2  2  5 146㌔ 光星学
   通算: 5 18.1  13  12  6  6 防2.95
     被安打率6.38 奪三振率5.89 四死球率2.95

  最新記事

 ■ 柿沢(神村学園)プロ志望届(西日本スポーツ) 12/9/27

 昨夏から3季連続で甲子園に出場した神村学園の柿沢貴裕投手が、プロ志望届を鹿児島県高野連に提出したことが26日、分かった。近日中に日本高野連のホームページで公表される。柿沢は最速148キロを誇る本格派右腕。2年秋から4番に座るなど高校通算23本塁打のスラッガーでもあり、打者として高く評価するプロ球団もある

     試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
   12春: 2 .000  2  0 0 0 0 0 1 1 0  .333  .000 
   12夏: 2 .500  6  3 1 0 0 1 2 2 0  .625  .667
   通算: 3 .375  8  3 1 0 0 1 3 3 0  .545  .500

 ■ 神村学園・柿沢、体調不良押し意地の先発(読売新聞) 12/8/14

 「背番号1」の責任を誰よりも強く感じていた。だからこそ、神村学園は柿沢に大事な初戦の先発を託した。試合4日前の夜、突然、腹痛に襲われた。診断結果は胃潰瘍。2日間、点滴を受けてようやく試合前日に練習に復帰したが、感覚を取り戻そうと150球を投げ込んだことで、疲労を残したままの登板となった。5回を投げて3安打2失点。それでも、選抜後に取り組んできた緩急を利かせる投球は威力を発揮した。3回戦の相手は昨秋の明治神宮大会で敗れた光星学院(青森)。「低めへの制球を調整して、リベンジする」。次こそはベストピッチングでナインを引っ張るつもりだ。

 ■ 神村学園・柿沢プロでリベンジ/甲子園(日刊スポーツ) 12/8/19

 完敗だった。昨秋から九州で負けなしの神村学園(鹿児島)が2大会連続準Vの光星学院(青森)に力負け。昨秋、明治神宮大会でタイブレークで敗れた相手にリベンジすることはできなかった。柿沢貴裕投手(3年)はいきなり先頭打者に本塁打を浴びた。さらに1死一塁で北條に2ランを浴び、3回には田村に左中間中段へ運ばれた。神宮では北條に人生初という満塁本塁打を打たれ、この日の1試合3本塁打も初めて。「内も外も変化球にも対応してきて本当にいい打者ばかりでした真っすぐ勝負であそこまで飛ばされた。力不足です」。2回1/3で平藪と交代し左翼へ下がった。この日は母成美さん(44)の誕生日だった。早朝の新幹線で東京から応援に駆けつけていた。鹿児島大会へ応援に来れない成美さんに「県大会は来なくていいよ。甲子園に来てくれたらいいから」と話していた。約束は守ったが、誕生日に勝利を贈れなかった。8回1死で再登板。9回2死で打席に立った田村が「直球で勝負してこい」と言ってきた最後は142キロの直球で右飛に打ち取った。「プロに行きたい。プロでもう1度勝負したい」。柿沢はさらに上の舞台でリベンジを誓った。

 ■ 神村学園が3季連続甲子園切符!柿沢148キロ締め(スポニチ) 12/7/29

 8点リードの9回。左翼の守備に回っていた神村学園のエース・柿沢が再びマウンドに戻った。簡単に2死を取ると、最後の打者は自己最速タイの148キロの直球で空振り三振。「150キロを狙ったんですが…。甲子園で大台突破と全国制覇を狙います」。 今春センバツの経験を経てたくましく成長したエースは、4番打者としても8回に今大会3本目、高校通算23号を右翼に叩き込んだ。昨秋と今春の九州大会を制した実力は前評判通りで、3季連続の聖地で目指すは全国制覇。山本常夫監督は「九州は災害の多い年だった。被災者の方が笑顔になれるよう、甲子園で九州の力を見せつけたい」と話した。

   12夏         回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:樟 南 二 先   7  4  8  1  0
   4回戦:池  田     3  2       0
   準々決:鹿児島工    6.1  4       0
   準決勝:加治木工 先   7  6       0
   決 勝:鹿児島実 先   7  8  4  0  2 148㌔
              30.1  24  17  5  2 防0.59(失点から計算)
           被安打率7.12 奪三振率5.04 四死球率1.48

     試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率 
   12夏: 6 .333 21  7  2 0 3 8 0 3 0  .417  .857

 ■ 神村学園、2番手の柿沢好投実らず涙(MSN産経) 12/3/28

 神村学園は九州勢最後の砦を守れなかった。初回に2点を先制されながらも、二回以降は追加点を許さなかったが、2番手の柿沢が九回に3点目を失った。山本監督は「投手は踏ん張った。打てなかったのが敗因」と1点しか奪えなかった打線の強化を夏への課題に挙げた。自己最速148キロをマークした柿沢は、五回の打席で右手に死球を受けた影響で変化球が思うように操れなかった。涙ながらに「イチからやり直して、また来たい」と雪辱を誓った。

過去記事

 ■ 神村学園・柿沢、好救援にも「まだこんなもんじゃない」(asahi.com) 12/3/22

 昨夏の甲子園のマウンドを経験した神村学園の柿沢が6回から登板。先頭打者から自信のある直球で空振り三振を奪うと、7回には3安打していた阿部翔人からこの日最速の144キロで空を切らせた。4回を投げ、奪三振6で無失点。それでも、「まだまだ実力はこんなもんじゃない」と満足はしていなかった。

 ■ 変化球も多彩な本格派--柿沢貴裕投手・外野手=2年(毎日jp) 12/3/16

 安定感のあるフォームから目の覚めるような速球を投げ込む。最速145キロの直球が注目される一方で、変化球も右の上手投げでは珍しいシンカーのほか、カーブ▽スライダー▽チェンジアップ▽カットボールと多彩だ。昨年春に「落ちる球を覚えよう」とフォークに挑戦。だが「指が短くてボールを挟めない」と断念し、握る力が比較的少なくてすむシンカーを習得したという。昨夏の決め球となり、打者を手玉に取った。昨秋の明治神宮大会では、延長タイブレークの十回にサヨナラ満塁本塁打を浴びた。「野球人生で本当の『負け』を初めて味わった」と悔しがる。冬のトレーニングで、がっしりとした体がさらに厚みを増した。「早く甲子園で投げたくてうずうずしている」とセンバツを心待ちにする。野球のための体作りの一環として、小学生の時に柔道と水泳に取り組んだ。水泳では小学5年時に全国大会で8位入賞し「このまま水泳の道に進むか悩んだ」ほどの実力の持ち主。
 夏の選手権大会が終わった昨年8月、柿沢貴裕君は一人、チームメートの練習を横目に見ながら、グラウンドの周りの草むしりをしていた。最速146キロの右腕。甲子園では背番号11をつけ、マウンドにも立った。新チームの中心になるはずだったが、ボールにも触れられない。眉毛を細くしてはいけないという学校の決まりを破った罰だった。そんな柿沢君に代わり、エースの座をつかんだのは左の変化球投手、平藪樹一郎君だった。柿沢君は打撃力をかわれ、大会では背番号7番をつける。競い合いながら冬を越えた左右の「二枚看板」の出来が、勝負の鍵を握る。(asahi.com)

 ■ 神村学園、中盤猛攻で決勝へ 九州地区高校野球(asahi.com) 11/10/28

 大分市で27日あった第129回九州地区高校野球大会の準決勝で、神村学園(鹿児島)は6―2で別府青山(大分)に勝利し、決勝進出を決めた。本塁打で先制した神村学園が中盤に得点を重ねて快勝した。両チーム無得点で迎えた5回、1死から6番柿沢が右翼席に運んで先制すると打線が活性化。「相手のスライダーに泳がされていたので打席の前寄りに立たせた」という山本監督の指示が生き、その後も長短4連打で3点を加点。6回にも2点を追加した。この日のマウンドは初先発の柿沢。7回に2点を失ったが、変化球がさえ、要所を抑えて被安打5で完投した。

      試合 回数 被安 奪三 四死 自責
   11秋神: 1   6  5  4  0  3 142㌔ 光星学院 
   ※ 10回からタイブレーク方式

      試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率 被安率 奪三率 四死率 
   11秋公: 6 32.2  17  30  3  4  1.10  4.68  8.27  0.83
   11秋全: 16  73  42  59  15  8  0.99  5.18  7.27 
1.85

 ■ ’11甲子園 神村学園2度目の夏(毎日jp) 11/8/1

 エース・久保大星投手は阪神甲子園球場の外観さえ見たことがない。多くの選手が一度は「夢舞台」を観戦などで訪れたことがある中「甲子園には自分の力で行く」と機会をかたくなに断ってきた。「一度決めたことを貫く。自分に甘くなってはだめ」。そんな久保投手を後輩の柿沢貴裕投手(2年)は「プレーでも私生活でも気持ちの強い先輩。あの精神力を目標にしている」と尊敬する。多彩な変化球で打者を手玉に取る久保投手と、最速145キロの速球が自慢の柿沢投手の両右腕が神村学園の2枚看板。互いをライバル意識し高め合う存在だ。柿沢投手は5月のNHK旗大会決勝で鹿児島実相手に好投し完投。県大会の川内戦では救援し猛攻をしのいだ。後輩の活躍に久保投手は「エースとして、試合終了の瞬間には自分がマウンドにいたい」と対抗心を燃やす。

   11夏予選       回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:鹿 児 島     3  0       0
   4回戦:川  内     7  9       3 
   準決勝:鹿屋中央 先  1.1  4       3
              11.1  13  8  3  6 防4.76(失点から計算)
          被安打率10.32 奪三振率6.35
四死球率2.38

  プロフィール

 東京都葛飾区出身。
 柿澤 貴裕(かきざわ たかひろ)投手。
 小学1年から野球を始め、神村学園中時代は神村学園シニアに所属。
 3年夏に全国大会8強進出を達成、当時から最速140㌔を記録していた。

 神村学園では1年秋からベンチ入り。
 2年春NHK旗決勝鹿実戦で10安打2失点完投勝利、初優勝に大きく貢献し頭角を現す。
 夏に出場した甲子園では救援で143㌔記録、9回1イニングを無失点に抑え全国舞台を経験。
 吉永健太朗を参考にシンカーを磨いた秋は、防0.34の活躍で九州大会優勝に貢献した。
 26回2/3で26奪三振、九州大会準決勝別府青山戦で5安打2失点完投勝利を挙げている。
 神宮大会では初戦で光星学院とぶつかり、4回から9回までを2失点に抑える好救援を見せたが、
 最後は北條史也に満塁弾を浴び、8対11サヨナラ負けで延長10回の接戦を落とした。
 3年春選抜は2試合とも救援起用され8回1/3を1失点、健大高崎戦で自己最速148㌔マーク。
 主戦となった夏の甲子園では体調を崩しながらも先発を務め、智弁和歌山戦で白星を挙げた。
 続く光星学院戦は3発を浴び、3回途中5安打5失点でノックアウト(8回1死から再登板)。
 3年夏は4番打者としても活躍し、県大会6試合でチーム最多3本塁打8打点を記録している。

 178cm80kg、ガッチリした体格のスリークォーター右腕。
 ワインドアップからステップ幅狭く踏み出し、テイクバック大きく開きながらも、肘を柔らかく使った
 球持ちに良さのある力強い腕の振りから繰り出す最速148㌔、常時130㌔台中盤から
 140㌔台前半の威力ある直球と120㌔前後のスライダー、外角に沈む120㌔台のシンカー。
 その他130㌔台のカットボール、100㌔前後のカーブ、110㌔台後半のチェンジアップ。
 体重移動に課題を残し、今後の更なる球威アップに期待がかかる。
 甘い球もあるものの、コントロールはまずまず。遠投120m、50m6秒0。
 通算23発のパンチ力、高い身体能力を備え、プロからは野手としても評価されている。

  スカウトコメント

中日・中田宗男スカウト部長|12/6/24
 「腕の振りが柔らかくシャープで、いい投げ方をしています。肩の力だけではなく腕の入れ替えができているし、球にスピンをかけられる。ガッチリした体つきで球威もある。見た目以上に、ストレートの威力を感じるタイプです」
巨人・武田スカウト|12/8/25
 「元々肩が強い上に、投手らしいフォームになってきた」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2023年プロマーク状況



最終更新日:2012-09-30 (Sun)|2012年ドラフト指名選手 | コメント(4) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
安打7本のうちHR3本って・・・
これは星野さんに野手として認められる(指名される)よな
本人は投手希望らしいが・・・。
| 匿名 | 2012年10月27日(Sat) 17:27 | URL #- [ 編集]
プロ入りを希望するようですが、投手と野手どちらで行くのでしょうかね?個人的には打者・柿沢に期待したいです。
| 匿名 | 2012年08月20日(Mon) 13:00 | URL #joe.BCrY [ 編集]
神村ナインのみなさん、お疲れ様でした!
私自身もはじめての甲子園で選手でもないのにとても緊張しました…(笑)
結果は負けでしたが、神村ナインの皆さんの頑張る姿は本当に素晴らしくカッコよかったです!!
神村学園の生徒として、たくさんの神村ファンのなかの1人としてアルプススタンドから応援できたことは一生忘れません。
夢の舞台でもある甲子園に連れて行ってくれてありがとう!!
これからも神村ナインを応援しつづけます★ミ
やかぜの精神でがんばってくださいね。
| ぽよ | 2011年08月19日(Fri) 12:04 | URL #Wn.2/1uk [ 編集]
柿澤の直球は良かったですが・・・。まさか負けるとは・・・。いつもの攻撃が出来て無かったです・・・。
| 鹿児島太郎 | 2011年08月09日(Tue) 21:40 | URL #3/2tU3w2 [ 編集]
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