- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 越井 颯一郎(早稲田大) (05/28)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (05/28)
- 篠原 颯斗(日本体育大) (05/28)
- 杉原 望来(京都国際) (05/28)
- 隼瀬 一樹(筑波大) (05/28)
- 相馬 綾太(日本体育大) (05/28)
- 大塚 瑠晏(東海大) (05/28)
- 田邊 広大(日本体育大) (05/28)
- 日當 直喜(東海大菅生) (05/28)
- 北口 恭輔(東海大) (05/28)
- 成瀬 脩人(東海大) (05/28)
- 国本 航河(筑波大) (05/28)
- 高安 悠斗(桜美林大) (05/28)
- 小吹 悠人(日本体育大) (05/28)
- 求 航太郎(東海大) (05/28)
- 佐々木 麟太郎(花巻東) (05/27)
- 松本 大輝(智弁学園) (05/27)
- 南 恒誠(大阪桐蔭) (05/27)
- 田代 旭(筑波大) (05/27)
- 松永 陽登(筑波大) (05/27)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
球速以上に打者の手元で伸びる直球が武器。2年春選抜で3完投勝利、4強進出の原動力。
2013年広島5位(契約金3000万円、年俸460万円)
動 画
投手成績
■ 甲子園成績
12春 回数 被安 奪三 四死 自責別府青山 9 2 13 0 0 139㌔
智弁学園 9 8 6 5 1
横 浜 高 9 5 1 5 2 139㌔
光星学院 3 4 4 0 3 141㌔
30 19 24 10 6 防1.80
被安打率5.70 奪三振率7.20 四死球率3.00
最新記事
■ ドラ5関東第一・中村エースをねらう!(デイリースポーツ) 13/11/18
広島からドラフト5位で指名された中村祐太投手(18)=関東第一=が17日、都内のホテルで入団交渉を行い、仮契約を結んだ。契約金は3000万円、年俸460万円。背番号は67。プロの一員となり、さわやかな表情を浮かべた。楽天の田中、広島の前田健を目標に掲げ、「調子が悪くても抑え、気持ちを前面に出せる投球をしたい。そしてファンから愛され、球界を代表する投手になりたい」と力強く言い切った。最速142キロだが、球速アップより球のキレを磨きたいという。「そのためにも走り込みやウエートトレーニングとかで、体を大きくしなければならないと思っている。しっかりやっていきたい」。まずはプロの体をつくり、1軍で活躍する時を待つ。
■ 関東一・中村祐太投手(3年)「ふがいない投球をした」(MSN産経) 13/7/25
3年ぶりの甲子園を目指し、先発マウンドに立った。だが、立ち上がりから130キロ台の直球は高めに浮いた。二回には二死満塁から走者一掃の右越え二塁打を放たれるなど、苦しい投球が続いた。「汗と雨でボールに指が引っかからなかった。連投の疲れもあり、勝負球の直球がすべて高めに浮いてしまった。ふがいない投球をしてしまい、みんなに申し訳ない」。6点をリードされた七回一死一、二塁でマウンドを譲り、右翼の守備についた。再登板はなく、“最後の夏”は打者33人に対し、被安打12。投球数122球。打撃は3打数1安打だった。「点差がひらいていたが、みんなで逆転するんだとベンチで声を掛け合っていた」。だが、味方打線は二松学舎大付のエースに4安打に抑えられた。試合後、ベンチ裏で目に涙を浮かべ、何度も「ふがいない投球をして、申し訳ない」とエースは繰り返した。「この3年間は楽しく野球をやれて、自分を大きくしてくれた」とも。次の目標は「負けない投手になり、プロでやりたい」という。
「このままでは終われない。今後のことは両親と相談して、可能性があればプロにいきたい」と話した。(西日本スポーツ)
13夏 回数 被安 奪三 四死 失点
4回戦:足立学園 先 8 6 10 1 141㌔
5回戦:東海高輪 先 8 9 1 3 2
準決勝:二松学舎 先 6.1 12 2 3 7 140㌔
22.1 27 13 10 防4.03(失点から計算)
被安打率10.88 奪三振率5.24
以前空振りを取れていた高め直球を痛打されていたのが気になりました。本調子ではないのでしょうね。
持ち味である真っすぐ中心の投球を展開するも、12安打を浴び7回途中7失点KOでした。
独特の直球を取り戻してもらいたいですね。雑誌によると中日、阪神などから注目されているようです。
■ 関東第一8強!中村が初完投&本塁打(デイリースポーツ) 13/7/20
プロ注目の関東第一・中村祐太投手(3年)が投打にわたる活躍で、チームを準々決勝へと押し上げた。投げては今夏、8回コールド勝利ながら初完投。打っては左越え本塁打を放った。二回に先制点を許した直後だ。打球は大きな放物線を描き左翼席へ。高校通算16本目のアーチを放った。「スカッとしました。感触は良かったんで入ると思ったんですけどね」とニヤリ。この本塁打を含む2安打を放った一方で、投球は苦しんだ。8回を9安打2失点。直球は走らず、奪った三振もわずか1。それでも「打たせて取る投球をしました。緩急をつけて投げることができた」。本調子でなくても抑えたところに成長の跡がある。楽天、中日、ロッテら複数球団のスカウトが視察する中、潜在能力の高さを示したエースは「残り全部、投げきるつもりです」ときっぱり。その右腕で必ず、3年ぶりの甲子園出場へ導く。
過去記事
■ 関東第一・中村、スカウト陣の前で10K/東東京(SANSPO) 13/7/18
松井に投げ勝った男が、プロ12球団のスカウトが集結した神宮でも輝いた。中村は8回106球を投げ、足立学園打線を1失点に抑えた。「ストレートが持ち味ですから。自分が復活したと思ってくれれば、試合が有利に運べるんじゃないかと思いました」。故障を乗り越えたエースは直球主体に押しまくった。四回に1失点したが、6安打を浴びながら10奪三振と力は存分に見せた。昨春、2年生ながらエースとしてセンバツに出場。4強入りに貢献したが、直後に左腸骨(股関節の付近)の剥離骨折で1カ月以上も投球できなかった。なかなか直球の調子が戻らない時期に「変化球を2つは作らないと」と、スライダー、スプリットを決め球として使えるようにしようと前向きに取り組んだ。骨折が癒えて直球の球威を取り戻し、変化球もマスター。まさに禍転じて福、となった。今年6月23日に桐光学園との練習試合で松井と投げ合い、ともに完投。中村は1失点でチームは4-1で勝利した。「桐光は打線はそれほどでもないので」と言いながらも「松井に勝ったことはうれしかったです」。同じ投手として敬意を払う左腕を倒したことが、大きな力となっている。この日の最速は141キロ。巨人・吉武スカウトは「松井君の方が球は速いが、中村君は切れがあって球質がいい。腕を力強く振れていて球に伸びがある」と高評価。「(ドラフト)候補の1人? そうでしょうね」とうなずいた。
▼阪神・平塚スカウト 「球の持ちがいいので、打者は(投手との距離が)短く感じるはず。低めへのコントロールもよかった。春はそれができていなかった」
▼DeNA・吉田スカウト部長 「候補かは別として、いい投手。特にフォームがいい」
■ 関東第一・中村が復活141キロ/高校野球(日刊スポーツ) 13/6/24
関東第一(東東京)は23日、川崎市内の桐光学園(神奈川)グラウンドで練習試合を行い、4-1で勝利した。昨春のセンバツ4強右腕が復活を印象づけた。先発した関東第一・中村祐太投手(3年)が9回を投げ7安打1失点、4奪三振と好投した。昨春に股関節にある左腸骨を剥離骨折。昨夏はほとんど登板することができなかった。復帰後はストレッチを日課にし、下半身の柔軟性を強化。この日は自己最速にあと1キロと迫る141キロを計測した。「同い年の松井が騒がれているので負けたくなかった」と完投勝利に笑顔を見せた。
中日・中田宗男スカウト部長も「伸びのある、指先にかかった球を低めに投げ入れている。まだ100%じゃないが球威が出ていた」と評した。中村は「9回投げても疲れなくなってきた。体力がついてきている」と手応えを口にした。(スポニチ)
■ 選抜で注目 伸びある直球(日刊スポーツ) 13/1/7
新球で技巧派転身を目指す。昨年センバツでは、抜群に伸びる直球を武器に4強進出。だが夏、秋と直球頼みが裏目に出た。「真っすぐが調子悪い時もあるのに、勝負どころでそれしか投げられないから打たれた」と猛省。11月からフォークに挑戦し、練習試合で三振を取るなど手応えを得た。桐光学園・松井とは中学時代の対戦で2戦2勝しており「夏の甲子園で投げ合うのが目標」と励みにしている。
12秋 回数 被安 奪三 四死 自責
1回戦:日大鶴丘 先 8 11 3 3 3
■ センバツ4強の関東一敗れる エース中村号泣7回4失点(スポニチ) 12/7/18
関東一・中村は現実を受け入れることができなかった。まさかの4回戦敗退。先輩たちから「また来年頑張ればいい」と声を掛けられ涙があふれた。今センバツで関東一を4強に導いた立役者は号泣しながらバスに乗り込んだ。2年生エースとして臨んだ甲子園では3試合連続完投勝利を挙げたが、代償は大きかった。左股関節に痛みを抱えながらの登板だっただけに、センバツ後は満足な走り込みができなかった。5月の関東大会は1イニングの登板のみ。練習試合でも完投せずに、背番号「10」で夏を迎えた。今大会初先発で7回4安打4失点。後を託した同じ2年生の上原、醍醐も踏ん張れずサヨナラ負けを喫した。春夏連続出場はならなかった。それでも、米沢貴光監督は「中村は決して万全ではなかったが、今の力は出し切ってくれた。きょうは監督の継投ミス」とかばった。
12夏 回数 被安 失点
3回戦:東京成徳 1 0 0
4回戦:成立学園 先 7 4 4
8 4 4 防4.50(失点から計算)
■ 関東一が関東一に王手/高校野球(日刊スポーツ) 12/5/23
関東一(東京)がサヨナラ勝ちで決勝進出を決めた。5-1で迎えた9回表、今大会初登板となるエース中村祐太投手(2年)を投入。まさかの同点に追いつかれたが、その裏無死一、三塁から内野安打でサヨナラ勝ちした。センバツ前から痛めていた股関節の炎症の影響で久々の公式戦登板となった中村は「緊張しました。勝てて本当にホっとしました」。米沢貴光監督は「優勝は意識していない。夏につながればと思いますし、つなげたいですね」と話した。関東一が関東一に王手をかけた。
12春関東 回数 被安 奪三 四死 自責
準決勝:作新学院 1 3 2 2 4
■ 関東一エース・中村「夏また帰ってくる」(スポーツ報知) 12/4/3
あと2勝、頂点に届かなかった。関東一の2年生エース・中村祐太は悔しさをかみ締め、光星学院の校歌を聴いた。「田村選手、北條選手は東京にはいないような打者だった。すごく成長させてもらった」。収穫と課題を胸に、春が終わった。準々決勝までの3試合、27イニングを一人で投げ抜いたが、疲労を考慮され、初のブルペンスタート。3点を追う6回からリリーフ。自己最速を2キロ上回る141キロを計測するなど、力で押した。流れを呼び込みたかったが、8回には4長短打で3失点と返り討ちに遭った。「光星はパワーもあるし、うまかった」と脱帽した。2回戦の智弁学園戦では4番・小野に12球すべて直球勝負を挑み、鮮烈な記憶を残した。まだ16歳。甲子園に立つチャンスは3度もある。「夏また帰ってきて、リベンジしたい」。あどけないはずの表情が、大人びて見えた。
■ 関東一の中村は3戦連続の完投(MSN産経) 12/4/1
関東一の2年生エース中村は1回戦から3試合連続の完投。「初回の攻撃で横浜が直球を狙っているのが分かった」と、二回からは自らの提案で変化球主体の投球に変えた。自慢の直球で勝負したい気持ちを抑え「勝つためには変化球も必要。強敵を相手に試せたのが収穫」と話した。試合後は直球を我慢した分、まだ投げ足りない様子で「疲れはない。光星学院も強力打線だけど、次こそは真っすぐで押していきたい」と笑顔だった。
左の肩越しに、三塁走者の右足がホームベースをわずかに越えて土を蹴るのが見えた。五回、横浜は1点を返し、なお1死一、三塁。高橋が三塁線にセーフティースクイズのバント(記録は内野安打)を転がした。関東一の捕手・松谷は、本塁に駆け込む尾関の足元を注視していた。「爪先がホームベースの向こうに着いた。踏んでいない」。松谷の確信だった。本塁空過のアピールが球審に認められ、同点の生還は取り消された。リードもさえた。中村の持ち味である高めに浮く速球をきっちり見極めてくる横浜打線に対して、スライダーやチェンジアップを有効に使った。(毎日jp)
大好きだったグレーのユニホームに真っ向勝負を挑む。江戸川中央シニア出身のエース中村は関東一から自転車で約15分の距離に住んでいたが、江戸川南シニア出身の松坂(現レッドソックス)が活躍した横浜に幼少期から憧れていた。中学卒業時は横浜進学を希望したが、当時は制球力に難があり控え投手兼外野手。中央シニアの1年先輩の山内、同学年の長谷川が横浜に進むも、中村に声は掛からなかった。最近読んだ本は「ひたむきに-松坂大輔、“超一流”への道」。著者は相手指揮官の渡辺監督だ。「高校時代に松坂は人一倍走っていたと書いてあった」と刺激を受けた2年生エース。冬場の走り込みの成果を渡辺監督に披露し、恩返しをする。(日刊スポーツ)
■ センバツ:関東一・中村 智弁・小野との真っ向勝負を制す(毎日jp) 12/3/30
ピンチばかりだった。投球の7割を占めた速球は、逆球や浮き球も多い。だが、昨秋の近畿王者に決定打を許さない。ゆったりしたフォームから繰り出す130キロ中盤の直球で、バットに空を切らせたり、ポップフライを打たせたり。結局、1失点でしのぎ切った。 なぜ打てないのか。智弁学園の小坂監督はきつねにつままれたような表情だ。「真ん中から高めに浮く直球と、低めから浮いてくる直球がある。後者を打ち損じた」。一方、関東一の捕手・松谷は得意顔。「中村の直球は最後に5センチ上がる感じなんです」。昨夏までチームでも目立たない存在だった中村は「キャッチボールの時から球を離す時だけ力を入れ、切るイメージで投げる」という。この冬は連日1時間の走り込みで土台となる下半身を鍛えた。さらに、関東一は遠投ではなく、長くても40メートル程度の距離で強い球を投げ、指先の感覚を研ぎ澄ます。こうして「魔球」は磨き上げられた。
■ 関東一のダル・中村無四球13K/センバツ(日刊スポーツ) 12/3/28
狙うはパーフェクトだった。6回。打球が一塁手横を抜けたと認めると、関東一(東京)中村祐太投手(2年)のポーカーフェースが一瞬崩れた。「意識してたので。あー打たれちゃったって」。5回まで1人の走者も許さない、2安打無四球完封。5者連続含む13奪三振と、派手なデビューで1点の援護を守った。配球は9割直球。先輩捕手のサインに首を振りまくる、ちょっとナマイキな2年生エースだ。最速139キロと速さはない。だが、楽天吹石チーフスカウトが「伸びるから空振りが取れる」という直球を「裁縫が得意」という器用さで外角に落とす。強肩は、ソフトボール投手でならした母朱美さん譲りだ。昨秋の東京大会決勝では、強打の帝京打線を1安打完封した。実は「ビッグ3」の愛工大名電・浜田に憧れている。秋の神宮大会で1点差で投げ負けたのだが、開会式ではちゃっかり2ショット写真をおねだり。浜田の初戦14奪三振完封をテレビ観戦し、「自分も」と発奮していた。そして、そっくりの紫のユニホームで同じ完封劇をやってのけた。関東一のセンバツ勝利は、準優勝した87年以来という吉兆だ。準決勝では浜田との再戦も可能。「次の目標は…、1安打完封ですかね」。本気か冗談か分からない中村の伸びしろは、底知れない。
■ 関東一・中村、センバツでの雪辱誓う(デイリースポーツ) 11/11/24
関東一の1年生右腕・中村は8回2失点も、援護がなく好投が報われなかった。好投手・浜田との投げ合いに敗れ「すごくいい投手というのは聞いてました。相手の方が上でした。力負けです」と潔かった。「最後の方は低めにいかなかった。来春までにもっとレベルアップしたい」と出場が確実視されるセンバツでの雪辱を誓った。
11秋 回数 被安 奪三 四死 自責
ブロック:駒場学 先 9 7 15 4 1
2 回 戦:都小平 1 0 0 0
3 回 戦:八王子 先 9 6 12 2 0
準々決勝:日豊山 6 3 0 2
決 勝:帝 京 先 9 1 6 4 0
神 宮:愛名電 先 8 7 6 1 2 136㌔
42 24 46 11 5 防1.07
被安打率5.14 奪三振率9.86 四死球率2.36
■ 関東一、帝京破り4年ぶりセンバツ当確(デイリースポーツ) 11/10/31
関東一が2‐0で帝京を下し、4年ぶり2度目の優勝を決めた。1年生右腕の中村祐太投手が、1安打完封。打っても七回に先制適時打を放つ活躍だった。大会成績は来春選抜出場校選考の重要な資料となり、関東一は4年ぶりの選抜出場を手中にした。最後の打者を仕留めると、マウンドで両手を思いっきり突き上げた。一塁側応援席からは祝福の大歓声が降り注ぐ。今大会からベンチに入った背番号「10」の中村は、スコアボードにゼロを並べ、喜びと充実感をかみしめた。「きょうは調子が良かった。最高です」とあどけなさが残る顔に笑みを浮かべた。帝京には今夏の東東京大会決勝で敗れており「2大会連続で負けたくなかった」と先輩たちの分まで無念を晴らした。バットでも貢献した。七回1死三塁、あわや本塁打という左越え適時二塁打。「決めようと思って打席に入った」。自ら先制点をたたき出すことで、終盤の投球にもリズムが生まれ、わずか1安打に封じた。最速は138キロだったが、球速以上の切れがあった。ソフトバンクの宮田スカウト部長補佐は「投げっぷりがいい。楽しみな投手」と今後の成長に期待した。都大会を制し、来春の選抜出場を確実にした。「もっと低めで勝負できるようにしたい」とさらにレベルアップを図るつもりだ。
最速138キロの角度ある直球は制球力も抜群。「いつも堂々として動じないダルビッシュさんが目標」と話す右腕のスカウト評価は高い。巨人・織田淳哉スカウトは「来年がドラフトでもリストアップされる素晴らしい素材。145キロぐらいは、すぐに出そう」。ソフトバンク・宮田善久スカウト部長補佐も「球速以上に手元で伸びている。制球もいい」と話していた。(スポニチ)
プロフィール
東京都江戸川区出身。中村 祐太(なかむら・ゆうた)投手。
小学1年から野球を始め、小岩五中時代は江戸川中央シニアに所属。
外野手兼控え投手として起用され、3年夏にジャイアンツカップ16強入りを経験した。
関東一高では1年秋から背番号10でベンチ入り。
5試合34回17安打40奪三振の力投を演じ、防御率0.79の好成績で都大会Vを果たす。
駒場学園戦で15K2失点完投勝利、八王子戦で6安打12K完封勝利を記録。
決勝では直球主体に押す投球で帝京を1安打完封し、プロスカウトから将来性を高く評価された。
エースナンバーを任された神宮大会は、濱田達郎との投手戦に1対2で敗れ初戦敗退。
2年春の選抜で3完投勝利の好結果を残し、左股関節痛を抱えながらも4強進出を達成している。
初戦・別府青山戦で2安打13K完封勝利、準々決・横浜戦で5安打2失点完投勝利。
接戦を2対1で制した2回戦・智弁学園戦では、9回裏2死2塁で4番・小野耀平を打席に迎えると、
全12球ストレートを投げ込み(結果は捕邪飛)、観客を沸かせる好勝負で試合を締め括った。
救援起用された準決・光星戦は、自己最速141㌔を記録するも、自慢の直球を長打にされ3失点。
その後股関節剥離骨折の診断を受け、2年夏の大会は控えで2試合8回4失点に終わる。
秋は1回戦で日鶴に11安打5失点完投負けを喫し、3年春は2完投勝利を挙げたものの8強で敗退。
3年夏も本来の投球ができず二松学舎に打ち込まれ、8回コールド1対8で4強敗退となった。
6月の練試では松井裕樹に投げ勝ち、意地の7安打1失点完投勝利を挙げている。
182cm79kg、本格派右腕。
ワインドアップから重心を下げてやや低いテイクバックを取り、開き早めに肘を使った腕の振りから
投げ下ろす最速142㌔の切れの良いストレートと120㌔前後で小さく曲がるスライダー、
120㌔前後の縦のスライダー、110㌔台のチェンジアップ、100㌔台のカーブ。
常時130㌔台前半から後半ほどながら手元で伸び、空振りの取れる直球が最大のセールスポイント。
浮かび上がると形容される独特の軌道を誇り、ストレート主体に押す投球を持ち味とする。
2年春のセンバツ1回戦・別府青山戦では、13三振のうち12個(空振り9、見逃し3)を真っすぐで奪い、
2回2死から4回1死にかけてストレートで5者連続の空振り三振をマークした。
まずまずの制球力で外角中心に投げ込む。2年秋は怪我の影響でスタミナに課題を残した。
マウンド度胸の良さも持ち味。遠投110m、50m6秒1。高校通算16本塁打。
スカウトコメント
巨人・吉武スカウト|13/7/18
「松井君の方が球は速いが、中村君は切れがあって球質がいい。腕を力強く振れていて球に伸びがある」
「(ドラフト)候補の1人? そうでしょうね」
阪神・平塚スカウト|13/7/18
「球の持ちがいいので、打者は(投手との距離が)短く感じるはず。低めへのコントロールもよかった。春はそれができていなかった」
DeNA・吉田スカウト部長|13/7/18
「候補かは別として、いい投手。特にフォームがいい」
中日・中田宗男スカウト部長|13/6/24
「伸びのある、指先にかかった球を低めに投げ入れている。まだ100%じゃないが球威が出ていた」
楽天・吹石チーフスカウト|12/3/28
「伸びるから空振りが取れる」
巨人・織田淳哉スカウト|11/10/31
「来年がドラフトでもリストアップされる素晴らしい素材。145キロぐらいは、すぐに出そう」
ソフトバンク・宮田善久スカウト部長補佐|11/10/31
「球速以上に手元で伸びている。制球もいい」
「投げっぷりがいい。楽しみな投手」
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成長すればプロでもあのストレートは通用すると思うんで将来の広島のローテの一角として活躍して欲しいな!!!
故障してから怪我の恐怖なのか?昨春の投球が出来ていないような感じが拒めませんが大学野球で体力を増すよりプロ入りして高い技術力を得たほうが確実に目が出せる選手だと思います!
素晴らしい投手。
球速は135〜138キロだが、打者は簡単にとらえれない。
多分、手元で相当伸びがあるのだろう。
要するにキレが抜群。
最近、球速はそこそこ計測されても、簡単にとらえられてしまうが、この投手は逆。
相当手首が強いのだろう。
今後も球速以上にキレにこだわってほしい。
手首の使い方も楽天の田中に似ているのも素晴らしい。
実に見ていて楽しい投手。。