東京ヤクルトスワローズ/ドラフト2012|ドラフト・レポート

東京ヤクルトスワローズ/ドラフト2012

ここでは、「東京ヤクルトスワローズ/ドラフト2012」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



こちらではヤクルト2012年ドラフト情報をまとめて掲載しています。
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最新更新日:2012/10/23
最終更新日:2012-10-23 (Tue)|球団別情報 コメント(15)

  2011年指名選手

 【1位】川上(光星学)外 【2位】木谷(日文理)投 【3位】比屋根(石巻)
 【4位】太田(日石巻)左 【5位】中根(東福大)投 【6位】古野(三菱神)
 【育1】徳山(立命大)投 【育2】金伏(白鴎大)
  過去記事:2011年 2010年 2009年 2008年

  注目選手リスト・リンク

 【1位】 藤浪(大阪桐)
     大谷(花巻東)投 森 (東福岡)左 東浜(亜 大)投 菅野(東海大)
     福谷(慶 大)投 石山(ヤマハ)
 【候補】 吉田(青森大)投 佐藤(道都大)投 手登根(浦工)内 星野(香川OG)
     谷内(国学大)内 照屋(浦添商)投×

-- コメント ---------------------------- 
 【右】                | 瀬戸(市尼崎)×
 【左】                | 森山(星稜高)×
 【捕】                 | 田村(光星学)  下妻(酒田南)
 【内】                 | 森本(高岡一)  松根(南部高)×
 【外】                | 池尻(和歌商)×
-- 視察情報 ---------------------------- 
 【右】                | 田川(高知中)  青山(智弁学)
                    | 上(市和歌山)× 秋元(三浦学)×
 【左】 松葉(大体大)  中元(伯和ビ) | 浜田(愛名電)  笠原(福城東)
     小室(立教大)×        | 大塚(九州学)  初瀬(鳥 栖)×
 【捕】                | 牛島(門司学)×
 【内】 松本(立教大)         |  
 【外】                | 真砂(西城陽)

  最新記事

 ■ “宮本の後継者”国学院大・谷内狙う(スポーツ報知) 12/10/25

 ヤクルトが25日のドラフトで、隠し玉として国学院大・谷内(やち)亮太内野手(21)の獲得を狙っていることが24日、分かった。178センチ、78キロの同内野手は走攻守3拍子そろっており、本職の遊撃だけでなく三塁もこなす。球団は大阪桐蔭・藤浪の1位指名を公言も、関係者は「若手の内野手も足りていない」と説明した。今季は故障で宮本、川端らが離脱したとあり、内野の層を厚くすることも急務。球団は宮本の後継者として期待している。谷内は石川・金沢西高から入学し、1年春からリーグ戦に出場。2年秋には優勝を経験した。昨春に2部降格の屈辱を味わったが、今年6月に行われた日大との入れ替え戦で、主将として3季ぶりの1部復帰に貢献した。ドラフトを前日に控え、小川監督は藤浪をクジで引き当てた際のコメントを熟考。「『ファンの皆様、おめでとうございます』と言おうかな」。01年に日本一となった当時の若松監督が発した“名言”の引用を検討した。今季、巨人がリーグ優勝した際に原監督が同じ発言をしたことも指摘した指揮官は、リベンジ!?に燃えていた。

 ■ ヤクルト、ドラフト外れ1位に石山ら4投手(SANSPO) 12/10/23

 ヤクルトは22日、東京・青山の球団事務所で、小川淳司監督(55)も出席してスカウト会議を開いた。既に大阪桐蔭高・藤浪晋太郎投手(18)のドラフト1位指名を公表しており、この日は外れ1位など上位指名候補を確認。ヤマハ・石山泰稚投手(24)、東福岡高・森雄大投手(18)ら4投手をリストアップした。前日に花巻東高・大谷翔平投手(18)がメジャー挑戦を表明したが、衣笠球団社長は「(藤浪の)倍率が相当上がりそうだが、変わらない」と話した。

 ■ ヤクルト 外れ1位候補にヤマハの本格派右腕・石山(スポニチ) 12/10/22

 ヤクルトは25日のドラフト会議で外れ1位候補にヤマハ・石山泰稚投手(24)をリストアップしていることが21日、分かった。石山は東北福祉大から昨年、ヤマハに入社。今夏の都市対抗ではエースとして4試合に先発した。1メートル82の長身から投げ下ろす最速146キロ右腕で、球団関係者は「最終的に12人(12球団の1位指名)に入ってくる力がある」と評価している。すでに球団は大阪桐蔭・藤浪の1位指名を公言しているが競合は必至。抽選で藤浪を逃した場合はチーム事情から即戦力投手の獲得を目指す。その上位候補として石山の調査を進めてきた。今季は由規が不調で2軍生活を送り、現在の先発ローテーションは、館山以外は石川、村中、赤川と左腕が多く、右腕補強は急務となっている。

 ■ 小川監督 ドラフトは「藤」色の勝負服でクジ当てる!?(スポニチ) 12/10/11

 ヤクルトの小川監督がドラフトでの秘策を披露した。1位指名する大阪桐蔭・藤浪は競合必至。くじを引く指揮官は「紫のスーツで行こうか」と藤浪の名前から「藤色」の勝負服で臨む構えを示した。2年前は早大・斎藤を外すなど、チームは1位競合で09年から3連敗中。じかにくじの封筒をつかんだ過去の負の流れを断ち切るため「肌色のゴム手袋をはめて臨むのもどうか?オンリーワンのことをしないと」と真剣な表情だった。

 ■ 藤浪1位!ヤクルトも続いた!3球団目(SANSPO) 12/10/10

 9日、都内の球団事務所で小川淳司監督(55)、衣笠剛球団社長兼オーナー代行(63)らが参加して、スカウト会議を行った。席上、25日のドラフト会議で大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(3年)を1位指名することを決定し、公表した。すでに大阪に本拠地を置く阪神、オリックスが藤浪指名を公言しているが、最大級の評価は揺るぎない。クジは、小川監督が引くことも決まった。1位は即戦力投手に絞り、春先から視察、検討を続けてきた。会議を終えた衣笠球団社長兼オーナー代行は「大阪桐蔭の藤浪で決定しました」と言った。ヤクルトはクジを回避することが多い球団だった。すでに2球団が1位指名を公表する藤浪に参戦することは異例。そこには、即戦力投手獲得を希望する小川監督ら現場の強い意向が反映されている。最近2年間は山田、川上と2年連続で高校生野手を指名。今季3位に終わった要因の1つは、由規、松岡、林昌勇ら、けが人続出で投手陣の層が薄くなったことだった。ビデオでチェックを繰り返した小川監督は「春夏甲子園に国体と力を発揮したすごいピッチャー。ぜひ一緒にやってみたいという思い」とほれ込んだ。150キロを超える速球派の長身右腕は、ヤクルトにはいないタイプ。亜大・東浜、東海大・菅野、花巻東・大谷、東福岡・を含めた5投手の中から最終決定した。東京に本拠地を置くヤクルトが大阪桐蔭の選手をドラフト指名するのは史上初。現在チームでは背番号「17」「18」が空き番号で、藤浪獲得が決定すればエース番号を用意することになる。10年は小川監督が日本ハム斎藤を外し、昨年は衣笠社長が中日高橋周を外した。今年は小川監督がクジを引く。「いい方法ないかな。責任重大ですね」と言った。早期表明の熱意が、「縁」につながれば最高だ。
 ヤクルトは9日、東京都内の球団事務所で小川監督や衣笠社長らを交えたスカウト会議を開き、ドラフト会議で大阪桐蔭高の藤浪1位指名する方針を決めた。衣笠社長は「高卒であっても、即戦力としての起用も可能だと思う」と高く評価した。(SANSPO)

過去記事

 ■ ヤクルト 今秋ドラ1は投手!菅野が筆頭候補(スポニチ) 12/9/26

 ヤクルトは25日、都内の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋のドラフト1位候補として東海大・菅野智之投手を筆頭に、亜大・東浜巨投手、花巻東・大谷翔平投手、大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手、東福岡・森雄大投手の5人に絞り込んだ。鳥原公二チーフスカウトは「優勝に向けて誰が一番勝てるかということ」とし、新純生常務も「まだ(1位を)決めていないが、投手でいくのはいく」と話した。

 ■ “連敗中”のヤクルト 小川監督 2年ぶりクジ引き(スポニチ) 12/9/25

 ヤクルトは10月25日のドラフト会議で、他球団と指名が重複し抽選になった場合、小川監督がクジを引くことになった。衣笠剛球団社長が「(抽選クジは)監督でと思っている。話はしている」と明かした。10年は同監督がクジを引き、1位抽選で早大の斎藤(日本ハム)を4球団競合の末に外した。11年は同社長が東海大甲府の高橋(中日)を3球団競合の末に外している。今年も東海大・菅野、亜大・東浜、大阪桐蔭・藤浪ら競合が予想される選手を1位指名することが濃厚。2年ぶりにバトンが託される指揮官の右腕に期待が集まる。

 ■ 燕・小川監督続投でおねだり「即戦力投手ほしい」(SANSPO) 12/9/11

 ヤクルトが10日、サンケイスポーツ既報通り小川淳司監督(55)の来季続投を発表した。契約期間は1年で、指揮官は「やる以上、結果を出さなければいけないのは当然」と不退転の決意を語った。会見した衣笠剛球団社長兼オーナー代行(63)は全面バックアップを約束し、要請の席で指揮官から今秋ドラフトでの即戦力投手獲得の要望があったことを明かした。「来季、戦力が整っているところでリーグ優勝、日本一を目指してもらいたい」。前日9日に新潟で行われた巨人戦後に同市内で1時間半会談し、続投を要請。指揮官から快諾を受けた。昨秋ドラフトでは将来の大砲候補として高橋周平(東海大甲府高、現中日)を1位指名。抽選で外し、川上竜平(光星学院高)を獲得した。一方で広島の単独指名となった野村(明大)は1年目から9勝8敗、防御率1・80(10日現在)と活躍。今季は由規、松岡、林昌勇(イム・チャンヨン)ら投手陣の故障が続出しただけに、今秋ドラフトで即戦力投手を求めるのは自然な流れだ。指揮官の願いに応えるべく、スカウト陣も動いている。8月13日に大阪市内でスカウト会議を行い、候補選手270人を70人前後に絞り込み1位候補には藤浪(大阪桐蔭高)、大谷(花巻東高)、(東福岡高)、東浜(亜大)をリストアップし、巨人指名が有力な菅野(東海大)の線もまだ残している。球団関係者は「いずれにしても投手でいく」としており、ドラフト直前までに見極める考えだ。
 9日の就任要請の席上では、(1)バレンティン、ミレッジ、バーネット、ロマンの4外国人選手の来季残留(2)今秋ドラフトでは東海大・菅野を最有力候補とした即戦力投手の獲得(3)トレーナー部門の増強、などが確認されたもようで、小川監督3年目の来季のバックアップ態勢を整える。(スポニチ)

 ■ ヤクルト 今秋ドラフトで菅野獲り参戦!(スポニチ) 12/7/20

 ヤクルトが今秋ドラフトで浪人中の157キロ右腕、東海大・菅野智之投手(22)を1位指名することを検討していることが19日、分かった。鳥原公二チーフスカウト(57)が明かした。菅野には相思相愛の巨人が今ドラフトでも1位指名を表明。DeNAなど数球団も獲得に興味を示す中でヤクルトが敢然と名乗りを挙げた。「やっぱり即戦力投手が欲しい、という視点で考えたときに菅野君を外すことはできないということ。となると1位でなければ獲れませんから」と鳥原チーフスカウト。ヤクルトはこれまでドラフト1位候補として花巻東・大谷ら将来性豊かな高校生を中心にリストアップしていたが、現場の強い意向もあって即戦力投手獲得へ方向転換。鳥原スカウトは球団首脳とも確認の上、菅野がNo・1投手であると判断し、あらためてリストの最上位に置くことを決めた。昨秋ドラフトでは伯父の原監督率いる巨人と相思相愛の菅野に対し、ヤクルトは1位指名を見送った。ただ菅野を1位指名した日本ハムが巨人との抽選の末、交渉権を獲得。菅野は入団を拒否して浪人という道を選び、再びドラフトの対象選手となった。今後はドラフト直前まで菅野を徹底マークし、動向や周辺状況を含めて調査を続ける。
 ヤクルトは菅野を先発だけではなく、守護神候補としても期待を寄せる。右肘を手術した林昌勇が今季限りで退団する可能性が高く「菅野君の球威なら抑えとしても期待できる」と鳥原スカウト。実戦から1年以上も遠ざかることによるスタミナ面の不安も、短いイニングの抑えのポジションであれば解消される。それも菅野1位指名急浮上の要因の一つとなった。「巨人・菅野」が既定路線と思われていた今ドラフト。ヤクルトの「緊急参戦」で最後まで目が離せなくなりそうだ。(スポニチ)

 ■ スカウティングリポート2012(週刊ベースボール) 12/7/18

 履正社高・山田、光星学院高・川上と、昨年までのドラフト1位は2年連続で高校生野手。「将来を見据えて育成」(球団幹部)方針なのだが、現場の要望は、故障者が多く手薄となっている「即戦力投手」だ。1位指名最有力は、亜大・東浜巨。神宮が本拠地の東都大学リーグでの実績も申し分ない。一方で投手・野手としても評価が高い花巻東高・大谷翔平推す声もある。新純生球団常務兼チーム統括本部長は「現時点では白紙」と話すにとどめた。

 ■ ヤクルト 1位指名は大谷で一本化へ!打撃も魅力(スポニチ) 12/7/3

 ヤクルトが、今秋ドラフトでの1位指名選手に、花巻東・大谷翔平投手(17)で一本化する方向で検討に入っていることが2日、分かった。当初、球団では大学No・1右腕で東都リーグ通算31勝の亜大・東浜巨投手(22)と大谷の両投手を1位候補選手としてリストアップし、熟考を重ねてきた。「神宮のスター」であり、即戦力の東浜も喉から手が出るほど欲しい逸材ではあったが、最終的に打者としての将来性も兼ね備える大谷を1位指名する方針が急浮上。複数の球団関係者も「高校生の方がいいと思っている」と話した。「みちのくのダルビッシュ」の異名を取る大谷は1メートル93、86キロの長身で、最速151キロの直球にフォーク、高速スライダーなど変化球も多彩。3季連続の甲子園出場を目指し、7日に開幕する岩手大会に向けて調整中の大谷だが、魅力はマウンド上だけではない。高校通算54本塁打。今春センバツの1回戦・大阪桐蔭戦では「浪速のダルビッシュ」こと藤浪から右中間に先制弾を放った。球団では現段階では投手として育成していく方針だが、野手転向も視野に入れた高評価を与えている。近年のヤクルトは、05年ドラフトの村中を皮切りに、増渕、由規、赤川と4年連続で高校生投手を1位(07年までは巡目)指名。今や全員がチームの中心選手に成長しており、その育成手腕には定評がある。大谷の1位指名に複数球団が競合するのは必至だが、チームの近未来を見据えての一本化となりそうだ。

 ■ 12球団スカウティングリポート(週刊ベースボール) 12/5/9

 亜大・東浜巨1位候補とされているが、近年は重複が予想される選手を避ける傾向と、高校生重視の傾向(実際、一軍で戦力となっている上位指名選手は高卒が多い)が見られるため、指名選手を決めるのはまだ時間がかかりそうだ。ここ数年は東北地方の選手獲得に積極的だけに、花巻東高・大谷翔平の指名もあるかも。さらに、春季キャンプ地の縁から、浦添商高の照屋光と浦添工高の手登根祥リストアップしている模様だ。

 ■ ドラフト候補に沖縄の怪獣!?「てどこん」リストアップ(スポニチ) 12/2/5

 ヤクルトが今秋のドラフト候補として、浦添工の手登根祥(てどこん・しょう)内野手(17)をリストアップしたことが4日、分かった。同選手はキャンプ地の沖縄・浦添の地元球児で同日、酒井圭一スカウト(53)が同校を訪問。高校通算30発の長距離砲を初めて視察し、チームに必要な左の和製大砲候補として今後も調査していく方針を決めた。手登根と書いて「てどこん」と読む。耳にしたらすぐには忘れられない。そして豪快なスイングは一発で記憶に刻み込まれる。フリー打撃。この男の放った打球は右翼70メートル先、高さ10メートルの石壁を軽々と越えていき、森の中に消えていった。「スイングが凄い。間の取り方もうまいし、左の畠山という感じだよ。期待できるね。将来性を持っているし、もちろん(指名)候補だよ」。酒井スカウトは目を丸くする。チームは左の長距離砲が皆無。その弱点を埋める逸材として手登根を徹底的にマークすることを明らかにした。1メートル80、85キロの巨体。浅黒い顔。目つきはクリッとしているが、その姿は「テドコン」の名前にふさわしく、怪獣のようだ。高校通算30発。2年春までは鉛製の重さ約10キロのバットで、連日100スイングしていたという。「今はフォームを固めたいので控えています」と言うが、背筋220キロの強じんな肉体を築き上げた「鉛」効果でパワーを養った。この日のフリー打撃では柔らかいリストを生かし、逆方向の左中間に流し打つ姿もあった。「プロに行けるならすぐに行きたい。青木さんの考えを取り入れて練習しています」。ユーチューブを見て、青木(ブルワーズ、前ヤクルト)の打撃チェックに熱中。青木が口にしていた「第三の目」を肝に銘じている。「左膝にも目がある。左膝が外に割れたら球が打てない。球が見えないのと一緒です」と語った。手登根という名は沖縄でも珍しい。浦添市内には4軒しかなく、手登根家の祖先は慶良間諸島に住んでいたという。「名字を言うと、“外国人か”と言われることもありました」。地元のキャンプ地のネットワークを生かして、最高の逸材を探し当てたヤクルト。今後も手登根の成長する過程を調査していく。

 ■ 燕、キャンプ地にドラフト候補!浦添商・照屋(SANSPO) 12/2/4

 ヤクルトが今秋のドラフト指名候補に、沖縄・浦添商高の照屋光投手をリストアップしたことが22日、分かった。1軍がキャンプを行う浦添市民球場から車で4分。わずか1キロの距離に、今秋ドラフトの“隠し球”がいた。照屋は昨夏は登板がなかったが、急成長して昨秋の県大会準々決勝(中部商戦)で最速147キロをマークした右腕だ。全国的には無名だが、球団関係者は「体も大きいし(1メートル78、80キロ)、本格派で投球フォームに癖がない。今後の伸び次第では、指名もある」と熱視線を送っている。同高からは佐村トラヴィス幹久が昨秋のドラフト6位で横浜(現DeNA)に入団した。ヤクルトは近日中に担当スカウトが視察する予定。浦添工高の手登根(てどこん)祥内野手とともに“地の利”を生かしてマークする。

手登根 祥(浦添工) 動画 
  178cm80kg 右左 三塁手
  ガッチリした体格の4番三塁手。長打力ある左のスラッガー。2年秋小禄戦で右翼席へ先制ソロ。

 【過去3年間沖縄高校生リストアップ】
   2009年:運天ジョンクレイトン(浦添工)
   2010年:宮国椋丞(糸満)
   2011年:佐村トラヴィス幹久(浦添商) 花城直(八重山) 多和田真三郎(中部商)

 ■ ヤクルト、ドラフト候補に青森の「にんにく王子」(スポニチ) 12/1/4

 ヤクルトが今秋のドラフト候補として、青森大の吉田友大投手をリストアップしていることが3日、分かった。吉田は最速150キロの直球に加えてスライダー、カーブ、フォークを操る本格派投手。昨秋の北東北大学リーグでは9試合に登板し7勝0敗、防御率0・57の好成績を挙げ、チームを7季ぶりのリーグ優勝に導いた。球団関係者は「重い球質の速球が魅力。今後もマークしていくことになる」と話した。吉田はにんにくの名産地で、人口約6500人の青森県田子(たっこ)町の出身。田子高時代は140キロ右腕として県内で注目を集めたが、全国的には無名で大学で素質が開花した。ヤクルトは仙台市出身の八重樫幸雄スカウトが東北地方を担当し、10年ドラフト5位で入団した左腕・久古(日本製紙石巻)が昨季中継ぎで活躍。昨秋ドラフトでも1位の川上(光星学院)をはじめ東北勢4人を指名するなど、みちのくの逸材発掘に力を注いでいる。今後は「にんにく王子」の吉田を含め、今秋ドラフトの目玉である亜大・東浜、1メートル91右腕の花巻東・大谷らも調査していく。

 ■ 来秋ドラフト「巨」くん巡り早くも争奪戦(日刊スポーツ) 11/12/30

 来秋ドラフトの目玉、亜大・東浜巨投手をめぐり、早くも争奪戦の様相を呈してきた。ヤクルトソフトバンクが1位候補としてリストアップしていることが29日、分かった。2年連続で高校生野手を1位指名しているヤクルトは待望の「神宮の星」を高評価。杉内と和田がFAで流出したソフトバンクはこれまでの将来性重視から即戦力投手の獲得へとドラフト方針を転換した。これまでに阪神オリックスも1位候補としてリストアップしており、ヒートアップは必至だ。ヤクルトが1位候補に、東浜をリストアップしていることが、分かった。10年は山田(履正社)、今年は光星学院・川上竜平内野手と2年連続で高校生野手を1位指名したが、来季は即戦力投手の獲得が基本方針にある。球団関係者は「来年は東浜君を中心に、他の候補選手を見ていくことになる。高校時代から力は抜けている1年目からローテーションの一角を担える力がある」と高評価している。ヤクルトにとっては待望の神宮の星だ。昨年は早大・斎藤をクジで外した。石川、館山、村中、由規らに続く先発投手の補強は急務で、人気面の期待も大きい。今季川島亮が楽天に移籍したことで、東浜が亜大1年時から付けてきた背番号「17」が空いた。球団では来季は他選手に付けさせない方針で、現在空き番号の背番号「18」とともに、東浜の入団が決まれば、ふさわしい番号を準備することになりそうだ。強豪そろう東都大学リーグですでに26勝(17敗)、17完封を記録し、他球団との競合は必至。例年はクジを外すリスクを嫌い競合指名を回避することが多かったが、東浜に限っては恐れずに指名するべきとの声が球団上層部にもある。亜大が春季キャンプを行う沖縄・東風平はヤクルトのキャンプ地沖縄・浦添からも近く、入学当初から視察してきた。他の指名候補の動向を並行してチェックしながら、来季はキャンプ、リーグ戦などで密着マークを続けていく。

  スカウトコメント

石山泰稚(ヤマハ)|球団関係者|12/10/22
 「最終的に12人(12球団の1位指名)に入ってくる力がある」
菅野智之(東海大)|鳥原チーフスカウト|12/7/20
 「やっぱり即戦力投手が欲しい、という視点で考えたときに菅野君を外すことはできないということ。となると1位でなければ獲れませんから」
 「菅野君の球威なら抑えとしても期待できる」
手登根祥(浦添工)|酒井スカウト|12/2/5
 「スイングが凄い。間の取り方もうまいし、左の畠山という感じだよ。期待できるね。将来性を持っているし、もちろん(指名)候補だよ」
照屋光(浦添商)|球団関係者|12/2/4
 「体も大きいし(1メートル78、80キロ)、本格派で投球フォームに癖がない。今後の伸び次第では、指名もある」
吉田友大(青森大)|球団関係者|12/1/4
 「重い球質の速球が魅力。今後もマークしていくことになる」
東浜巨(亜大)|球団幹部|11/11/28
 「来年は東浜君を中心に、他の候補選手を見ていくことになる。高校時代から力は抜けている。1年目からローテーションの一角を担える力がある」

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  2023年プロマーク状況



最終更新日:2012-10-23 (Tue)|球団別情報 | コメント(15) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
個人的にはまずますの補強だと思います。前評判が良い選手が、活躍するとは限らないのがプロ。長身の石山、クセのあるけど、手元が見えない小川、白崎以上といわれる谷内、正統派、長身田川・・・まあ及第点だと思うけど。しかし昨年も良い投手とれたのに見逃し、今年も北條か田村がとれた。なぜか見逃す。夢のある選手もそろそろ欲しい。
| 匿名 | 2012年10月26日(Fri) 13:46 | URL #- [ 編集]
抽選外した時点でアウトの年だけどそれにしてもね
補強ポイントは外していないけど穴を埋める選手に乏しいというか……
最近半端にまとまった社会人の指名が続いているけど全然結果が出てない

蓋を開けるまではわからないけど、来年駄目なら方針から根本的に見なおしてほしいな
|   | 2012年10月25日(Thu) 23:52 | URL #- [ 編集]
高校生の指名ならベストだとは思うけど抽選で勝てる気はあまりしないんだよなあ
5球団くらいは重複しそうだから
外れ一位に良い投手が残っているかどうか
|   | 2012年10月09日(Tue) 22:13 | URL #- [ 編集]
藤浪1位とはこれまた意外でしたね
大方東浜or大谷という感じだったのですが・・・
| 匿名 | 2012年10月09日(Tue) 20:19 | URL #- [ 編集]
一位菅野投手
外れ一位松葉投手
| 茶太郎 | 2012年09月28日(Fri) 11:53 | URL #- [ 編集]
サンスポもスポニチもやけに菅野の名前をプッシュしてるなぁ
巨人に対するけん制でやっぱり本命は別の投手なのかもしれないが
|   | 2012年09月11日(Tue) 22:18 | URL #- [ 編集]
スカウトの方へ、チームの将来の為に、2012年ドラフトは、森(東福岡)と森山(星陵)のモリモリコンビをとって下さい!!
| スワローズジュニア | 2012年08月13日(Mon) 22:10 | URL #6BUUaSPE [ 編集]
とりあえず、野手はいいんでピッチャーとって下さい。野手はもういいです
| あ | 2012年08月13日(Mon) 04:03 | URL #- [ 編集]
菅野だ大谷だも良いけど、ここのところ抽選で勝ててないことも選手層を薄くしている要因だから、そろそろまた確実に指名できる選手(全体の5~6番手で抽選なし)を獲っていかないと。
|   | 2012年07月28日(Sat) 20:09 | URL #- [ 編集]
菅野の1位はどうせブラフだと思う。
大谷か東浜が基本じゃないかな。
とりあえず高校生の投手は最低3・4人取って欲しいなぁ。
即戦力も含めて投手を多く取らないとチームの層は一向に厚くなってこない。
| サニー | 2012年07月24日(Tue) 01:26 | URL #/2CD/BNk [ 編集]
バラボンさんへ
田村にコメントを出してるのは、他に広島と阪神ですね。
| 匿名 | 2012年07月20日(Fri) 10:37 | URL #IcDym9l6 [ 編集]
菅野投手一位指名するみたいですね。
| 福太郎 | 2012年07月20日(Fri) 05:56 | URL #- [ 編集]
思惑通り。これで田村を獲得したら完璧
| バラボン | 2012年07月06日(Fri) 19:13 | URL #- [ 編集]
田村より智辯学園の青山が欲しいな~ ピッチャーなら東浜か藤浪をドラ1で外したら笠原を指名するのが無難な気がする
| lampard | 2012年02月13日(Mon) 22:52 | URL #- [ 編集]
光星学院の田村をマークしているみたいだけど、たぶん1位は東浜か大谷だろうな。2位ぐらいで田村を獲得するかな?誰か田村を狙っている球団って楽天と何処でしょうか?
| バラボン | 2012年01月13日(Fri) 17:19 | URL #- [ 編集]
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