- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 升田 早人(光高校) (03/31)
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (03/31)
- 2023年選抜高校野球/注目選手プロフィール (03/31)
- 2023年選抜優勝校予想/アンケート (03/31)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (03/31)
- ソフトバンクホークス/ドラフト2023 (03/31)
- 中日ドラゴンズ/ドラフト2023 (03/31)
- 2023年選抜高校野球/スカウト総括 (03/31)
- 門野 結大(高知) (03/30)
- 寿賀 弘都(英明) (03/30)
- 高見澤 郁魅(敦賀気比) (03/29)
- 斎藤 佳紳(徳島インディゴソックス) (03/29)
- 小林 隼翔(広陵) (03/29)
- 巨人・読売ジャイアンツ/ドラフト2023 (03/29)
- 田川 一心(海星) (03/28)
- 岡村 洸太郎(愛知学院大) (03/28)
- 尾形 樹人(仙台育英) (03/28)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (03/27)
- 仲田 侑仁(沖縄尚学) (03/27)
- 徳弘 太陽(山梨学院) (03/26)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
146㌔直球と130㌔台の縦スラ、カット、スプリット。制球重視の粘投で甲子園4勝。神宮で135mアーチ。
2014年DeNA7位(契約金2000万円、年俸500万円)
動 画
投手・打撃成績
■ 甲子園成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責13夏: 1 2 1 1 1 0 141㌔ 大阪桐蔭
14春: 1 先 12.2 10 11 3 3 143㌔ 豊 川 ●
14夏: 5 44 45 30 18 12
先 9 8 9 6 2 142㌔ 大 分 ○
先 9 6 9 3 1 144㌔ 東 邦 ○
先 9 11 6 4 5 145㌔ 富 山 商 ○
先 9 10 1 3 1 142㌔ 聖光学院 ○
先 8 10 5 2 3 142㌔ 三 重 ●
通算: 7 58.2 56 42 22 15 防2.30
被安打率8.59 奪三振率6.44 四死球率3.38
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
13夏: 1 .250 4 1 1 0 0 0 1 0 0 .250 .500
14春: 1 .167 6 1 0 0 0 0 0 0 0 .167 .167
14夏: 5 .278 18 5 1 0 0 2 2 1 0 .316 .333
通算: 7 .250 28 7 2 0 0 2 3 1 0 .276 .321
【 国際大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
U18アジア: 1 5 0 4 0 0 0.00
最新記事
■ 日本文理高・飯塚、背番号「30」(上越タイムス) 14/11/6
ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから7位指名された日本文理高の飯塚悟史投手が5日、新潟市の同校で球団スカウトの指名あいさつを受けた。その後、同市内のホテルに移動して仮契約を結んだ。契約金2000万円、年俸は500万円。背番号は「30」と発表された。 午後4時30分、スカウトを迎えた飯塚投手は緊張した表情であいさつした。DeNAからは吉田孝司編成・スカウト部長と河原隆一スカウトが訪れた。大井道夫監督や両親も同席した。 昨秋の明治神宮大会を見たという吉田部長は「(決勝の)あのホームランにはびっくり」と切り出し、その後の春夏の甲子園や予選を高田繁GMと見て、「素晴らしい球。好素材」と投手として評価した。高校1年の時から成長を見てきたという河原スカウトは「上背がありながら変化球を両サイドに投げ分けられる。いい指先の感覚を持っている。入団して鍛えたら中心選手になれる素材」とほれ込んだ。背番号は「30」。野球解説者の江川卓氏が巨人で付けていた番号で、これには居合わせた報道陣からもどよめきが上がった。飯塚投手は「いい番号をもらった。番号に匹敵する活躍ができるように頑張りたい。体をつくって早く1軍で投げたい。ベイスターズの一員になると思うと楽しみでしょうがない」と決意を語った。吉田部長は「高校生だからと言って、のんびりされたら困る。慌てることはないが、人一倍練習して早く1軍で投げてほしい」と期待の言葉。中畑清監督がドラフト会議の時にしたためた「共に頑張ろう」「心」というメッセージも贈った。
--自分がステップアップできたと実感したのは
「3年夏の甲子園2回戦の東邦戦。県大会では左打者の内角にカットボールを投げるのを隠していたので、甲子園で投げて、すごくはまった。これを使えたらもっと勝てると思った。ワンパターンの変化球や投球スタイルだとプロの世界ではたくさん研究され簡単に打たれてしまう。いろんな武器をどんどん出して、相手の嫌がるピッチングを覚えていきたい」(産経ニュース)
14夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
2回戦:新 潟 先 9 3 7 0 1
4回戦:長岡工 先 4 2 4 0 0
準々決:中 越 先 9 5 13 3 2
準決勝:北 越 先 7 4 2 1 1
決 勝:関根学 先 9 6 9 1 2
38 20 35 5 6 防1.42
被安打率4.74 奪三振率8.29 四死球率1.18
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
14夏予: 5 .400 15 6 3 0 0 5 1 3 0 .500 .600
■ 5戦650球 日本文理・飯塚涙も「悔いはない」(スポニチ) 14/8/25
マウンドではポーカーフェースを貫いてきたが、最後の最後に涙をこらえることはできなかった。日本文理・飯塚は「1番をつけている限り、マウンドは譲りたくなかった。最後まで立たせてもらって感謝したい」と声を絞り出した。全5試合で完投。44回、650球を一人で投げ抜いたが、体は悲鳴を上げていた。10安打5失点に「低めで打たせていこうと思ったが、見極められた。向こうが上だった」と振り返る。8回2死二塁、最後の打者から141キロ直球で空振り三振を奪った。試合後、大井道夫監督から「最後に意地を見せたね。その気持ちを忘れるな」と声を掛けられ、再び号泣した。1年秋から背番号1を背負い、チームの大黒柱としてベスト4に貢献した。今後の進路については明言しなかったが「投手で勝負したい」と、プロ志望届を提出する見込みだ。準優勝した09年以来の決勝進出はできず、新潟県勢初優勝の夢もかなわなかった。それでも飯塚は「最高の仲間と自分たちの野球ができた。悔いはない」と胸を張って、甲子園を去った。
■ 阪神・中村GMも飯塚VS佐野に熱視線(デイリースポーツ) 14/8/13
1回戦が行われ、145キロ右腕・飯塚悟史投手を擁する日本文理と150キロ右腕・佐野皓大投手を擁する大分との対決は、日本文理に軍配が上がった。今大会屈指の好投手対決に、ネット裏のスカウト陣も熱視線を送った。阪神は6人体制で両投手を視察した。日本文理・飯塚について、阪神の中村GMは「上背もあるし、角度があるよね。将来楽しみな存在」と評価。敗れた大分・佐野に関しては「好素材だよ。投球術にもたけてるし。涌井(西武)や唐川(ロッテ)みたいな感じだろうね」と話した。
過去記事
■ 日本文理・飯塚、6回までノーヒッター!89球完投発進(スポーツ報知) 14/7/14
新潟ではドラフト候補右腕、日本文理・飯塚悟史(3年)が登場。9回1失点で初戦を突破した。“越後の怪物”のポテンシャルは段違いだった。飯塚は力を抜いたフォームから、MAX141キロの直球を主体に内外角を突き、凡打の山を築いた。6回まで出した走者は味方の失策による1人だけ。7回先頭で初安打を許し、ノーヒッターこそ逃したが、3安打1失点で無四球完投。たった89球で夏初戦を投げ抜いてみせた。だがエースには満足感のかけらもない。9回先頭から連打され、1死二、三塁、二ゴロの間に唯一の失点を喫した。「後味が悪いし、悔いが残る。最後までゼロで抑えないと」。こんなところでは満足していられない。自らへの厳しい言葉は、日本一という高い理想があるからこそのものだった。投打ともにドラフト候補に挙がる逸材への評価は高い。視察した巨人・井上スカウトは「春より投球に強弱が付けられるようになった」と成長を認めた。バットでは3打数無安打だったが、6月の練習試合では昨夏の甲子園V腕、前橋育英・高橋光成(3年)から一発を放っており、井上スカウトは「左の長距離砲は、そういない。投打とも楽しみな素材」と語った。バスケットボールが好きな兄に影響され、オフはNBAの試合映像を見て過ごす。お気に入りはキャバリアーズのレブロン・ジェームズ。「大舞台でいかに自分の力を発揮できるか」というスーパースターの哲学に感銘し、最後の夏に向けた心構えに生かしている。今春センバツでは優勝候補に挙げられながら、豊川に延長13回の末、初戦敗退した。ラストサマーに懸ける思いは当然、強い。「接戦が多くなると思うけど、相手に負けない気持ちでやっていきたい」。視線の先には、新潟勢初の深紅の大優勝旗がある。
■ 日本文理・飯塚「ゴジラ」卒業投球術磨く(日刊スポーツ) 14/7/4
日刊スポーツ記者がお勧めする全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ投手編」。「越後のゴジラ」を卒業する。日本文理(新潟)のエース飯塚悟史投手(3年)は昨秋の明治神宮大会で3本塁打。センバツではその長打力に注目が集まったが、1回戦敗退を機に投球術に磨きをかけた。5月の西日本短大付(福岡)との招待試合では、自己最速の145キロを計測し、同じドラフト候補の小野郁(3年)に1-0で投げ勝った。「あのニックネームはうれしくない。自分が打てなくても、周りが打ってくれる。今は勝てる投手を目指している」。飯塚の右腕が、チームを3季連続の甲子園に連れて行く。
14春 回数 被安 奪三 四死 失点
県大会2回戦:阿 賀 野 先 3 0 0 0
4回戦:帝京長岡 先 9 6 1 1
準々決:北 越 先 8 5 5 0 0封
決 勝:新潟明訓 先 9 4 10 1 0封
北信越2回戦:富山国際 先 9 7 7 2 4
決 勝:富 山 商 2 0 3 1 0
40 22 32 5 5 防0.90
被安打率4.95 奪三振率7.20 四死球率1.13
14春 回数 被安 奪三 四死 失点
招待試合:西日本短大付 先 9 4 10 0 0封 145㌔
■ 【センバツ】V候補日本文理10回2点差守れず延長13回で散る(スポーツ報知) 14/3/23
投打でプロ注目の右腕、日本文理(新潟)の飯塚悟史投手(3年)は延長戦13回、11奪三振の熱投も、豊川(愛知)にサヨナラ負けした。白球の行方を、飯塚はぼう然と見つめた。同点の延長13回2死二塁からの184球目は、「ストライクが欲しくて甘く入った」。真ん中のスライダーを左中間に運ばれた。昨秋明治神宮大会準Vの優勝候補が、初戦で消えた。「『1』をつける限り、仲間が取ってくれた点を守らないといけないのに。情けない」。敗因を一身に背負った。1点リードの9回2死二塁で失策が絡み同点とされると、2点を勝ち越した延長10回も、3連打を浴びて逃げ切れなかった。打っては従来の9番から昨夏以来の公式戦5番に座ったが、延長13回1死一、三塁の勝ち越し機で一ゴロ併殺に倒れた。明治神宮大会で推定140メートル弾を放ったが、6打数1安打。「完全に抑え込まれた」と力負けを認めた。それでも、自己最速タイの143キロをマークし、11三振を奪った。巨人・山下スカウト部長が「投打とも夏まで注目していく」と語ったように、プロの評価は高い。飯塚は「まずは投手としてもっと勉強して、夏に帰ってきたい」。越後の怪物の闘志に、火が付いた。
■ 日本文理・飯塚、投手でリベンジ(SANSPO) 14/3/17
日本文理(新潟)のエース右腕、飯塚悟史投手(3年)が腕をぶしている。「投手として甲子園で勝負したいと思っています。ホームランは打てたけど、負けては…」。1メートル86、83キロ。昨夏の甲子園も経験した飯塚は、主砲としてもチームを引っ張る。公式戦は39打数10安打。打率・256も、3本塁打。昨秋の明治神宮大会では決勝の沖縄尚学戦(沖縄)で2アーチを放った。1発は右翼席中段に飛び込む110メートル弾。もう1発は泳ぎながら、バックスクリーンを越える130メートル弾。チームは計5本のアーチで一時、8-0とリードしたが、投手としては最悪だった。11安打を浴び、逆転負け。2009年夏の甲子園準優勝からの悲願だった「日本一」を逃した。それでも、大井道夫監督(72)の飯塚に対する信頼は変わらない。「秋は打ち込みばかりで投げ込みをさせなかったから打たれた。打者での力を投手として出せるようになればおもしろいと思ってこの冬は走らせたし、投げ込みもした。ここまで順調に来たから楽しみですよ」。落ちる変化球を習得したという飯塚。新たな投球にチームの命運がかかっている。
■ 日本文理・飯塚悟史 将来性抜群 越後の大砲(日刊スポーツ) 14/1/1
越後の大砲・飯塚は規格外のパワーを秘める。昨秋の神宮大会で3本塁打、決勝の沖縄尚学戦では2打席連発。2発目は低めの直球をバットの先で合わせただけで、バックスクリーン上の「TOSHIBA」の看板まで運んだ。エースとしては8点リードを守れず「詰めの甘さが出た」と振り返るが、打撃は「飛ばす力は持ち味。自信になりました」と胸を張る。広角に打ち分けるセンスも兼ね備え、潜在能力は高い。「気を引き締めオフを過ごし、センバツには自信を持って臨みたい」と力を込めた。
13秋 回数 被安 奪三 四死 自責
地区予2回戦:加茂暁星 先 5 2 8 0 0
県大会1回戦:関根学園 先 6 2 1
準々決:北 越 先 9 3 8 3 1
準決勝:三 条 5 5 0
決 勝:新潟明訓 先 9 9 12 6 0
北信越1回戦:敦賀気比 先 9 5 8 3 1
準々決:富山第一 先 9 3 9 0 0
準決勝:地球環境 先 10 9 13 3 1
決 勝:東海大三 先 11 11 6 4 5
神 宮2回戦:龍谷平安 先 9 13 6 3 5 139㌔
決 勝:沖縄尚学 先 8 11 5 4 5 143㌔
90 73 85 30 19 防1.90
被安打率7.30 奪三振率8.50 四死球率3.00
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
13県大会: 6 .294 17 5 2 0 0 4 4 4 0 .429 .412
13北信越: 4 .143 14 2 1 0 0 1 3 3 0 .294 .214
13神 宮: 2 .375 8 3 0 0 3 4 3 0 0 .375 1.500
13秋通算: 12 .256 39 10 3 0 3 9 10 7 0 .370 .564
■ 飯塚 バックスクリーン越え弾(西日本スポーツ) 13/11/21
高校の部で、日本文理は沖縄尚学との決勝戦で明治神宮大会のチーム最多本塁打新記録となる5本塁打を放った。同校の1大会6ホーマーは最多本塁打タイ記録。飯塚の2ホーマーは個人最多本塁打タイ記録。ド肝を抜いた。神宮球場にいた観衆もあぜん、ぼうぜん。そして酔った。日本文理・飯塚が低めの速球を払うように打つと、白球は高さ4メートル85センチある中堅バックスクリーンを越えていった。外野フェンスの高さは2メートルだから、約7メートルの“壁”を乗り越えたことになる。「センター(中堅手)はオーバーしたかな…とは思ったが、自分の打球が(視界)から消えてしまうとは。飛ばすのはボクの持ち味だが、そう実感できた。打とう…とすると力むが、きょうはフリーバッティングのような気持ちで打ったのがよかったみたい」。5回2死二塁で放った超特大弾は推定飛距離135メートル。今季60本塁打の新記録を作ったヤクルトのバレンティンは本拠・神宮でバックスクリーン越え弾は放っていない。ネット裏にいた巨人・井上スカウトは「ゴルフで言うパンチショットで、あそこまで飛ばすのは高校生離れ。粗削りだけど、あの飛距離は魅力だ」。高校球界のスター誕生を予感させる左のスラッガーだ。飯塚は4回にソロ本塁打を右翼上段にたたき込んでおり、2打席連続弾となった。今大会は通算3本塁打。しかし、打のヒーローには悲運が待ち受けていた。8点リードから9失点。7回に3ラン、8回は2ランと、今度は本塁打を浴びる側に立場が変わっていた。「周りが見えずに、自分一人でやってしまった」。試合後は185センチ76キロの大きな体をすぼめた。エースとしては、出場が確実視される来春センバツに向けて宿題ができた。
■ 決勝は村上桜ケ丘VS日本文理 新潟(MSN産経) 13/7/23
第95回全国高校野球選手権新潟大会11日目は23日、ハードオフ・エコスタジアム新潟で準決勝2試合が行われた。第1試合は、第1シードの村上桜ケ丘が新潟工に七回コールド勝ち。第2試合は日本文理が完封で巻を下した。日本文理は、1点リードの八回に連続適時二塁打などで一挙に5点を奪い、粘る巻を突き放した。9回を1人で投げきった2年生エースの飯塚は13奪三振の好投で、相手打線を2安打で完封した。大井道夫監督は「前半からもっと打ってほしかった。飯塚がよく投げた。合格点だ。決勝の相手は第1シード校。胸を借りるつもりでぶつかっていく」と活躍を誓った。
春は130キロに届かない球が多く、制球も定まらなかったが、これは長引いた腰痛が原因だった。しかし「もう完全に大丈夫」と本人の弁。昨秋、対戦した他校の監督を「速かった」と脱帽させたMax146キロのストレートが、夏にはよみがえってきそうだ。(週ベ・新潟大会展望号)
13夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
2回戦:新潟第一 先 9 6 6 5 1
4回戦:帝京長岡 先 9 7 9 5 3
準々決:中 越 0 0 0 1 0
準決勝: 巻 先 9 2 13 7 0
決 勝:村上桜丘 先 2 4 1 3 2
29 19 29 21 7 防2.17(失点から計算)
被安打率5.90 奪三振率9.00 四死球率6.52
■ 日本文理、県央工破り優勝(asahi.com) 12/9/23
日本文理の1年生右腕・飯塚悟史が9回を1失点に抑え、優勝に貢献した。4回に1点を先取されたが、185センチから繰り出す140キロ台の直球を武器に最少失点に抑えると、直後に味方打線が4連打で2得点。「逆転したあとが大事」と5回の投球を3人で切り抜け、その後も安定した投球を続けた。
12秋北信越 回数 被安 奪三 四死 自責
松商学園 先 3 6 2 5 5 142㌔
プロフィール
新潟県上越市出身。飯塚 悟史(いいづか・さとし)投手。
6歳から直江津ガンバーズで野球を始め、直江津中時代は軟式野球部に所属。
3年秋に県選抜チームでKボール全国大会準Vを経験した。
日本文理では1年夏から控え投手としてベンチ入り。
エース格として1年秋の県大会優勝に貢献し、投打両面で打率.522、防0.77の好成績を残す。
先発・救援で6試合35イニングをこなし、投球回数を上回る44奪三振をマーク。
準決・新潟明訓戦で自己最速143㌔を投げ、決勝・県央工戦で1失点完投勝利を挙げた。
エースの座を任された北信越大会は、松商に3.0回11失点KOされ1回戦敗退。
腰痛により4強にとどまった2年春の大会を経て、夏に21四死球7失点で優勝を果たしている。
準決勝・巻戦での2安打13K完封勝ちなど、29回29三振、3完投勝利を記録。
甲子園では初戦・大阪桐蔭戦に4番手で登板し、大敗の中で2回無失点救援を披露した。
2年秋に合計90回を自責19に抑え、県大会V、県勢初となる神宮準Vを達成。
終盤の試合では打ち込まれる場面もあったが、県決勝から6連続で完投勝利を挙げている。
敦賀気比相手に5安打1失点完投勝ち、富山第一高を3安打無四球で完封。
神宮では14失点と打たれながらも、2試合3本塁打を放ち、長打力でプロから評価を受けた。
初戦・龍谷大平安戦で甘い変化球を捉え、右翼席に放り込む先制ソロアーチ。
決勝・沖尚戦で内寄り低めの直球を振り抜き、ライトポール際、中段まで飛ばすソロ本塁打、
外低め直球に軽く合わせ、中越えに放りこむ2ランと、連続特大弾を放っている。
3年春選抜は184球11三振完投の力投実らず、初戦で豊川に延長13回3対4サヨナラ負け。
勝ちを目前で逃す悔しさを味わいながらも、同時に投球内容には手応えを掴み、
続く春季大会(県V・北信越V)で40回5四死球、22安打5失点の安定感ある投球を見せた。
5月の招待試合・西短付戦では、小野郁に投げ勝ち、4安打完封勝利を記録。
3年夏に全試合完投、44回650球、45安打15失点の粘投で甲子園4強入りを達成している。
東邦戦9回に3連続K(135㌔スプリット、135㌔スライダー、144㌔直球)をマーク。
大会後は日本代表でU18アジア選手権・準V(中国戦で5回を無安打4K無失点)を経験した。
同期に池田貴将三塁手、1学年下に星兼太外野手ら。
186cm83kg、恵まれた体格の本格派右腕。
セットポジションから重心を下げて早めに着地し、開き早めに肘を柔らかく使った球持ちに良さのある
腕の振りから投げ下ろす最速146㌔、常時130㌔台後半から140㌔前後ほどの
伸びのあるストレートと、それぞれ120㌔台から130㌔台の縦スラ、カット気味の横スラ、スプリット。
小さいテイクバックから両サイドに投げ分ける(3年春の県大会29回で2四死球)。
早くから長身の本格派右腕として注目されたが、腰痛に悩まされた2年春に大きな不調を経験。
一時はコントロール定まらず、直球の球速も130㌔前後と、苦しい時期を過ごした。
2年秋の大会でスタミナ、精神面での成長を見せ、3年時の大会では制球力で評価を高めている。
制球力向上と腰の負担軽減を目指し、2年秋からスリークォーターに変更した。
神宮大会2試合で3本塁打、長打力のある左の強打者。広角に打ち分ける。
3番・ファーストを務めた2年夏の甲子園で、甘く入った直球を左越えに飛ばす二塁打を放ち、
神宮大会ではバックスクリーンへの推定飛距離135m弾でパワーを見せつけた。
通算10本塁打(2年時まで)。遠投110m、50m6秒8。
スカウトコメント
DeNA・吉田部長|14/11/6
「(決勝の)あのホームランにはびっくり。素晴らしい球。好素材」
DeNA・河原スカウト|14/11/6
「上背がありながら変化球を両サイドに投げ分けられる。いい指先の感覚を持っている。入団して鍛えたら中心選手になれる素材」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/8/18
「日本文理のエース・飯塚悟史は、外野手として将来性を非常に感じます」
阪神・中村GM|14/8/13
「上背もあるし、角度があるよね。将来楽しみな存在」
巨人・井上スカウト|14/7/14
「春より投球に強弱が付けられるようになった」
「左の長距離砲は、そういない。投打とも楽しみな素材」
中日・中田宗男スカウト部長|14/6/18
「打撃も含めてポテンシャルが高い選手。相手を見ながら、余力を残して投げられるのは勝てる要素です。センバツではあまり投げ込みをさせていなかったようですが、馬なりであれだけなら資質は高い。印象はいいです」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/6/18
「投打両面で評価されている選手ですね。ただ、大谷翔平(日本ハム)のような二刀流ということではなく「どちらかで」という意味です。どちらかというと、打の評価が高いですかね。高校生としてはパワーヒッターです」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/3/28
「投手ですが日本文理・飯塚悟史、明徳義塾・岸潤一郎は野手としても才能の高さを感じました」
東北楽天・山田スカウト|14/3/28
「腕の使い方が小さくぶれない。制球がいい」
巨人・山下スカウト部長|14/3/23
「投打とも夏まで注目していく」
日本ハム・大渕隆スカウト|14/3/1
「現時点では打者よりも投手として評価している。秋は手先でまとめるフォームで物足りなさを感じたが、ステップの粘り、テークバックが修正されている。野球に対し誠実で意識の高さを感じる。体格を生かした打者を圧倒する投球を」
巨人・井上スカウト|13/11/21
「ゴルフで言うパンチショットで、あそこまで飛ばすのは高校生離れ。粗削りだけど、あの飛距離は魅力だ」
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神宮も頑張れ!
13個三振取れたのも素晴らしい
敦賀気比、富山第一の強力打線を二桁近い三振に取ってる
スライダーの精度が上がった。甲子園に行って欲しい
来年無くなっちゃうかも…