二木 康太(鹿児島情報)|ドラフト・レポート

二木 康太(鹿児島情報)

ここでは、「二木 康太(鹿児島情報)」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



187cm73kg 右右 MAX143km スライダー・カーブ・フォーク・チェンジ・シンカー
スリークォーターから角度ある直球とフォーク。制球の安定した好右腕。3年春九州大会で完封勝利。
2013年千葉ロッテ6位(契約金2000万円、年俸500万円)
最終更新日:2013-11-26 (Tue)|2013年ドラフト指名選手 コメント(10)

  最新記事

 ■ ドラ6二木が年俸500万で契約(日刊スポーツ) 13/11/17

 ロッテのドラフト6位、鹿児島情報・二木康太投手(18)が17日、鹿児島市内のホテルで契約を結び、契約金2000万円、年俸500万円(金額は推定)でサインした。背番号は未定。「憧れは同じく高校からプロに入って1年目から活躍をしている唐川選手です。自分も1日でも早く1軍に上がれるように頑張りたいと思います。期待と不安の両方がありますが、今は楽しみの方がはるかに多いです。ストライプのユニホームを着るのは初めてなので、それもとても楽しみです。不安な部分としては、やっぱり関東に暮らすのは初めてですし、とても都会なので心配です」と初々しく話した
 プロ野球ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから6位指名を受けた鹿児島情報高校の二木康太投手のもとにロッテのスカウトが指名のあいさつに訪れました。永野チーフスカウトは「制球力や低めの伸び、これからの将来性に期待しているという話はさせて頂いた」と話し、山森スカウトは「体をつくりながら実践もしっかりやっていく、という形になると思う」としています。(鹿児島放送)

 ■ 鹿児島情報・二木康太 「自信持て」言葉後押し(西日本スポーツ) 13/10/13

 「もう少し自信を持っていいぞ」。8月上旬の進路相談で、鹿児島情報の二木は図師賢剛監督から声を掛けられ、プロ志望届を提出しようと決心した。それまで気持ちは揺らいでいた。甲子園に行けなかったからだ。「もう自分の選んだことに迷わない」。真っすぐは最速142キロと決して速くはない。それでも日本ハムロッテオリックスなど5球団から調査書が届いている。与四球が少なく、高校生のレベルでは安定した制球力を含めて将来性を買われている。シード校として臨んだ鹿児島大会では4強で力尽きた。準々決勝で神村学園を5-4で振り切ったものの、準決勝の樟南戦では本来の力を発揮できなかった。初回の先頭打者に直球を二塁打にされてリズムを崩した。制球も乱れ、伝統校のしたたかな攻めに屈した。失意を抱えて過ごした夏、関東にある大学のセレクションに参加した後、横浜スタジアムに足を運んでDeNA-巨人戦を観戦。甲子園にも立ち寄り、樟南と佐世保実の試合を見た。「(プロは)どの選手も体が大きかった。もっと大きくならないと」。ちょっとした“カルチャーショック”を受けた。鹿児島に戻ってからは、体づくりに本腰を入れた。体幹を鍛え直した効果で、体重は1カ月後には3キロ増えて73キロになった。身長も夏から0.5センチ伸びるなど成長し続けている。

 ■ プロ志望届 二木が提出(西日本スポーツ) 13/9/13

 今夏の鹿児島大会で鹿児島情報を初のベスト4に導いた二木康太投手が、12日にプロ志望届を鹿児島県高野連に提出した。二木は187センチの長身から最速142キロの速球を投げ込む本格派右腕で制球力も兼備。昨秋と今秋の九州大会に出場した。今夏の鹿児島大会は準決勝で樟南に敗れたが、初戦の鹿児島城西戦ではプロ7球団のスカウトが見守る中、9奪三振で完封した。また、最速146キロを誇る龍谷の本格派右腕・山口泰平投手は、13日にプロ志望届を佐賀県高野連に提出予定。近日中に日本高野連のホームページで公開される。

   13夏         回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:鹿児城西 先   9  6  9  1  0 138㌔
   3回戦:喜  界 先   8  5  6  2  1
   4回戦:鹿  屋 先   8  8  8  4  1
   準々決:神村学園 先   9  6  6  1  4
   準決勝:樟  南 先   9  6  4  1  5
               43  31  33  9  11 防2.30(失点から計算)
           被安打率6.49 奪三振率6.91 四死球率1.88

過去記事

 ■ 二木が5失点 準決勝で敗退(西日本スポーツ) 13/7/23

 プロ注目の右腕、鹿児島情報の二木は樟南打線を6安打に抑えながら失策などからピンチを招いて5失点。決勝に進むことはできなかった。4点を追う9回2死二塁で遊ゴロに倒れ、一塁にヘッドスライディング。最後の打者となり「力が抜けて、何も考えられなかった」としばらく立ち上がれなかった。この日は、阪神オリックスロッテ楽天のスカウトが見守る中、初回にあっさり先制されるなど、粘れなかった。「握力がなくて、最終回は気合で投げた。勝てなかったのは自分の力不足」。汗と涙まみれの腕であふれる涙をぬぐった。

 ■ 鹿児島情報 神村撃破初4強/鹿児島大会(日刊スポーツ) 13/7/20

 鹿児島大会は鹿児島情報が強豪・神村学園を逆転で破って初のベスト4進出を決めた。プロ注目の二木康太投手(3年)が最後まで粘りの投球を見せて完投して勝利に導き、神村学園の夏3連覇を打ち砕いた。マウンドではポーカーフェースを貫くエースが絶叫した。「攻める気持ちで投げました。(ガッツポーズは)思わず出てしまいました」。相手は夏の甲子園に2年連続で出場している神村学園だ。2年前の1年生大会で1-2で敗れている。そのときも二木はマウンドにいた。公式戦では初めて勝って笑みが絶えない。1回は守備の乱れで3失点。それでも二木は我慢の投球を見せる9回6安打4失点(自責1)。スライダー、フォークなどを低めに集めた。「点数は取られても最終的にチームが勝っていればいい。夏はそう思って投げている」。精神面の成長を実戦で表現した。最速142キロ右腕は球速にこだわらない。憧れは中日吉見だ。「試合を作るのがうまいし制球がいい。そんな投手になりたい」。VTRで投球を研究して夏につなげてきた。この日もロッテなど数球団のスカウトが視察に訪れた。まずは夢の甲子園初出場を優先する。「胸を張って戦おうと思っている。自分たちで学校の歴史をつくろうと思っている」。今は全国に鹿児島情報の名前をとどろかせることを思い描いている。

 ■ プロ注目二木、9K完封 鹿児島情報高(西日本スポーツ) 13/7/9

 第95回全国高校野球選手権大会の鹿児島大会は8日、鹿児島情報のプロ注目右腕二木康太(3年)が、7球団のスカウトが見守る中、初戦の2回戦の鹿児島城西戦で被安打6、9奪三振で完封。チームは4-0で勝った。鹿児島屈指の長身右腕が、抜群の制球力を発揮した。鹿児島情報の二木は、6安打を許しながら9三振を奪い、ホームを踏ませなかった。「真っすぐが走っていたのでガンガン押した。相手が直球を狙っていると思ったところで、変化球でタイミングを外した」。満面の笑みを浮かべた。3点をリードして迎えた4回、安打と犠打エラーで無死一、二塁とされた。ここで5番をチェンジアップで捕邪飛に打ち取る。犠打で二、三塁とされたが、7番打者を外角の真っすぐで三振に仕留めた。「一番力のある球で勝負した」と、この試合最大のピンチを振り返った。昨秋の鹿児島大会では、緩急をつけて打たせて取るスタイルで優勝。プロのスカウトが姿を見せ始めたころ、球速が最速142キロに伸び、今春の九州大会の鵬翔(宮崎)戦で11三振を奪うなど自信をつけた。その後直球にこだわって三振を狙いにいったが、公式戦、練習試合のたびにめった打ちされた。図師賢剛監督に「スカウトはおまえの真っすぐを見に来ているんじゃない。自分のピッチングをしろ」と何度も注意され、二木は考え直した。「ピンチでは変化球でタイミングを外したりして、打たせて取るのが自分本来の投球じゃないか」。緩急を使う意識を取り戻した。この日は、広島や巨人、阪神などプロ7球団のスカウトが見守った。「いることは分かったけれど、気にしなかった」。最速は138キロ。それでも巨人の武田康スカウトは「上背があって、球の切れがいい。高校の時の木佐貫(当時川内高、現日本ハム)をほうふつさせる。将来が楽しみ」と目を細めた。広島の末永真史スカウトも「ずばぬけた真っすぐではないが、緩急をうまく使い、制球もよく素材がいい」と評価した。まずは順調に滑り出した夏。「ヒットを何本打たれても、勝てばいい。打たせて取る投球を続けたい」。187センチのエースは力に頼らず勝ち上がっていく。

 ■ 鹿児島情報・二木 初切符へ闘志(西日本スポーツ) 13/6/23

 187センチの長身から投げ込む直球は最速142キロに達する。県内屈指の本格派右腕。それが鹿児島情報の二木に対する周囲の評価だ。視察に訪れたプロのスカウトは巨人日本ハム楽天など6球団。それでも、頭の中は甲子園に行くことしか考えていない。「相手がどこだろうが勝つだけ」。三振を狙って奪えるだけの球威を持ちながら、目指す投球スタイルは打たせて取ること。「3球三振より、1球で内野ゴロに打ち取りたい」と口にするのも、苦い敗戦を経験しているからだ。昨秋の鹿児島大会を制し、選抜大会出場を視野に入れて臨んだ九州大会。初戦の2回戦で創成館に0-1で惜敗した。「0点に抑えなければ意味がない」。今春の九州大会では、初戦で鵬翔相手に11三振を奪い、1-0の完封勝ち。喜びもつかの間、続く沖縄尚学との一戦では0-2で敗れた。外角中心の投球を研究され、打者に踏み込まれて痛打された。被安打は11。「内角を突くだけのコントロールもなかった」。その後の県内の試合では結果を出せなかった。5月のNHK杯準々決勝では鹿屋工に0-8の7回コールド負け。「腕が振れず、ストライクを取りにいった球を打たれた」。夏を控えて焦りがないといえばうそになるが、冷静に受け止めた「(昨秋からの好成績で)自信が慢心に変わっていたのかも」と戒めた。夏までの残された時間を最大限に使って、自分にムチを打った。全体での練習以外に、階段上りや坂道ダッシュも取り入れ、下半身を鍛えなおした。一方で、ウイニングショットの精度を上げようと、ダルビッシュの持ち球でもある縦に変化するスライダーを動画で研究。習得を目指している。「打者の心理を読めるし、賢い投球ができる。ただ、もっとがむしゃらさが出てくれば」。図師賢剛監督の注文は期待の大きさの裏返しだ。

 ■ 鹿児島情報、逃げ切る(asahi.com) 13/4/21

 第132回九州地区高校野球大会が20日、宮崎市で始まった。県勢では、鹿児島情報が鵬翔(宮崎)に1―0で勝ち、鹿屋中央が済々黌(熊本)に0―2で敗れた。鹿児島情報は1回、辻の安打や四球で1死一、二塁の好機を作り、山崎の適時打で先制。この1点を守って逃げ切った。エース二木は毎回のように走者を許したが、要所で三振を奪い、守備陣も6回1死一、二塁の危機を併殺で切り抜けた

   13春鹿児島     回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:川  内 先  9  2  14  1  0   
   3回戦:鹿児島工 先  9  8  6  2  1
   4回戦:徳 之 島 先  7  8  5  1  3
   準々決:伊 集 院 先  8  7  3  1  1
   準決勝:鹿 屋 工 先  7  4  7  1  0
   決 勝:鹿屋中央 先  9  14  2  4  8
              49  43  37  10  13 防2.39
          被安打率7.90 奪三振率6.80 四死球率1.84

   13春九州      回数 被安 奪三 四死 失点 
   1回戦:鵬  翔 先  9  7  11  1  0
   2回戦:沖縄尚学 先  9  11  5  1  2
              18  18  16  2  2 防1.00
          被安打率9.00 奪三振率8.00 四死球率1.00

  プロフィール

 鹿児島県霧島市出身。
 二木 康太(ふたき・こうた)投手。
 小学5年から野球を始め、国分中時代は軟式野球部に所属。

 鹿児島情報では1年秋から主戦として活躍。
 2年秋に創部初の県大会Vを果たし、53回4四死球7失点の安定感で注目を集める。
 全6試合を2失点以下にまとめ、3回戦から5試合連続で完投勝利を挙げた。
 準決で強豪・樟南に5安打1失点完投勝利、翌日の決勝・尚志館戦で無四球1失点完投勝利。
 続く九州大会でも創成館相手に6安打1失点完投の好投を披露している(0対1で敗戦)。
 3年春には全8試合67回を一人で投げ抜き、県大会準V、九州大会16強入りを達成。
 初戦で2安打14K完封勝利を収めるなど、県大会49回13失点(決勝で8失点)の好成績を残し、
 九州大会では要所を締める投球で鵬翔相手に7安打11奪三振完封勝利を記録した。
 3年夏は5試合43回11失点の力投及ばず、優勝校・樟南に1対5で敗れ県大会準決勝敗退。
 プロ7球団が視察に訪れた初戦・鹿児島城西戦で6安打9K完封勝利を収めている。
 県大会優勝、九州大会2回戦が最高成績。甲子園出場実績は無し。

 187cm73kg、長身細身のスリークォーター右腕。
 ノーワインドアップから肘を柔らかく使い繰り出す最速143㌔、常時135㌔前後から130㌔台後半の
 角度の付いた切れの良い直球とスライダー、フォーク、チェンジアップ、シンカー、カーブ。
 2年秋は53回で4四死球(率0.68)。コントロールの安定した長身投手。
 現状球速・球威には物足りなさが残るが、好資質はプロスカウトからも注目されている。
 落ち着いたマウンドさばきで粘り強く打たせて取る投球が持ち味。

  スカウトコメント

千葉ロッテ・永野チーフスカウト|13/10/28
 「制球力や低めの伸び、これからの将来性に期待しているという話はさせて頂いた」
千葉ロッテ・山森スカウト|13/10/28
 「体をつくりながら実践もしっかりやっていく、という形になると思う」
千葉ロッテ・山森雅文スカウト|13/10/24
 「190センチ近い身長から投げ下ろすボールは角度十分。制球力もあり、低めにキレ味ある速球を投げることが出来る。早い時期の一軍デビューが期待できる」
巨人・武田康スカウト|13/7/9
 「上背があって、球の切れがいい。高校の時の木佐貫(当時川内高、現日本ハム)をほうふつさせる。将来が楽しみ」
広島・末永真史スカウト|13/7/9
 「ずばぬけた真っすぐではないが、緩急をうまく使い、制球もよく素材がいい」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2023年プロマーク状況



最終更新日:2013-11-26 (Tue)|2013年ドラフト指名選手 | コメント(10) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
夏の失点ってほとんどエラーだったんっじゃ?
| 匿名 | 2013年10月24日(Thu) 14:44 | URL #- [ 編集]
これからどんどん伸びていくと思う。
高卒でいけなくても社会人から行くと思う。
| 匿名 | 2013年10月24日(Thu) 14:40 | URL #- [ 編集]
プロ志望届を提出
広島、ロッテが指名検討
| 匿名 | 2013年09月17日(Tue) 20:59 | URL #- [ 編集]
よく投げた、よく頑張った
高卒プロで行ける素材だからプロで頑張って欲しい!
| 匿名 | 2013年07月22日(Mon) 21:02 | URL #- [ 編集]
↓乙
| 匿名 | 2013年07月22日(Mon) 13:36 | URL #- [ 編集]
まあ、プロでは通用しないと思います。
討ち取られた自分が言うのもなんですが。
でも、打てない球ではない、と感じました。

横田の方が打ちづらかったです。
| 鹿児島産 | 2013年07月17日(Wed) 23:56 | URL #- [ 編集]
初戦の鹿児島城西戦で6安打完封
Max141km
| 野球命 | 2013年07月08日(Mon) 18:55 | URL #- [ 編集]
MAX143kmに成長(KKBめざせ甲子園にて)
| 野球命 | 2013年06月27日(Thu) 19:56 | URL #- [ 編集]
プロ6球団マーク
| 野球命 | 2013年06月23日(Sun) 14:05 | URL #- [ 編集]
MAX142kmの速球派投手
コントロールは抜群で6試合で四死球11個
| ヒカル | 2013年05月04日(Sat) 14:23 | URL #- [ 編集]
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