- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 上山 颯太(中京大) (03/23)
- 向井 恵理登(九州産業大) (03/23)
- 2022年大学生ドラフト候補進路 (03/23)
- 西舘 洸希(七十七銀行) (03/23)
- 中村 海斗(明大中野) (03/23)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (03/23)
- 日當 直喜(東海大菅生) (03/23)
- 平野 大地(専大松戸) (03/23)
- 鈴木 叶(常葉大菊川) (03/22)
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (03/22)
- 2023年選抜高校野球/注目選手プロフィール (03/22)
- 森岡 大智(能代松陽) (03/22)
- 岩井 聖(龍谷大平安) (03/21)
- 前田 悠伍(大阪桐蔭) (03/21)
- ハッブス 大起(東北) (03/21)
- 真鍋 慧(広陵) (03/21)
- 黒川 貴章(セガサミー) (03/20)
- 新庄 空(鳥取城北) (03/20)
- 宮國 凌空(東邦) (03/20)
- 井上 大成(NTT東日本) (03/19)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
手足の長い長身の最速150㌔右腕。130㌔前後の変化球を交える。3年秋に最多5勝をマークした。
動 画
投手成績
■ 社会人時代成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責19日: 1 1.1 4 0 1 3 143㌔ 日本生命
通算: 1 1.1 4 0 1 3 防20.25
被安打率27.00 奪三振率0.00 四死球率6.75
■ 大学時代成績
試合 勝敗 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率15春: 2 0勝1敗 1.1 2 1 1 2 13.50
15秋: 7 2勝3敗 37 27 28 10 16 3.89(10位)
16春: 3 3勝0敗 22 14 20 5 11 4.50
16秋: 8 2勝4敗 44.1 46 37 22 28 5.68( 8位)
17春: 6 3勝0敗 32.1 25 31 10 5 1.39( 1位)
17秋: 11 5勝3敗 68.1 60 59 21 23 3.03( 6位)
18春: 7 1勝5敗 37 34 26 11 16 3.89( 8位)
18秋: 8 2勝1敗 19.2 19 21 4 6 2.75
通算: 52 18勝17敗 262 227 223 84 107 3.68
被安打率7.80 奪三振率7.66 四死球率2.89
※ 17春:最優秀防御率
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
18神: 1 3 2 3 1 0 145㌔ IPU
通算: 1 3 2 3 1 0 防0.00
被安打率6.00 奪三振率9.00 四死球率3.00
【 国際大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
16ハーレム: 3 10 10 8 2 3 2.70
投手成績詳細
■ 大学時代成績
15春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責早 大 0.1 0 0 0 0
東京大 1 2 1 1 2
1.1 2 1 1 2 防13.50
被安打率13.50 奪三振率6.75 四死球率6.75
15秋(1完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
東京大 1 0 2 1 0
慶応大 先 9 3 5 1 1 ○
立教大 先 8.2 2 6 2 1 ○
先 5 6 5 1 4 ●
早 大 先 6.1 7 8 3 5 ●
明治大 先 5 7 1 1 4 ●
2 2 1 1 1
37 27 28 10 16 防3.89
被安打率6.81 奪三振率6.81 四死球率2.58
16春(1完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
早 大 先 7 4 7 1 2 ○
明治大 先 9 5 8 2 5 ○
東京大 先 6 5 5 2 4 ○
22 14 20 5 11 防4.50
被安打率5.73 奪三振率8.18 四死球率2.05
16秋(1完1封) 回数 被安 奪三 四死 自責
早 大 先 7 8 10 4 5 ○
先 5 7 4 1 3 ●
立教大 先 6.1 7 5 3 7 ●
1 1 0 0 0
明治大 先 4.1 5 2 5 6 ●
慶応大 先 5 6 3 1 4
先 6.2 5 7 2 3 ●
東京大 先 9 7 6 6 0 ○封
44.1 46 37 22 28 防5.68
被安打率9.34 奪三振率7.51 四死球率4.47
17春(1完1封) 回数 被安 奪三 四死 自責
早 大 2.1 1 4 1 0
立教大 6 5 8 1 2 148㌔
明治大 先 7 4 7 4 0 ○
慶応大 1 2 0 0 0 147㌔
先 7 9 4 2 3 ○
東京大 先 9 4 8 2 0 ○封
32.1 25 31 10 5 防1.39
被安打率6.96 奪三振率8.63 四死球率2.78
17秋(4完1封) 回数 被安 奪三 四死 自責
明治大 先 6 11 2 4 7 ●
慶応大 先 9 7 8 2 0 ○封
先 4 3 2 1 3 146㌔
4.1 4 4 0 2 ○ 148㌔
東京大 先 3 6 2 1 2 ● 148㌔
2 1 2 0 0 145㌔
早 大 先 9 6 8 2 1 ○
先 9 10 8 4 3 ○ 146㌔
立教大 先 9 4 9 3 1 ○
先 5 4 6 2 4 ●
先 8 4 8 2 0
68.1 60 59 21 23 防3.03
被安打率7.90 奪三振率7.77 四死球率2.77
18春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
立教大 先 7 8 5 0 3 ● 145㌔
1 0 0 0 0 142㌔
先 4 3 2 3 1 ● 144㌔
慶応大 先 4.1 6 2 2 4 ● 144㌔
東京大 先 7 4 3 3 1 ○ 146㌔
早 大 先 7.2 8 11 3 5 ● 146㌔
先 6 5 3 0 2 ● 147㌔
37 34 26 11 16 防3.89
被安打率8.27 奪三振率6.32 四死球率2.68
18秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
早 大 2.1 4 2 2 3 ●
1 0 2 0 0 146㌔
明治大 0.1 0 0 0 0 150㌔
慶応大 5 1 5 1 0 149㌔ ○
5 8 9 1 2
立教大 1 2 1 0 0 146㌔
4 4 2 0 1 ○
東京大 1 0 0 0 0 142㌔
19.2 19 21 4 6 防2.75
被安打率8.69 奪三振率9.61 四死球率1.83
■ 高校時代成績
13夏予 回数 被安 奪三 四死 失点2回戦:双葉翔陽 先 3 0 0
3回戦:相双福島 先 13 5 11 2 1
4回戦:福 島 北 先 5 2 6 1 0
準々決:光 南 先 7 4 3 0 0
準決勝:聖光学院 先 9 12 1 3 8
37 23 9 防2.19(失点から算出)
14春 回数 被安 奪三 四死 失点
2回戦:福島商業 先 9 4 13 3 0 141㌔
準々決:いわき光 先 9.2 10 10 1 3
18.2 14 23 4 3 防1.45(失点から算出)
被安打率6.75 奪三振率11.09 四死球率1.93
14夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
1回戦:安 積 先 7.2 9 6 1 2 139㌔
2回戦:福島高専 先 9 0 13 0 0 139㌔ 完全試合達成
3回戦:安積黎明 先 9 8 10 1 1
4回戦:聖光学院 先 8 9 2 3 2
33.2 26 31 5 5 防1.34(失点から算出)
被安打率6.95 奪三振率8.29 四死球率1.34
最新記事
■ 法大慶大タイ 救援菅野17勝(日刊スポーツ) 18/10/3
ヤクルト、DeNAなどが視察する中、今季最長の5回を投げた菅野が通算17勝目を挙げた。「変化球が低めに決まったので自信があった」と、スライダーやチェンジアップを駆使し1安打無失点に抑えた。状態が上がらず今季は救援での登板だが「この感じで投げれば先発でも勝てると思う。頭(先発)で投げたい気持ちはずっとある」とエースの意地をのぞかせた。
19年公式戦 回数 被安 奪三 四死 自責
スポニチ:PANA 1 0 1 0 0
企業春季:NTT東 1 0 0 1 0
:セガサミ 先 6 7 5 2 0
日立市長:日製石巻 先 6 4 5 3 1
京都大会:日本生命 先 3 5 1 2 3
都対予選:明安生命 1.2 0 0 0 0
:ゴールド 先 4.2 7 2 0 4
:セガサミ 先 7.2 7 5 0 3
関東選抜:ホ ン ダ 先 4 4 3 1 1
:日 立 1 1 2 1 0
:セガサミ 1 1 1 1 0
選手権本:日本生命 1.1 4 0 1 3 143㌔
38.1 40 25 12 15 防3.52
被安打率9.39 奪三振率5.87 四死球率2.82
【体重変遷】 高1夏61kg→高2春69kg→高3春75kg→大4春73kg→大4秋85kg
■ プロ注目の法大・菅野、悔し3失点 今季初先発を白星で飾れず(デイリースポーツ) 18/4/22
1回戦2試合が行われ、明大と立大がそれぞれ先勝した。プロ注目右腕の法大・菅野秀哉投手が集中打に沈んだ。二回に一発を含む4安打を許し3失点。今季初先発を白星で飾れず「二回だけ悔いが残る」。リーグ現役最多15勝のエースは、下半身の使い方を意識して肩、肘の負担を軽減するフォームに修正。「明日投げるチャンスがあったら抑える」と連投も辞さず。雪辱へ前を向いた。
■ 法大、ロッテ2軍に敗れるもドラフト候補・菅野3回無失点(SANSPO) 18/3/14
法大は14日、ロッテ2軍との練習試合をロッテ浦和球場で行い、4-8で敗れた。法大は、右腕・菅野秀哉投手が先発し、最速148キロの直球を中心に3回2安打1四球2三振無失点に抑えたが、三回に登板した左腕・森田駿哉投手が5連続長短打に四球、犠飛の後に連続長打を浴びるなど1回7安打6失点が響いた。国内7球団が視察し、阪神・葛西スカウトは「菅野はストレートの質もよくなっている印象」と好評価した。
過去記事
■ 法大 明治神宮で必勝祈願、ドラフト候補・菅野「優勝したい」(スポニチ) 18/1/7
法大は6日、神奈川県川崎市内の同大グラウンドで始動した。12年秋以降優勝から遠ざかる中、今年から必勝祈願を明治神宮で行い、心機一転。西武など4球団のスカウトがあいさつに訪れる中、今秋ドラフト候補のエース菅野は「本当に優勝したい」と力を込めた。1年春に開幕投手を務めながら故障に泣いた左腕・森田も復活間近。「菅野と2人で頑張りたい」と共闘を誓った。
■ ドラフト候補の法大・中山「プロ1本で行きます」(日刊スポーツ) 17/12/23
法大が年内の練習を納め、今季4番としてけん引した来秋ドラフト候補の中山翔太内野手が決意表明した。同じくドラフト候補で現役最多の15勝を挙げる菅野秀哉投手は今季5勝中、4完投してチームを引っ張った。「体重が増えてスタミナがついた。プロには行きたいと思っています。年間10勝ぐらいしたいし、春秋どちらかで防御率0点台を記録したい」と拳を握った。
■ 法大・菅野、3試合連続の完投で5勝目(スポーツ報知) 17/10/23
来秋ドラフト候補右腕の法大・菅野秀哉(3年)が4安打1失点で、前カードの早大戦から3試合連続の完投勝利。リーグトップを独走する今季5勝目(2敗)をマークした。チームの今季5勝は、全て菅野で挙げたもの。青木久典監督は「よく頑張ってくれている。(他の先発陣について)若いのが出てきてくれればと思うけど」と話した。
■ 法大・菅野 完封で最優秀防御率賞ほぼ手中に(スポニチ) 17/5/22
法大のエース菅野が4安打完封。防御率を1.39として最優秀防御率賞をほぼ手中に収めた。「今日は監督、コーチから完封してこいと言われていたので、防御率も意識しながら投げました」と今季3勝、通算10勝目を振り返った。1月に腰痛を発症し開幕に間に合わずチームに迷惑をかけた。「秋は開幕投手を狙っていきたい」と先を見据えた。
■ 法大・青木監督「勝つことが一番の薬。長いトンネルだった」(SANSPO) 17/4/30
法大が明大から今季初の勝ち点を獲得した。1回戦で開幕4連敗(1分け挟む)を止め、この日は快勝。青木監督は「勝つことが一番の薬。長いトンネルだった」と胸をなで下ろした。主将の森が五回に左翼へリーグ戦初本塁打を放てば、今季初先発の菅野が7回4安打無失点。腰痛で調整遅れだった右腕は「これから一試合でも多く勝って勝ち点を取っていきたい」と意気盛んだった。
■ 法大の150キロ右腕・菅野、リーグ戦初完封!東大に先勝(スポーツ報知) 16/10/22
法大は、最速150キロ右腕・菅野秀哉(2年=小高工)が7安打6四死球ながらリーグ戦初完封で、東大に先勝した。勝ち点を落とせば、1947年春以来の最下位となる今季最終カードの初戦。「負けられない試合で、強い気持ちを持ってやれた」。4回を除いて毎回走者を許しながら、152球で粘り抜いた。開幕4カードで勝ち点なく、青木久典監督は空き週の間に「このまま終わっちゃいけない。法政野球部の意地を見せないと。なめられないように。威風堂々と行け」とナインにゲキを飛ばした。「完投、完封にこだわって、1本立ちしてもらいたい」と好投の菅野をたたえた。
■ 法大、頼れる右腕・菅野が好投「何とか勝ちたかった」(SANSPO) 16/5/1
第4週第2日(早大2-7法大)法大にとって頼れる右腕が戻ってきた。右肘の靱帯を痛めていた2年生菅野が今季初登板で7回を4安打2失点でまとめ、勝利をもたらした。「久しぶりというのもあって、何とか勝ちたかった。かなり疲れた」と充実感に浸った。福島・小高工高出で、昨秋は1年生ながら2勝を挙げた。シーズン終盤に肘を痛め、治療の間は筋力トレーニングに励み、スクワットの最高値は30キロ増えたという。青木監督は「よくあそこまで投げてくれた」とうれしそうだった。
先発の最速146キロ右腕・菅野秀哉(2年)は、昨秋に右肘じん帯を損傷して以来、今季初登板で7回2失点に抑え、復活の白星。(スポーツ報知)
■ ルーキー菅野 初先発初勝利(スポーツ報知) 15/9/28
1年生右腕・菅野秀哉が初先発初勝利だ。130キロ台後半の直球とカットボールを主体に3安打1失点完投した。母校の福島・小高工は原発から30キロ圏内で、高校時代は仮設校舎に通学。テニス場などで練習しながら3年夏の福島大会2回戦(福島高専戦)で春夏秋を通じて県初の完全試合を達成。144キロ右腕は「また先発の機会をもらえたらしっかり抑えたい」と話した。
■ 小高工の“完全試合男”菅野、2失点も涙 序盤の失点響く(スポーツ報知) 14/7/23
福島は4回戦が行われ、聖光学院は小高工に2―0で勝利。エース船迫大雅投手(ふなばさま・ひろまさ、3年)が11安打されながら完封し、“完全試合男”菅野秀哉投手(3年)に投げ勝った。スタンドへあいさつした小高工・菅野の瞳が、少しずつ潤んでいった。昨夏の準決勝でも同じ会場で対戦し、聖光に負けた。再び敗れてリベンジならず。序盤の失点が響いた形となり、菅野は「(序盤は)ストライクが入らなくて不安定だった」と、悔やんだ。2回戦で完全試合を達成。3回戦の安積黎明戦はサヨナラ打を放つなど投打に勢いはあった。この日も130キロ台後半の直球に、フォークやカットボールなど落ちる球を駆使。だが聖光打線に2回以外は毎回安打を許し、常に意識している守備から攻撃へのリズムがなかなか作れなかった。試合後チームメートと握手をかわすと、こらえきれずに涙を流した菅野。進路については大学進学かプロ入りを希望も、「これからしっかり考えたい」と明言を避けた。どの舞台に進んでも、この悔しさを力に変えて成長する。
■ プロ注目小高工・菅野が完全試合(日刊スポーツ) 14/7/14
小高工の最速143キロのプロ注目右腕菅野秀哉(3年)が春、夏、秋を通じて福島大会史上初の完全試合を達成した。福島高専の打者27人から三振13、内野ゴロ9、内野フライ1、外野フライ4の内容。変化球を主体に93球を完璧に投げ切った。過去12人の完全試合はすべてコールドゲームの参考記録だった。
135キロ前後の直球や変化球をコーナーに投げ分け、13奪三振、内野ゴロ9、フライアウト5。打撃でも2二塁打を含む4安打と大活躍だった。(asahi.com)
在学中に145キロを出したいという。そのため、1日5合の白飯を詰め込み、体重は昨秋より6キロ増えて75キロとなった。ベンチプレスも60キロから78キロに。飛躍的な肉体改造に成功した。小高工に進学したのは、震災直後で練習に苦労しながらも夏の福島大会で4強入りした先輩たちの姿に感動したからだ。そして昨秋、チームスローガンを「苦難上等」に決めた。(スポニチ)
1回戦を視察した広島の近藤スカウトは「(菅野を)リストには載せている。この先、機会があれば試合を見たい」と関心を示した。(SANSPO)
■ 小高工・菅野、再登板でピンチ救う/福島(日刊スポーツ) 14/7/12
小高工のプロ注目右腕菅野秀哉が先発と4番手で再登板し、チームを救った。先発で5回を投げ終えた時点で7点リードし、6回から2番手にマウンドを譲り一塁の守備についた。だが2、3番手投手が乱れ、4点差に迫られた7回1死満塁で再登板。二塁走者をけん制で刺し、4番打者を見逃し三振に仕留めてピンチを断った。9安打2失点と精彩を欠いた先発マウンドとは一転、救援登板は2回2/3を無安打無失点。試合後は脱水症状を起こしてコメントできないほど、集中力を見せつけた。自己最速143キロには及ばなかったが、139キロを計測した。スタンドにはプロ6球団のスカウトが見守り、ソフトバンク作山スカウトは「投手としての資質が高い。体ができれば高いレベルでできる」と評価していた。
■ “福島の藤浪”小高工・菅野、10球団スカウトの前で13K完封(スポーツ報知) 14/5/20
福島は2回戦8試合を行い、“福島の藤浪”こと菅野秀哉投手(3年)を擁する小高工が、2―0で福島商を下してベスト8に進出した。最速143キロ右腕はプロ10球団16人のスカウトが集結する中、13奪三振の完封ショーを演じた。伸びのあるストレートを武器にグイグイと押しまくった。この日の最速はスカウトのスピードガンで141キロ。116球を投げ切った小高工・菅野は「自分が最後まで行くつもりでした。ランナーを出してもバントもさせないくらいの気持ち」と振り返った。先頭打者を出しても、粘り強く後続を抑えた。スカウト陣も納得の表情だ。DeNA・吉田スカウト部長は「いい体をしている。体力を強化すれば球速も上がる」と期待し、阪神・葛西スカウトも「リーチもあるし素材としてはいい。大勢(スカウトが)来ているのは評価が高いのでは?」と高い関心を示した。実はけが明けで、不安を抱えていた。3月に腰を、4月には右足を捻挫し、満足に練習ができなかった。走り込みができるようになってからまだ1週間。投げ込みも1日50球程度だった。調整不足が懸念されたが、峰岸聡監督(34)は「こういう(接戦の)展開で代えるところがなかった」と、大事な県大会初戦をエースに託した。一冬越え、体も一回り大きくなった。菅野は「体重を増やして球速を上げたい。高校のうちに145キロを出したい」と、1日5合の白飯を練習後や帰宅後に無理やり詰め込んだ。身長は1センチ、体重は6キロ増えて183センチ、75キロになった。筋トレにも励み、ベンチプレスは60キロから77・5キロに。昨年、早大時代の楽天・横山貴明投手から「球が伸びるぞ」と勧められ、指立て伏せも取り入れた。「自分としては60%くらいだった。変化球も曲がらなかった」という投球内容で完封勝利。さらに調子を戻して戦う24日のいわき光洋戦では、一体どんなピッチングが見られるのだろうか。
決め球のフォークが落ちず、速球中心に切り替えた。阪神スカウトのスピードガンは最速にあと1キロの141キロを計測。内野ゴロも詰まらせた打球が多く、福島商の菅原裕一監督(45)は「ストレートを狙っていたのに打てなかった」と脱帽した。昨春県3位、夏4強の原動力になった右腕は、自ら「食の細いタイプ」という。冬場から1日5合の白飯を平らげ、筋力トレに励んだ。峯岸聡監督(34)は「球の回転が良くなった」と評価する。(日刊スポーツ)
■ 福島大会、27日4強激突 決勝の舞台へ進む2校は(asahi.com) 13/7/27
小高工の2年生エース菅野秀哉投手は3回戦で延長13回を投げきり、11三振を奪って波に乗った。長身から投げ下ろす最速140キロの直球に多彩な変化球の制球もさえる。打線も4試合連続で2桁安打をマークした。準々決勝では光南の好右腕・八木沢天成投手(3年)を攻略。中でも4番鈴木康平一塁手(同)は3安打4打点と大暴れした。
■ 「小高工の藤浪」菅野が1失点/高校野球(日刊スポーツ) 13/5/18
小高工がいわき光洋を下し、2回戦に駒を進めた。身長182センチの大型右腕、菅野秀哉(2年)が7安打1失点完投。プロのスカウトも見守る中、力のある直球を軸に高い潜在能力を披露した。スガノではなくカンノです。182センチ、69キロのスラリとした体形に、面長の顔。大阪桐蔭のエースとして昨年の甲子園春夏連覇を達成した阪神・藤浪とどこか似ている。本人も「似てるってよく言われます」とまんざらでもない様子。右肩を痛めた昨秋のエース伊東和也(3年)に代わってエースナンバーを背負う今春。容姿だけでなく、プレーでも注目を集めつつある。最大の武器は、最速138キロの直球だ。この日は「全然走らなかった」と不満げな顔を浮かべながらも137キロをマーク。7回1死二、三塁のピンチでは、直球で押して2者連続空振り三振で切り抜け、完投勝利をあげた。身長197センチの“藤浪級”の大きな手と長い指を生かしてフォークも操り、球種は4つと器用さも併せ持つ。伸びのある球は、しなやかに旋回する長い腕から生まれる。細身の体に合わせて服を選ぶ時は「袖が足りないことがあるんです」と長所で苦労することもある。だが、9回には長いリーチを目いっぱい使い、マウンド手前でバウンドしそうな打球をダイレクトでキャッチ。中日山本スカウトは「肘が柔らかくて前(打者により近い位置)で放れる。来年が楽しみ」と将来性を評価する。入学当初は、中学で投手だったことを伏せて遊撃手の練習を積んでいた。「走るのが苦手だったんで…」。だが、昨夏に投手へ“再転向”すると、ランニングにも積極的に取り組んだ。食事量も増やして体重は8キロアップ。比例するように球速も中3時より7キロ上がった。「この春で140キロは出したい。高校の間に150キロを出したい」と目を輝かせる16歳の伸びしろが楽しみだ。
プロフィール
福島県相馬市生まれ。菅野 秀哉(かんの・しゅうや)投手。
桜丘小学校3年の時から軟式野球を始め、中村一中(軟式野球部)3年時から投手。
中3夏に県大会3位での東北大会出場を達成した。
小高工では遊撃を経て1年時夏から本格的に投手。
体作りにより体重8㌔、球速7㌔アップを果たし、2年時春の大会から背番号1のエースを務める。
最速137㌔直球を球持ち良く投げ込み、肘の柔らかさでプロからの評価を獲得。
県3位で12年ぶりの東北進出を果たしたが、盛付に7回0-9完投で敗れ初戦で敗退となった。
2年時夏の予選は強豪・聖光学院に9回12安打2対8完投で敗れ4強で敗退。
3回戦で13回1失点完投勝利を挙げるなど、準々決まで28回1失点の好投を披露している。
2年時秋の支部敗退を糧に体を作り、一冬で体重75㌔、MAX143㌔までアップ。
翌3年春の県2回戦で福島商業を13K完封し、10球団スカウトから資質を改めて評価された。
怪我(3月に腰痛、4月に右足首ねん挫)明けの状態ながらも最速141㌔計測。
同年夏の県2回戦・福島高専戦で大会史上初の完全試合(13三振93球)を達成している。
4回戦・聖光戦で2失点完投の粘投を演じるも打線の援護がなく0対2で敗戦。
143㌔腕としてプロ複数球団から注目されたが、志望届を提出せず法政大学進学を選択した。
県4強、東北2回戦が最高成績。甲子園経験は無し。
法大進学後は1年時春からリーグ戦に出場。
いずれも救援として2試合に起用され、合計1.1イニングで0勝1敗、防御率13.50の結果を残す。
1回2安打、2野選2失点、延長10回4-6で、94連敗中の東大に勝ち星を献上。
1年時秋の慶応大学2回戦で初先発を果たし、3安打1死球1失点完投で初勝利を挙げた。
以降、主に先発(2年時秋から主戦)を担い、通算18勝(8完3封)17敗を記録。
1年時秋のシーズン終盤戦でヒジ痛を負いながらも翌2年夏にリーグ選抜入りを果たしている。
2年生の冬に発症した腰痛を乗りこえ、3年時春(先発2番手)に防1位を獲得。
同年秋のリーグ戦で9試合先発の奮闘を演じ、3連続完投をふくむ最多5勝の実績を残した。
全国大会には4年秋の第49回明治神宮大会(12季ぶりのリーグ優勝)に出場。
初戦・IPU戦に2-4の6回ウラから登板し、3回を0封したが、反撃に繋がらずそのまま敗戦となった。
通算52試合、18勝(8完投3完封)17敗、262回、防御率3.68。
東京ガスでは1年目から公式戦に出場。
秋の選手権1回戦・日生戦に4番手で登板し、1.1回3失点のホロ苦い全国デビューを果たした。
二大大会1試合、0勝0敗、1.1回、防御率20.25。
183cm85kg、手足の長い長身のスリークォーター右腕。
セットから溜めを作って重心を下げ、インステップ気味に着地し、ヒジを柔らかく使った腕の振りから
投げ込む最速150㌔、常時140㌔台前半から145㌔前後の伸びのある直球と、
120㌔台から130㌔前後のスラ、130㌔前後のフォーク、120㌔台のチェンジ、100㌔台のカーブ。
140㌔台のストレートに縦横のスライダー、フォーク、カーブなどを織り交ぜていく。
高校で体重を14キロ増やし、最速12km/hアップを達成。大学で最速150㌔まで球速を伸ばした。
プロ複数球団から将来性を注目されている。奪三振率5.87。
スカウトコメント
阪神・葛西スカウト|18/3/14
「菅野はストレートの質もよくなっている印象」
広島・近藤スカウト|14/7/15
「(菅野を)リストには載せている。この先、機会があれば試合を見たい」
ソフトバンク・作山スカウト|14/7/12
「投手としての資質が高い。体ができれば高いレベルでできる」
DeNA・吉田スカウト部長|14/5/20
「いい体をしている。体力を強化すれば球速も上がる」
阪神・葛西スカウト|14/5/20
「リーチもあるし素材としてはいい。大勢(スカウトが)来ているのは評価が高いのでは?」
中日・山本スカウト|13/5/18
「肘が柔らかくて前(打者により近い位置)で放れる。来年が楽しみ」
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ストレートも威力があって球のばらつきが安定して、ストレートに磨きがかかれば安定感のある投球も出来るはず。