吉田 凌(東海大相模)|ドラフト・レポート

吉田 凌(東海大相模)

ここでは、「吉田 凌(東海大相模)」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



181cm70kg 右右 MAX151km スライダー・カーブ
最速151㌔直球と鋭いスライダーを武器とする細身の右腕。2年夏決勝で大会タイ20奪三振の快投。
2015年オリックス5位(契約金3500万円、年俸500万円)
最終更新日:2015-11-28 (Sat)|2015年ドラフト指名選手 コメント(15)

  動 画

  投手成績

 ■ 甲子園成績

     試合   回数 被安 奪三 四死 自責
   14夏: 1     2  0  3  0  0 145㌔ 盛岡大付
   15夏: 3    19  20  13  8  4
        先  8.1  4  2  3  1 144㌔ 聖光学院 ○
        先  3.2  8  5  0  2 143㌔ 花咲徳栄
        先   7  8  6  5  1 143㌔ 関東第一 ○
   通算: 4    21  20  16  8  4 防1.71
       被安打率8.57 奪三振率6.86 四死球率3.43

投手成績詳細

   13夏予        回数 被安 奪三 四死 自責
   4回戦:逗  葉 先   5  0  7  0  0
   5回戦:藤沢翔陵    0.2  0  1  0  0
   準々決:弥  栄    1.1  0  3  1  0 146㌔
   準決勝:横  浜 先  5.2  7  2  3  4 149㌔
              12.2  7  13  4  4 防2.84
           被安打率4.97 奪三振率9.24 四死球率2.84

   13秋予        回数 被安 奪三 四死 失点
   4回戦:相模総合    0.1  0  1  0  0
   準決勝:横  浜     1  1  1  0  0
              1.1  1  2  0  0 防0.00
          被安打率6.75 奪三振率13.50 四死球率0.00

   14春予        回数 被安 奪三 四死 失点
   3回戦:厚 木 北 先   5  3  8  3  1
   4回戦:立花学園     1  1  2  0  0
   準々決:創 学 館     1  1  1  0  0
               7  5  11  3  1 防1.29
          被安打率6.43 奪三振率14.14 四死球率3.86

   14夏予        回数 被安 奪三 四死 失点
   3回戦:YSFH     2  1  5  0  0
   4回戦:湘南学院     2  1  4  1  0
   5回戦:法 政 二     2  0  5  3  0
   準決勝:横  浜    2.2  7  5  2  1 144㌔
   決 勝:向  上 先  8.2  3  20  3  0 145㌔
              17.1  12  39  9  1 防0.52(失点から計算)
          被安打率6.23 奪三振率20.25 四死球率4.67

   14秋予        回数 被安 奪三 四死 失点
   3回戦:戸  塚 先   9  4  16  3  0封
   準々決:慶  応 先   9  6  13  5  1 177球
   準決勝:平塚学園 先 11.2  7  13  2  2 157球、自責0
              29.2  17  42  10  3 防0.91(失点から計算)
          被安打率5.16 奪三振率12.74 四死球率3.03

   15春予        回数 被安 奪三 四死 失点
   神奈準々決:慶応    0.2  1  0  0  0 144㌔
     準決勝:桐光 先   9  10  14  6  3 141㌔
   関東準々決:作新 先   9  8  8  3  1 143㌔
              18.2  19  22  9  4 防1.93(失点から計算)
          被安打率9.16 奪三振率10.61 四死球率4.34

   15夏予        回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:足  柄 先   4  2  2  1  0 137㌔
   5回戦:相  洋 先   9  3  9  3  0封140㌔
   準々決:日大藤沢 先  6.2  4  10  1  1 141㌔
              19.2  9  21  5  1 防0.46(失点から計算)
           被安打率4.12 奪三振率9.61 四死球率2.29

   15秋国体       回数 被安 奪三 四死 失点
   1回戦:敦賀気比 先   9  3  5  2  0封
   準決勝:智弁和歌 先   9  13  10  3  7
   決 勝:中京大中 先   9  9  6  2  5
               27  25  21  7  12 防4.00(失点から計算)
           被安打率8.33 奪三振率7.00 四死球率2.33

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 ■ オリックス5位吉田凌が仮契約(デイリースポーツ) 15/11/28

 オリックスにドラフト5位で指名された東海大相模・吉田凌投手が28日、兵庫県西宮市内のホテルで契約金3500万円、年俸500万円仮契約を結んだ背番号は66ユニホームの背中に入れる名前は「RYO」に決まった。目標にしている投手は、阪神復帰が決まった藤川球児。「小さい頃からの憧れ。僕もホップするようなストレートを投げたい」と話した。神奈川・東海大相模で今夏甲子園を制したが、出身は兵庫県西脇市。中学時代、シニアリーグの野球教室でほっともっと神戸のマウンドで投球したことがあり「京セラドームでも早く投げてみたい」とデビューを心待ちにしていた。

 ■ 東海大相模が2冠!吉田が8回V打で国体初優勝(スポーツ報知) 15/10/1

 東海大相模が8回に3点差を逆転し、中京大中京を破って初優勝。12年大阪桐蔭以来となる夏の甲子園との2冠を達成した。ドラフト候補右腕・吉田凌が8回に決勝タイムリーを放ち、5失点完投。9回のマウンドに向かう吉田は、友であり、ライバルでもある小笠原に尻を叩かれた。「夏(の甲子園は)は、俺が優勝投手になったから。今日はお前がガッツポーズしろ」。最後の打者を左飛に打ち取ると、吉田は両手を挙げ、「夏から負けなしで終われて、よかった。和歌山でタテジマのプライドを見せられた」と2冠の充実感に浸った。決勝前夜。門馬敬治監督(45)にメールを送った。「自分が投げます」。連投の疲れはあったが、小笠原は左肘炎症で投げられず。背番号11は「最後のマウンドを野手に任せることはできない。小笠原の分も、という気持ちだった」。4日間で3戦計420球。スタンドで視察したロッテ・松本編成統括は「スタミナがついた体ができれば、もっと球も速くなる」とうなずいた。バットも光った。8回に3点ビハインドを追いつき、なお1死一、二塁で吉田が右前に勝ち越し打を運んだ。指揮官に「初球ホームランを狙え」と指示され、甲子園決勝の小笠原のV弾が頭をよぎった。それでも「カチこみたかったけど、つなごうと思った」と冷静を失わなかった。週末に周囲と進路を話し合うが、「最終的にはプロに行きたい」と吉田。2冠を手土産に最高峰に挑む。

 ■ ドラフト候補の吉田、7失点完投!東海大相模が決勝進出(スポーツ報知) 15/9/29

 東海大相模が、地元の智弁和歌山を両校計28安打の打撃戦の末に下して、決勝進出。今夏の甲子園との2冠に王手をかけた。ドラフト候補右腕の吉田凌が、3本塁打を含む13安打を浴び、7失点ながら完投。エースの小笠原慎之介が左肘炎症で登板回避する苦しい台所事情で、「1人でいきます」と9回160球を投げ抜いた。夏の甲子園では腰を痛め、寝返りして起きるのも大変だったというが、現在は回復。「せっかくなので、最後は勝って終わりたい」と有終の美を飾る決意を示した。

過去記事

 ■ 東海大相模・吉田、敦賀気比を3安打完封「本当に久しぶり」(スポーツ報知) 15/9/28

 今夏の甲子園優勝校の東海大相模が敦賀気比を破り、2回戦進出を決めた。先発したドラフト候補の吉田凌投手が3安打完封。夏の甲子園を制したあとは「よく休めましたね。練習を始めたのはシルバーウィーク明けです」と吉田。その言葉とは裏腹に、マウンドからは伸びのある直球を次々と投じ敦賀気比打線につけいる隙を与えなかった。終わって見れば「本当に久しぶり。練習試合でも記憶にないですね」という3安打シャットアウト劇。それでも最速151キロ右腕はなぜか申し訳なさそう。「これを甲子園でやっておけばよかった。小笠原の負担も少なくなったし、チームも乗れたはず」と、甲子園優勝投手になった同僚の小笠原慎之介投手(3年)を思いやり頭をかいた。

 ■ 吉田、プロ志望届提出へ 登板機会なし「小笠原に持っていかれた」(スポニチ) 15/8/21

 小笠原との二枚看板でドラフト候補右腕の吉田が登板する機会はなかった。「最終回投げる予定だったけど小笠原に持っていかれた」と苦笑い。今大会は3試合に先発し、優勝に貢献。「1年生の頃から小笠原と2人でやってきたけど、3年の夏は一番中身が濃い夏だった」と充実感に浸った。進路については「監督と話して決めたい」と語るにとどまったが、「プロ志望届」を提出する見通しだ。

      試合 回数 被安 奪三 四死 被安率 奪三率 四死率
   県大会: 22 97.1  62 142  37  5.73 13.13  3.42

 ■ 東海大相模、大勝で5年ぶり決勝進出!(スポニチ) 15/8/19

 第97回全国高校野球選手権大会の第13日は19日、準決勝が行われ、東海大相模が10―3で関東第一を下し、10年以来5年ぶりの決勝進出を決めた。東海大相模の先発は2枚看板の右腕・吉田。17日の準々決勝(花咲徳栄戦)でも先発したが4回途中3失点とふがいない内容で、味方が同点に追いついた場面ではベンチで涙した。前回登板の名誉挽回を誓った吉田は初回から好投。切れのあるスライダーを中心とした配球でオコエら関東第一打線を封じ、7回を8安打1失点。先発の役目を果たして小笠原にマウンドを譲った。
 毎試合、走攻守で魅せた「オコエ劇場」。準決勝は、スライダーに苦しむ結果になった。1回の第1打席、東海大相模・吉田の外角スライダーに手を出し、空振り三振。3回も再び外角低めにワンバウンドするスライダーで空振り三振を喫した。「右投手の中では今まで見てきたスライダーの中でNO・1です」と言った。(日刊スポーツ)

 ■ 東海大相模・吉田 3失点降板に涙(日刊スポーツ) 15/8/18

 初戦の聖光学院に続く先発となった吉田は、3回2/3を8安打3失点でマウンドを降りた。武器の縦スライダーが決まり初回から2者連続三振を奪ったが、3回につかまった。「甘い球を初球で打ってきてボールが先行した後にストライクを取りにいった球も打たれた。みんなに本当に助けてもらいました」と目を潤ませた。
 長倉主将の左犠飛で同点に追い付いた8回。小笠原を休ませるために完投を誓って先発した吉田はベンチで泣いた。「同点になったとき涙が止まらなかった。こんな感情は初めて。野球人生で一番大きい1勝。小笠原に感謝したい」。(スポニチ)

 ■ 東海大相模・吉田9回1死まで省エネ86球1勝(日刊スポーツ) 15/8/13

 東海大相模は、先発の吉田凌投手が86球の省エネ投球で小笠原慎之介投手につなぎ、聖光学院を下した。「一塁側のブルペンで、黄色いグラブをつけたやつがバンバン投げてましたからね」。完投目前の9回。先頭打者を投ゴロに打ち取り、一塁送球すると、視線の先にいた小笠原がマウンドに向かって走りだした。ライバルの動きで交代を悟る。151キロをたたき出した投球をベンチで見つめ「相変わらずすごいな」と、思わず笑ってしまった。夏の甲子園初戦。大事な一戦の先発を任されたのは吉田だった。伝えられたのは、試合直前のウオーミングアップ中。「五分五分で、自分もあるかと思って、気持ちだけはしっかり準備していました」と受け止めた。「後ろに小笠原がいますから。初回から飛ばしました」と集中する。直球は最速144キロをマークし、宝刀スライダーをコースに投げ分けた。だが、奪った三振はわずかに2個だった。縦のスライダーを武器に、昨夏の神奈川大会決勝では20三振を奪い一躍注目されたが、投球スタイルを一変。ワンバウンドになるスライダーを減らし、ストライクゾーンで勝負を続けた。9回1死まで86球で投げ切り、「省エネ投球」で勝利をつかんだ。

 ■ 東海大相模・吉田10K!小笠原と横浜倒す(デイリースポーツ) 15/7/28

 東海大相模の今秋ドラフト候補右腕・吉田凌投手(3年)が、今大会3度目の先発で進化を披露した。日大藤沢を相手に6回2/3を4安打1失点、10奪三振の好投。収穫は“宝刀”スライダーの新たな使用法だった。鋭く大きな落差はそのままに、状況に応じて高低を投げ分けた。空振りを奪うだけでなく、カウント球としても有効。「思った以上にストライクを取れた。一つの大きな財産になった」と、納得の表情を浮かべた。昨夏決勝の20奪三振で一躍脚光を浴びた。だが、研究された秋は低めに手を出してもらえず、準決勝敗退。冬場から高めにも投じる練習を重ねてきた。ここに来てようやく精度が向上。「夏に成果を発揮できたのはよかった」と、頬を緩めた。この日は6球団のスカウトが視察。ロッテの松本編成統括は「スライダー、直球の両方でストライクが取れる指先の感覚が素晴らしい」と評価した。
 巨人・長谷川スカウトは「良くなってきているし、これだけ三振の取れるボールがあるのはすごい」と復調ぶりを評価。ロッテ・松本編成統括は「プロの1軍投手の条件になる指先の感覚が素晴らしいだから制球もいい」とうなった。(スポーツ報知)

 ■ 東海大相模の「負けられない日」OB原監督の誕生日は18連勝(スポーツ報知) 15/7/23

 東海大相模の151キロ右腕・吉田凌(3年)は、相洋の最後の打者を遊ゴロに打ち取ると、白い歯を見せ喜んだ。「昨日、小笠原がいい投球をしていたので、負けたくないと思った」。前日(21日)にチームメートの左腕・小笠原慎之介(3年)が7回無失点の好投。今度は右のエースが9回3安打完封で、8強に導いた。この日の最速は140キロ止まりも、「真っすぐで空振りがとれた。最近よくなっている」と手応え。決め球のスライダーもさえ渡り、9奪三振。打っても両軍無得点の5回2死三塁、中前に先制打を放った。ネット裏には国内9球団20人超のスカウトが集結。5人態勢で視察した西武の渡辺久信シニアディレクターは「去年のいい頃に近づいている技術的なところがかみ合えば、球速は戻る」と逸材であると高評価した。東海大相模にとって甲子園出場は使命。特に7月22日は絶対に負けられない日でもある。同校OBの巨人・原監督の57歳の誕生日だからだ。これで原監督が入学した74年以降、“伝説の日”は実に18戦全勝となった。4強を懸けた次戦の相手は平塚学園。吉田は「本当の戦いはここから。野手や小笠原と助け合いながら、しっかりやりたい」と先を見据え、気を引き締めた。
 日本ハム・大渕スカウトディレクターは「速ければよいという意識でやっていないと思う」と潜在能力の高さに目を見張っていた。(SANSPO)

 ■ 東海大相模が大勝発進、吉田は4回0封(デイリースポーツ) 15/7/17

 昨夏代表の東海大相模が、六回コールドで大勝発進した。初回に3番・杉崎成輝内野手(3年)のランニング2ランなどで4点を先制すると、その後も着々と加点。投げては、先発した今秋ドラフト候補右腕の吉田凌投手(3年)から北村朋也投手(2年)へのリレーで完封した。4回2安打無失点の吉田は、初回に手が滑ってバックネットを越える大暴投もあったが「あれで(緊張が)ちょっとほぐれた」と、後続を落ち着いてニゴロ併殺に仕留める立ち上がり。以降は奪三振は2つと少なめながら、打たせてとる投球に徹し「1球で終われたら楽だし、リズムも出てくる」と手応えを得た様子だった。
 先発した吉田はDeNAスカウトのスピードガンで最速137キロ止まり。極度の緊張から球が抜け、バックネットを飛び越える大暴投もあったが、4回を2安打2奪三振で無失点に抑えた。門馬敬治監督は「吉田はまだまだ良くなる。北村は春から伸びてきた」と冷静だが、他校がうらやむ投手王国は健在だ。(日刊スポーツ)

 ■ ドラ1確実視されていた高校“BIG3”に異変(夕刊フジ) 15/7/15

 東海大相模の吉田は昨夏の神奈川大会決勝・向上戦で、鋭い縦のスライダーを武器に20奪三振。その後の秋季大会では直球の最速が151キロまで伸び「来年のドラフトは高橋と吉田で決まり」とまでいわれた。だが、この時点でフォームが乱れ球速、制球力が低下。今春の県大会では140キロ台前半をマークするのがやっとで、原因の解明と修正ができないまま最後の夏を迎えた。現在はエースナンバーの背番号「1」は、チームメートでプロ注目左腕、小笠原慎之介投手(3年)に奪われ「10番」を背負っている。「全球団の上位指名リストからは消えているはず。むしろ小笠原の人気が高まっている」とはパ球団幹部。「系列の東海大へ進学するのではないか」ともみている。

 ■ 強豪対決に8球団(日刊スポーツ) 15/7/6

 右のエース吉田凌が大きな手応えをつかんだ。大阪桐蔭との練習試合で1失点完投負けも、ここ一番で直球で三振を取り、10奪三振。「追い込んでから、スライダーではなくてまっすぐを左打者のひざ元に決めることができたまっすぐで勝負できる自信ができた」。門馬敬治監督は「1人1人の打者を全力で抑える気持ちを大事にしてほしい」と語った。ともにドラフト候補を擁する大阪桐蔭と東海大相模の対戦に、阪神中日など8球団19人の編成担当が訪れた。阪神は中村GMら6人体制で視察。東海大相模の左腕エース小笠原慎之介の登板はなかったが、右の吉田が好投。中村GMは「まとまった、いい投手だね」と評した。

 ■ 吉田&小笠原Wエース順調な仕上がり(デイリースポーツ) 15/6/7

 東海大相模のWエースが順調な仕上がりを披露した。先発の右腕・吉田は6回2失点。キレのある直球とスライダーで9奪三振。左腕・小笠原は3回を無安打投球。145キロを計測した直球などで5三振を奪い「あとは変化球でしっかりカウントが取れれば」と納得顔。巨人・山下スカウト部長は、両投手について「高校生ではトップクラス」と、変わらぬ高評価を口にした。

 ■ 東海大相模・吉田の復活投に虎も熱視線(デイリースポーツ) 15/5/19

 今秋ドラフト候補右腕・東海大相模の吉田凌投手(3年)が、復活の1失点完投でチームを4強入りに導いた。10球団のスカウトが見守る中、8安打8奪三振。強打の作新学院を封じてみせた。トンネルを抜けた確信があった。「久しぶりにいいピッチングができたかな」。吉田はうれしそうに2度繰り返した。ベストボールは、2点リードの八回2死一、二塁の場面。四回に右越えソロを浴びた5番・小林を空振り三振に仕留めたこん身の直球だった。この日は最速145キロ直球の大半が130キロ台後半だったが、球速表示以上の球威があった。8奪三振のうち5つが直球で、3つがスライダー。今春はいまひとつの内容が続いていたが、リリースポイントを前にしたことで直球の威力が復活。「空振りを取れたのはよかった」と、自信に満ちた顔で振り返った。阪神は佐野統括スカウトら最多の6人態勢で視察。担当の北村スカウトは「キレのあるボールだった。もっと上がってくる」と評価した。
 中日・中田宗男スカウト部長は「7割くらいの力で放っているが、それで作新学院を抑えるのはレベルの高い証拠」と高く評価した。(スポニチ)
 中日・中田スカウト部長は「まだ本来のパワー(球威)ではないが、右の高校生では高橋(県岐阜商)の次でしょう」と評価した。(SANSPO)
 巨人・長谷川スカウトは「打者に向かう姿勢が出てきたし、力を入れたときはいい球がいっている」と評価した。(スポーツ報知)
巨人長谷川スカウト「ストレートは低めに投げられていた。打者に向かっていく姿勢も良い」
ロッテ下敷領スカウト「初回は変化球が浮いていたが、2回以降は指にかかった良いボールが来ていた」(日刊スポーツ)
 「ちょっと高いボールがあったけど、変化球、特にスライダーはいい」と日本ハム・山田スカウト顧問がいえば、阪神・北村スカウトは「後半のスライダーの切れはいいね。まだ、本調子ではないと思う。一番いいときを知っているから、夏そういう風になってくれるでしょう」と本番へ期待を膨らませた。(SANSPO)

 ■ 吉田「勝てる投手」に(スポーツ報知) 15/5/11

 今秋ドラフト1位候補右腕の吉田凌が「勝てる投手」への脱皮を誓った。招待試合の延岡学園戦(サンマリン宮崎)で最速140キロをマークし、9回途中で12奪三振。だが、1点のリードを守れず、7安打5失点で逆転サヨナラ負けを喫した。吉田は「勝ちきらないと。県岐阜商の高橋、小笠原を追い越せない」と闘志を燃やした。

 ■ ドラ1候補・吉田14K!東海大相模、関東大会へ(スポーツ報知) 15/5/2

 東海大相模の今秋ドラフト1位候補右腕・吉田凌(3年)が10安打6四球ながら、毎回14奪三振の3失点完投で、春季関東大会出場を決めた。直球は自己最速に10キロ及ばない141キロ。序盤から低めのスライダーを見極められたが、「きょう一番よかった」というカーブを多投して、しのいだ。巨人ヤクルト楽天のスカウトの前で165球。「調子が悪い中で、最後まで粘り強く投げられた」と底力は示した。

 ■ 東海大相模のドラフト候補、小笠原&吉田が零封リレー(スポニチ) 15/4/27

 東海大相模が今秋ドラフト候補の零封リレーで4強に進んだプロ7球団のスカウトが見守る中、先発の左腕・小笠原は最速145キロの直球を低めに集めて8回1/3を1安打11奪三振。9回1死からは昨夏神奈川大会決勝で大会タイ20奪三振をマークした右腕・吉田が登板。慣れない救援ながら最速144キロを軸に1安打無失点で試合を締め「気持ちを切らずに投げられた」と話した。

 ■ 東海大相模・吉田&小笠原に虎あいさつ(デイリースポーツ) 15/1/6

 今秋ドラフト上位候補に挙がる東海大相模の吉田凌投手(2年)と小笠原慎之介投手(2年)が5日、神奈川県相模原市の同校で今年の初練習を行い、夏の神奈川大会連覇と甲子園優勝を誓った。昨夏神奈川大会決勝で20奪三振の151キロ右腕・吉田は「直球を追い求めていきたい」と抱負。「勝てる投手になりたい」と話した146キロ左腕の小笠原は、88キロから83キロへ5キロ減量に成功した。この日は、阪神、ソフトバンクの2球団が訪問した。阪神の北村スカウトは「2人とも上位候補ですから」と密着マークを続ける姿勢。門馬監督から「スターにまで、ならなきゃいけない」と高いハードルを設定された2人は「目標は日本一」と口をそろえた。

 ■ 東海大相模センバツ絶望的…サヨナラ負け(日刊スポーツ) 14/9/28

 東海大相模の「20K右腕」、吉田凌投手(2年)が延長12回にサヨナラ打を浴びて、マウンド上で崩れ落ちた。今夏の甲子園に出場した優勝候補の東海大相模が平塚学園に敗れ、来春センバツ出場が絶望的になった。先発の吉田は13奪三振と力投したが、延長12回2死三塁から高めに浮いたスライダーを運ばれた。「低めに投げていれば三振が取れた。最後に力んで浮いてしまった」と涙を浮かべて悔やんだ。1回に失策で先制点を許すと、打線が4回にスクイズで奪った1点に抑えられた。門馬敬治監督(44)は「こういう展開になると、点が取れなかったことが最後にこたえた」と言った。吉田は「神奈川は甘くない。もう1回体をつくり直して、夏は絶対に神奈川を制して、悔しさを晴らしたい」と雪辱を期した。

 ■ 東海大相模・吉田16K完封 三塁踏ませず(日刊スポーツ) 14/9/15

 夏の甲子園に出場した東海大相模が、秋季高校野球県大会で戸塚を8-0で破り、ベスト16に進出した。吉田凌投手(2年)が先発し、毎回の16三振を奪って完封した。公式戦登板は甲子園で投げた8月16日以来だったが、単打4本、三塁を1度も踏ませない危なげない投球だった。2回。戸塚に初安打を許し1死一塁。迎えた6番打者へカウント1-2から縦にストンと落とした。直球と同じ腕の振りで繰り出される“縦スラ”に、次打者も空振り三振に倒れた。3回を3者三振に仕留め、5者連続三振。後半にかけてさらに腕が振れた。8回を再び3者三振に切ると、最後の打者にも0-2からストンと落として空振り三振。結局、毎回の16三振を奪った。甲子園では初戦で盛岡大付に敗れた。吉田は3番手で打者6人を完全救援したが、新たな武器を身につける必要性を感じた。「横に変化する球もあった方が楽になる」。甲子園後に練習を始めたのは、右打者へのシュート。「まだ練習中ですが、いずれスライダーぐらい自信を持てる球になれば」と磨きをかける。

 ■ 夏の高校野球:快投再現に意欲 東海大相模・吉田(毎日jp) 14/8/6

 甲子園練習の第3日は5日、初めてグラウンドで練習が行われた。切り札のスライダーは投げず、直球だけで約10球。「(投球の)基本は真っすぐ。自分なりに指の感覚を確かめた」と、聖地のマウンドを振り返った。神奈川大会決勝で20三振を奪い、一躍脚光を浴びた。落差の大きいスライダーを武器に、春季関東大会で準優勝した向上を手玉に取った。昨夏の神奈川大会は準決勝の横浜戦に先発したが、六回途中4失点でチームも八回コールド負け。「投球に奥行きがなかった」と課題をかみしめ、「1年間、スライダーだけを磨いてきた」成果を出した。兵庫県西脇市出身だけに「地元にこういう形で戻って来られてうれしい」と喜ぶ。夏の甲子園大会の1試合最多奪三振記録は、松井裕樹(楽天)が桐光学園(神奈川)2年だった一昨年に1回戦・今治西(愛媛)戦でマークした22。最速151キロを誇る本格派右腕は「数字は意識せず、チームが勝つ投球をして最終的に(記録を)超えてくれたらうれしい」と快投の再現に意欲を見せた。
 吉田は昨秋、絶不調で自信を喪失。「野球を辞める」と退部を考えた。それを先輩の青島が察知。必死に説得した。吉田は「『お前がいないとダメだ。1日でも早く復帰できるよう協力する』と僕を必要としてくれた」と感謝する。この一言がなければ、吉田の記録も、甲子園出場もなかった。(スポーツ報知)

 ■ 東海大相模・吉田20K「右の松井裕」(デイリースポーツ) 14/7/31

 東海大相模が圧勝し、4年ぶり9度目の優勝を飾った。先発した2年生右腕・吉田凌投手が、九回途中まで3安打無失点、大会タイ記録となる毎回の20奪三振の快投をみせた。激戦区・神奈川から全国へ“新ドクターK”がド派手に名乗りをあげた。大会最多タイ、決勝では新記録となる1試合20奪三振。歴史に残る快投で甲子園を決めた吉田は「驚いた。三振を多く取れているなとは思っていたけど。出来過ぎです」とはにかんだ。磨きあげた縦のスライダーが、絶大な威力を発揮した。鋭く大きく落ちる決め球で奪った三振は、20個中14個。準決勝で15安打した向上打線のバットも次々と空を切った。初回2死からの7者連続を含め、四回2死までのアウトはすべて三振。四回で早くも先発全員奪三振を達成した。昨夏準決勝の横浜戦で、横のスライダーを見極められてコールド負け。「横だけでは通用しない」と、縦の変化球の習得を決意した時、目に入ったのが桐光学園・松井裕樹(現楽天)だった。動画サイトなどで研究。冬場は1日150球を投げ込み、直球と同じ、緩まない腕の振りを身につけた。中日・石井スカウトは「あのスライダーは右の松井裕みたいなもの直球の精度がよくなれば、来年の(ドラフト)1位は間違いない」と評した。9回1死から20個目の三振を奪い、新記録の期待もあったが、エース・青島と交代。「最後まで行きたかったが、青島さんに託すということだったので」と、笑顔でマウンドを降りた。松井裕は2年夏の甲子園で1試合22奪三振の大会新記録を樹立したが、同年夏の神奈川大会では1試合17奪三振が最高で、決勝は15奪三振だった。その数字を超えたと聞くと「三振の数より今日は勝てたのでよかった」と話しつつ、満面の笑みが広がった。一二三(現阪神)を擁して10年夏の甲子園準優勝の戦いに心をひかれ、兵庫県から東海大相模の門をたたいた。その時以来、同校4年ぶりの夏の聖地。「神奈川代表に恥じない投球をして、優勝旗を持ってきたい」と吉田。全国の猛者をなで斬りにする、8月が待ちきれない。
 ネット裏で視察した中日・石井昭男スカウトは「右の松井だ。高校生では打てない」と舌を巻いた。
 ▼ソフトバンク・宮田善久スカウト フォークみたいな縦スラは高校生ではなかなか打てない。決勝で20奪三振のタイ記録を達成したのも素晴らしい。来年が楽しみ。(スポニチ)

 奪三振率20.25は凄いですね。スライダーで14個(空振13、見逃1)、直球で6個(空振5、見逃1)。

 ■ 東海大相模140キロカルテットでVへ(デイリースポーツ) 14/6/8

 第96回全国高校野球選手権神奈川大会の抽選会が7日、横浜市内で行われた。各校は王者・横浜の打倒に虎視眈々。今春県4強の東海大相模は、青島凌也投手(3年)ら投手陣に“140キロカルテット”を擁する。全国でも、まずお目にかかれない陣容だ。吉田凌投手(2年)は、4人で最速の149キロを誇る右腕。昨夏は準決勝の横浜戦で先発もコールド負け。「悔しい思いをした」と、磨いたスライダーは、空振りを奪える決め球になった。4人は普段から仲がいい。変化球なども教え合う。青島は「みんな一つ、自分の持ち味がある」と、2年生2人も含めて高め合う存在だ。吉田が「夏は自分たちもやっていかないと」と話せば、小笠原も「自分の色を出せれば。打者1人でもいい。勝つことが最優先」と決意を語った。横浜のセンバツ出場決定後には、例年にない走り込み期間を設けて、体をいじめ抜いた。4人一丸となって壁をぶち破り、今度こそ聖地への扉を開く。

 ■ 東海大相模1年・吉田が先発/神奈川大会(日刊スポーツ) 13/7/28

 東海大相模のスーパー1年生、吉田凌投手が大物の片りんを見せた。先発を言い渡されたのは試合直前。その時だけは緊張したが、マウンドに登ると横浜打線を相手に1歩も引かない。自己最速を3キロ更新する149キロの速球を中心に、切れのいいスラーダーで5回まで無失点の好投を演じた。しかし疲れも出てきた6回、押し出しを含む3四球で崩れた。伊藤には満塁走者一掃の二塁打を浴びて、4点を失った。「最少失点に抑えたかったんですが。課題は後半です。3順目につかまってしまう。的を絞らせない投手になりたい」と、成長を期した。

 ■ 東海大相模1年・吉田、5回完全!衝撃デビュー(スポーツ報知) 13/7/21

 神奈川でスーパールーキーが鮮烈デビューだ。東海大相模の1年生右腕・吉田凌が、公式戦初登板で5回参考ながら完全試合を達成。チームも初戦(2回戦)の7回から13イニング連続無安打を継続する盤石の投手力で5回戦に進出した。偉業達成にも喜ぶ様子はなかった。公式戦初マウンドに上がった吉田は、初回から3者連続三振を奪うと、5回まで打者15人に1人の走者も許さない。140キロ超の直球とスライダーで7三振を奪った。その裏に“サヨナラ”でコールド勝ちが決まり、完全試合達成。「自分らしい投球ができました。完全試合は全く意識しなかったです」と他人事のように淡々と話すだけだった。中学時代から、その名をとどろかせていた。兵庫北播シニアでは、130キロ台中盤の直球をマーク。高校進学時に100校から誘いを受けた伝説の持ち主だ。その中から「タテジマにあこがれた。神奈川を勝ち抜くことで自信をつけたかった」と、あえて最激戦区の名門校に進学。そして名刺代わりの快投を披露した。完璧とも思える投球にも、手放しで喜べない事情がある。3回戦では、背番号20の佐藤雄偉知(2年)が5回参考ノーヒットノーラン。チームは初戦(2回戦)の7回から13イニング連続無安打を継続中。しかも、背番号1の仲宗根大都(3年)や、今春に141キロを計測した大物ルーキー・小笠原慎之介はまだ登板すらしていない。「みんな、いい投手だけど負けたくない」。名門に現れた新星は、強豪ひしめく神奈川を勝ち抜いて地元・兵庫へのがい旋を目指す。
 球威は逗葉の藤野聖斗主将(3年)が「甘いコースでもとらえきれなかった」と舌を巻くほど。直球とスライダーを次々と内角に投げ込む攻めの投球で、一人の走者も許さず5回を投げきると、裏の攻撃で味方打線が10点目を奪い、コールド勝ちが決まった。(読売新聞)

 細身ながら146㌔を記録した1年生右腕です。中学時代から有名な選手のようですね。
 確認できた2試合(逗葉高戦、弥栄高戦)では、6.1回で10奪三振(直球5、変化球5)をマーク。

  プロフィール

 兵庫県西脇市出身。
 吉田 凌(よしだ・りょう)投手。
 小1から西脇スポーツ少年団で野球を始め、西脇東中2年夏に兵庫北播シニアで全国3位。
 同年冬に行われた世界大会でシニア日本代表として8強進出を達成した。
 最速140㌔右腕として注目され、100校から誘いがかかる中、東海大相模進学を選択する。
 チームメイトに藤井健平(現大阪桐蔭)ら。

 東海大相模高では1年春から控え投手としてベンチ入り。
 夏の県大会4回戦・逗葉戦の先発に抜擢され、デビュー戦で5回参考7K完全試合を達成する。
 準決・横浜戦で自己最速149㌔を記録し、5回までを無四球無失点と力投。
 強豪相手に堂々の投球を見せたが、6回に入って捉えられ、5.2回4失点ノックアウトとなった。
 この経験を糧に決め球の習得に着手し、2年夏・県大会17.1回で39Kと好投。
 決勝・向上戦になって大会初先発を任され、8.2回無失点、毎回20Kの快投を演じている。
 うち14個(空振り13)を縦スラで積み上げ、初回2死から7者連続三振を記録。
 甲子園初戦・盛岡大付戦に8回から起用され、敗戦の中で2回3K無失点の力投を見せた。
 続く秋の予選3試合に背番号10で先発し、3連続二桁K、29.2回42Kをマーク。
 準決・平学戦では13K157球の力投およばず、12回1対2サヨナラで敗れる悔しさを味わった。
 その後不調に苦しみながらも3年夏に背番号11で45年ぶり全国制覇を達成。
 甲子園全5試合中3試合の先発投手を任され、19回20安打5失点の粘投を披露している。
 聖光学院相手に9回途中2K1失点の打たせて取る省エネ投球で初戦突破。
 準々決勝での3.2回8安打3失点KOを乗り越え、準決・関東一戦で7回1失点の粘投を見せた。
 同学年のチームメイトに小笠原慎之介豊田寛杉崎成輝ら。

 181cm70kg、細身の本格派右腕。
 ワインドアップから重心を下げて早めに着地し、開き早めに、ヒジを使った鋭い腕の振りから繰り出す
 最速151㌔、常時135㌔前後から140㌔強の直球と、120㌔台の鋭いスライダー。
 県大会97.1回で142三振(率13.13)。真っすぐとスライダーとのコンビネーションで空振りを奪う。
 松井裕樹を参考にした縦スラを武器に神奈川大会タイの1試合20Kを記録した。
 落ち着いたマウンド捌きで投げ込んでいく好右腕。甘く入るボールもあるが、コントロールはまずまず。
 遠投115m、50m6秒2。県大会での四死球率3.42。

  スカウトコメント

ロッテ・松本編成統括|15/10/1
 「スタミナがついた。体ができれば、もっと球も速くなる」
巨人・長谷川スカウト|15/7/28
 「良くなってきているし、これだけ三振の取れるボールがあるのはすごい」
ロッテ・松本編成統括|15/7/28
 「スライダー、直球の両方でストライクが取れる。指先の感覚が素晴らしい」
 「プロの1軍投手の条件になる指先の感覚が素晴らしい。だから制球もいい」
西武・渡辺久信シニアディレクター|15/7/23
 「去年のいい頃に近づいている。技術的なところがかみ合えば、球速は戻る」
日本ハム・大渕スカウトディレクター|15/7/23
 「速ければよいという意識でやっていないと思う」
阪神・中村GM|15/7/6
 「まとまった、いい投手だね」
ヤクルト・鳥原公二チーフスカウト|15/6/16
 「1年生の頃から注目している潜在能力の高い投手ですが、今年の春はフォームのバランスを取るのに苦慮して、乗り切れなかったように見えました。それでも東海大相模は指導力の高いチームですから、夏までに仕上げてくると思います。本来、ストレートも変化球も力はあるので、ちょっとしたきっかけで大きく変われる投手です」
広島・苑田聡彦スカウト部長|15/6/16
 「小笠原くんにはキレを感じますが、吉田くんのボールは速く、重く感じます。変化球は空振りの取れる、いいカーブを放りますね。春はチーム事情もあって登板機会が限られる中で、調子をつかむのは大変だったのではないかと思います。あとはこれから体が大きくなっていくタイプなのか、そのあたりも見ていきたいですね」
巨人・山下スカウト部長|15/6/7
 「高校生ではトップクラス」
阪神・北村スカウト|15/5/19
 「キレのあるボールだった。もっと上がってくる」
中日・中田宗男スカウト部長|15/5/19
 「7割くらいの力で放っているが、それで作新学院を抑えるのはレベルの高い証拠」
 「まだ本来のパワー(球威)ではないが、右の高校生では高橋(県岐阜商)の次でしょう」
巨人・長谷川スカウト|15/5/19
 「打者に向かう姿勢が出てきたし、力を入れたときはいい球がいっている」
 「ストレートは低めに投げられていた。打者に向かっていく姿勢も良い」
ロッテ・下敷領スカウト|15/5/19
 「初回は変化球が浮いていたが、2回以降は指にかかった良いボールが来ていた」
日本ハム・山田スカウト顧問|15/5/19
 「ちょっと高いボールがあったけど、変化球、特にスライダーはいい」
阪神・北村スカウト|15/5/19
 「後半のスライダーの切れはいいね。まだ、本調子ではないと思う。一番いいときを知っているから、夏そういう風になってくれるでしょう」
阪神・北村スカウト|15/1/6
 「(吉田・小笠原は)2人とも上位候補ですから」
オリックス・中川スカウト|14/10/6
 「投げっぷりがいい。マウンド度胸がいい。腕を振ってキレのあるスライダーを投げられる。高校生ではなかなか打てない投手でしょう」
日本ハム・原田スカウト|14/10/6
 「左の小笠原慎之介くんとともに期待したいです」
中日・石井スカウト|14/7/31
 「あのスライダーは右の松井裕みたいなもの。直球の精度がよくなれば、来年の(ドラフト)1位は間違いない」
ソフトバンク・宮田善久スカウト|14/7/31
 「フォークみたいな縦スラは高校生ではなかなか打てない。決勝で20奪三振のタイ記録を達成したのも素晴らしい。来年が楽しみ」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2023年プロマーク状況



最終更新日:2015-11-28 (Sat)|2015年ドラフト指名選手 | コメント(15) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
オリでドラ5でしたw
| ppp | 2015年10月23日(Fri) 03:06 | URL #- [ 編集]
原監督のお気に入りなら読売入り決定なのか??
| taira | 2015年08月28日(Fri) 19:49 | URL #- [ 編集]
吉田わ巨人だろ。
原監督が東海大相模に来いって誘うほどお気に入り
だからな
| 匿名 | 2015年08月28日(Fri) 18:35 | URL #- [ 編集]
小笠原と比較するとストレートという点で見劣りするかもしれませんが、
スライダーを軸に打たせて取るスタイルならば、
数年後一軍でも通用すると思います。
初年度からいきなり登板させるというよりも
2、3年目までは下でじっくり育てるということが条件ですが…
その条件を満たす為には、現在投手の層が厚いことが必須なので
ソフトバンク、日本ハム、巨人あたりが指名するのではないでしょうか。
ハズレ1位や2位で疑問
3位で妥当
4位以下ならラッキー
と個人的には思います。
| J | 2015年08月28日(Fri) 03:21 | URL #- [ 編集]
ドラフト3位以内で指名と予想。
東海大相模ではいまいち不完全燃焼で終えたのではないか。でもよく頑張った。
阪神へ行けば大切に育成してくれそうなので阪神がよいと思う。
| 野球ファン | 2015年08月27日(Thu) 21:44 | URL #- [ 編集]
吉田は指名されても4位以下だろうな
| 匿名 | 2015年08月22日(Sat) 00:30 | URL #- [ 編集]
2年前の横浜高校戦、吉田投手が1年生の時のストレートを見たら、どれだけ速い球を投げる投手になるんだろう?とワクワクしたんだけど……。

結局ストレートの速さと球の切れは伸びませんでしたね。
外野の人間が言うべきことではないですが、ピッチングフォームは一年時のままで体幹を徹底的に鍛えてストレートで打者をねじ伏せる投手になって欲しかったです。
| ガーソ | 2015年08月21日(Fri) 22:38 | URL #- [ 編集]
西口みたいに成長して欲しいな
| 匿名 | 2015年08月21日(Fri) 14:02 | URL #- [ 編集]
言うほどたいしたことない
| 匿名 | 2015年08月12日(Wed) 16:22 | URL #- [ 編集]
吉田はストレートが戻るかどうかでしょう。スライダーは一級品だね。上手く育てば菅野投手(巨人)のようになる。
ドラフト上位指名2位までに消えるでしょう。外れ1位もある。
| 匿名 | 2015年08月07日(Fri) 17:13 | URL #- [ 編集]
落ちるスライダーをマスターするためか、上から投げおろすようなフォームが肩に負担がかかっているように見える。専門家じゃないから間違っているかもしれないけど。
期待しているからこそ、怪我しないか心配なのであって決して文句言っているわけではありませんよ。
| 匿名 | 2014年08月29日(Fri) 16:37 | URL #- [ 編集]
相模のフォームは凄いぞ1年の頃より2年の方がよっぽどいい。
フォームが好きとか嫌いで野球は勝てない試合に勝つためのフォームを教えてるんだよ相模は
| さがみ | 2014年08月20日(Wed) 21:30 | URL #- [ 編集]
1年の時からフォームが少し変わって怪我しないか心配だなぁ。
個人的には1年の時のフォームの方が好きなんだけど。
| 匿名 | 2014年08月09日(Sat) 22:47 | URL #- [ 編集]
1年生の時の対横浜高校戦のストレートが常時145km~147km。
2年生になった神奈川大会決勝のストレートは常時142~143km。
スピードガンの表示だけ見れば球が遅くなったように思ってしまうが、球のキレは数段LVupしており150kmは出てるといわれても納得するような素晴らしいストレートだった。

それだけに変化球中心の組み立てではなく、ストレートで押すピッチングが見たかった。去年の反省から変化球を磨いてのことらしいけど。(フォークと見紛う縦のスライダーのキレは凄まじい)
| 匿名 | 2014年07月31日(Thu) 12:12 | URL #- [ 編集]
横浜戦で投げていたストレートはスピード、キレ、角度とも申し分なし。

というよりプロの一流投手の高校生時よりはるかに上なのでは。


このまま怪我なく順調にいけばものすごい投手になると思う。

それだけに東海大相模の監督、コーチの責任は重い。
| 匿名 | 2013年08月14日(Wed) 21:34 | URL #- [ 編集]
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