- プロ注(2023年/2024年) マーク情報 プロ志望(大学/高校)
- 塩崎 栄多(名城大) (09/24)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (09/23)
- 廣瀬 隆太(慶應義塾大) (09/23)
- 三浦 克也(東京国際大) (09/23)
- 荒木 隆之介(東京国際大) (09/23)
- 森 駿太(桐光学園) (09/23)
- 工藤 泰成(東京国際大) (09/23)
- 西舘 勇陽(中央大) (09/23)
- 下村 海翔(青山学院大) (09/22)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (09/22)
- 草加 勝(亜細亜大) (09/22)
- 武内 夏暉(国学院大) (09/22)
- 細野 晴希(東洋大) (09/22)
- 伊藤 琉偉(新潟アルビレックスBC) (09/22)
- 2023年プロ志望届提出者/高校生ドラフト候補 (09/22)
- 2023年プロ志望届提出者/大学生ドラフト候補 (09/22)
- プロ志望高校生リスト2023 (09/22)
- プロ志望大学生リスト2023 (09/22)
- 黒崎 翔太(文星芸大付) (09/22)
- 木村 優人(霞ヶ浦) (09/22)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
振り切るスイングから鋭い打球を放つ右打者。1年目に最多盗塁を獲得。2年目から遊撃手を務める。
2019年西武8位(契約金1000万円、年俸500万円)
動 画
打撃成績
■ 独立リーグ時代成績
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率18年: 64 .275 218 60 7 6 3 18 34 26 38 .352 .404
19年: 69 .267 243 65 13 3 3 25 38 36 35 .333 .383
通算: 133 .271 461 125 20 9 6 43 72 62 73 .358 .393
※ 18年:最多盗塁
■ 大学時代成績
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率15春: 12 .156 45 7 1 1 0 2 10 3 0 .208 .222
15秋: 出場無し 二部
16春: 出場無し 二部
16秋: 出場無し 二部
17春: 出場無し 二部
通算: 12 .156 45 7 1 1 0 2 10 3 0 .208 .222
■ 甲子園成績
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率12夏: 4 .231 13 3 1 0 0 0 2 4 0 .412 .308
13夏: 3 .143 7 1 1 0 0 1 1 4 0 .455 .286
14春: 3 .300 10 3 0 0 0 1 1 6 0 .563 .300
14夏: 2 .444 9 4 0 0 1 3 1 1 0 .500 .778
通算: 12 .282 39 11 2 0 1 5 5 15 0 .481 .410
【 国際大会 】
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
U18アジア: 4 .364 11 4 1 0 0 4 1 5 3 .563 .455
通 算: 4 .364 11 4 1 0 0 4 1 5 3 .563 .455
投手成績
■ 大学時代成績
試合 勝敗 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率15春: 3 0勝0敗 6.2 3 4 3 1 1.35
15秋: 登板無し 二部
16春: 登板無し 二部
16秋: 登板無し 二部
17春: 登板無し 二部
通算: 3 0勝0敗 6.2 3 4 3 1 1.35
被安打率4.05 奪三振率5.40 四死球率4.05
■ 甲子園成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責12夏: 2 8 1 6 2 0
5.2 0 3 2 0 139㌔ 新潟明訓 ○
2.1 1 3 0 0 138㌔ 大阪桐蔭
13夏: 3 27 23 14 3 6
先 9 6 6 1 1 142㌔ 瀬 戸 内 ○
先 9 8 5 0 1 142㌔ 大阪桐蔭 ○
先 9 9 3 2 4 142㌔ 日大山形 ●
14春: 3 35 33 21 11 10
先 15 12 7 5 2 143㌔ 智弁和歌 ○
先 9 6 11 3 1 143㌔ 関東第一 ○
先 11 15 3 3 7 141㌔ 佐野日大 ●
14夏: 2 18 19 15 2 9
先 9 9 8 0 4 144㌔ 智弁学園 ○
先 9 10 7 2 5 145㌔ 大阪桐蔭 ●
通算: 10 88 76 56 18 25 防2.56
被安打率7.77 奪三振率5.73 四死球率1.84
【 国際大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
U18アジア: 2 4 0 8 1 0 0.00
通 算: 2 4 0 8 1 0 0.00
被安打率0.00 奪三振率18.00 四死球率2.25
投手成績詳細
■ 大学時代成績
15春 回数 被安 奪三 四死 自責亜 大 3 1 2 1 1 139㌔
2 2 1 1 0
専修大 1.2 0 1 1 0 139㌔
6.2 3 4 3 1 防1.35
被安打率4.05 奪三振率5.40 四死球率4.05
■ 高校時代成績
12春 回数 被安 奪三 四死 自責四国準決勝:丸亀高校 6 5 1 2 0
決勝戦:鳴門高校 2 2 0 1 0
8 7 1 3 0 防0.00
被安打率7.88 奪三振率1.13 四死球率3.38
13夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
高知2回戦:高知工業 6 2 7 3 1 145㌔
準々決:岡豊高校 先 9 10 3 0 3 143㌔
準決勝:高知中央 先 8 6 6 1 0
決勝戦:高知高校 先 9 8 8 1 1
32 26 24 5 5 防1.41(失点から算出)
被安打率7.31 奪三振率6.75 四死球率1.41
13秋(県大会以降) 回数 被安 奪三 四死 自責
高知2回戦:高 知 工 先 4 1 11 1 0
準々決:高知中央 先 7 5 5 2 1
準決勝:高知追手 先 9 6 6 1 2
決 勝:高知東工 先 9 10 6 3 3
四国準々決:高 松 一 先 7 3 9 3 0封
準決勝:今 治 西 先 8 7 5 1 3
44 32 42 11 9 防1.84
被安打率6.55 奪三振率8.59 四死球率2.25
14春 回数 被安 奪三 四死 自責
四国1回戦:大手前高 先 5 2 1 0 1
準決勝:今 治 西 先 5 3 5 1 2
決勝戦:鳴門渦潮 先 9 7 8 2 2
19 12 14 3 5 防2.37
被安打率5.68 奪三振率6.63 四死球率1.42
14夏予 回数 被安 奪三 四死 自責
高知2回戦:室戸高校 先 5 2 7 0 0封
準々決:土佐高校 先 6 2 6 2 1
準決勝:高知商業 先 9 4 9 4 0封
決勝戦:高知高校 先 9 13 10 4 5
29 21 32 10 6 防1.86(失点から算出)
被安打率6.52 奪三振率9.93 四死球率3.10
14秋 回数 被安 奪三 四死 失点
国体1回戦:沖縄尚学 先 9 4 1 ○
準々決:敦賀気比 先 9 10 2 ○
決勝戦:健大高崎 先 9 6 2 ○142㌔
27 20 5 防0.67(失点から算出)
最新記事
■ 西武、IL徳島コンビが意気込み(スポニチ) 19/11/12
四国IL・徳島のドラフト7位・上間と8位・岸が徳島市内のホテルで入団交渉に臨み、いずれも契約金1000万円、年俸500万円で合意した。岸は50メートル5秒8の俊足と、内外野を守れるユーティリティー性が持ち味で「外崎さんが目標。練習の仕方やメンタル面のことなど、聞きたいことは山ほどある」と外崎に弟子入りを志願。即戦力の期待には「開幕1軍を目指したい」と力を込めた。
西武の鈴木敬洋スカウトは「岸選手は足が速いので、スピードを生かして活躍してもらいたい」と期待感をにじませました。(徳島 NEWS WEB)
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
12夏高知: 3 .100 10 1 1 0 0 0 1 2 0 .250 .200
13夏高知: 5 .250 16 4 0 0 0 0 2 6 0 .455 .250
13秋公式: 10 .379 29 11 3 3 0 10 6 7 0 .500 .690
14夏高知: 4 .417 12 5 0 1 0 2 1 4 2 .563 .583
14秋国体: 4 .632 19 12 4 2 2 9 1.368
通 算: 26 .384 86 33 8 6 2 21 .686
※ 国体1回戦でサイクルヒット達成
■ 藤浪らと対戦したかつての甲子園スター、回り道を経てドラフトへ(報知) 19/10/13
22歳になった岸は、紆余曲折を経て、四国IL徳島にいた。明徳義塾では甲子園に4度出場し、最速146キロに高校通算26発と投打二刀流で魅せた。志望届を提出せず、拓大に進学。1年春から東都リーグに出場したが、2年夏に野球人生が暗転した。右肘を手術し、3年秋に大学を中退した。地元に帰り、西宮市の野球教室でリハビリを兼ねてアルバイトを始めた。子供に野球を教える中で「野球っておもろいな」と、前向きになれた。その頃に徳島から誘われ、17年秋のトライアウトで特別合格した。現在は50メートル5秒8の足が武器で、今季は「1番・遊撃」などで総合優勝に貢献した。
■ 拓大・岸が“二刀流デビュー”(デイリースポーツ) 15/5/6
岸潤一郎投手(1年)が神宮での“二刀流デビュー”を果たした。この日は「3番・DH」で先発し、両チーム無得点の六回から救援。リーグ戦初マウンドに立った。直球は最速139キロ。カットボールで打者の内角を突くなど強気の投球を見せたが、七回に亜大の4番・桝沢に右越えの先制ソロを被弾し、3回1安打1失点、2奪三振。敗戦投手になるピンチは自らのバットで免れた。九回無死から左翼線に二塁打を放って出塁。代走を送られてお役ご免となり、打撃では4打数1安打だった。その後、無死満塁から6番・逸崎の中犠飛で、拓大が同点に追いついた。
右肩痛の影響で投手としての調整が遅れているため、当面は打者で試合に出場する予定。(日刊スポーツ15/4/7)
過去記事
■ 拓大入学の明徳・岸、異例の二刀流宣言(スポーツ報知) 15/1/13
拓大に入学する明徳義塾・岸潤一郎投手が12日、八王子市内の同校寮に入寮。146キロ右腕として甲子園通算6勝。打っても高校通算24本塁打を放った逸材だ。昨夏の18Uアジア選手権でも「6番・左翼」で起用されるなど、投打ともにプロからの評価は高かった。拓大・内田俊雄監督は昨年末に「登板のない日は指名打者で考えていきたい」と大学でも二刀流構想を明かしていた。「(投打は)調子がいい方が好き」と言う岸は「小さい頃からやってきたので両方やっていきたい」と本気だ。「監督に『20勝を目指せ』と言われた。そのために1年から投げて、打撃ではつなぎを意識して勝つことにこだわりたい」と誓った。「(投打は)監督の起用に従う。しっかりやって、4年後はプロに―」。大学球界の二刀流男が、神宮で脚光を浴びそうだ。
■ 【国体】岸6安打2失点完投で明徳義塾が初優勝(スポーツ報知) 14/10/16
決勝では明徳義塾が高崎健康福祉大高崎を3―2で破り、初優勝を果たした。146キロ右腕のエース・岸潤一郎投手が2失点で今大会3度目の完投勝利。打っても3安打の活躍を見せた。「国体とはいっても日本一。うれしいですね。1番長い高校野球人生を送れて良かった」と笑みを浮かべた。同日行われた準決勝と公式戦初のダブルヘッター。準決勝・八頭戦は「4番・右翼」で先発。途中から遊撃の守備にも就き、3安打4打点。チームの20安打20得点の大勝に貢献し、決勝と合わせて1日で“二刀流”の活躍を見せた。「(引退後は)半々でやってきた」と投打に自信を持つ岸は、1回戦の沖縄尚学戦でサイクル安打を達成。3試合27イニングで5失点の投球もさることながら、今大会は2本塁打と投打にそのセンスを見せつけた。
■ 明徳義塾・岸、抜群の打力でサイクル達成「十分でしょ」/国体(SANSPO) 14/10/15
明徳義塾のエースで4番の岸が抜群の打力を見せてサイクル安打を達成した。9月のU-18アジア選手権で高校日本代表の仲間だった沖縄尚学の先発山城と「お互いヒットを打つまでは真っすぐ勝負」と約束していた。一回の最初の打席でその直球を捉え、2点三塁打。三回には変化球を左翼席へ運び「完璧。芯に吸い込まれた」と自賛した。五回の二塁打も痛烈な当たりだった。八回の第5打席の安打で快挙を果たすと、投げても1失点で完投。馬淵監督は「あいつが投げてあいつが打って。最初から最後まで岸のチーム」と感心しきりだった。
■ 岸2回5K 日本完全リレーで準決勝へ(デイリースポーツ) 14/9/4
日本は中国に七回コールド勝ちで開幕3連勝し、1次リーグ1位で準決勝進出を決めた。六回から岸潤一郎投手が今大会初登板し、2回5奪三振の快投。完全リレーを締めた。「めったに投げないので、思い切り腕を振りました」と、満足げに笑った。六回の先頭打者から5者連続三振。直球は今大会の日本投手陣では最速の143キロを計測した。岸は大学進学希望だが、視察したブレーブスのフィル・デール・コーディネーターは「カットボールは切れるし、チェンジアップは落差が大きい」と高く評価した。ここまで2戦は「6番・左翼」で出場し、5打数3安打4打点1盗塁。高橋広監督は「(自校の鳴門渦潮と)四国同士で、彼の実力は一番よくわかっている」と、投打両面で信頼を置く。
■ 岸 4度目の聖地に幕(西日本スポーツ) 14/8/20
明徳義塾・岸潤一郎投手が3年連続の対戦となった大阪桐蔭に敗れ、最後の甲子園を去った。4点を追う9回の最後の打席は、2死一塁から初球を左翼スタンドに運んだ。甲子園の申し子が見せた意地だった。岸も登板した過去2年は1勝1敗。決着をつける最終決戦は序盤で捕まった。抜けた変化球をとらえられた。投打でプロから注目されている。馬淵史郎監督は「投手としてはどうなのかな。野手なら、大学や社会人でもまれた方がいい」と打力を生かして野手転向と進学の可能性を示唆した。
6月中旬に右肘を痛めた。県大会準々決勝あたりから再度痛みだし、決勝後の夕食時にはチームメートに「限界きてるわ」と一言漏らしたが、それ以外は周囲に弱音を吐かなかった。劣勢だった試合中は「まだ行けるぞ」と1人1人に声を掛けた。昨年とは違う主将の姿だった。(日刊スポーツ)
■ エース岸 粘投4失点完投(西日本スポーツ) 14/8/16
明徳義塾のエース右腕・岸が怪物の前に立ちはだかった。智弁学園の岡本から2奪三振。2安打はされたが、要所を抑えて、9イニングを4失点で投げきった。1打席目で手応えをつかんだ。追い込んで4球目。外角低めのカットボールに岡本のバットが空を切る。「内角を使わなくてもいける」。攻略の糸口を見つけ、8回の第4打席も同じ球で空振り三振。3回の第2打席では左前適時打を放たれたが「確実に失投。ホームランじゃなかっただけ、ありがたい」と気にしなかった。完成度の高さはプロスカウトも認める。中日の正岡スカウトは「緩急が使えるようになった。ピッチャーとしての質は高い」。大きな山を一つ越え、集大成の夏は加速する。
プロから完成度を認められたとされていますが、ニュアンス的にはプラスばかりではなかったようです。
中スポに掲載された同じ記事では続きがあり、特長の無さ、直球の質に辛口コメントも。
■ 明徳義塾・岸 涙の156球完投!聖地では“安楽の分まで…”(スポニチ) 14/7/29
歓喜の雄叫びを上げた明徳義塾・岸の両頬に涙がつたった。激闘の末につかんだ5年連続16度目の夏切符。エースで4番、主将の大黒柱は人目もはばからず男泣きし、仲間への感謝を真っ先に口にした。完勝ムードが一転したのは4点リードの4回だった。1死から5連打を浴びるなど計7本の長短打を浴び5点を奪われ逆転を許した。決勝までの3試合で計20イニングを投げ被安打8の1失点だった男が「公式戦では記憶にない」と話す1イニング5失点。点差が開き余裕が生まれたことで「間が取れていなかった」と猛省した。直球を痛打された反省を生かし、5回から生命線のカットボールを中心に変化球をコーナーに散らした。156球の熱投。馬淵史郎監督は「カットボールでカウントが取れた。球威も落ちなかった」と切り替えの早さとスタミナを称えた。
■ 明徳、四国V!エース岸が完投&先制弾(デイリースポーツ) 14/5/6
明徳義塾が5‐2で鳴門渦潮を下し、2年ぶり9度目の優勝を飾った。プロ注目の146キロ右腕・岸潤一郎投手は、7安打2失点で完投。打っては二回に左翼席へ弾丸ライナーの先制ソロ。「内角の球をうまくさばけた」という高校通算15本目の一発で、気分良くマウンドでも躍動した。「決め球の変化球が高めに浮く」という課題の修正に取り組んだ今大会。「上のレベルを目指すにはまだまだ。反省点がいっぱい見つかりました」と満足はしていない。
■ 明徳義塾・岸、188球粘投報われた(デイリースポーツ) 14/3/25
188球の熱投が報われた。延長十五回の激闘を1人で投げ抜いた明徳義塾のエース・岸潤一郎投手は「再試合を意識した。これほどしんどい試合はないけど、楽しかった」とお立ち台で笑顔を見せた。プロ注目右腕はこの日、最速143キロをマーク。制球力も際立った。ただ延長十二回、高めに浮いた直球を智弁和歌山の3番・山本に右翼席へ運ばれた。冬場はストライクゾーンにゴムひもを張って投球練習。課題だった低めの制球を徹底強化してきただけに「昨年までの自分が出てしまった」と反省した。
■ 【春に翔ぶ(5)】明徳・岸、ライバル安楽とは違う「切れで勝負」(SANSPO)14/3/20
明徳義塾の岸潤一郎投手が闘争心を燃やしている。「自己最速は145キロでスピードは興味ない。そっち(スピード)は(最速157キロの)安楽(智大)投手に任せ、こっちは切れで勝負する」。個人的なライバル、昨春センバツ準優勝校に負けたくないという気持ちがうかがえる。直球の最速は145キロだが、小さなテークバックからの腕の振りのよさと、多彩な変化球を武器にレベルの高い四国でその名をとどろかせた。公式戦8試合で59回を投げ、55三振を奪い、失点12(自責11)。防御率も1・60で、センバツの注目投手の一人に挙がる。昨秋の四国大会決勝で今治西に敗れた夜、主将に指名された。「自分には無理」と思いながらエースで4番、そして主将を務めてきた。チームが甲子園入りする前に岸の視察を終えたソフトバンク・山崎スカウトは「最速145キロもまだ増す可能性がある。何より手先が器用で、いくつかの変化球をうまく使える。それに安楽を意識する気持ちの強さだね」と好評価した。
■ 明徳・岸、8球団スカウトの前で済美を3安打完封(スポーツ報知) 14/3/10
明徳義塾が9日、済美と練習試合を行った。今秋ドラフトの目玉・安楽智大との一戦に、巨人、阪神など8球団11人のスカウトが集結した。第1試合に先発した明徳義塾のエース右腕は9回を3安打完封。前日の試合で右上腕部に死球を受け、変化球中心の投球だったが、カットボールや覚えたばかりの“スラーブ”で翻弄。巨人の山下スカウト部長は「もちろんリストに入ってくる。センバツでどういう投球をするか楽しみ」と絶賛。馬淵史郎監督は「岸が3点取られることはない。勝ちが計算できる」と、春初優勝へ手応えを口にした。
この日は最速140キロを計測した直球やカットボール、冬場に覚えた“スラーブ”を制球良く投げ込み、付けいる隙を与えず。右肘違和感のため一塁で出場した相手の4番・安楽智大投手も4打数無安打に封じた。ドラフト候補対決に阪神、巨人など8球団のスカウトが集結。2安打を放った岸は、打者としての評価も高い。阪神の山本スカウトは「体も一回り大きくなった。ここ一番で打てるし、センスを感じるね」と話した。(デイリースポーツ)
■ 明徳義塾が王者に雪辱!岸が1失点完投(デイリースポーツ) 13/8/18
岸潤一郎投手(2年)が昨夏準決勝で敗れた大阪桐蔭を相手に1失点完投。「先輩の分も絶対に勝ちたかった。リベンジできてよかった」と相手の夏連覇を阻む117球に胸を張った。大阪桐蔭には今年6月の練習試合でも9失点完投で敗戦。同じ相手に3度も負けられなかった。二回、三回で5点の援護をもらうと内角攻めをさらに徹底。初回をのぞき連打を許さず、三塁も踏ませないベストピッチだ。
投手戦は覚悟の上で強気に内角を攻めた。明徳義塾の2年生エース、岸は「真っすぐは通用したかな」と充実感を漂わせた。内角を攻められるようになったのはこの春から。「何か変えなきゃいけないと、一度、サイドスローにしたときにこつをつかんだんです」。高知大会が始まる2週間前に上手投げに戻したという。(asahi.com)
■ 明徳義塾・岸「もう一度、大阪桐蔭と」(デイリースポーツ) 13/8/3
昨年は1年生ながら背番号「12」でメンバー入り。大阪桐蔭との準決勝では4番に座り、2番手でマウンドに上がった。だが、相手エース・藤浪に2安打に抑えられ0‐4で完封負け。全国制覇には届かず、力の差を痛感した。「もう一度、大阪桐蔭と勝負したい」。そのために1年間、苦しい練習に耐えてきた。徹底的に走り込み、直球の最速は昨夏の139キロから今年は145キロまで伸びた。フォークと縦のスライダーを覚え、投球の幅も広がった。6月は球が走らず不振にあえいでいたが、高知大会直前に昨夏の甲子園での投球を映像で確認。「左ひざを上げたとき、少し間を取っていた」ことを思い出して実践すると球威が戻った。「岸は昨年より体が強くなった」と馬淵史郎監督。MAX157キロの済美の“怪物”安楽と比較し「岸の方が球にキレがある」と、エースの進化に太鼓判を押した。
プロフィール
兵庫県尼崎市出身。岸 潤一郎(きし・じゅんいちろう)遊撃手兼外野手。
難波小学校2年の時から軟式の野球を始め、尼崎中央中学校では西淀ボーイズに所属。
小6でオリックス・バファローズJr.、中3でNOMOジャパンを経験した。
明徳義塾では1年時春から背番号13でベンチ入り。
いずれも救援で四国大会3戦中2戦に起用され、計8回7安打1失点の粘投で3年ぶりVを飾る。
夏の甲子園に4・5番・ライトとして臨み、2戦8回0封の好救援で4強入りに貢献。
3回戦・明訓戦で自己最速の139㌔を計測し、5.2回無安打無失点の火消し投球を見せた。
その後、秋春と四国大会出場を逃し、不振脱出を目指して一時サイドに転向。
上手に戻してのぞんだ2年時夏(背番号9)の予選2回戦・高知工戦で145㌔を計測している。
決勝戦・高知戦で2-1完投勝ちを挙げるなど予選4試合32回で5失点と好投。
背番号1で本戦全3試合(3完)の先発を務め、27回3四球6失点の活躍で8強まで進出した。
瀬戸内・山岡との投手戦を6安打1四球2対1完投で制して初戦2回戦を突破。
優勝候補・大阪桐蔭が相手の3回戦で、8安打5K、無四球5対1完投の粘投を演じている。
続く2年秋の大会で8戦7完投、10戦10打点を記録し、四国大会4強まで進出。
翌3月の練試・済美戦で完封&2安打と活躍し、プロ8球団スカウトから投打で評価をされた。
同年春の選抜3戦35回を1人で投げ、493球33安打11失点の粘投で8強入り。
強豪対決となった初戦・和智弁戦で、延長15回188球、12安打3対2完投勝ちを収めている。
3年時夏の本戦1回戦・智弁戦(岡本から2K)で全国6勝目(5完0封)を記録。
大会後、U18代表でアジア選手権に出場し、6番・左翼手兼リリーフとして準優勝に貢献した。
同10月には高校野球を締めくくる国体初V(1回戦・沖尚戦でサイクル)を達成。
4番として12安打8長打2発(4戦19打数)を放ち、投手として3完投、計27回5失点を記録した。
当時のチームメイトに安田孝之遊撃手(元大阪学院大)ら。
拓大進学後は1年春から3番・指名打者でレギュラー。
打率1割台ながらも全12試合スタメンを達成し、投手としても3試合6.2回に救援で起用された。
肩肘の怪我もあってその後は振るわず、TJ手術を経て3年秋に野球部を退部。
一時現役引退に傾くも徳島ISから誘いを受け、同チームへの入団(ドラフト4位指名)を決めた。
通算12試合、打率.156、7安打、0本塁打、2打点、0盗塁。
徳島インディゴソックスでは1年目から公式戦に出場。
肘の不安もあって当初一塁手レギュラーを担い、後期開幕からライト(その他センター)を務める。
計60戦(9番25、1番16)に先発出場し、打率.275本3点18盗38(1位)を記録。
四国L選抜で10月のフェニックスLに臨んだが、試合中に左手首を骨折して戦線離脱となった。
翌2年目19年のリーグ戦には中学以来の遊撃手(70試合23失策)として出場。
1・3番の上位(1番33、3番24、4番8)に座り、リーグ1位の13二塁打、同2位の35盗塁を記録した。
通算133試合、打率.271、125安打、6本塁打、73盗塁。
174cm78kg、高校通算26発の遊撃手兼外野手。
振り切るスイングから鋭い打球を弾き返す右打者。野手として巨人などプロから注目されていた。
独立リーグ1年目から定位置を獲得し、計64試合でリーグ最多38盗塁を記録。
右肘の状態不安(大学時代にトミー・ジョン手術)もあって前期はファーストとして起用された。
高3夏の甲子園最終打席で左越えライナー弾をマーク。遠投110m、50m5秒8。
1年6月の招待試合・大阪桐蔭戦で藤浪晋太郎から先制の左越え2点ツーベースを放っている。
高校時代は主将を務めた。19年盗塁成功率85.4%。
まとまりのある最速146㌔実戦派右腕。
ワインドアップから上体を前に傾けて重心を下げ、開き早めに球持ちに良さのある腕の振りから
繰り出す最速146㌔、常時130㌔台後半から140㌔前後の伸びのある直球と、
130㌔前後のカット、120㌔台の縦スラ、120㌔前後のフォーク、110㌔台のチェンジアップ。
サイドにした際に内角攻めのコツを掴み、甲子園で計5完投勝利をマークした。
直球にカットを交えて内外角に丁寧に投げ分ける。右打者の内角に食い込む直球も持ち味。
安定感のある度胸の良い好右腕。凄みにはやや欠ける。
スカウトコメント
西武・鈴木敬洋スカウト|19/11/12
「岸選手は足が速いので、スピードを生かして活躍してもらいたい」
西武・潮崎球団本部編成グループディレクター|19/10/25
「即戦力としても期待しているが、ゆっくり調整して将来的に西武ライオンズをしょって立つ選手になってほしい」
西武・鈴木敬洋スカウト|19/10/17
「足が速く、スピードを生かしたプレーが魅力」
ブレーブス・フィル・デール・コーディネーター|14/9/4
「カットボールは切れるし、チェンジアップは落差が大きい」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/8/18
「明徳義塾・岸潤一郎、富山商の左腕・森田駿哉、沖縄尚学・山城大智もマークを続けます」
中日・正岡スカウト|14/8/16
「緩急が使えるようになった。ピッチャーとしての質は高い」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/6/18
「岸潤一郎(明徳義塾)くんは、将来的には野手として評価しています」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/3/28
「投手ですが日本文理・飯塚悟史、明徳義塾・岸潤一郎は野手としても才能の高さを感じました」
広島・苑田スカウト統括部長|14/3/28
「スイングは一番いい」
ソフトバンク・山崎スカウト|14/3/20
「最速145キロもまだ増す可能性がある。何より手先が器用で、いくつかの変化球をうまく使える。それに安楽を意識する気持ちの強さだね」
巨人・山下スカウト部長|14/3/10
「もちろんリストに入ってくる。センバツでどういう投球をするか楽しみ」
阪神・山本スカウト|14/3/10
「体も一回り大きくなった。ここ一番で打てるし、センスを感じるね」
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ありがとうございます。
これはすごい
有能の息子は有能とはいかないのか
揉めたという根拠はあるの?
独立のコーチは良い人ばかりだぞ!
彼には独立から夢を掴んでもらいたい
なお大学の方はコーチと口論になって退部したようです。本人のツイッターを見たら大学への不平不満が目立っていました・・・
東都大学の名簿から消えてました