- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 越井 颯一郎(早稲田大) (05/28)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (05/28)
- 篠原 颯斗(日本体育大) (05/28)
- 杉原 望来(京都国際) (05/28)
- 隼瀬 一樹(筑波大) (05/28)
- 相馬 綾太(日本体育大) (05/28)
- 大塚 瑠晏(東海大) (05/28)
- 田邊 広大(日本体育大) (05/28)
- 日當 直喜(東海大菅生) (05/28)
- 北口 恭輔(東海大) (05/28)
- 成瀬 脩人(東海大) (05/28)
- 国本 航河(筑波大) (05/28)
- 高安 悠斗(桜美林大) (05/28)
- 小吹 悠人(日本体育大) (05/28)
- 求 航太郎(東海大) (05/28)
- 佐々木 麟太郎(花巻東) (05/27)
- 松本 大輝(智弁学園) (05/27)
- 南 恒誠(大阪桐蔭) (05/27)
- 田代 旭(筑波大) (05/27)
- 松永 陽登(筑波大) (05/27)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
癖の少ないフォームから150㌔直球とスライダー。大2冬に肘の手術を経験、ベーブ杯で150㌔を投げた。
動 画
投手成績
■ 大学時代成績
試合 勝敗 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率15春: 7 1勝2敗 30 29 28 11 12 3.60(5位)
15秋: 登板無し
16春: 登板無し
16秋: 登板無し
17春: 登板無し
17秋: 登板無し
18春: 3 0勝0敗 6 7 7 4 2 3.00
18秋: 2 0勝0敗 1 4 0 2 2 18.00
通算: 12 1勝2敗 37 40 35 17 16 3.89
被安打率9.73 奪三振率8.51 四死球率4.14
■ 甲子園成績
14夏 回数 被安 奪三 四死 自責日鶴ケ丘 先 9 6 8 1 0 144㌔ ○封
関 西 先 9 4 11 2 1 144㌔ ○
日本文理 先 7 7 9 5 1 143㌔
25 17 28 8 2 防0.72
被安打率6.12 奪三振率10.08 四死球率2.88
【 国際大会 】
U18 回数 被安 奪三 四死 失点 自責
フィリピン 2 0 3 0 0 0
韓 国 先 8.1 2 7 4 2 0 142㌔ ●
10.1 2 10 4 2 0 防0.00
被安打率1.74 奪三振率8.71 四死球率3.48
投手成績詳細
■ 大学時代成績
15春 回数 被安 奪三 四死 自責慶 大 先 6 4 10 3 0 ○147㌔
立 大 先 4.1 9 2 0 5 ●
先 2.1 2 1 2 0
明 大 先 2 2 3 1 2
早 大 先 6.2 5 6 3 3 ●148㌔
東 大 先 5 4 4 2 2
3.2 3 2 0 0
30 29 28 11 12 防3.60
被安打率8.70 奪三振率8.40 四死球率3.30
18春 回数 被安 奪三 四死 自責
東 大 2 0 5 2 0 144㌔
早 大 1 0 1 0 0 145㌔
明 大 先 3 7 1 2 2 146㌔
6 7 7 4 2 防3.00
被安打率10.50 奪三振率10.50 四死球率6.00
18秋 回数 被安 奪三 四死 自責
慶応大 0 1 0 2 0 144㌔
東京大 1 3 0 0 2
1 4 0 2 2 防18.00
被安打率36.00 奪三振率0.00 四死球率18.00
■ 高校時代成績
13秋 回数 被安 奪三 四死 失点県大会2回戦:小杉高校 先 10 2
準々決:富山高校 先 9 7 17 3 1
準決勝:国際大附 先 6 11 1
決勝戦:富山第一 先 4 6 2
北信越1回戦:北陸高校 先 8 7 11 3 3
37 57 9 防2.19(失点から算出)
14春 回数 被安 奪三 四死 自責
富 山2回戦:砺 波 先 9 0封
3回戦:富 山 東 1 0
準々決:高 岡 南 先 7 6 9 0 0封
準決勝:高 岡 商 先 10 6 9 4 1
決 勝:富山第一 4 3 0
北信越2回戦:小松大谷 先 9 5 11 2 1 143㌔
決 勝:日本文理 1.1 6 2 1 3
41.1 5 防1.09
14夏 回数 被安 奪三 四死 失点
富 山2回戦:砺 波 2.2 1 2 2 0
3回戦:桜 井 先 6.1 7 8 3 3
準々決:高 岡 3 2 2 0 0
準決勝:不二越工 先 9 9 7 3 5
決勝戦:高 岡 商 先 9 11 6 3 3 143㌔
30 30 25 11 11 防3.30(失点から算出)
被安打率9.00 奪三振率7.50 四死球率3.30
最新記事
■ Honda鈴鹿・森田 どん底からチャンス待つ“甲子園のスター”(スポニチ) 20/10/25
富山商のエース左腕として甲子園を沸かせた森田はケガを乗り越え、指名を待つ。「どこでも、何位でもプロに入りたい。どんな入り方でも、入ればチャンスをつかみ取れるかどうかは自分自身にかかっている」。左肘に不安はなく、2球団から調査書が届いた。運命の時は明日に迫った。
19年 回数 被安 奪三 四死 自責
四国大会:ツネイシ 先 7 3 11 1 1
:東 芝 3 1 5 0 1
日立市長:熊本GL 先 5 4 6 1 1
ベーブ杯:信越硬ク 1 0 0 0 0
:三菱岡崎 2 2 1 0 1 150㌔
都対予選:JPROJECT 0.2 1 0 2 0
18.2 11 23 4 4 防1.93
被安打率5.30 奪三振率11.09 四死球率1.93
19年AWB 回数 被安 奪三 四死 自責
NPB紅 1 1 0 1 1
味 全 1 0 2 0 0
CPBL 先 5 5 3 1 1
CPBL 先 5 2 2 2 1
NPB白 3.1 4 4 0 1
NPB紅 先 5 6 1 2 1
味 全 先 7 4 10 2 2 143㌔
27.1 22 22 10 7 防2.30
被安打率7.24 奪三振率7.24 四死球率3.29
■ 手術明け法大・森田、3年ぶり先発ホロ苦3回3失点(日刊スポーツ) 18/5/27
1年春のリーグ戦で開幕投手を務めた法大・森田駿哉投手が、1年春の東大戦以来の先発マウンドに上がった。最速145キロをマークしたが、3回を7安打3失点。4回からは三浦銀二投手(1年)にマウンドを譲った。
■ 法大・森田ケガ乗り越え4者連続K「結果で恩返し」(日刊スポーツ) 18/5/12
法大・森田駿哉投手が、1年春のリーグ戦以来のマウンドに上がった。最速144キロの直球を軸に、2回を無安打無失点。先頭打者から4者連続三振を奪うなど、全力で腕を振った。「久しぶりだったので、神宮のマウンドはこんな感じだったのかなと。空振りも取れましたし、変化球の精度が上がってくれば。(球速は)もう少しいくと思います」と話した。
過去記事
■ 法大・森田駿哉ケガからの復活へ「チームの力に」(日刊スポーツ) 18/2/24
法大・森田駿哉投手(3年)が24日、関東学院大との今季初の対外試合に登板した。9回から登板し、1回を無安打無失点。最速141キロをマークした。1年春の慶大戦で開幕投手を務め、6回無失点の好投で白星を挙げた。将来を期待されたが、その夏に左肘を痛め、リハビリに専念。保存療法を選択したが完治せず、昨年2月に手術を受けた。
阪神・葛西スカウトは「これからもっと良くなる」。(日刊スポーツ)
■ 法大の左右2枚看板、森田&菅野がラストイヤーへ始動(スポーツ報知) 18/1/6
法大が6日、川崎市内の同大グラウンドで始動した。左肘痛からの完全復活を目指す森田駿哉投手は「菅野と2人で投げるつもりでやっていきたい。春秋と優勝して、日本一を目指したい」と決意。森田は1年春の慶大戦で開幕投手を務め、6回4安打無失点、10奪三振の好投。チームの大黒柱として、将来を期待されていた。だが、同年夏に左肘痛を発症。以降は登板機会がなく、リハビリやトレーニングに努めてきた。ラストイヤーを迎え「スタンドから見ていて悔しさもあった。チームに迷惑を掛けていて、勝ちに貢献出来ていない。復活して、優勝に少しでも力になれれば」と意気込んだ。
■ 森田1球に泣く(日刊スポーツ) 15/5/11
好投の森田駿哉投手が1球で逆転を許した。最速148キロを計時し、6回まで3安打無失点。それが7回、振り逃げで2死満塁とした直後に、走者一掃の三塁打を浴びた。「悔いが残ります。速球が少し上ずりました」。2番手以降も踏ん張れず、今季初めて勝ち点を落とした。青木久典監督は「大エースになるためにはこの壁を乗り越えてもらいたい」と話していた。
■ 法大・森田、3人目の1年春開幕投手星(デイリースポーツ) 15/4/11
法大のルーキー左腕、森田駿哉投手(1年・富山商)が先発し、6回4安打無失点の好投で、リーグ戦初勝利を挙げた。1年春に開幕投手を務めて勝利を挙げたのは、07年の早大・斎藤佑樹(現日本ハム)以来8年ぶり3人目となる。序盤から最速147キロを計測した直球に、スライダー、フォークなどの変化球も決まり10奪三振。大役を見事に果たし「こんなに早く勝てるとは思っていなかった。まず1勝できたのは今後の自信になる」と喜んだ。
▽オリックス・中川アマスカウトグループ長 「高校時代に(プロ)志望届を出していれば上位指名されていた。ピッチングのコツを知っている」(日刊スポーツ)
■ 法大に日本代表左腕エース森田が入寮/東京六大学(SANSPO) 15/2/4
東京六大学野球の法大合宿所に4日、夏の高校日本代表左腕・森田駿哉投手が入寮した。最速146キロを誇り昨夏甲子園では2勝し、U-18アジア野球選手権決勝に先発。プロのスカウトから1位候補に目されたが、プロ志望届を提出せず、東京六大学の法大進学を選択した。1メートル85、83キロと夏よりも成長し、秋からも後輩の部員の練習に参加し、入部準備をしてきた。森田は「夏の段階では、真っすぐで三振が取れず、まだまだだと思った。大学では全員が同じスタートなので、早く1勝し、優勝に貢献できるようにしたい」と抱負を口にした。
■ U18日本連覇逃す、森田好投も韓国に惜敗(日刊スポーツ) 14/9/7
日本が韓国に敗れ、11年に続く2大会連続優勝を逃した。富山商(富山)の左腕、森田駿哉投手(3年)が今大会初先発で好投したが、3回、4回に失策から無安打で2点を失った。あと1歩のところで連覇を逃した。前日の台湾戦で失策した遊撃手の安田らを先発から外し、高橋広監督(59)は「(調子が)いい子を優先で使った」と先発メンバーを大幅に変更。しかし、その勝負手が裏目に出た。3回1死から、初先発の吉田が失策。盗塁と犠打で三塁に進められると、再び吉田が遊ゴロをファンブルし、適時失策。吉田は「硬くなってしまいました。(失策した)2つとも普通の打球でした」と、肩を落とした。吉田と交代して入った安田も4回のピンチで遊ゴロを捕球できず追加点を与えた。安田は「1つずつ(アウトを)取りにいけば良かった」と唇をかんだ。先発した森田は最速142キロ直球とスライダーを武器に8回1/3を2安打7奪三振、自責0と好投した。「絶対に勝ってやろうと思っていたので、悔しいです」と粘投実らず肩を落とした。高橋監督は「投手は5試合で自責点0。選手はよく頑張りました。敗戦は全て私の責任です」とねぎらいながら、悔しさをにじませた。
■ 森田「幸せでした」7回3失点、富山商8強にあと一歩届かず(スポーツ報知) 14/8/22
富山商は5―6で日本文理に逆転サヨナラ負けを喫し、1973年夏以来の8強入りを逃した。8回は6安打で4得点を挙げ、一時は逆転。しかし、8回からリリーフした左腕・岩城巧(3年)が9回1死一塁で、日本文理の6番・新井充(3年)に左越えの逆転サヨナラ2ランを浴びた。多くの選手が泣き崩れる中、森田は涙は見せずに声を振り絞った。「甲子園は自分を成長させてくれる場所。とても幸せでした。岩城が打たれたなら仕方ないです」と、一緒に切磋琢磨してきた仲間をかばった。日本文理のエース右腕、飯塚悟史(3年)と、互角の勝負を繰り広げた。飯塚が145キロを記録すると、森田は7回に143キロをマーク。今春の北信越大会決勝7―12で敗れた相手との再戦に「日本文理の飯塚には絶対に負けたくなかった。悪いなりに切り抜けられた」。序盤は低めのスライダーを見送られて苦戦したが、中盤からは修正。切れのあるスライダーを武器に、7回まで9三振で3失点に抑えた。幼い頃から人一倍の努力家だった。小学生の頃は泣き虫で、アウトが取れず、泣きながら投球したことも。父の保人さん(45)は「不器用なところがあって、何をやるにしても、人より時間がかかった」と振り返る。不器用だったが努力は欠かさず、中学時代は毎晩、家のリビングでシャドーピッチングを続けた。高校入学後の朝練では、一番最初に来てグラウンド外周を走り、自主練習では最後まで残って取り組んだ。「部室では野球雑誌を常に読んでいる。自主練習では自分の世界に入って黙々とこなしている」とチームメート。下半身の強さはチーム屈指で、スクワットは160キロを上げる。全国では無名の存在だったが、今夏の甲子園で大ブレーク。チームを16強入りに導き、今大会ナンバーワン左腕の評価を得た。
富山商の最速146キロ左腕・森田駿哉が、東京六大学リーグの法大への進学を希望していることが21日、分かった。関係者によると、大学でレベルアップし4年後のプロ入りを目指すという。今大会、切れのあるスライダーを武器に2完投で11年ぶりの16強進出に貢献。この日の日本文理戦にも3戦連続で先発し、7回7安打9奪三振3失点と粘った。逆転サヨナラ負けで終えた森田は今後について「自分を追い込んで、野球に対して貪欲にいきたい。もう一段回踏んで、しっかりやっていこうと思います」と話した。(スポーツ報知)
■ 北信越旋風!富山商 甲子園10勝 森田は11奪三振(中日スポーツ) 14/8/18
夢舞台が、北陸の快速左腕を成長させる。8奪三振で完封した初戦から中5日。富山商の森田駿哉投手(3年)が4安打11奪三振とすごみを増した。9回にミス絡みで失点して2連続完封は逃したが、マウンド上でにこりと笑う余裕ぶり。「楽しくウキウキ投げられた」。富山商にとって春夏合わせて甲子園10勝の節目をもたらした。左打者が7人並ぶ関西打線。攻め方は「内の真っすぐを見せて外のスライダー」と決めていた。直球の最速は初戦と同じ144キロながら、キレは増していた。決め球はスライダー。険しい峰がそそりたつ剱岳のような鋭さに、バットは空を切った。追い求めるのは、甲子園を沸かせたスターたちの姿。駒大苫小牧の夏2連覇に貢献した田中将大(現ヤンキース)への憧れは強い。「どんな状況でも負けないピッチングはすごい。理想」。スライダーは桐光学園の松井裕樹(現楽天)のような完成度を目指す。「あれに近づきたい」。投球技術の書かれた本を読み込み、直球と同じ腕の振りになるよう心掛ける。プロのスカウトの眼も引きつける。中日の中田スカウト部長は「高校生ではあのスライダーは打てない。下半身がどっしりしていて体重移動がスムーズ」と絶賛する。だが、卒業後は大学への進学が濃厚。プロ志望届を出せば上位指名は十分あり得るだけに、各球団のスカウトは残念がる。8強入りした1973年以来となる夏の2勝にも、満足はしない。「1球投げる度に『おー』と歓声が上がるのは気持ちいい。一つでも多く勝っていきたい」。大観衆の視線を独り占めする快感を、もっと味わう。
11奪三振中、スライダーで奪ったのは8個。松井のようにワンバウンドでも空振り三振を奪う場面は3回あった。ネット裏で視察したオリックスの由田慎太郎スカウトは「高校生の左投手として全国で3本の指に入る。バランスがいい」と絶賛した。(スポニチ)
■ “北陸のドクターK”富山商・森田、完封全国デビュー(スポーツ報知) 14/8/12
富山商のプロ注目左腕・森田駿哉が日大鶴ケ丘を完封で下した。北陸のドクターKが、その名に恥じぬ119球を披露した。富山商・森田は8三振を奪い、6安打完封。10年ぶりの1勝をもたらした。「県大会では打たれて迷惑をかけた。今度は自分が野手を助けたかったので、とてもうれしい」。朴とつとした表情に、控えめな笑みが浮かんだ。圧巻は「タテスラ」だ。大きく縦に割れるスライダーを軸に、バットに空を切らせ続けた。8回2死一、三塁のピンチも「きょう一番良かった」という宝刀で空振り三振に。8三振すべてをスライダーで奪った。屈辱から磨いた勝負球だ。昨夏は富山大会3回戦敗退。直球一辺倒から脱するため、冬は変化球のみ200球を投げ込む日を設けスライダーを磨いた。1日500回こなしてきた腹筋も冬は1・5倍に増やし、身長3センチ、体重5キロのサイズアップ。直球は最速146キロとなり、ラストサマーに急成長した。この日は阪神のスピードガンで145キロを計測。同・池之上スカウトが「左で球速があり、持っているものは素晴らしい」と話すなどプロ注目の逸材となった。
大学進学予定だが、この日の完封はネット裏のプロスカウトたちの評価を高めた。「いずれはプロで活躍したい」と森田本人もその気だ。(日刊スポーツ)
■ 富山商6回イッキ6点で大逆転!10年ぶり16回目の甲子園(スポーツ報知) 14/7/27
決勝戦が行われ、富山商が10年ぶり16回目の甲子園出場を決めた。MAX146キロ左腕・森田駿哉(3年)が先発し、苦しみながらも、準決勝から2試合連続で完投勝利した。攻撃では6回に5安打と4四死球で一挙に6点を挙げて逆転に成功。伝統の“両商”対決を9―3で制した。球場の温度計は40度を超え、極限の状況。エース森田は校歌を歌い終わると、足をつって、その場に倒れ込んだ。苦笑いする仲間に抱えられ、スタンドに向かってあいさつした。夏前は自己最速146キロをマークしたが、今大会では調子は下降気味。しかし、前崎秀和監督(37)は「抽選の時から連投を決めていた。3点を取られても、代える気持ちはなかった」と、エースに全てを託していた。ストレートは143キロをマーク。甘く入った直球は痛打され、「今大会は打たれる場面が多いが、どうやって最少失点に抑えられるか。頭を切り換えました」と森田。5回まで3失点した後は、気迫の投球を見せた。コースを際どく突いて無失点に抑えると、打線も奮起。6回には5安打で一気に試合をひっくり返した。投手を軸にした手堅い守備の野球が花開いた。「今日は11安打を打たれたが、3失点に抑えられたのは守備力があったから」と指揮官。守備でリズムをつかみ、打撃につなげている。監督に就任6年目で、初の甲子園出場を決めた前崎監督が「伝統校の重圧がないと言えばうそになる。自分が感じても仕方ないので、選手の邪魔をせず、力になれれば」と話せば、森田は「目標は全国8強以上。目の前の試合をしっかりと勝ち抜き、甲子園では140キロ後半を出したい」と宣言。抜群の投手と守備力を武器に、聖地で新たな歴史を作り上げる。
■ 【春季大会】富山商・森田、最速143キロ11Kで4強!!(スポーツ報知) 14/6/9
準々決勝4試合が行われた。16年ぶりの優勝を狙う富山商(富山1位)は、3―1で小松大谷(石川2位)に勝利。08年秋以来の4強入りを決めた。北陸NO1左腕の森田駿哉(3年)が、被安打5、11奪三振で完投。打撃でも2安打1打点の活躍を見せ、チームを勝利に導いた。北陸のドクターK・森田が、北信越大会で初勝利を挙げた。昨年の春秋は初戦敗退だっただけに、三度目の正直で達成。最後の打者を空振り三振に仕留めると、仲間とハイタッチして喜んだ。「昨年の北信越大会では自分の投球ができなかった。今日は欲しいところで三振を取れました」と笑顔を浮かべた。真骨頂を見せたのは、7回の3者連続空振り三振だ。「三振は狙ってはいなかったけど、しっかりと腕が振れた。スライダーも相手に見えていない感じだった」。先頭打者は縦のスライダーで三振を奪い、次打者はこの日の最速タイとなる143キロのストレートで空振り。3人目も140キロ超の直球とスライダーのコンビネーションで仕留めた。小松大谷の西野貴裕監督(38)は「低めのスライダーは捨てていこうと指示したが、手が出てしまった」とがっくり。140キロ台の直球の後は、ワンバウンドのスライダーも振ってしまうなど、完全に森田の術中にはまった。尊敬する選手は、ヤンキースの田中将大(25)だ。負けない投手に憧れ、映像を見ながら投球術を研究する。「味方がエラーしても慌てずに抑えている。自分も守備に助けられているので」と森田。8回には二塁手の失策で走者を出したが、動じることなく、ピンチを乗り切った。次戦の相手は福井工大福井(福井2位)。勝てば、08年秋以来の決勝進出となる。「スライダーはまだ完全にマスターしてない。どんな球が通用するのか、しっかりと見つけたい」と森田。向上心を忘れず、さらなる高みを目指す。
プロフィール
富山県富山市出身。森田 駿哉(もりた・しゅんや)投手。
光陽小2年時から軟式野球を始め、南部中時代は富山ボーイズに所属。
エースとして県大会優勝を経験した。
富山商では2年時春から控えとして公式戦に出場。
県準々・高岡商戦で初先発を果たし、延長10回13K、3安打8四死球の粘投で初完封を飾る。
北信越大会1回戦で遊学館と当たり、7回コールド14安打、1-10完投で敗退。
同秋の新チームから背番号1を担い、4戦3完投6失点、29回46Kの力投で県準Vを達成した。
福井2位の北陸高校に11回3-9(8回11K3失点)で敗れ北信越初戦で敗退。
県大会準々決・富山高校戦で9回17K完投、続く国際付戦で6回11K完投を記録している。
地区No.1左腕としてプロからも注目され、3年時春に防0.29で県大会Vを達成。
プロ注・河端を擁する高岡商と準決で対戦し、延長10回を制して9K2対1完投勝ちを挙げた。
3季連続出場の北信越初戦・小松大谷戦で5安打11K3-1完投勝ちをマーク。
同決勝・文理戦に中1日でリリーフ登板したが、3失点と振わず7-12逆転負けでV逸となった。
3年時夏の県大会で10年ぶりVを飾り、2戦連続完投で全国ベスト16まで進出。
初戦・日鶴戦で6安打1四球2対0完封勝ち、続く関西戦で11K3対1完投勝ちを挙げている。
この活躍で高校日本代表入りを果たし、9月のU-18アジア大会(準V)に参加。
決勝・韓国戦で8.1回2安打2失点、自責0の力投をみせたが、打線が振わず1-2で惜敗となった。
当時の最速は146㌔。チームメイトに富川征哉捕手ら。
法大進学後は1年時春からリーグ戦に出場。
主戦候補として3カードで1回戦の先発を務め、1勝2敗、30回28K、防3.60で十傑入りを果たす。
開幕戦・慶大1回戦で147㌔を計測し、6回10K0封の好投で初勝利をマーク。
早大2回戦で148㌔を投げるなど、好資質を見せたが、肘痛で同年秋から戦線離脱となった。
当初、保存療法を選ぶも思うように回復せず2年生の冬に患部の手術を決断。
5季のブランクを経て4年時春になって戦列に戻り、救援・先発で3試合6回(3失点)に登板した。
通算12試合、1勝2敗、37回、35奪三振、防御率3.89。
Honda鈴鹿では1年目から公式戦に出場。
4月の四国大会・ツネイシ戦で初先発を果たし、7回3安打、11K1失点の好投で初白星を飾る。
リリーフとして登板した5月のベーブルース杯・三菱岡崎戦で最速150㌔を計測。
社会人選抜で11月のAWB(初V)に出場し、7試合27.1回で22K、防御率2.30の実績を残した。
二大大会(都市対抗、日本選手権)出場実績は無し。
186cm86kg、均整の取れた体格の本格派左腕。
ノーワインドアップからタメを作って軽く重心を下げ、着地早めに球持ちに良さのある腕の振りから
投げ込む最速150㌔、常時130㌔後半から140㌔台前半の質の良い直球と、
120㌔台のスライダー、130㌔前後のチェンジアップ、130㌔台の2シーム、110㌔前後のカーブ。
左打者の外低めに逃げ、右打者膝元に決めるキレの良いスライダーが武器。
直球に2種類のスライダー、チェンジアップを交え、厳しく内角を突くなど、両サイドに投げ分ける。
甲子園28K(空振22)のうち22個をスライダーで奪取。チェンジアップも持ち味。
高校時代、上位候補として注目されるもプロ志望せず進学。法政大時代はケガで伸び悩んだ。
プロから評価される癖の少ない投球フォームも魅力の一つ。
スカウトコメント
中日・清水昭信スカウト|20/9/26
「打たれはしたが、内容は良かった。ストライク、ボールの出し入れができ、自分のピッチングができるようになってきた。評価は落ちていない」。
阪神・葛西スカウト|18/2/25
「これからもっと良くなる」
オリックス・中川アマスカウトグループ長|15/4/12
「高校時代に(プロ)志望届を出していれば上位指名されていた。ピッチングのコツを知っている」
日本ハム・大渕スカウトディレクター|14/8/29
「あのスライダーは、左打者はほぼ打てない。直球もスピードプラス角度がある。今大会No.1の左かな」
DeNA・吉田スカウト部長|14/8/29
「春より腕が振れるようになっているし、自信も出てきている。左なら一番いい」
オリックス・中川チーフスカウト|14/8/29
「安定感がすごい。軸がぶれないし、セットポジションになっても変わらない」
中日・中田スカウト部長|14/8/.29
「下半身の使い方が何よりうまい。ほぼ完成形に近い」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/8/18
「明徳義塾・岸潤一郎、富山商の左腕・森田駿哉、沖縄尚学・山城大智もマークを続けます」
中日・中田スカウト部長|14/8/18
「高校生ではあのスライダーは打てない。下半身がどっしりしていて体重移動がスムーズ」
オリックス・由田慎太郎スカウト|14/8/18
「高校生の左投手として全国で3本の指に入る。バランスがいい」
阪神・池之上スカウト|14/8/12
「左で球速があり、持っているものは素晴らしい」
「今大会に出場している左投手ではトップクラス」
阪神・池之上格スカウト|14/6/18
「春に見たけれど本当に良くなってきた。フォームもきれいで楽しみ」
DeNA・大久保弘司|14/6/18
「何よりバランスがいい」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/6/18
「体のバランスもとれていて、なかなかのストレートを投げます。ただ、空振りをとれるボールはまだストレートだけなんですよね。腕の振りもいいので、特徴のある変化球を投げられるようになれば、左腕だけに面白いです」
プロスカウト|13/12/2
「投げ方にクセがないし、体ができて球速が出てきたら」
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大野・落合と故障持ちを獲得して熟成させた経験のある中日にどうしても欲しい逸材。
4年後が楽しみです。
法大に日本代表左腕エース森田が入寮/東京六大学
http://www.sanspo.com/baseball/news/20150204/unv15020417080001-n1.html
4年後、胸を張ってプロ入りする姿を願ってます。
146キロ左腕となってます