畑瀬 聡史（王子）

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　■　関大が42年ぶりに秋の神宮へ(日刊スポーツ)　14/11/3

　関大（関西学生）が奈良学園大（近畿学生）に競り勝ち、４２年ぶり４度目の明治神宮大会出場を決めた。初回に西田尚寛内野手（３年＝東大阪大柏原）の適時打で１点を先制し、３回に藤嶋宏俊外野手（４年＝神港学園）が２点打。石田光宏（３年＝近江）－畑瀬聡史（４年＝関大北陽）の継投で、１点差で逃げきった。就任１年目で母校を全国に導いた早瀬万豊監督（５６）は「なんとしても選手を神宮に連れて行きたいと思っていました。私自身は学生時代は縁がなかった場所。大好きな野球を全国の大舞台でやれる。こんな幸せなことはないと思います」と第１代表での進出を喜んだ。

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　リーグ戦終盤同様、早瀬万豊監督（５６）が「総合力」と評する石田が試合をつくり、同じく「剛速球」と認める畑瀬が好救援でしのぐパターンが、この大一番でも勝利を引き寄せた。(デイリースポーツ)

　■　関大Ｖへ望みつなぐ　畑瀬、投打に活躍(デイリースポーツ)　14/10/8

　関大が先発・畑瀬聡史投手（４年・関大北陽）の投打にわたる活躍で同大を下し、勝ち点３で優勝に望みをつないだ。関大先発の畑瀬が投打に躍動した。投げては九回途中１失点で３勝目。打っては五回、先頭打者として「狙った球が来た」と直球を強振、高校時代以来という本塁打で自らを援護した。１カードを残して勝ち点３が３校。立命大、近大が２敗、関大は３敗と、いわば追う立場だけに「とにかく近大に連勝するだけ。最後まで全員、気持ちを切らずに戦います」と畑瀬は即座に先を見据えた。

　■　関大・畑瀬が１４回無失点で関学大下す(デイリースポーツ)　14/5/6

　関大が延長十五回、１死二、三塁から、そこまで無失点と好投の畑瀬聡史投手（４年・関大北陽）の代打・大西晃平外野手（３年・履正社）がリーグ戦初安打となる勝ち越しの右前適時打を放った。畑瀬は「人生最長です」という１４イニングの力投が実り、「今日は誕生日でもあり、また甲子園のマウンドが投げやすいこともあって、体が軽く感じられました」と、自己最速となる１４６キロをマーク。関学大を力でねじ伏せた。

　　プロフィール

　大阪府豊中市出身。
　畑瀬 聡史（はたせ・さとし）投手。
　豊中市立第十一中時代は箕面シニアでプレー。

　関大北陽では2年夏に控え投手として大阪準Vを経験。
　全8試合19.2回登板のフル回転でチームを支え､2･3･5回戦､準決勝の4試合で先発を務めた。
　決勝・PL学園戦に2番手で登板するも、6回で9安打を浴び0対10の大敗。
　3年夏予選は救援1試合1/3回の登板に留まり、東海仰星に0対1で敗れ3回戦敗退となった。
　同期に田村丈（DeNA15年育成3位）ら。甲子園経験は無し。

　関西大進学後は2年春からリーグ戦に出場。
　3年春の関西学院大1回戦で初先発を果たし、4安打6Ｋ1失点完投でリーグ戦初勝利を飾る。
　散発2安打の好投を演じた最終戦･京大2回戦で無四球初完封勝利を記録。
　4年春に先発2番手の座を獲得し、41.2回で39K5失点、防御率0.43（1位）の実績を残した。
　バースデー登板の関学大2回戦（146㌔計測、15回1対0）で14回0封をマーク。
　同年秋に最多タイ4勝で39季ぶりのリーグＶ、42年ぶりの明治神宮大会進出を果たしている。
　8.0回5安打1失点＆1号ソロ本塁打と、同大2回戦で投打に渡る活躍を披露。
　代表決定戦･奈良学園大戦（146㌔を計測）で、1.1回ノーヒット2K0封の火消し投球を見せた。
　通算28試合、10勝（3完投1完封）2敗、141回、防御率1.15。

　王子では1年目から公式戦に出場。
　2年目の日本選手権2試合に先発として登板し、2回戦・日本新薬戦で7回5K0封を記録した。
　二大大会2試合、0勝0敗、12回、防御率2.25。

　180cm84kg、ガッチリした体格の本格派右腕。
　セットポジションから溜めを作って早めに着地し、開き早めに小さめのテイクバックから投げ込む
　最速146㌔、常時130㌔台中盤から140㌔前後ほど（先発時）のストレートと、
　110㌔台から120㌔前後の縦のスライダー､120㌔台のフォークボール、110㌔台のカーブ。
　関西大時代は主にリリーフで活躍。4年春から石田光宏に次ぐ先発を務めた。
　物怖じしない性格も持ち味の一つ。真っすぐにスライダー､フォークボール､カーブを織り交ぜる。
　大学時代の奪三振率6.89、与四死球率1.66。