東 克樹(立命大)|ドラフト・レポート

東 克樹(立命大)

ここでは、「東 克樹(立命大)」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



東 克樹(立命大)

170cm78kg 左左 MAX152km スライダー・ツーシーム・チェンジ・カーブ・カット 愛工大名電
切れの良い直球とスライダー、ツーシーム。3年春にMVPを受賞、大学選手権で完投勝利を挙げた。
2017年DeNA1位(契約金1億円、年俸1500万円)
最終更新日:2017-11-16 (Thu)|2017年ドラフト指名選手 関西学生 コメント(10)

  動 画

  投手成績

     試合  勝敗  回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
   14春:         登板無し
   14秋: 8  2勝0敗   23  14  20  6  1  0.39(1位)
   15春: 7  1勝3敗  22.2  18  23  4  6  2.38
   15秋:         登板無し
   16春: 6  3勝1敗  41.2  21  28  9  3  0.65(1位)
   16秋: 7  5勝2敗   52  38  44  11  8  1.38(3位)
   17春: 7  5勝2敗   57  26  70  7  3  0.47(2位)
   17秋: 6  3勝1敗  35.1  26  50  2  3  0.76(2位)
   通算: 41 19勝9敗 231.2 143 235  39  24  0.93
          被安打率5.56 奪三振率9.13 四死球率1.52
    ※ 16春:MVP 16春:最優秀投手 16春:ベストナイン

 【 全国大会 】
          回数 被安 奪三 四死 自責
   14選: 1    6.1  6  7  1  1 140㌔(東ド) 大体大
   16選: 1 先   9  8  6  2  2 141㌔(東ド) 東国際 ○
   通算: 2   15.1  14  13  3  3 防1.76
       被安打率8.22 奪三振率7.63 四死球率1.76

 【 国際大会 】 
      試合   回数 被安 奪三 四死 自責
   17日米: 2    11  7  18  4  0 ※ 最優秀投手
         先   4  2  7  3  0 第1戦
         先   7  5  11  1  0 第4戦
   17ユニバ: 2    16  8  22  1  0 
         先   8  3  11  0  0 MEX ○
         先   8  5  11  1  0 KOR ○
   通 算: 4    27  15  40  5  0 防0.00
        被安打率5.00 奪三振率13.33 四死球率1.67

 ■ 甲子園成績

   13夏     回数 被安 奪三 四死 自責
   聖光学院 先   8  9  7  2  4 140㌔ ●

投手成績詳細

   14秋    回数 被安 奪三 四死 自責
   関学大     0  1  0  0  0…優勝決定戦

   14秋    回数 被安 奪三 四死 自責
   京 大     3  1  2  0  0
   近 大     2  1  1  0  0
   関学大     5  2  2  2  0
          0.1  0  0  0  0
   関 大     4  2  4  1  0 ○
           3  3  4  2  1
   同 大    3.2  4  2  1  0
           2  1  5  0  0 ○
          23  14  20  6  1 防0.39
      被安打率5.48 奪三振率7.83 四死球率2.35

   15春    回数 被安 奪三 四死 自責
   関学大     4  3  5  0  1 ○
           2  4  2  0  2 ●
   京 大     1  1  3  1  0
   関 大    2.1  0  3  0  0
           3  0  2  2  0
   近 大 先   8  7  5  1  2 ●
   同 大    2.1  3  3  0  1 ●
         22.2  18  23  4  6 防2.38
      被安打率7.15 奪三振率9.13 四死球率1.59

   16春    回数 被安 奪三 四死 自責
   関学大 先  8.2  3  3  1  2 ●
   京都大 先   9  0  9  2  0 ○封…ノーヒットノーラン達成
   関西大 先   8  8  7  2  1 ○
   近畿大 先   9  6  7  2  0 ○封
       先   5  3  2  0  0
   同 大 先   2  1  0  2  0
         41.2  21  28  9  3 防0.65
      被安打率4.54 奪三振率6.05 四死球率1.94

   16秋    回数 被安 奪三 四死 自責
   京都大 先   9  6  12  0  1 ○
   近畿大 先   6  4  4  3  2 ●
   関学大 先   5  6  3  3  2 ○148㌔
   関西大 先   9  5  6  0  0 ○
       先   6  6  4  1  1 ○
   同 大 先   7  7  6  2  2 ●
       先  10  4  9  2  0 ○封
          52  38  44  11  8 防1.38 
      被安打率6.58 奪三振率7.62 四死球率1.90

   17春    回数 被安 奪三 四死 自責
   近畿大 先   8  4  9  1  1 ●
       先   7  4  7  4  2 ●
   関学大 先   9  3  11  0  0 ○ 143㌔
   京都大 先   6  7  6  0  0 ○
   関西大 先   9  0  17  1  0 ○封152㌔…ノーヒットノーラン達成
   同 大 先   9  4  13  1  0 ○
       先   9  4  7  0  0 ○封150㌔
          57  26  70  7  3 防0.47
      被安打率4.11 奪三振率11.05 四死球率1.11

  最新記事

 ■ DeNAのD1位・東は「今永+浜口」になれるか(SANSPO) 17/11/16

 DeNAのドラフト1位指名・東克樹投手が15日、入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1500万円で合意した。最速152キロの大学ナンバーワン左腕は「10勝を目指し、新人王をとれるように。長いスパンでは20年くらいはけがなく野球を続けたい」と目標を語った。変化球の球種はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム。「コントロールが大事になってくる」と制球力で勝負するスタイルで先発ローテーション入りを目指す。同席した吉田スカウト部長は「152キロを投げるけど、パワーよりも球の切れが持ち味。右バッターの内角にピシッといける今永タイプに近いかな」と評価。さらに「今永の球の切れと浜口くらい腕が触れたらいいね」と、今季2桁勝利を挙げた左腕コンビの名前を挙げるなど、期待値の高さをうかがわせた。

   17秋    回数 被安 奪三 四死 自責
   近畿大 先   9  6  13  1  0 ○ 148㌔
   関学大 先   9  3  13  0  0 ○封
   京都大 先   1  3  2  1  2
   関西大 先   6  6  6  0  1 ● 151㌔
   同 大 先   9  6  15  0  0 ○封
          1.1  2  1  0  0
         35.1  26  50  2  3 防0.76
      被安打率6.62 奪三振率12.74 四死球率0.51

 ■ ドラ1候補の立命大・東にスカウト40人(スポニチ) 17/10/10

 今秋ドラフト1位候補左腕の立命大・東克樹投手が先発し、7回途中6安打1失点で今季初黒星(2勝1敗)を喫した。「調子は良かった。試合をつくるだけでは意味がない。チームが負けてしまって、迷惑をかけて申し訳ない」。8人態勢阪神を含む11球団40人のスカウトが見守る中、初回に自己最速へあと1キロと迫る151キロ。しかし、3回以降は急激に球速がダウン。「普段からできやすい」という左手中指の血豆が影響していた。7回の先頭打者に中安打を許したところでつぶれて出血し、自ら降板を申し入れた。9月23日の京大戦では左太腿に張りを感じたため1回で交代。優勝争いの懸かるこの日の関大戦を見すえて約1週間は治療に専念して万全を期したが、思わぬアクシデントに泣いた。それでも、指に掛かる直球が投げづらい中、変化球主体に切り替え6回までは無失点。ドラ1候補らしく修正力の高さも披露した。
 ▼広島・白武佳久スカウト部長「走者をためても落ち着いているし、投球にうまさがある1位で行かないと取れない
 ▼ロッテ・永野吉成チーフスカウト「左ではトップレベルオープンステップ気味で体ごと向かってくる感じだから、右打者は打ちづらいだろうね」
 ▼中日・中田宗男スカウト部長「状態が良くない中、いろんな球を使いながら、という印象。1位候補の12人に入ってくるのは間違いない
 ▼日本ハム・大渕隆スカウト部長「まとまりのいいピッチャーコントロールがいいし、変化球も多彩
 6人体制で視察した楽天は、1位候補の1人にリストアップした。長島スカウト部長は「打たれたからって評価は変わらない」と高評価を続け、174センチの松井裕を育てるなど、小柄な投手を一本立ちさせる環境はある。(日刊スポーツ)
 ネット裏には大勢のスカウトとともにヤクルトの小川新監督、DeNAの高田GMらの姿も。中日の中田スカウト部長は「本来は右打者の懐にどんどん直球を投げ込んでくるきょうは状態が良くない中、いろいろな球種を使っていた安定感がある。12人の中に入ってくる」と高評価。東は「12球団選んでいただいたところで頑張る」とプロ入りを見据える。(中日スポーツ)

 ■ プロ注目の左腕、立命大・東が左脚の違和感で交代申し出る(SANSPO) 17/9/23

 立命大は先発したプロ注目の左腕、東が左太もも裏の違和感で、1回27球で降板した。本調子からはほど遠く、ベースに当たる不運な安打もあって2失点。21日の練習でランニング中に痛めたと言い「無理してけがするより、他の投手に任せた方がチームのため。全然自分の投球ができていない」と自ら交代を申し出た。チームは二回に試合をひっくり返し、救援陣の粘投で競り勝った。後藤監督は「苦しいながらもしのいでくれて良かった」と安堵した。

過去記事

 ■ 立命大・東13K完投 大学No.1左腕を10球団が視察(デイリースポーツ) 17/9/4

 立命大は、今秋ドラフト1位候補の最速152キロ左腕・東克樹投手が、9回1失点(自責点0)で完投。13三振を奪う快投で勝利へ導いた。東はこの日最速148キロの直球と、変化球を丁寧に制球。13三振を奪い、今春王者・近大をねじ伏せた。8月は大学日本代表として、ユニバーシアード夏季大会(台湾)に出場。エース格として活躍し、世界一に貢献した。ただ、帰国したのは8月31日。「疲れは取れていないけど、この試合は落とせないので」。志願してマウンドに立ち、対戦成績を1勝1敗とした。スタンドでは阪神巨人など10球団16人のスカウトが視察。オリックス・長村球団本部長は「即戦力になる。左ではトップレベル」。今秋ドラフト1位候補のJR東日本・田嶋大樹投手と遜色ない評価を与えた。
 巨人の岡崎郁スカウト部長は「投手の中では(1位候補の)12人に入る」と評価した。(スポニチ)
 巨人・岡崎スカウト部長は「大学の左投手では一番良い」と大絶賛した。直球にスライダー、チェンジアップを織り交ぜて13K。岡崎部長は「今まで(東を)見た中で一番良かった。Aランク? 入るんじゃないか」と、投手ではJR東日本の左腕・田嶋らと並んでドラフト1位候補のAランクに位置付けた。(スポーツ報知)

 ■ 大学日本代表・東、2失点も燕スカウト評価「球に力がある」(SANSPO) 17/7/8

 大学日本代表は7日、日米大学野球を控え、社会人野球の三菱日立と練習試合を行い、延長十回の末、2-5で敗れた。先発した最速152キロ左腕・東(立命大)は2回3安打2失点に「レベルが上の社会人は高めはヒットにする」。プロ野球の全12球団が視察し、ヤクルト・橿淵スカウト部デスクは「球に力があるし、(JR東日本の)田嶋と並ぶ左腕の上位候補になると思う」と評価した。
 12球団のスカウト陣の前で2回3安打2失点、2奪三振。「この春投げていなかったツーシームでカウントを取れた」と、収穫を挙げた。直球は146キロを計測し、相手4番の元巨人・加治前を二飛に打ち取る場面も。中日・中田スカウト部長は「球持ちがよく、球威が出てきた。1位候補になるのは間違いない」と評価した。(デイリースポーツ)

 ■ 立命大・東克樹、プロ志望表明!(スポーツ報知) 17/7/6

 最速152キロを誇る立命大のドラフト上位候補左腕・東克樹が6日、プロ志望届を出すことを初めて明かした。この日から大学日本代表の直前合宿がスタート。神奈川・平塚市内での練習後に取材に応じ「今はプロ志望届を出そうと思っています。今回が(プロ入りへのアピールの)いい機会になると思います」と決意表明した。大学日本代表の善波達也監督からは、エース格として活躍を期待されている。12日の開幕投手を託された左腕は「日本が勝てるように試合を作りたい」と意気込んだ。

 ■ 152キロ左腕、立命大・東 進路に含み「自分で決めたい」(スポニチ) 17/5/30

 今秋ドラフト候補に挙がる最速152キロ左腕・立命大の東克樹投手が同大を4安打完封し、今春5勝目(2敗)を挙げた。7回2死まで圧巻の無安打投球。「アドレナリンがはるかに多く出ました」という8回1死二、三塁、9回1死一、三塁のピンチをいずれも併殺で切り抜けた。この日は最速150キロを計測するなど直球もキレ味抜群で7三振を奪った。今春は関大1回戦で自身2度目のノーヒットノーランを達成。リーグ戦は2位に甘んじたが「この春は(個人的に)一番満足のいくシーズンでした」と胸を張った。この日は楽天などが視察したように、プロからも熱視線を浴びる大学日本代表候補左腕。卒業後の進路に注目が集まる。「社会人野球に進むつもりで今はいますが、気が変われば、プロ志望届を出すかもしれません。自分の人生は自分で決めたい」と東。7月の代表強化合宿などを経て進路を熟考する考えだ。

 ■ 立命大・東、投打で活躍「崩れずに攻撃陣にいい流れつなげた」(SANSPO) 17/5/27

 立命大は東が投打に活躍した。一回に失策が絡んで先制を許したが、その後は立ち直り、毎回の13奪三振で完投した。打っては2安打3打点。「いつも通りに投げられた。崩れずに攻撃陣にいい流れをつなげた」と白い歯を見せた。今季は自身2度目の無安打無得点試合を達成するなど奮闘した。「チェンジアップが有効な球になった。一番出来のいいシーズンだった」と納得の表情だった。

 ■ 立命大・東が2度目のノーヒッター!複数回は史上初(スポーツ報知) 17/5/6

 立命大のドラフト候補左腕・東克樹(4年)が、関大戦でリーグ史上30度目(完全試合1試合を含む)のノーヒットノーランを達成した。東は昨春の京大1回戦でも無安打無得点に抑えており、複数回の達成は同リーグで初めて。許した走者は初回の四球による一人だけで、6者連続を含む毎回の17奪三振。28人目の打者を147キロの直球で空振り三振に仕留めると「真っすぐが一番良かった。スピード、伸びも納得のいくボールだった」と会心のガッツポーズで喜んだ。昨春の京大戦で達成した際はスライダー、チェンジアップの変化球をうまく使ったが、下半身と上半身の連動性を高める練習に励んだこの1年で投球はさらに進化。この日、球場スコアボードの球速表示では、自己最速を4キロも更新する152キロを記録した。他会場で左腕の快挙を知った中日・米村スカウトも「去年よりだいぶ良くなっている。秋に向けて評価は上がるんじゃないか」と語った。巨人・桜井俊貴投手らが抜けた16年春からエース格の170センチ左腕。逆転優勝に望みをつなぐ1勝に「(150キロの)大台も出た。自分に100点をあげてもいい」と、誇らしげに胸を張った。

 ■ 立命大・東が今季初勝利 巨人など4球団視察(デイリースポーツ) 17/4/16

 立命大はプロ注目のエース・東克樹投手が9回1失点で完投し、関学大に先勝した。唯一の失点は内野の失策絡みで自責点は0。巨人など4球団のスカウトが視察する前で、最速143キロの直球を主体に3安打で11三振を奪った。第1節は近大との第1、3戦に先発してともに負け投手となっており、「優勝争いに加わるにはもう負けられない」と巻き返しを誓った。

 ■ 立命大、来年のドラフト候補が快投!東克基10回無失点(デイリースポーツ) 16/10/23

 立命大が延長十回サヨナラ勝ちで、勝ち点を4に伸ばし、リーグ4連覇は関大とのプレーオフへ持ち越されることになった。原動力となったのは来秋ドラフト候補のMAX148キロ左腕・東克基投手(3年)。強打の同大を散発の4安打に封じ、10回9奪三振無失点の力投で優勝に望みをつないだ。中1日でのマウンドながら、立ち上がりから気迫の投球で同大打線を寄せ付けなかった。アベレージで140キロ台中盤の直球を主体に、凡打の山を築いた。延長十回には1死三塁のピンチを切り抜け「今年の春から含めて一番の投球。強打の同大打線を4安打に抑えられたことは自信になりました」と納得の表情を浮かべる。「ベンチではずっと点を取ってくれと言っていた」と東。来年のドラフトは豊作だった今年と比べれば、候補の数もレベルも劣ると言われている。そんな中、今秋の関学大戦で最速148キロをマークした左腕が候補の1人になることは間違いない。

 ■ 立命大のエース左腕・東、2失点完投で初戦突破!(スポーツ報知) 16/6/6

 立命大のエース左腕・東克樹(3年)が、8安打2失点完投で、チームを初戦突破に導いた。140キロ台の直球と、ツーシームなど変化球のコンビネーションがさえた。2回に2点を先制するなど援護にも恵まれ、「打線がたくさん点を取ってくれたので、気持ち的に楽に投げることができた。要所要所を抑えられて良かった」と東。8回に東日本国際大の4番・二橋にソロ本塁打を打たれた場面は「ツーシームの失投です。『やってしまった』と思った」と苦笑いだったが、6奪三振、2四球と安定した投球だった。好投にも背番号20は「優勝を目指しているので」と、初の頂点を見据えて気を引き締めていた。
 「ピンチでも動じないところは見て盗んでいました」と、桜井のマウンドでの立ち居振る舞いを在学中から参考にしていた。今年3月に関東遠征した際には、部員数人と一緒に食事をする機会もあったという。現在、桜井は右肘の張りのため2軍調整中だが、「自分の身近な人がプロで活躍するのは刺激になります。一緒に頑張れたら? そうですね」と声を弾ませた。(スポーツ報知)

 ■ 立命大・東、ダブル受賞に「防御率0点台なので満足」(SANSPO) 16/5/24

 立命大・東が23日、最優秀選手と最優秀投手をダブル受賞。4月16日の京大戦では無安打無得点試合も達成したエースは「タイトルは初めてなのでうれしい。防御率0点台なので満足しています」と胸を張った。22、23日の同大戦は人さし指のまめをつぶした影響で登板を回避したが、6月の全日本大学選手権の出場は問題ないという。「一戦必勝で、上を目指す。全国だからといっていつもと違うことをするのではなく、自分のスタイルで頑張りたい」と力を込めた。

 ■ 立命大、3季連続37度目V!(スポーツ報知) 16/5/22

 立命大が2位の同大を4―1で下し、3季連続37度目のリーグの優勝を決めた。同点で迎えた5回2死二塁から1番・池内将哉の適時三塁打で先制すると、3投手の継投で相手打線を1点に抑えた。歓喜の輪のなかで、後藤昇監督は3度宙を舞った。昨春の就任以降、いまだ勝ち点を落としていない指揮官は「勝てたのは選手たちの力」と手放しでたたえた。先発したエース左腕・東克樹(3年)は左人さし指のマメの影響で2回で降板したが、継投した黒田達也、山上大輔の2年生コンビが粘りの投球を披露。同大の反撃を1点に抑えた。

 ■ 立命大・東 監督に脅されノーノー達成(デイリースポーツ) 16/4/17

 京大を12-0で下した立命大の東克樹投手(3年)がリーグ史上29人目(完全試合1試合を含む)の無安打無得点試合を達成した。七回まで走者を一人も許さず、八、九回に四球を計2個与えただけで、9三振を奪った。九回のマウンドへ向かう立命大の東は集中していた。「何も意識せず、あと3人を全力で打ち取る」。先頭への四球後、三振と遊ゴロで2死。最後はツーシームで三ゴロに仕留め、左手で小さくガッツポーズした。開幕戦の関学大戦で八回まで無安打に抑えながら、九回に崩れてサヨナラ負け。後藤監督から「詰めが甘い。ヒット1本出たら代えるぞ」と脅されていたが、この日は140キロ前後の直球と変化球を低めに集め、七回まで走者を許さなかった。目標は、同じく小柄な左投げのヤクルト石川。「投球術は参考になるし、打者の裏をかくことを心掛けている」と話す170センチの左腕は「優勝しないとチームとして意味がない。ここからです」と偉業達成にも浮かれるところはなかった。

 ■ 立命大・黒田 リーグ戦初登板初勝利(デイリースポーツ) 16/4/4

 立命大が粘る関学大を振り切り、2勝1敗で勝ち点1。1点リードの四回から2番手で登板した黒田達也投手が、3回無失点でリーグ戦初登板初勝利を挙げた。エース格の左腕・東が試合前に左肘のハリを訴え、継投を余儀なくされた立命大。それでも2番手で登板した最速147キロ右腕・黒田が、好リリーフで関学大の反撃を封じた。

 ■ 【関西学生】立命大・東、8回まで無安打投球もサヨナラ負け(スポーツ報知) 16/4/2

 関西学生野球の春季リーグが開幕し、昨秋4位の関学大と同2位の関大が先勝した。関学大は9回に今季から4番に座る森中健太内野手(3年)の2点打で逆転サヨナラ勝ちを収めた。立命大の東は、スライダーやツーシームなど変化球を駆使8回までノーヒットに抑えたが「意識してはいなかったですけど…」と偉業を逃しポツリ。巨人のドラフト1位・桜井俊貴からエースの座を引き継いだ左腕は「本来の自分の投球ができていなかった」と、9回のピッチングを反省した。

 ■ 愛工大名電 逆転負けで夏8連敗(日刊スポーツ) 13/8/9

 愛工大名電(愛知)が聖光学院(福島)に逆転負けを喫した。1988年以降、夏は1勝も挙げておらず、これで8連敗だ。エースの東克樹投手(3年)が、リードを守りきることができなかった。「監督に1勝をプレゼントしたかった。リードした展開で勝ちにこだわってしまった。トリプルプレーで安心してしまったのかもしれません」。自身の失策から招いた5回無死一、三塁。スクイズを投飛にし、三塁走者が飛び出していることに気づき、三塁へ送球。その後、一塁走者も戻れずトリプルプレーが成立した。東は6回のマウンドに向かう前、キャッチボールをしていた時に肩の重みも感じていた。愛知大会でも感じたことのない重みだった。6回の先頭の代打酒谷遼外野手(3年)に右翼スタンドへ本塁打を打たれた。制球力抜群の東甘く入った真ん中高めのスライダー。「ボール球から曲がる予定でした」と失投だった。その後、7回には逆転を許し初戦敗退。流れを引き寄せることができなかった。

   13夏予        回数 被安 奪三 四死 失点
   3回戦:東  郷 先   5  3       1
   4回戦:豊 田 西 先   5  1       0
   5回戦:明  和     4  2       0
   準々決:春 日 丘 先   9  5  3  0  0封
   準決勝:中部第一 先   8  8  6  1  1
   決 勝:愛知黎明 先   9  8  7  2  1
               40  27  36  3  3 防0.68(失点から計算)
           被安打率6.08
奪三振率8.10 四死球率0.68

  プロフィール

 三重県四日市出身。
 東 克樹(あずま・かつき)投手。
 大池中時代は四日市トップエースボーイズに所属。

 愛工大名電では1年時から控え投手としてベンチ入り。
 夏の県大会2試合に先発起用され、4回戦で6回ノーヒット、7回2安打無失点の好結果を残す。
 濱田達郎を擁して秋神宮で準Vを果たし、翌2年時に2季続けて甲子園を経験。
 春(8強)夏ともに甲子園での登板機会は無く、夏予選5回戦で1失点完投の好投を見せた。
 2年秋(県2回戦)から背番号1を背負い、3年夏に2年連続甲子園出場を達成。
 最速を1年秋の135㌔から7キロ上げ、6戦40回3四死球、36K3失点の好成績を残している。
 準々決・春日丘戦で無四球完封勝利、決勝・愛知黎明戦で1失点完投勝利。
 甲子園でも5回2安打と好投したが、6・7回に計3点を失い、聖光学院に3対4逆転負けを喫した。
 当時1学年上のチームメイトに濱田達郎(中日12年2位)ら。

 立命大進学後は1年春からリーグ戦から出場。
 関学大との優勝決定戦に3番手として起用され、勝ち越し打を許すホロ苦デビューを経験する。
 1年秋にリリーフとして主力の座を掴み、8戦23回2失点で防0.39(1位)をマーク。
 肘の炎症で2年秋のリーグ戦を登板なく終え、翌3年春に主戦として3季連続Vを成し遂げた。
 3勝(2完投2完封)、防0.65(1位)でMVP、最優秀投手、ベストナインを受賞。
 京大1回戦で小出智彦以来4年ぶり29人目となるノーヒットノーラン(2四球)を達成している。
 続く秋季リーグ戦(プレーオフの末2位)で最多タイの5勝(3完投1完封)を記録。
 関学大1回戦で自己最速の148㌔を計測し、台北ユニバの大学日本代表候補に選ばれた。
 全国大会には1年春、3年春の大学野球選手権(共に2回戦で敗退)に出場。
 先発救援で2戦15.1回に登板し、14安打を浴びながらも、3失点に抑える粘投を演じている。 
 1年春初戦(1対4)で1回1死1塁0対2から6.1回7三振1失点の好救援を披露。
 3年春の選手権1回戦・東日本国際大戦で打線の援護を受けて2失点完投勝利を記録した。
 通算41試合、19勝(12完投7完封)9敗、231.2回、防御率0.93。

 170cm78kg、小柄な最速152㌔本格派左腕。
 セットから足を引き上げて重心を下げ、グラブを突き出し、右肩をやや下げてスリークォーターから
 投げ込む最速152㌔、常時130㌔台中盤から後半程の切れの良い真っ直ぐと、
 120㌔台のスライダー、130㌔前後のツーシーム、110㌔台のチェンジアップ、100㌔台のカーブ。
 ストレートで打者の内角を強気に攻め、一通り揃えた変化球を織り交ぜていく。
 右打者外にツーシーム、チェンジアップ。左にスライダー。与四死球率1.52の制球力の持ち主。
 フィールディングを素早くこなす。小気味良い投球が魅力。

  スカウトコメント

DeNA・吉田スカウト部長|17/11/16
 「152キロを投げるけど、パワーよりも球の切れが持ち味。右バッターの内角にピシッといける。今永タイプに近いかな。今永の球の切れと、浜口くらい腕が触れたらいいね」
DeNA・八馬スカウト|17/10/26
 「抜群の制球力でゲームを作る安定感が持ち味の最速152km/h左腕。侍ジャパン社会人代表でもエースとして優勝に貢献。先発、中継ぎどのポジションでも即戦力として期待される」
広島・白武佳久スカウト部長|17/10/10
 「走者をためても落ち着いているし、投球にうまさがある。1位で行かないと取れない」
ロッテ・永野吉成チーフスカウト|17/10/10
 「左ではトップレベル。オープンステップ気味で体ごと向かってくる感じだから、右打者は打ちづらいだろうね」
中日・中田宗男スカウト部長|17/10/10
 「状態が良くない中、いろんな球を使いながら、という印象。1位候補の12人に入ってくるのは間違いない」
 「本来は右打者の懐にどんどん直球を投げ込んでくる。きょうは状態が良くない中、いろいろな球種を使っていた。安定感がある。12人の中に入ってくる」
日本ハム・大渕隆スカウト部長|17/10/10
 「まとまりのいいピッチャー。コントロールがいいし、変化球も多彩」
楽天・長島スカウト部長|17/10/10
 「打たれたからって評価は変わらない」
オリックス・長村球団本部長|17/9/4
 「即戦力になる。左ではトップレベル」
巨人・岡崎郁スカウト部長|17/9/4
 「大学の左投手では一番良い。今まで見た中で一番良かった。Aランク? 入るんじゃないか」
ヤクルト・橿淵スカウト部デスク|17/7/8
 「球に力があるし、(JR東日本の)田嶋と並ぶ左腕の上位候補になると思う」
中日・中田スカウト部長|17/7/8
 「球持ちがよく、球威が出てきた。1位候補になるのは間違いない」
中日・米村スカウト|17/5/6
 「去年よりだいぶ良くなっている。秋に向けて評価は上がるんじゃないか」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2023年プロマーク状況



最終更新日:2017-11-16 (Thu)|2017年ドラフト指名選手 | 関西学生 コメント(10) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
大雑把に例えるなら高校の大先輩の工藤さんタイプじゃないかな??究極に例えるならね。
見てて投げ方というか、雰囲気がね。ルックスも。

キレと制球力を駆使した投球術で抑えるタイプだろう。球速アップしたって話が本当なら1位競合も有り得るでしょうね!!
| agu | 2017年10月24日(Tue) 02:33 | URL #- [ 編集]
大学のリーグレベルが相当低いので、プロ入り後に思ったより良い成績が残せない可能性もあるかもしれません
国際大会も比較的レベル低かったですし
それでも成績は圧倒しているので、一年目からプロでもある程度通用すると思いますが
個人的にはあまり手を出したくないなと感じます
| 平峰 | 2017年10月10日(Tue) 23:38 | URL #- [ 編集]
先発で今年のドラフトでは唯一の即戦力だろう。どこかが1本釣り
| らいおん丸 | 2017年09月23日(Sat) 13:59 | URL #- [ 編集]
田嶋より上
| 宇宙人たけし | 2017年07月10日(Mon) 00:58 | URL #foglHflk [ 編集]
東本人がプロ志望を表明したという記事を見つけました。
実際にそうなったら秋次第で順位が変わりそうですね。
| 匿名 | 2017年07月08日(Sat) 11:32 | URL #- [ 編集]
2回もノーノーはすごい。大学日本代表になったので今後に注目。社会人に進むとなれば、トヨタ自動車くさい(笑)。
| アマニア | 2017年06月07日(Wed) 05:09 | URL #- [ 編集]
指にかかったいいストレート投げますね
1イニング限定で見てみたい
| taira | 2017年05月28日(Sun) 09:17 | URL #- [ 編集]
2015年ドラフトで大学の先輩である桜井を1位指名した巨人が1本釣りなんて事あるんですかね。
小柄な豪腕左腕、楽天に居た長谷部みたいな感じでしょうか。
| ぽにぽにぽにー | 2017年05月23日(Tue) 03:38 | URL #- [ 編集]
denaに来てほしい
| 匿名 | 2017年05月13日(Sat) 08:55 | URL #- [ 編集]
5/5 対関西大戦ノーヒッター達成

9回打者28人17奪三振1四球
Maxは初回の151かと思いきや、9回に152と151をもう一回記録

6者連続三振を一回、3者連続三振を2回記録
ストレートは捕手のほぼ要求通り、スライダー・ツーシーム・チェンジアップも失投なし
特に中盤からはチェンジアップが冴えてた
関西大のドラフト候補阪本投手も投げたので、
注目の試合でしたが見事最高の結果で制した
ドラフト1位入札候補に入ると思います
| タラバ | 2017年05月05日(Fri) 12:54 | URL #K47MgfVQ [ 編集]
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