- プロ注(2023年/2024年) マーク情報 プロ志望(大学/高校)
- 松原 快(富山GRNサンダーバーズ) (09/28)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (09/28)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (09/28)
- 竹田 祐(三菱重工West) (09/28)
- 増子 航海(神奈川フューチャードリームス) (09/28)
- 中岡 大河(富士大) (09/27)
- 芦田 丈飛(埼玉武蔵ヒートベアーズ) (09/27)
- 武内 夏暉(国学院大) (09/27)
- 田中 大聖(太成学院大) (09/27)
- 2023年プロ志望届提出者/大学生ドラフト候補 (09/27)
- プロ志望大学生リスト2023 (09/27)
- プロ志望高校生リスト2023 (09/27)
- 佐藤 啓介(静岡大) (09/27)
- 杉田 健(日大国際関係学部) (09/27)
- 友田 佑卓(日本大) (09/27)
- 尾田 剛樹(栃木ゴールデンブレーブス) (09/27)
- 林 謙吾(山梨学院) (09/26)
- 高橋 一英(花咲徳栄) (09/26)
- 中村 太耀(城西国際大) (09/26)
- 福島 圭音(白鴎大) (09/26)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
150㌔を超える直球で押す恵まれた体格の右腕。制球に不安が残る。都市対抗で156㌔を計測した。
2017年中日1位(契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円)
動 画
投手成績
16都: 2 2 1 3 1 0
1 1 1 1 0 151㌔ JFE東
1 0 2 0 0 154㌔ JR九州
16日: 1 先 5.1 4 5 7 0 153㌔ NTT西 ○
17都: 2 6 3 7 3 1
3 1 4 3 0 155㌔ ホ ン ダ
3 2 3 0 1 154㌔ NTT東
通算: 5 13.1 8 15 11 1 防0.68
被安打率5.40 奪三振率10.13 四死球率7.43
【 国際大会 】
17年BFAアジア 回数 被安 奪三 四死 失点 自責
PAK 2 2 4 0 0 0
TWN 1 1 1 1 0 0 153㌔
3 3 5 1 0 0 防0.00
被安打率9.00 奪三振率15.00 四死球率3.00
最新記事
■ 鈴木博 中日仮契約 年俸1500万円(中日新聞) 17/11/20
中日は十九日、ドラフト一位指名したヤマハの鈴木博志投手(20)と浜松市内で入団交渉し、契約金一億円プラス出来高払い五千万円、年俸千五百万円で仮契約を結んだ。プロでは抑え投手としての挑戦を掲げる鈴木は「中日が再び投手王国と呼ばれるような活躍をしたい」と抱負を口にした。ゆったりとしたフォームから投げ込む直球は最速157キロを誇り、即戦力と期待される。現代野球のクローザーには落ちる球は欠かせない。現在はフォークの習得に励んでおり「極めて自分のものにすれば、活躍できる可能性が広がると思う」と説明。「プロに入るのがゴールじゃない。これからが勝負」と言って、表情を引き締めた。中原スカウトは「どんな役割でもこなせる投手。投手陣の中心になれると確信している」と太鼓判を押した。
中日の中田宗男スカウト部長は「このままいけば必ずプロ野球を代表する投手になる。地に足つけて頑張ってほしい」と語った。(スポニチ)
17年公式 回数 被安 奪三 四死 失点
九州大会:住金広畑 1 0 2 0 0 151㌔
:西部ガス 1 0 0 0 0
都対予選:岐阜硬式 1 0 1 1 0
:王 子 1 1 1 0 0 154㌔
:JR東海 1.2 2 2 1 2 154㌔
都対本戦:ホ ン ダ 3 1 4 3 0 155㌔(プロ計測156㌔)
:NTT東 3 2 3 0 1 154㌔
選手権予:東邦ガス 先 5 7 0 3 5
:永和商事 先 9 1 8 2 0封151㌔…初完投初完封
25.2 14 21 10 8 防2.81(失点から計算)
被安打率4.91 奪三振率7.36 四死球率3.51
■ 中日1位指名の鈴木「抑えをやりたい」 森監督「やらせましょう」(SANSPO) 17/10/27
中日は27日、森監督らが浜松市を訪れ、ドラフト1位指名した鈴木博志投手(ヤマハ)にあいさつした。会談を終えた鈴木は「ドラゴンズに入るんだなと改めて思い、身が引き締まった」と実感を語った。球速が売りの本格派右腕。米大リーグ、レッドソックスの守護神キンブレル投手に憧れ、同じ背番号46を背負うことを希望。「抑えをやりたいという気持ちがある。(中日では抑えの田島を)抜かないとそのポジションは取れない。負けたくない」と意気込んだ。森監督は「本人が(抑えを)やりたいと言うんだからやらせましょう。若いし伸びしろはまだまだある」と期待した。
■ まだ20歳157キロ右腕、ヤマハ・鈴木博志(スポーツ報知) 17/10/25
9月末の侍ジャパン社会人代表合宿で自己最速の157キロを計測。3月生まれで、まだ20歳のヤマハの大型右腕・鈴木博志は将来性に満ちている。静岡・磐田東高時代に145キロをマークして注目されたが、2年冬に右肘を痛め、3年夏は2回戦敗退。秋に手術を受け、プロ志望届提出を見送った。そんな悔しい時期を支えたのが「絶対に1位でプロに行くんだ」という強い意志だった。ヤマハで精力的に取り組んだウェートトレで、80キロだった体重が96キロに。右手の握力も84キロで、背筋は250キロを超える。体が強く大きくなると同時に、速球も150キロ台を連発できるようになった。それでも50メートル走は6秒1。「今の自分に合った体重です」プロの評価も高く、中日・松永編成部長は「球の力はトップクラス」と話す。投球術も進化中。高校でもヤマハでも常に全力投球していたが、今年になって「7、8割の力での投げ方が分かってきた」。9月の日本選手権東海予選では永和商事を1安打完封し、全国切符獲得に大きく貢献した。
過去記事
■ ヤマハ・鈴木博志 抑え任せろ!!157キロの1位候補(中日スポーツ) 17/10/21
ヤマハの鈴木博志投手は、160キロに最も近い男の1人だろう。高卒3年目。全12球団から調査書の提出を求められた堂々の1位候補だ。「全くイメージが湧かない。気持ちの準備ができていない」と苦笑いするが、プライドものぞかせる。「1位でプロに行きたい。一番評価されているということだから」。高校時代は右肘を痛めた影響で、最後の夏は背番号17。後に肘の疲労骨折が判明し、手術を受けた。ヤマハに入社し、2年目から本格的に登板すると150キロ台を連発する剛腕に成長。特に今年は着地した左足で間を取るフォームに改良し、7、8割の力で150キロが出るようになった。今秋は社会人日本代表も経験。「知らなかった世界を知ることができた。ワンランク上を勝手に目指せるようになった」。トップレベルを肌で感じ、メンタル面も強くなった。スピードボールは直球だけではない。カットボールは140キロ台中盤。フォークで145キロを計測したこともある。プロでは抑え候補だろう。本人もそのつもりだ。「抑えにやりがいを感じる。抑えたらみんなが駆け寄ってくれるから」。あこがれるのは大リーグを代表する守護神、レッドソックスのキンブレル。「一目見てとりこになるボールを投げている。分かっていても打てない」。球界を代表するクローザーになる日を夢見ながら、26日のドラフト本番を待つ。
■ 社会人日本代表・鈴木、豪腕152キロでバットへし折り(SANSPO) 17/9/28
10月2日に開幕するアジア選手権に向けて直前合宿を行う社会人日本代表は27日、ロッテ2軍とのオープン戦に11-5で勝利した。最速157キロを誇る今秋のドラフト1位候補右腕、鈴木博志投手(20)=ヤマハ=が3番手で登板し、2回3安打1失点と好投。鈴木博が身長1メートル81、体重95キロの体格を生かした重くスピンの利いた直球で、プロの打者を次々と抑えていく。八回に連続安打と2暴投で1失点を喫したが、遊ゴロ併殺打に2奪三振とストッパーとしての適性を証明した。「真っすぐでゲッツーが取れたし、変化球でもストライクが取れた。真っすぐが良くなってきているから(八回に)バットを折れたんだと思う」。プロ8球団のスカウトが視察に訪れる中、七回に151キロ、八回にはこの日最速の152キロを計測し、相手打者のバットをへし折った。その潜在能力にヤクルト・中西担当スカウトは「完封した実績もあるが、ストッパーもできるパワータイプ。体形からも将来的には佐々木(元横浜、マリナーズ)のイメージ」。ソフトバンク・小川編成部長も「(1位)候補が、いい投球を見せてくれた」と笑みを浮かべた。
衝撃の投球を見せたのは、登板前のブルペンだ。高性能弾道測定器「トラックマン」で計測すると自己最速タイの157キロを記録。さらに直球の平均回転数が2400回転だったことが判明した。大リーグ平均2255回転を軽く上回り、ドジャース・ダルビッシュの2498回転や、目標とするレッドソックスの守護神キンブレルの2427回転に匹敵。メジャートップ級だ。楽天の後関昌彦スカウトは「伸びしろがあるからスピードはもっと出る」と評価した。「欲しいと言ってくれる球団に行きたい」と12球団OKの姿勢を示した右腕は、スピードも評価も上げていく。(スポニチ)
■ 新日鉄住金東海REX鈴木博、MAX154キロ!3回1失点(スポニチ) 17/7/23
新日鉄住金東海REXのヤマハから補強した155キロ右腕・鈴木博が6回からの3イニングを1失点。結果的にその1点が届かず「真っすぐで抑えて流れを持ってこようと思ったけど、点を取られて申し訳なかった」と悔やんだ。この日のMAXは154キロ。「3イニング以上投げられて自信になった。今度はチーム(ヤマハ)で頑張りたい」と秋に向けてさらなる成長を誓っていた。
都市対抗6イニングで155㌔1球、154㌔1球、153㌔11球、152㌔10球、151㌔12球
■ 新日鉄住金東海REX8強 鈴木博「狙って」155キロ(スポニチ) 17/7/21
新日鉄住金東海REXが2回戦でHondaを下し、22年ぶりの8強入りを果たした。7回から登板したヤマハからの補強選手、鈴木博志投手(20)が自己最速タイの155キロをマークするなど3回無失点と好救援を見せた。3―0の7回。鈴木博がマウンドに上がるとネット裏の11球団約40人のスカウト陣が色めき立った。注目の初球は高めに浮いたボールとなったが自己最速タイの155キロを叩き出した。「(155キロの表示は)見ました。多少、初球は(自己最速を)狙っていましたが、出るものだと思っているので」。その後も150キロ台を連発。ヤマハからの補強選手の剛腕ぶりを、中村淳監督は「力でねじ伏せる投球に期待して送り出し、その通りにやってくれた」と称えた。西武の前田俊郎育成アマ担当部長は「ものが違う。(ドラフト)1位で消えますよ」とうなった。磐田東では2年秋から右肘痛を抱えたまま投げ続けた。3年夏の大会後に疲労骨折と判明し、3年秋に右肘を手術。15年に入社したヤマハでの実戦初登板は同年の9月までずれ込んだが、その間走り込みや筋トレに励み、最速は入社前から10キロもアップした。
ドラフト1位でプロ入りを目指す20歳の鈴木博は「REXのためにやるべきことをやった結果、プロにつながれば」と今後へ意気込んだ。(SANSPO)
新日鉄住金東海REX・鈴木博の初球は、球場表示で155キロ。楽天のスピードガンでは156キロを計測し、自己最速を1キロ更新した。181センチ、90キロの本格派右腕は「緊張をほぐそうと、初球は狙っていた。7、8割の力で150キロはボンボン出せる」と言い放った。51球のうち、150キロ以上が26球。DeNA・吉田スカウト部長は「分かっていても打てない直球は強み。プロでもクローザーができる」と絶賛した。(スポーツ報知)
■ ドラフト候補・鈴木博が155キロ計測「直球アピールできた」(スポニチ) 17/6/24
第28回BFAアジア選手権に出場する侍ジャパン社会人代表の1次選考合宿は23日、千葉県柏市内で2日目を迎え、紅白戦2試合が行われた。今秋ドラフト候補右腕のヤマハ・鈴木博志投手(20)が第2試合のB組2番手で登板し、自己最速155キロを計測。力みのないフォームで3回2失点(自責0)とし「直球をアピールできた」と満足げだった。チームでは抑えで、3イニング投げたのは今年2月のオープン戦以来。「投げてみた感じは大丈夫だった。足をつく時間を長くして間を取るようにしたら、良くなってきた」。各チームの主力級が集まっている今大会の合宿。「来たからには代表に入るつもりで、最後まで残りたい」と意欲を見せた。大リーグ・レッドソックスの守護神、キンブレルが憧れで「しょっちゅう動画を見ています」。代表入りすれば海外の選手とも対戦するだけに「ワクワクする。代表に入れたら全球真っ直ぐくらいのつもりでどのくらい通用するか挑戦したい」と目を輝かせた。軽く投げても150キロ台を連発する姿に、代表の石井章夫監督も「すごい球だった」と仰天。視察に訪れた6球団のスカウトもうなった。日本ハムの大渕隆スカウト部長は「投げ方に余力がある。1位になるでしょう」と絶賛した。
楽天のスピードガンで155キロを計測し、仁村スカウト副部長は「今年これだけの素材はいない」と最上級の言葉を添えた。(スポーツ報知)
■ ヤマハ・鈴木博志、自己最速の154キロ!(スポーツ報知) 17/6/3
ヤマハの今秋ドラフト1位候補右腕・鈴木博志(20)が2日、都市対抗東海地区予選第4代表決定ゾーン1回戦のJR東海戦で自己最速タイの154キロを叩き出した。1回2/3を2安打2失点。チームも2―9で敗れたが、プロ3球団のスカウトをうならせた。3点ビハインドの6回1死二、三塁。たまらず、守護神・鈴木博が送り出された。遊ゴロ野選の後、2点二塁打を許すと、7回に適時三塁打を献上。「もっと空振りを取って、流れを持ってきたかった」と唇をかんだ。それでも、33球中26球を占めた直球で、150キロ以上が20球。ソフトバンクのスピードガンで154キロを計測した。解禁したカットボールで空振り三振を奪うなど2K。中日・松永編成部長は「球の力はトップクラス」と高く評価した。
■ アマ野球情報 150キロ発進(スポーツ報知) 17/5/9
今秋ドラフト上位候補のヤマハの最速154キロ右腕・鈴木博志がJABA九州大会・新日鉄住金広畑戦で今年公式戦初登板。2点リードの9回から1イニングを3者凡退で2K。最速150キロを計測。
■ ドラフト候補 鈴木2回0封(スポーツ報知) 17/2/27
今季初のオープン戦を静岡・草薙球場でJR東日本と行い、ドラフト上位候補の本格派右腕・鈴木博志(19)が8回から登板。2イニングを2安打無失点に抑えた。速球は152キロを計測し、日本ハム・熊崎スカウトは「上出来。今後が楽しみ」と高評価。鈴木も「意識していた低めに投げることができた。手応えは十分」と笑顔だった。
■ ヤマハ・鈴木博 中部地区最注目の154キロ右腕(中日スポーツ) 17/2/16
ヤマハの鈴木博志投手は最速154キロの剛腕。堂々の1位候補に名を連ねている。「ことしは全てにおいて勝負の年です」。今年は先発陣の一角として期待されるだけに、力任せではなく、制球や投球術にも磨きを掛ける。「2年経験して、社会人の野球が分かってきた。今年は打者をどう抑えるか、どうチームで勝つかを考え、スキルアップしたい。まず、勝つための投球をしたい」。その自覚は練習にも現れている。今年はキャッチボールでも相手の右肩を狙い、一球一球を大事に投げるように意識している。「球速を求めて、以前は雑になっていた。細かいところから見つめ直したい」。年明けに各球団が行ったスカウト会議で鈴木博の名前が軒並み上位候補に挙がった。中日・中田スカウトは「あのストレートは魅力。角度があって、力もある。伸びしろもある。(高校、大学を含めても)東海地区ではナンバーワンの注目を浴びるでしょう」と話す。
■ ヤマハ・鈴木博 新エースは俺!!(スポニチ) 17/1/6
昨秋初の日本選手権王者に輝いたヤマハが5日、連続日本一を目指して浜松市内で始動した。今秋ドラフトの目玉で、入社3年目を迎えるMAX154キロの鈴木博志投手も「日本一とプロ」を目標に力強く新年の第一歩を踏み出した。この日はロッテの井辺康二スカウトが視察。「ポテンシャルが高い。乗っているエンジンが違うよ」と絶賛した。鈴木博も「先発したら完投したいし、マウンドを譲りたくない。150キロ台後半を出したいけど、まずは勝てる投手になる」と日本一とプロへの条件を自身に突きつけた。
16年公式 回数 被安 奪三 四死 失点
東海春季:JR東海 1 0 2 0 0 152㌔
静岡大会:エナジッ 0.2 1 1 0 2 150㌔(TB)
:住金鹿島 1 0 3 1 0 151㌔
東北大会:日本通運 先 3 5 3 2 3
都対予選:王 子 2 1 2 4 1 154㌔
:西濃運輸 1 2 1 1 1
都対本戦:JFE東 1 1 1 1 0 151㌔
:JR九州 1 0 2 0 0 154㌔
伊勢松阪:JR東日本 1 0 1 0 0 152㌔
選 手 権:NTT西 先 5.1 4 5 7 1 153㌔
17 14 21 16 8 防4.24(失点から計算)
被安打率7.41 奪三振率11.12 四死球率8.47
■ ヤマハ・鈴木博 第2の正義 来秋ドラフトの主役に!!(デイリースポーツ) 16/12/13
全く力感のない投球フォームから繰り出されたストレートは153キロを計測。しかも1度だけではない。3球連続で計測し、中盤まで常時150キロ前後をたたき出して見せた。11月に行われた日本選手権の2回戦。NTT西日本戦において2大大会初先発ながら、六回途中2安打1失点でチームの勝利に貢献した。「心臓がバクバクして緊張してました」と振り返ったように、三回まで制球が定まらずに7四球を与えた。それでもストライクゾーンに来たボールは、鈍い打球音でヒットコースへ飛ばなかった。ゆったりとしたフォームから150キロ前後の直球が来るため、打者はどうしても立ち遅れてしまう。フォームとボールの緩急。5球団競合の末、ソフトバンクから1位指名を受けた田中正義をほうふつとさせ、「腕の振りだけを意識して、リリースの瞬間だけに力を入れようと考えてます。そのギャップが打ちにくいと言ってもらってました」と明す。高校時代は全国的に無名だった。転機は右肘の手術を受けたことだった。高校3年時に右肘を疲労骨折し、内視鏡手術を受けた。リハビリ途上でヤマハに入社し、一から体作りに取り組んだ。「今までウエートトレとかやったことなかったんですが、下半身から徹底的に鍛えて体重が10キロも増えました」と鈴木博。直球の源となる背筋力は、プロでもトップクラスの250キロを計測するまでに成長した。「自分の中ではケガしたら成長できると思っていたので」と現実に悲観せず、物事を前向きに捉えられるポジティブ思考も飛躍できる大切な要素だ。阪神・熊野スカウトは「彼のポテンシャルは間違いない。直球の強さというのは大きな魅力」と評価する。
■ ヤマハ・鈴木博 プロへ直球勝負(スポニチ) 16/4/1
ヤマハナインで今、最もプロのスカウトを騒がせている男。それが鈴木博投手だ。昨年9月に自己最速を3キロ更新する148キロをマーク。ひと冬越した3月には、中部学院大とのオープン戦で「149キロ以下がなかった」と最速152キロを出した。ヤクルトの小田スカウトに「間違いなく来年のドラフト1位」と言わしめた男が、静岡大会を前に意気込みを口にする。「初球から真っすぐで押して観客を湧かせる。“こんな投手がいたんだ”と知らしめたい」。環境もベストマッチ。人生で初めてウエートトレに取り組み、体重が1年間で10キロ増、ユニホームのサイズがOから3Lになると、「背中が大きくなった」と背筋力は240キロを超えた。「ヤマハでノビノビやらせてもらっている。野球が最高に楽しい。それに、まだ本当の意味で指にかかったボールは投げていない。まだまだ伸びると信じています」。
■ ヤマハ野球部 5選手新規加入(静岡新聞) 14/12/30
社会人野球のヤマハは29日、磐田東高の鈴木博志投手、中大の羽山弘起内野手(静岡商高出)ら新規加入(内定者)5選手を発表した。新加入はほかに、専大の池田駿投手(新潟明訓高出)、中大の東隆志捕手(広島・高陽東高出)、亜細亜大の池知佑也外野手(高知高出)。高校生1人、大学生4人の顔ぶれで、ヤマハは来年2月初旬に5人の記者会見を予定している。速球派右腕として活躍が期待される鈴木は2009年の戸狩聡希投手(常葉菊川高出)以来、県内高校生投手としては6年ぶりの加入となる。
■ 磐田東・鈴木博、4安打完封/高校野球(日刊スポーツ) 13/9/15
磐田東(西部4位)は右のエース鈴木博志(2年)の公式戦初完封で静岡東(中部4位)を下した。磐田東の鈴木博が静岡東を4安打完封した。1回に味方が2点を先制。4回1死一、三塁の場面では三振、二ゴロで切り抜けた。走者を2人背負ったのはこの場面だけ。鈴木博は「ストレートが外角に決まった」と追い込んでからの決め球が好調だった。奪った三振も10。切れ味鋭いスライダーも低めにきまった。1年夏からメンバー入り。今夏も背番号1のチャンスはあったが、腰痛もありかろうじてメンバー入りするだけ。山内克之監督は「気持ちの部分で大きく成長した」と快投に目尻を下げた。精神面だけでなく、課題だったフォームの崩れもなく最後まで投げ抜いた。
プロフィール
静岡県掛川市生まれ。鈴木 博志(すずき・ひろし)投手。
大坂小3年時から軟式野球を始め、大浜中時代は軟式野球部に所属。
磐田東高では1年夏から控え投手としてベンチ入り。
腰痛により2年夏の予選を計7回の登板で終え、秋予選1回戦で公式戦初完封勝ちを収める。
143㌔を計測したストレートを武器に静岡東を4安打10Kに封じる好投を披露。
当時(体重78キロ)から最速145㌔をマークし、スカウトから腕の振りの良さを評価されていた。
肘疲労骨折による離脱期間を経て、3年春予選になって背番号1の座を獲得。
中継ぎ登板した県大会初戦・富士市立戦(延長11回2対3)で最速140㌔を計測している。
3年夏予選は控えで3回の登板に留まり、桐陽に1対5で敗れ予選2回戦敗退。
主戦・齋藤誠哉とともにプロから注目されたが、志望届を提出せず社会人ヤマハ入りを選んだ。
チームメイトに齋藤誠哉(ソフトバンク14年育成2位)ら。
ヤマハ入社後のウエートトレで体重10キロ増を達成。
2年目春先のオープン戦で最速152㌔を計測し、東海地区春季大会2回戦で初登板を果たす。
JR東海を相手に1回無安打2奪三振無失点(152㌔計測)の好救援を披露。
以降、主に救援で10試合(先発2)に登板し、17回で21K、16四死球8失点の実績を残した。
都市対抗本戦全2試合に救援起用され、計2回で3三振、1安打0封をマーク。
東海地区二次予選・王子戦、本戦2回戦・JR九州戦で、自己最速154㌔を計測している。
続く秋の日本選手権本戦(主戦・池田駿)で出場23度目での初優勝を達成。
2回戦・NTT西日本戦(3-1)に先発登板し、5.1回7四球、5K1失点の粘投で白星を収めた。
翌17年夏の都市対抗に補強として臨み、合計6回で7K、3四球1失点を記録。
2回戦・Honda戦で自己最速タイの155㌔(1球目、楽天スピードガン156㌔)を計測している。
同年秋の選手権予選で先発を務め、永和戦で1安打初完投初完封をマーク。
これらの活躍で社会人日本代表入りを果たし、BFAアジア選手権でリリーフ2試合を経験した。
二大大会5試合、1勝0敗、13.1回、15奪三振、防御率0.68。
181cm95kg、恵まれた体格の本格派右腕。
ワインドアップからタメて重心を下げ、大きめのテイクバックを取り、右肘を柔らかく使った腕の振りから
投げ込む最速157㌔、常時140㌔台後半から150㌔強の威力あるストレートと、
120㌔台から130㌔台の縦のスライダー、140㌔前後のカットボール、130㌔台のチェンジアップ。
直球主体に打者を押す大型右腕。150㌔超の直球を武器に主に救援を担う。
ヤマハ入り後の筋トレで球速大幅アップを達成。高卒3年目の秋に最速157㌔を叩き出した。
都市対抗8回で150㌔以上を68球(155㌔1球、154㌔4球、153㌔14球)計測。
遠投110m、50m走6秒1の身体能力の持ち主。握力右84キロ、左78キロ、背筋力250キロを誇る。
3年目25.2回で奪三振率7.36、四死球率3.51。
スカウトコメント
中日・中原スカウト|17/11/20
「どんな役割でもこなせる投手。投手陣の中心になれると確信している」
中日・中田宗男スカウト部長|17/11/20
「このままいけば必ずプロ野球を代表する投手になる。地に足つけて頑張ってほしい」
中日・清水スカウト|17/10/26
「テイクバックが大きめで肘の使い方が柔らかく、上から投げ下ろす投手。最速157キロのストレートは威力抜群、さらにストレートの質は見た目より早く感じ、球がミットに突き刺さる」
中日・松永編成部長|17/10/25
「球の力はトップクラス」
ヤクルト・中西担当スカウト|17/9/28
「完封した実績もあるが、ストッパーもできるパワータイプ。体形からも将来的には佐々木(元横浜、マリナーズ)のイメージ」
ソフトバンク・小川編成部長|17/9/28
「(1位)候補が、いい投球を見せてくれた」
楽天・後関昌彦スカウト|17/9/28
「伸びしろがあるからスピードはもっと出る」
DeNA・吉田スカウト部長|17/7/21
「分かっていても打てない直球は強み。プロでもクローザーができる」
西武・前田俊郎育成アマ担当部長|17/7/21
「ものが違う。(ドラフト)1位で消えますよ」
日本ハム・大渕隆スカウト部長|17/6/24
「投げ方に余力がある。1位になるでしょう」
楽天・仁村スカウト副部長|17/6/24
「今年これだけの素材はいない」
中日・松永編成部長|17/6/3
「球の力はトップクラス」
日本ハム・熊崎スカウト|17/2/27
「上出来。今後が楽しみ」
中日・中田スカウト|17/2/16
「あのストレートは魅力。角度があって、力もある。伸びしろもある。(高校、大学を含めても)東海地区ではナンバーワンの注目を浴びるでしょう」
ロッテ・井辺康二スカウト|17/1/6
「ポテンシャルが高い。乗っているエンジンが違うよ」
阪神・熊野スカウト|16/12/13
「彼のポテンシャルは間違いない。直球の強さというのは大きな魅力」
ヤクルト・小田スカウト|16/4/1
「間違いなく来年のドラフト1位」
中日・中田宗男スカウト部長|14/6/18
「最近見た中では、腕を前で大きく振れる鈴木博志くん(磐田東)、キレのある藤井聖くん(富士市立)、シャープな打撃と内野手としておもしろい木村聡司くん(常葉学園橘)の静岡県の3投手が印象にあります」
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ヤマハの先輩で元ヤクルトの竹下の右バージョンみたいな投手
似ているタイプである西武中塚は二軍でも微妙だし、鈴木も効果的な変化球がないならば即戦力としては厳しいだろう
フォーム改造でコントロールがある程度良くなれば一軍で活躍できると思う
一位指名は少し怖いが素材はかなり良い
田島 ロ広西
鈴木 オヤ
静岡版スポニチが手元にないので、残念ながら確認できませんでした。