渡邉 大樹（専大松戸）

　　動　画

　　最新記事

　■　燕ドラ６渡辺、読書で“本”塁打量産だ(デイリースポーツ)　15/11/20

　ヤクルトからドラフト６位指名を受けた渡辺大樹内野手＝専大松戸＝が１９日、都内のホテルで仮契約を結んだ。契約金２５００万円、年俸５００万円。背番号は「４９」。身長１８２センチ、体重８４キロの恵まれた体格で高校通算１７本塁打を放ち、「和製大砲になれる逸材」（鳥原チーフスカウト）との期待を受ける渡辺。５０メートル５秒９の俊足も併せ持ち、「長打力はもちろん、足も生かして、三拍子そろったバランスのいい選手になれれば」と意気込みを示した。真中監督と同じ読書家であり、ファンタジー小説を中心に１００冊以上を所有。「本を読むと集中して周りの音が聞こえなくなる。そういう意味で集中力が身についたと思う」と野球に生きている。

　■　ヤクルト６位・渡辺　池山２世期待も…(デイリースポーツ)　15/11/5

　ヤクルトからドラフト６位指名された渡辺大樹内野手が４日、千葉県松戸市の同高で鳥原チーフスカウトらから指名あいさつを受けた。１８２センチ、８６キロ、高校通算１７本塁打の大型遊撃手である渡辺を、鳥原スカウトは「将来的には和製の４番」と高く評価。ヤクルトで遊撃手の大砲と言えば、８０年代から９０年代にかけて活躍した池山隆寛氏の名前が挙がるが、「なかなか本塁打を打てる遊撃手はいない。そういう選手になってくれるとありがたい」と期待した。だが、９７年生まれの渡辺は池山氏について「いやぁ…。聞いたことはありますが詳しくは知らないです」となじみがない様子。「山田選手のような打てて守れて走れる選手になりたいです」と、“池山２世”ではなく“山田２世”を目標に掲げた。

　■　専大松戸のドラ候補・渡辺が特大先頭弾(デイリースポーツ)　15/7/15

　今春県王者の専大松戸は、今秋ドラフト候補の渡辺大樹内野手（３年）の先頭打者弾などで大勝し、初戦を飾った。悲願の甲子園へ、切り込み隊長が幸先良く号砲を鳴らした。初回、チーム今大会初打席で、渡辺が左翼ポール際へ高校通算１７号の特大先頭打者弾。「狙ってはいなかったけど、しっかりボールを待てた」と笑った。５０メートル走５秒９で、中３時には２００メートル走で全国大会出場の俊足。ウエートトレでもチームで総合トップの数値を誇る。この日は阪神など４球団のスカウトが視察。ヤクルトの小川ＳＤは「走る姿がいい。体に力があるからあれだけ飛んでいく。将来性がある楽しみな選手」と話した。昨年の準優勝を含め、過去５年で４度の４強入りも、優勝はなし。今春県大会には合宿で厳しい練習を重ねる中で臨み、夏の連戦を見据えてきた。渡辺は「まず甲子園。突破口を開いていけたら」と、力強く目標を掲げた。

過去記事

　　プロフィール

　千葉県松戸市出身。
　渡邉 大樹（わたなべ・だいき）遊撃手。
　小3から投手・捕手として野球を始め、栗ヶ沢中時代は松戸シニアで遊撃手。
　陸上部200m走の選手として全国大会に出場した。

　専大松戸では1年秋から遊撃手でレギュラー。
　4番･ショートとして2年春の県大会優勝に貢献し､関東大会1回戦で先制打含む3安打を放つ。
　2年夏県大会は決勝初進出を果たすも、東海大望洋に2対13で敗れ準優勝。
　4番・遊撃手で2本塁打7打点の活躍を披露し、ソフトバンクなどプロスカウトから注目された。
　初戦2回戦で先制の左越えソロ本塁打、4回戦で二者連続の左越え7号ソロ。
　準々決･木総戦で三塁打含む3安打3打点､準決･柏日体戦で中前2点打を記録している。
　2回戦に留まった2年秋の県大会を経て､3年春に千葉1位で関東大会に進出。
　千葉決勝･沼南戦で3安打1打点、関東初戦･健高崎戦（3対5）で2安打の活躍を見せた。
　1番打者を務めた同年夏に打率..444本1盗5の活躍で甲子園初出場を達成。
　初戦2回戦・浦安南戦で左翼ポール際への高校通算17号の先頭打者アーチを放っている。
　決勝･習志野戦で右翼フェンス際に弾き返す同点3塁打（三塁到達11.16秒）。
　続く甲子園で内角直球に詰まりながらの右安、外寄りスラを三遊間に飛ばす左安をマークした。
　同学年のチームメイトとして148㌔腕・原嵩投手ら。

　182cm84kg、俊足強肩の大型ショート。
　高校通算17発、振り切るスイングから鋭い打球を放つ右の強打者。右方向にも長打を放つ。
　2年夏の県大会で2本塁打､3年夏予選で6長打（二3、三2、本1）を記録。
　2年春の大会から4番打者として起用され、3年春夏は1番打者としてチームを牽引した。
　50m5秒9､一塁到達タイム4.2秒台から4.3秒前後を計測。肩も強い部類。
　天性の野球センスの持ち主として持丸修一監督からプロ野球界入りを期待されている。
　守ってはグラブ捌きをプロに評価され､課題とされていた送球の精度も向上。
　3年夏の甲子園で三遊間深い当たりを捌き､強肩を生かしてアウトに仕留める好守を見せた。
　スクワット160キロ（2年夏）のパワーを備える。

　　スカウトコメント

ヤクルト・鳥原チーフスカウト｜15/11/20
　「和製大砲になれる逸材」
ヤクルト・鳥原スカウト｜15/11/5
　「将来的には和製の４番。なかなか本塁打を打てる遊撃手はいない。そういう選手になってくれるとありがたい」
ヤクルト・小川ＳＤ｜15/7/15
　「走る姿がいい。体に力があるからあれだけ飛んでいく。将来性がある楽しみな選手」
ヤクルト・鳥原公二チーフスカウト｜15/6/16
　「関東大会で見たのですが、非常に気になる選手です。見ていて『何かやりそう』と思わせる雰囲気を持っています。プロで勝負できる武器はまだ見えませんが、魅力があります。こういう選手は久しぶりに巡り会いました」
ソフトバンク・福元淳史スカウト｜14/8/29
　「打つポイントがしっかりしている。変化球も拾え、体の近くでも打つことができる。守備はグラブさばきが良く、下からしっかり出る。右打ちでショートができるのは貴重な存在。フットワーク、スローイングの精度を、秋から冬にかけて上げてもらいたい」