- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (03/29)
- 2023年選抜高校野球/注目選手プロフィール (03/29)
- 高見澤 郁魅(敦賀気比) (03/29)
- 斎藤 佳紳(徳島インディゴソックス) (03/29)
- 小林 隼翔(広陵) (03/29)
- 巨人・読売ジャイアンツ/ドラフト2023 (03/29)
- 田川 一心(海星) (03/28)
- 岡村 洸太郎(愛知学院大) (03/28)
- 尾形 樹人(仙台育英) (03/28)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (03/27)
- 仲田 侑仁(沖縄尚学) (03/27)
- 徳弘 太陽(山梨学院) (03/26)
- 升田 早人(光高校) (03/26)
- 東恩納 蒼(沖縄尚学) (03/26)
- 阪神タイガース/ドラフト2023 (03/26)
- 日渡 柊太(富山GRNサンダーバーズ) (03/25)
- 大谷 輝龍(富山GRNサンダーバーズ) (03/25)
- 2026年ドラフト候補/大学生野手 (03/25)
- 2023年東都大学野球/注目選手プロフィール (03/25)
- 2026年ドラフト候補/大学生投手 (03/25)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
球速以上の力がある147㌔直球とスライダー。3年春に最多5勝、防0.31でMVP、ベストナインを受賞。
2016年日本ハム3位(契約金5000万円、年俸900万円)
動 画
投手成績
13春: 3 0勝0敗 1.2 1 0 3 0 0.00
13秋: 6 0勝0敗 18.1 13 18 8 6 2.95
14春: 5 4勝0敗 30.2 16 40 6 2 0.59(2位)
14秋: 5 3勝1敗 27 14 38 4 2 0.67(2位)
15春: 8 5勝0敗 58.1 29 65 8 2 0.31(1位)
15秋: 6 4勝0敗 41.1 21 52 9 3 0.65(1位)
通算: 33 16勝1敗 177.1 94 213 38 15 0.76
被安打率4.77 奪三振率10.81 四死球率1.93
※ 15春:MVP 15春秋:ベストナイン
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
14選: 1 先 6 4 9 1 0 144㌔(東ド) 東国際 ○
14神: 1 2.2 1 5 0 0 143㌔(神宮) 中部学
15選: 3 15.1 7 24 4 1
先 9 2 16 1 0 146㌔(東ド) 仙台大 ○封
1 0 1 1 0 146㌔(東ド) 東海大
先 5.1 5 7 2 1 147㌔(神宮) 上武大 ●
通算: 5 24 12 38 5 1 防0.38
被安打率4.50 奪三振率14.25 四死球率1.88
投手成績詳細
九工大 1 0 0 1 0
日経大 0.2 1 0 1 0
九共大 0 0 0 1 0
1.2 1 0 3 0 防0.00
被安打率5.40 奪三振率0.00 四死球率16.20
13秋 回数 被安 奪三 四死 自責
日経大 0.1 1 0 2 2
先 4 3 6 1 1
福教大 先 7 4 6 1 0
0.1 1 0 1 1
九工大 先 3 1 3 0 0
九共大 先 3.2 3 3 3 2
18.1 13 18 8 6 防2.95
被安打率6.38 奪三振率8.84 四死球率3.93
14春 回数 被安 奪三 四死 自責
九工大 先 6 1 9 0 0 ○
九共大 先 6.1 6 7 3 0 ○
福教大 先 6.1 2 8 2 0
日経大 先 6 3 6 0 1 ○
福工大 先 6 4 10 1 1 ○
30.2 16 40 6 2 防0.59
被安打率4.70 奪三振率11.74 四死球率1.76
14秋 回数 被安 奪三 四死 自責
福教大 先 6 2 8 0 0 ○
九共大 先 7 5 6 3 2 ●
日経大 先 7 1 13 1 0 ○
福工大 1 2 2 0 0
先 6 4 9 0 0 ○…初完投、2回から連続無失点スタート
27 14 38 4 2 防0.67
被安打率4.67 奪三振率12.67 四死球率1.33
14秋九州 回数 被安 奪三 四死 自責
一工大 2 0 1 1 0 ○
西南大 先 8 3 10 4 0 ○
福工大 3 2 4 1 0 ○
九共大 2.1 2 3 1 0 ○
文理大 先 9 0 10 1 0 ○封…ノーヒットノーラン達成
24.1 7 28 8 0 防0.00
被安打率2.59 奪三振率10.36 四死球率2.96
15春 回数 被安 奪三 四死 自責
九工大 先 9 2 18 1 0 ○封
福教大 先 9 3 11 0 0 ○封
日経大 先 9 4 13 2 0 ○封
1 0 0 0 0
福工大 先 10 9 5 0 1 ○146㌔…68イニング連続無失点
先 9 4 9 2 1 ○
九共大 先 10.1 6 9 3 0
1 1 0 0 0
58.1 29 65 8 2 防0.31
被安打率4.47 奪三振率10.03 四死球率1.23
15秋 回数 被安 奪三 四死 自責
九工大 先 6 2 9 1 0 ○封
日経大 先 9 6 9 1 0 ○封
0.1 0 1 0 0
福教大 先 8 5 13 4 0 ○
九共大 先 9 4 7 1 2 ○147㌔…28.2回連続無失点
福工大 先 9 4 13 2 1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
九共大 先 0 3 1 …優勝決定戦
41.1 24 4 防0.87
最新記事
■ 九産大・高良5回無失点(西日本スポーツ) 16/10/2
九産大が今季初黒星を喫した。引き分けでも優勝が決まっていただけに、ミスによる失点に「つまらない試合だった」と大久保監督はおかんむり。肩の不調を訴えていたエース高良は9月10日以来のリーグ戦登板で5回無失点だった。ソフトバンクや中日、阪神などのスカウトが見守る中、被安打2の8奪三振に「直球でファウルや空振りも取れたのでキレはあったと思う」とホッとした表情を浮かべていた。
16秋 回数 被安 奪三 四死 自責
九工大 先 5 3 11 0 ○145㌔
福工大 先 4.1 3 0
九共大 先 5 2 8 0
14.1 8 0 防0.00
■ 九産大・高良2勝目も5回途中降板(西日本スポーツ) 16/9/11
九産大の高良が5回途中で降板した。立ち上がりから無失点の好投を見せていたが、4回から右肩に張りが出たといい、今季2勝目を手にした試合後は「肩に違和感が出たのは初めて。よく分からないけど来週は大丈夫だと思う」と話した。プロ注目の右腕は今春は右内転筋痛の影響で登板なしだったが、大久保監督も「力が入りすぎたのかも。大したことはない」と軽症を強調した。
■ 高良復活 1年ぶり公式戦5回零封(西日本スポーツ) 16/9/4
約1年ぶりとなる公式戦のマウンドで、九産大のエース高良が復活を証明した。「まだ自分の投球じゃない」と辛口の自己採点ながら、5回を散発3安打で無失点。代名詞の奪三振は2桁の「11K」を数え、大学最後のリーグ戦を好発進した。リーグ戦は昨年10月の九共大との優勝決定戦以来。「序盤は制球が悪くて浮ついた感じだった」。初回は安打と犠打で2死二塁とするが、ここから4者連続三振。3回1死二塁からも5者連続三振を奪うなど、要所でギアが自然に上がった。直球も自己最速にあと2キロと迫る145キロをマーク。「2回ぐらいからまとまってきたが、本来のコントロールにはまだ遠い」。大久保哲也監督は復活と情を強調したが、今季開幕戦での好投は春秋連覇を目指すチームにとって大きかった。この日は11球団のスカウトが集結し、福岡ソフトバンクの福山龍太郎スカウトは「まだ試運転の段階だと思う。序盤は緊張していたけど力を出すところでは出していた。徐々に調子が上がるのでは」と期待する。目標は2年ぶりの明治神宮大会出場だ。「春投げられなかった分、頑張りたい。まだ内角へのコントロールが甘いし、直球の球速も上げたい」と課題を挙げた。
過去記事
■ 九産大・高良5K 復活の注目右腕 9球団が熱視線(西日本スポーツ) 16/8/22
今秋ドラフトの上位指名候補で、右脚の故障からの復帰を目指す九産大の高良一輝投手が21日、九産大野球場で行われた同志社大との練習試合で先発し、6回を3安打無失点と好投した。最速は144キロ。「回を重ねるうちに感覚がつかめ、思ったところに投げられた。自己採点は80点」。無四球で投げ終えた高良の表情は明るかった。福岡ソフトバンクらプロ9球団のスカウトが注目する中、5三振を奪うなど順調な回復をアピールした。春季リーグ戦の開幕前に右内転筋を痛め、優勝したリーグ戦は登板なし。7月下旬に本格的な投げ込みを再開し、今回が実戦復帰2戦目。5回以上投げたのは、3月のソフトバンク3軍との練習試合以来約5カ月ぶりだった。100球以上の投球練習は3度と体力面の不安が残る中、制球も最後まで安定していた。大久保哲也監督は「まだ球威も物足りない。あと1、2試合投げさせる」と上積みを求める。
▽ソフトバンク・福山龍太郎スカウト「直球は140キロ前後で順調だと感じた。故障した右内転筋を気にせず投げていたので安心しました。地元の有力選手なので、秋のリーグ戦でも注目していきたい」
▽巨人・武田康スカウト「あらためて良い投手だと確認した。制球が良く、緩急の使い方がうまい。球速はこれからだと思うので、秋のリーグ戦でどこまで状態が上がるか注視し続けたい」
▽中日・三瀬幸司スカウト「球速が完全に戻ったとは言えないが、球の質は良かった。何よりブランクがあったのに、コーナーに投げ分ける制球力があった。プロですぐに活躍するイメージが湧く」
■ 九産大・エース高良KO 2季連続V逃す(西日本スポーツ) 15/10/6
9回2死から追い付き意地を見せた九産大だったが、優勝には届かなかった。今季4勝のエース高良が立ち上がりに2失点で1死も奪えずにまさかの交代。急きょマウンドに上がった2番手の伊藤奨が今季最多の10回を投げて9奪三振と好投したが、勝利にはつながらなかった。優勝に王手をかけながら「あと1勝」を決められず、九共大に並ばれ、最後は優勝決定戦で敗れ2季連続優勝を逃した。
■ 九産大王手 九共大下し開幕7連勝(西日本スポーツ) 15/9/27
2季連続優勝の行方を占う大一番で、主役だったのはやはり高良だった。2失点完投。今季負けなしの4勝目でVに王手をかけた。変化球を多投して苦労した前週の反省もあり、この日は序盤からストレートで押した。「直球でファウルを採れたので、真っすぐを中心に組み立てた」。手応え十分だった直球は自己最速タイの147キロをマーク。5回まで一人の走者も許さなかった。だが、ライバルの反撃に慌てる場面もあった。6回の守りでは2連打を許し1死二、三塁から内野ゴロと暴投で2点を失い、追い付かれた。開幕からの連続無失点も「28回2/3」で途切れ「追い込んだ場面で力が入りすぎて暴投してしまった。同点になってちょっと焦った」と反省。それでも粘りの投球で追加点を許さず、味方の勝ち越しを呼んだ。プロで大きな一歩を踏み出した先輩の姿が励みとなった。興南高の2学年先輩の島袋洋奨が前夜、プロ初登板で1イニングを無安打無失点に抑えた。高良が1年生のときのエースだった島袋は大先輩だが、一緒に甲子園の優勝を経験した仲。昨夜はLINEで「おめでとうございます」とメッセージを送った。「うれしかった。自分も頑張ろうと思った」とこの日の139球の原動力となった。
■ 九産大初4強ならず 高良無念(西日本スポーツ) 15/6/12
九州が誇る「ドクターゼロ」の勢いが止まった。初回1死二塁。九産大の高良一輝(3年)が上武大3番山本に145キロの真っすぐを左中間スタンドに運ばれた。「コースが甘くなった。失投です」。昨年大会から続く全国大会での連続無失点イニングは「19」でストップ。痛恨の先制弾に顔をしかめた。一昨年の覇者、上武大を相手にコントロールが乱れた。自己最速タイの147キロをマークし5回まで毎回の7奪三振をマークしながらも、三者凡退は一度もなし。1点ビハインドの5回には2点適時打を浴びた。4回に右足親指のマメが破れるアクシデントにも見舞われ、6回途中を被安打5の4失点(自責1)でマウンドを降りた。16奪三振、2安打完封した1回戦の仙台大戦のような圧巻のマウンドからほど遠く「いつもより状態が悪くて、修正できなかった」と顔をしかめた。
■ 【全日本大学選手権】九産大・高良が完璧奪三振ショー!(スポーツ報知) 15/6/9
初回。3者連続Kで立ち上がると177センチ、77キロの体はエンジン全開。「追い込んだら狙っていった」。先発全員を含む毎回の16三振を奪取。開幕戦からド肝を抜く奪三振ショーで2安打完封発進だ。正確な制球と最速146キロの直球で、序盤から無安打投球。6回2死で中前打を浴びてノーヒッターはならなかったが、芯で捉えられたヒットはなかった。「速い変化球を覚えたい」と、オフに習得したカットボールもさえた。16Kのうち15個は空振り、与えた四球は1つ。三塁を踏ませない、完璧な120球だった。今秋のドラフト1位候補右腕・熊原健人との投げ合いに、ネット裏にはアマ野球初視察となった巨人・堤GMら各球団が集結した。中日・石井スカウトは「スピードもいいし、角度もある。来年の目玉になるでしょう」と賛辞を惜しまなかった。沖縄・興南高1年夏に背番号18で甲子園出場した。登板こそなかったが、エース・島袋洋奨(現ソフトバンク)と共に優勝。「大舞台を経験したから今も緊張することがない」と胸を張る。将来は憧れの島袋先輩と同じプロの世界を夢見ている。
「小さい頃から投げ方はほとんど変わっていない」。ゆったりとしたフォームはテークバックが小さく、球の出どころが見づらいため打者にとっては厄介だ。1四球と制球も抜群で、今春リーグ戦では防御率0・31と安定。この日は自己最速にあと2キロと迫る最速146キロの直球と、今春リーグ戦前に完投数を増やしたいと磨きをかけたスライダーを駆使した。縦のスライダー、カットボール気味に小さく曲がる2種類を使い分け、6回2死まで無安打。三振16個のうち15個を空振りで仕留めた。プロの評価も急上昇で、ヤクルト・小川淳司シニアディレクターは「制球、切れが素晴らしい。来年が楽しみ」と高評価した。(スポニチ)
▽阪神・中村GM 「いいコントロールをしている。来年出てくる」(日刊スポーツ)
熊原を目当てにバックネット裏に集結した各球団スカウト陣も、思わぬ収穫とばかりに高良に熱視線。福岡ソフトバンクの小川一夫編成・育成部長兼スカウト室長は「真っすぐが力強く、変化球もいい。コントロールもいいし、来年が楽しみだね」とうなずいた。(西日本スポーツ)
広島・苑田スカウト部長は「タイミングが取りづらいし、キレがある。来年の楽しい仕事ができた」と評価した。(デイリースポーツ)
■ 高良 全国でもドクター0 8強の壁突破へ(西日本スポーツ) 15/6/6
九産大の高良にとっては昨年の全日本大学選手権、昨秋の明治神宮大会に続く3度目の全国のマウンド。「昨年を超えるベスト4以上を狙いたい」と目標を定めている。高良の持ち味はキレのある直球だ。今季、自己最速を3キロ更新する147キロをマークした。球速以上に速く感じる直球で空振りに仕留め、春のリーグ戦では9試合58回1/3を投げ65奪三振、自責点はわずかに2。「狙っていた」という最優秀防御率のタイトルも0・31の驚異的な数字で獲得した。「まっすぐで押せたので自信になった。昨年よりスピードが上がったのが大きい。全国でどれだけ通用するか楽しみ」と手応え十分だ。今回の初戦は最速152キロでプロ注目の右腕、熊原健人を擁する仙台大。「1、2点が勝負になる」と大久保哲也監督も投手戦を予想し、高良の投球が勝利の鍵を握ることになりそうだ。高良も「相手に投げ負けないように、先に点を取られないように粘りたい」と意気込んだ。
■ 九産大2季ぶりV奪回 高良魂の9球 胴上げ投手に(西日本スポーツ) 15/5/11
優勝を導いた男が最後を締めくくった。逆転した直後の9回、高良が登板。3人で抑え、歓喜の輪の中心になった。前日は延長11回146球を投げ、この日は力を振り絞って魂の9球。「前日の疲れが腕にきていた。気力で投げました」。11試合中8試合に登板。まさにフル回転でVをつかみ取った。昨年のエースだった浜田智博からは「おまえが投手を引っ張っていけ」とバトンを渡され「自分が引っ張っていこうと思った」とマウンドでその姿勢を示した。先発6試合中5試合で完投し、うち3試合が完封。今季は58回1/3に登板し自責点はわずかに2。防御率0・31という驚異的な数字を残した。自己最速はリーグ開幕時から3キロ更新し147キロ。「ピンチでも慌てずに投げられるようになった」。昨秋の明治神宮大会での大舞台の経験などで、精神面も大きく成長。「マウンドで堂々としている」。大久保監督も、すっかりエースの顔つきになった高良を頼もしく見つめる。左腕浜田が抜け、昨秋の主力だった森川祐至(3年・熊本商)、井手亮太郎(2年・九産大九州)ら期待された投手が故障や不調でベンチに入れなかった。「完投すれば多くの投手を使わなくてすむ」。投球数が140球を超えてもポーカーフェースで投げ続ける姿に野手が奮起。まさにチームの大黒柱だった。
■ 九産大V王手 延長12回九共大に2-0(西日本スポーツ) 15/5/10
福岡六大学野球の春季リーグ戦第5週1日目は9日、福岡市の九産大野球場で2試合を行い、首位の九産大が九共大を2-0で破り2季ぶりのリーグ優勝へ王手をかけた。12回に九産大が2点を奪うまでスコアボードには両チーム合わせて22個のゼロが並んだ。高良は10回まで9奪三振。2回に得点圏に走者を進められた以外は安定した投球を見せた。9回から右脚がつり始めたこともあり、11回1死一塁の場面で交代。この姿が野手陣の闘志に火を付けた。12回に森松、長池城磨の連続適時打で2点を勝ち越した。「いつも投手頼みなので」と森松は意地を強調。先発で今季初の途中降板で高良に白星はつかなくても、大きな1勝に違いない。
■ 九産大 次週にもV 福工大に3-1逆転勝ち(西日本スポーツ) 15/5/6
3日前に154球で10回を1失点完投した九産大の高良が、この日は143球で1失点完投。ライバルの福工大を優勝戦線から蹴落とし、無傷の5連勝をマークした。「気持ちで投げた。疲れは多少あったけど、バックにも助けられた」。先頭打者への四球から2回に先制点を与えたが、最少失点でカバー。打たせて取る投球だった初戦から一変し、途中から真っすぐ主体で押した。無安打に抑えた5回以降は6奪三振。「前半よりも後半の方が良かった。力が抜けていい感じに投げられた」と相手打線をねじ伏せた。試合を重ねるごとに頼もしさを増す右腕について、大久保哲也監督も「コンスタントに140キロ台が出るようになった。キレとコントロールに、今季は球速も出てきた」とうなずく。目標は今季中日に入団した2学年上の左腕、浜田智博だ。昨季までのリーグ戦では、尊敬する先輩の投球を間近で見てきた。「走者を出してからギアが上がるのが分かった。試合中にギアチェンジすることを学んだ」。負けられない一戦で、成長ぶりを見せつけた。
■ 九産大の“Mr.ゼロ”高良 69イニングぶり失点(西日本スポーツ) 15/5/3
九産大のエース高良が無傷の4連勝を決めた。9回2死から1失点して追い付かれながらも、延長10回に勝ち越し。昨秋リーグ戦から始まった公式戦無失点記録は68イニングで途切れたが、白星はすべて完投で挙げた。「点を取られたのは悔しいけど、勝てたので良かった」。チームも開幕7連勝。勝ち点3で並ぶ福工大を破り、優勝争いで一歩リードした。今季は開幕から3試合連続で完封。3試合で42奪三振という自分のスタイルを捨てて、勝利を優先した。「福工大は直球を狙ってきたので、打たせる投球をした」。この日の奪三振は5。9回2死から福工大に同点とされたが、チームメートがエースを救った。10回1死、9番森松裕次郎が長打で出ると、1番長池の中前打で勝ち越し。「いつも高良が頑張っているから、助けてやらなければと思った」。2打数無安打だった長池が勝負どころで力を見せた。昨秋の福工大とのリーグ最終戦から始まり、九州大学野球選手権、明治神宮大会、そして今春のリーグ戦とゼロを並べてきた。昨季までは浜田智博の後を任される抑えでの登板も多かったが、今季は誰もが認めるエースに成長した。キレのある直球が持ち味で、この日は自己最速を2キロ更新する146キロをマークしたが、まだまだ発展途上。リーグ終盤へ、さらにギアを上げて2年連続の全国切符をつかみ取る。
■ 九産大・高良が2戦連続2桁K(西日本スポーツ) 15/4/19
九産大の高良が、再び圧巻の投球を見せた。2試合連続2桁となる11奪三振。最速144キロの直球中心で18三振を奪って完封勝ちした開幕戦とは一転し、この日は変化球中心。スライダーやカットボールをコーナーに集め、福教大打線を3安打に抑えた。「相手に直球を狙われていたので変化球を多く使った。これからも、できるだけ長く無失点を続けたい」。変幻自在の投球スタイルで勝ち星を重ねていく。
■ 九産大・高良 18K完封(西日本スポーツ) 15/4/13
新エースにふさわしい快投だった。18三振を奪った九産大の高良がリーグ戦初のシャットアウト。「追い込んだら(三振を)狙った」。最速144キロの直球が走り、九工大を寄せ付けなかった。中日に今季入団した浜田の後継者として期待される。本人も自覚十分で、冬場は走り込みや筋力トレーニングで下半身を強化。「真っすぐのキレとコントロールが良くなった」とうなずく。昨秋は、同じヤフオクドームで行われた九州大学選手権準決勝の日本文理大戦で無安打無得点を達成。これでドームでは通算3試合で計20回1/3を無失点と好相性を誇る。「硬めのマウンドが合っている。今季は防御率1位を目指します」。2季ぶりリーグ制覇へ、フル回転の決意だ。
■ 「V夢じゃない」九産大・高良 明治神宮大会14日開幕(西日本スポーツ) 14/11/7
第45回明治神宮野球大会が14日に東京・神宮球場で開幕する。九州からは九産大が4年ぶりに出場し、初戦で中部学院大(愛知・東海・北陸)と対戦。2005年以来9年ぶりの大学日本一を目指す。九産大の2年生右腕、高良は今が伸び盛りだ。明治神宮大会の出場権が懸かった九州大学野球選手権では予選トーナメント初戦から5試合連続で登板し、決勝の日本文理大戦で無安打無得点試合を達成。春秋のリーグ戦を含めた今年1年間の公式戦の防御率は0・41。春はエース浜田の5勝に次ぐ4勝を挙げ、背筋痛で出遅れた秋も3勝した。九州大学野球選手権では、本調子ではない浜田をカバーし、先発と救援でフル回転。リーグ3位から神宮切符を勝ち取る「下克上」を成し遂げた。春まではスタミナ切れで途中降板することが多く、弱点克服のために夏場は最後までバテない体づくりに取り組んだ。球場のポール間を毎日5往復以上走り込んだことで制球が安定。浜田からの助言もあり、30メートルの距離でのキャッチボールを繰り返したことで球の切れも良くなった。「高良は今年1番伸びた選手。真っすぐで三振を取れるのが大きい」。大久保監督は高良を「ポスト浜田」の1番手に挙げる。興南高1年時は登板機会こそなかったものの、春夏連覇となった夏の甲子園優勝を経験した。2学年上のエースだった島袋洋奨(中大4年)は福岡ソフトバンクから5位で指名された。大学では一緒に汗を流した浜田が中日から2位指名を受けた。「まだプロまでは考えられないけど、先輩を見習って成長したい」。プロに進む高校、大学の先輩が身近にいたことがいい刺激になっている。
■ 九州選手権 九産大が神宮切符 高良が無安打無得点(西日本スポーツ) 14/10/27
第21回九州大学野球選手権は26日、福岡市のヤフオクドームで決勝を行い、九産大(福岡六大学3位)が日本文理大(九州地区1位)を6-0で破り、4年ぶり7度目の優勝を果たした。先発の高良一輝(2年・興南)が無安打無得点試合を達成。わずか1与四球の快投で全国の舞台へ導いた。最後は真っ向勝負でストレートを投げ込んだ。九産大の高良は27人目の打者を空振り三振に切って取ると、駆け寄った捕手の米良孝秋(4年・都城商)と抱き合った。野球人生初の快挙。「9回は少し意識しました。すごくうれしい」。最高の形で神宮切符をつかみ、顔をほころばせた。2回の先頭打者を歩かせたものの、1死後に二直併殺に打ち取った。その後は危なげなかった。「いつもより低めに集めることができたし、変化球も思ったところに投げられた」。自己最速(144キロ)に迫る143キロの真っすぐと変化球を両コーナーに投げ分け、凡打の山を築いた。7回のマウンドに上がる前には、23日のドラフト会議で中日から2位指名されたエース浜田智博(4年・宮崎工)から「一人で(最後まで)いけ」と激励され、ギアを上げた。10奪三振のうち、7回以降に7奪三振。前日の準決勝(対九共大)で先発した浜田智との継投を考えていた大久保哲也監督を「あんな投球をするとは…。ヒットを打たれるまでは代えられませんよ」と驚かせた。沖縄・興南高1年時の夏には甲子園でベンチ入り。登板機会はなかったものの、春夏連覇の偉業達成の感激を味わった。当時のエース、島袋洋奨(中大4年)は福岡ソフトバンクからドラフト5位指名を受けた。「自分もいつかそうなれるように…」。浜田智と島袋-。新たなステージに進む先輩の存在が励みだ。
内容は内野ゴロ11、三振10、内飛が2、外野飛が3。四球1だった。チームは4年ぶり7度目の優勝だが、前回の優勝時も榎下陽大投手(25=現日本ハム)が準決勝(対名桜大)で無安打無得点をマークしていた。九産大は14日から始まる明治神宮大会(神宮)に出場する。(日刊スポーツ)
■ 高良が7回0封 13奪三振2勝目(西日本スポーツ) 14/9/29
九産大の右腕高良が7回を1安打無失点に抑え、13奪三振の好投で2勝目を挙げた。6回まで出した走者は死球による一人だけ。ノーヒットノーランの期待が高まったが、7回の先頭打者に二塁強襲の内野安打。それでもその後は直球中心の投球で、外野への飛球も許さなかった。先週の九共大戦では球が高めに浮き2失点で敗戦投手。フォームを修正し、下半身を使って投げるように意識した。「今日は直球が走っていたし、思うところに投げられた」と自ら合格点をつけた。
■ 九産大 完封リレーで8強入り(デイリースポーツ) 14/6/12
九産大が投手戦を制し、準々決勝に進んだ。二回2死二塁から8番・森松裕次郎内野手(3年・延岡学園)が中前適時打を放ち先制。この1点を3投手の完封リレーで守り抜いた。先発した高良一輝投手(2年・興南)が七回途中まで9奪三振の力投。最後は八回途中から救援した今秋ドラフト候補左腕の浜田智博投手(4年・宮崎工)が締めた。
■ 九産大が全勝V 大久保監督うれし涙(日刊スポーツ) 14/5/18
九産大が10戦全勝で春季リーグ優勝を決めた。優勝は3季ぶり。この日は2番手エースに成長した高良一輝投手(2年=興南)が7回1失点。最速143キロの直球で6回まで毎回の10奪三振の快投。7回途中からは同じ2年生の森川祐至投手(熊本商)が締めた。大久保哲也監督は「春は毎年、あと少し勝てば優勝というところで逃していた。よく投手陣が頑張りました」とうれし涙を見せていた。
プロフィール
沖縄県豊見城市出身。高良 一輝(たから・かずき)投手。
小学1年時から軟式・豊見城ドリームズで野球を始める。
豊見城中時代は豊見城オーシャンボーイズで3年夏のジャイアンツカップに出場。
ボーイズ日本代表として日中友好親善試合に参加した。
興南高では1年夏から背番号18でベンチ入り。
島袋洋奨(福岡14年5位)を擁して勝ち上がり、夏の甲子園初V(出場機会なし)を経験する。
その後直球の最速を141㌔まで伸ばし、3年春に背番号1で県準優勝を経験。
3年夏は照屋光擁する浦商と2回戦でぶつかり、惜しくも4対5サヨナラ負けで予選敗退となった。
当時2学年上に島袋洋奨、1学年上に大城滉二ら。
九州産業大進学後は1年春からリーグ戦に出場。
同年秋から浜田智博に次ぐ先発投手を任され、2年春のリーグ戦で4勝、防0.59の実績を残す。
優勝を決めた福工大戦で143㌔を計測し、7回途中10K1失点の好投を披露。
秋のリーグ戦でも3勝・防0.67の好成績を残し、日経2回戦で7回1安打13Kの快投を見せた。
続く九州選手権で5勝(先発2)を挙げ、4年ぶり7度目となる優勝に大きく貢献。
決勝・日本文理大戦でノーノーを達成するなど、24.1回28三振、自責0の好投を演じている。
主戦を任された3年春に5完投勝利、防0.31(1位)でMVP、ベストナインを受賞。
3戦連続完封(九工戦で18K)を収めるなど、前年から公式戦68回連続無失点を記録した。
全国大会には2年春の選手権に出場し、東日本国際大戦に先発として登板。
東京ドームで自己最速タイの144㌔をマークし、6.0回9K無失点、完封リレーで勝ち星を収めた。
通算33試合、16勝(9完投5完封)1敗、177.1回、防御率0.76。
177cm77kg、安定感のある本格派右腕。
ワインドアップから上体を前に傾けて早めに着地し、右オーバースローから角度を付けて投げ下ろす
最速147㌔、常時130㌔台後半から140㌔強ほどながら伸びのあるストレートと、
110㌔台から120㌔台のスライダー、100㌔台から110㌔前後のカーブ、120㌔台のスプリット。
2年春の大学選手権6.0回で9個の空振りK(真っすぐ6、変化球3)を記録した。
甘く入るボールもあるが、コントロールはまずまず。両サイド低めに投げ込む。3年春に147㌔計測。
通算防御率0.76を誇る。奪三振率10.81、四死球率1.93。
スカウトコメント
ソフトバンク・福山龍太郎スカウト|16/9/4
「まだ試運転の段階だと思う。序盤は緊張していたけど力を出すところでは出していた。徐々に調子が上がるのでは」
福岡ソフトバンク・福山龍太郎スカウト|16/8/22
「直球は140キロ前後で順調だと感じた。故障した右内転筋を気にせず投げていたので安心しました。地元の有力選手なので、秋のリーグ戦でも注目していきたい」
巨人・武田康スカウト|16/8/22
「あらためて良い投手だと確認した。制球が良く、緩急の使い方がうまい。球速はこれからだと思うので、秋のリーグ戦でどこまで状態が上がるか注視し続けたい」
中日・三瀬幸司スカウト|16/8/22
「球速が完全に戻ったとは言えないが、球の質は良かった。何よりブランクがあったのに、コーナーに投げ分ける制球力があった。プロですぐに活躍するイメージが湧く」
中日・石井スカウト|15/6/9
「スピードもいいし、角度もある。来年の目玉になるでしょう」
ヤクルト・小川淳司シニアディレクター|15/6/9
「制球、切れが素晴らしい。来年が楽しみ」
阪神・中村GM|15/6/9
「いいコントロールをしている。来年出てくる」
福岡ソフトバンク・小川一夫編成育成部長兼スカウト室長|15/6/9
「真っすぐが力強く、変化球もいい。コントロールもいいし、来年が楽しみだね」
広島・苑田スカウト部長|15/6/9
「タイミングが取りづらいし、キレがある。来年の楽しい仕事ができた」
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この投手、横から見たのでは凄さがわかりにくいが、バッターボックスから見ると「球の出所が見にくい」などという次元ではなくて、腕の振りもリリースの瞬間も、あるいはリリースされたボールの球筋も見えない。マウンドでクルッとターンしたと思ったら、ボールがリリースされていて差し込まれているような感覚、こりゃ打てんわ・・・。
150kmを超えるような剛速球はなくても、あるいは「魔球」と呼ばれるような必殺の変化球がなくても、このフォームだけで相手打者を牛耳れる。プロで言えば星野(伸之)が近いが、星野よりも高良の方が常時15kmくらい速い。
田中や佐々木ほど見栄えはしないが、プロで勝つための術を持っており、故障さえ完治してシーズン通して投げられるようなら、1年目からいきなり15勝しても不思議ではない。
そうなるとドラ1でないといけないかな…
獲らなそうだな…