- プロ注(2023年/2024年) マーク情報 プロ志望(大学/高校)
- 山田 拓朗(筑波大) (09/28)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (09/28)
- 広島東洋カープ/ドラフト2023 (09/28)
- 2023年高校生ドラフト候補進路 (09/28)
- 2023年大学生ドラフト候補進路 (09/28)
- 細野 晴希(東洋大) (09/28)
- 松原 快(富山GRNサンダーバーズ) (09/28)
- 武内 夏暉(国学院大) (09/28)
- プロ志望大学生リスト2023 (09/28)
- プロ志望高校生リスト2023 (09/28)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (09/28)
- 竹田 祐(三菱重工West) (09/28)
- 増子 航海(神奈川フューチャードリームス) (09/28)
- 中岡 大河(富士大) (09/27)
- 芦田 丈飛(埼玉武蔵ヒートベアーズ) (09/27)
- 田中 大聖(太成学院大) (09/27)
- 2023年プロ志望届提出者/大学生ドラフト候補 (09/27)
- 佐藤 啓介(静岡大) (09/27)
- 杉田 健(日大国際関係学部) (09/27)
- 友田 佑卓(日本大) (09/27)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
長打力ある右打者。加速の付く走塁が魅力。守備範囲広く強肩の中堅手。ナイジェリア人の父を持つ。
2015年東北楽天1位(契約金8000万円、年俸1200万円)
動 画
打撃成績
■ 甲子園成績
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率15夏: 4 .333 18 6 1 2 1 6 5 0 0 .333 .778
最新記事
■ 楽天1位・オコエ 東京タワー前に誓ったトリプル3(西日本スポーツ) 15/11/20
楽天は19日、都内のホテルでドラフト1位指名したオコエ瑠偉外野手と入団交渉を行い、契約金8000万円、年俸1200万円で合意に達した。さんぜんと輝く東京タワーの眼下に立ち、オコエが高い目標を打ち立てた。背番号9の印象を問われ、「最初に頭に浮かぶのはソフトバンクの柳田さん、トリプルスリーをやられてますし、僕も3割、30本、30盗塁を目指したい」と決意を口にした。背番号9の理由を、長島スカウト部長は「オコエ君の体つきから、1桁の大きい番号が似合うと思った」と説明。だが、オコエは「9」を背負うことを漠然とイメージしていたようで、「3+3+3で9になりますし、軽くそういう希望は持っていました」。交渉の席で提示を受け、すんなりと受け入れた。トリプルスリーを目指すオコエにとって、チームには最高の教材がいる。今季、日本での通算2000安打を達成した松井稼は、西武時代の2002年にトリプルスリーを達成している。当時5歳だったオコエは、西武のファンクラブ会員として西武ドームに通い、その雄姿を目の当たりにしていた。同じ外野手、そして自身が将来の夢に抱くメジャーを経験した大先輩がそばにいる。「松井さんは鉄人のような人。聞きたいことが多すぎるけど、どんどん聞きに行かないとダメだと思う。メジャーにも行かれた方ですし、いろいろとアドバイスをいただければ」と早くも弟子入りを志願した。
■ オコエ、ダジャレの洗礼気付かず「?」(スポーツ報知) 15/10/24
楽天にドラフト1位指名された関東第一のオコエ瑠偉外野手が23日、都内の同校で梨田昌孝監督(62)らの指名あいさつを受けた。真夏の甲子園を沸かせたニュースターも、成熟された?オヤジギャグを理解するには若すぎたのか。指名あいさつの冒頭。ナッシー監督は「能力の高さは、すぐプロで通用する。ルイに出るように、出塁が多くなるように期待してます」とエール。「瑠偉」と「塁」をかけた、とっておきのダジャレだったが、オコエは気づかずスルーした。それでも、指揮官はめげない。オコエが前日の指名会見で「遅くてもFA取得までにはメジャーにいける選手に」と発言したことを伝え聞くと、「今はまだユメジャーでいい。それでも、FAの権利を取るまではダメジャーだね」とニヤリ。背番号についても「(重い)背番号はナシダということで、1ケタの番号の方がいい」。空き番となっている0か3が有力となった。純粋なオコエはダジャレを真に受け、「遠回しに、打撃面を上げろという意味だと思います」。報道陣に指摘され、「ああ…。名前のダジャレを言われても困りますね…」と苦笑した。それでもメジャー行きについては「今のところはダメジャーです。まずはしっかりと自分自身のレベルアップをはかりたい」と、最後はナッシー色に染まっていた。
オコエは、同じドラフト1位でU―18日本代表のチームメートだった平沢(仙台育英)と連絡を取ったことも明かした。平沢はロッテと楽天が競合し、抽選の末、ロッテが交渉権を獲得。その楽天が外れ1位でオコエを指名した。オコエは平沢の故郷・宮城に、平沢は関東第一の寮がある千葉が本拠地となるため、無料通話アプリ「LINE」で「住むところが逆になるね!」と健闘を誓い合ったという。(スポニチ)
楽天の池山1軍打撃コーチが24日、ドラフト1位の関東第一・オコエ瑠偉外野手に“トリプルスリー級”の期待を示した。ヤクルトのコーチ時代は、今季高卒5年目で快記録を達成した山田を指導。「(オコエは)足は速いし守備もいい。実際に木のバットを打って、どこまで対応できるかだね」。来春キャンプは1軍スタートが有力。プロのレベルに打撃が対応できれば、1年目から1軍出場も夢ではない。(スポーツ報知)
■ オコエ急上昇12球団から調査書、巨人など1位候補(日刊スポーツ) 15/10/14
ドラフト上位候補の関東第一(東東京)オコエ瑠偉外野手に、プロ12球団から調査書が届いていることが13日、分かった。4強入りした今夏の甲子園と高校日本代表として準優勝したU18W杯で走攻守にわたって存在感を示し、評価が急上昇。巨人、中日などが1位候補に挙げている。
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
18UW杯: 8 .364 33 12 1 0 0 7 5 3 4 .417 .394
※ 最優秀守備賞
過去記事
■ オコエ、トリプル3宣言!夢はでっかく「力があればメジャーに」(SANSPO) 15/9/16
関東第一のオコエ瑠偉外野手が15日、千葉・白井市の同校寮で行われた会見で、日本高野連に「プロ野球志望届」を提出したと発表。「プロの世界に行けるだけでありがたい」と12球団OKの姿勢を打ち出した。50メートル5秒9の俊足など、抜群の身体能力を持つスピードスター。プロの世界でシーズン打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」を狙うと誓った。「プロに入れたら、がむしゃらにやって下からはい上がりたい。トリプルスリーを狙える選手になりたいです」。父はナイジェリア人、母が日本人のハーフ。「プロでも通用する」と自信を持つ50メートル5秒9の俊足で、夏の甲子園では関東第一の4強入りに貢献した。プロ側も肩と足はすぐに1軍で通用すると評価し、西武やヤクルトが1位候補にリストアップするなど、評価が急上昇している。西武の本拠地に近い東京・東村山市出身。幼少期はファンクラブに入り、週2回ほどのペースで球場に通っていたというが、「プロの世界に行けるだけでありがたい」と12球団どこでもOKだ。「まずはプロ野球でしっかり戦って、自分に力があればメジャーに挑戦したい」と夢は膨らむ。現在も体幹トレーニングを行うなど、一日6時間の練習量をこなすオコエ。高い志を持ちながら、10月22日のドラフト会議を待つ。
「巨人・鈴木選手の盗塁のスタートは比べものにならない。まだ使えていない筋肉もある」と加速度的な成長曲線を思い描く。U―18ワールドカップでは木製バットで打率3割6分4厘をマークし、日本の準Vに貢献。「もっと体をでかくしたい。技術面を詰めていきたい」とパワー、ミート力の充実も図る。(スポーツ報知)
■ 山田2世になる!オコエ、評価急騰で複数球団が外れ1位指名も(SANSPO) 15/9/8
野球のU-18ワールドカップで準優勝した高校日本代表の解団式が7日、大阪市内のホテルで行われた。優秀守備選手に選ばれたオコエ瑠偉外野手はプロ志望。目標の選手は今季、「トリプルスリー」達成が確実なヤクルト・山田哲人内野手を挙げた。U-18W杯決勝で米国に敗北。一夜明けた高校日本代表の解団式で言葉に力を込めた。「世界一にはなれなかったけど、このメンバーがレベルアップして、米国に勝てるようにがんばっていきたい」。前日6日、改めてプロ志望届を提出すると明言。「打撃はヤクルトの山田さん、守備、走塁はイチローさん(マーリンズ)が目標」と目を輝かせた。父はナイジェリア人、母が日本人のハーフで50メートル5秒9、遠投125メートル。全国大会では背走しながらの捕球、準々決勝の興南戦で決勝弾を放ち、夏の甲子園の主役になった。プロ側の評価も急上昇。巨人・堤GMが「アグレッシブ性、身体能力の高さはすごい」と絶賛すれば、ヤクルト・小川SDは「攻・走・守の3拍子そろった右の外野手」と評価した。多くの球団はドラフト会議で1位は投手を中心にリストアップしているが、複数球団がオコエを外れ1位で検討しているもようだ。オコエはU-18で33打数12安打、打率・364、7打点、4盗塁。国際大会でも身体能力の高さを見せつけた。山田も2010年のドラフトでは『外れの外れ1位』だった。オコエはプロの世界で、山田のようなスーパースターになる可能性を十分に秘めている。
■ オコエが将来的なメジャー挑戦を表明(デイリースポーツ) 15/9/6
最優秀守備選手賞を獲得したオコエ瑠偉外野手が、試合後に将来的なメジャー挑戦を目指していく考えを明かした。今大会後にプロ志望届を提出予定で「今の一番の目標はプロです」と語った。その上で「自分に力があればメジャーに挑戦したい。やっぱり最後に出てきた投手(ジェファーソンローソン)のように、日本じゃ対戦できないような投手がいる。きょうの試合があったことで、メジャーに行きたい気持ちが強くなった」と明かす。球場の雰囲気や応援スタイルなど日本の高校野球とは違った国際大会の舞台。「いい経験ができました。野球は日本が中心ではなく、米国にも米国のやり方がある。そこを勉強して対応できるような選手になりたい」と次なるステージへ向け、気持ちを新たにしていた。
■ オコエ 驚足二塁打 虎スカウト「走塁で流れを変えられる」(スポニチ) 15/9/4
日本は5―2でカナダを下し、スーパーラウンド初戦を快勝した。オコエ瑠偉外野手が1点を追う2回に投手強襲で右前へ転がった当たりを二塁打にし、同点のホームを踏むなど俊足を発揮。3回には2点中前打で貴重な追加点を叩き出し、バットでもチームの勝利に貢献した。雨のため試合開始が1時間50分遅れ。グラウンドはぬかるんでいたが関係なかった。「相手の隙を突こうと思ってやった結果」と振り返ったのは1点を先制された直後の2回だ。投手のグラブをはじいた打球が一、二塁間を転々とする間に50メートル5秒96の俊足を飛ばして二塁を陥れる「投手強襲二塁打」(記録は右前二塁打)をマークした。オコエは「他の野手がカバーに入ってなかった。視野を広く持つことは関東第一にいる時から言われているので」と当然といった様子。阪神の畑山俊二スカウトは「投手強襲二塁打をメモに記したのは初めて。走塁で流れを変えられる選手はそういない」と驚嘆した。3回には平沢の勝ち越し二塁打に続き、2点中前打を放った。7回には四球後に二盗を試み、捕手の送球がそれたのを見て「スライディングはもういらない」と二塁へ滑り込まず、一気に三塁へ進む離れ業も見せた。
試合を視察した中日の米村スカウトは「いつも通り積極的な様子が見られた。打撃も木製バットにだいぶ対応できてきている」と高評価。これでW杯7打点と、大舞台への対応力はプロ向きだ。(中日スポーツ)
■ オコエ飛んだ!世界が驚く足魅せた(デイリースポーツ) 15/8/30
誰もホームに突っ込むなんて思わなかった。島田三塁ベースコーチが回す右腕に、オコエのスイッチが切り替わった。三塁ベースを勢いよく蹴り、大きく伸びるストライド。最後は地面すれすれを飛ぶようなスライディングでタッチをかわし、ホームに手をついた。一瞬の静寂後、沸き上がった大歓声。未来のメジャーリーガーたちもグラウンドで驚きの表情を浮かべた。「ギリギリかなと思ったけど、思い切っていった」とオコエ。米国の戦意を奪う3点目は「世界を驚かせたい」と語っていたスピードで生まれた。五回、2点を先制しなおも2死一、二塁の場面。投手バトラーのボーク気味のけん制に引っかかった。二、三塁間に挟まれたが、三塁手から二塁への送球が悪送球になった。ボールが右翼を転々とする間にホームを陥れた。米国のチッキーニ監督は「素晴らしい選手。あれだけ走れるし、メジャーでやれる」と舌を巻いた。視察したダイヤモンドバックスの林環太平洋統括部長も「積極性がすごい。身体能力は向こう(米国)の選手に負けない」とうなった。その積極性を生んだのは、日本代表の中のライバルの存在-。「自分が代表に選ばれる上で、天理の船曳はライバルだと思っていた」と明かす。この回、1点を奪いなお2死二塁の場面。二走の船曳は、オコエの一塁内野安打で、圧倒的なスピードでホームに生還した。「同じ1番で足が速くてタイプがかぶっているじゃないですか。『船曳以上のプレーを』と甲子園で頭の片隅に置いていた」。その向上心が、聖地での、そして国際舞台での驚異的な活躍に結びついている。今では「外野手ミーティングって言って、いつも自分の部屋にいるんすよ!」と2人は大の仲良しに。世界選手権で11年ぶりとなる米国撃破。日本が生んだ機動破壊が、U-18初優勝へ避けては通れない壁を打ち破った。
▼阪神・佐野統括スカウト「足と肩は甲子園の時から素晴らしい。打撃も見るたびに成長している」
▼DeNA・高田GM「体が大きくて足が速い選手はなかなかいない。魅力がある」
▼ロッテ・松本編成統括「積極性プラス状況判断ができる。高度なテクニック。実戦向き」
「ファイブツール・プレーヤーだ。見ていて楽しい」。絶賛したのはブルワーズのGMに次ぐフロント幹部、トム・フラナガン・オペレーションディレクターだ。米球界では「ファイブツール」は最高の褒め言葉。ミート力、パンチ力、走塁能力、捕球力、送球力、5つを兼ね備える意味だ。「メジャーリーグ」を夢見るオコエが、その名をインプットした。(西日本スポーツ)
■ 【U18W杯】才能全開オコエ3得点!世界を駆け抜けた(スポーツ報知) 15/8/29
オコエは胸を張って言う。「自信はありました。スタートさえ決まれば行ける」。四球で出た1回無死一塁。篠原の右前打の打球を見て、一塁から迷わず三塁へ駆け抜けた。続く平沢の左犠飛でさっそうと生還。先制ホームは高校NO1の脚力から生まれた。走るだけじゃなく打っても絵になる。5回2死三塁、地をはうような鋭い打球で三遊間を抜いた。直後にすかさず二盗も決めた。高校侍のデビュー戦で2安打1打点1盗塁、3得点。「1番打者の意識は関東第一で培ってきました」。初戦からリードオフマンの才能全開だ。「身体能力とスピードは言うことない」と中日・中田スカウト部長。日米のスカウト陣が視察する中で、また評価を上げた。18歳は、高校ジャパンでさらなる成長を遂げていた。23日の代表合流直後、西谷監督から「打ちにいくな」と一言だけアドバイスを受けた。それで悟った。打席でトップの位置を早くつくるフォーム改造に着手。プロ注目の内野手・平沢のタイミングの取り方も吸収した。わずかな期間で自分のモノにしつつある。
中日中田スカウト部長は「やっぱり華がある。バットのヘッドスピードが違うので強い打球を打てる」と評価した。(日刊スポーツ)
中日の中田宗男スカウト部長も「身体能力とスピード、パワーはこういう大会でこそ栄える」と絶賛した。(スポニチ)
■ 関東第一・オコエ涙「プロ第一志望」小笠原にV託す(日刊スポーツ) 15/8/20
関東第一(東東京)オコエ瑠偉外野手の夏が、涙で終わった。試合後のお立ち台、仲間への気持ちを問われると「自分を育ててもらって、感謝の思いでいっぱいです」。そう言って、瞳の奥から抑えきれない涙があふれ出した。毎試合、走攻守で魅せた「オコエ劇場」。準決勝は、スライダーに苦しむ結果になった。1回の第1打席、東海大相模・吉田の外角スライダーに手を出し、空振り三振。3回も再び外角低めにワンバウンドするスライダーで空振り三振を喫した。「右投手の中では今まで見てきたスライダーの中でNO・1です」と言った。分かっていても、バットが止まらなかった。それでも集中力を切らさないのがオコエだ。10点を追う7回は、内角直球を左前に運び、反撃ののろしを上げた。「気持ちだけでした」。昨秋から苦しんだ内角対策に、大会前に85センチだったバットを83センチに変えた。2センチの変化と、磨いた技術で内角苦を克服。反撃のホームを踏んだ。チームは12安打を放ったが、3点止まりで初の決勝進出を逃した。オコエは卒業後の進路について「プロが第1希望です」と明言。「今まで日本にいなかったような、(走攻守)すべてでトップレベルの選手になりたい」と大志を語った。整列後、東海大相模・小笠原を呼び止め「自分たちの分まで優勝してくれ」と思いを託した。
■ 関東一・オコエ 汚名返上の決勝弾(デイリースポーツ) 15/8/18
快音と同時にオコエの咆哮が聖地に響いた。最高の感触を残したバットを高々と放り投げた。左翼席に飛び込む打球を見届け、右拳を突き上げた背番号8に、歓声のシャワーが降り注いだ。「うれしくて興奮して何も覚えてない」と笑ったオコエ。場面は同点で迎えた九回2死二塁。過去の4打席は両サイドの揺さぶりにほんろうされていた。二回の守備ではダイビングキャッチを試みたが、あと一歩届かず逆転を許した。何をやってもダメな1日。「もう気持ちしかない」。汚名返上をかけた5打席目、内角低めの直球を「100%読み切った」と豪快にすくい上げた。関東第一を初の夏4強に導く値千金の決勝2ラン。もはや“甲子園の魔物”に愛されているとしか思えない男-。中学2年の時、右大腿骨すべり症で2度の手術を受けた。1年間、野球をやりたくてもやれない日々。「野球に対するありったけのパワーを他のことに使って両親に迷惑をかけた」と明かす。つらい過去を笑い飛ばせるほど成長した。次は好投手擁する横綱・東海大相模が待っている。「右でも左でもどんと来い!!」。もちろん、大番狂わせの主役はオコエだ。
「足を引っ張ってしまっていたけど、最後は内角に来るという確信があった」。4打席目まで興南・比屋根の執拗な内角攻めにあい、無安打2三振。だが、内角球は昨秋の東京大会後から、一冬をかけて克服していた。甲子園入り後は、体のキレを出すために軽いノックバットで内角球をさばく練習を繰り返した。宿舎でも普通のバットと交互に振ってきた。全て内角攻めで凡退しているから、最後も来る―。読みもさえ、最高の結果を出した。(スポーツ報知)
■ 超人オコエに虎スカウト「新庄クラス」(デイリースポーツ) 15/8/17
プロ注目の関東第一・オコエ瑠偉外野手がスーパープレーで大観衆を魅了した。中京大中京戦の初回2死満塁のピンチで、左中間への大飛球を激走キャッチ。抜ければ相手に一挙3点を与える一打を、鮮やかに防いだ。快音を響かせた打球を誰もが追った。その行方を4万7000人の大観衆が追う。左中間を破る-と思った瞬間、その視界に猛烈なスピードで飛び込んできたオコエ。長い左腕を懸命に伸ばすと、吸い付くように白球はグラブへ収まった。鳥肌が立つようなスーパープレー。球場全体から地鳴りのような大歓声が沸き起こった。その時、5メートルほど中堅の定位置より前進守備を敷いていたオコエは「捕れるか分からなかった」と振り返る。だが懸命に追い、「ギリギリ行ける。捕った瞬間に捕れたと思いました」。ベンチへ戻ると、一塁側のファンが総立ちで出迎えてくれた。「お客さんの反応が最高に気持ちよかった」と全身を震わせた。このプレーを可能にしたのが超人的な千里眼と動物的勘-。「守ってて捕手のマスク越しの表情が分かる」。もちろん常人ならそこまで判別不能。「日本は視力2・0までしか測ってくれないので」と規格外の眼力がインパクトの瞬間を鮮明に捉えられるからこそ、誰よりも早いスタートが切れる。さらに打球が飛ぶ直前、オコエは2歩ほど左中間寄りに動いた。「捕手の配球を見てこっちに飛ぶと思った」。これには阪神・平塚スカウトも「プロでも捕れるか分からない。現時点で新庄クラス。守備はトップレベル」とうなった。
現役時代にオリックスでイチロー(現マーリンズ)、阪神で新庄剛志とともに外野を守った阪神の平塚克洋スカウトは「今のプロ野球選手でもなかなかできない。新庄やイチローより上じゃないかな。メジャー級だよ。少し前に守っていたけど、足に自信があるからこそ」と絶賛した。(スポニチ)
■ 関東第一オコエ 衝撃甲子園デビュー!“プロより速い”俊足見せた(スポニチ) 15/8/12
衝撃の甲子園デビューだ。今秋ドラフト1位候補の関東第一・オコエ瑠偉外野手が初回に「ツーベース内野安打」を放つと3回には49年ぶり大会史上2人目となる1イニング2本の三塁打を記録。「チーター」の愛称にたがわぬ常識外の韋駄天ぶりを発揮して3安打4打点の活躍でチームを勝利に導いた。「距離は長ければ長いほど得意。二塁打はトップスピードに乗る前に二塁ベースに着いちゃうので、三塁打が一番速い」。初回にいきなり観衆の度肝を抜いた。外角直球を叩いた打球が一塁手を襲う。打球がミットをはじいたのを見ると、迷うことなく50メートル5秒96の快足を飛ばして二塁を陥れた。驚がくの「ツーベース内野安打」で二塁到達は7・73秒。だが、生後7カ月で独り歩きした生来の脚力のハイライトは3回だった。先頭で右中間を破ると、二塁ベースの内側を蹴って鋭角に回ると、直線的に加速度を増して、最後は跳ぶように滑り込んで三塁打。「この夏初めての土のグラウンドで歩幅が合わずに遠めからのスライディングになった」と苦笑いしながらも、三塁到達は10・88秒。さらに打者一巡した2死満塁から再び右中間を破り、今度はスタンディング三塁打だ。「オーバーランを大きくすることを意識している」と言うが注目すべきはその到達タイムだ。プロ野球では二塁打での二塁到達は8・29、三塁打での三塁到達は12・29を切れば俊足と評され、実際、西武・金子侑、日本ハム・西川らの二塁到達は7・86秒。三塁到達は西武・秋山の11・03秒、中日・大島の11・11秒がトップクラスでオコエは現時点で既にプロ球界を代表するスピードスターを上回っている。もっとも守備面では、4回2死満塁で中前打を処理した後に、三塁ベンチに飛び込む大悪送球。遠投120メートルの強肩が暴発し「やっちゃいました」と舌を出したが、走攻守にオコエ劇場だった。
阪神の平塚克洋スカウトは「まるで飛んでいるよう。甲子園で栄えると思っていたら、やっぱり栄えたね。どこの球団でも欲しいでしょう」とベタぼれの様子。中日の中田宗男スカウト部長も「抜群の瞬発力と、スピードに身体能力の高さを感じる。トップクラスの選手になる可能性があるね。(ドラフト)上位候補は間違いない」と二重丸をつけた。広島の苑田聡彦スカウト統括部長は「配球によって一球一球守備位置を変えている」と着目した。巨人の堤辰佳GMは「大舞台で自分の能力を発揮できるのが凄い。アグレッシブ性、姿勢が素晴らしい」、日本ハムの今成泰章スカウトは「右方向に打つことを覚えて、バットが内側から出るようになった。新庄(剛志=元日本ハム)みたい。とんでもない人気になるのでは」と話した。
▼ヤクルト・小川淳司シニアディレクター 足と肩に加えて、いいバッティングをしている。さらに評価が上がる。
▼オリックス・中川隆治スカウト アグレッシブな走りだった。野手ではトップクラス。
▼ソフトバンク・宮田善久スカウト 身体能力は今年の高校生でNo.1。
▼DeNA・吉田孝司スカウト部長兼GM補佐 打撃ではタイミングの取り方がよくなって、ボールをしっかりと捉えられるようになった。(スポニチ)
阪神・平塚スカウトは「広い甲子園で栄える選手。新庄以上だよ。新庄は内野安打で二塁まで走れない。走塁センスもある」と絶賛し「間違いなく1位で消える」と断言した。(デイリースポーツ)
ロッテの松本編成統括は「一番は走攻守すべてに積極性があること。冷静さもある」と、プロで不可欠な資質に着目。「足と肩はプロでもトップレベル」と、身体能力にも太鼓判を押した。日本ハムの山田アマスカウト顧問は「こういうところでアピールできる。スター性がある」と称賛。強肩でけん制を連発した中日・谷繁監督の高校時代になぞらえ「アピールしようという気迫がすごい。久しぶりにそういう選手を見た」と舌を巻いた。広島の苑田スカウト統括部長は「1球1球、守備位置も動いている。いい選手は常に先を狙っているが、それができている」と、うなった。続けて「春からここまで野球がうまくなる選手は珍しい」と、べた褒めだった。(デイリースポーツ)
ヤクルト・小川SDは「甲子園のようなところで本能のまま、投げる(送球)、打つ感じがいい。右の外野手でこれだけ三拍子そろった高校生はいない」と絶賛。日本ハム・大渕スカウトディレクターも「躍動感、スピード、パワーがあり、ここまで観客を大いに楽しませる選手はいない」と賛辞を贈った。
▼DeNA・吉田編成スカウト部長「打撃のタイミングの取り方がよくなっている。春までは(ドラフト)下位の方でと思っていたが、上位(指名)でないと(獲得は)無理だろう」
▼ロッテ・松本スカウト統括「攻走守の三拍子がいいのはわかっていた。春よりも落ち着いて、自信をつけてプレーしていた」
▼楽天・長島スカウト部長「全身がバネのよう。上位で消えるだろうね」(SANSPO)
巨人・堤辰佳GMは、「アグレッシブな姿勢が素晴らしい」と積極性を評価。初回の一塁強襲の二塁打には、「野手がゴロをはじいた瞬間にオーバーランをしていた。判断が早い。野球センスを持ち合わせている」とうなずいた。「スカウトの情報では、高校生としては身体能力が高いと聞いていた。その通りの選手だなと思った。大舞台で能力を発揮できる」とスター性を感じ取っていた。
▼DeNA・吉田スカウト部長「あの大きなストライドで走る姿は、昔の長嶋さんのようだ」
▼楽天・立花球団社長「一塁強襲の二塁打なんて見たことがない。ファンを自分のものにしてしまう。拍手が沸き起こっていた。スターの素質を持っていますね」
▼中日・中田スカウト部長「抜群のスピード、瞬発力だ。プロの高いレベルでやって技術をつければすごい選手になる。日本ハム・陽岱鋼の高校時代も身体能力がすごかったが、彼に似て育てがいのある選手」
▼ブレーブス・大屋スカウト「(将来)NPBでベストナインに選ばれるよ。うちはドミニカ人とかラテン系の選手が17歳でいっぱい入ってくるけど、それに比べてもハイスペック。向こうにいたら獲り合いになるよ。日本でも1位でいかないとダメじゃないか」
▼ロッテ・松本編成統括「身体能力があって、お客さんをこれだけ沸かせるスター性もあるのは新庄みたい。球団によっては1位指名もあるのでは。二ゴロを打った時の一塁到達は3.98秒。プロでも右打者で4秒を切る選手はそういない。足はもうプロレベル」(スポーツ報知)
ヤクルト・小川シニアディレクターは「本能を思い切り出す野獣のようだ」。ロッテ・諸積スカウトは「ストライドが長い。ヒョウみたい」。(スポーツ報知)
▼楽天・立花球団社長「一塁強襲二塁打なんて見たことがない。ファンを自分のものにしてしまう。強烈ですね」
▼ソフトバンク・小川編成育成部長「強肩、俊足は1ランク上。マネできない」
▼オリックス・加藤編成部長「間違いなく1位で消えるでしょう」
▼DeNA・吉田スカウト部部長「体が大きくなって、スイングも速くなっている。あまり見ないタイプ。どこまで伸びるか楽しみ」
▼ブレーブス・大屋国際スカウト「中南米の選手に交じっても目立つでしょう。スケールが違う。まだ18歳でしょ?ソリアーノ(元ヤンキース)よりいいのでは」
▼ヤクルト・小川SD「足と肩は今プロに入ってもひけをとらない。こういう場で結果を出して、えらい評価も上がったのでは」
▼巨人・堤GM「アグレッシブな姿勢が非常に素晴らしい。野球選手に必要なものを備えている。1打席目の走塁の判断も素晴らしかった」(デイリースポーツ)
「瞬発力は抜群。プロではもっと的確なプレーを求められるが、何かしてくれる期待感がある。高校生の外野手ではトップクラス」と中日・中田スカウト部長。日本ハム・山田スカウト顧問も「高校時代の陽岱鋼より積極性がある。可能性は無限」と絶賛した。楽天・長島スカウト部長も「見ていて楽しくなる。フェンス際から二塁への送球はソフトバンクの柳田のよう。1軍デビューも早いのでは」と賛辞を並べた。(中日スポーツ)
▼ソフトバンク宮田スカウト「打球の速さはすごい。(走塁では)一塁を回ってからの加速も速い。肩も強い。この夏で一気に評価が上がった選手の1人」
▼楽天立花社長「大舞台であれだけ打てるのは“持っている”証拠。ストライドの大きい走りは、猛獣みたい。(ドラフト)上位で消えるでしょう」
▼DeNA吉田スカウト部長「春は(左方向に)引っぱり気味だったが、広角に打てるようになった。体も強くなったし、短期間で成長している。右打ちで3拍子そろっているのがいい」
▼日本ハム今成スカウト「走る姿は獲物を追うチーターやヒョウ、猛獣のよう。足はプロでもトップクラス。新庄のようなタイプ。バッティングが良くなった」
▼ヤクルト鳥原チーフスカウト「守りと足、肩はプロの1軍レベル。もちろん上位候補です」
▼巨人堤GM「プレーに対するアグレッシブさがある。野球選手として必要なものを兼ね備えている選手だと思いました。練習に裏付けされているからできること。大舞台で能力を発揮するのは素晴らしい」
▼中日中田スカウト部長「大舞台でも抜群のスピード、瞬発力を見せてくれた。プロの中でもトップクラスの速さ。甘い球を確実に捉えられる能力もある。今年のドラフト候補の中で外野手として素材はNO・1.3位までに確実に消えるでしょう」(日刊スポーツ)
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
15夏予: 6 .440 25 11 3 1 1 6 2 1 6 .462 .760
■ オコエ瑠偉にスカウト驚く「長野より速い」(日刊スポーツ) 15/7/28
ナイジェリア人の父を持つ関東第一のドラフト候補、オコエ瑠偉外野手(3年)が、驚異のスピードで5年ぶりの甲子園に導いた。東東京大会決勝は、関東第一が毎回の19安打に8盗塁を絡め、日大豊山に大勝した。「チーター」の愛称を持つオコエは、4回に通常の中前打で二塁に到達する「センター前ツーベース」をマーク。「1番中堅」として3安打2盗塁3得点と暴れ回った。4回無死。投手の足元を抜いた打球が、中堅へと抜けた。「深いところに守っていたので、いけると思いました」。打球は中堅手の真っ正面に向かう「普通の」中前打だったが、グングンと加速して二塁に滑り込んだ。野性味あふれる「センター前ツーベース」で一気にチャンスをつくった。50メートル5秒96の俊足で、二塁到達タイムは7秒53をマーク。プロの世界でも8秒を切れば俊足と言われる中で、驚異的な数字をたたき出した。4人体制で視察した巨人の山下スカウト部長は「あんなプレーは初めて見た。視察は4回目だが、見るたびに評価が上がる。右中間、左中間じゃなくて、普通のセンター前だから。(巨人)長野より速い」と驚いた。西武、ソフトバンクなど5球団が視察し、「(西武)秋山、(ソフトバンク)柳田クラス」と球界を代表するスピードスターの名前が相次いだ。本人は「練習試合でもどんどんやってます」と涼しい顔。打席に入る前は2・0以上ある視力で外野の守備位置を確認しスキがあれば次の塁を狙う。こんな姿勢が「チーター」と呼ばれる理由だ。
“中前二塁打”に驚いたのは、ネット裏に陣取った巨人、ソフトバンクなど5球団のスカウトだ。「スカウト歴38年で、あんなの初めて見た。2巡目には確実に消える」(巨人・山下スカウト部長)と、高校生野手トップの素材に興奮を隠せなかった。今大会は6試合で打率4割4分、6打点、13得点。守備でも遠投120メートルの強肩と広い守備範囲で何度もピンチを救った。「(格好良く)見せようっていうんじゃなくて、勝手に見せちゃうんですよね」。ちゃめっ気たっぷりに話す姿は大物感を漂わせる。(スポーツ報知)
▽ソフトバンク・山本スカウト「中前への単打を二塁打にして、(守備で)いい返球もあった。衝撃的でしたね。ポテンシャルが高い。甲子園でさらに成長する姿を見たい」(SANSPO)
巨人・山下哲治スカウト部長は「全身がバネ。高校生野手でNo・1」と高評価を口にした。(スポニチ)
■ オコエ1イニング2安打「大学生含め一番外野手」(スポーツ報知) 15/7/24
1イニング2安打の離れ業で、初回の7得点を引き出した。関東第一の1番・オコエ瑠偉中堅手は、プレーボール直後に右翼へ三塁打を放つと、打者一巡した2打席目では右前適時打。「1打席目に出塁することが目標なので、打ててよかったです」。チームは、初戦(3回戦)から4戦連続コールド勝ちだ。5回にも右中間に二塁打を放つなど、この日の3安打はいずれも右方向への痛打。ストライドの広い走りで2盗塁も決めた。巨人の吉武スカウトは「打撃に強引さがなくなったし、足と肩もある。外野手では、大学生も含めて能力がいちばん高い」と評価した。投打に圧倒し、順当に3年連続の4強入り。だが、過去2年はいずれも敗退。しかも、昨秋と今春も準決勝で姿を消しているだけに、オコエは「ここからが本当の勝負だと思います」と決意を新たにした。
■ オコエシフト関係無し!関東第一オコエ瑠偉が1号(スポーツ報知) 15/7/21
関東第一がドラフト候補・オコエ瑠偉中堅手(3年)の今大会初アーチなどで3戦連続コールド勝ち。3年連続8強入りを決めた。バットを放り投げたまま、誇らしげに打球を見つめた。2点リードの3回無死。オコエが内角のチェンジアップを強振し、今大会1号となる左越えソロ。「打った瞬間に行ったと思いました。気持ちよかったですね」。奇策に対する“一発回答”だった。強靱なリストを生かし、引っ張る打球が多いスラッガーに対し、東京成徳大高は遊撃手が三遊間寄りを、二塁手が二塁ベース左を守った。“オコエシフト”だ。内角を突いて引っ張らせ、守備網に引っかけるという作戦だったが、初回には、左中間寄りの中前打を50メートル5秒98の俊足で二塁打に。まさに、相手の上を行った。183センチの長身と長い手足は、ナイジェリア出身の父譲り。真ん中から外寄りは得意としていたが、内角が苦手だった。そこで冬場に、腕をたたむ内角打ちを特訓。6回の左前安打を含め、3本のヒットはいずれも内角を打ち返したもの。「この試合で自信がつきました」と白い歯を見せた。6回には、2死一塁から中前へのポテン安打で一塁から一気に生還。このバネの利いたベースランニングこそが、オコエの最大の魅力だ。
西武、オリックスのスカウトが見守る前で、3回無死から内角高めのチェンジアップを左翼席に運んだ。(日刊スポーツ)
■ 関東一オコエ、“引退”危機もプロ一直線!(スポーツ報知) 15/7/19
東東京では、関東第一・オコエ瑠偉中堅手が1安打2打点2盗塁。父がナイジェリア人で、ロッテ・内竜也投手(30)の親戚という逸材が躍動した。初回からアクセル全開だった。先頭のオコエは4球目、外角スライダーを左前に運んだ。続く打者の初球に二盗成功。左翼線への適時二塁打で生還し、7球で先制点を奪った。上々の結果に「状態が上がってきた」と笑顔を見せた。03年にドラフト1巡目でロッテに入団した内と母・早苗さん(44)は、はとこ関係。親戚中が集まったプロ入り祝賀会での“兄”の姿を見て「野球選手ってかっこいい」と目を輝かせていたという。今でも会った際には「練習頑張れよ。一緒にプロでやれるといいな」と声を掛けてもらっている。今秋ドラフト候補には夢を閉ざされる危機があった。中学2年の春先、「大腿(たい)骨頭すべり症」を発症。大腿骨の成長板が股関節から離れてしまう病気で痛みから足を引きずり、歩行障害になった。ずれを防ぐために、手術で右足にボルトを2本入れた。普段は明るい性格も手術後は「もう遊び程度にしか野球ができないのかな」と弱音をはいた。それでも、中学3年の春休みに行ったボルトを抜く手術後はリハビリと練習に打ち込み、遊び程度しかできないと覚悟してからわずか3年で、プロも注目する存在になった。この日は、走攻守三拍子そろった有望株をプロ3球団が視察するなか、2盗塁を決めるなどアピールに成功。5人態勢のDeNA・武居スカウトは「ウチにいないタイプだし、今後も全部の試合を見るつもり。日本ハムの陽岱鋼になれる素質はある」と期待を寄せた。
DeNA、西武など5球団10人のスカウトの前で、1安打2打点を挙げた。ロッテ永野チーフスカウトは「素晴らしい。体が柔らかくて、足がある。スローイングもいい」と高評価した。(日刊スポーツ)
■ 日米11球団が絶賛!オコエ、ラモス由来の名前で甲子園目指す(SANSPO) 15/7/16
東東京3回戦で第1シードの関東第一が、5年ぶり6度目の夏の甲子園出場に向け、好発進した。プロ注目でナイジェリア人の父を持つ「1番・中堅」のオコエ瑠偉外野手は五回に2点打を放つなど4打数1安打2打点。五回一死二、三塁。たたきつけた打球が相手三塁手の頭を越え、オコエは笑みを浮かべた。3年生の5番・五十嵐が満塁本塁打を放つなどこの回だけで10得点。第1シードの関東第一が、初戦で海城相手に五回コールド勝ちを収めた。「人間なので正直、緊張した。プレッシャーを感じるところはあるけど力にして、一戦一戦、大事に戦っていきたい」。報道陣に囲まれたオコエは言葉に力を込めた。高校通算本塁打35本、50メートル5秒9、遠投120メートル。その動きを一目見ようとヤクルト、日本ハム、楽天、ドジャースなど日米11球団のスカウトが集結した。ドジャースの大慈弥スカウトは「素材はすごい。身体能力が高く、アスリートとして魅力。次回も見たい」と絶賛。ヤクルト・鳥原チーフスカウトも「プロで通用する肩とスピード。高校生の外野手でトップレベル。打撃はこれからよくなるでしょう」と将来性を高く評価した。建築関係に従事するナイジェリア人の父・ボニーさんと母・早苗さんとの間に生まれた。受け継いだ身体能力は自分だけではない。妹の桃仁花(もにか)さん(16)はバスケットボール女子U-16日本代表候補に選ばれ、「負けられない」と刺激を受けている。他校からのマークは厳しくなり、昨秋から内角攻めに苦しんだ。それでも体重はこの1年で3キロ増。「自分の売り」という50メートル走は0・3秒記録を伸ばし、バランスの良い肉体へ進化した。名前の由来はサッカー元日本代表のラモス瑠偉氏。サッカーをやらせたかった父の思いとは裏腹に、野球道を突き進む。
▽日本ハム・山田スカウト顧問「身体能力の高い1番打者として、育ってほしい素材。体が横に大きくなっていけば3、4、5番を打てるように化けるかもしれない」
▽楽天・後関スカウト「ウチの(D4位)フェルナンドはパワーで勝負だけど、オコエはスピードと守りから(勝負)できますね」
走攻守そろった逸材の初戦に、巨人やドジャースなど日米11球団30人のスカウトが集結。最多の7人で視察した西武の鈴木葉留彦球団本部長は「三拍子そろっていて、右の秋山になれる力を持っている。(ドラフトの)上位に来ると思う」と歴代3位タイの31試合連続安打をマークした左打者になぞらえて絶賛した。(スポニチ)
最多7人で視察した西武の渡辺SDは「潜在能力が高い。将来性もある」と高評価。巨人山下スカウト部長、ヤクルト鳥原チーフスカウトら、各球団のスカウト部門トップを含め、地方大会では異例の人数が集まった。(日刊スポーツ)
巨人、ヤクルト、西武、オリックス、ドジャースなどのスカウトの前で、「1番中堅」で先発。(日刊スポーツ)
■ 関東第一オコエ、野性味あふれる注目外野手/東東京(日刊スポーツ) 15/7/1
ナイジェリア人の父を持つ関東第一(東東京)オコエ瑠偉外野手は、走攻守3拍子そろうドラフト候補だ。全身バネのような肉体で、オコエはダイヤモンドを駆け回る。5月の練習試合、コザ(沖縄)戦では、95メートル先に張られた約10メートルの左翼ネットを越える特大の場外弾を放った。内角直球をとらえた一打に、「内角は一番の課題。自信がつきました」と喜んだ。左太もも裏を肉離れしていたため、1打席限定で出場した試合。手負いの状況で、末恐ろしい1発を放った。俊足を生かした守備に、強肩。グングンと加速する、野性味あふれるベースランニング。「1番中堅」として、「走攻守、すべてでレベルアップしたい」と志は高い。理想に掲げるのは、一芸に秀でた球界の“レジェンド”たちだ。「走」…巨人鈴木尚。代走の盗塁数日本一のスペシャリストからは「重心の低さと、盗塁する時のスタンスの広さ」を学ぶ。50メートル走6秒2だったタイムは、ひと冬越えて5秒96に大幅スピードアップ。「攻」…日本ハム中田。投球に対して、バットを当てる角度を意識し「中田さんのように、ボールにバックスピンをかけて、伸びを出したい」。4月の東京大会までは通算19本塁打だったが、約2カ月で16本を量産し、現在通算35本塁打。「守」…元日本ハム新庄剛志氏。「新庄さんの投げ方。捕ってからのスローイングを参考にしています」。ダイナミックなフォームから、遠投120メートルの強肩で進塁を許さない。各選手の映像をユーチューブなどで研究して、取り入れる。父ボニーさんから、サッカー選手になって欲しいと願いを込められ、ラモス瑠偉(FC岐阜監督)の「瑠偉」をもらった。それでも本人は野球一筋。高校野球が終わったら「1度行って、見てみたい」とナイジェリアを初めて訪ねる予定だ。
▽日本ハム今成スカウト「独特のバネがあって、肩とスピード、身体能力は一級品。走る格好は獲物を追い掛けるチーターやライオンのよう。頭が全然動かない、野性味あふれる走り」
■ 関東第一オコエ進化!プロ注目1番打者(デイリースポーツ) 15/6/21
組み合わせ抽選会が20日、都内で行われた。東東京では、プロ注目のオコエ瑠偉外野手を擁する関東第一が、3季ぶりの甲子園出場を目指す。スタンドから眺めるしかなかったあの甲子園の土を、必ず踏みしめてみせる。「あそこで、あれだけの人が見てる中で、自分のパフォーマンスを見せたい」。最後のチャンスとなる夏。オコエは大きく進化して迎える。 全身がバネのような躍動感。3拍子そろったプレーに磨きがかかった。今春東京大会は4戦連続安打で、1番打者として強力打線をけん引。俊足強肩を生かした中堅守備もすごみを増した。冬場は硬かった体の柔軟性を高めることに注力。ストレッチの時間を倍以上にし、1日1回だった体幹トレには、暇さえあれば取り組んだ。そして、弱点だった内角球の克服にも成功。徹底したティー打撃で新たなスイングを身につけ「右手で押し込めるようになった。柔軟性が増して腰が回るようになった」。5月の練習試合では、内角を左翼場外に運び「もう苦じゃない」と自信をつけた。走るフォームも改善し、50メートル走は5秒96と0・2秒も縮めた。イチローの守備、坂本の打撃、鈴木尚の走塁など、プロの技術を盗もうと、動画サイトをむさぼるように見る研究家でもある。米沢貴光監督(39)も「もともと能力は高い。あとは最大限、努力できるか。冬場の成長があった」と認めた。「打撃がダメな時も、守りと足はスランプはない。チームに貢献することを考えてプレーしたい」。あこがれの舞台に立つために、オコエは持てる全てを出し尽くす。
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
14秋: 5 .417 24 10 4 1 0 1 2 1 1 .440 .667
■ 関東第一8強、ドラフト候補オコエ1発含む3安打(日刊スポーツ) 15/4/12
関東第一のドラフト候補で、ナイジェリア人の父を持つオコエ瑠偉外野手(3年)が、1本塁打含む3安打1打点1盗塁の活躍でチームを8強進出に導いた。1番中堅で先発出場。第1打席は遊飛に倒れたが、第2打席で1死走者なしから内角直球をレフトスタンドへ運んだ。第3打席は右前打。第4打席では50メートルを6秒0の俊足を生かして左中間三塁打を放った。サイクルヒットのかかった第5打席は四球。「内角の球を、うまく体を使ってホームランにできた」と笑顔で振り返った。試合は2回表までに2点を先制されたが、2回裏に9番竹井丈人投手(2年)の3ランで逆転。その後は4回と7回に2点ずつを加え、勝利した。
■ プロ注オコエ 猛打賞で16強(スポーツ報知) 15/4/8
ナイジェリア人の父を持つ今秋ドラフト候補のオコエ瑠偉外野手が、「1番・中堅」で3安打2盗塁をマークし、16強入りに導いた。「センター方向を意識した」と8回に右中間二塁打。50メートル6秒0、高校通算17発の俊足好打に加え、中堅の守備では配球によって大きく位置取りを変える工夫を示した。日米12球団のスカウトが視察し、巨人・山下スカウト部長は「身体能力が高くて、おもしろい素材」と期待を込めた。
■ 関東第一・オコエ3安打(日刊スポーツ) 15/3/9
ナイジェリア人の父を持つ、プロ注目のオコエ瑠偉外野手が3安打1打点1盗塁と活躍した。千葉・白井市のグラウンドで行われた日大藤沢戦に「1番中堅」で先発出場。2回の左越え適時二塁打を含む3安打を放ち、日米4球団スカウトの前で存在感を見せた。現在、183センチ、88キロで「走る量を増やし筋肉がついてきました」と昨夏から約6キロ増に成功。試合は7回降雨コールドながら10-2で勝利した。
■ 関東第一・オコエ 無限の可能性(デイリースポーツ) 14/11/12
躍動感たっぷりにフィールドを疾走する姿には、自然と目を奪われる。強豪・関東第一で、攻守ともにチームの軸といえるのがオコエだ。手足が長く、スラリとした183センチ、82キロの体格。ナイジェリア出身の父を持つハーフは、底知れない可能性を秘めている。今春センバツ後にベンチ入りを果たし、レギュラーに定着。4強入りした今夏の東東京大会は「1番・中堅」で5試合に出場し、22打数12安打、1本塁打。5割超の打率を残した。3番に座った今秋東京大会でも、フォームを崩して苦しみながら5戦連続安打。準決勝で二松学舎大付に敗れたものの、甲子園でも好投した左腕・大江から一時は勝ち越しとなる適時打を放った。そして、プロのスカウト陣から高く買われているのはスピードと守備だ。50メートル走6秒2は突出した数字ではないが、加速のついたベースランニングで二塁打、三塁打を量産。快足を生かした守備範囲の広さは「捕れるかな?という左中間、右中間への打球にほとんど追いつく」と、スカウトも舌を巻き、「肩もハーフの選手特有の強さがある」と評価する。打撃は「まだまだ直すところがある」と粗削りながら「2年生だし、ひと冬越えてみないと」と、成長に期待する声が上がった。高校通算15本塁打は、夏の大会後に9本を上積みしたもの。伸びしろは十分にある。オコエの将来の夢は「もちろんプロ」。守備は糸井(オリックス)、打撃は同じ右打者の坂本(巨人)、陽岱鋼(日本ハム)を理想に掲げる。センバツ出場は厳しくなったが「やらなきゃいけないことはわかっている。目標を明確にして練習したい」と、内角攻めにも崩されない、安定した打撃フォームの確立を課題に挙げた。
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
14夏予: 5 .545 22 12 4 1 1 5 1 0 1 .545 .955
打力アップ次第では今後注目されそうですね。一塁到達タイムは報知高校野球によると4秒2とのこと。
今夏の試合では外角球を引っ掛けた三塁ゴロで3.9秒台がありました。
■ オコエ瑠偉が3安打3打点の活躍/東東京(日刊スポーツ) 14/7/15
ナイジェリア人の父を持つ関東第一・オコエ瑠偉外野手(2年)が、特大2ランを含む3安打3打点と大暴れした。全身バネのような肉体から、衝撃の1発が飛び出したのは2回だ。無死二塁、内角直球を振り抜き、弾丸ライナーで左中間スタンドにたたき込んだ。「当たった瞬間に行ったと思いました」と、不敵に笑った。50メートル走6秒2の俊足で、走攻守そろう超攻撃型の1番打者として、関東第一を大勝に導いた。父はナイジェリア人。「サッカーをやってほしかったと思います」と、名前の「瑠偉」は、当時Jリーグで大活躍していたラモス氏(現FC岐阜監督)からもらった。だが小1で野球に出会うと、以来野球一筋。悲しませてしまった父の名前は「長いから分からないんです。多分、ボニー…」と苦笑い。母早苗さん(43)に確認すると「合ってます…」と困り顔だった。春夏連続の甲子園を目指す夏初戦。第1打席は左前打、第3打席は適時二塁打を放ち、3安打3打点と大活躍した。今春センバツはベンチ外で、アルプススタンドで応援。「自分もここに行きたいと思いました」。悔しさを胸に結果を出し、今春の東京大会から1番を勝ち取った。米沢貴光監督(38)は「足の速さと長打力がある。思い切りのよさを買って1番にしてます」と評価する。
プロフィール
東京都東村山市生まれ。オコエ 瑠偉(おこえ・るい)外野手。
小学1年から捕手として野球を始め、6年時にジャイアンツジュニアチーム入り。
東村山六中時代は東村山シニアに所属していた。
関東一では2年春選抜後から中堅手でレギュラー。
1番・センターとして関東大会全試合に出場し、準々決で右翼線2塁打、二・三盗を記録する。
2年夏予選で6長打(二4、三1、本1)、打率.545(22打数12安打)点5をマーク。
初戦3回戦・東京成徳大高戦で左中間スタンドにライナーで叩き込む第6号の2ランを放った。
堀越戦で4安打(左安、右安、左中間2塁打、左越え3塁打)の大暴れを披露。
3番に回った同年秋の都大会でも、5試合連続安打、5長打(二4、三1)の好結果を残した。
3年夏に先頭打者として打率.440本1点6盗6の大活躍で西東京優勝を達成。
決勝戦でセンター正面への打球を二塁打にする圧巻の走塁(到達7.62秒)を披露している。
続く甲子園初戦の第1打席で一塁強襲二塁打(7.78秒)を放つ衝撃デビュー。
勢い止まらず3回裏にも外高め直球を右中間に弾き返す三塁打(10.85秒)を2本記録した。
守備では悪送球を犯しながらも三塁・本塁返球で遠投120mの肩をアピール。
3回戦1回二死満塁のピンチで左中間後方の大飛球をギリギリで捕球する超美技を見せた。
準々決9回2死から苦手の内寄り低め直球をレフトに放り込む勝ち越し2ラン。
敗れた準決勝でも吉田凌の内寄り直球をレフトに弾き返す安打(外スラで2K)を放っている。
大会後はU18日本代表の1番、または6番・センターとしてW杯準優勝を経験。
中堅から右方向にはじき返す打撃で8試合33打数12安打(左3、中5、右4)の実績を残した。
一次ラウンド・米国戦で一塁へのタイムリー内野安打(到達4.28秒)など2安打。
相手のミスを逃さず捕手のタッチをかわす見事なスライディングで3点目のホームを踏んでいる。
SR初戦・カナダ戦で投手のグラブを弾いて右前に抜ける二塁打(到達8.01秒)。
守っては決勝・米国戦1回のピンチでセンター右へのライナーを反応良く捕球する好守を見せた。
当時のチームメイトとして五十嵐滉希、伊藤雅人ら。
183cm86kg、手足の長いアスリート系の中堅手。
高校通算37本塁打、長打力のある右打者。思い切りがよく積極的なバッティングが持ち味。
加速力ある走塁で二、三塁打をマークする。一塁を回ってからが更に速い。
当初は引っ張り中心。最終学年になってセンターから右方向を意識した打撃を見せた。
インサイドを不得手とするなど走攻守の三拍子がそろう中では打撃が課題。
3年夏の大会でもインコースを攻められたが、狙い打ちで見事仕留める場面も見られた。
スカウトから大絶賛され、観衆を魅了した積極果敢な守備・走塁が売り物。
運動能力に加え、打球予測に長け、トップクラスの広い守備範囲を誇る。視力2.0以上。
スローイング精度にバラツキが残るが、遠投120mを記録する強肩の持ち主。
一塁に4.2秒前後から4.2秒台、二塁に7.6秒台、三塁に10.8秒台で到達する。50m5秒96。
ナイジェリア人の父親と日本人の母親を持つハーフ。
スカウトコメント
東北楽天・後関昌彦スカウト|15/10/22
「まずは1位指名が決まって、担当スカウトとしてはホッとしております。まず彼の最大の特長は抜群の身体能力。走力、守備範囲の広さ、バッティングに関してもパンチ力がありますし、スケールの大きい選手に成長してくれると期待しております。若干違うタイプかもしれませんが、ソフトバンクの柳田選手を超えるような選手になれる器ではないかと。そうなるまでは大変だとは思いますが、それくらいの選手だと思います」
阪神・畑山俊二スカウト|15/9/4
「投手強襲二塁打をメモに記したのは初めて。走塁で流れを変えられる選手はそういない」
中日・米村スカウト|15/9/4
「いつも通り積極的な様子が見られた。打撃も木製バットにだいぶ対応できてきている」
阪神・佐野統括スカウト|15/8/30
「足と肩は甲子園の時から素晴らしい。打撃も見るたびに成長している」
DeNA・高田GM|15/8/30
「体が大きくて足が速い選手はなかなかいない。魅力がある」
ロッテ・松本編成統括|15/8/30
「積極性プラス状況判断ができる。高度なテクニック。実戦向き」
ダイヤモンドバックス・林環太平洋統括部長|15/8/30
「積極性がすごい。身体能力は向こう(米国)の選手に負けない」
中日・中田スカウト部長|15/8/29
「身体能力とスピードは言うことない」
「やっぱり華がある。バットのヘッドスピードが違うので強い打球を打てる」
「身体能力とスピード、パワーはこういう大会でこそ栄える」
阪神・平塚スカウト|15/8/17
「プロでも捕れるか分からない。現時点で新庄クラス。守備はトップレベル」
「今のプロ野球選手でもなかなかできない。新庄やイチローより上じゃないかな。メジャー級だよ。少し前に守っていたけど、足に自信があるからこそ」
巨人・山下哲治スカウト部長|15/8/13
「身体能力、判断力は素晴らしい。全力プレーで、体から野球が好きな気持ちがあふれている。地方大会での評価はBだったが、今大会でAに上がった」
オリックス・加藤康幸球団副部長兼編成部長|15/8/13
「秋山幸二になれる。3割30本30盗塁はできるようになる」
巨人・堤辰佳GM|15/8/12
「プレーに対するアグレッシブさがある。野球選手として必要なものを兼ね備えている選手だと思いました。練習に裏付けされているからできること。大舞台で能力を発揮するのは素晴らしい」
「アグレッシブな姿勢が非常に素晴らしい。野球選手に必要なものを備えている。1打席目の走塁の判断も素晴らしかった」
広島・苑田スカウト統括部長|15/8/12
「1球1球、守備位置も動いている。いい選手は常に先を狙っているが、それができている。春からここまで野球がうまくなる選手は珍しい」
阪神・平塚スカウト|15/8/12
「広い甲子園で栄える選手。新庄以上だよ。新庄は内野安打で二塁まで走れない。走塁センスもある。間違いなく1位で消える」
「まるで飛んでいるよう。甲子園で栄えると思っていたら、やっぱり栄えたね。どこの球団でも欲しいでしょう」
中日・中田宗男スカウト部長|15/8/12
「大舞台でも抜群のスピード、瞬発力を見せてくれた。プロの中でもトップクラスの速さ。甘い球を確実に捉えられる能力もある。今年のドラフト候補の中で外野手として素材はNO・1.3位までに確実に消えるでしょう」
「抜群のスピード、瞬発力だ。プロの高いレベルでやって技術をつければすごい選手になる。日本ハム・陽岱鋼の高校時代も身体能力がすごかったが、彼に似て育てがいのある選手」
「抜群の瞬発力と、スピードに身体能力の高さを感じる。トップクラスの選手になる可能性があるね。(ドラフト)上位候補は間違いない」
「瞬発力は抜群。プロではもっと的確なプレーを求められるが、何かしてくれる期待感がある。高校生の外野手ではトップクラス」
ヤクルト・小川淳司シニアディレクター|15/8/12
「足と肩に加えて、いいバッティングをしている。さらに評価が上がる」
「甲子園のようなところで本能のまま、投げる(送球)、打つ感じがいい。右の外野手でこれだけ三拍子そろった高校生はいない」
ヤクルト・鳥原チーフスカウト|15/8/12
「守りと足、肩はプロの1軍レベル。もちろん上位候補です」
DeNA・吉田孝司スカウト部長兼GM補佐|15/8/12
「打撃のタイミングの取り方がよくなっている。春までは(ドラフト)下位の方でと思っていたが、上位(指名)でないと(獲得は)無理だろう」
「体が大きくなって、スイングも速くなっている。あまり見ないタイプ。どこまで伸びるか楽しみ」
「春は(左方向に)引っぱり気味だったが、広角に打てるようになった。体も強くなったし、短期間で成長している。右打ちで3拍子そろっているのがいい」
「あの大きなストライドで走る姿は、昔の長嶋さんのようだ」
ロッテ・松本編成統括|15/8/12
「身体能力があって、お客さんをこれだけ沸かせるスター性もあるのは新庄みたい。球団によっては1位指名もあるのでは。二ゴロを打った時の一塁到達は3.98秒。プロでも右打者で4秒を切る選手はそういない。足はもうプロレベル」
「一番は走攻守すべてに積極性があること。冷静さもある。足と肩はプロでもトップレベル」
「攻走守の三拍子がいいのはわかっていた。春よりも落ち着いて、自信をつけてプレーしていた」
ロッテ・諸積スカウト|15/8/12
「ストライドが長い。ヒョウみたい」
日本ハム・山田アマスカウト顧問|15/8/12
「こういうところでアピールできる。スター性がある。アピールしようという気迫がすごい。久しぶりにそういう選手を見た」
「高校時代の陽岱鋼より積極性がある。可能性は無限」
日本ハム・今成泰章スカウト|15/8/12
「走る姿は獲物を追うチーターやヒョウ、猛獣のよう。足はプロでもトップクラス。新庄のようなタイプ。バッティングが良くなった」
「右方向に打つことを覚えて、バットが内側から出るようになった。新庄(剛志=元日本ハム)みたい。とんでもない人気になるのでは」
日本ハム・大渕スカウトディレクター|15/8/12
「躍動感、スピード、パワーがあり、ここまで観客を大いに楽しませる選手はいない」
オリックス・加藤編成部長|15/8/12
「間違いなく1位で消えるでしょう」
オリックス・中川隆治スカウト|15/8/12
「アグレッシブな走りだった。野手ではトップクラス」
ソフトバンク・小川編成育成部長|15/8/12
「強肩、俊足は1ランク上。マネできない」
ソフトバンク・宮田善久スカウト|15/8/12
「打球の速さはすごい。(走塁では)一塁を回ってからの加速も速い。肩も強い。この夏で一気に評価が上がった選手の1人」
「身体能力は今年の高校生でNo.1」
楽天・立花球団社長|15/8/12
「一塁強襲の二塁打なんて見たことがない。ファンを自分のものにしてしまう。拍手が沸き起こっていた。スターの素質を持っていますね」
「大舞台であれだけ打てるのは“持っている”証拠。ストライドの大きい走りは、猛獣みたい。(ドラフト)上位で消えるでしょう」
楽天・長島スカウト部長|15/8/12
「見ていて楽しくなる。フェンス際から二塁への送球はソフトバンクの柳田のよう。1軍デビューも早いのでは」
「全身がバネのよう。上位で消えるだろうね」
ブレーブス・大屋スカウト|15/8/12
「(将来)NPBでベストナインに選ばれるよ。うちはドミニカ人とかラテン系の選手が17歳でいっぱい入ってくるけど、それに比べてもハイスペック。向こうにいたら獲り合いになるよ。日本でも1位でいかないとダメじゃないか」
巨人・山下スカウト部長|15/7/28
「あんなプレーは初めて見た。視察は4回目だが、見るたびに評価が上がる。右中間、左中間じゃなくて、普通のセンター前だから。(巨人)長野より速い」
「スカウト歴38年で、あんなの初めて見た。2巡目には確実に消える」
「全身がバネ。高校生野手でNo・1」
プロスカウト|15/7/28
「(西武)秋山、(ソフトバンク)柳田クラス」
ソフトバンク・山本スカウト|15/7/28
「中前への単打を二塁打にして、(守備で)いい返球もあった。衝撃的でしたね。ポテンシャルが高い。甲子園でさらに成長する姿を見たい」
巨人・吉武スカウト|15/7/24
「打撃に強引さがなくなったし、足と肩もある。外野手では、大学生も含めて能力がいちばん高い」
DeNA・武居スカウト|15/7/19
「ウチにいないタイプだし、今後も全部の試合を見るつもり。日本ハムの陽岱鋼になれる素質はある」
ロッテ・永野チーフスカウト|15/7/19
「素晴らしい。体が柔らかくて、足がある。スローイングもいい」
日本ハム・山田スカウト顧問|15/7/16
「身体能力の高い1番打者として、育ってほしい素材。体が横に大きくなっていけば3、4、5番を打てるように化けるかもしれない」
楽天・後関スカウト|15/7/16
「ウチの(D4位)フェルナンドはパワーで勝負だけど、オコエはスピードと守りから(勝負)できますね」
西武・渡辺SD|15/7/16
「潜在能力が高い。将来性もある」
西武・鈴木葉留彦球団本部長|15/7/16
「三拍子そろっていて、右の秋山になれる力を持っている。(ドラフトの)上位に来ると思う」
ヤクルト・鳥原チーフスカウト|15/7/16
「プロで通用する肩とスピード。高校生の外野手でトップレベル。打撃はこれからよくなるでしょう」
ドジャース・大慈弥スカウト|15/7/16
「素材はすごい。身体能力が高く、アスリートとして魅力。次回も見たい」
日本ハム・今成スカウト|15/7/1
「独特のバネがあって、肩とスピード、身体能力は一級品。走る格好は獲物を追い掛けるチーターやライオンのよう。頭が全然動かない、野性味あふれる走り」
広島・苑田聡彦スカウト部長|15/6/16
「秋から急成長中の選手です。走塁はスタートもいいし、常に相手のスキを見つけて次の塁を狙っている。『野球を知っているな』という印象です。クッションボールの処理を見る限り、内野もやろうと思えばできるのでは?」
巨人・山下スカウト部長|15/4/8
「身体能力が高くて、おもしろい素材」
プロスカウト|14/11/12
「捕れるかな?という左中間、右中間への打球にほとんど追いつく。肩もハーフの選手特有の強さがある」
「(打撃は)まだまだ直すところがある。2年生だし、ひと冬越えてみないと」
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ハズレ1位とか言ってると取れないでしょう(笑)。
1順目で投手取るのか野手取るのかで揉めそう。
パに行っていい選手に育ってほしい。
森本稀哲みたいな選手になったら面白そうですね!
キャラクター性・話題性・意外性・観客を魅了できる桁外れの身体能力と思い切ったプレーなどこれでもかとスター性に溢れた選手です
プロで大成して日本の野球界を盛り上げて欲しいですね
陽が近いけど柳田みたいにならないだろうか
スター性がすごい