- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 尾形 樹人(仙台育英) (04/02)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (04/02)
- 佐々木 麟太郎(花巻東) (04/02)
- 武内 夏暉(国学院大) (04/02)
- 上田 大河(大阪商業大) (04/02)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (04/02)
- 山田 脩也(仙台育英) (04/02)
- 仁田 陽翔(仙台育英) (04/01)
- 2023年侍ジャパンU18日本代表/1次候補選手 (04/01)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (04/01)
- 2023年首都大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 木島 直哉(武蔵大) (04/01)
- 武田 桜雅(甲南大) (04/01)
- 小川 哲平(作新学院) (04/01)
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (04/01)
- 山北 一颯(東邦) (04/01)
- 大室 亮満(高松商) (04/01)
- 2023年阪神大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 2023年北東北大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 楠本 晴紀(関西国際大) (04/01)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
角度ある直球とスライダー、カーブ。甲子園で144㌔計測、青森山田相手に1対0完封勝利を挙げた。
2016年オリックス6位(契約金3000万円、年俸500万円)
動 画
投手成績
■ 甲子園成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責15夏: 1 2 0 4 0 0 144㌔ 花 巻 東
16春: 2 18 13 16 3 2
先 9 4 9 2 0 143㌔ 青森山田 ○封
先 9 9 7 1 2 144㌔ 海 星 ●
通算: 3 20 13 20 3 2 防0.90
被安打率5.85 奪三振率9.00 四死球率1.35
最新記事
■ オリックス ドラ6山崎颯”北陸のダル”は西もつけた「63」継承(デイリースポーツ) 16/12/11
オリックスは10日、ドラフト6位で指名した敦賀気比の山崎颯一郎投手と契約金3000万円、年俸500万円で合意した(金額は推定)。背番号は「63」に決まった。各球団が入団発表を行う中、最後の仮契約となった。「まだ実感はありませんが、これからプロとしてしっかりと自覚を持っていきたいと思います。今は走り込みを中心に体作りをしています。入団後もしっかりと体を作り、1日も早く1軍のマウンドに立つことが目標です。西選手もつけていた63という番号を頂いたので、自分も西選手のようにステップアップできるようにがんばります」。山崎颯は189センチの長身からMAX145キロを投げ降ろす本格派で、“北陸のダルビッシュ”の異名を持つ。3年春のセンバツの青森山田戦で完封勝利を挙げた。高い将来性を評価された。
16夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
2回戦:坂井高 先 15 12 11 7 4 142㌔
■ スカウト訪問で山崎颯一郎が決意 「球界を代表するエースに」(福井新聞) 16/10/26
ドラフト会議でオリックスから6位で指名を受けた敦賀気比高の山崎颯一郎投手は25日、同校でスカウトから指名あいさつを受けた。山崎は「必ず球界を代表するエースになるのでよろしくお願いします」と決意を示した。オリックスの中川隆治スカウトグループ長と由田慎太郎スカウトが訪問。山崎は同校野球部の東哲平監督らと同席した。山崎が1年の時から見てきたという由田スカウトは「着実に成長してくれた。将来性は『高校BIG4』の選手たちにひけをとらない」と評価した。山崎は「しっかり練習して、こいつが投げたら負けないやろなとチームメートから信頼される投手になりたい」と力強く語った。また、ドラフト会議の入場証とバッジを受け取り、笑顔もみせた。
由田スカウトは「今後の大きな飛躍は間違いない。チームのエース、球界を代表するピッチャーになれる素質はある」と激励しました。(NHK NEWS WEB)
■ 静岡・鈴木外野手 最上級評価(中日スポーツ) 16/10/12
中部地区の高校生で最上位の評価を受けているのが静岡高の外野手、鈴木だ。敦賀気比の145キロ右腕・山崎は10球団から調査書の提出を求められている。夏から身長が1センチ伸びて189センチに。夏以降に練習を視察したスカウト陣の評価も上々だ。
過去記事
■ 敦賀気比、初戦敗退!5季連続甲子園ならず(スポーツ報知) 16/7/19
ドラフト候補右腕・山崎颯一郎が延長15回2死二塁、一塁ベースに当たる不運な決勝打を許し、5季連続の甲子園出場を逃した。2―2の延長15回、味方のエラーで招いた2死二塁のピンチ。打ち取ったかにみえた一塁線への打球は、ベースに当たり右翼ファウルゾーンへ抜けていった。記録は右翼線への適時二塁打。なおも2死二塁で右前適時打を浴び、この回2失点。「何も覚えてない。気がついたら涙が出ていた」。208球の熱投も報われなかった。自身初の15回を投げ、12安打11三振。中盤までは三振を奪うたびに雄たけびを上げたが、延長に入るとその力もないほどに消耗。昨年のセンバツ覇者が、23年ぶりとなる初戦敗退で5季連続の甲子園出場を逃した。東哲平監督は「背番号1をつける投手なので最後まで、と。きょうは本当に投手を責められない」。山崎は5月にじんましんを発症。微熱も出て、母・節子さんに連れられ病院へ駆け込んだが、原因不明。処方された薬を塗るしかなかった。体重は減り調子も崩したが、何とか夏に間に合わせていた。それでも自己最速へあと2キロに迫る142キロを計測した右腕に、ヤクルト・鳥原チーフスカウトは「素材はいい。将来を考えると獲っておくべき選手」と高評価は揺るがなかった。颯一郎の名には「人生で立ち止まらず颯爽(さっそう)と駆け抜けるように」という母の思いが込められている。「次のステップに向けて練習をしていくだけ。とにかく勝てる、頼りになる投手になりたい」。最後の夏に流した汗と涙は、成長の糧となるに違いない。
視察に訪れた3球団のスカウトはいずれも将来性を高評価した。担当の中西スカウトとともにチェックしたヤクルト・鳥原チーフスカウトは「いい角度から放る。将来を考えれば取っておきたい選手。鍛えればプロで先発ができる」とコメント。またオリックス・由田スカウトは「少しずつ成長している。バランスがいいし、角度という武器がある」、ロッテ・小林スカウトは「春より良くなっている。力強さと躍動感が出てきた」と指摘した。(中日スポーツ)
■ 敦賀気比の山崎5四死球7失点(中日スポーツ) 16/6/6
2日連続で先発した敦賀気比のプロ注目右腕・山崎は6イニングで8安打5四死球7失点と大きく乱れた。4日の初戦・北越戦はスライダーを織り交ぜて1失点完投したが、この日は直球をとらえられた。山崎は「ストレートに力がなかった。スタミナ切れですかね。実力不足です」とさばさばした様子で振り返った。
16春北信越 回数 被安 奪三 四死 自責
1回戦:北越高 先 9 7 8 0 1 143㌔
2回戦:星稜高 先 6 8 4 5 7
15 15 12 5 8 防4.80
被安打率9.00 奪三振率7.20 四死球率3.00
■ 敦賀気比・山崎 さらに進化(中日スポーツ) 16/6/5
春季高校野球北信越大会が開幕した。敦賀気比は188センチ右腕、山崎颯一郎投手が1失点完投し、北越に6-1で快勝。跳ね上がるようなフィニッシュで試合を締めくくった。全12球団スカウトの前で、7安打1失点8奪三振で完投。有力なドラフト候補が片りんを見せつけた。今春のセンバツ後に習得した曲がり幅の大きいスライダーを多投。打たれた7安打の多くはそのスライダーだったが、腕を振れるようになった終盤は低めに制球できた。これまでは長身を生かしたカーブが武器だった。だが球速が出ない分、走者がいると投げにくいなどの欠点もあった。東哲平監督と話し合い、夏を見据えて取り組んだのがスライダーだった。これまでもカットボールのような変化の小さいスライダーは投げていた。だが三振を狙う決め球にはならなかった。直球も今春の練習試合で自己最速を1キロ更新する145キロをマーク。この日もDeNAのスピードガンで143キロを計測した。中日・中田スカウト部長は「指に掛かったストレートは打てない。高校生ではトップクラス」と評価。広島・高山スカウトも「下半身が安定してきた。将来性を高く買っている」とうなずいた。
▽阪神・熊野スカウト「下半身が安定してきた。フォームはいい。潜在能力はあるので、スピードにもこだわってほしい」
■ 敦賀気比、春連覇ならず 山崎がっくり(デイリースポーツ) 16/3/27
敦賀気比のエース・山崎颯一郎投手は、9安打されながら2失点で完投したが、勝利は手にできなかった。春連覇を逃し「まだまだです。(頂点は)遠く感じた」とがっくりだった。初回1死一塁から、味方の失策で一、二塁に。立ち上がりのピンチに左越え二塁打を打たれ、先制点を許した。五回には連打で追加点。「初回は焦っていた。コースをついていれば、流れは変わったかも。安打を続けられることも多かった」と勝負どころの失点を悔やんだ。直球は144キロをマークしたが「140キロを出す投手はいくらでもいる」と首を横に振った。「僕くらいではドラフトにかからない。もっとキレ、球威を増して、フィールディングや打撃も磨かないと。流れを持ってこられるような投手になりたい。(昨年のエースで現日本ハムの)平沼さんのすごさが分かった」とため息をついた。
■ 敦賀気比が春連覇へ発進!山崎が初完封(デイリースポーツ) 16/3/26
敦賀気比のエース・山崎颯一郎投手が青森山田を完封し、史上3校目の春連覇へ好発進した。頼りなさは消えていた。昨秋の神宮で独り相撲から悔し涙を流した姿はもう、なかった。立ち上がりから最速143キロの直球に、“魔球”をミックスして青森山田打線をほんろう。落差の大きいカーブが持ち味だったものの「自分でも曲がるか落ちるか分からない」というスライダーで凡打の山、空振りの山を築いた。9奪三振に内野ゴロのアウトは12個。普段は厳しく接し、褒めない東哲平監督(35)も「あんな投球、初めて見ました」と称賛を惜しまなかった。1年秋、練習試合で開始時間を知らずアップ無しでマウンドに上がった。結果は初回に8失点し、指揮官からカミナリを落とされた。それでも「何を言っても響かなかった」という天然キャラが突如、聖地で遂げた変貌。巨人・山下スカウト部長に「タイプは藤浪。大化けする可能性がある」と言わしめた山崎が、連覇の原動力になる。
▼日本ハム・山田スカウト顧問「体が大きい割にバランスがいい。体力がつけば、もっとボールも速くなる」
「一番いいのはバランス。癖がなく、しなやかさがあるのがいい。同じ右腕でも藤嶋(東邦)や高田(創志学園)にないものを持っている」と中日・中田スカウト部長。「体も大きくなっている。ことしの高校生ではトップクラス」と評価した。
▼巨人・山下スカウト部長「大化けしそう。長身で角度がある。体ができれば、もっとよくなる。タイプとしては藤浪(阪神)」
▼DeNA・吉田スカウト部長「体が大きくなってバランスが崩れているが、この体格にフォームがあえば、もっとスピードが出る」
▼楽天・長島スカウト部長「体が大きいわりに身のこなしもいい。しなやかさもある。ポテンシャルの高さは高校生でトップレベル」
▼アストロズ・大慈弥スカウト「指先の感覚がすばらしく、いわゆるスラーブではなく、彼はメジャー選手が投げるような本物のスライダーを投げている」(中日スポーツ)
この日の最速は、自己ベストに並ぶ144キロ。視察した巨人・山下スカウト部長は「3、4年後に大化けするかもしれない」と将来性に期待を込め、日本ハム・大渕スカウトディレクターも「今大会の右投手で潜在能力はNO1」と高く評価した。(スポーツ報知)
▼広島・田村スカウト「長身で手足が長く、真上から投げ下ろすストレートに切れと角度がある。粗削りで、まだ完成度は高くないが、のびしろは大きい」
▼オリックス・内匠スカウト「スライダーやカーブもよかったし、立派な投球だったと思う。これから夏にかけてどれだけ伸びるかですね」(SANSPO)
山崎は昨秋の公式戦で、33打席無安打の打率0割を記録(24打数無安打1四死球8犠打飛)。この試合の3打席を加えると、新チーム結成後の公式戦で36打席無安打となり「やばいっすね」と苦笑い。中学時代に所属した石川・加賀ボーイズでは「パワーはあったので」と5番を打っていた。(日刊スポーツ)
■ 敦賀気比・山崎颯一郎 決意の春!150キロ出し人生変える(西日本スポーツ) 16/3/3
敦賀気比の144キロ右腕・山崎颯一郎投手は悲壮な決意で春を迎える。「球速にしろ、技術にしろ、選手は冬にしか伸びない。この冬はレベルアップする最後の機会。だから、人生を変えるつもりで練習した。この春で生まれ変わりたい」石川・加賀ボーイズに所属した中学時代に日本代表に選ばれ、世界大会に出場。188センチの大型右腕として、高校入学時から注目を集めてきた。だが、ここまでは自身が納得できるような成長曲線を描いていない。1学年上のエース・平沼の陰に隠れ、優勝した昨年のセンバツでは登板機会がなかった。背番号1を付けた昨秋は県、北信越を制したが、迎えた明治神宮大会決勝・高松商戦。3-0の8回に内野安打をきっかけに突然乱れ、バント処理をもたつくなどして8回からの2イニングで計8失点。精神面のもろさを露呈した。「あの試合はいつものダメな部分が出た。今の僕は身長やスケールで注目されているだけ。結果ではない。」。自覚はある。「僕のベストピッチ」と振り返る昨夏の甲子園・花巻東戦。初登板だったリリーフのマウンドで無我夢中で腕を振った。2イニングを4奪三振でピシャリ。直球は自己最速の144キロをマークした。「映像を見たら、表示が違った。『あんな顔、初めて見た』と親からも言われた」と山崎。中日・中田スカウト部長は「投手らしい投手。球の切れがあるし、馬力もある」と評価。担当の中日・中原スカウトも「超が付く本格派だけに期待は大きい」と認める。
15秋 回数 被安 奪三 四死 失点
福 井1回戦:丹 生 先 9 2 10 0 0封
準々決:武生商業 先 6 1 8 0 0封
準決勝:福井商業 先 9 6 7 1 2
北信越1回戦:学館新潟 先 7 2 3 3 0
準々決:富山商業 先 7 3 5 1 1
準決勝:佐久長聖 先 9 9 6 1 3
決 勝:工大福井 先 9 8 4 5 1
神 宮2回戦:創志学園 先 9 4 11 2 1 140㌔
準決勝:青森山田 1.2 1 3 2 1 139㌔
決 勝:高松商業 先 9 13 9 3 8 139㌔
75.2 49 66 18 17 防2.02(失点から計算)
被安打率5.83 奪三振率7.85 四死球率2.14
■ 敦賀気比、山崎突然の乱調で逆転負け(デイリースポーツ) 15/11/17
敦賀気比は終盤にエース・山崎颯一郎投手(2年)が高松商打線に捕まり、ミスも重なって逆転負け。敦賀気比は序盤から主導権を握って優位に試合を進めていた。だが3点リードの八回、エースが突然変調をきたした。2本の内野安打と四球で無死満塁のピンチを招くと、暴投で1点を与え、米麦に同点となる2点適時打を許した。決壊はこれで止まらず、さらに2者連続適時打を浴びて5失点。九回にはバント処理のミスからピンチを広げ、3点を追加された。試合後、東監督はベンチ前で涙を流す山崎に「何で泣いてるんだ?」と聞いた。返ってきた答えは「打たれて悔しいです」-。崩れてしまったエースの責任感について東監督は「これまでは楽なところで投げていたけど、1番を背負って、エースの責任感と言いますか。ここでどう変われるかが大事。投げるだけじゃなく、やることをしっかりやらないと。まだエースとしての力はない」と言う。
■ 敦賀気比4強、山崎11K1失点完投(デイリースポーツ) 15/11/15
大学、高校の1回戦と準々決勝が行われ、高校の部で来秋ドラフト候補・敦賀気比の山崎颯一郎投手(2年)が創志学園から11三振を奪って1失点完投。16年ぶりの4強進出を果たした。188センチの長身から投げ降ろすカーブは威力抜群だった。打者のタイミングを外すだけでなく、次々と空振りを奪っていった。「変化球が低めに集まったので、7、8割で直球を投げられた」と敦賀気比・山崎。恵まれた体格だけでなく、変化球を投じるセンスにも秀でている。直球の最速を140キロに抑えつつ、丁寧に低めを突いた。クリーンヒットはわずかに1本。三回に適時内野安打で先取点を奪われたが、動じることなく9回を投げきった。ネット裏で見守った阪神・熊野スカウトは「スピードはそんなになかったけど、打者の手元できていた。変化球のコントロールもある。一冬越して体ができてくれば楽しみな存在」と評価した。
▽ソフトバンク宮田スカウト部長補佐「指にかかった時は素晴らしい球が来る。ひと冬越えて体が大きくなれば、もっと速くなる」
■ 敦賀気比敗戦も山崎颯一郎が収穫(福井新聞) 15/6/10
第132回北信越地区高校野球大会決勝。センバツ王者の敦賀気比は、佐久長聖に3-4で惜敗、北信越連覇を逃したが収穫もあった。中盤以降、先発の山崎颯一郎が佐久長聖打線を沈黙させた。東哲平監督は「初めて本気の投球を見た。負けたらダメだが収穫のある試合だった」と手応えを口にした。序盤は甘く入った変化球を痛打されるなど4失点。「流れを作るような投球をしてこい」。指揮官の言葉で五回から投球が一変した。五~九回まで被安打0、6奪三振で三者凡退に斬って取る完ぺきな投球。何度も攻撃へ流れを作った。
15春北信越 回数 被安 奪三 四死 自責
準決勝:中 越 先 7 5 8 1 0封
決 勝:佐久長聖 先 9 5 9 2 4
16 10 17 3 4 防2.25
被安打率5.63 奪三振率9.56 四死球率1.69
■ 188センチ右腕山崎 初聖地に興奮(スポーツ報知) 15/3/19
“北陸のダルビッシュ”こと、188センチの長身右腕・山崎颯一郎(2年)が甲子園初見参。「アドレナリンが出ますね」と笑った。昨夏4強を経験したエース平沼翔太(3年)に注目が集まるが、この背番号18も来秋のドラフト候補に挙がる逸材。8日の兵庫商との練習試合では6回をパーフェクト。10者連続を含む16三振。最速は140キロ。「思い切って投げたいです」と意気込んだ。
14秋神宮 回数 被安 奪三 四死 自責
英 明 2.2 4 4 2 1 ○ 136㌔
九州学院 先 6 5 2 3 3 ● 134㌔
8.2 9 6 5 4 防4.15
被安打率9.35 奪三振率6.23 四死球率5.19
試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率 被安率 奪三率 四死率
14秋: 6 22 22 19 12 6 2.45 9.00 7.77 4.91
プロフィール
石川県加賀市生まれ。山崎 颯一郎(やまざき・そういちろう)投手。
山代小4年時から軟式野球を始め、山代中時代は加賀ボーイズに所属。
日本代表として3年夏の世界大会に出場した。
敦賀気比では1年春から公式戦に出場。
肩痛により1年夏の甲子園をベンチ外で過ごし、同年秋に2番手として神宮8強入りを経験する。
6試合22回で19奪三振を記録した一方、12四死球10失点と不安定さを露呈。
神宮大会で最速136㌔を計測し、2試合(先発1)1勝1敗、計8.2回9安打8失点を記録した。
翌2年春先の練試・兵庫商戦で6回完全、10者連続を含む16奪三振をマーク。
初優勝を飾った春選抜を登板機会なく終え、春の北信越大会で7回8K完封勝利を挙げた。
同年夏の甲子園2回戦(3対8)で144㌔直球を武器に2回4K0封救援を披露。
主戦となった2年秋に10戦(8完投)75.2回17失点で県・北信越V、神宮準Vを達成している。
神宮大会2回戦で高田萌生に投げ勝ち、4安打11三振5対1完投勝ちを記録。
決勝でも7回無失点と好投したが、8.9回に9安打を打たれ、まさかの3対8逆転負けとなった。
翌3年春センバツは援護に恵まれず海星に9安打1対2完投負けで2回戦敗退。
青森山田高・堀岡隼人と投げ合った1回戦で、3安打5四死球1対0完封勝利を挙げている。
大会終了後に行われた練習試合で自己最速を1キロ更新する145㌔をマーク。
12球団集結の春北信越(6回7失点KOで2回戦敗退)初戦で1失点完投の好投を見せた。
3年夏の県大会は坂井高に15回12安打7四死球2対4完投負けで初戦敗退。
計208球を投げ抜く力投も及ばず、15回2死から2点を失い、裏の満塁チャンスを逸して敗れた。
1学年上に平沼翔太、同期に林中勇輝ら。
189cm80kg、手足の長い長身細身の本格派右腕。
ノーワインドアップから重心を下げ、インステップ気味に着地し、肘を使った腕の振りから投げ下ろす
最速145㌔、常時130㌔台中盤から140㌔前後ほどの角度の付いたストレートと、
110㌔前後から110㌔台の落差あるカーブ、130㌔前後で小さく曲がるカット気味のスライダー。
130㌔台で沈む真っ直ぐも持ち味の一つ。直球にカーブ、スライダーを織り交ぜる。
上半身主導だったフォームを良化し、球速(1年秋時点では130㌔台)、安定感アップを達成した。
フィールディングに不安を残す。ポテンシャルの高さが魅力。
スカウトコメント
オリックス・由田スカウト|16/10/26
「着実に成長してくれた。将来性は『高校BIG4』の選手たちにひけをとらない」
「今後の大きな飛躍は間違いない。チームのエース、球界を代表するピッチャーになれる素質はある」
オリックス・由田スカウト|16/7/19
「少しずつ成長している。バランスがいいし、角度という武器がある」
ロッテ・小林スカウト|16/7/19
「春より良くなっている。力強さと躍動感が出てきた」
ヤクルト・鳥原チーフスカウト|16/7/19
「いい角度から放る。将来を考えれば取っておきたい選手。鍛えればプロで先発ができる」
中日・中田宗男スカウト部長|16/6/16
「いいときと悪いときが両極端。体はまだできていないですが、将来すごいピッチャーになるのではという期待感を抱かせます。柔らかく、この体であれだけバランスよく投げられるのは一番の魅力。上積みが望めます」
巨人・山下哲治スカウト部長|16/6/16
「角度があって、スケールの大きな投手。現時点でも十分ドラフトにかかる力がありますが、こういう投手が大学に進学して4年後にドラフト1位になる…というケースがよくあります。化ける可能性を秘めています」
中日・中田スカウト部長|16/6/5
「指に掛かったストレートは打てない。高校生ではトップクラス」
広島・高山スカウト|16/6/5
「下半身が安定してきた。将来性を高く買っている」
阪神・熊野スカウト|16/6/5
「下半身が安定してきた。フォームはいい。潜在能力はあるので、スピードにもこだわってほしい」
中日・中田宗男スカウト部長|16/3/26
「今後次第では、いの一番(入札1位)や外れ1位もある」
ヤクルト・小川淳司シニアディレクター|16/3/26
「大会連覇へ完封勝ちした敦賀気比の右腕・山崎も見逃せない」
巨人・山下スカウト部長|16/3/26
「3、4年後に大化けするかもしれない」
「大化けしそう。長身で角度がある。体ができれば、もっとよくなる。タイプとしては藤浪(阪神)」
広島・田村スカウト|16/3/26
「長身で手足が長く、真上から投げ下ろすストレートに切れと角度がある。粗削りで、まだ完成度は高くないが、のびしろは大きい」
中日・中田スカウト部長|16/3/26
「一番いいのはバランス。癖がなく、しなやかさがあるのがいい。同じ右腕でも藤嶋(東邦)や高田(創志学園)にないものを持っている。体も大きくなっている。ことしの高校生ではトップクラス」
DeNA・吉田スカウト部長|16/3/26
「体が大きくなってバランスが崩れているが、この体格にフォームがあえば、もっとスピードが出る」
日本ハム・山田スカウト顧問|16/3/26
「体が大きい割にバランスがいい。体力がつけば、もっとボールも速くなる」
日本ハム・大渕スカウトディレクター|16/3/26
「今大会の右投手で潜在能力はNO1」
オリックス・内匠スカウト|16/3/26
「スライダーやカーブもよかったし、立派な投球だったと思う。これから夏にかけてどれだけ伸びるかですね」
楽天・長島スカウト部長|16/3/26
「体が大きいわりに身のこなしもいい。しなやかさもある。ポテンシャルの高さは高校生でトップレベル」
アストロズ・大慈弥スカウト|16/3/26
「指先の感覚がすばらしく、いわゆるスラーブではなく、彼はメジャー選手が投げるような本物のスライダーを投げている」
中日・中田スカウト部長|16/3/3
「投手らしい投手。球の切れがあるし、馬力もある」
中日・中原スカウト|16/3/3
「超が付く本格派だけに期待は大きい」
阪神・熊野スカウト|15/11/15
「スピードはそんなになかったけど、打者の手元できていた。変化球のコントロールもある。一冬越して体ができてくれば楽しみな存在」
ソフトバンク・宮田スカウト部長補佐|15/11/15
「指にかかった時は素晴らしい球が来る。ひと冬越えて体が大きくなれば、もっと速くなる」
日本ハム・山田スカウト顧問|15/8/25
「長身で質のいい球を投げる。来年の上位候補になるのは間違いない」
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