- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 越井 颯一郎(早稲田大) (05/28)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (05/28)
- 篠原 颯斗(日本体育大) (05/28)
- 杉原 望来(京都国際) (05/28)
- 隼瀬 一樹(筑波大) (05/28)
- 相馬 綾太(日本体育大) (05/28)
- 大塚 瑠晏(東海大) (05/28)
- 田邊 広大(日本体育大) (05/28)
- 日當 直喜(東海大菅生) (05/28)
- 北口 恭輔(東海大) (05/28)
- 成瀬 脩人(東海大) (05/28)
- 国本 航河(筑波大) (05/28)
- 高安 悠斗(桜美林大) (05/28)
- 小吹 悠人(日本体育大) (05/28)
- 求 航太郎(東海大) (05/28)
- 佐々木 麟太郎(花巻東) (05/27)
- 松本 大輝(智弁学園) (05/27)
- 南 恒誠(大阪桐蔭) (05/27)
- 田代 旭(筑波大) (05/27)
- 松永 陽登(筑波大) (05/27)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
最速152㌔直球とキレの良いスライダー。3年秋のリーグ戦で防0.56を記録、7戦16回を1失点に抑えた。
2020年千葉ロッテ1位
動 画
投手成績
■ 大学時代成績
試合 勝敗 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率17春: 登板無し
17秋: 3 0勝0敗 6.1 9 8 5 5 7.11
18春: 登板無し
18秋: 登板無し
19春: 6 1勝2敗 21.2 31 21 8 15 6.23
19秋: 7 0勝0敗 16 10 13 5 1 0.56
20春: 4 1勝0敗 11.2 9 15 8 2 1.54(4位)
通算: 20 2勝2敗 55.2 59 57 26 23 3.72
被安打率9.54 奪三振率9.22 四死球率4.20
■ 甲子園成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責15春: 3 22.1 13 20 5 3
先 7 6 6 1 0 137㌔ 米 子 北 ○
先 7.1 1 11 1 0 140㌔ 今 治 西 ○
先 8 6 3 3 3 136㌔ 大阪桐蔭 ●
16春: 1 先 8 9 4 3 4 140㌔ 鹿児島実 ●
16夏: 4 27.1 30 14 9 8
先 7.1 6 6 0 0 139㌔ 近 江 ○
先 8 7 4 5 3 140㌔ 中 京 ○
先 9 13 0 2 3 141㌔ 履 正 社 ○
先 3 4 4 2 2 135㌔ 秀 岳 館 ●
通算: 8 57.2 52 38 17 15 防2.34
被安打率8.12 奪三振率5.93 四死球率2.65
投手成績詳細
■ 大学時代成績
17秋 回数 被安 奪三 四死 自責東京大 3.1 4 6 3 3 140㌔
立教大 2 3 2 0 0 137㌔
1 2 0 2 2 134㌔
6.1 9 8 5 5 防7.11
被安打率12.79 奪三振率11.37 四死球率7.11
18秋新人戦 回数 被安 奪三 四死 自責
明治大 先 7 0 2 5 0 ○封 143㌔…7回参考ノーヒットノーラン
早 大 先 9 4 13 2 1 ●
16 4 15 7 1 防0.56
被安打率2.25 奪三振率8.44 四死球率3.94
19春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
慶応大 先 6.2 7 7 4 4 ○ 145㌔
立教大 先 2 6 2 0 3 ●
早 大 先 4.2 8 5 1 5 ●
0.2 0 0 0 0 137㌔
明治大 3 2 4 1 0 142㌔
先 4.2 8 3 2 3
21.2 31 21 8 15 防6.23
被安打率12.88 奪三振率8.72 四死球率3.32
19秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
早 大 先 4 3 1 2 0 144㌔
明治大 1 1 1 0 0 145㌔
2 2 2 0 0 147㌔
慶応大 2 1 2 2 0 147㌔
2 1 2 0 0 147㌔
東京大 3 0 3 1 0 145㌔
2 2 2 0 1 146㌔
16 10 13 5 1 防0.56
被安打率5.63 奪三振率7.31 四死球率2.81
20春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
東京大 先 6 3 11 2 0 148㌔ ○
早 大 0.2 0 2 2 0
明治大 2 2 1 0 0
慶応大 先 3 4 1 4 2
11.2 9 15 8 2 防1.54
被安打率6.94 奪三振率11.57 四死球率6.17
■ 高校時代成績
14秋 回数 被安 奪三 四死 失点茨城2回戦:水戸葵陵 先 5 5 1 2 0
準々決:藤 代 1.2 2 1 1 1
準決勝:土浦湖北 先 7 6 7 1 2
決 勝:明秀日立 2 1 1 0 0
関東1回戦:佐野日大 先 9 5 4 1 1
準々決:平塚学園 4.2 5 3 1 0
29.1 24 17 6 4 防0.92
被安打率7.36 奪三振率5.22 四死球率1.84
15夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
茨城3回戦:取手松陽 先 12 11 10 2 2 136㌔
4回戦:東洋牛久 3 2 6 0 0
15 13 16 2 2 防1.20(失点から計算)
被安打率7.80 奪三振率9.60 四死球率1.20
15秋 回数 被安 奪三 四死 失点
茨城準々決:石岡一高 先 9 4 14 2 0封
準決勝:日立一高 先 7 3 10 3 0封
関東1回戦:横浜高校 先 9 8 10 3 1
準々決:日本航空 先 9 5 7 5 1
決 勝:木更津総 先 6.2 9 3 4 5
40.2 29 44 17 7 防0.89
被安打率6.42 奪三振率9.74 四死球率3.76
16春 回数 被安 奪三 四死 自責
関東2回戦:千葉黎明 先 3 5 4 3 4
16夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
茨城2回戦:土浦湖北 先 9 5 10 1 0封142㌔
準決勝:下妻二高 1 0 0 1 0
決勝戦:明秀日立 先 9 6 11 0 0封
19 11 21 2 0 防0.00
被安打率5.21 奪三振率9.95 四死球率0.95
最新記事
■ 法大・鈴木 1失点9K(SANSPO) 20/10/25
最速152キロ左腕・鈴木は6回2安打1失点(自責点0)、9奪三振。「調子は悪くなかった。点を取られないように考えて投げた」。この日は6球団のスカウトが視察。中日・松永編成部長は「左打者の胸元にしっかり投げられる左腕」と評価した。
▼DeNA・吉田孝司顧問兼球団代表補佐「早川は軸となるボールがしっかりしている。(慶大の)木沢、(法大の)鈴木も良いボールを投げていた。(ドラフトまで)あと2日間、しっかり考える」(スポニチ)
20秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
東京大 先 7.2 3 10 3 1 ○ 149㌔
早 大 先 8.2 10 13 2 0 ●
1.2 1 2 0 0
明治大 先 6 8 4 1 2 ● 150㌔
慶応大 先 6 2 9 7 0
2 0 1 1 0
32 24 39 14 3 防0.84
被安打率6.75 奪三振率10.97 四死球率3.94
■ ドラフト上位候補の法大・鈴木 150キロ3度計測も4奪三振止まり(スポニチ) 20/10/13
ドラフト上位候補の左腕の法大・鈴木は6回8安打2失点で三振も4つ止まり。150キロを3度計測するも、要所で変化球が甘く入った。0―0で迎えた4回、2死から4連打を浴び2点を失った。ソフトバンク・宮田善久アマスカウトチーフ補佐は「直球が1年で約10キロ速くなった」と成長を評価した。
■ 早大・早川が13K完封 法大・鈴木とのドラ1候補左腕対決を制す(報知) 20/10/3
早大の早川隆久は、散発4安打13奪三振無四球で法大打線を完封。ドラフト1位候補にも挙がる法大の152キロ左腕・鈴木昭汰との投手戦を制した。この日は、好左腕同士の投げ合いとあって10球団のスカウトが視察。西武・渡辺GM、日本ハム・吉村GMら編成トップも顔を見せた。DeNAの三原球団代表は、「間違いなくドラフト1位候補」とうなった。
9回に2死二、三塁のピンチを作り、足がつった影響で一時ベンチへ。直後に内野安打を許して悔しい失点となった。視察したロッテの永野吉成スカウト部長は「鈴木は早川にないものを持っている。確実に指名候補になってくる」と評価した。(スポニチ)
DeNA・吉田スカウト顧問は「いい球を投げている」と評価した。(デイリー)
広島・苑田スカウト統括部長は「右打者にも左打者にも内角を突ける。左投手が欲しい球団は1位指名もあると思う」と評価した。(報知)
過去記事
■ 法大が開幕星 今秋ドラフト候補の鈴木が八回途中2失点10K(デイリー) 20/9/19
最速150キロ左腕・鈴木昭汰投手が7回2/3を投げ、2失点10奪三振。春秋連覇へ向け、好スタートを切った。この日は自己最速に1キロと迫る149キロも計測。同じくドラフト候補の高田孝一投手ら強力投手陣の中、「肝が据わっている」と青木久典監督から託された開幕投手の大役を全うした。
DeNA・八馬スカウトは「左では早川の次くらい。上位候補に入ってくる」と評価した。(報知)
■ 法大ドラフト候補左腕・鈴木、6回11K零封(スポニチ) 20/8/12
法大左腕・鈴木が先発で6回を3安打無失点、毎回の11奪三振でチームの今季初勝利に貢献した。「序盤真っすぐが走っていたので押せたのが良かった」。この日の最速は148キロ。視察した楽天の後関昌彦スカウト部長も「高校(常総学院)よりスピードは上がっている」と評価していた。
■ 最速148キロ左腕の法大・鈴木昭汰、目指すはソフトバンク和田(中日スポーツ) 20/1/6
法大は6日、中原区のグラウンドでことし初めの練習を行い、ドラフト候補の鈴木昭汰投手がさっそくブルペン入りした。ソフトバンク、日本ハムなどのスカウトが視察する前で20球を投げ「帰省中に投げて感じが良かったので少し投げておきたかった。プロに行きたい気持ちが強い」と意欲を見せた。
巨人など3球団のスカウトが見守る前で20球の立ち投げを行った。(スポーツ報知)
■ 法大・鈴木「まぁいっか」高校先輩の教訓生かす1勝(日刊スポーツ) 19/4/28
法大はリーグ戦初先発の鈴木昭汰投手が初勝利し、1勝1敗とした。140キロ台前半の真っすぐを中心にキレのいいスライダーとチェンジアップで6回2/3を4失点。粘りの投球を見せた。ときに練習に打ち込み過ぎる鈴木に、声をかけ続けてきたのは同じ常総学院の先輩、宇草孔基外野手だった。「去年の昭汰は、とにかく『やらなきゃ、やらなきゃ』って頑張り過ぎていた。昭汰はちゃんとやっているから。『まぁいっか』っていう気持ちも必要だよ、ってよく話しました」。4回2死から本塁打を浴び、ベンチに戻ってきた鈴木は、宇草に「『まぁいっか』ですよね!」と笑顔を見せたという。
■ 常総・鈴木、4年後のプロ入り宣言!法大合宿所に入寮(スポーツ報知) 17/1/29
常総学院のエースで、昨秋ドラフト候補として注目されていた左腕・鈴木昭汰投手が29日、法大野球部合宿所に入寮。悩みに悩んだ末の決断だった。「ずっとプロしか考えていなかった。大学も一切、考えていなかった」。最速144キロの直球と、キレのあるスライダーを武器に、昨夏甲子園8強入り。だが、目標としていた侍ジャパンU18代表に選出されず「自分の実力を疑った。プロに行っても、行っただけで終わってしまう」。プロ志望届を提出せず、進学を決意した。「ここに来たのは、4年後にプロに行くため。1年春から投げたい。これで144キロかよ! と思われるような、キレのあるストレートにしたい。三振にもこだわりたい」。新たな一歩を踏み出した未来のエース候補は、目を輝かせた。
■ 常総学院・鈴木は先発回避「大学に進学します」(日刊スポーツ) 16/10/4
常総学院の鈴木昭汰投手が進学希望を明かした。聖光学院戦は9回に代打で右前打を放ったが、登板機会なく終戦。「正直、先発したかった。夏が終わって自分の未熟さがわかったので、大学に進学します」と言った。佐々木力監督は「疲れが取りきれていなかったので先発は回避した。(進学先は)法大か明大か、11月には合否が分かると思う」と話した。
■ 常総・鈴木昭が粘った4失点完投 V候補・履正社撃破で3年ぶり8強(デイリー) 16/8/16
常総学院が快勝し、13年以来3年ぶりとなる8強入りを決めた。プロ注目左腕・鈴木昭汰投手は、13安打を浴びながら4失点完投。打線の援護を受けて、粘り強く投げきった。履正社のエース・寺島に対しても「No.1左腕と呼ばれていましたし、負けないように、意識する部分はあった」と、意地があった。再三ピンチを背負ったものの、失点した4イニングはいずれも1点のみ。そして奪った三振はゼロ。「なかなか三振しない。一番強かったチームかな」と振り返ったが、流れだけは渡さなかった。
■ 鈴木昭、復活の10K完封!前監督の誕生日に白星プレゼント(スポーツ報知) 16/7/13
常総学院の最速143キロ左腕・鈴木昭汰が、土浦湖北相手に5安打10奪三振完封し、初戦を突破した。今春センバツ後に左肘と肩を痛めたが、視察した国内10球団のスカウト、高校日本代表・小枝守監督の前で復活をアピール。「ストレートで空振りがとれてよかった。キレが戻ってきたのかな」と喜んだ。センバツでは鹿児島実との1回戦で8回9安打4失点。2―6で敗退した後、左肘と左肩を痛めた。2週間のノースローの間、冬にしか行っていなかった走り込みを取り入れた。「体が引き締まった。スタミナもついた」と、体力強化が好投につながった。視察に訪れた日本ハム・岩舘スカウトは「センバツよりは確実に成長している。今年見た中で一番いいんじゃないかな」と高評価だった。
▽広島・尾形スカウト「左打者にも右打者にも内角へのボールが素晴らしい。左腕で試合を作る力が高い」
▽中日・佐藤スカウト「両サイドにしっかり投げられて自滅しない。左腕で、変化球でストライクも取れる。おもしろい投手」(デイリースポーツ)
「当然リストに入ってくる」と広島の尾形佳紀スカウト。(スポニチ)
■ 常総左腕鈴木 登録を外れる(日刊スポーツ) 16/4/23
春季高校野球茨城大会の組み合わせが22日に決まり、今春センバツに出場した常総学院のドラフト候補左腕、鈴木昭汰投手(3年)が左肘の違和感で登録メンバーを外れたことが分かった。佐々木力監督(49)は「肘に違和感があり、思ったように腕を振れていません。大事を取る意味で、思い切って(登録を)外しました」と話した。
■ 常総学院・好左腕、短い春 いつもと違った鈴木(東京新聞) 16/3/21
今大会屈指の左腕が崩れ、優勝候補の一角が初戦で散った。常総学院の鈴木は「エースとしてみんなの期待を裏切ってしまった」と唇をかみしめた。「調子は良かった」と言う。立ち上がりは強打の鹿児島実打線を圧倒した。直球は140キロをマークし、三回まで不運な内野安打1本を許したのみだった。だが、捕手・木村の見立ては違った。二回に早くも「嫌な予感」があったという。鹿児島実の5番坂越に11球粘られての四球だ。「いつもは空振りになる球。腕が振れてないのかな、と思った」。球数が増え、小さな力みが中盤からの制球の甘さにつながった。球が高めに浮き、集中打を浴びる。昨春の選抜8強入りに貢献した鈴木。さらなる高みを目指し、毎朝5時に起きて5キロを走り込んできた。それだけにスタミナ切れを強く否定し、「力勝負をしてしまった」ことを反省点に挙げた。
■ 常総学院4強!センバツ確実(デイリースポーツ) 15/11/4
常総学院が競り勝って4強入りし、来春センバツ出場を確実にした。鈴木昭汰投手が、2試合連続となる1失点完投の好投で勝利をもたらした。10奪三振の力投で横浜を破った1回戦から中1日。疲労は隠せずとも、打たせて取る投球を徹底。八回1死一、三塁ではスリーバントスクイズを外すなど、冷静さも光った。初戦で投げ勝った来秋ドラフト候補右腕の横浜・藤平は、中3時に15U侍ジャパンのチームメート。前日に「負けるな」と連絡があった。「あいつの分まで勝たなきゃいけなかった」と、ライバルの思いも背負っていた。2季連続の聖地を狙った今夏は県4回戦で敗退。秋にかけていた143キロ左腕は「ここ一番に強い投手になる」という誓いをしっかり果たした。
■ 常総学院 サヨナラで31年連続16強!!(東京中日スポーツ) 15/7/16
常総学院は延長12回、3-2でサヨナラ勝ちし、16強入りを決めた。プロ注目投手の顔合わせは、常総学院のエース左腕の鈴木昭汰投手(2年)が、今秋のドラフト候補で、取手松陽の右腕・内村悠斗投手(3年)に投げ勝った。センバツ後に走り込んで、ズボンのサイズがMからLになるほど下半身もがっちりし、炎天下で延長12回、176球を投げ切った。最大のピンチは12回2死満塁。さすがに疲れもあったが「自分の1球で3年生の夏を終わらせるわけにいかないと思いました」と、最も怖いバッターの川村に直球勝負。やや甘くなって外野に運ばれたが、バットの芯はしっかり外し、中飛に仕留めた。常総学院では1年春から練習試合に登板すると、いきなり先輩捕手のサインに首を振る度胸の良さでチームメートを驚かせた。マウンドで不満を顔に出すようなところもあったが、今春センバツを経て精神的にも成長。宇草主将も「常総のエースらしくなった」と認めた。
春のセンバツ後は走り込みを強化。中学時代から続けている「毎晩白米3合」の「食トレ」で体重は70キロから3キロ増えた。「下半身に筋肉がついて、軸がぶれなくなった」。11回にこの試合最速の136キロを記録するなど、スタミナ面も成長した。(スポーツ報知)
■ 常総学院・鈴木、2戦無失点17K!お手本は楽天・松井(スポーツ報知) 15/3/26
ノーヒットノーランが途切れた瞬間、常総学院の2年生左腕・鈴木昭汰はマウンドで苦笑いを浮かべた。8点リードの6回1死、甘いスライダーを左前に運ばれた。大差の展開もあり、8回1死でマウンドを譲ったが、打たれた安打はこの1本のみ。7回1/3を投げ、無失点に抑え込んだ。7回まで毎回の11奪三振。これで2戦合計14回1/3を投げいまだ無失点。17Kとなった。直球も自身最速を1キロ更新する140キロを記録。三振11個のうち、スライダーで10個を奪った。楽天・松井裕樹をお手本にしている。「写真や動画で、スライダーの握り方を研究しています。マウンドを降りる時の全力疾走が好きです」。躍動感あふれる投球フォームや、キレ味鋭いスライダーは本家をほうふつとさせる。中学時代はU15日本代表のエースとして日の丸を背負い、世界と戦ってきた。佐々木力監督(48)も「度胸がある」と左腕を評価。経験を買われ、1年の秋から背番号1をつけ、チームメートからの信頼も厚い。
エース鈴木の好投を十分に引き出した。「内角にはスライダー、内角を意識した打者には外のシュートが効いた」。左腕の鈴木に対し、右打者8人を並べた今治西打線を八回1死まで、1安打に封じ込めた。「制球が良く、球も走っていたのでリードが楽しかった」と笑顔を弾けさせた。(産経ニュース)
プロフィール
茨城県土浦市出身。鈴木 昭汰(すずき・しょうた)投手。
東小時代に永国東ジャイアンツで野球を始め、土浦四中では土浦霞ヶ浦ボーイズに所属。
中3夏の全国大会で準Vを遂げ、U-15代表メンバーに選ばれた。
常総学院では入学直後から控えとしてベンチ入り。
1年時秋の新チームで主戦の座を掴み、29.1回4失点、防0.92の活躍で関東4強進出を果たす。
初戦・佐野日大戦で1失点完投勝利、続く平学戦で4.2回5安打0封をマーク。
翌2年春のセンバツで先発2勝、防1.21を記録し、01年以来14年ぶりの8強入りを成し遂げた。
1回戦・米子北戦(14対1)で、7回6安打6三振、1四球0封の甲子園デビュー。
今治西相手の2回戦(自己最速140㌔計測)で、7.1回1安打、11K0封の快投を演じている。
続く大阪桐蔭戦に先発3連投で臨むも、守備の乱れもあって3対5完投で敗戦。
2年時夏の県大会を早期(4回戦)敗退で終え、主将となった同年秋に関東準Vを達成した。
県準々決勝で毎回14Kを記録するなど、合計40.2回で44K(率9.74)を奪取。
151㌔腕・藤平尚真と投げ合った関東大会初戦・横高戦で10K3-1完投勝利を収めている。
翌3年春の選抜1回戦・鹿実戦は、8回9安打4三振4失点、2対6で逆転負け。
ベース寄りに立って粘りを見せる相手に苦しみ、4回以降3イニングで計8安打4失点を喫した。
続く夏選手権(8強)で先発3勝を挙げ、甲子園3季で計5勝(1完0封)を記録。
寺島、山口を擁する履正社と3回戦で対戦し、13安打7-4完投の粘投で見事V候補を破った。
1学年上のチームメイトとして宇草孔基(広島19年2位)ら。
法大では2年時秋の新人戦で7回参考ノーノーを達成。
3年生の春になって主に先発で登板機会を掴み、慶大2回戦(6.2回4失点)で初勝利を収める。
リリーフ中心に起用された同秋のリーグ戦で7試合16回1失点の好成績を記録。
3季で16試合(救援11)、計44回に登板し、通算1勝(0完投)2敗、防御率4.30の実績を残した。
通算16試合、1勝2敗、44回、42奪三振、防御率4.30。
175cm81kg、大舞台経験豊富な好左腕。
ノーワインドから溜めて前傾をしながら重心を下げ、着地早めに球持ちに良さのある腕の振りから
投げ込む最速152㌔、常時130㌔後半から140㌔中盤の伸びのある真っ直ぐと、
120㌔台の鋭いスライダー、120㌔台から130㌔前後の外角チェンジアップ、100㌔台のカーブ。
直球と内外角スライダーとのコンビネーション。チェンジアップ、カーブなどを交える。
甲子園8試合57.2回で三振38個(空振り33個、率5.93)を奪取。うち19個をスライダーで奪った。
まずまずのコントロールで両サイドに投げ分ける。
スカウトコメント
ロッテ・中川 隆治スカウト|20/10/26
「ダイナミックなフォームからMAX150キロを超えるストレートを投げるパワー系左腕。右左関係なく両サイドにしっかり投げれるコントロールを兼ね備える。1年目から先発ローテーションに入り、二桁勝利が期待できる」
中日・松永編成部長|20/10/25
「左打者の胸元にしっかり投げられる左腕」
DeNA・吉田孝司顧問兼球団代表補佐|20/10/25
「早川は軸となるボールがしっかりしている。(慶大の)木沢、(法大の)鈴木も良いボールを投げていた。(ドラフト当日まで)あと2日間、しっかり考える」
ソフトバンク・宮田善久アマスカウトチーフ補佐|20/10/13
「直球が1年で約10キロ速くなった」
広島・苑田スカウト統括部長|20/10/4
「右打者にも左打者にも内角を突ける。左投手が欲しい球団は1位指名もあると思う」
ロッテ・永野吉成スカウト部長|20/10/4
「鈴木は早川にないものを持っている。確実に指名候補になってくる」
DeNA・吉田スカウト顧問|20/10/4
「いい球を投げている」
DeNA・八馬スカウト|20/9/20
「左では早川の次くらい。上位候補に入ってくる」
楽天・後関昌彦スカウト部長|20/8/12
「高校(常総学院)よりスピードは上がっている」
日本ハム・岩舘スカウト|16/7/13
「センバツよりは確実に成長している。今年見た中で一番いいんじゃないかな」
広島・尾形スカウト|16/7/13
「左打者にも右打者にも内角へのボールが素晴らしい。左腕で試合を作る力が高い。当然リストに入ってくる」
中日・佐藤スカウト|16/7/13
「両サイドにしっかり投げられて自滅しない。左腕で、変化球でストライクも取れる。おもしろい投手」
中日・中田宗男スカウト部長|16/3/26
「現時点では上位に食い込むまではないが、左投手としてのセンスがある」
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大卒左腕で見たら早稲田大学の早川くんを獲りに行ってクジを外した球団が外れ1位での指名、あるかも知れませんね。
1位早川(早稲田大学)左投
外れ鈴木(法政大学)左投
2位山崎伊織(東海大学)右投
なんて球団が出てくるかも知れません。
元々のピッチングセンスと勝負根性は抜群なだけに、外れ一位候補でもいいと思います。
正直、驚きました。
逆に左腕でこれだけキレキレのストレートを投げているのに注目度が………なのは今年特有の事柄だからでしょうか。
3位か4位辺りで楽天に欲しいですね鈴木くん。
仮に5位とか6位で鈴木くんが獲れたら、それは最高ハッピーなドラフト指名になると思います(о´∀`о)ノ
日本通運相手に6回2失点 @Twitter
神宮で見るのが楽しみです。