- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 佐々木 泰(青山学院大) (06/10)
- 第44回日米大学野球/大学日本代表候補リスト (06/10)
- 第72回全日本大学野球選手権/日程・注目選手 (06/10)
- 第72回全日本大学野球選手権/注目選手プロフィール (06/10)
- 藤井 優矢(東日本国際大) (06/10)
- 度会 隆輝(ENEOS) (06/10)
- 松林 幸紀(大阪商業大) (06/10)
- 松浦 佑星(日本体育大) (06/09)
- 2024年ドラフト候補/大学生投手 (06/09)
- 球速ランキング/大学生投手2024年 (06/09)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (06/09)
- 安徳 駿(富士大) (06/09)
- 上田 希由翔(明治大) (06/09)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (06/09)
- 中日ドラゴンズ/ドラフト2023 (06/09)
- 北田 智郎(中部学院大) (06/08)
- 蒔田 稔(明治大) (06/08)
- 山田 怜卓(白鴎大) (06/08)
- 佐藤 幻瑛(仙台大) (06/08)
- 村田 賢一(明治大) (06/08)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
高校通算111本塁打、飛ばす力が魅力の左の強打者。主将・3番・一塁手としてチームを牽引する。
2017年日本ハム1位(契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円)
動 画
打撃成績
■ 甲子園成績
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率15夏: 5 .474 19 9 3 0 2 8 1 4 0 .565 .947
17春: 2 .333 9 3 1 1 0 0 0 1 0 .400 .667
通算: 7 .429 28 12 4 1 2 8 1 5 0 .515 .857
【 国際大会 】
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
15年W杯: 8 .222 27 6 1 0 0 2 9 6 0 .364 .259
17年W杯: 9 .219 32 7 2 0 2 6 8 6 0 .342 .469
通 算: 17 .220 59 13 3 0 2 8 17 12 0 .352 .373
公式戦成績
大 会 | 試 | 打率 | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 振 | 球 | 出塁率 | 長打率 |
15春予 | 3 | .429 | 14 | 6 | 1 | 0 | 1 | 6 | 0 | 1 | .467 | .714 |
15夏予 | 6 | .500 | 20 | 10 | 4 | 1 | 0 | 10 | 3 | 7 | .630 | .800 |
15夏甲 | 5 | .474 | 19 | 9 | 3 | 0 | 2 | 8 | 1 | 4 | .565 | .947 |
15秋予 | 4 | .533 | 15 | 8 | 1 | 0 | 4 | 12 | 2 | 3 | .611 | 1.400 |
15秋国 | 1 | .500 | 4 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .500 | .750 |
16春予 | 2 | .571 | 7 | 4 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | .625 | 1.143 |
16夏予 | 5 | .583 | 12 | 7 | 3 | 1 | 3 | 8 | 0 | 9 | .762 | 1.750 |
16秋予 | 11 | .412 | 34 | 14 | 2 | 0 | 5 | 14 | 7 | 15 | .592 | .912 |
17春選 | 2 | .333 | 9 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | .400 | .667 |
17春予 | 8 | .417 | 36 | 15 | 1 | 0 | 7 | 16 | 2 | 7 | .512 | 1.028 |
17夏予 | 6 | .500 | 18 | 9 | 2 | 1 | 4 | 10 | 0 | 9 | .667 | 1.389 |
通 算 | 53 | .463 | 188 | 87 | 20 | 4 | 27 | 87 | 15 | 57 | .588 | 1.043 |
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日本ハムからドラフト1位指名を受けた早実・清宮幸太郎内野手が16日、都内で契約交渉を行い、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件で仮契約を終え、会見を行った。午後5時6分、会場に姿を現した清宮は、約20台のカメラのフラッシュを浴びながら、笑みを浮かべて登壇した。金びょうぶの前に設置された席に腰を下ろすと、やや緊張の面持ちを浮かべながら代表質問を受けた。「趣のある場所で、緊張感のある中、1社会人としての1つのステップアップが出来たと思います」と仮契約を終えた率直な印象を語った。球団の評価については「自分がどれくらいかよく分からない。でも、ドラフト1位で指名していただいた自体で、1番いい評価をいただいてありがたいと思う」と語った。今月8日には2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で施設見学にも参加した。「(日本ハムは)育成であったりスカウティングであったり力を入れているのが、施設見学しながら分かった。楽に身をおける」と球団への全幅の信頼を口にした。清宮はドラフト指名後の会見で「今まで以上に成長できる環境に入れる。いいチームだなっていうイメージがあるのでうれしいです」と話しており、栗山英樹監督についても、メジャー挑戦を表明した大谷翔平投手の二刀流を容認し、育成したこともあり「采配もサプライズが多いなと。枠にとらわれないのがすごく好き。いい監督に巡り合えた」と喜んでいた。その上で「自分は本当にメジャーリーグでやりたいと思っている。まだ何も残していないが、夢は夢としてある。そこに向かって、着実に目の前のことをやっていきたい」と大リーグ挑戦の夢も語っていた。
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巨人がドラフト1位の最有力候補、早実(西東京)清宮幸太郎内野手に10月2日に面談を行う。清宮はプロ志望届を提出し、プロ球団との面談が可能となっている。ドラフト前の主要行事である文化祭を終えた翌日の10月2日に、全12球団が面談を実施することになりそうだ。清宮の父で、ラグビートップリーグのヤマハ発動機監督の克幸氏も同席するとみられる。
過去記事
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オリックスは社会人No・1左腕の田嶋(JR東日本)が最上位候補とみられるが、他11球団は競合のリスク覚悟で清宮に集中する可能性がある。(スポニチ)
■ 清宮誓った「東京五輪」で世界一に 大学でもプロでも「出られる」(デイリースポーツ) 17/9/13
高校日本代表が12日、羽田空港着の航空機で帰国した。主将の清宮幸太郎内野手は、2大会連続で優勝を逃した悔しさを吐露。清宮の視線は次に目指す場所に向いた。「野球を続けるからには、最終的にはトップチームの侍ジャパンに入りたい。届かなかった世界一を取り返したい」。今大会は全9試合に4番で出場。2本塁打を含む32打数7安打、6打点の成績を残しても、優勝は逃した。決勝進出をかけた韓国戦は無安打。木製バットへの対応も含め、世界との差を再認識したことで、代表への思いもさらに強まった。20年東京五輪も目標になる。「大学に行ってもプロに行っても、五輪には出られる。そこを目指したい」と宣言した。もちろん「今のままじゃ力不足」という現状は承知の上。「力をつけて頑張りたい」と続けた。W杯の閉会式では、米国の主将・シャニと交流。「米国に絶対来いよ!メジャーで会おう」と言って打撃用手袋をプレゼントしてくれた来年のMLBドラフト候補の姿に、「自分ももっとパワーアップしなきゃいけない」と誓った。
■ 清宮、プロ志望届提出有力 家族は進学の声(デイリースポーツ) 17/9/12
日本は10日の3位決定戦でカナダを破り、銅メダルを獲得した。世界との戦いを終えた清宮が、注目の進路について口を開いた。来年の自分を問われ「まだ決めていない。進路次第だと思う」と発言。帰国後に家族と相談して決めるとしたが、複数の球界関係者によると、プロ志望届提出が有力であることが明らかになった。可能性を探ったこともある米国の大学進学は、目標への最善の道ではないと判断し、進路を国内に絞った。その上で、大学で4年間を過ごすよりも、最高峰の舞台で力を付けることが夢への近道となると考え、プロに気持ちが傾いたとみられる。その中で新たな可能性も浮上した。NPB複数球団のスカウト陣は、プロ志望届を提出して各球団と面談した後に、プロ入りか進学かを決める事態も想定していることを明かした。「すべての材料を確認した上で決めたいと思うのではないか。志望届を出してプロの話を聞いてから進学を選んでも、ルール的には何の問題もない」とパ・リーグ球団のスカウト。プロとの面談で環境が合わないと感じた場合に進学するとなれば極めて異例だが、同スカウトは「それだけの選択肢をとれる選手ということ」と話した。家族には進学を勧める声もあり、最終決定は10月にずれ込む公算が大きい。清宮は「まあ(両親が)早稲田と慶応なので。大学の良さを知っているじゃないですか。いろいろ相談したい」と軽口も交えて家族の意向の大きさを認めつつ「消去法は嫌。自分が何をやりたいかを見つけて、一番いい選択をしたい」とした。
関係者の話を総合すると、大学進学が有力視される。清宮も「(父と母が)早稲田と慶応なので。まあ、いろいろな話ができれば」と笑わせた。大学進学ならば、3年生で東京五輪を迎える。侍ジャパンの山中正竹強化本部長は「アマ、学生も対象になる」とプロアマ混成の可能性を示唆している。「また日本代表に入ることがあれば、この悔しさを晴らせれば」と、世界一を目指す清宮の挑戦は続く。大リーグで本塁打王の夢も強くした。「(外国人選手は)みんな体が大きいし、球やスイングも速い。こういう子たちとやっていると、楽しいというか夢がある。将来はこっち(大リーグ)に来てやりたいなと思った」。国際大会を通じて得た自信、そして課題を糧に、壮大な野望に向かって走り続ける。(スポニチ)
■ 早実・清宮、進路はプロ入り!下旬に志望届提出へ(スポーツ報知) 17/9/11
早実・清宮幸太郎内野手が、卒業後の進路についてプロ入りの意向を固めたことが10日、分かった。関係者の話を総合すると、清宮は進路について熟慮を重ね、決断として「プロ」が最有力となった。高校日本代表での激闘から12日に帰国後、父でラグビー・ヤマハ発動機監督の克幸氏ら家族、また早実・和泉実監督ら学校関係者と話し合い、今月下旬にも最終的な意思を表明するとみられる。NPBスカウトの間では、今年は「清宮ドラフト」と呼ばれる。「彼がプロ志望届を出すか、出さないか。そこからすべてが始まる」と言われてきた。パ球団のスカウトは「もし、プロ志望届を提出すれば、ドラフトまでに本人や関係者と面談して、育成方針や実績を伝えたい。日本の宝だから、事前に丁寧に説明し、プロ野球界としてしっかり迎えたい」と語っていた。
注目の進路については「まだ決めてないので、進路次第だと思うんですけど、どの道にいっても、目の前のことを1つ1つやっていかないと先はないです」と話した。報道陣から、何を優先するのかと問われ「消去法は嫌なので、自分が何をやりたいかを見つけて、一番いい選択をしたいです」と話した。(日刊スポーツ)
■ 清宮111号も…カナダに痛恨の逆転負けで決勝進出大ピンチ(デイリースポーツ) 17/9/10
2次リーグが行われ、日本はカナダに4-6で逆転負けを喫し、2勝2敗。清宮幸太郎内野手が今大会2本目、高校通算111号となる中越えソロを放ったが、及ばなかった。2点を追う五回2死。右腕の外角直球を力みなく振り抜いた。今大会2号となる特大ソロ。3点目を失った直後の反撃弾で、ムードを一変させた。5日の南アフリカ戦で一発を放ったが「しっくりきていなくて」修正を図った。今大会の映像をチェックし、この日は練習から左股関節に体重を残すことを意識。三回の中前打も含め、素直に打ち返した。日本ハム・大渕スカウト部長は「良くない中で修正して結果を出したのが、これまでと違う。それで木でバックスクリーンに打つんだから」と止まらぬ成長に舌を巻いた。
■ 【侍U18】清宮、通算110号!南アフリカに7回コールド大勝(スポーツ報知) 17/9/6
高校日本代表が1次ラウンド最終戦の南アフリカ戦に臨み、今大会初めて「4番・DH」で先発した清宮幸太郎内野手が、7点リードの4回に右越えソロ。高校通算110号、侍ジャパン公式戦1号をマークした。7点リードの4回2死から、113キロのチェンジアップをフルスイング。視察したソフトバンク・小川編成部長も「スイングスピードはプロでもトップクラス」と思わずうなった。
▽日本ハム・大渕スカウト部長「期待されている中、国際大会で一本が出るのは立派」
▽日本ハム・ウィンタース駐米スカウト「リラックスして打てていたね」
▽ソフトバンク・小川編成部長「きのう(4日)の練習から良くなっていた。間合いも取れるようになって、打席での雰囲気が違っていた。一本出ると思っていた」(SANSPO)
大藤敏行ヘッドコーチと動画でフォームを確認。トップの位置で右肩が後ろに入りすぎないように助言を受けた。主将は開幕前には宿舎で小枝守監督の部屋を訪ね、1対1で「清宮幸太郎は今後どうあるべきか」を語り合った。5試合21打席目の一発で「やっと分かった。これが自分らしさかな。柔らかさ。丁寧に力まず、前でさばけた」。ナインの「やっとやん」「遅いよ」の祝福に笑みがこぼれた。(スポーツ報知)
▽ソフトバンク・小川編成育成部長兼スカウト室長「木のバットでこう打つんだ、というのが分かった打球では。右の壁ができるようになった」
▽日本ハム・大渕スカウト部長「神宮でも国際大会でも、期待されている中で打てる。単純にそれがすごい」(西日本スポーツ)
進路について尋ねられた清宮選手は「大学に行くか、プロに行くかだと思うが、まだ決めていない」と述べ、みずからの態度を決めていないことを明らかにしました。(NHK NEWS WEB)
■ 【侍U18】敬遠で不調の清宮、勝ち越し犠飛に「ホッとしました」(スポーツ報知) 17/9/5
高校日本代表が1次ラウンド(R)でキューバを破り2勝1敗とし、スーパーR進出に王手をかけた。4番・清宮幸太郎一塁手は、直前の安田尚憲三塁手が2度敬遠され、3回無死満塁で意地の決勝右犠飛を放った。3打数無安打ながら、初回も右犠飛で2打点。犠飛は今大会トップの3となった。「全然ダメ。調子が悪いときの自分が全部出ている。体が開きまくって、もう訳分かんなくなってます」。2戦連続無安打で3試合10打数1安打。巨人・井上チーフスカウトは「犠飛の打ち方を知っている。技術的なものがないと、打ちたくても打てない」と見つめた。
日本ハム・岩舘スカウトは「昨日速いボールを見て、今日は遅いボール。感覚のズレがあるだけで、打者にはよくあること。練習は悪くなかった」と話した。(デイリースポーツ)
■ 日本初戦に大リーグ全30球団のスカウト集結 日本も4球団(スポニチ) 17/9/3
球場には大リーグ全30球団、日本からも4球団のスカウトが集結した。4人態勢で視察したソフトバンクの小川一夫編成・育成部長は清宮について「(大飛球は)海外のボールは飛ばないから日本なら入っている。木のバットでも問題ない」とチェックしていた。
初戦のネット裏には、ソフトバンクなど日本の4球団に加え、メジャー約20球団のスカウト陣も集結。ロイヤルズのスカウトは「キヨミヤ?とても振りが強いね」と力を認めた。(西日本スポーツ)
■ 日本、メキシコに圧勝発進!主将・清宮が4番きっちり1安打1打点(SANSPO) 17/9/2
初優勝を目指す日本は1次リーグB組初戦でメキシコと対戦。10-1で快勝した。二回に藤原恭大外野手の適時二塁打で3点を先制。清宮幸太郎内野手は「4番・一塁」で先発出場し、3-1の五回に貴重な追加点となる中犠飛を放つなど勝利に貢献した。日本ハム、ソフトバンク、西武、巨人、さらに米大リーグのスカウトも見守った注目の一戦。初優勝へ、日本がまず大きな1勝を手にした。
■ 元ハム名物助っ人が清宮絶賛「清原と同じくらいになれる可能性ある」(スポニチ) 17/9/2
W杯が1日に開幕し、日本はメキシコと1次ラウンドB組初戦を戦った。カナダ入り後、初めて行われた試合会場での公式練習。バックネット裏には日本ハムが12球団で唯一、試合前日から視察に訪れる密着マークぶりだ。しかも大渕隆スカウト部長、ウインタース駐米スカウトら4人態勢。その中で清宮が17スイングで3本の柵越えを放ったフリー打撃を見たウインタース氏は「初めて見たけど、スイングスピードが速い。最短距離でバットが出て柔らかいね」と絶賛。さらに日本ハム時代の5年間で160本塁打を記録した左の大砲は「多分、僕よりいいよ。彼は清原が西武に来たときと同じくらいの力があって、同じくらいになれる可能性はある」とプロ1年目で高卒新人最多記録の31本塁打を放った清原に姿を重ねた。さらに、大リーグでのプレーを将来的な目標に掲げる清宮の大リーグ挑戦についても太鼓判を押した。「普段は米国の高校生を見ていないので」と前置きした上で「順位は分からないけど、入団はできるだろう」と現時点でも大リーグ球団からドラフト指名される力量があるとした。
■ 4番・一塁 清宮109号 また場外で記録更新(西日本スポーツ) 17/8/27
早実の清宮は3打席凡退で迎えた8回1死、右腕・上原(山梨学院)のスライダーを右翼ネットを越える特大の109号。3回の中飛、6回の捕邪飛も崩されたわけではない。阪神の畑山スカウトは「木のバットでもしっかり対応できていることが実証されている」と評価した。この日から出場の広陵・中村がいきなり2安打したのもいい刺激で「ずっとテレビで見ていたし、待ち遠しかった。振りも鋭いし、2本打ってさすがだなと思った」と温かく迎えた。BIG3のけん引役として、中村、安田とのクリーンアップは「自分より打つやつばかりなので頼もしい」と謙遜してみせた。
DeNA・欠端チーフスカウトは「清宮も中村も、木製バットに替えても打っている。(相手は)東都のリーグ戦で投げる投手。何も苦にしないのだろう」と納得の表情だ。
▽広島・苑田スカウト統括部長「清宮はボールの待ち方がいいから、東都で投げる投手からでも打てた」
▽阪神・畑山スカウト統括補佐「清宮、安田、中村。3人とも素晴らしいの一言」(SANSPO)
■ 【侍U18】早実・清宮、木製で場外108号(スポーツ報知) 17/8/26
第28回U―18W杯に出場する高校日本代表の早実・清宮幸太郎一塁手が、史上最多とされる高校通算108本目のアーチを描いた。初の練習試合となった千葉工大戦に「4番・一塁」で出場し、5回に右翼場外へ2ラン。侍ジャパントップチームの稲葉篤紀監督が視察する前で、神港学園・山本大貴の107本を抜き、金字塔を打ち立てた。プロ11球団28人のスカウトが見守る中、西東京大会準決勝以来の一発は推定130メートル弾。「タイ記録で、たくさん取り上げていただいたけど、タイにこだわりはない。やるからには抜きたいと思っていた」と誇らしげな笑みを浮かべた。国際大会では、高校生でも木製を使用する。金属バットより芯が極端に狭く扱いが難しいが、2年前の敗戦が糧になっていた。合宿直前、前回決勝の米国戦の映像を見直した。1年生で4番を務めたが、「今と違って、めちゃくちゃな打撃」と漏らした。「木(木製バット)が素人で。金属と同じような910グラムで打っていた。全然、気付いてなかったけど、早実に帰ってから、素振りしているバットくらいの重さだった。相当、後悔した」。今回は同じローリングス社製で50グラム軽い860グラムを用意。長さ84センチのメープル素材で、操作性、打った感触…細部までこだわった。
▽DeNA・高田GM「何の心配もない。木製でもしっかり捉えて、飛ばせる」
▽広島・苑田スカウト統括部長「高校生であれだけ木製に対応したのは、清原くらい。NO1。(広陵・中村との)比較は難しい」
▽巨人・井上チーフスカウト「スイングスピードがズバ抜けている。木製でも、金属でも関係ない」
▽中日・中田スカウト部長「108号は時間の問題だと思っていた。(清宮、安田、中村の中で)一番、率を残せるのは清宮。ホームラン打者は安田。捕手としての総合力で中村」
▽日本ハム・山田スカウト顧問「ほかの選手と打ち方が違う。体が前に出ず、軸がしっかりしている」
▽ソフトバンク・王貞治会長「場外だってね。木のバットで打てたのは自信になったんじゃないかな。(高校通算の本塁打が)どこまでいけるか、やってもらいましょう」
中日の中田スカウト部長は「打てるコースに来たら打つね。遠くに飛ばす長距離打者の資質がある」と話し、履正社の安田、広陵の中村と合わせたスラッガーBIG3を比べて「ホームランだけでなく打率も高いのは清宮、ホームランバッターとしてなら安田、スピードも含めた総合力なら中村」とそれぞれの特長を語った。ソフトバンクの小川編成・育成部長兼スカウト室長は「木のバットへの対応が見事だった。ハンドリングがやわらかい。和製大砲としては、清原、松井、中田と比べても遜色ない」と絶賛した。(中日スポーツ)
◆ソフトバンク王球団会長(早実の後輩、清宮の本塁打高校最多記録更新について)「場外だってね。これからはいろいろチャレンジできるね。木で打ったのは自信になるんじゃないかな。どこまでいけるかやってもらいましょう」
◆DeNA高田繁GM「懐が深い。1年生からの経験もあるしね」
◆ロッテ永野チーフスカウト「打つと思った。昨日のフリー打撃でも、最後の方はゲームモードだった。素晴らしいの一言」
◆楽天仁村徹スカウト副部長(清宮の木製バットへの対応に)「普通は慣れるのに時間がかかるのだけどね。自分のことを分かっているから対応が早い」
◆広島苑田スカウト統括部長(清宮の通算108号に)「バットがきれいに内から出るから、木製バットでも打てます。(代表例はPL学園の)清原ですね」
◆巨人井上チーフスカウト「甘い球が来たら、確実に打つね。芯に当たれば飛ぶし、木製も関係ないです」
◆中日中田スカウト部長「(達成は)時間の問題だと思っていた。簡単に入るからね、すごいですよ」(日刊スポーツ)
■ 早実清宮進学かプロか?スカウト情報も錯綜(日刊スポーツ) 17/7/31
早実・清宮幸太郎内野手の夏が、悔し涙で終わった。東海大菅生との決勝戦に「3番一塁」で出場。8回に右前打を放ったが、高校通算108号アーチは出ず、チームも敗れた。清宮は進路について、未定を強調した。「まだ、この先どうしようかは考えてないです。どこに行くにしろ、さらにレベルが高くなります。高校野球よりも、もっと長い間、野球をやることになると思いますし、ここがマックスじゃないです。まだまだ人生は長いので、最後に良かったなと言える負けにしたいです」と話した。仮にプロ入りした場合はインターネットで受講する早大の通信教育課程「eスクール」を利用する案も浮上した。プロか、大学か、プロスカウトの間でも情報が錯綜する。
「主将になっていろいろなことをみんなに言ってきたけど、文句一つ言わずついてきてくれた。準優勝という結果ですけど、日本一のチームだった」。甲子園に行けなかった悔しさももちろんある。だが、それ以上に、苦楽をともにした仲間と早実のユニホームを着てプレーする機会がもうなくなったことが寂しかった。注目されるのは進路。「この先どうしようかは考えていない」と話すにとどめた。だが、複数の関係者の話を総合すると、進学の方針を固めているという。系列の早大を軸に、米国の大学も視野に入れているとみられる。(スポニチ)
志望届を提出する可能性が高く、プロに進んだ上で早大への入学を模索することも検討しているとみられる。(SANSPO)
巨人の鹿取GMが、今秋ドラフト目玉の清宮に対する高い評価を改めて口にした。東京DでのDeNA戦後、西東京大会決勝で敗れた清宮について、「どのチームも上位で行くでしょう」と話した。早実出身のソフトバンク・王会長は日本ハム戦後、取材に応じ「勝ち負けは仕方がない。勝負事だからね」と話した。「俺も最後の夏は出られなかった。清宮くんもいいバッターになるよ」と悔しさをバネにさらなる飛躍を期待していた。(スポーツ報知)
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
17夏予: 6 .500 18 9 2 1 4 10 0 8 0 .654 1.389
■ 早実・清宮、最多タイ107号はリベンジ弾(日刊スポーツ) 17/7/29
清宮幸太郎内野手が高校通算107号を放ち、早実が2年ぶりに決勝進出した。昨夏の準々決勝で敗れた八王子学園八王子にリベンジを果たした。八王子学園八王子の先発米原の遅い球やインコースを付く配球に3打席までは無安打。2-1とリードした7回先頭の第4打席で、米原の外角低めの変化球をとらえ、左中間へ運ぶソロ本塁打を放った。
▽巨人鹿取GM「(球場で観戦できず)見逃しちゃった。すごい。これはもう、どの球団も間違いなく(1位最有力候補で)いくんじゃないか」
▽ソフトバンク宮田スカウト「高校生であのボール(外角低めのチェンジアップ)をあそこ(中堅左)に運べる選手はいないです。ヘッドをうまく使って、超高校級の打撃だった」
▽中日正津スカウト「あの球をホームランにされたら、投げるところがないですね。強引にはいってないですし、ストライクゾーンに来たら、仕留める確率は非常に高い」(日刊スポーツ)
▽巨人・鹿取GM「(テレビで本塁打の瞬間は)見逃しちゃったよ。すごい。どの球団も間違いなく(1位候補で)いくんじゃないか」
▽ヤクルト・小川淳司SD「高校生として桁違いのものを残している。柔軟性とパワーを兼ね備え、それがホームランという形に集約されている」
▽西武・渡辺久信SD「別格。練習を見に行ったが、すごいと思った。天性のホームランアーチスト。1年生と時からいろんな投手と対戦して成長して、(打席での)対応力が上がっている」
▽日本ハム・山田正雄スカウト顧問「飛ばす力、技術は特別。今まで歴代の選手、高校時代の清原(PL学園)、松井(星稜)に匹敵するものがある」
▽日本ハム・栗山監督「すごいね。変化球をこういう打ち方もできるんだ。なかなか引っ張れる球を投げてこない中で、逆方向に打つのは安打の延長という感じ。そういうのが本当のスラッガーだし、チームを勝たせる打者。どの球団も欲しがるのが分かるね」
▽ロッテ・諸積スカウト「引きつけて反対方向に“引っ張る”ことができるのがすごい。小笠原(現中日2軍監督)みたい」(デイリースポーツ)
▽ヤクルト・小川淳司シニアディレクター(SD)「高校生として桁違いのものを残している。柔軟性とパワーを兼ね備え、それがホームランという形に集約されている。お客さんを呼べるというのは承知の上。そこも大事になる」
▽巨人・鹿取義隆ゼネラルマネジャー「すごいよね。これはもう間違いなくいくんじゃないか、どの球団も」
▽日本ハム・栗山英樹監督「素晴らしい。木のバットになっても東京ドームだったり、神宮だったら、間違いなく入る。どの球団も欲しいというのは、よく分かるよね」(SANSPO)
■ 清宮、公式戦8戦連発26号「どこに飛んでも入るのは成長かな」(スポーツ報知) 17/7/22
今秋ドラフト目玉の早実・清宮幸太郎内野手が、高校通算最多とされる神港学園・山本大貴の107本塁打に王手をかけた。法政と対戦した5回戦の3回、中堅右へ通算106号先制ソロ。3年連続の8強入りに導いた。今大会3試合連発で、春季都大会からは人生最長となる公式戦8戦連続で計10発。夏初戦から3戦連発で右、左、中と広角に打ち分け、「どこに飛んでも入るのは、成長かな」とうなずいた。6球団のスカウトが熱い視線を送る先で、公式戦26本はゴジラ松井に肩を並べた。西武・鈴木球団本部長は「右投げ左打ちで、あれだけ左手の押し込みが強い打者は、なかなかいない。松井、筒香、掛布クラス」と目を見張った。3年生になり、5か月間で放った公式戦10本塁打は2年時の年間9本を上回り、学年別で自己最多。公式戦本塁打率(1発に要する打数)も、1、2年時をしのぐ自己ベストの5・50(55打数で10本)だ。阪神・畑山チーフスカウトは「相手のレベルうんぬんじゃなく、すごい確率で打てる。今までの高校生ではいない」とうなった。
ソフトバンクの山本省吾スカウトが「近いポイントで打つのは大リーガーみたい」と驚いた一発だった。(スポニチ)
■ 早実・清宮、初打席いきなり104号!(スポーツ報知) 17/7/16
今秋ドラフト目玉の早実・清宮幸太郎一塁手が、最後の夏のスタートを高校通算104号で飾った。初戦の3回戦・南平戦の初回、この夏初打席で右越え先制2ラン。公式戦では自己最長を更新する6試合連発、2試合にまたがる2打席連続アーチで、2年ぶりの夏の聖地へ白星発進した。
ネット裏ではソフトバンク、西武、ロッテ、ヤクルトのスカウトが視察した。ロッテ・永野チーフスカウトは「足、肩を開かず、丁寧に打った。この大会に懸ける決意を感じた。プロ志望届を提出すれば、かなり入札競合する」と評価。ソフトバンク・山本スカウトは「上がった打球がなかなか落ちないまま、スタンドに届く。高校生のレベルじゃない」と舌を巻いた。
ソフトバンクの山本省吾スカウトは本塁打について「会心の当たりじゃなくても、角度よく上がればそのままスタンドまで行くのが凄い。そのあたりがホームランアーチスト」と生まれ持った長距離砲としての才能を絶賛していた。(スポニチ)
■ 清宮、102号&103号!招待試合全6県で本塁打(スポーツ報知) 17/6/19
今秋ドラフト目玉の早実・清宮幸太郎一塁手が18日、香川県高野連招待試合の丸亀城西戦で2本塁打をマーク。昨年6月の三重から招待された全6県で19戦11発と量産し、高校通算103号に伸ばした。バックスクリーンへ立て続けに運んだ。4回先頭で、サイド右腕の初球の外角スライダーを拾った。死球を挟み、6回1死一塁で3番手右腕の低めのフォークをすくった。この日は阪神、ロッテ、ヤクルトが視察する中、第1試合の三本松戦では6回にすべてチェンジアップを空振りし、3球三振。チームは17日の坂出戦から2試合連続完封負けを喫していた。「最近、なかなか引っ張れない。詰まっちゃっている。(中堅方向の安打も)いつもならライトに飛んでいる。悪くないけど、よくもない。ちょっと(体が)前に出ている」。悩みを抱えながらも、「何とか取り返さないといけない」と面目を保った。
■ 早実・清宮、推定120M弾で101号!高校最多まであと「6」(SANSPO) 17/6/15
早実の清宮幸太郎内野手が14日、神奈川・大和スタジアムでナイターで行われた神奈川・慶応との練習試合で、高校通算101号となるソロ本塁打を放った。試合は5-3で慶応が勝った。九回の第5打席。清宮が夜空に放物線を描いた。2ボールから調布シニア時代にチームメートだった左腕、伊東の直球を捉え、右翼後方の防球ネットに当たる推定飛距離120メートル弾を放った。漫画「ドカベン」の山田、里中の銅像があり、ドカベンスタジアムの愛称を持つ球場には、日本ハムが木田GM補佐ら3人態勢で視察するなど、練習試合では異例の約500人が集結。急きょ警備員も配置された。
インターネットテレビ局「AbemaTV」が早実が参戦する香川県での招待試合を緊急生中継することが判明した。17日に英明、坂出、18日に三本松、丸亀城西と今春の香川県大会4強チームと戦う全4試合を完全中継する。(スポニチ)
■ 清宮にメジャースカウト! Wヘッダーで9の5も101号は出ず(デイリースポーツ) 17/6/12
高校通算100本塁打の早実・清宮幸太郎内野手が11日、メジャースカウトの電撃視察を受けた。東京都八王子市の同校グラウンドで練習試合のダブルヘッダーに出場。阪神など日米9球団のスカウト陣の前で合計9打数5安打と快音を連ねた。2試合ともフル視察したのが、ブルージェイズのダン・エヴァンス環太平洋担当スカウトディレクターだ。「特定の選手の話はできない」としながらも、清宮の存在はもちろん認識。「日本の高校生のレベルは高いね。今日はいい日になった」と、満足げだった。将来の夢は「メジャーの本塁打王」という怪物スラッガー。本場のスカウトの注目を浴びても「記録は意識していない。勝利最優先でいきたい」と、不変の姿勢で夏に向かう。
■ 清宮の視察にヤクルト・小川SD「評価は言うまでもない」(デイリースポーツ) 17/6/11
高校通算100本塁打の早実主将・清宮幸太郎内野手は「3番・一塁」で先発。5打席3打数2安打1四球1死球だった。練習試合にかかわらず、都内グラウンドに設置されているスタンドは満員状態。その中にはヤクルト球団の小川淳司シニアディレクター(SD)と酒井圭一スカウトの姿もあった。小川SDは試合後、この日は本塁打のなかった清宮について、「いつもいつも出るわけじゃいからね。評価については言うまでもない」と語った。この日の来訪については、「きょうは(早実関係者へ)あいさつ。(公式戦の)グラウンドではなかなかできないから」と説明していた。
■ 早実・清宮、場外弾であっさり100号!長嶋氏が熱烈勧誘「早くプロに」(SANSPO) 17/6/5
早実・清宮幸太郎内野手が4日、愛知・小牧市民球場で行われた愛知県高野連主催の招待試合2試合に出場。第2試合の享栄戦で、高校通算100本塁打を達成した。右翼席後方の場外に達する推定飛距離135メートルの特大弾。4月15日の春季東京大会準々決勝・駒大高戦(神宮第二)から1カ月半で21本のハイペースで、史上2人目の高校通算100号。「そんなに打った感じがしない。実感がない」と笑った。千葉・佐倉市でのイベントに参加した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督は「すごいねえ。実際に見ているわけではないけれど、今の選手の中ではナンバーワンバッターだね」と絶賛。「できれば早くプロ野球に入ってほしい。僕はそう思う。早く見てみたい」と高卒即プロ入りを熱望した。
★清宮の進路選択
注目される清宮の進路は、夏の大会後のプロ志望届提出期限まで方向性が出ないとみられている。多くの関係者は、プロ志望届を出して国内(NPB)かメジャー入団か、系属校の早実から早大入学-の三択とみている。また、早大のeスクール(通信教育課程)に通いながらのNPBでのプレーや、米国の大学に入学してMLB入団(待ち)という選択肢もありえる。その打力を考えれば、大学で4年間を過ごすのは惜しい、という声もある。
■ 早実・清宮、100号の大台に王手!仮想甲子園で1日3発(スポーツ報知) 17/6/4
早実の清宮幸太郎一塁手が3日、愛知県高野連招待試合で2戦3発を放って高校通算99本塁打とし、100号の大台に王手をかけた。中京大中京戦で圧巻の左越え3ランに続き、右中間にも3ラン。桜丘戦では右翼ポール際に2ランを運び、計5安打9打点。清宮のスイングは、外角低めのチェンジアップをこすっただけに見えた。中京大中京戦の2点を追う初回無死一、二塁で、右腕・香村から一時逆転の3ラン。自身通算5本目のレアな左方向への一発に、「芯に当たっていた。意識しなくても、向こうに飛ぶ。風でしょう」と頬を緩ませた。10―14で迎えた7回1死一、二塁。主砲は左腕・磯村の高め138キロ直球に「かなり差し込まれて、詰まった」。なのに、右中間席最深部に届く98号。さらに桜丘戦で5点を追う6回1死一塁。カウント2ストライクから右腕・原悠のスプリット3球を見切り、内角直球をさばいた。打ち破った3人はいずれも最速140キロ以上のプロ注目投手だった。視察した東海地区担当の中日・清水スカウトは「甲子園で勝てるレベルの投手たち。1本目は左飛だと思った。こすってるけど、技術と力が一体になっているから、スタンドまで飛ぶ。あんなの見たことない」と語った。
■ 早実・清宮「完璧」96号 9球団1位競合も!?(スポーツ報知) 17/5/29
早実・清宮幸太郎一塁手が28日、沖縄招待試合の美来工科戦で高校通算96号を放った。5点を追う8回2死二、三塁。2番手の下手投げ右腕の初球、真ん中シンカーを仕留めた。右翼席後方の防球ネット上段に突き刺す推定130メートル弾を「完璧」と表した。23~25日は中間試験で練習が不足。27日の沖縄招待2戦は不調で、夜に宿舎の屋上でナインと30分、スイングを確認した。「悪いときは、ヘッドがかえるのが遅かったり、前に突っ込んだり。自分の中でタイミングを元に戻せた」。6月3、4日の愛知招待と続く清宮フィーバーは、ドラフト戦線でも巻き起こる。「今年は高校生、大学生の投手で上位候補が少ない」というのが、各球団スカウトの共通見解。年初では、清宮がプロ志望届を提出すれば、1位指名は5球団前後とみられていたが、この日沖縄に駆けつけたロッテ・永野チーフスカウトは「もっと多くなるでしょう」と推察。関東大会を視察したセ・リーグのスカウトは「最大9球団くらいの競合もあり得る」。89年の野茂英雄(新日鉄堺)、90年の小池秀郎(亜大)の8球団を超え、史上最多となる可能性まで指摘した。
■ 早実敗退も清宮は95号! 推定120メートルで夏へ手応え(デイリースポーツ) 17/5/23
今秋ドラフト1位候補の早実・清宮幸太郎内野手が、準々決勝の作新学院戦で高校通算95号本塁打を放った。八回に公式戦5戦連発となる推定120メートルの右越えソロ。チームは昨夏甲子園優勝校に敗れて4強入りを逃したが、自身は夏に向けての手応えを口にした。清宮が最後に魅せた。5点を追う八回1死。内寄りの133キロを捉えた弾道は、あっという間に右翼後方に消えた。敷地内の木に当たらなければ場外弾という完璧な一発。ファンも拍手喝采で迎えた。3打席目までは凡退。「タイミングが合ってなかった」と、足を上げてからタメを作る右腕に手を焼き、三回は変化球に空振り三振していた。それでも、第4打席で「最後はうまく合わせられた」としっかり修正した。東京大会準々決勝から公式戦5戦連発の7本塁打。「自分でもビックリ」と話す爆発ぶりで、今大会では全国的な強豪からも快音を重ねた。「自信にもなりましたし、いい投手への対し方が出来上がって来つつある。力むと良くない。いい感じで力を抜いて打てている」と手応えは十分だ。スカウト陣も賛辞を送るしかない。阪神・畑山チーフスカウトが「背筋が伸びて、内角がさばけるようになった。成長しているよ」と認めれば、西武・鈴木球団本部長は「怪童、和製ベーブルースだな」と舌を巻いた。
D1位候補に挙げているヤクルトは3人態勢で観戦。今春のセンバツ以来の視察となった小川SDは「いいものを見られました。練習試合でもあれだけ本塁打を打っている。何にしても、本塁打を打つのはすごいこと。リストがやわらかいし、構えがいいよね」と絶賛。日本ハム・大渕スカウト部長も「お客さんを手ぶらで帰さないね」と感心した。(SANSPO)
■ 早実・清宮、史上最多観衆1万2000人に魅せた94号(スポーツ報知) 17/5/22
今秋ドラフト目玉の早実の清宮幸太郎一塁手が、関東大会初戦の2回戦・花咲徳栄戦で、自身初の公式戦4試合連発となる高校通算94号を放った。9回の同点打など6打数4安打3打点。初体験の延長10回タイブレイクを逆転サヨナラで制し、13年ぶりの8強入りを決めた。打った清宮本人も驚くほど、低い弾道はそのまま、両翼100メートルの右翼ポール際の芝生席に突き刺さった。「入っちゃった。(右寄りの右翼手に)いいところに守られたかなと思ったけど。低めを拾えた。引っかけて飛ぶのは持ち味。自分らしい」。1点リードの5回1死。軟式のオール麻布に所属した小学4年時に投げ負けた右腕・綱脇彗の直球を捉え、神港学園・伊藤諒介に並ぶ、高校通算94号ソロで雪辱した。観衆1万2000人がどよめき、プロ7球団のスカウトは絶賛した。巨人・井上チーフスカウトは「右直だと思ったのが、そのまま入った」。日本ハム・大渕スカウト部長は「プロでも見たことない打球。ファウルにならないのは技術が高いから。(観客の)期待に応えられるのもスター性」と目を見張った。
日本ハム・大渕スカウト部長は「あんな打球、プロでも見たことがない。普通はファウルになる。期待に応えて打てるのもスター性の一つ」と褒めたたえた。DeNA・高田ゼネラルマネジャーも「間違いなく、魅力がある選手。打者としては飛び抜けている」と絶賛した。(SANSPO)
日本ハム・大渕スカウト部長が「あんなのプロでも見たことない。普通はファウルになる。技術を感じる」と話せば、オリックス・長村球団本部長も「力と技を兼ねた打撃。なかなか低めをさばいてライナーでホームランにできない」とうなった。(デイリースポーツ)
■ 早実・清宮、あと1人からの走者なし敬遠にスカウトも「見たことない」(スポーツ報知) 17/5/15
今秋ドラフト目玉の早実の清宮幸太郎一塁手が14日、熊本・RKK招待高校野球の秀岳館戦で、前代未聞の9回2死走者なしから前の打者の敬遠を味わった。秀岳館・鍛治舎巧監督は、非公式戦で救援したエースと怪物の勝負を優先した。清宮は敬遠の概念を覆した。強打者との対戦を避けるのがセオリー。今回は招待試合とはいえ、全く逆で対決を望まれた。ネット裏の中日、阪神、西武、ソフトバンクのスカウトは「見たことがない」と口をそろえた。「相手にそれほど対戦したいと思わせる打者。監督が勝負を経験させたい気持ちも分かる」「公式戦じゃないし、お客さんの多くが清宮を見に来ている」。理解を示す声の一方で、「早実にとっては複雑」「ないがしろにされた2番打者がかわいそう」との指摘も聞こえた。指揮官はともに早大出身。先輩の秀岳館・鍛治舎監督は「相手の監督にしては微妙だと思う」と察し、早実・和泉実監督は「参りました」と漏らした。涙目や険しい顔の早実ナインを見送った熊本県高野連の関係者は「お客さんが沸く気持ちも分かりますけど、早実のことを考えたら、何とも言えません」。清宮に残された再戦の舞台は、夏の甲子園しかない。
中日の中田宗男スカウト部長は「四球が多くてチャンスボールが少ない中、ヒットゾーンに来る球を確実につかまえる技術が素晴らしい」と称賛。ソフトバンクの永山勝アマスカウトチーフは「これだけお客さんを呼べる選手はなかなかいない」と2日間で計1万500人を集めたスター性を評価していた。(スポニチ)
大歓声に包まれて打席に入った清宮だったが、不快感と戸惑いは隠せなかった。ぶぜんとした表情で捕手の橋口に何か言葉をかける。最後は直球を引っ掛け、一ゴロに倒れてゲームセット。「いろいろと感じることはあります…」と試合後も困惑顔だった。(西日本スポーツ)
■ 早実・清宮、熊本復興エールは135メートル場外弾(スポーツ報知) 17/5/14
今秋ドラフト目玉の早実の清宮幸太郎一塁手が13日、被災地・熊本に2年越しの復興エール弾となる高校通算93号を描いた。RKK招待高校野球(県営八代野球場)の第2試合・八代戦で右中間場外に先制3ラン。初回無死一、二塁、右投手の真ん中低め直球を捉えた。推定飛距離135メートルの高校通算93号に万感の思いが詰まった。4月15日の春季東京都大会準々決勝から対外試合は16戦14発。「基礎がしっかりした上で、技術が元に戻ってきた。成長できている」とうなずいた。西武はスカウト3人態勢で視察。阪神・畑山チーフスカウトは「これだけ注目される中で打てる。集中力が高い。もう通算何本打ったか、というレベルじゃない」と目を細めた。
■ 清宮、場外3発で中田超えの通算88号!(スポーツ報知) 17/5/1
日本ハム・中田翔内野手が30日、早実・清宮幸太郎内野手の“中田超え”の高校通算88号に驚がくした。「すごいじゃん。ニュースとかで見たことはありますけど、体格もしっかりしています。見るからに風格もありますし、打撃を見ていても完成度が高い。きれいなスイングをしている」。宮崎大宮が、清宮に真っ向勝負を挑んだ。早実との練習試合の2戦目。高さ30メートルの右翼ネットを越され、場外に3発を浴びた。春季東京都大会の準々決勝から4戦連続6発で迎えたこの日、ダブルヘッダーの初戦を挟み、清宮にとっては3度目の1試合3本が加えられた。DeNA・筒香は「少しだけ見たことはあります。これだけ注目を浴びている中で、結果を出し続けている。すごい選手であることは間違いない。将来、スーパースターになる可能性があるので、これからも頑張ってほしい」とエールを送った。巨人・阿部も神宮ナイターでの2発に、「すごいよね。あれだけ注目される中でもしっかり結果を出すってことは、やっぱり何か持ってるんだろう」とうなずく。中田が87発を放ったのは、3年時の7月5日。2か月以上も早く、清宮に上を行かれた。「これからもっと伸びると思いますし、楽しみですね。(100本を超えそう?)いくんじゃない、余裕で」と期待を抱く。「(将来的に)プロに入ることは間違いないと思いますから、すごく楽しみ。日本ハムに来てくれたら、うれしいですけど」と笑みを浮かべた。
早実・清宮幸太郎内野手が、メジャー挑戦の可能性が出てきた。30日放送のフジテレビ系のスポーツ情報番組「スポーツLIFE HERO’S」に出演した川淵三郎氏が「お父さんは、すぐにでも大リーグでやりたいようなことを言ってましたけどね」と発言したもの。同番組で27日に行われた春季東京大会決勝で2本塁打を放った清宮の映像が流れ、ゲストの独立リーグ、四国ILs・高知のマニー・ラミレス外野手が「すばらしいですよね。松井(秀喜)の後継者になるんじゃないですか。それくらい力強い」と絶賛。続けて川淵氏が早大同窓生の父・克幸氏との会話を明かした。(デイリースポーツ)
■ 清宮すげぇ~虎スカウト熱視線 4人態勢で視察(デイリースポーツ) 17/4/23
今春センバツに出場した早実が、最大5点差を逆転して八回コールド勝ちを収め、決勝に進出した。清宮幸太郎内野手は、2戦連発となる高校通算82号の右越えソロ。今秋ドラフトの目玉になり得る清宮に、阪神は高野球団本部長、佐野統括スカウトらが4人態勢で熱視線を送った。高野本部長はセンバツで視察済みだったが「よく飛びますねえ。いい選手なのは間違いない」と、特大の一発に感嘆。担当の畑山チーフスカウトは「力感なくあれだけ飛距離を出せる選手はなかなかいない。同じ超高校級と言われるスラッガーでも、中田(現日本ハム)らとは、またタイプが違う」と、うなった。
▼ソフトバンク・山本省吾スカウト(本塁打は)プロ並みの当たりだった。軽く振り抜いて、あそこ(右中間中段)まで飛ばせるのは高校生ではいない。(スポニチ)
■ 早実・清宮の連発、プロの目に映った「修正の技術」(日刊スポーツ) 17/4/16
視察した日本ハム岩舘スカウトは、1打席目のファウルで80号を予感した。「体を開かずにファウルを打ったのを見て、出そうだなと思った」。不調時は体が前に出される場面もみられたが、修正していた。試合後、清宮は「(不調の)原因が分かったので、試合前から行けると思った」と言った。修正箇所は「下半身です」と多くを語らなかったが、1発を予感させる技術がプロの目には映った。迎えた3打席目。内角低めの直球を右中間に運んだ。「簡単な球ではなかったが、体を開かずに打ったから右中間に飛んだ。開いていれば、右翼ポール際だった」と話した。2本目は外角の直球を中堅左に運んだ。「(インパクトの瞬間に)リストをうまく使えるから、あそこまで伸びた。木のバットでもすぐに適応できる打ち方」と評した。
早実・清宮幸太郎内野手が、駒大高戦で40打席ぶりの1発となる高校通算80号を放った。4回に右中間に3ランをたたき込むと、5回には中堅左に2打席連続の81号2ランをマーク。ボールに詰まっても、体が泳いでも、柵越えする17年度版「清宮スタイル」を体現した。冬のトレーニングの成果が、ノーアーチの呪縛を解き放った。(日刊スポーツ)
■ 早実・清宮シフト出た! 強打者なのに外野2人、内野5人のワケ(スポーツ報知) 17/4/8
今秋ドラフト目玉の早実・清宮幸太郎一塁手が7日、春季東京都大会3回戦の岩倉戦(神宮第二)で内野5人の「清宮シフト」を敷かれた。岩倉の豊田浩之監督は両翼91メートル、中堅116メートルと狭い球場のため、「清宮君がスピンをかけ、打球が上がると入ってしまう。外野は2枚でも対応できる」と“本塁打上等”で変則シフトを敢行。続く4番・野村大樹三塁手(2年)には二塁手を右中間に置き、外野4人で対応。「互いに意識し、勝手に崩れてくれれば」というのがその狙いだった。清宮は8回に左越え二塁打を放つなど、5打数2安打も、高校通算80号はお預け。シフトが結果を左右することも、特になかった。16強で2年ぶりに夏の西東京大会のシードを得たが、自らの打撃を「よくはない」と反省した。それでも視察した5球団のスカウトは異例のシフトに驚き、ソフトバンク・小川編成部長は「彼は別格」とうなずいた。
岩倉の中堅・森本が二塁ベース付近にダッシュ。引っ張り警戒で全内野手が、時計回りでポジションを右に移すのが見えた。遊撃手と二塁手の間で森本が腰を落とした。内野5人、外野は右中間と左中間の2人で構成する「清宮シフト」だった。視察した西武鈴木葉留彦球団本部長は「昔(全野手がポジションを右寄りに変える)王さんシフトというのがあったけどね。これもすごいね。ビックリした」と目を丸くした。(日刊スポーツ)
■ 清宮 不発敗退も…“通天閣”三塁打に右翼手驚いた「風船みたい」(スポニチ) 17/3/28
高校通算79本塁打を誇る清宮幸太郎内野手を擁する早実は、東海大福岡に8―11で敗れた。8回に反撃の口火を切る右翼線二塁打を含む2安打を放ったが、2試合で9打数3安打もノーアーチ。ただ、怪物ぶりは見せつけた。6回、内角直球をかち上げた打球は右中間へ高々と舞い上がった。この回から右翼に入った前原は「あんなに高く上がったのは初めて見た。風船みたい(に落ちてこない)」と目測を誤り、中堅・有安とお見合い。野球漫画「ドカベン」に登場する坂田三吉が得意とする「通天閣打法」のごとく超飛球で落球を誘い、記録は右中間三塁打。規格外のパワーに、球場全体がどよめいた。
阪神の畑山俊二チーフアマスカウトは「彼らしい打球は見られたし、捉えた時の打球や上がり方はやはりものが違う」。ソフトバンク・山本省吾スカウトも「時代を代表する打者だし、能力はずばぬけている」と、今後も密着マークを続けていく方針を示した。(スポニチ)
阪神の畑山スカウトは「普通の打者ならポップフライが、(清宮だから)あそこまで行く」と話した。(西日本スポーツ)
■ 【センバツ】メジャースカウトも清宮絶賛「和製ボンズ」(スポーツ報知) 17/3/25
日米14球団のスカウト陣は清宮について、初回の中前打よりも、第2打席の中飛に対するコメントが目立った。3回1死、外角高めのスライダーをフルスイング。高々と舞い上がった打球は、滞空時間約8秒だった。ブレーブス・大屋スカウトは「スイングが速くて押し込みが強いから打てる。外国人のバッターみたい」。アストロズ・大慈弥スカウトも「松井のパワーとイチローの技術を持ち合わせている。和製バリー・ボンズになれる素材。中飛の高さは、高校生ではない」と驚きを隠せなかった。日本ハム・大渕スカウト部長は「凡打の中身もいい。球をとらえる能力、率が高くなっている」と評価。巨人・岡崎スカウト部長は「今年の高校生でトップクラス」。楽天・長島スカウト部長は「和製大砲候補。A評価で、12球団が進路に注目するでしょう」とし、西武・渡辺SDは「当然(ドラフト1位の)12人に入ってくる。あとは、彼が志望届を出すかどうか」。各球団が今後も熱視線を送っていくことになりそうだ。
▽巨人岡崎郁スカウト部長「高校生の中に一人だけプロが交ざっているみたい。特にスイングスピードの速さは抜群」
▽DeNA吉田孝司スカウト部長「構え、リスト、全てが理想的な打ち方をしている」
▽広島苑田聡彦スカウト統括部長「9回、あそこで打順が巡ってくるんだから何か持っていますよね」
▽阪神畑山俊二チーフアマスカウト「大きいのを狙わなくても打てる打者」
▽中日中田宗男スカウト部長「何か持っているよね。いろんな意味で相手に重圧をかけている。一つ間違えたら本塁打になってもおかしくない打席もあった」
▽オリックス長村裕之球団本部長「一段とたくましくなったように感じるし、高校生離れした打球ですね」
▽ロッテ永野吉成チーフスカウト「反応の良さとミートの良さは非凡なものがある」(スポニチ)
▽巨人・岡崎スカウト部長「雰囲気があるし、あれだけ柔らかくて長打を打てる。打者としてトップクラス」
▽ブレーブス・大屋スカウト「スイングがメチャクチャ速い。(中飛は)外国人が打つフライのよう。米国の18歳に交じってもすごくいい打者」
▽オリックス・長村球団本部長「力強さが増して、迫力がある。当てにいくのではなく、しっかりスイングできているところがいい。今日はヒット1本だったけど、紙一重だった」
▽広島・苑田スカウト統括部長「タイミングの取り方がうまい。1球目にタイミングが合わなくても、次の球で合わせられる。間が作れているし、膝の使い方も柔らかい」
▽阪神・畑山チーフスカウト「(1打席目から)初めて対戦する投手に対して、初球の変化球を振っていけたのはよかった。積極的に振っていくのは彼の持ち味だしね。大きな外野フライで歓声が沸いたように『おっ』と思わせる打球の角度もある」(デイリースポーツ)
巨人・岡崎スカウト部長は「打球の速さと1球を仕留める集中力がいい」といい、中日・中田スカウト部長は「少しこすり気味でも外野フェンス近くまで飛ばすパワーは破格。選球眼も集中力があってこそ」と評価。西武・渡辺SDは「オーラがあるので、ああいうの(投手の失策)につながる」。日本ハム・大渕スカウト部長は「飛ばす力、捉える力が増していて、アウトになった打球の質も高い」と技術力アップを認めた。(SANSPO)
▽ヤクルト・小川淳司シニアディレクター「打撃と存在感には、改めて目を見張った。九回はネクストバッターズサークルにいたことで投手に失策を誘発させ、打席ではストライクを必ず振る集中力を見せた。これに、野球の神様がほほ笑んだのではないだろうか」(SANSPO)
▽巨人岡崎スカウト部長「高校生の中ではトップクラスのスイング。スイングが速いし、知らない投手でもどんどん振っていけるのが彼のいいところ」
▽DeNA吉田スカウト部長「雰囲気で勝っていた。打ち損ねていた中飛や左飛も悪くなかった」
▽ヤクルト小川SD「あれだけ高い打球が上がる選手はそういない。やはり打つ方では高校生でトップ」
▽中日中田スカウト部長「タイミングの取り方やスイングはひときわ違う。プロ志望を表明したら複数球団で競合するのは間違いない。いの一番で1位候補に挙がる。こういう選手は毎年でない」
▽阪神畑山チーフスカウト「初めて対戦した投手でも初球から変化球を振れる。そこが良かった。いいものが見られた」
▽日本ハム大渕スカウト部長「力も球をとらえることもレベルアップした。凡打の質がいい。体も技術も完成度が高い。高校生の中に大人が金属バットを使っているみたい」
▽ソフトバンク永山アマスカウトチーフ「結果的には打てなかったけど、評価は変わらない。遠くに飛ばす技術は十分に見せてくれた」
▽ロッテ永野チーフスカウト「中飛や左飛は紙一重。ファーストストライクから打っていくようになったのがいい」
▽楽天長島スカウト部長「自分の振るべき球をちゃんと分かっている。打者として一流の資質がある」
▽オリックス長村球団本部長「1年生の時から打撃は実証済み。力強いスイングで迫力ありますね。柔らかさもありますしね。今になって一段とたくましくなった。あれくらいの打球は高校生ではなかなかない」(日刊スポーツ)
■ 清宮、左撃ちデモ 系列校が!OBが!“仮想”明徳へ助っ人(デイリースポーツ) 17/3/18
早実が17日、早稲田摂陵と大会開幕前の最後の練習試合を行い、快勝で締めくくった。主砲・清宮内野手は、左腕3人から3打数1安打2四球。左腕エースを擁する明徳義塾との1回戦に向け「たくさん投げていただいて、感覚、慣れという意味ではしっかりできているんじゃないかな」と、意義を強調した。阪神・畑山チーフスカウトも見守る中、清宮は初回に変化球を捉える痛烈な右前打を放った。
■ 早実・清宮、1安打で80号はお預け(スポーツ報知) 17/3/13
早実の清宮幸太郎内野手が12日、中大Bチームとの練習試合に出場し、5打数1安打1四球2三振で、王手をかけている高校通算80号はお預けとなった。9回2死で、最速142キロ右腕・小林奨吾(2年)の初球、真ん中直球を右翼線にはじき返す二塁打。視察したソフトバンク・宮田スカウトは「序盤はタイミングが遅れ気味だったけど、最後に修正できた。芯を食った時の打球は速い」とうなずいた。打線は11安打を放ち、10―3で勝利した。
■ 清宮、元ロッテ・小宮山Jr.撃ち高校通算79号場外弾!(SANSPO) 17/3/9
早実高が8日、東京・西東京市の安部球場で早大と練習試合を行い、主将の清宮幸太郎内野手(2年)が、高校通算79号の特大場外弾を放った。視察に訪れた8球団11人のスカウト陣の前で、清宮が持ち前のパワーを発揮した。無安打で迎えた九回の5打席目。2ボールから小宮山悟氏の長男・将投手(3年)の123キロの直球を捉えた。打球は右翼フェンス上方にある高さ15メートルの防球ネットを越え、隣接する軟式野球場に届く推定飛距離130メートルの特大弾となった。
▽ソフトバンク・山本アマスカウト
「打撃はずば抜けている。初戦でいいものを見ることができてよかった」
▽阪神・畑山チーフスカウト
「一段とレベルアップしている。大学生と比べても、(高校生で)一人だけ体が違う」
真ん中高めの直球を右翼へ。高さ約15メートルの防球ネットを越える本塁打となった。日本ハムの岩舘学スカウトは「これだけ寒くてもツーボールからのファーストストライクをしっかり振れるのはさすが。130メートル以上は飛んだんじゃないか」と驚いていた。(SANSPO)
阪神・畑山チーフスカウトは「一瞬、打球が見えなかった」と苦笑。「ひと回り体が大きくなった。点差が開いて集中するのが難しい中で、あれだけの打球が見られてよかった」と成長を評価すれば、日本ハム・岩舘スカウトも「飛距離はとんでもない」と舌を巻いた。(デイリースポーツ)
▽日本ハム岩舘スカウト
「2ボールからのストライクを1発で仕留めるのはさすが。飛距離もすごいね」
▽オリックス中川スカウトグループ長
「ファウルにせず、1発で仕留めるのは持っている。この状況で打てるのがすごいね」
▽ソフトバンク山本スカウト
「打撃はずばぬけているね。いいものが見られて良かった」(日刊スポーツ)
中日、阪神など視察した7球団のスカウトも推定130メートル弾を改めて絶賛。楽天の仁村スカウトは「普通は、あれだけ打球が上がらない。パワーがあるね」と感心するように語った。(中日スポーツ)
■ 早実・清宮、肉体改造で飛距離UP “オルティス打法”にも手応え(デイリースポーツ) 17/3/8
今秋ドラフトの目玉・清宮幸太郎内野手は8日の練習試合解禁日を前に、冬場に取り組んだ“肉体改造”と新打法の手応えを明かした。昨秋大会後にパワーアップを目指して増量に着手。体重は97キロから101キロとなったが「いい感じで動けている」と悪影響はない。上半身のウエートトレーニングに力を入れ「体が変わったなと。飛距離にも出てきた」と狙い通りの効果を実感。この日の打撃練習でも、日本ハムとヤクルトのスカウトが見守る中、右翼後方の高さ約20メートルのネットを越える場外弾を披露した。さらに5打席連続三振を喫した昨秋東京大会決勝・日大三戦の反省から、逆方向を意識した練習法を導入。「一流の打者も最初は左方向から打ち始める。メジャーはよく見ますし、オルティスが好きなんで」と、元レッドソックスの主砲を参考にした“オルティス打法”で、体が開く悪癖の修正に努めてきた。
■ 清宮争奪戦ゴング!早実グラウンドに6球団7スカウント新年あいさつ(スポーツ報知) 17/1/6
今秋ドラフトの目玉・清宮幸太郎内野手を擁する早実の王貞治記念グラウンドに、6球団7人のスカウトが新年のあいさつに訪れた。“清宮詣で”に赴いたのは、DeNA、ヤクルト、中日、ソフトバンク、西武、オリックスの各スカウト。唯一2人態勢のDeNA・欠端西日本スカウトグループリーダーは、高校通算78発の怪物を「高校生では、筒香以来の大砲」と侍ジャパン主砲級の逸材と評した。オリックス・中川スカウトグループ長は「将来はシーズン日本記録の60本塁打を塗り替える可能性がある。こんな和製大砲はいない」とバレンティン超えまで予感した。中日・正津スカウトは「プロ志望届を出せば、1位競合は間違いない」。今春センバツ出場も確実で、清宮の周囲はさらに熱を帯びる。
DeNAは、欠端スカウトグループリーダーが新たに西東京の高校を担当。“清宮シフト”を敷いた格好だ。「10年に1人の逸材。ボールを捉える力と飛ばす力は飛び抜けている」。欠端リーダーがそう絶賛すれば、中日・正津スカウトは「1位競合は間違いない。今年一番、足しげく通うことになる」と断言した。(デイリースポーツ)
2人で訪問したDeNAの欠端光則スカウトは「高校生だと筒香以来の左の大砲じゃないか」と昨季2冠に輝いた自軍の4番を引き合いに高評価。オリックスの中川隆治アマスカウトグループ長は、「メンタル面は高校生離れしている。ぶれずにやっていけると思う。あとは決断次第」と進路を注視していく考えを示した。(スポニチ)
■ 早大?プロ?清宮 運命の一年 ドラフト超目玉も気になる進路(スポニチ) 17/1/1
高校球界を騒がせ続ける清宮幸太郎内野手(2年)が高校ラストイヤーを迎える。16年最後の試合は11月20日の磐城との招待試合だった。77、78号を放ち、特に左投手の外角高め直球をレフトへ運んだ78号は「逆方向を意識した結果。自信になった」と振り返った。開眼のきっかけになったのが都大会の日大三戦だ。勝利の中、左腕から切れ味鋭いスライダーを操る桜井の前に5打席連続三振。映像を何度も見直し、右肩の開きという修正点を見つけた。「ああいう経験は初めてで、自分を成長させてくれた試合。改善点を直すように練習した。ポイントをいくつか気をつければ打てるという、論理的なことができるようになった」。ただ、早実の選手は早大進学が基本路線でプロの複数のスカウトが「今のところ進学と聞いている」と話す。昨年末のキャンプには2学年上の主将だった早大の加藤雅樹らが訪れ、大学での練習などの助言も受けた。
■ 早実・清宮プロ&早大生両立も 進路に通信課程浮上(日刊スポーツ) 16/12/29
早実・清宮幸太郎内野手(2年)の注目される進路に、第3の選択肢が浮上していることが28日、分かった。プロ入りか早大進学の2択になるとみられていたが、第3の案として、プロ入りしながらインターネットで受講する早大の通信教育課程「eスクール」を利用する可能性が浮上した。卒業時に学士を取得できるシステムで、実現すればプロと大学生の二刀流。清宮はこの日、千葉・鴨川市内での合宿を終え、来季の目標に全勝を掲げた。すでに高校通算78本塁打を放ち、史上最多とされる山本大貴(神港学園)の107本超えが注目されるが、清宮は「(意識は)ないです。自分のことよりも勝ちたい。鏡じゃないですけど、自分がやることでみんなを引っ張っていく」と主将としての自覚を示した。この冬は、体重を3キロ増の約100キロにパワーアップし、肉体強化に取り組んだ。「強いチームを見たら、体の大きい選手がいる。大きい選手がいるチームの方が強いなと思った」。一塁用のグラブには「BE CREATOR」(創造者になれ)と刺しゅうを入れ、「先に、先に」との思いを込めた。今年を振り返って「70点くらい…」と苦笑した。夏の予選では、準々決勝で八王子学園八王子に敗退。「いろいろと思うことがあって、それを(秋に)ぶつけられた」。秋季は東京大会を制し、来年1月27日に発表されるセンバツ大会への出場を確実とした。来年の目標を問われ「全部勝つこと」と宣言した。高校野球史の記録にも記憶にも刻まれる1年にする。
巨人の吉武真太郎スカウトが清宮の徹底マークを宣言した。12球団で唯一、この日の練習を視察した同スカウトは「間違いなくマークする選手。おのずと(視察する)回数も多くなると思う」。今後も複数体制で動向を追いかける方針で、報道陣が大挙して押し寄せたことにも「これだけ集まるのだから、人を引きつける魅力がある」と実力に加えたスター性も評価していた。(スポニチ)
清宮を徹底マークしている巨人は、1年夏から早実高を担当する吉武スカウトが合宿最終日も視察に訪れた。「(清宮は)来年の最注目選手で、今年の最後を見たいと思っていた。体が大きくて強い。胸板が厚いけど、肩周りの柔らかさをすごく感じ、積極的な打撃が魅力です」。年明けも早々に練習を視察する予定だ。(SANSPO)
■ 早実・清宮、進化弾!2年目初戦初スイング見事仕留めた(スポーツ報知) 16/7/11
早実の1年生4番、野村大樹(だいじゅ)三塁手が、怪物超えの一発を放った。初の公式戦となる西東京大会初戦の啓明学園戦で、3回にダメ押し3ラン。清宮も3回に西東京大会1号となる高校通算51号のソロ。2年生になった清宮の打球は、成長の軌跡を示すように右翼ポール際の芝生席まで届いた。1点リードの3回先頭。初球の低めスライダーをバットの先ですくい上げた。「しっかり準備して、ひと振り目から、とらえられるようにやってきたので、成果が出た」。厳しい警戒を受けながら、1打数1安打2四球で3得点。3打席計12球で、たったのひと振り。それだけで高校通算51号には十分だった。注目度も増した。昨年の3500人を上回る観衆6000人が見つめ、報道陣も2社2人多い28社92人が詰めかけた。2年夏の初戦で、楽天、西武、ヤクルトと3球団のスカウトが集結。楽天・沖原スカウトは「うまく打った。来年はずっと見に来ないといけない」と来秋ドラフト1位候補として関心の高さを示した。昨夏の甲子園準々決勝の九州国際大付戦。内角球に詰まり、左手親指を痛めた。秋の都大会に強行出場したが、今春センバツを逃した。冬に病院に行くと、骨折が判明。清宮の父でラグビー・ヤマハ発動機監督の克幸氏がラジオ番組で告白した。春に中堅を守り、右肩を痛めても、練習試合ではDHで存在感を示し続けた。聖地に戻るため。怪童の心は折れず、一層たくましくなった。
■ 早実・清宮が人生初「センター」(スポーツ報知) 16/2/28
早実の怪物スラッガー・清宮幸太郎内野手(1年)が、中堅にコンバートされることが27日、分かった。春季高校野球東京都大会1次予選、本大会の組み合わせ抽選が都内で行われ、清宮は新たに背番号8で登録された。昨年の同校公式戦ではすべて一塁で出場したが、今年は初の外野で挑む。東京北砂リトル時代に投手で最速130キロを誇り、世界一に導いた鉄砲肩は、遠投100メートルと健在。大柄な体格にして50メートル6秒5と俊敏で、柔軟性も併せ持つ。すでに練習では外野でノックを受けて、フライ捕球も器用にこなしているという。
■ 清宮が創価大・田中から適時打 4番抜擢に燃えた(日刊スポーツ) 15/8/27
高校日本代表の早実(西東京)清宮幸太郎内野手(1年)が、高校入学後初の「4番」で先発出場。初回2死三塁。アマ球界NO・1の剛球を繰り出す創価大・田中から、チーム唯一となる適時打を放った。初球の外角153キロに果敢にバットを出し、ファウルで対応した。2球目は151キロで内角をえぐられ、「考える暇がないくらい速かった」と驚きながらも、田中が投球動作を変えた3球目に瞬時に反応した。甘く入った148キロを力で中前へ運んだ。「(マウンドとの距離が近い)リトルリーグみたいだった。田中さんからヒットを打てたのはうれしいけど、(自己採点は)70点くらいですかね」と、周囲の想像をはるかに超える対応力を見せても、満足する様子はなかった。第2、第3打席でも力のある大学生の直球に対し、ストライクにはファウルで粘り、ボールは落ち着いて見送る。ともに四球を選び、選球眼の良さを示した。西谷監督が、清宮に対して「いいところで打順が巡る。4番がいいと思った」と打線の中心に据えた期待を裏切らなかった。実は、約3時間前にプレゼントされたばかりのバットで結果を出した。「いろいろな木製バットを試したい」との理由から、同じ都内のトレーニングジムに通う慶大・横尾に頼み、この日の試合前に手渡された。適時打の直後は、横尾に「いいぞ、いいぞ。バットいいだろ」と声をかけられたといい、「横尾さんにパワーをいただきました」と感謝した。
楽天星野仙一SAが早実・清宮幸太郎内野手を絶賛した。創価大・田中からの適時打に「たいしたもんだ。低めに対してバットが止まる。ポイントが近いんだろうな」と目を細めた。清宮の父克幸氏と旧知の間柄で、清宮が小学生のころから成長を見守ってきた。試合前には三塁側ベンチ横通路で清宮と遭遇し「なんでお前が選ばれとるんだ!?」と笑いながら左手で頭をポカリ。「ケガだけはするなよ。ケガしそうにない体はしてるけど」と伝えた。「(彼は)ホームランバッター。ああいうのを育てないといかんのだよ。ミートのうまい打者はいくらでもいるんだから」と日本球界の使命として育てる必要性を訴えた。(日刊スポーツ)
楽天立花球団社長、DeNA高田GMら編成トップ含む国内12球団と、マリナーズのスカウトら85人が詰めかけた。早実・清宮について、西武渡辺SDは「ヘッドスピードが速い。柔らかさもあって対応能力がありそう」と話した。ヤクルト小川SDは「臆することなく楽しんでいるように見える」と強心臓ぶりに驚いた。(日刊スポーツ)
▼創価大・田中「ちょっと甘く入った。失投といえば失投だけど、力負けです。ちょっとビックリしました」
▼DeNA・高田GM「どの球に対してもしっかりスイングができている。ヘッドスピードもあるね」
▼阪神・中村GM「モノが違う。とても1年生とは思えない。選球眼もいい」(SANSPO)
▼巨人山下スカウト部長「(創価大・田中の球は)速いと分かっても打てる球じゃない。1年生で4番は立派なもの。2年後が楽しみ」
▼ロッテ・林球団本部長「プロでも打てなかった球を1年生で打つのはすごい。風格がある」
▼中日・中田スカウト部長「普通なら空振りする球。下半身の力があって、コンパクトに振れている」
▼ヤクルト・小川シニアディレクター「場慣れしている。大人の世界でもやれる」(スポーツ報知)
■ 早実4強、清宮2戦連発 内角読み弾丸ライナー(日刊スポーツ) 15/8/18
第97回全国高校野球選手権大会で、早実のスーパー1年生・清宮幸太郎内野手が、2試合連続本塁打を放った。九州国際大付との準々決勝の4回、内角直球を右翼ポール際にライナーで運んだ。1年生の大会2本塁打はPL学園(大阪)桑田以来32年ぶり。高校野球100周年の節目に、第1回大会で4強入りした先人たちに並んだ。4回、初球の内寄り低めのストレートを振り抜いた。「(バットの)先っぽだったんだけど、打った瞬間にいったと思った」。放物線を描いた3回戦の1号とは対照的に、弾丸ライナーで右翼ポール際にたたき込んだ。「今日は自分の形のホームラン。飛距離は出なかったけど、ライナーで入ることが多いので。先っぽだったり詰まっても入るのは理想とする形」と胸を張った。左手の痛みも、怪物ルーキーには関係なかった。初回の第1打席で内角の直球に詰まり、左手の親指付け根付近がしびれた。「硬式を始めたての頃は痛かったけど、最近はなかった」。恐怖心を覚えるどころか「また体の近くに来ると思った」と配球を読み切った。「素振りの時も痛かったけど、アドレナリンで頑張りました。打席に入ったら(痛みは)忘れてました。逆に力が抜けて良かったんですかね」と笑った。
▼九州国際大付・楠城監督「スイング軌道などすばらしい打者。ほれぼれした」(西日本スポーツ)
早実OBで、巨人の打撃コーチ時代に王貞治を育てた荒川博氏(85)は後輩でもある清宮を「100年に一人の逸材」と絶賛した。 「王も100年に一人の選手だが、清宮はこれからの100年に一人の選手。持っている素質が違う。スケールが大きい」。この日も都内の自宅で母校の試合をテレビ観戦し、あらためて清宮の資質を確認した。第1打席で詰まった内角球を、次の打席でホームラン。「プロでは配球を読んで打つが、清宮はそうではない。タイミングさえ合えば、どんな球も打ってしまう。来た球を反応で打っている。王と同じだよ。ヤマを張らないんだ」。しかも打ったのは内角の厳しいコースで「普通に打ったらファウルになる球。あれをフェアゾーンへ打つところがうまい。3回戦(対東海大甲府)の満塁からの二塁打もそう。プロで教えてもできない。天性のものだ」という。「バットの絞り方とか細かいところはあるけど、今はそんなことを教える必要はない。体づくりのためにランニングを怠らず、頑健な体と強い精神力を身につければ、とてつもない選手になる。プロで1000本塁打も不可能じゃない」と言い切った。(スポニチ)
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
15夏: 4 .500 16 8 3 0 2 8 1 3 0 .579 1.063
■ 早実・清宮U18W杯内定 1年生でも活躍評価(日刊スポーツ) 15/8/18
早実・清宮幸太郎内野手(1年)が、今月28日に日本で開幕する第27回U18ワールドカップに出場する高校日本代表に内定したことが17日、分かった。代表20人の人選を検討する会議が甲子園で行われ、最終20人に近い候補が絞り込まれた。代表監督を務める西谷浩一監督は20日の発表に向け「おおまかな候補を決めました」と明言。清宮については「候補の1人。日本で初開催の大会で、勝てるメンバーを第1条件に選んでいます。2年生とか1年生がダメというのはない」と語った。選考委員の間では2本塁打、8打点、打率5割の活躍が高く評価され代表入りが内定した模様だ。
■ 早実・清宮、「やっと出た」伝説1号!少年との約束果たす(SANSPO)15/8/16
早実は3回戦で、東海大甲府に8-4で快勝し、優勝した2006年以来9年ぶりに8強入りした。清宮幸太郎内野手(1年)が三回に右中間席へ甲子園初アーチ。満員の4万5000人が、鮮やかな弾道に酔いしれた。清宮は一塁を回ると、ポンと手をたたき、視線を独占した。「今まで感じたことがないすごい歓声でした。打った瞬間は全然聞こえなかった。入った、と思ったら『ワァー!』と聞こえてきた。空白の後にすごい歓声で、映画みたいでした。やっと1本出た」。1-1の三回無死一塁。カウント1-2から相手の2年生エース、菊地の甘く入ったチェンジアップを狙った。「絶対に来ると思った。菊地さんは今までの試合でも打ち取るときに投げていたので。(一瞬見えた)握りもたぶんそうかと」。周到な準備と驚異の動体視力。西東京大会を含め、今夏初アーチでチームを勢いに乗せた。「人生の中でかけがえのない特別なものになりました」。2点差に迫られた六回二死満塁では、右翼線へ走者一掃の二塁打で計5打点。八回にも二塁打を放ち、甲子園3試合で12打数6安打の打率・500、7打点。1年時の活躍で比較されてきた清原、中田は1年夏に1本塁打、5打点。聖地をにぎわした“スーパー1年生”でも、トップの活躍となった。「自分はまだまだこんなもんじゃない。もっと期待していただいて、それに応えていくことにやりがいを感じて、野球を楽しめればいいと思います」。
▼ロッテ・松本スカウト統括「清宮君の一番遠いところに打った本塁打を見た。モノが違う。柔らかいリストを生かし、コンパクトに打つときと、豪快に振るときとを使い分けている」
▼ソフトバンク王球団会長「すごかったね。見てた。1試合ごとによくなっている。斎藤佑樹と同じでね。(次は)ますます相手が強くなるけれど、勢いがあるからね。思い切りやってほしい」
▼阪神掛布DC(鳴尾浜の練習前にテレビ観戦)「(本塁打は)変化球をスパッと。いい当たりだったね。でも140キロを超える投手はまだ当たっていないみたいだから、それが楽しみだね。見てみたい」
▼ロッテ永野チーフスカウト「打った瞬間は入らないと思ったけど(元ロッテ)李承燁みたいに、グーンと伸びる打球。アベレージヒッターのイメージだが、体が大きくて力があるから、飛距離が出る」
▼DeNA中畑監督「すげえな。スイングスピードの速さ、リストの柔らかさ、コンパクトでシャープな振りは天性のものだろうな。今すぐ連れてきたいね」
■ 清宮 甲子園適時打デビュー「1本打たないと示しがつかない」(スポニチ) 15/8/9
早実の清宮幸太郎内野手(1年)が「20点」の甲子園デビューだ。清宮は3点リードの7回に貴重な追加点となる右前適時打を放ったものの、4打数1安打1打点の結果に満足はしなかった。「何度もチャンスで回ってきて、1本くらい打たないと示しがつかないんで」。得点圏に走者を置いての打席を4度与えられ、快打は1本。「まだまだですね」と笑顔の中にも、悔しさをにじませていた。しつこく内角を攻められた。1死二塁で迎えた初回の第1打席は内角が2球続いた後、高めのボール球に手を出して一飛に倒れた。3回は内角へのカーブが右足に当たる死球。4回2死二、三塁でまたしても高めに来た初球に手を出して中飛に倒れると思わずバットを地面に叩きつけた。「あれはダメですね。今度から気をつけます」と反省。「内角に来るのは分かっていたけどボール球に手を出した」。凡打が続き、打ちたい気持ちが出た。「それが良くなかったのかな。自分が打てば、もっと楽に勝てた。全打席ヒットを打つくらいじゃないと。きょうは20点」と自己採点は厳しかった。それでも、ストライクの球には全てフルスイングで反応。適時打の後は、続く加藤の右前打で全力疾走して三塁を陥れた。守備でも4回に魅せた。先頭打者の三ゴロで、山田からの低い送球を180度開脚し、目いっぱい体を伸ばして捕った。中学時代、清宮一家の中で一番体が硬いことを心配した父・克幸氏が、知人のトレーナーにストレッチ指導を依頼。家族のサポートが、この大舞台で効いた。直後には一、二塁間を抜けそうな打球を逆シングルで捕球。ジャンピングスローで二塁へ送り進塁を防いだ。主役が上がるべきお立ち台に呼ばれたのは、注目度の高さゆえ。「僕は全然ヒーローじゃない。もっとヒーローらしい活躍をして、ここに立ちたい」。切り替えの早さもまた、大物らしかった。
ヤクルトの鳥原公二スカウトグループチーフは言う。「これだけの舞台で、ああいうチャンスで打てるのだからたいしたもの。ああいう場面が回ってくるのもスター性があるから。まだ1年生だけど、やはり持っているものが違う」。中日の中田宗男スカウト部長も「あそこで1本打てるのは持って生まれたもの」と口をそろえた。(スポニチ)
▽巨人・山下スカウト部長「打球が速い。コンパクトなスイングで、リストが強い。久しぶりに清原、松井に続くホームラン打者になり得る素材。2年後も楽しみ」
▽ヤクルト・小川シニアディレクター「初の甲子園で力みがあり、上体だけで打っていたけど、タイムリーが出たことで持っているものがいい方向に出ると思う。1年から騒がれすぎて、打撃が崩れないかだけが心配です」
▽DeNA・吉田スカウト部長「思ったより、体が柔らかい。1年生の夏の甲子園で活躍した清原や中田にもバットスイングは引けをとらない。球の捉え方がうまく、ヘッドスピードが生きている」
▽ロッテ・松本編成統括「打席での雰囲気がある。誰しも成功している打者は“それ”を持っている。ぐっと観客の注目をつかむのは松井みたい。思ったよりも足が速い。これはお父さんの血筋でしょう」(スポーツ報知)
▽巨人・山下部長「初めて見たが、立派な体で堂々とプレーしている。初めての甲子園で強い打球のタイムリーを放った。清原、松井とはタイプが違う」
▽中日・中田スカウト部長「どうしても1点ほしいという場面でタイムリーを打ったのはさすが。プロで大成した選手は、甲子園のそういう場面で結果を出している」
▽ロッテ・松本スカウト統括「スター候補の雰囲気がある」(SANSPO)
▽巨人山下スカウト部長「初めて見たが、打球が速い。体が大きいのに動ける」
▽ヤクルト鳥原チーフスカウト「やっぱり持っている。大観衆の前でもひるまないで、自分の力を出している。どれだけの選手になるか、怖くなりますね」
▽阪神佐野スカウト統括「初めて生で見ましたが、打席で雰囲気がありますね。体も大きい」
▽ロッテ松本編成統括「これだけお客さんを呼べる選手はなかないない。(元ヤンキース)松井秀喜選手のようなタイプ。1年生をは思えない雰囲気がある」(日刊スポーツ)
打つ方は中距離打者タイプと思う。過去に甲子園を沸かせた清原や松井のような長距離砲ではなく、安打の延長が本塁打になるイメージだ。長距離打者特有の打球の角度やフォロースルーの大きさは見られず、コンパクトなスイングが特徴。(SANSPO専属評論家・荒木大輔氏)
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
15夏予: 6 .500 20 10 4 1 0 10 3 7 0 .630 .800
■ 早実・清宮、8回8点大逆転も「実力です」(日刊スポーツ) 15/7/27
早実の注目1年生スラッガー、清宮幸太郎内野手が最初の夏に聖地への切符をつかんだ。西東京大会決勝の東海大菅生戦に「3番一塁」で先発し、8回2死満塁でダメ押しの右前適時打。今大会6試合連続安打で、8回に5点差をひっくり返す逆転勝利に貢献した。歓喜の輪に加わった清宮の目から涙があふれた。0-5で迎えた8回、打者14人8得点の猛攻で逆転。全員でつかんだ甲子園切符に「泣かないつもりだったけど、上級生の方が泣きながら『よくやった』と言ってくれて、もらい泣きしちゃいました。大会で泣いたのは初めて」。感情を抑えきれないほど、うれしかった。最後に奇跡的な逆転劇を見せても「“持ってる”というか、実力だと思います。運じゃなくて、気持ちでも上回った」と言い切った。「人生が懸かっている試合だと思っていた。プロで活躍している方は、1年夏から甲子園で大活躍された。出ると出ないじゃ、本当に大違い」。今大会20打数10安打の打率5割、10打点をマークした16歳は「まだ100%を発揮できていない。甲子園でも注目されると思うんですけど、暴れてきます」と宣言した。
ヤクルト・真中監督は、中日戦前に本拠の神宮球場で行われた決勝戦をテレビ観戦し「凄い観衆だったね」と話した。早実の清宮については「やっぱり持っているね。風格というか雰囲気がある。これだけ騒がれている中で大したもの」と感嘆した。(スポニチ)
阪神・和田監督が、夏の甲子園出場を決めた早実のスーパールーキー・清宮を絶賛した。フィーバーを巻き起こしている怪物スラッガーに「(テレビで)何回も見た。楽しみ」。自身も我孫子1年の夏に甲子園を経験しているが「俺も出たけど(清宮は)物が違うよ」とべた褒めしていた。(デイリースポーツ)
■ 早実・清宮決勝二塁打、甲子園出場に王手(日刊スポーツ) 15/7/25
早実の注目スラッガー・清宮幸太郎内野手(1年)が、甲子園出場に王手をかけた。西東京大会準決勝に「3番一塁」で先発し、決勝二塁打を放って日大三を撃破した。3回2死一、三塁、フルカウントからの7球目。「ここで1本出さないと苦しくなると思った。いいところに来てくれた」と真ん中外寄りの直球を捉えた。4打席19球のうち、唯一甘く入った球だった。4年ぶりの決勝に導き「日大三は最大のライバル。自分の1本で勝てた充実感はあります」と値千金の一打を喜んだ。大一番で見せた抜群の勝負強さは、プロのスカウトもうならせた。重圧がかかる場面で追い込まれても、ぎりぎりまでボールを呼び込み、大振りせずに一撃で仕留めた。日本ハム今成スカウトは「懐が深く、速いヘッドスピードで打ち返している。(バリー)ボンズみたいだ」。メジャー歴代最多762本塁打の大打者を例に出し、16歳の才能を絶賛した。3回の打席に入る直前、三塁側スタンドに目をやり、笑みを浮かべた。視線の先には、この夏初めて並んで観戦した両親の姿があった。ベンチで汗をふいた黄色いタオルは、早実初等部からの友人4人にプレゼントされたもの。初戦から愛用してきたタオルに「験がいい? ちょっとありますね」と照れた。小さいことは気にしない。今春のデビューから37打席目で初三振を喫しても「ボール球なのに振っちゃった。修正したい」。一塁守備で2度、ゴロを前にこぼしても「ポロポロしましたけど、わざとなんで大丈夫です」と言ってのけた。
▽ソフトバンク王球団会長「あさってだね。ここまで来れば勝つか負けるかだからね。(清宮は)やっぱりすごいね。柔らかいね。打てる人は打てるんだよ」
▽ロッテ諸積スカウト「持っている男ですね。1、2、「のー」、3で打てる。「のー」の間があるから変化球にも対応できる。左の(元オリックス)清原さん。ホームラン打者はフォロースルーが大きくなるが、清宮君は清原さんのように小さい。それでも飛ばせる。リストが強いからでしょう」
▽DeNA欠端スカウトグループリーダー「1年生であれだけのパワーですから、魅力があります。打撃に柔らかさもある」
自らのバットで甲子園出場に王手をかけた早実・清宮。実は、根っからの阪神ファンだ。2年前に同じ左打者で、「ミスタータイガース」と呼ばれた阪神・掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーターが調布リトルシニアの練習を視察した。その際、マスコットバットをプレゼントされ「偉大な人。うれしい」と感激した。2年後にはドラフト最大の目玉となる逸材。甲子園には各球団のスカウトも集結するだけに、出場が決まれば一足先に阪神のスカウトにもアピールするチャンスだ。(スポニチ)
■ 早実・清宮130メートル1号松井超えだ目標80発(日刊スポーツ) 15/4/19
早実の「和製ベーブ・ルース」清宮幸太郎内野手(1年)が、高校第1号となる推定130メートル特大3ランを放った。5回、1-5から2点を返した1死二、三塁。直球を狙い打ちし、神宮第2球場のネット中段に運んだ。2安打4打点を挙げたが11-18で敗退。「80本ぐらい打ちたい」と、石川・星稜時に通算60本塁打を放った憧れの元ヤンキース松井秀喜氏(40)超えを宣言した。高く上げた31センチの右足を下ろした瞬間だった。清宮の放った打球が、低い弾道で中堅方向へ伸びた。関東第一・オコエ中堅手はほとんど1歩も動かず、空を見上げた。白球の勢いはまったく衰えないまま、ネット中段に突き刺さった。両翼92メートルだが、ライナー性の打球は優に130メートルは飛んだ。入学後3試合、13打席目に規格外の1発が飛び出た。「真っすぐを張っていました。気持ち良かった。記念すべき日だなと思います」。手をたたきながらダイヤモンドを回る姿は、心からの喜びにあふれていた。「清宮フィーバー」は過熱し、この日は報道陣約50人が集結した。
プロのスカウトは巨人、ヤクルト、阪神など7球団が視察した。お目当ては4番の加藤雅樹捕手(3年)だったとはいえ、清宮の特大3ランには目を丸くした。ヤクルト小川シニアディレクターは「すごい。打った瞬間だったね。期待されている中、1年生で打つのは素晴らしいこと。末恐ろしいです」と驚いた。(日刊スポーツ)
▽阪神中尾スカウト「すごいよ。雰囲気を持ってる。風があったにせよ、高1であんな打球は打てない。スイングの軌道ができている」
▽巨人・吉武スカウト「本塁打は文句なし。神宮球場でも入っている。これで、まだ1年生だから、どこまでいくのか…」
▽ソフトバンク・山本スカウト「星稜高時代に(先輩の)松井さん(秀喜氏)を見ているけど、あの本塁打で松井さんを思い出した」
▽阪神・中尾スカウト「初めて見たけど、打った瞬間、本塁打。あそこで(真っすぐを)1球で仕留めるんだから、たいしたもの」(SANSPO)
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
15春: 3 .429 14 6 1 0 1 6 0 1 0 .467 .714
■ “怪物”早実・清宮JrまたV打 中日スカウト「松井を思い出した」(スポニチ) 15/4/13
早実の清宮幸太郎内野手(1年)は12日、八王子市民で行われた春季高校野球東京都大会4回戦の早大学院戦に「3番・一塁」で先発出場。初回の先制適時二塁打を含む5打数3安打1打点で、公式戦デビューから2試合連続の決勝打をマークした。視察した中日・中田宗男スカウト部長(58)は「松井秀喜級」と評価するなど、清宮フィーバーは過熱する一方だ。 初回1死二塁で外角低めの直球を叩き、一塁線を鋭く破る先制の適時二塁打。3、5回にも右前に運んだが「納得できない。納得できるのはホームラン。やっぱり駄目ですね」と清宮の自己評価は厳しかった。高校公式戦デビュー戦となった9日の駒大高戦は4打数1安打1打点も、ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機で監督を務める父・克幸氏(47)から「打席で力むあまり左膝が折れている」との指摘を受けた。前夜は好調時の映像を見てスイングを修正。本塁打こそ出なかったが、高校時代にソフトバンク・王貞治球団会長を指導した元早実監督の宮井勝成氏(88)は「練習を見た時“そんなに力んだらプロに行けないぞ”“王はもっと柔らかかったぞ”と言ったんだ。でもきょうは良かった。力がうまく抜けていた」と目を細めた。一本足打法という豪快なフォームと体の柔軟さに、3人で視察に訪れた中日スカウト陣もクギ付け。中田スカウト部長は「松井(秀喜=星稜出身)の1年の時を思い出した。また見たい。久しぶりに3年間見たいと思う選手」と密着マークを宣言したほどだ。周囲の過熱ぶりも、清宮は「こういう環境でやっていかなきゃいけない人間だと思っているので大丈夫」と悠然。「メジャーに行きたい」と夢は大きいが「5回は(4番の)加藤さんのホームランに見入って、走塁を忘れた」と頭をかく姿はあどけなさが残る。
中日・中田スカウト部長は「まず体が違う。持って生まれたもの。松井秀喜(元ヤンキース)が1年生で出てきた時を思い出した」とゴジラ級の逸材だと驚嘆。(デイリースポーツ)
■ 早実に怪物!清宮Jr 入学3日で3番先発V打デビュー(スポニチ) 15/4/10
「和製ベーブ・ルース」が大物感十分の高校野球デビューを飾った。6日に早実に入学した清宮幸太郎内野手(1年)が9日、春季高校野球東京都大会3回戦の駒大高戦に「3番・一塁」のスタメンで公式戦初出場。父でラグビートップリーグ・ヤマハ発動機の清宮克幸監督(47)も見守る中、6回に決勝打を放った。 桜舞う立川球場で、背番号「19」の怪物・清宮がベールを脱いだ。6回、同点に追いつき、なおも1死満塁。初球の内角スライダーを叩くと、地をはうような鋭い打球に相手の遊撃手は一歩も動けなかった。それでも「打ち損じ。納得いかない」と言い、球種はスライダーだったか?との問いに「うーん…曲がるヤツです。引っ張ればよかった」と悔しがった。新1年生の登録は入学式後からという規定に従い、早実は最大20人のところ18人を登録して4日の初戦(2回戦)、立教池袋戦を突破。6日の式の終了を受け、清宮と1年生右腕・服部を追加登録して夏のシード権をかけた一戦に臨んだ。注目ルーキーのデビューにテレビ局3社など30人の報道陣が集まった。4打数1安打1打点に「自分のスイングができなかった」と言いつつも、一塁守備も難なくこなしてフル出場し「良い経験だった。高校はこんな雰囲気なんだとつかめた」と笑顔で振り返った。13歳ですでに体重90キロ超、東京北砂リトル時代は通算132本塁打を記録。中1夏に米国で開催されたリトルリーグ世界選手権では東京北砂リトルのエースとして出場し優勝した。打っては通算5試合12打数8安打で打率・667、3本塁打、投手でも2試合2勝0敗15奪三振。大会史上最長94メートル弾を放つなど日本人離れした存在感に米メディアは伝説の大打者、ベーブ・ルースになぞらえた特集を組み、当時ヤンキース所属だったイチローが対面した際には、その大きさで驚かせた。国内4球団が視察に訪れ、オリックス・早川大輔スカウトは「1年生の体格じゃない」と規格外のスケールに舌を巻いた。
楽天は早くもビデオを回しチェック態勢。楽天長島スカウト部長は「すごい体の子がいるなと思いました。3年間でどれぐらいのスケールになるのか楽しみです」と舌を巻いた。調布シニアの安羅岡一樹監督(52)は「打つと硬式球が変形していたことがある」と証言。推定150メートル弾も何度も見た。「ヘッドスピードが速い」と超高校級スラッガーの誕生を予言する。(日刊スポーツ)
この日のスタンドにはヤクルト、西武、オリックス、楽天の4球団のスカウトが訪れていた。お目当ては早実の4番で主将・加藤雅樹捕手(3年)だったが、見事な高校デビューを飾った清宮にも熱視線。楽天・長島スカウト部長は「1年生ですばらしい体だし、巧い打撃も見せた。3年後、将来が楽しみな逸材」と目を細めた。(SANSPO)
■ 掛布DC虎後継に清宮Jr.160m弾仰天(日刊スポーツ) 13/12/16
阪神掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC=58)が15日、東京・調布市内で調布シニアの清宮幸太郎選手(14=早実中2年)らを激励した。シート打撃を視察すると、清宮が放った推定160メートルの場外弾に仰天。「清原、松井クラス」と大絶賛した。スーパー中学生が“ミスタータイガース”の後継者になる?幾多のスラッガーを見てきた掛布DCも目を丸くした。清宮が金属バットを振ると「カキーン!」と乾いた音が響き、白球は右翼上空へ。95メートル先のフェンスを越え、後方にそびえ立つ高さ20メートルのネットも越えた。場外弾どころか、周囲もあぜんの160メートル弾だ。清宮も大阪出身の克幸氏の影響を受けて阪神ファン。掛布DCの激励には「生まれる前に活躍していて、野球をしている人は全員知っている偉大な方」と話す。理想は松井秀喜氏だといい、「飛距離が違う。ああいう選手になりたい」と目を細める。
▽掛布DC 「非常に可能性を感じる打者というか、もう可能性以上なのかもしれない。柔らかくて力強い。プロに入っても中心を打てるような打者になる可能性がある。清原や松井クラスじゃない? 高校時代の松井より、柔らかいんじゃないかな」
■ 清宮Jr今度は2発!世界一王手 KOTAROマニアも出現(スポニチ) 12/8/27
第66回リトルリーグ世界選手権(米ペンシルベニア州)は25日(日本時間26日)、国際の部決勝が行われ、日本代表の東京北砂リトルが南米代表のパナマを10―2で下し、同部優勝を決めた。元早大ラグビー部監督で、現在トップリーグのヤマハ発動機を率いる清宮克幸氏(45)の長男・幸太郎(13)は2本塁打で勝利に貢献。今度は2発で度肝を抜いた。初回2死、清宮は内角の直球に右肘を畳んで振り抜いた。右翼席中段への先制ソロ。4回2死では外角直球を逆らわずに左中間席へ運んだ。準決勝では310フィート(約94メートル)の大会史上最長距離弾。この日は内外角を打ち分けた。パワーのみならず、確かな技術も証明する2発だった。
プロフィール
東京都生まれ。清宮 幸太郎(きよみや・こうたろう)一塁手。
早実小入学当初はラグビー中心に活躍し、4年時から東京北砂リトルで野球を始める。
早実中1年夏に3番・エースとしてリトルリーグ世界選手権Vを達成。
5試合12打数8安打、3本塁打6打点、2戦6.1回1安打15K1失点の実績を残している。
その後は調布リトルシニアで一塁手を務めた。
早実では1年春から背番号19でベンチ入り。
入学式3日後の3回戦に3番・一塁で初出場し、プロ4球団の前で勝ち越し左前打を記録した。
チームメイトとして2学年上に加藤雅樹捕手ら。
184cm101kg、堂々たる体格を誇る強打の一塁手。
飛ばす力が魅力の左の長距離打者。東京北砂リトル時代に通算132本塁打を積み上げた。
リトルリーグ世界選手権パナマ戦で史上最長94m弾を放った実績の持ち主。
掛布雅之氏が視察に訪れた中学2年12月のシート打撃で160mの特大弾を放っている。
清原、松井クラスとして期待され、柔らかさのある打撃でも高評価を受けた。
目標の選手は松井秀喜氏。リトル時代は最速127㌔の直球を武器に投手としても活躍した。
ヤマハ発動機ラグビー部監督・清宮克幸氏を父に持つ。
スカウトコメント
日本ハム・岩舘スカウト|17/10/26
「練習試合を含め高校通算本塁打111本のスラッガー。東京北砂リトルリーグ時代に世界選手権に出場して世界一。高校では1年夏と3年春の二度甲子園に出場し、侍ジャパンU-18でもチームの中心打者として活躍した」
日本ハム・大渕スカウト部長|17/9/10
「良くない中で修正して結果を出したのが、これまでと違う。それで木でバックスクリーンに打つんだから」
ソフトバンク・小川編成育成部長兼スカウト室長|17/9/7
「木のバットでこう打つんだ、というのが分かった打球では。右の壁ができるようになった」
日本ハム・大渕スカウト部長|17/9/7
「神宮でも国際大会でも、期待されている中で打てる。単純にそれがすごい」
ソフトバンク・小川編成部長|17/9/6
「スイングスピードはプロでもトップクラス」
「きのう(4日)の練習から良くなっていた。間合いも取れるようになって、打席での雰囲気が違っていた。一本出ると思っていた」
日本ハム・大渕スカウト部長|17/9/6
「期待されている中、国際大会で一本が出るのは立派」
日本ハム・ウィンタース駐米スカウト|17/9/6
「リラックスして打てていたね」
巨人・井上チーフスカウト|17/9/5
「犠飛の打ち方を知っている。技術的なものがないと、打ちたくても打てない」
日本ハム・岩舘スカウト|17/9/5
「昨日速いボールを見て、今日は遅いボール。感覚のズレがあるだけで、打者にはよくあること。練習は悪くなかった」
ソフトバンク・小川一夫編成育成部長|17/9/3
「(大飛球は)海外のボールは飛ばないから日本なら入っている。木のバットでも問題ない」
ロイヤルズスカウト|17/9/3
「キヨミヤ?とても振りが強いね」
日本ハム・ウインタース駐米スカウト|17/9/2
「初めて見たけど、スイングスピードが速い。最短距離でバットが出て柔らかいね。多分、僕よりいいよ。彼は清原が西武に来たときと同じくらいの力があって、同じくらいになれる可能性はある」
「(大リーグ挑戦について)順位は分からないけど、入団はできるだろう」
阪神・畑山スカウト|17/8/27
「木のバットでもしっかり対応できていることが実証されている」
「清宮、安田、中村。3人とも素晴らしいの一言」
広島・苑田スカウト統括部長|17/8/27
「清宮はボールの待ち方がいいから、東都で投げる投手からでも打てた」
DeNA・欠端チーフスカウト|17/8/27
「清宮も中村も、木製バットに替えても打っている。(相手は)東都のリーグ戦で投げる投手。何も苦にしないのだろう」
DeNA・高田GM|17/8/26
「何の心配もない。木製でもしっかり捉えて、飛ばせる」
「懐が深い。1年生からの経験もあるしね」
広島・苑田スカウト統括部長|17/8/26
「高校生であれだけ木製に対応したのは、清原くらい。NO1。(広陵・中村との)比較は難しい」
「バットがきれいに内から出るから、木製バットでも打てます。(代表例はPL学園の)清原ですね」
巨人・井上チーフスカウト|17/8/26
「スイングスピードがズバ抜けている。木製でも、金属でも関係ない」
「甘い球が来たら、確実に打つね。芯に当たれば飛ぶし、木製も関係ないです」
中日・中田スカウト部長|17/8/26
「108号は時間の問題だと思っていた。(清宮、安田、中村の中で)一番、率を残せるのは清宮。ホームラン打者は安田。捕手としての総合力で中村」
「打てるコースに来たら打つね。遠くに飛ばす長距離打者の資質がある。ホームランだけでなく打率も高いのは清宮、ホームランバッターとしてなら安田、スピードも含めた総合力なら中村」
日本ハム・山田スカウト顧問|17/8/26
「ほかの選手と打ち方が違う。体が前に出ず、軸がしっかりしている」
ソフトバンク・小川編成育成部長兼スカウト室長|17/8/26
「木のバットへの対応が見事だった。ハンドリングがやわらかい。和製大砲としては、清原、松井、中田と比べても遜色ない」
ソフトバンク・王貞治会長|17/8/26
「場外だってね。木のバットで打てたのは自信になったんじゃないかな。(高校通算の本塁打が)どこまでいけるか、やってもらいましょう」
楽天・仁村徹スカウト副部長|17/8/26
「(清宮の木製バットへの対応に)「普通は慣れるのに時間がかかるのだけどね。自分のことを分かっているから対応が早い」
ロッテ・永野チーフスカウト|17/8/26
「打つと思った。昨日のフリー打撃でも、最後の方はゲームモードだった。素晴らしいの一言」
巨人・鹿取GM|17/7/31
「どのチームも上位で行くでしょう」
ソフトバンク・王会長|17/7/31
「勝ち負けは仕方がない。勝負事だからね。俺も最後の夏は出られなかった。清宮くんもいいバッターになるよ」
巨人・鹿取GM|17/7/29
「(球場で観戦できず)見逃しちゃった。すごい。これはもう、どの球団も間違いなく(1位最有力候補で)いくんじゃないか」
中日・正津スカウト|17/7/29
「あの球をホームランにされたら、投げるところがないですね。強引にはいってないですし、ストライクゾーンに来たら、仕留める確率は非常に高い」
ヤクルト・小川淳司シニアディレクター|17/7/29
「高校生として桁違いのものを残している。柔軟性とパワーを兼ね備え、それがホームランという形に集約されている。お客さんを呼べるというのは承知の上。そこも大事になる」
ソフトバンク・宮田スカウト|17/7/29
「高校生であのボール(外角低めのチェンジアップ)をあそこ(中堅左)に運べる選手はいないです。ヘッドをうまく使って、超高校級の打撃だった」
西武・渡辺久信SD|17/7/29
「別格。練習を見に行ったが、すごいと思った。天性のホームランアーチスト。1年生と時からいろんな投手と対戦して成長して、(打席での)対応力が上がっている」
日本ハム・山田正雄スカウト顧問|17/7/29
「飛ばす力、技術は特別。今まで歴代の選手、高校時代の清原(PL学園)、松井(星稜)に匹敵するものがある」
日本ハム・栗山監督|17/7/29
「すごいね。変化球をこういう打ち方もできるんだ。なかなか引っ張れる球を投げてこない中で、逆方向に打つのは安打の延長という感じ。そういうのが本当のスラッガーだし、チームを勝たせる打者。どの球団も欲しがるのが分かるね」
「素晴らしい。木のバットになっても東京ドームだったり、神宮だったら、間違いなく入る。どの球団も欲しいというのは、よく分かるよね」
ロッテ・諸積スカウト|17/7/29
「引きつけて反対方向に“引っ張る”ことができるのがすごい。小笠原(現中日2軍監督)みたい」
西武・鈴木球団本部長|17/7/22
「右投げ左打ちで、あれだけ左手の押し込みが強い打者は、なかなかいない。松井、筒香、掛布クラス」
阪神・畑山チーフスカウト|17/7/22
「相手のレベルうんぬんじゃなく、すごい確率で打てる。今までの高校生ではいない」
ソフトバンク・山本省吾スカウト|17/7/22
「近いポイントで打つのは大リーガーみたい」
ロッテ・永野チーフスカウト|17/7/16
「足、肩を開かず、丁寧に打った。この大会に懸ける決意を感じた。プロ志望届を提出すれば、かなり入札競合する」
ソフトバンク・山本スカウト|17/7/16
「上がった打球がなかなか落ちないまま、スタンドに届く。高校生のレベルじゃない」
「会心の当たりじゃなくても、角度よく上がればそのままスタンドまで行くのが凄い。そのあたりがホームランアーチスト」
ヤクルト・小川淳司シニアディレクター|17/6/11
「いつもいつも出るわけじゃいからね。評価については言うまでもない。きょうは(早実関係者へ)あいさつ。(公式戦の)グラウンドではなかなかできないから」
中日・清水スカウト|17/6/4
「甲子園で勝てるレベルの投手たち。1本目は左飛だと思った。こすってるけど、技術と力が一体になっているから、スタンドまで飛ぶ。あんなの見たことない」
ロッテ・永野チーフスカウト|17/5/29
「(1位指名は5球団前後とみられていたが)もっと多くなるでしょう」
セ・リーグのスカウト|17/5/29
「(1位指名は)最大9球団くらいの競合もあり得る」
阪神・畑山チーフスカウト|17/5/23
「背筋が伸びて、内角がさばけるようになった。成長しているよ」
西武・鈴木球団本部長|17/5/23
「怪童、和製ベーブルースだな」
ヤクルト・小川SD|17/5/23
「いいものを見られました。練習試合でもあれだけ本塁打を打っている。何にしても、本塁打を打つのはすごいこと。リストがやわらかいし、構えがいいよね」
日本ハム・大渕スカウト部長|17/5/23
「お客さんを手ぶらで帰さないね」
巨人・井上チーフスカウト|17/5/22
「右直だと思ったのが、そのまま入った」
日本ハム・大渕スカウト部長|17/5/22
「プロでも見たことない打球。ファウルにならないのは技術が高いから。(観客の)期待に応えられるのもスター性」
DeNA・高田ゼネラルマネジャー|17/5/22
「間違いなく、魅力がある選手。打者としては飛び抜けている」
オリックス・長村球団本部長|17/5/22
「力と技を兼ねた打撃。なかなか低めをさばいてライナーでホームランにできない」
中日・中田宗男スカウト部長|17/5/15
「四球が多くてチャンスボールが少ない中、ヒットゾーンに来る球を確実につかまえる技術が素晴らしい」
ソフトバンク・永山勝アマスカウトチーフ|17/5/15
「これだけお客さんを呼べる選手はなかなかいない」
阪神・畑山チーフスカウト|17/5/14
「これだけ注目される中で打てる。集中力が高い。もう通算何本打ったか、というレベルじゃない」
阪神・畑山チーフスカウト|17/4/23
「力感なくあれだけ飛距離を出せる選手はなかなかいない。同じ超高校級と言われるスラッガーでも、中田(現日本ハム)らとは、またタイプが違う
ソフトバンク・山本省吾スカウト|17/4/23
「(本塁打は)プロ並みの当たりだった。軽く振り抜いて、あそこ(右中間中段)まで飛ばせるのは高校生ではいない」
日本ハム・岩舘スカウト|17/4/16
「(内角低めの直球を右中間3ラン)簡単な球ではなかったが、体を開かずに打ったから右中間に飛んだ。開いていれば、右翼ポール際だった」
「(外角直球を中堅左2ラン)リストをうまく使えるから、あそこまで伸びた。木のバットでもすぐに適応できる打ち方」
「左投手に対しても開かず、詰まっても押し込めていた。ポール際じゃなく、右中間に運んだところが凄い。(右投手の外角球を中堅左に運んだ一撃は)開かずに残せているから」
ソフトバンク・小川編成部長|17/4/8
「彼は別格」
西武・鈴木葉留彦球団本部長|17/4/8
「昔(全野手がポジションを右寄りに変える)王さんシフトというのがあったけどね。これもすごいね。ビックリした」
阪神・畑山俊二チーフアマスカウト|17/3/28
「彼らしい打球は見られたし、捉えた時の打球や上がり方はやはりものが違う」
「普通の打者ならポップフライが、(清宮だから)あそこまで行く」
ソフトバンク・山本省吾スカウト|17/3/28
「時代を代表する打者だし、能力はずばぬけている」
日本ハム・大渕スカウト部長|17/3/25
「凡打の中身もいい。球をとらえる能力、率が高くなっている」
「飛ばす力、捉える力が増していて、アウトになった打球の質も高い」
「力も球をとらえることもレベルアップした。凡打の質がいい。体も技術も完成度が高い。高校生の中に大人が金属バットを使っているみたい」
ソフトバンク・永山アマスカウトチーフ|17/3/25
「結果的には打てなかったけど、評価は変わらない。遠くに飛ばす技術は十分に見せてくれた」
ロッテ・永野吉成チーフスカウト|17/3/25
「反応の良さとミートの良さは非凡なものがある」
「中飛や左飛は紙一重。ファーストストライクから打っていくようになったのがいい」
西武・渡辺SD|17/3/25
「当然(ドラフト1位の)12人に入ってくる。あとは、彼が志望届を出すかどうか」
「オーラがあるので、ああいうの(投手の失策)につながる」
楽天・長島スカウト部長|17/3/25
「和製大砲候補。A評価で、12球団が進路に注目するでしょう」
「自分の振るべき球をちゃんと分かっている。打者として一流の資質がある」
オリックス・長村球団本部長|17/3/25
「力強さが増して、迫力がある。当てにいくのではなく、しっかりスイングできているところがいい。今日はヒット1本だったけど、紙一重だった」
「1年生の時から打撃は実証済み。力強いスイングで迫力ありますね。柔らかさもありますしね。今になって一段とたくましくなった。あれくらいの打球は高校生ではなかなかない」
「一段とたくましくなったように感じるし、高校生離れした打球ですね」
広島・苑田聡彦スカウト統括部長|17/3/25
「9回、あそこで打順が巡ってくるんだから何か持っていますよね」
「タイミングの取り方がうまい。1球目にタイミングが合わなくても、次の球で合わせられる。間が作れているし、膝の使い方も柔らかい」
巨人・岡崎郁スカウト部長|17/3/25
「高校生の中に一人だけプロが交ざっているみたい。特にスイングスピードの速さは抜群」
「雰囲気があるし、あれだけ柔らかくて長打を打てる。打者としてトップクラス」
「打球の速さと1球を仕留める集中力がいい」
「高校生の中ではトップクラスのスイング。スイングが速いし、知らない投手でもどんどん振っていけるのが彼のいいところ」
DeNA・吉田孝司スカウト部長|17/3/25
「構え、リスト、全てが理想的な打ち方をしている」
「雰囲気で勝っていた。打ち損ねていた中飛や左飛も悪くなかった」
阪神・和田SA|17/3/25
「トップからインパクトまでが速い。高校生離れしている」
阪神・畑山俊二チーフアマスカウト|17/3/25
「大きいのを狙わなくても打てる打者」
「(1打席目から)初めて対戦する投手に対して、初球の変化球を振っていけたのはよかった。積極的に振っていくのは彼の持ち味だしね。大きな外野フライで歓声が沸いたように『おっ』と思わせる打球の角度もある」
「初めて対戦した投手でも初球から変化球を振れる。そこが良かった。いいものが見られた」
ヤクルト・小川SD|17/3/25
「あれだけ高い打球が上がる選手はそういない。やはり打つ方では高校生でトップ」
「打撃と存在感には、改めて目を見張った。九回はネクストバッターズサークルにいたことで投手に失策を誘発させ、打席ではストライクを必ず振る集中力を見せた。これに、野球の神様がほほ笑んだのではないだろうか」
中日・中田宗男スカウト部長|17/3/25
「タイミングの取り方やスイングはひときわ違う。プロ志望を表明したら複数球団で競合するのは間違いない。いの一番で1位候補に挙がる。こういう選手は毎年でない」
「何か持っているよね。いろんな意味で相手に重圧をかけている。一つ間違えたら本塁打になってもおかしくない打席もあった」
「少しこすり気味でも外野フェンス近くまで飛ばすパワーは破格。選球眼も集中力があってこそ」
ブレーブス・大屋スカウト|17/3/25
「スイングが速くて押し込みが強いから打てる。外国人のバッターみたい」
「スイングがメチャクチャ速い。(中飛は)外国人が打つフライのよう。米国の18歳に交じってもすごくいい打者」
アストロズ・大慈弥スカウト|17/3/25
「松井のパワーとイチローの技術を持ち合わせている。和製バリー・ボンズになれる素材。中飛の高さは、高校生ではない」
ソフトバンク・宮田スカウト|17/3/12
「序盤はタイミングが遅れ気味だったけど、最後に修正できた。芯を食った時の打球は速い」
ソフトバンク・山本アマスカウト|17/3/9
「打撃はずば抜けている。初戦でいいものを見ることができてよかった」
阪神・畑山チーフスカウト|17/3/9
「一段とレベルアップしている。大学生と比べても、(高校生で)一人だけ体が違う」
「一瞬、打球が見えなかった。ひと回り体が大きくなった。点差が開いて集中するのが難しい中で、あれだけの打球が見られてよかった」
日本ハム・岩舘学スカウト|17/3/9
「これだけ寒くてもツーボールからのファーストストライクをしっかり振れるのはさすが。130メートル以上は飛んだんじゃないか」
「2ボールからのストライクを1発で仕留めるのはさすが。飛距離もすごいね」
オリックス・中川スカウトグループ長|17/3/9
「ファウルにせず、1発で仕留めるのは持っている。この状況で打てるのがすごいね」
楽天・仁村スカウト|17/3/9
「普通は、あれだけ打球が上がらない。パワーがあるね」
DeNA・欠端スカウトグループリーダー|17/1/6
「10年に1人の逸材。ボールを捉える力と飛ばす力は飛び抜けている」
「高校生だと筒香以来の左の大砲じゃないか」
中日・正津スカウト|17/1/6
「1位競合は間違いない。今年一番、足しげく通うことになる」
オリックス・中川隆治アマスカウトグループ長|17/1/6
「将来はシーズン日本記録の60本塁打を塗り替える可能性がある。こんな和製大砲はいない」
「メンタル面は高校生離れしている。ぶれずにやっていけると思う。あとは決断次第」
巨人・吉武真太郎スカウト|16/12/29
「間違いなくマークする選手。おのずと(視察する)回数も多くなると思う。これだけ集まるのだから、人を引きつける魅力がある」
「(清宮は)来年の最注目選手で、今年の最後を見たいと思っていた。体が大きくて強い。胸板が厚いけど、肩周りの柔らかさをすごく感じ、積極的な打撃が魅力です」
楽天・沖原スカウト|16/7/11
「うまく打った。来年はずっと見に来ないといけない」
巨人・山下スカウト部長|15/8/27
「(創価大・田中の球は)速いと分かっても打てる球じゃない。1年生で4番は立派なもの。2年後が楽しみ」
ロッテ・林球団本部長|15/8/27
「プロでも打てなかった球を1年生で打つのはすごい。風格がある」
中日・中田スカウト部長|15/8/27
「普通なら空振りする球。下半身の力があって、コンパクトに振れている」
楽天・星野仙一SA|15/8/27
「たいしたもんだ。低めに対してバットが止まる。ポイントが近いんだろうな。(彼は)ホームランバッター。ああいうのを育てないといかんのだよ。ミートのうまい打者はいくらでもいるんだから」
西武・渡辺SD|15/8/27
「ヘッドスピードが速い。柔らかさもあって対応能力がありそう」
ヤクルト・小川SD|15/8/27
「臆することなく楽しんでいるように見える」
「場慣れしている。大人の世界でもやれる」
DeNA・高田GM|15/8/27
「どの球に対してもしっかりスイングができている。ヘッドスピードもあるね」
阪神・中村GM|15/8/27
「モノが違う。とても1年生とは思えない。選球眼もいい」
ロッテ・松本スカウト統括|15/8/16
「清宮君の一番遠いところに打った本塁打を見た。モノが違う。柔らかいリストを生かし、コンパクトに打つときと、豪快に振るときとを使い分けている」
ロッテ・永野チーフスカウト|15/8/16
「打った瞬間は入らないと思ったけど(元ロッテ)李承燁みたいに、グーンと伸びる打球。アベレージヒッターのイメージだが、体が大きくて力があるから、飛距離が出る」
ヤクルト・鳥原公二スカウトグループチーフ|15/8/9
「これだけの舞台で、ああいうチャンスで打てるのだからたいしたもの。ああいう場面が回ってくるのもスター性があるから。まだ1年生だけど、やはり持っているものが違う」
「初の甲子園で力みがあり、上体だけで打っていたけど、タイムリーが出たことで持っているものがいい方向に出ると思う。1年から騒がれすぎて、打撃が崩れないかだけが心配です」
「やっぱり持っている。大観衆の前でもひるまないで、自分の力を出している。どれだけの選手になるか、怖くなりますね」
中日・中田宗男スカウト部長|15/8/9
「あそこで1本打てるのは持って生まれたもの」
「どうしても1点ほしいという場面でタイムリーを打ったのはさすが。プロで大成した選手は、甲子園のそういう場面で結果を出している」
巨人・山下スカウト部長|15/8/9
「打球が速い。コンパクトなスイングで、リストが強い。久しぶりに清原、松井に続くホームラン打者になり得る素材。2年後も楽しみ」
「初めて見たが、立派な体で堂々とプレーしている。初めての甲子園で強い打球のタイムリーを放った。清原、松井とはタイプが違う」
「初めて見たが、打球が速い。体が大きいのに動ける」
DeNA・吉田スカウト部長|15/8/9
「思ったより、体が柔らかい。1年生の夏の甲子園で活躍した清原や中田にもバットスイングは引けをとらない。球の捉え方がうまく、ヘッドスピードが生きている」
ロッテ・松本編成統括|15/8/9
「打席での雰囲気がある。誰しも成功している打者は“それ”を持っている。ぐっと観客の注目をつかむのは松井みたい。思ったよりも足が速い。これはお父さんの血筋でしょう」
「これだけお客さんを呼べる選手はなかないない。(元ヤンキース)松井秀喜選手のようなタイプ。1年生をは思えない雰囲気がある」
「スター候補の雰囲気がある」
阪神・佐野スカウト統括|15/8/9
「初めて生で見ましたが、打席で雰囲気がありますね。体も大きい」
日本ハム・今成スカウト|15/7/25
「懐が深く、速いヘッドスピードで打ち返している。(バリー)ボンズみたいだ」
ロッテ・諸積スカウト|15/7/25
「持っている男ですね。1、2、「のー」、3で打てる。「のー」の間があるから変化球にも対応できる。左の(元オリックス)清原さん。ホームラン打者はフォロースルーが大きくなるが、清宮君は清原さんのように小さい。それでも飛ばせる。リストが強いからでしょう」
DeNA・欠端スカウトグループリーダー|15/7/25
「1年生であれだけのパワーですから、魅力があります。打撃に柔らかさもある」
ヤクルト・小川シニアディレクター|15/4/19
「すごい。打った瞬間だったね。期待されている中、1年生で打つのは素晴らしいこと。末恐ろしいです」
阪神・中尾スカウト|15/4/19
「すごいよ。雰囲気を持ってる。風があったにせよ、高1であんな打球は打てない。スイングの軌道ができている」
「初めて見たけど、打った瞬間、本塁打。あそこで(真っすぐを)1球で仕留めるんだから、たいしたもの」
巨人・吉武スカウト|15/4/19
「本塁打は文句なし。神宮球場でも入っている。これで、まだ1年生だから、どこまでいくのか…」
ソフトバンク・山本スカウト|15/4/19
「星稜高時代に(先輩の)松井さん(秀喜氏)を見ているけど、あの本塁打で松井さんを思い出した」
中日・中田スカウト部長|15/4/13
「松井(秀喜=星稜出身)の1年の時を思い出した。また見たい。久しぶりに3年間見たいと思う選手」
「まず体が違う。持って生まれたもの。松井秀喜(元ヤンキース)が1年生で出てきた時を思い出した」
オリックス・早川大輔スカウト|15/4/10
「1年生の体格じゃない」
楽天・長島スカウト部長|15/4/10
「すごい体の子がいるなと思いました。3年間でどれぐらいのスケールになるのか楽しみです」
「1年生ですばらしい体だし、巧い打撃も見せた。3年後、将来が楽しみな逸材」
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匿名様も清宮幸太郎選手の類い希な能力に魅せられた方なのですね。私は2017年3月に春の選抜甲子園・明徳義塾戦を観戦し、2017年6月愛知県刈谷市での招待試合を見てきました。刈谷球場では左右合わせて3本のホームラン(高校通算97,98,99号)を見てきました。清宮自身が尊敬する王貞治氏にはアベレージヒッターと言われましたが、バットコントロールの優れたホームランバッターというのが、素人である私の見立てです。王さんや張本さんが認めるバットコントロールを持っているのですから故障を直して将来は三冠王を獲って欲しいと考えています。
同学年の村上がチーム事情もあるとはいえ、レギュラーを与えられ、活躍し出したのでつい比較してしまうのです。清宮幸太郎選手に清原和博、松井秀喜氏と同等の活躍を期待しているのでまだかまだかと厳しく当たりすぎているのかも知れません。
ただ、日本を代表するホームランバッターになることを期待しているのは今も全く変わりませんので、応援していきましょう。
プロ入りに反対だったというお気持ちはよくわかりますが、村上が活躍しているとしてもまだ高卒2年目のこのタイミングでそれをコメントしたことには全く同意できかねます・・・・・
有鈎骨を骨折して急ピッチで復帰した影響は大いにあるでしょうし。
そもそもアマチュアでの技術指導がプロのそれに勝るという例は余り聞いたことがないですし、打撃コーチの田中浩康氏が打者タイプの全く異なる清宮を技術的に改善できるとも全く思えないです。
一見理論派のようで結構な根性主義の小宮山監督の指導が清宮に合うかどうかも未知数ですし。
また清宮が貴方の仰るような性格だとしたら、もし下級生時に打てなかったら現在のように叩かれてモチベが下がるでしょうし、たとえ下級生時に大活躍したとしてもプロに比べてレベルの低い投手ばかりと対戦してモチベを維持できるか未知数でしょう(更に言えばハイレベルな投手との対戦機会が先送りになるだけ)。
長くなりましたが私が言いたいのは、もしも高卒プロで大成できないのならその程度の選手でしかなかったと思いますし、例え早大に行ったとしてもプロで大成できると全く思わないだろうと思いますね。
最後の文だけは同意見ですが、我々に出来るのは一野球ファンとして静かに彼を見守っていくことでしょうね。
私は個人的に清宮幸太郎の高卒即プロ入りに反対でした。その理由は二つあります。
一つは私が愛して止まない西武ライオンズが2017年秋には大型一塁手を獲る余裕が無かったという極めて個人的な理由です。
二つめは、清宮幸太郎の育ちの良いおおらかな性格です。清宮家の長男ですが、ちやほやとされて、清宮は小学校、中学校、高校と親御さんや監督の期待を一身に受けて伸び伸びと長男気質を発揮して結果を残してきました。
しかし、プロではそうはいかないです。日本ハムは高校野球のスター選手を育成するのは上手いですが、清宮幸太郎1人を依怙贔屓するわけには行きません。ある程度チャンスを与えて結果を残せなければ、出場機会を減らさざるを得ないですから。
古くは西武ライオンズの清原和博選手が一年目から活躍したのは当時の森祇晶監督が我慢強く清原を起用し続けた事が大きいですが、森監督が清原を特別起用し続けた背景には当時の堤義明オーナーの現場介入があった事は周知の事実です。
さて、清宮に話を戻せば栗山監督も本当は清宮幸太郎を優遇したいですが、いくら育成重視の球団といっても最低でもAクラス入りがノルマですから、あまり極端な優遇はできないでしょう。一方で大田泰示が故障しているので、清宮を期待しているはずです。
個人的には、早稲田大学に入り、背番号3を背負い、早稲田大学の3番ファーストとして小宮山監督の厳しい指導を受けながら成長し、2021年に西武入りして欲しかった。でも時計の針はもう戻せませんから、現状の中で結果を残して輝きを取り戻して欲しいと切に願っています。
相手投手の厳しい攻めに対応して、まずは2号ホームランそしてホームランを量産する事を期待します。
何より自分のスイングが出来ているのが良いですね。強い打球が打てているので後は角度が付いてくればプロ一軍初本塁打も近いかも知れません。今日は唐川ですから、打ち頃かも知れません。今日は子どもの日ですから打てばまた子どものファンも増えるでしょうね。乞うご期待です。
すぐ一軍定着できる程甘くないですが、松井秀喜氏同様にプロ一軍1号ホームランは意外に早く出るかも知れません。ただ、2本目からは出るか分かりませんが・・・
一軍の壁をどう乗り越えるかですね。
二軍戦で結果を残し、一軍昇格を果たして欲しいです。
同じ高卒で強打の左打者といえば筒香嘉智ですが、一軍定着、規定打席をクリアしたのが3年目、4年目にジンクスに陥り、5年目に2度目の規定打席と20本塁打をクリア、7年目に初タイトル(本塁打王、打点王)ですから、1年目は二軍で鍛える方針で良いでしょう。
一方、ファイターズの先輩である中田翔は、一軍定着、初の規定打席が3年目、初の20本塁打が4年目、初の3割が5年目、初タイトルが6年目(打点王)、初の30本塁打が7年目です。
清宮の打撃目標としては、一軍定着、規定打席を3年目までに達成する。5年目までに3割、20本塁打を達成する。そこからタイトルホルダーを狙うといった感じではないでしょうか?
比較対象を清原和博、松井秀喜の2人にしたら、開幕一軍絶望的という言い方になってしまいますが、それは酷な気がします。
まだ、練習試合やオープン戦で打球が上がっていませんし、オープン戦ではヒットさえ出なくなりました。体調を回復させること、自分のスイングを取り戻すこと、強いライナー性の当たりを増やすこと、最後に打球を上げること、この段階を追わないと我々ファンが見たい清宮ではありません。私はライオンズファンですが、清宮には3年計画で日本を代表するホームランバッターになって欲しいと考えています。
守備位置についても、筒香がファースト→サード→レフト、中田がファースト→レフト→ファーストと変わっていっています。基本はファーストでしっかり鍛えて、メジャー入りを視野に入れるなら、徐々にレフトを守れるようにしていけば良い気がします。
活躍期待してます♪
ニュース速報にもなったらしいですが、将来メジャーを目指すに当たって今のバッティングがそのまま通用するのか?そしてファーストしか守っていない点などが気がかりです。
ホークスは王会長のリスペクトがあるから多少のことは目をつぶって一塁手で起用してくれるやろしファイターズはダルや大谷といったむつかしい案件の選手を育成した実績があるので良いのではと思います。
まあ本人及びご家族が納得する道を選んでください。
進学とか言う血迷った決断したら終了だと思う。
清宮・正義の揃うのが見たいんで
春の都大会でアッパースイングを矯正してからは、
完全にスラッガーとして仕上がりましたね。
技術的にはもうプロの1軍クラスでしょうね。
甲子園で見たいけど、夏の神様はスラッガーに厳しいですからねぇ・・。最近だと岡本くらいですかね?それでも1回戦負け。
清宮のためにある甲子園を見たいな。
※関係ないけど、高校通算HRの各報道で岡本の73本が無かったことになってるのは何ででしょうね。ネットに転がってる未更新情報を鵜呑みにしてるからかな。。
進学って噂があるけど、できるなら早くプロで見てみたいです!!
それと高校時代に通算ホームラン数上位にいてもプロで活躍できるとは限らないから高卒プロは?とも思ってしまいましたね。
早稲田実業から直接プロ入りも最近はないし、やはり早稲田大学進学が既定路線なんですかね。
まだ夏を迎えてないんですが( ̄▽ ̄;)
ファースト専でも高卒でプロ入りすれば5球団競合は堅いと思いますが、進学したら高卒ドラフト1位級は現状だと安田くんしか居ない状態なので夏に新しい1位候補が出て来てくれると願っています。
怪我も多いし将来性に不安
気になるのは割りとピノキオなところ。
もう競合を避けるという愚かな考えはやめてほしい
活躍するのは間違いないと思うけどスラッガーになるとは今のところは思えないかな。
というかまだ一年じゃんw
前の投稿で指摘した集中力の件は、相手のレベルに共鳴して凄みを増してきました。
前評判より角度付くタイプじゃないかな?と思っていたスイングはきっちり修正してきました。(または後ろに加藤がいるので、状況によって対応してるのかも)
センスや技術も高いですが、それ以上にメンタルだったり頭の良さ・修正力が既にプロレベルですね。
走攻守の攻の部分は超高校級だけど、走と守はどうなんだろう? 一塁守っているし。
マスコミに注目されすぎて、自分のペースで自分に足りない物を補うような地道な練習出来るのかなぁ? ゴルフの石川遼のようにはならないで欲しいんだけど。
”大阪ベーブルース”と呼ばれる選手になる。
自分なりに感じた事をコメントさせて戴きます。
清宮君はどちらかと言うと上半身主導のバッティングフォームに見えました。
右足をホームベース側に上げてタイミングを計り、長距離打者に見られがちな
大きなバックスイングではなく小さく動く程度でボールを引き付け
コンパクトにスイング。フォロースルーも小さく
長打を狙うというよりボールを捉える事を重視しているのかも知れません。
それでも非凡なパワーでスタンドインさせてしまう。
1年生だという事を考慮すると恐ろしい打撃センスの持ち主だと感じました。
しかし腰の回転と下半身が上手く使えておらず
どのコースもスイングした腕だけで捉えにに行く傾向があります。
ストレートのは滅法強いですが、低めの変化球の対応が今後の課題
それに加え、相手投手に変化球攻めされると冷静さを欠いてしまい
集中力が切れてボール球の見極めが甘くなってしまい手を出して空振りする。
打つだけが野球じゃありません。四球で出塁する事も大切です。
このへんがまだまだ1年生なのかなと思います。
上記の事をすべて含めて
現段階では清宮君は典型的な「中距離打者」だと感じました。
今後、どのように成長していくか楽しみな選手です。
阪神に行かしてやれよ
またメジャーにとられるぞー
注目が高い分、情報が得やすくていいですね。
夏2戦目の全打席見ましたが、
何となく"良くも悪くも"自分の世界って感じがしました。
対戦相手にしてもチームメートにしても余りに力の差がありすぎるせいでしょうか、
試合への集中力というか普段の力を発揮するという意味では良い方向なんでしょうが、悪く見れば舐めてかかってるというか。
潜在能力は歴代最高かもしれませんが、スーパー1年生中田翔の凄み、みたいな雰囲気までまだ見えてこないですね。
全国のレベルや怖さを知って大きくなって欲しいので、今夏勝ち抜けることを祈ります。
とは言えまだ1年生。ケガには気を付けてほしいです