- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 尾形 樹人(仙台育英) (04/02)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (04/02)
- 佐々木 麟太郎(花巻東) (04/02)
- 武内 夏暉(国学院大) (04/02)
- 上田 大河(大阪商業大) (04/02)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (04/02)
- 山田 脩也(仙台育英) (04/02)
- 仁田 陽翔(仙台育英) (04/01)
- 2023年侍ジャパンU18日本代表/1次候補選手 (04/01)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (04/01)
- 2023年首都大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 木島 直哉(武蔵大) (04/01)
- 武田 桜雅(甲南大) (04/01)
- 小川 哲平(作新学院) (04/01)
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (04/01)
- 山北 一颯(東邦) (04/01)
- 大室 亮満(高松商) (04/01)
- 2023年阪神大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 2023年北東北大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 楠本 晴紀(関西国際大) (04/01)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
140㌔台の直球と縦スラ、フォーク、落差のあるカーブ。3年春の日体大戦で完全試合を成し遂げた。
2016年中日6位(契約金3000万円、年俸720万円)
動 画
投手成績
13春: 登板無し
13秋: 登板無し
14春: 7 3勝0敗 11.1 13 1 0 0.00
14秋: 7 0勝0敗 5.2 5 0 1 1.59
15春: 5 4勝0敗 30.2 19 40 3 3 0.88(2位)
15秋: 7 3勝1敗 29.1 23 22 12 2 0.61(1位)
16春: 7 2勝4敗 38.1 28 28 16 14 3.29(9位)
通算: 33 12勝5敗 115.1 108 32 20 1.56
奪三振率8.43 四死球率2.50
※ 15春:ベストナイン
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
14選: 1 先 2 2 2 0 0 143㌔(神宮) 大体大
15選: 1 2 0 4 0 0 151㌔(東ド) 九産大
15神: 2 6.1 3 5 5 0
先 6 3 5 5 0 149㌔(神宮) IPU ○
0.1 0 0 0 0 146㌔(神宮) 亜 大
通算: 4 10.1 5 11 5 0 防0.00
被安打率4.35 奪三振率9.58 四死球率4.35
投手成績詳細
獨協大 先 5.2 7 7 1 0 ○150㌔(大田)
日体大 先 9 0 8 0 0 ○封…完全試合達成
桜美林 先 8 6 12 1 ○
筑波大 先 7 6 11 1 2 ○
帝京大 1 0 2 0 148㌔(平塚)
30.2 19 40 3 3 防0.88
被安打率5.58 奪三振率11.74 四死球率0.88
15秋 回数 被安 奪三 四死 自責
日体大 先 7.2 5 2 ●
城西大 先 4 7 0
東経大 0.1 0 0
帝京大 1.2 1 0 ○
筑波大 先 7 6 2 4 0 ○
大東大 先 6.2 3 0 ○
桜美林 2 1 0
29.1 23 22 12 2 防0.61
被安打率7.06 奪三振率6.75 四死球率3.68
15秋代決 回数 被安 奪三 四死 自責
流経大 先 9 7 8 3 2 ○148㌔
16春 回数 被安 奪三 四死 自責
城西大 先 9 6 3 ○144㌔
筑波大 先 8 3 3 4 1
1 2 2 1 1 ●
桜美林 先 7 4 2 ○
帝京大 先 4.2 6 3 ●
2 0 0 ●
日体大 先 6.2 7 4 ●141㌔
38.1 28 28 16 14 防3.29
被安打率6.57 奪三振率6.57 四死球率3.76
最新記事
■ ドラ6丸山、巨人・菅野と投げ合いに闘志「投げ合って勝ちたい」(スポーツ報知) 16/11/13
中日からドラフト6位で指名された東海大・丸山泰資投手が13日、先輩に当たる巨人・菅野と投げ合いに闘志を燃やした。都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸720万円で仮契約。「将来は日本を背負って立つような投手になりたい。(菅野に)できれば投げ合って勝ちたい」と意気込んだ。菅野が浪人後に巨人に入団した13年に入れ替わりで、東海大に入学。一緒にプレーした経験はないが、野球部の寮で顔を合わせた際には「がんばれよ!」と声をかけられ、励みにしてきた。インターネットの動画サイトでも、大先輩の投球フォームをチェックし、参考にしてきた。昨年5月3日の日体大戦では首都大学リーグ史上2人目となる完全試合を達成した。今春に右肩を痛め、フォームを崩したものの、昨年まではドラフト上位候補だった。「4年で結果が出せず、これ(6位)くらいは当然だと思う。ドラフトで呼ばれたことはうれしかったし、ドラゴンズに恩返ししないといけない」と力を込めた。
母校の東邦(愛知)からはドラフト5位指名の藤嶋が入団。「スター性があると思う。周りを引きつける力を持っている。僕には足りないもの。気持ちを表に出していきたい」と、同じユニホームを着る後輩にならうつもりだ。(スポニチ)
16秋 回数 被安 奪三 四死 自責
城西大 先 5.2 3 0 ○
日体大 先 9 4 1 ○
帝京大 先 3 6 4 ●
2.2 1 3 0
1 2 1
筑波大 先 4 3 2 2 0 ●
0.2 3 0 1 3 ●
桜美林 先 5.1 2 1 ●
0.1 1 0 1 0
31.2 25 10 防2.84
■ 6位・丸山救援も… 東海大V逸(中日スポーツ) 16/10/24
東海大・丸山は首都大学リーグの秋季リーグ桜美林大2回戦に中継ぎ登板し、チームは敗退。V逸となり、ロッテからドラフト1位指名された桜美林大・佐々木千のガッツポーズをベンチから見つめた。「こんなに調子が悪くても指名してくれたドラゴンズに感謝しています。自分がふがいないから優勝を逃しました」。1点ビハインドの8回に登板して一飛、中前打、四球。1死一、二塁のピンチを招いて降板した。最速151キロもキレ味鋭いスライダーも影を潜める低迷期。ただ、石井チーフスカウトは「春のオープン戦までは(ドラフト1位指名の明大)柳より評価は上だった」と明かす。試合後の指名あいさつでは「いいころを知っているから大丈夫だ」と声を掛けた。
■ 竜6位 東海大・丸山 直球とスライダーは菅野級(中日スポーツ) 16/10/23
丸山は4-2の8回無死二、三塁で登板したが、打者6人に3安打、1四球で自身3失点。一挙5点を奪われ4-7の逆転負けで敗戦投手になった。ただ今がどん底。3年春にリーグ46年ぶり完全試合をやってのけた右腕。横井監督が潜在能力の高さを説明した。「大学3年まではですね、(菅野)智之と同じように成長しました。智之と同じように真っすぐの強さとスライダーの切れがあります。ただ、今年の春、フォームを崩した。大学の途中からは智之と別の道をたどりましたが、(丸山の)スライダーはプロでも打たれないと思っています」。もともとは各球団の上位リストに入っていた。ドラフト会議終了後、中田スカウト部長が「(6位)で丸山が残っていたのは大きかった」と語った通りだ。下位指名になったのは、今春からのフォームのばらつき。右肩違和感も重なって、修正作業に時間を費やせなかった。ただ、竜のスカウト陣は東邦高時代から追い掛けている。素材を評価し、成長の可能性を信じて指名に踏み切った。丸山自身もフォーム修正の必要性を感じる。「自分だけでなく、いいピッチャーの動画を見たりしながら研究しています」。左足をステップする際に、左手のグラブを押し出すように伸ばすのは菅野を参考にしたスタイルという。
過去記事
■ 東海大・丸山泰資 強い球が低めにもいく本格派(中日スポーツ) 16/10/15
運命のドラフトが迫る中、丸山が表情を引き締めた。「まだ完全には戻っていないけど、春と比べたら試合をつくれている。今の調子では1位どころか下位指名かも。でも、プロに入って学べば、もっと成長できると思う」。東邦高3年の夏は愛知大会で準優勝。愛工大名電・浜田達と決勝で投げ合った。大学では2年春からリーグ戦で登板し、直球の最速は151キロまで伸びた。スライダーなど変化球でストライクを取れるのも魅力。一躍脚光を浴びたのが昨春の日体大戦だった。首都大学リーグで46年ぶり、史上2人目の完全試合を達成。「あの完全試合から、プロが視野に入ってきた」。だが「1位候補」として迎えたことしは春先から右肩の炎症に苦しんだ。勝てない重圧から食事を取れなくなり、体重が8キロも落ちた。今秋はチューブトレーニングで内部の筋肉を鍛えて、肩痛を克服。体重も調子も戻ってきた。8球団から調査書の提出を求められている。「結果が出ていないので指名されるのかどうか」。本人は不安を口にするが、プロの評価は高い。中日・中田スカウト部長は「肩は問題ない。右の本格派で、低めに強い球を投げられる。上位候補」と能力を認めている。「巨人には(菅野ら)大学の先輩が多いし、中日なら浜田と一緒にやってみたい。どこに入団しても、自分の仕事をやりきれる投手になりたい」。12球団OKの姿勢で指名を待つ。
■ 東海大のドラフト候補“完全男”丸山が好救援で復活のろし(デイリースポーツ) 16/9/25
今秋ドラフト候補の東海大・丸山泰資投手が、好救援で復活ののろしをあげた。1点リードの七回1死一、三塁の場面でマウンドへ。鋭いスライダーとキレのいい直球で連続三振を奪い、見事にピンチを切り抜けた。鮮やかな火消しに打線も呼応。七、八回に5点をもぎ取り、試合を決定づけた。2回2/3を投げて1安打無失点、3奪三振の力投で試合を締めた丸山。昨年は春季リーグ戦で完全試合を達成するなど活躍したが、今春に右肩を痛めてからは不調に陥った。肩は回復したものの、今秋もいまひとつの内容が続いたため、この1週間は横井人輝監督が付きっきりで指導。テークバックが大きくなりすぎる悪癖の修正に取り組んだ。トンネル脱出の光が見えたエースは「直球も力強く投げられたし、いい感覚をつかめた。成果が出た3イニングだった」と明るい表情。2季ぶりの優勝と自身のプロ入りという目標に向けて「しっかり勝っていきたい」と力強く話した。
■ ドラフト候補右腕の東海大・丸山が1失点完投(デイリースポーツ) 16/9/10
2季ぶりの優勝を目指す東海大が快勝した。今秋ドラフト候補右腕・丸山泰資投手が4安打1失点完投で今季2勝目を挙げた。日体大は昨春に完全試合を達成した相手。「調子はよくなかった」というものの、打たせて取る投球でリズムをつかむと、後半はスライダーの制球も安定。九回を投げきった。今春は不調で4敗。エースの責任を果たせず食事も喉を通らなくなり、8キロもやせた。「ふがいない投球で、チームが勝てなかったのが悔しかった」と雪辱を期した夏は、走り込みに加えて体幹トレーニングを精力的に消化。また、これまではあまりしなかった遠投をこなすことで、直球がシュート回転しなくなり、空振りが取れる球質が戻って来た。体重も元通りの80キロ前後に戻った。進路については「プロに入って勝てる投手になりたい」と、プロ志望を固めている。夢を実現する前に「まずはチームを神宮につれていけるようにしたい」と、覇権奪回の中心となる。
■ 東海大V6消滅…延長12回タイブレイクで帝京大に敗れる(スポーツ報知) 16/5/2
東海大の6連覇が消滅した。延長12回タイブレイクで帝京大に敗れ、連敗を喫した。日体大は筑波大に雪辱し、1勝1敗となり、優勝はこの2校に絞られた。
■ 東海大・丸山、完封目前から暗転降板(デイリースポーツ) 16/4/9
5連覇中の王者・東海大が、延長十二回サヨナラ負けを喫した。丸山泰資投手が八回まで3安打完封ペースも、足をつるアクシデントに見舞われ、1点リードの九回途中で降板。リリーフ陣が九回2死から同点打を浴び、最後は適時失策で決勝点を許した。「ここ最近では一番、真っすぐが走っていた。下半身が使えた分、足がつってしまったのかも。エースとしては、勢いをつける完封ができるようにならないと」と反省した丸山。横井人輝監督も「あそこで足をつっているようじゃダメ」と厳しかった。
■ 東海大151キロ右腕、丸山が3失点完投 6季連続Vへ開幕白星(スポニチ) 16/4/2
6季連続優勝を目指す東海大は2日、開幕戦で城西大と対戦し、4―3で逆転勝ち。今秋ドラフト上位候補の最速151キロ右腕・丸山泰資投手が、9回6安打3失点で完投し「緊張した。あまり調子は良くなかったけど要所を抑えられた」と安堵の表情を浮かべた。初回は3者連続三振を奪う順調な立ち上がりをみせ、5回まで2安打無失点。ところが、1―0の6回1死から四球と連続死球で満塁のピンチを背負い、2本の適時打を浴びて3点を失い、逆転を許した。最速は144キロにとどまったが最後まで粘り強く投げ、リーグ開幕戦白星を呼び込んだ。
■ プロ注目の東海大・丸山「日本一&大学代表」を宣言(日刊スポーツ) 16/1/6
5季連続優勝の東海大は6日、平塚市内で始動し、今秋のドラフト候補で「完全試合男」丸山泰資投手が、「日本一&大学代表入り」を宣言した。最速151キロ右腕がラストイヤーを迎える。日本ハム、DeNAのスカウトが見守る中、ランニングなどで汗を流した。「(日本ハムドラフト7位の)吉田さんがJAPANに入って別人のようになっていました。自分も日本一になって、JAPANに入れるぐらいのピッチャーになりたいです」と意気込んだ。横井人輝監督は「丸山は経験も積んだし軸になれる投手。勝率制から勝ち点制に戻りますが、1勝の重みを感じながらやっていきたい」と話した。
■ 完全試合の東海大・丸山、最速150キロ紅白戦8K(日刊スポーツ) 15/12/23
東海大が23日、神奈川・平塚市内のグラウンドで年内の練習を納めた。プロ注目右腕・丸山泰資投手は、学年別の紅白戦に先発して8回無失点と好投。直球は最速150キロをマークし、抜群の制球力で2年生を4安打8三振と抑え込んだ。試合は0-0で延長タイブレークに突入したが、10回に4点を勝ち越し。「思ったところに投げられた。今年最後の試合で、下級生に負けなくてよかった」と笑顔を見せた。
■ ドラフト候補の東海大・丸山、6回0封「プロに行きたい」/神宮大会(SANSPO) 15/11/17
明治神宮大会第4日(16日、神宮)東海大が環太平洋大に3-0と快勝。「完全試合男」丸山が、5四死球と制球に苦しみながら6回3安打無失点。初戦先発の大役を果たし「ふがいない投球はできない。信頼してくれる監督のため、結果を残さないといけないと思った」と笑みを浮かべた。来秋のドラフト候補に挙がる最速151キロ右腕は「プロに行きたいと思います」とアピールを誓った。
■ 東海大・丸山“新球”で2失点完投 5年ぶり神宮切符に王手(スポーツ報知) 15/11/4
東海大(首都大学1位)が、流通経大(東京新大学2位)を下し、5年ぶりの神宮大会へ王手をかけた。来秋ドラフト候補の151キロ右腕・丸山泰資(3年=東邦)が、2失点で完投した。来季のエースは「今日は直球でしっかりコーナーを突けていた」と、最速148キロのキレのある直球を軸に7安打を浴びながらも粘り切った。春から持ち球のフォークに磨きをかけた。握りを浅くし、スプリットのように改良した“新球”を効果的に使い、4回以降はゼロを並べた。横井人輝監督(53)も「結果的によく投げた。丸山にとっては大きな1勝ですね」と右腕の粘投に目を細めた。
■ <首都スポ>東海大・丸山 4連続K(東京中日スポーツ) 15/6/10
連覇を狙った東海大(首都)は立ち上がりの4失点が響いて九産大(福岡六)に敗れ、初戦で姿を消した。東海大は2番手の芳賀智哉投手から丸山までの救援3投手が1人の走者も許さない“完全リレー”も見せたが及ばなかった。東海大の丸山が7回から登板、4連続三振を奪い2イニングを無失点。151キロもマークして、昨年のこの大会で2イニング3失点した雪辱も果たした。チームの負けに落胆しながらも「去年より緊張しないで気持ち良く投げられた。帳消しにはならないけれど、リベンジはできました」と自分のピッチングには納得の表情だ。このオフはほぼ毎日ブルペンに入って、フォームを固めた。母校の東邦は12月と1月はボールを使わず、学校近くの公園で石段を走りまくる。そこで培った下半身もさらに鍛え上げ、ピッチングの精度が増した。4月のオープン戦で明大打線を5イニング無失点に抑えて自信をつけた今季は、5月にリーグ史上2人目の完全男になった。大きな武器のスライダーのキレ、コントロールが抜群。九産大打線を完璧にねじ伏せた。来年ドラフトの中心になりそうな怪腕に、スカウト陣も高い評価。巨人の長谷川スカウトは「もう1つ抜くようなボールがあったら、もっといい。カープの野村のようになれる素材」と話した。この大会が始まる直前に、投手陣の軸になるはずだったリーグ戦6勝の4年生左腕、中川が背筋痛を訴えた。丸山はこの試合で救援待機し、次の試合は先発のプランだった。横井人輝監督(53)は「丸山は後ろで行くつもりだった。それにしても4失点はきつかった。いきなりカウンターでKOみたいなもの」とうなだれた。
■ 東海大・丸山、8回12奪三振で今季3勝目の快投(日刊スポーツ) 15/5/10
完全試合投手がまたまた快投だ。3日にリーグ46年ぶり2人目の完全試合を達成した東海大の丸山泰資投手(3年=東邦)が10日の桜美大戦に先発し、8回6安打1失点12奪三振で今季3勝目を挙げた。この日の直球は140キロ台前半も、決め球のスライダーがさえ渡った。配球の中心を直球からスライダーに変更した4回以降は、4イニングで9奪三振。丸山は「完全試合をした後ということで無意識に力が入りましたが、初回にヒットを打たれて気持ちが楽になりました。ランナーを出しながら抑えるのが本来の自分。いつもの投球ができました」と笑顔だった。
■ 東海大・丸山が完全試合 上田二朗以来46年ぶり(日刊スポーツ) 15/5/4
東海大・丸山泰資投手(3年=東邦)が完全試合を達成した。首都大学リーグでは69年(昭44)春に東海大・上田二朗投手(元阪神)が達成して以来46年ぶり2人目の快挙となった。140キロ台の直球と本人が「決め球」と絶対の自信を持つスライダーのほぼ2つの球種で、日体大の27人の打者を94球で料理した。内訳は三振8、内野ゴロ11、内野飛球3、外野飛球5。「7回が終わったくらいから意識しました。9回は緊張しました。バックにしっかり守ってもらって助かりました。真っすぐのコントロールが良くて、スライダーも決まってくれました」と話した。本来は打たれながら、走者を出してから粘る投球が持ち味だという。「奇跡ですね」と笑った。横井人輝監督は「完全試合は初めて見た」と驚き、ネット裏で大記録を見届けた日本ハム木田優夫GM補佐は「腕の振りが良かった。いいものを見せてもらった」。リーグ戦2度目の先発で大仕事をやってのけた丸山は「うちは良い投手が多いのでチャンスをつかめたのは大きい」と謙虚に話し、「将来は行ければプロに行きたい」と目を輝かせた。
プロフィール
愛知県常滑市出身。丸山 泰資(まるやま・たいすけ)投手。
鬼崎中時代は愛知知多ボーイズで主に外野手としてプレー。
東邦高では2年秋に控え投手として東海大会を経験。
翌3年春の大会になってエースナンバーを獲得し、県1位での東海大会ベスト4進出を達成する。
東海大会初戦・海星戦で8回8四死球、3安打5奪三振2失点の粘投を披露。
続く夏予選6試合中5試合(先発4)に登板し、計36.1回8失点の力投で準優勝に貢献した。
強豪・中京大中京相手の準々決勝で、7安打11三振2失点完投勝ちを記録。
濱田と投げ合った決勝でも好投したが、9回表に追いつかれ、11回8安打2対3完投負けとなった。
当時の最速は143㌔。県大会V、東海4強が最高成績。
東海大進学後は2年春からリーグ戦に出場。
救援右腕として14試合中7試合に登板し、3勝無敗、防御率0.00の活躍で全勝Vに貢献する。
先発に回った3年春に4勝(1完投1完封)、防0.88(2位)でベストナインを受賞。
初先発の獨協1回戦で150㌔(大田)を計測し、5.2回7安打無失点の粘投で白星を収めた。
続く日体大2回戦で完全試合(94球8三振、内ゴ11、内飛3、外飛5)を達成。
先発2試合目で東海大・上田二朗(元阪神)以来46年ぶり2人目の快挙を成し遂げている。
全国大会には2・3年春、3年秋の3度出場し、2年春に13年ぶり日本一を経験。
準々決勝・大体大戦の先発に抜擢されたが、2回2安打2三振3失点で早々に降板となった。
3年春初戦で2回4K完全救援を演じ、東京ドームで最速タイの151㌔をマーク。
3年秋の初戦2回戦・IPU戦で最速149㌔を投げ、6回5四死球0封の粘投で白星を記録した。
1学年上のチームメイトに吉田侑樹、中川皓太ら。
176cm75kg、粘り強く試合を作る本格派右腕。
セットから重心を下げてインステップ気味に着地し、テイクバック大きめに肘を使った鋭い腕の振りから
投げ込む最速151㌔、常時140㌔前後から140㌔台後半の伸びのある真っすぐと、
110㌔台から120㌔台の縦のスライダー、100㌔台の落差あるカーブ、120㌔台のフォークボール。
直球と変化球とのコンビネーションが持ち味。まずまずのコントロールで投げ分ける。
縦スラ、フォークで空振りを奪取。カーブとの緩急。救援で結果を残し、3年春に先発の座を掴んだ。
計算のできる投手として監督の信頼を得ている。
スカウトコメント
中日・石井チーフスカウト|16/10/24
「春のオープン戦までは(ドラフト1位指名の明大)柳より評価は上だった」
中日・中田スカウト部長|16/10/24
「(6位)で丸山が残っていたのは大きかった」
中日・中田スカウト部長|16/10/15
「肩は問題ない。右の本格派で、低めに強い球を投げられる。上位候補」
巨人・長谷川スカウト|15/6/10
「もう1つ抜くようなボールがあったら、もっといい。カープの野村のようになれる素材」
日本ハム・木田優夫GM補佐|15/5/4
「腕の振りが良かった。いいものを見せてもらった」
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