- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 第44回日米大学野球/大学日本代表候補リスト (06/10)
- 第72回全日本大学野球選手権/日程・注目選手 (06/10)
- 第72回全日本大学野球選手権/注目選手プロフィール (06/10)
- 藤井 優矢(東日本国際大) (06/10)
- 度会 隆輝(ENEOS) (06/10)
- 松林 幸紀(大阪商業大) (06/10)
- 松浦 佑星(日本体育大) (06/09)
- 2024年ドラフト候補/大学生投手 (06/09)
- 球速ランキング/大学生投手2024年 (06/09)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (06/09)
- 安徳 駿(富士大) (06/09)
- 上田 希由翔(明治大) (06/09)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (06/09)
- 中日ドラゴンズ/ドラフト2023 (06/09)
- 北田 智郎(中部学院大) (06/08)
- 蒔田 稔(明治大) (06/08)
- 山田 怜卓(白鴎大) (06/08)
- 佐藤 幻瑛(仙台大) (06/08)
- 村田 賢一(明治大) (06/08)
- 辻本 倫太郎(仙台大) (06/08)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
実戦力ある149㌔右腕。内外に投げ分けて打者を翻弄。最多6勝を挙げた3年春にMVPを受賞した。
2020年阪神5位(契約金4000万円、年俸720万円)
動 画
投手成績
■ 大学時代成績
17春: 5 2勝0敗 19.2 21 18 3 8 3.66
17秋: 3 1勝0敗 6.1 4 6 0 0 0.00
18春: 3 0勝1敗 15.1 13 11 8 13 7.63
18秋: 3 0勝0敗 4 3 4 3 1 2.25
19春: 9 6勝0敗 70 30 70 15 6 0.77(1位)
19秋: 8 3勝2敗 57.1 39 53 14 8 1.26(2位)
通算: 31 12勝3敗 172.2 110 162 43 36 1.88
被安打率5.73 奪三振率8.44 四死球率2.24
※ 19春:MVP 19春:最優秀投手 19春:ベストナイン 17春:新人賞
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
17神: 1 1 1 1 0 0 146㌔(神宮) 日体大
19選: 2 13 8 10 4 1
先 7 2 6 1 0 146㌔(神宮) 桐蔭大 ○
先 6 6 4 3 1 146㌔(神宮) 明治大 ●
通算: 3 14 9 11 4 1 防0.64
被安打率5.79 奪三振率7.07 四死球率2.57
【 国際大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
19日米: 1 2 2 3 1 0 ○
通 算: 1 2 2 3 1 0 防0.00
被安打率9.00 奪三振率13.50 四死球率4.50
■ 甲子園成績
14夏: 1 0.2 1 1 0 0 138㌔ 明徳義塾
16春: 5 47 33 32 12 2
先 9 10 7 1 0 141㌔ 工大福井 ○封
先 9 6 7 4 1 139㌔ 鹿児島実 ○
先 9 2 8 1 0 138㌔ 滋賀学園 ○封
先 9 7 4 4 0 141㌔ 龍谷平安 ○
先 11 8 6 2 1 142㌔ 高松商業 ○
16夏: 2 18 13 10 4 3
先 9 5 7 0 1 144㌔ 出 雲 ○
先 9 8 3 4 2 143㌔ 鳴 門 ●
通算: 8 65.2 47 43 16 5 防0.69
被安打率6.44 奪三振率5.89 四死球率2.19
投手成績詳細
■ 大学時代成績
中央大 1 1 1 0 1 144㌔
1.1 3 1 0 3
亜 大 先 1.2 3 3 1 3 148㌔
専修大 先 9 5 7 1 0 145㌔ ○封
国学大 先 6.2 9 6 1 1 145㌔ ○
19.2 21 18 3 8 防3.66
被安打率9.61 奪三振率8.24 四死球率1.37
17秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
日本大 0.2 0 0 0 0 143㌔
立正大 2 2 1 0 0 143㌔
国学大 3.2 2 5 0 0 ○147㌔
6.1 4 6 0 0 防0.00
被安打率5.68 奪三振率8.53 四死球率0.00
18春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
国学大 先 5.1 4 4 3 4
駒澤大 先 5.2 5 4 2 4
立正大 先 4.1 4 3 3 5 ●
15.1 13 11 8 13 防7.63
被安打率7.63 奪三振率6.46 四死球率4.70
18秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
亜 大 1 0 0 2 1 143㌔
国学大 2 2 2 0 0 145㌔
1 1 2 1 0 144㌔
4 3 4 3 1 防2.25
被安打率6.75 奪三振率9.00 四死球率6.75
19春(5完4封) 回数 被安 奪三 四死 自責
国学大 先 9 2 11 3 0 ○封
先 6 5 8 4 2
先 9 1 7 0 0 ○封
駒澤大 先 9 3 6 1 0 ○封147㌔
先 8 5 6 3 1 ○ 147㌔…29回連続無失点
立正大 先 7 7 8 0 2 145㌔
2 0 2 0 0 145㌔
先 9 6 8 3 1 ○ 145㌔
亜 大 先 11 1 14 1 0 ○封149㌔
70 30 70 15 6 防0.77
被安打率3.86 奪三振率9.00 四死球率1.93
19秋(3完1封) 回数 被安 奪三 四死 自責
立正大 先 9 5 12 0 0 ○封
先 6 3 6 4 1
亜 大 先 9 4 11 1 0 ○
先 8 5 6 1 1 ●
駒澤大 先 10 6 8 5 2 ○
先 6.1 7 2 2 1 ●
国学大 先 7 7 6 0 1
2 2 2 1 2
57.1 39 53 14 8 防1.26
被安打率6.12 奪三振率8.32 四死球率2.20
■ 高校時代成績
奈良2回戦:高取国際 先 7 0封
3回戦:高田商業 先 9 2
準々決:郡山高校 先 6 3
準決勝:天理高校 先 8 5
30 10 防3.00(失点から算出)
15夏 回数 被安 奪三 四死 失点
奈良1回戦:高田高校 先 4 3 0
2回戦:天理高校 先 8 8 3 3 4
12 11 4 防3.00(失点から算出)
15秋 回数 被安 奪三 四死 失点
奈良2回戦:大和広陵 先 9 2 14 2 0封
3回戦:御所実高 先 9 3 12 1 1 142㌔
準々決:関西中央 先 6 2 8 2
準決勝:平 城 先 9 1 10 1 0封
決 勝:奈良大附 先 6 3 7 0
近畿1回戦:神港学園 先 9 6 8 1 1
準々決:大坂桐蔭 先 8 13 6 6 9
56 30 66 16 13 防1.61
被安打率4.82 奪三振率10.45 四死球率2.57
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20秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
中央大 先 4 2 1 1 1 ●
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■ 東洋大・村上、センバツVのプライド捨て初完封1勝(日刊スポーツ) 17/5/3
昨春センバツ優勝右腕の東洋大・村上頌樹投手(1年=智弁学園)が、リーグ戦初完封初勝利を収めた。専大を5安打に封じて三塁を踏ませず、チームは連勝で勝ち点2とした。村上は高橋昭雄監督が「おめでとう!」と、差し出した手を握り返し「やっとチームに貢献するピッチングができました」と笑みをこぼした。チェンジアップで的を散らした。初先発した4月19日の亜大戦は最速148キロのパワーで押したが、3失点で2回持たず。高校時代の武器が、大学生に通用しない。攻め方を変えた。投げ急がない。「7~8割くらい」の力で、丁寧に低めをつく。直球に頼り切らず、緩急で7三振を奪った。
■ 東洋大ルーキー村上 自己新148キロもホロ苦初先発(スポニチ) 17/4/19
東洋大のルーキー村上頌樹投手が大学初先発。初回、亜大の上田にスライダーを本塁打され、2回にも2安打に足を絡めた揺さぶりで2失点と役目を果たせず3失点で降板した。入学前はMAX144キロも、この日は自己新の148キロをマーク。初回一発を浴びたがアウト3つはすべて三振を奪い「その三振を自信にしたい」と前を向いた。
■ 智弁学園が春夏連覇逃す…エース村上は大学進学予定(スポーツ報知) 16/8/14
センバツ優勝の智弁学園は、鳴門に逆転負けし、史上8校目の春夏連覇を逃した。春と合わせ、今年の甲子園での917球目だった。2―2の9回2死満塁。智弁学園・村上頌樹は内角低めを狙ったが、138キロの直球が高めに浮いた。フラフラと上がった打球は「捕ってくれ!」という祈りが届かず、右前に落ちた。右翼手の悪送球も絡んで決定的な3点を勝ち越された。「期待してくれた皆さんに結果で恩返ししたかった。申し訳ない」。村上は春夏通じて最多の5失点を喫した。それでもセンバツV投手は一度もマウンドを降りることなく、全7試合を投げ抜いた。進学予定の最速145キロ右腕は「(大学で)勝てる投手になりたい」と飛躍を誓った。
エース村上は「最後まで勝つ投手でなくてチームのみんなに申し訳ない」と涙をこらえた。正左翼手の納と東洋大に進学予定。(日刊スポーツ)
■ 智弁学園・村上、試合をつくれる先発投手は大学で重宝(SANSPO) 16/8/8
ヤクルト・小川淳司シニアディレクター(SD)が出場選手を分析する「小川SDチェック」がスタート。燕の前監督で現在の編成部門責任者は、智弁学園のエース、村上頌樹投手に注目した。春夏連覇を狙う智弁学園のエース、村上が1失点完投した。最速145キロの直球を、内外角に投げ分けた。私の経験に基づくと、甲子園の優勝投手というのは、いいことばかりではない。「センバツ優勝投手」という看板を背負いながら、負けられない夏の奈良大会を勝ち抜いてきた精神力の強さを感じた。1メートル74、78キロと、体は決して大きくなく、球そのものの威力で打者を牛耳るタイプではない。進学を希望していると聞いている。しっかりと試合をつくる先発投手として、大学では重宝されるタイプだと思う。連覇を目標に、次戦も攻めの投球をしてほしい。
■ 智弁学園・村上、6連続含む11K快投(デイリースポーツ) 15/9/21
秋季高校野球奈良大会の3回戦が21日、佐藤薬品スタジアムで行われ、智弁学園が6-1で御所実を下し、8強に進出した。来秋のドラフト候補に名前が挙がる村上頌樹(しょうき)投手(2年)が11三振を奪う力投を見せた。立ち上がりはボールも走らず、制球も定まらなかった村上。二回には2死から四球を与え、続く太田黒に左中間適時二塁打を浴びて先制を許した。それでも三回以降は尻上がりに調子を上げ、三振を量産。中盤から終盤にかけて6連続奪三振を記録するなど、五回以降、無安打に抑えた。秋初戦となった2回戦の大和広陵戦でも14奪三振をマークした村上。「三振のほとんどはストレートでした」と、最速142キロを計測した直球はスピードだけでなく、抜群のキレを兼ね備えている。この日も奪った三振のほとんどがストレート。右腕では近畿でトップクラスの実力を持っている。
プロフィール
兵庫県南あわじ市出身。村上 頌樹(むらかみ・しょうき)投手。
賀集小学校1年時から軟式野球を始め、南淡中時代はアイランドホークスに所属。
中3夏にジャイアンツカップ出場を果たした。
智弁学園では1年時夏から控え投手としてベンチ入り。
2個上の主砲・岡本を擁して甲子園に出場し、初戦・明徳戦で0.2回0封の全国デビューを飾る。
1年時秋の大会でエースの座を掴み、計30回10失点の活躍で県4強まで進出。
2年時夏の奈良大会を2回戦敗退で終え、同秋に56回66Kの奮闘で近畿8強入りを遂げた。
近畿初戦・神港戦で4-1完投を記録するも続く桐蔭戦で9失点を喫して敗退。
県大会初戦(2回戦)で14K完封、同3回戦で6連続K、同準決で1安打完封を記録している。
翌3年春夏の甲子園全7戦を1人で投げ、計6勝(2完封)、65回9失点をマーク。
内外への投げ分け、投球術で打者を翻弄し、春選抜で春夏通じて初の全国Vを成し遂げた。
5試合47イニング、合計669球をこなし、33安打12四死球3失点の粘投を披露。
福井工大福井戦、滋賀学園戦で完封勝利、平安戦で2対1逆転サヨナラ勝利を収めている。
延長11回の接戦となった決勝・高松商戦で中越えのサヨナラタイムリーを記録。
同年夏の甲子園で2回戦敗退(2-5完投)を喫し、志望届を提出せず東洋大進学を選択した。
当時の最速は145㌔。1学年上に廣岡大志、同期に岡澤智基ら。
東洋大進学後は1年時春からベンチ入り。
先発救援の両面で5試合19.2イニングに登板し、2勝、防3.66の活躍で新人賞のタイトルに輝く。
亜大2回戦で自己最速148㌔を計測し、専大2回戦で初完封初勝利を記録。
6季で31試合(先発21)、計172.2回を投げ、通算12勝(6完5封)3敗、防1.88の実績を残した。
1年時春終盤に負った肘痛を乗り越え、3年時春のリーグ戦で主戦の座を獲得。
最多6勝(5完4封)、防0.77(1位)の好成績で、MVP、最優秀投手、ベスト9を受賞している。
最終週・亜大1回戦で11回1安打14K0封(149㌔、9回0安打)の快投を披露。
29イニング連続0封を記録するなど、安定した投球を続け、計70回を70K6失点に抑えこんだ。
全国大会には3年時春の選手権(8強)、および1年時秋の神宮(4強)に出場。
先発救援で3試合(先2)、計14回に登板し、通算1勝(0完)1敗、11K、防0.64をマークした。
7回2安打0封の好投を演じた3年時春の選手権初戦・桐蔭戦で白星を記録。
翌準々・明大戦に連投で臨んだが、6回までに3点を失い、森下暢仁を打てず0対3で敗れた。
国際大会には3年時夏の日米大学野球大会(3勝2敗で3大会ぶりV)に出場。
9-1の快勝を飾った第4戦に救援として登板し、2回2安打3K無失点の粘投で勝ち星を収めた。
通算31試合、12勝(6完投5完封)3敗、172.2回、防御率1.88。
174cm75kg、高い実戦力を備えた最速149㌔右腕。
セットから溜めを作ってインステップ気味に着地し、肘を柔らかく使った球持ちの良い腕の振りから
投げ込む最速149㌔、常時130㌔台後半から140㌔台中盤の伸びのある直球と、
120㌔台のスライダー、100㌔前後の縦カーブ、120㌔前後のチェンジ、130㌔前後のフォーク。
安定して試合を作る先発投手。内外角に丁寧に投げ分けて打者を翻弄する。
コントロールと投球術で高橋昭雄元監督から高い評価を獲得。3年春に主戦の座を掴んだ。
最速では149㌔をマークする真っ直ぐと40㌔ほどの球速差があるカーブとの緩急。
縦横2種類のスライダー、逃げながら沈むチェンジアップ、甲斐野央直伝のフォークを織り交ぜる。
大学で球速アップを達成。3年春に149㌔を計測した。
スカウトコメント
阪神・吉野スカウト|20/11/19
「(似たタイプとして西勇輝投手を挙げた上で)コントロールが良くて、緩急も使える非常に優れた投手。先発でやってほしいが現場が適材適所でいいところを引き出してくれると思う」
阪神・吉野スカウト|20/10/31
「真っすぐのコントロールだけでなくて、変化球も全て精度の良いボールを投げられる。ゲームの組み立て、打者の抑え方の術というものを持っていますので、そこは高く評価してました」
「矢野監督が非常に気にしていたピッチャー。いい時の映像を自粛期間中とかで多分結構たくさん見られたと思うので、その時の印象なども強かったのかなとは思います。(春季)キャンプ、もちろん合同自主トレとかでは、もう普通に投げられている状態であるとは思っています」
阪神・矢野燿大監督|20/10/26
「ケガがないと、この順位で取れていない選手。淡路島出身やし、近本も淡路島やしさ。明石海峡大橋を越えて、淡路島からたくさん(ファンが)来てくれたら」
阪神スカウト|20/10/26
「140km後半の真っすぐと変化球の総合力で勝負する即戦力右腕。高校3年時春には全国制覇を経験し大学球界でも実績を残すなど大舞台に強い。安定した投球を武器に先発ローテーションの一角としての活躍が期待できる」
ソフトバンク・宮田善久アマスカウトチーフ補佐|20/9/10
「直球も変化球も自在に操れるコントロールを持っていて、大人の投球ができる投手。直球と同じリリースで投げる変化球を打者が嫌がっていた。ドラフト上位候補になれる力がある」
ソフトバンク・宮田善久アマスカウトチーフ補佐|20/9/9
「直球も変化球も自在に操れるコントロールがある」
オリックス・牧田勝吾編成部副部長|20/6/23
「日本人が動きやすい体の大きさが175~180センチ。プロで活躍している選手の多くがこのサイズです。村上は小さいけども、あの体だからできる投球なのかもしれません。ある程度完成した『即戦力』と考えています」
プロスカウト|17/4/27
「原樹理(現ヤクルト)の系譜を継ぐ右の本格派。自己記録を更新した最速148キロをマークした直球は力強く、今後も球速アップが期待できる。センバツ優勝投手で、大舞台で強さを発揮できる強心臓も魅力」
ヤクルト・小川淳司シニアディレクター|16/8/8
「最速145キロの直球を、内外角に投げ分けた。「センバツ優勝投手」という看板を背負いながら勝ち抜いてきた精神力の強さを感じた。体は決して大きくなく、球そのものの威力で打者を牛耳るタイプではない。進学を希望していると聞いている。しっかりと試合をつくる先発投手として、大学では重宝されるタイプだと思う」
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特に球質は異次元です。ストレートの回転数の多さと落ちるボールの回転数の少なさ、そのギャップの大きさはプロでもちょっといないレベルで優れています。
ただこの秋の内容がよろしくない。怪我の影響らしいですが。
小柄な右腕の順位は下がる傾向にありますが、プロのスカウトが彼をどう評価するのか非常に興味深いです。
西村も確か志望届提出→直後の試合で怪我→指名漏れ社会人入りで村上君も既に志望届提出済みなようですので
こういう実戦派タイプのピッチャーは社会人の大きな大会で活躍してから上位でのプロ入りも悪くはないと思うが…
派手さは無いものの淡々と試合を作れそうなタイプなので、先発が欲しい楽天に是非☆
村上くん、気持ち良いくらいコントロールに長けたピッチャーなので、凄く楽しみです。
センバツ優勝した時のピッチングと、決勝でのサヨナラタイムリーは今でもはっきりと覚えています。
是非プロで活躍してほしい選手です。
外れで競合するかも
肘をしならせてリリースの瞬間に爆発させるような感じで、球速や球のキレは横山の方が上だけど、コントロールは現時点でも村上の方がいい。
高卒即プロという匂いはしてこないけど、投球スタイルとしては本格派のそれで、社会人で鍛えたら3年後には上位候補になっていても不思議じゃない。
SBの森か、今年の東京ガスの山岡のような成長曲線を期待したいね。
お前選抜での村上の投球を見ても弱いと言えるのか。
4試合で自責点1やぞ