堀口 裕真（日本製鉄広畑）

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　■　日本製鉄広畑、新社名で気合　8年ぶり都市対抗(日本経済新聞)　19/7/6

　関西勢の注目は全３６チームを通じて最も前回出場からのブランクが長い、８年ぶり３２度目となる日本製鉄広畑。２次予選第２代表決定戦で、ＮＴＴ西日本に３-０で快勝。新人の川瀬航作が完封し、都市対抗本戦の切符をつかんだ。打線の核の３番堀口裕真、４番西川雄大もルーキー。浜口直也監督は「都市対抗予選の怖さを知らない新人がプレッシャーを感じずのびのびやってくれた」と話す。

　　プロフィール

　滋賀県長浜市出身。
　堀口 裕真（ほりぐち・ゆうま）外野手。
　長浜市立浅井中学校時代は硬式野球チーム・湖北ボーイズでプレー。

　近江高では旧チームから1番・中堅手でレギュラー。
　3年時夏の県大会に主に1番ライトとして出場し、打率.611の活躍で6年ぶりの優勝を達成した。
　計18打数で11安打3四死球を記録し､6戦5盗塁（初戦で3個）と脚力を披露。
　続く甲子園全2試合に1番・左翼手として臨み、3安打1盗塁、2打点2得点の結果を残した。
　初戦2回戦・鳴門戦2回裏2死満塁の好機でレフト前への2点適時打をマーク。
　3回戦･聖光学院戦で一塁到達3.82秒（投手強襲の内野安打）の好タイムをたたき出している。
　同学年のチームメイトとして植田海（阪神14年5位）ら。

　龍谷大では2年時春からリーグ戦に出場。
　1番センターとして打率.447の好成績を残し､首位打者賞・平古場賞・ベストナインの3冠に輝く。
　開幕戦で堀田晃から5安打を放つなど、一時7割を超える好調な打撃を披露。
　合計38打数で17安打11四死球を積み上げ、積極走塁でリーグ最多の11盗塁をマークした。
　以降、1番（3年秋3番・4年秋2番）を担い、計66安打、打率.313盗25を記録。
　2年時秋のリーグ戦で打率.348盗5の活躍を演じ､春秋連続となる外野ベストナインを受賞した。
　通算58試合、打率.313、66安打、0本塁打、25盗塁。　

　日本製鉄広畑では1年目から公式戦に出場。
　春先から3番・中堅手としてチームを引っ張り、夏の都対予選で18の7､打率.389の実績を残す。
　第二代決・NTT西戦で3安打を放ち、8年ぶり32度目となる本戦進出に貢献。
　続く本大会でJFE西の好左腕・河野と対戦し、敗戦の中で2単打（遊内安、左適安）を放った。
　二大大会1試合、打率.500、2安打、0本塁打、1打点。

　170cm65kg、スピードを武器とする小柄な外野手。
　50m5秒台､左打者で一塁到達タイム3.8秒台を計測するトップクラスの脚力がセールスポイント。
　コンパクトに打ち分ける左の巧打者。社会人1年目春から3番打者を任された。
　関六通算58試合で盗塁25個。セーフティで相手を揺さぶり、出塁すれば積極的に盗塁を狙う。
　1年目春から中堅手でレギュラー。守備範囲が広い。