- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 尾形 樹人(仙台育英) (04/02)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (04/02)
- 佐々木 麟太郎(花巻東) (04/02)
- 武内 夏暉(国学院大) (04/02)
- 上田 大河(大阪商業大) (04/02)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (04/02)
- 山田 脩也(仙台育英) (04/02)
- 仁田 陽翔(仙台育英) (04/01)
- 2023年侍ジャパンU18日本代表/1次候補選手 (04/01)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (04/01)
- 2023年首都大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 木島 直哉(武蔵大) (04/01)
- 武田 桜雅(甲南大) (04/01)
- 小川 哲平(作新学院) (04/01)
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (04/01)
- 山北 一颯(東邦) (04/01)
- 大室 亮満(高松商) (04/01)
- 2023年阪神大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 2023年北東北大学野球/注目選手プロフィール (04/01)
- 楠本 晴紀(関西国際大) (04/01)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
キレの良い直球と多彩な変化球。洞察力、投球術に優れ高い修正能力を備えた先発右腕。
2010年日本ハム1位
動 画
投球成績
07春: 6 4勝0敗 27.1 15 29 9 5 1.65(3位)
07秋: 8 4勝2敗 57.2 45 52 10 5 0.78(1位)
08春: 9 3勝2敗 46.1 34 36 15 9 1.75(6位)
08秋: 9 7勝1敗 65 36 54 16 6 0.83(2位)
09春: 8 4勝2敗 52 37 60 15 13 2.25(3位)
09秋: 8 3勝2敗 38 40 34 17 13 3.08(8位)
10春: 6 2勝3敗 41 26 29 10 7 1.54(4位)
10秋: 7 4勝3敗 44 39 29 17 15 3.07(9位)
通算: 61 31勝15敗 371.1 272 323 109 73 1.77
被安打率6.59 奪三振率7.83 四死球率2.64
※ 07春秋08秋:ベストナイン 07秋:防御率1位
30勝&300奪三振達成は史上6人目
史上9位の323奪三振 史上14位タイの31勝
東京六大学/通算勝利・通算奪三振
▽ 対戦校別成績
試合 勝敗 回数 安 振 球 責 防御率 被安率 奪三率 四死率
東大: 9 8勝1敗 66 32 64 19 5 0.68 4.36 8.73 2.59
明大: 13 6勝4敗 72 54 59 22 8 1.00 6.75 7.38 2.75
立大: 11 6勝0敗 66.1 46 58 9 13 1.76 6.24 7.87 1.22
慶大: 13 5勝5敗 79 66 78 27 18 2.05 7.52 8.89 3.08
法大: 15 6勝5敗 88 74 64 32 29 2.97 7.57 6.55 3.27
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
07選: 3 11 10 12 5 2 1.64
07神: 3 14 10 12 1 4 2.57
08神: 2 14 7 11 2 0 0.00
10神: 3 12 7 15 4 1 0.75
通算: 11 51 34 50 12 7 1.24
被安打率6.00 奪三振率8.82 四死球率2.12
【 国際大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
07日米: 2 6.2 4 3 5 1 1.35
08世界: 4 18 12 18 6 4 2.00
09日米: 2 8.1 8 7 7 4 4.32
10世界: 2 12 9 13 2 4 3.00
通 算: 10 45 33 41 20 13 2.60
被安打率6.60 奪三振率8.20 四死球率4.00
■ 高校時代成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責06春: 4 37 31 26 17 11
06夏: 7 69 40 78 18 9
通算: 11 106 71 104 35 20 防1.70
被安打率6.03 奪三振率8.83 四死球率2.97
投球成績詳細
■ リーグ成績
07春 回数 被安 奪三 四死 自責東大 先 6 1 8 0 0 ○
法大 先 7 4 7 1 1 ○
立大 0.1 0 1 0 0
2 1 1 1 0
明大 先 6 5 4 2 0 ○
慶大 先 6 4 8 5 4 ○
6試合 27.1 15 29 9 5 防1.65
被安打率4.94 奪三振率9.55 四死球率2.96
07秋 回数 被安 奪三 四死 自責
東大 先 7 3 8 1 0 ○
法大 先 6 9 3 1 2 ●
先 9 5 9 3 1 ○
立大 先 9 7 8 0 1 ○
明大 先 5 7 3 1 1 ●
先 6.2 5 4 1 0
慶大 先 6 5 2 1 0
先 9 4 15 2 0 ○
8試合 57.2 45 52 10 5 防0.78
被安打率7.02 奪三振率8.12 四死球率1.56
08春 回数 被安 奪三 四死 自責
東大 先 9 4 5 0 0 ○
法大 先 6 4 5 4 2 ○
1 1 1 0 0
立大 先 9 4 4 1 1 ○
明大 先 5.1 3 4 2 1
1.2 2 2 1 0
先 3.1 3 3 4 1 ●
慶大 先 5 6 4 1 2 ●
先 6 7 8 2 2
9試合 46.1 34 36 15 9 防1.75
被安打率6.60 奪三振率6.99 四死球率2.91
08秋 回数 被安 奪三 四死 自責
東大 先 6 2 8 1 0 ○
立大 先 9 4 10 0 0 ○
法大 先 5 4 2 2 3 ●
先 9 6 6 4 0 ○
先 9 2 5 1 0
明大 先 8 5 7 2 1 ○
先 5 3 3 3 0 ○
慶大 先 7 7 6 0 1 ○
先 7 3 7 3 1 ○
9試合 65 36 54 16 6 防0.83
被安打率4.98 奪三振率7.48 四死球率2.22
09春 回数 被安 奪三 四死 自責
東大 先 7 3 10 2 0 ○
法大 先 5 6 3 1 2
先 4 6 6 6 6 ●
立大 先 8 2 12 0 0 ○ 147㌔…通算20勝
先 7 6 7 1 2
明大 先 8 3 9 1 0 ○
4 5 3 0 2 ●
慶大 先 9 6 10 4 1 ○
8試合 52 37 60 15 13 防2.25
被安打率6.40 奪三振率10.38 四死球率2.60
09秋 回数 被安 奪三 四死 自責
東大 先 6 5 8 5 1 ○
明大 先 7 5 7 2 1 ○
立大 先 6 4 2 0 2 ○ 149㌔…通算25勝
先 4 7 4 2 2
法大 先 6 7 6 3 3
先 4 5 2 2 2 ●
慶大 先 4 6 5 2 1 ●
1 1 0 1 1 145㌔
8試合 38 40 34 17 13 防3.08
被安打率9.47 奪三振率8.05 四死球率4.03
10春 回数 被安 奪三 四死 自責
立大 先 7 2 5 1 2 147㌔
明大 先 6 5 6 0 0 ●
東大 先 9 5 5 3 1 ○ 146㌔
法大 先 7 4 4 2 1 ○ 147㌔
慶大 先 9 6 9 1 2 ● 146㌔
先 3 4 0 3 1 ●
41 26 29 10 7 防1.54
被安打率5.71 奪三振率6.37 四死球率2.20
10秋 回数 被安 奪三 四死 自責
法大 先 5 7 2 2 4 ● 150㌔
先 5 4 3 0 2 ○
明大 先 6 3 4 3 1 ○ 300奪三振
東大 先 7 5 5 3 3 ●
先 9 4 7 4 0 ○ 30勝
立大 先 5 9 4 3 3 ○ 148㌔
慶大 先 7 7 4 2 2 ●
44 39 29 17 15 防3.07
被安打率7.98 奪三振率5.93 四死球率3.48
■ 高校時代
06春 回数 被安 奪三 四死 自責1 回 戦:北海道栄 9 4 8 3 0
2 回 戦:関西 15 11 13 8 5
再 試 合:関西 7 8 3 3 3
準々決勝:横浜 6 8 2 3 3
4試合 37 31 26 17 11 防2.68
被安打率7.54 奪三振率6.32 四死球率4.14
06夏 回数 被安 奪三 四死 自責
1 回 戦:鶴崎工 9 3 7 3 1
2 回 戦:大阪桐蔭 9 6 12 1 2
3 回 戦:福 井 商 9 10 7 3 0
準々決勝:日大山形 9 5 10 5 2
準 決 勝:鹿児島実 9 3 13 0 0
決 勝:駒大苫小牧 15 7 16 6 1
再 試 合:駒大苫小牧 9 6 13 0 3
7試合 69 40 78 18 9 防1.17
被安打率5.22 奪三振率10.17 四死球率2.35
最新記事
■ 佑ちゃん号泣V「幸せ者です」/神宮大会(日刊スポーツ) 10/11/18
早大・斎藤佑樹投手は1点リードの9回に登板。最速148キロのストレート、鋭いスライダーで2三振を奪い3者凡退に仕留め、優勝投手となった。優勝の瞬間、ガッツポーズを見せると、応援団へのあいさつ時には号泣した。「やりました。高校時代もそうでしたが本当に自分は幸せ者だと思います。9回は大石のはずなんですけど、監督が『最後に斎藤にマウンドにいてほしい』と言ってくださって。みんなの思いを背負って投げました」と話した。最後はマイクを持ってあいさつ。「リーダーシップのないどうしようもないキャプテンでしたが部員全員が背中を押してくれました。これで卒業しますが大学を、早大を選んで良かったと思います。アマチュア野球は野球の原点。これからはエンターテインメントできるように頑張ります」。
10秋神宮 回数 被安 奪三 四死 自責
愛 院 大 先 6 4 7 2 0
神奈川大 先 5 3 6 2 1
東 海 大 1 0 2 0 0 148㌔
12 7 15 4 1 防0.75
被安打率5.25 奪三振率11.25 四死球率3.00
素晴らしい大学でのラストゲームとなりましたね。
「アマチュア野球は野球の原点」、「これからも大学野球の応援をよろしくお願いします」
4年間大学野球を背負ってきた投手らしいコメントで締めくくってくれました。
■ 早大V!佑の「持っている」は「仲間です」(スポーツ報知) 10/11/4
伝説の「早慶6連戦」以来、50年ぶりとなる早慶両校による優勝決定戦は、早大が10―5で勝利し、4季ぶり42度目の優勝を果たした。日本ハムにドラフト1位指名された斎藤佑樹投手は、8回1死までノーヒットノーランの快投。バックの守乱をきっかけに5失点で降板したが、同じく西武1位指名の大石達也が後続を断った。夕暮れの神宮に歓喜の輪ができた。「斎藤、斎藤」。キャプテンの名を呼ぶナインの声が球場全体へと広がる。斎藤は体を仲間に預け、秋空を3度舞った。「最後に、ひとつだけ言わせて下さい」。試合後のインタビュー。3万6000人の大観衆の前でエースは意を決したように、こう続けた。「いろんな人から『斎藤は何か持っている』と言われてきました。今日、何を持っているのか確信しました。それは仲間です」。新たなステージへと向かう卒業宣言にも聞こえた。超満員の客席は異常な興奮に包まれていた。最速147キロの直球に切れ味鋭いスライダー。無安打無得点の快投が続いた。ベンチも5回から「ノーノー、あるよ!!」と沸き立った。だが8回1死、守りのミスが相次ぎ、初めて得点圏に走者を背負う。死球を挟み、5連打を食らい5失点。大石にバトンを託した。「優勝するしか考えていなかったんで、ヒットが1本出て楽になった。今までもノーノーをしたことがなくて『結局できないんだな』と。プロに行ってからの、お預けです」。「これまでにないエキサイティングな試合。これからの野球人生に生きる、大事な1勝」と振り返った。決戦の朝。iPhoneで両親へ感謝の思いを贈っている。「野球の魅力を教えてくれたのは、お父さんとお母さん。早慶戦の魅力も最初に教えてくれたのは、お父さんとお母さんです。早慶戦を夢見て、あこがれを持つ野球少年に勇気と感動を与えられるよう、一生懸命プレーをしてきます」。自分のためじゃない。仲間のため、ファンのための130球だった。後世に語り継がれる「11・3」はくしくも「ハンカチの日」―。やはり佑ちゃんは「もっている」男だった。
早大・斎藤佑樹投手が4日、都内でドラフトに関する早大野球部の合同記者会見に臨んだ。4球団競合の末、日本ハムが交渉権を引き当てたドラフトについて、まずは「4球団の指名をいただいてありがたく思っています」と感謝。抽選のときは「小さいころからの夢でしたので、落ち着かない気持ちだったが、仲間と野球をやってきて良かった」。日本ハムが交渉権を引き当てたときは「(藤井球団社長が)開けるのを戸惑ってしまったので、チームメートも盛り上がってくれなくて、アレッという気持ちだった」と振り返った。日本ハムについては「いい球団と聞いている。北海道民も温かい人だと聞いているので、楽しみ」と前向きな姿勢を見せた。自身の武器は「コントロールと投球術」。どういう選手になりたいか、という問いには「息の長い選手、記憶に残る選手」と目標を掲げた。(日刊スポーツ)
優勝決定戦:慶大 7.2回 被安5 奪三7 四死5 自責2 ○ 147㌔
■ 佑ちゃん父、12球団OKを改めて示す(デイリースポーツ) 10/10/23
全球団との面談を終えた早大・斎藤佑樹の父・寿孝さんが改めて12球団OKの考えを示した。「球団への印象が変わった。身近になった」と今回の異例の面談を評価した上で「1位とか2位とか言っても、我々にとっては当日のくじですから、あまり考えていない。就職するという中では同じ。遠いところの球団でも1位で指名してくれたら日本(国内)ですから(気にならない)」と話した。
現在指名濃厚なのが2球団というのはやや寂しい印象ですね。
スカウト評価も「打線の援護があれば二桁狙える」といった目玉候補としては微妙なものですが
一方で高校時代と比べ下を使えなくなっているフォームを課題として挙げられフォーム修正、
下半身強化次第ではまだ伸びると潜在能力を評価する声も少なくないようです。
■ ドラフト目前の佑ちゃん 結果とは裏腹に満足感(MSN産経) 10/10/16
5回を投げて9安打3失点。味方が点を取ればすぐさま追いつかれる苦しい試合展開。そんな結果とは裏腹に、早大の斎藤は「ボールが指にかかっていた。調子は良かった」と笑顔を見せた。4連打を浴びた五回には不満を漏らしたが、相手の走塁ミスにも助けられ、「内野の間を抜かれる安打は、よしとしている」とも。リーグ戦トップタイの4勝目も手にし、満足感をにじませた。「小さいころから目標にしていた舞台。できれば先発をやりたい」と口にするプロの世界。17日に早大が勝ち点を挙げればこの日がドラフト前、最後の登板となる可能性が高い。1位指名を公言するヤクルトの小田スカウトは「まっすぐも球速は出ている。力もある」と評価は変わらない。
07春 07秋 08春 08秋 09春 09秋 10春 10秋
被安打率: 4.94 7.02 6.60 4.98 6.40 9.47 5.71 7.98
奪三振率: 9.55 8.12 6.99 7.48 10.38 8.05 6.37 5.93
四死球率: 2.96 1.56 2.91 2.22 2.60 4.03 2.20 3.48
■ 30勝&300奪三振投手
選手名 所属 勝敗(歴代) 奪三振(歴代)
江川 卓 法大 47勝12敗(2位) 443(2位)
秋山 登 明大 33勝18敗(11位) 334(7位)
織田 淳哉 早大 33勝26敗(11位) 396(4位)
斎藤 佑樹 早大 31勝15敗(14位) 323(9位)
三澤 興一 早大 31勝16敗(14位) 402(3位)
加藤 幹典 慶大 30勝17敗(19位) 371(6位)
過去記事
■ 佑、雪辱完封で30勝!平成最速タイ59試合目(SANSPO) 10/10/5
今秋ドラフトの目玉、早大・斎藤佑樹投手が東大戦で4安打完封勝利。リーグ史上21人目の通算30勝目を挙げ、同6人目となる「30勝&300K」を達成した。登板59試合目での30勝達成は、平成以降では早大・三沢興一(現巨人スコアラー)に並ぶスピード記録。早大は2勝1敗で勝ち点を3に伸ばし、単独首位をキープ。叫んだ。ポーカーフェースが代名詞の斎藤が、マウンド上で感情を爆発させた。最速147キロのストレートで秀才軍団を圧倒。「土曜日に負けた分、何としても勝ちたかった。東大相手に勉強させてもらった。30勝は数少ない投手しか達成できないこと。うれしい。それでも、個人的にはもっとできた思いもある」。この日は7K。通算奪三振は315に伸びた。4回だ。東大・舘洋平(2年)が内角直球をよけず、左足に当たると、猛然とアピールした。「ストライクだと思ったので。ちょっと頭にきました。最近、熱くなることが多いんです」。王子から勝負師へ、ふてぶてしい変身を遂げた。さらに5回の攻撃だ。自ら左前安打を放ち2死満塁とすると、市丸大介(3年)の左越え二塁打で一塁から本塁へ疾走した。憤死したが、ベンチの士気が上がった。「最初から激走しました。無我夢中で本塁にかえることしか考えてなかった。主将なので、点を取る姿勢というか、1点でも多く取りたかった」。斎藤の投球を見続けてきた白川は「彼の理想は高3夏のフォーム」と話す。柔道の背負い投げのように、真上から右腕を振り下ろす、あの投げ方だ。体の成長に伴い、変化もあった。「大学では肩回りと肩甲骨に自然に筋肉がつき、腕が上がらなくなってバランスを崩した。最近は少し手の位置を下げて投げるようになった。開き直って、いい方向に行ってます」。さらなる進化へ、挑戦は続く。
バックネット裏では、28日のドラフトで斎藤を1位指名することを公表しているヤクルト、ロッテをはじめ数球団が視察。中日の早川チーフ・スカウトは斎藤の潜在能力を評価した上で「けり足である右足が、踏み出した左足を越えていかない。上体だけでコントロールしようとしている部分がある」と、この日の投球にはあえて苦言を呈していた。(SANSPO)
■ 斎藤、まさか…早大“ドラ1”リレーで東大に負けた(スポニチ) 10/10/3
佑ちゃんが東大に負けた。早大―東大1回戦が25日、神宮球場で行われ、早大は斎藤佑樹投手が先発したが、7回3失点で東大戦初黒星を喫した。2番手で登板した同じくドラフト1位候補の大石達也投手も失点。早大が東大に敗れるのは05年秋以来、5年ぶりとなった。東大は08年秋の法大4回戦以来、続いていた連敗を35でストップした。まさかの番狂わせに神宮球場がどよめいた。「申し訳ありませんが、監督と選手は来ません。監督の談話は“また頑張ります。今から帰って練習します”です」。試合後、会見場に姿を見せなかった応武監督らに代わり、談話を発表した早大広報の声がむなしく響き渡った。この日は明らかに不調。高めへの抜け球や、ショートバウンドが目立ちストライクとボールがはっきりしていた。2―0の3回に山越、高山に適時打を浴び同点に追いつかれると、6回には1死一、二塁から舘に勝ち越しの右前打を許すなど7回3失点。防御率も3・91でリーグ10位となった。大石も8回から登板したが、制球が定まらず、無安打ながら2四球に暴投で追加点を与えた。ドラフトを約1カ月後に控えた両右腕の変調ぶりは、各球団の評価にも微妙に影響を与える可能性もある。ロッテの永野チーフスカウトは、斎藤について「いろいろ試行錯誤していると思う。向上心の表れ」とこれまでと変わらぬ姿勢を見せたが、「一体どうしたんだろう?」と首をかしげる他球団のスカウトもいた。
早大・斎藤の1位指名を公言するロッテ、ヤクルトなどのスカウトが投球を見守った。ロッテ永野チーフスカウトは「フォームの試行錯誤をしている。レベルアップしながら結果を出すのは大変だが、それにトライしている」と不変の評価だった。巨人山下スカウト部長は「リリースポイントが一定じゃなくて、コントロールが安定しなかった」と次戦以降の修正に期待した。(日刊スポーツ)
以前小宮山悟氏からはフォーム修正で劇的に良くなる可能性があると指摘されていました。
少しずつの修正が積み重なって現在は課題のあるフォームになってしまっている印象もありますね。
やや癖のあるフォームながら高校3年からそれで結果を残し続けてきたこともあって。
■ 佑リーグ13人目300K/東京6大学(日刊スポーツ) 10/9/26
早大・斎藤佑樹投手が、日米9球団の前でリーグ史上13人目の300奪三振を達成した。299三振で迎えた明大戦に先発し、6回3安打4奪三振で大台突破。明大・野村祐輔投手(3年=広陵)との「佑」「祐」対決を制し、通算29勝として、30勝に王手をかけた。「30勝&300三振」なら史上6人目になる。節目の三振は、スライダーで奪った。1回1死、斎藤は2番上本を2-0と追い込み、外角低めの宝刀で空を切らせた。通算57試合目で到達した史上13人目の記録には「意外と取ってる」が感想だった。「高校の時は取りたいときに三振が取れた。大学では思うところに投げられない、投げても振ってくれない、そういう部分で苦しんだところはあった」と胸の内を話す。早大OBのソフトバンク和田は476三振。頂は高いから、引き締める思いは強い。序盤から変化球主体でボール球を振らせた。「市丸の配球」と今季からバッテリーを組む女房役をたたえる。
MAXは過去最速より4キロ遅い146キロだったが、「球速表示は出ていなくとも切れがある」(阪神・菊地東日本統括スカウト)その直球やツーシームなど変化球で、6回を3安打1失点。今季2勝目(1敗)を挙げた。(SANSPO)
■ 佑、150キロ自己最速でも5回4失点KO(スポーツ報知) 10/9/12
秋季リーグ戦が開幕した。大学ラストシーズンとなる早大の斎藤佑樹投手が、法大戦に先発。自己最速を1キロ更新する150キロをマークしたが、5回4失点で降板。チームも2―4で敗れた。早大の開幕戦黒星は05年秋以来、10季ぶり。斎藤は現実を受け止め、厳しい表情で球場を後にした。7度目の開幕投手も、黒星は初体験。通算13敗目(27勝)を喫し、法大戦は最多の5敗目と屈辱を味わった。初回から140キロ台後半を連発。ストレートは走っていた。2回先頭の多木裕史(2年)に被弾した直後、続く5番の土井翔平(2年)への4球目は、「150キロ」と表示された。早実3年だった06年7月30日、西東京大会決勝でマークした149キロを更新。4年越しで大台に到達した。開幕前には「真っすぐへのこだわりを捨てずにやりたい」と宣言。そんな努力が結実した瞬間だった。だが、白星が遠い。低めの変化球を見極められ、高めを痛打された。それでも高い評価は変わらない。ネット裏には日米12球団のスカウトが目を光らせた。1位指名を明言するヤクルトの小田スカウトは「直球の球威が増し腕が振れている。心配はない」。巨人・山下スカウト部長も「全体的に球は高かったが、春より球速は上がった点は評価できる」と話した。
斎藤の1位指名を公言するロッテは瀬戸山球団社長が初視察。巨人、阪神、西武、日本ハム、楽天などもスカウト部門の責任者がそろった。瀬戸山社長は「あらためて超一流の素材と感じた。ローテーションの柱として期待してます」とラブコールを送った。(日刊スポーツ)
■ 佑、有終のV!!プロへ手土産(スポーツ報知) 10/9/10
ドラフトの目玉で早大の第100代主将・斎藤佑樹は10日、西東京市の早大グラウンドで法大との開幕戦に向け最終調整。最後のシーズンを前に「優勝して、いい形で終わりたい」とV宣言した。ブルペンでは打者を立たせ、約50球。「すごい楽しみ。やり残したことがないよう、思い切りプレーしたい」。すでにロッテとヤクルトが1位指名を明言。ロッテはこの日もスカウト2人が練習を見守り、獲得への熱意をアピールした。11日には瀬戸山球団代表が自らネット裏に陣取り、熱視線を送る予定だ。クレバーな投球術と、けがとは無縁の頑丈な肉体、老若男女への幅広い人気は魅力十分。巨人や楽天なども1位候補に挙げる。
■ 佑が韓国0封6回9K/世界大学選手権(日刊スポーツ) 10/7/31
初の世界一を目指す大学日本代表のエース、早大・斎藤佑樹投手が、開幕戦勝利を飾った。韓国戦に先発し、最速146キロで6回5安打9奪三振無失点に抑えた。23日のオープン戦から投げ始めた新球チェンジアップを多投し、打倒日本に燃える韓国の打ち気をそらした。「アマチュアとして最後のジャパン。優勝したい。何としても勝ちたい気持ちが強かった」と大役を果たした。ネット裏には国内12球団に加えて、大リーグスカウトも12球団以上が集まった。巨人は清武球団代表ら総勢14人体制で視察した。榎本保監督は「初戦は厳しい戦い。さすが斎藤。我慢強い。去年とは別人」とたたえた。6回を投げ終えた直後、慶大・伊藤に2ランが飛び出し勝ち投手が転がり込んだ。
日本の12球団に加え、米18球団のスカウトも訪れ、計30球団のスカウトがネット裏に集結した。斎藤1位が急浮上している広島・苑田スカウト部長は「コントロールの良さは一級品」と絶賛。1位指名を明言しているロッテ・石川運営本部長は「相手のデータが少ない中での洞察力は、持って生まれたもの」とあらためてほれ直していた。(デイリースポーツ)
ロイヤルズのエスタベス・スカウトが「投球は力ではないことを理解している。打者の心理を考えて打ち取るすべを知っている」と称えれば、ブルージェイズのビスカイーノ・スカウトは「内外角に投げ分ける制球力が素晴らしい。エバン・ヘルナンデスのようだ」。ナショナルズに在籍するメジャー通算163勝の技巧派右腕と重ね合わせた。(スポニチ)
楽天の中尾スカウトは「人気も魅力だが実力もある。当然、1位候補になってくる」。斎藤の1位指名に強い意向を示している三木谷球団会長と同様に高評価した。(スポニチ)
巨人清武英利代表がドラフト候補視察のため神宮球場を訪れた。小谷コーチら2軍コーチ陣も試合を観戦。「今年は特にいい選手が多いし、総力を挙げてやろうということです」と、スカウトだけでなく現場を動員した理由を説明した。好投した斎藤については「見ての通りですよ。球場が(斎藤の雰囲気に)包まれるよね。精神的に強いし、粘り強い」と評価した。(日刊スポーツ)
回数 被安 奪三 四死 自責
予選韓国: 6 5 9 0 0 146㌔
■ 敵将も絶賛の佑、最高の完投負け(スポーツ報知) 10/5/29
勝ち点を挙げた方が優勝となる早慶戦の第1ラウンドは3万6000人の大観衆が詰めかける中、慶大が2―1で早大との接戦を制した。早大はエース・斎藤佑樹投手が先発、9回を6安打2失点、9三振を奪う好投を見せたが、打線が13残塁の拙攻。外野席は立ち見であふれた。ハンカチフィーバーに沸いた1年春の早慶戦以来となる3万6000人の大観衆。歓声に後押しされ、斎藤が躍動した。最速146キロの直球で内外角を突き、スライダーは低めに決まった。3回は3球で仕留め、テンポの良さも際立った。9奪三振の快投に慶大・江藤監督が「斎藤君は今までで一番いいと思うぐらい良かった」と絶賛する内容だったが、打線が13残塁の拙攻で見殺しにした。異様な熱気が渦巻く早慶戦。そこで好投する強心臓に、スカウト陣はあらためて注目した。巨人・織田スカウトは「甲子園では決勝再試合で注目を浴び、大学4年で勝ち点を挙げた方が優勝の早慶戦に主将として立つ。その“何か”がすごい」と称賛。1位指名を明言するロッテの新里スカウトは「これだけ良くなると、ほかも1位に上げてくるでしょう」と高評価した。父・寿孝さん(61)は「周りへの気遣いができるようになった」と成長を実感する。
早大の斎藤の父、寿孝さんが一塁ベンチ上の内野席でスコアブックを片手に観戦した。「4年生になって責任感を持って投げている」と目を細め、最終学年の投球を目に焼き付けていた。慶大OBのプロ野球巨人の滝鼻卓雄オーナーも「卒業以来の応援」とネット裏から伝統の一戦を視察。今秋のドラフト会議で注目される斎藤について「学生球界で5本の指に入るのではないか。四球が少なくてコントロールがいい」と高評価をくり返した。(SANSPO)
■ 早大・斎藤、王さん御前で完投/東京六大学(SANSPO) 10/5/2
早大のエース・斎藤佑樹投手が早実高の大先輩、ソフトバンクの王貞治球団会長(69)が見守る中、東大1回戦に先発。苦しみながらも、5安打2失点完投で今季初勝利(大学通算26勝目)をあげた。難産だった今季初勝利。5安打2失点で初完投の斎藤は「すごくうれしい」と喜びを口にしたが、笑顔を見せることはなかった。「良いところはなかったですね。どういう投球をすべきか、最後まで探しました。どんなに苦しくとも完投勝ちしたかった。たとえ(応武監督から)『代えるぞ』といわれても、きょうは無視したかもしれません」MAXは過去最速より3キロ遅い146キロ。「真っすぐの制球が悪く、踏み出す(左)足の位置も一定しなかった」。捕手の杉山と呼吸が合わなかったことも吐露した。今季はこれまで2試合で0勝1敗だった。先発では昨年10月10日の立大戦以来、実に7試合ぶりの勝ち星だ。不調の原因について阪神・中尾スカウトは「股(こ)関節が回りきっていないからだ」と指摘。踏み出した足が突っ張ったままのような状態だという。それでも、バックネット裏のヤクルト・オーナー室で観戦したソフトバンクの王球団会長は「(斎藤を)大学で見るのは初めて。立ち上がりは良くなかったが、立ち直れたのはさすが。彼なりに4年間やっている」と高評価。
会見場に現れた斎藤は、鼻声だった。「きょうはいいところがなかった。苦しんで勝ち取った1勝だと思います」。時折、鼻をすすった。寒暖の差が激しかった4月。言い訳しなかったが、実は先週から風邪を引いていた。(スポーツ報知)
■ 斎藤-大石 早大豪華リレーに日米計16球団のスカウト集結(スポニチ) 10/4/11
今秋ドラフト1位候補で、現役最多の25勝を誇る早大の斎藤佑樹投手は、日米計16球団のスカウトの前で先発して7回2失点と好投した。苦しんだ末のサヨナラ勝ち。小躍りしながらベンチを飛び出した斎藤は、ラストシーズンへの確かな手応えをつかんでいた。「直球自体は本当によかったです。指にかかる感覚もいい感じでしたし。勝ち星?主将としてチームが勝つことが1番だと思ってましたから」。4回まで無安打投球。5回に1発と暴投で2点を献上したが、7回2安打2失点。昨季まで変化球中心の投球だったが、MAX147キロをマークするなど全82球のうち65%が直球と本格派に戻った。「60点です。本塁打は完全に失投でした」。自己採点は辛かったが表情は明るかった。これまでは不調に陥ると、日本中を熱狂させた早実時代の06年夏の投球を思い出した。寮の自室で当時のDVDを繰り返し見続けたこともある。しかしあの夏を振り返るのはもうやめた。「昨秋の映像はかなり見ました」。投げ終わっても後ろに残ったままの右足が目に付いた。スムーズな体重移動ができなくなっていた。早実時代の女房役だった白川はこう証言する。「昔のフォームに戻したのではなく、新しいフォーム。その結果、高校時代と同じ強い低めに伸びる球が来るようになった」。原点回帰ではなく、現状を見つめ直した上での進歩。その結果、探し求めていた直球にようやくたどりついた。
■ 佑ちゃん開幕!最速147キロ/東京6大学(日刊スポーツ) 10/4/11
斎藤の直球に力強さが戻った。4回までの直球33球中、30球が140キロ以上。145キロ以上が13球を占めた。3勝2敗と苦しんだ昨秋より平均で5キロ程度アップ。大リーグはレイズ、アストロズなど4球団が集結した。マリナーズ山本スカウトは「昨年より躍動感がある。本人が(米国に)来たいと言えばもちろん調査する」と熱視線を送った。
■ 佑ちゃん復活!12球団の前で5回0封(日刊スポーツ) 10/3/17
早大・斎藤佑樹投手が、12球団25人のスカウトに5回1安打投球を披露した。16日、東京・東伏見の早大グラウンドで、立命大との国内初オープン戦に先発。最速145キロの直球を軸に、打者15人で0封した。スカウト25人を含む約300人でごった返すネット裏の期待に応えるように、斎藤が1回から飛ばす。「直球主体」のテーマの中、新球カットボールを織り交ぜる。14球中10球以上が直球で、3者凡退に打ち取った。唯一の安打となった2回の先頭打者は、得意のけん制で刺した。米国キャンプでは3試合に登板。「向こうで学んだことが大きい。全部刺しにいくんですよ」と狙ってアウトを奪った。68球を投げて無四球、1安打3三振でまとめた。米国では午前9時練習開始で、試合は午後6時からなど野球漬けの日々を送った。12日の帰国後、1日も休まず迎えた実戦。午前5時に起床する時差ボケも吹き飛ばす好投だった。広島苑田スカウト部長は「2年の秋からスピードは落ちてきたが、復活した」と評した。3勝2敗と苦しんだ昨秋から、スムーズな体重移動を意識して、フォームのバランスを修正した。新球カットボールは15球ほど投げ、実戦で使える手応えは得た。
■ 佑、今季初登板6回4失点も新球カットに手応え!!(スポーツ報知) 10/3/3
米国遠征中の早大・斎藤佑樹投手(新4年)がチーム今季初の対外試合となるカリフォルニア州立大ノースリッジ校戦に先発。味方の守乱もあり、6回を8安打4失点(自責2)。ただ、4回以降は無失点と修正能力を発揮。新球のカットボールも試し、初マウンドに手応えを口にした。まるで高校野球のような乾いた金属音が鳴り響いた。木製バットの早大に対して、相手は金属バットと大きなハンデを抱えての初実戦。外角の直球がシュート回転し、甘く入ったところを打ち返された。初回、2回とバックの守乱が失点に結びつき、3回まで4失点。それでも最速143キロの直球を主体に、4回以降は無失点に封じた。「自分がどういうプレーをしなくちゃいけないのかが分かった。丁寧にコースを突いていくのが、自分のスタイル。それを勉強できた」。制球の重要性を痛感しただけでなく、新球のカットボールを試し、使えるメドが立った。ネット裏では1位指名を公言するロッテのほか、大リーグのSFジャイアンツとカージナルスのスカウトも視察。ロッテ・松本編成統括は「不運な点の取られ方にも慌てず、丁寧に投げることで持ち直したのはさすが」と評価。
■ 佑ちゃんにメジャーのジャイアンツが密着(日刊スポーツ) 10/3/1
早大・斎藤佑樹投手(3年=早実)が、大リーグジャイアンツの密着マークを受けた。ジョン・コックス環太平洋スカウト、嘉数スカウトがキャンプ地を訪れ、斎藤の投球に熱視線を送った。すでに神宮では大リーグ複数球団が視察しているが、直々に米国キャンプを訪れるのは初めて。室内練習場の金網越しに見守ったコックス環太平洋スカウトは「彼がいいピッチャーということは知っている」と実力を認める。ジャイアンツは昨年、西武雄星争奪戦に参戦するなど、日本人選手獲得への意識は高い。大石達也投手(3年=福岡大大濠)らも登板予定で、嘉数スカウトは「オープン戦も行きます」と調査を続ける構えだ。
■ 佑に9球団21人!始動即ブルペンで30球!(スポーツ報知) 10/1/6
今秋ドラフトの超目玉、早大・斎藤佑樹投手(3年)が5日、西東京市の早大東伏見グラウンドでチームの練習始めに参加。大石達也、福井優也(ともに3年)とドラフト1位候補の3投手を有する早大に、またもやフィーバーが訪れた。ブルペンに向かうと、スライダーも交え30球。この時期では異例のブルペン投球を披露した。「いい感じです。手応えを感じています。年末年始は元日も体を動かしてきたんで。普通はランニングして終わるけど、今年は最後の年。4年生として、気持ちを表していきたい。おとといも30球、投げました」。ラストイヤーへほとばしる熱き思いを、迷うことなく白球に込めた。この日のグラウンドには斎藤に加え、同じくドラ1候補の大石、福井らを視察しようと中日、広島、横浜をのぞく9球団21人のスカウト陣が集結。熱視線を送った。すでに斎藤の1位指名を明言しているロッテとヤクルトはともに4人を派遣し、熱意をアピールした。「それだけ斎藤君を評価しているということ。ウチは高校時代からマークしている」とロッテ・松本シニアスカウト。2月26日からの米ロサンゼルスキャンプにもスカウトを派遣し、密着する方針だ。斎藤は「(プロと)関係性を持てるのは、自分の過ごし方次第。頑張っていきたい」と冷静さを貫く。一瞬、目を閉じると「一生懸命やることが一番。大学野球のだいご味を知ってもらえるよう、全力プレーでやっていきたい」と言い切った。今年の抱負を“結”の一字で表した。「『起承転結』の“結”で締めようかなと思う。『結ぶ』という意味も含まれている。いろんなものを結ぶ年にしたい」。
■ 争奪戦確実!佑ちゃん「12球団OK」です(SANSPO) 10/1/1
常に熱い視線を浴び続けてきた斎藤が、いよいよドラフトイヤーを迎えた。意中の球団はどこなのか、野球ファンの誰もが抱く最大関心事に、自ら明解な答えを出した。「1位で選んでいただければうれしい。どこが選んでくれても、自分としてはいきたい。12球団OK? OKです。何球団でもいい。生意気なことはいえません」。体感したプロとの差を埋めるため、制球力と球速の向上を、今年の課題としてあげた。特に重要視しているのは、自己最速149キロの更新だ。「ずっと真っすぐにこだわってきたので、最後の年もこだわりたい。完成形のイメージは150キロ。見逃しの三振を取れるような真っすぐを投げたい。そのためのフォームを固めたい」。「高校からプロへ進んでいたら、確実に出会えていなかった人も多い。4年間で多少遠回りしたが、ほかのことも勉強できた。(進学は)納得しています」急がば回れ、だ。“150キロ右腕”に肩書をアップグレードして臨む今秋のドラフトで、運命の瞬間を待つ。
■ 巨人も参戦の斎藤争奪戦 本人の気持ちは…(スポニチ) 10/1/1
現役最多のリーグ通算25勝を挙げている右腕の獲得に向け、ヤクルト、中日、ロッテに加え、巨人も1位指名を検討中。斎藤は「まず上のレベルに呼んでいただけるように技術を向上しないと」と冷静に今秋を見据える。早大野球部の100代目の主将に指名され、背番号は慣れ親しんだ「1」から六大学の各キャプテンが伝統的に背負う「10」に変わった。主将を務めるのは中学生以来だという。「今までと変わらず、特別なことをするつもりはない」とプレーで100人を超す大所帯を引っ張る構えだ。
■ CS超えた大観衆!早大・斎藤、1失点に「まだまだ遠い」(スポニチ) 09/11/23
セ・パ両リーグ誕生60周年記念としてプロ選抜と大学日本代表が史上初めて対戦。4万1025人の大観衆が東京ドームに詰めかけた中、大学日本代表の先発を務めた早大・斎藤佑樹投手(21)は1回を2安打1失点。試合はU―26NPB選抜と大学日本代表が1―1で引き分けた。「満員だったので凄く楽しかったですけど、1点取られて悔しい。いい姿を見せたいと力みがあった。プロはすごく近くなった気がするけど、まだまだ遠いかな」。同学年で先頭の巨人・坂本をカウント2―0と追い込みながら、甘く入ったスライダーを左前に運ばれた。2死三塁から阪神・新井には直球が捕手の要求と違う真ん中高めにいき、簡単に右前打された。制球の乱れをプロは見逃してはくれなかった。それでも確かな手応えも得た。広島・天谷、巨人・亀井の左打者を内角の速球で詰まらせた。それだけに「直球の走りには納得できた。プロの打者にはパワーの違いを感じたが、圧倒的なものは感じなかった。本当にもう一度対戦したい」と言い切った。今秋リーグ戦では防御率はリーグ8位の3・08。直球も140キロ台前半が平均で、球界関係者から「斎藤は1年生の頃が一番良かった」との声も聞かれた。その中でシーズン後、直球の切れを戻すためにフォームチェックを重ねるとともに、グラブにも改良を加えた。従来より数センチ大きくした。グラブの重さを生かして引き手の左手をより効果的に使うためだった。「坂本選手を2―0まで追い込めたこと、(直球で)内野ゴロに抑えたことについては自分でもいけるんじゃないか、と思いました。今後はもっと真っすぐを磨きたい。きょうプロと対戦してみて、自分がそう感じたので磨き直したい。そして、またプロのマウンドに立ちたい」。わずか18球。それは斎藤にとっての新たな出発点となった。
■ 観衆どよめき!佑ちゃんが157キロ!?(SANSPO) 09/11/23
先発した早大・斎藤佑樹投手(3年)は1回2安打1失点。巨人、阪神など国内7球団、メッツ、レイズのメジャー2球団のスカウトが大学日本代表に熱い視線を送った。今秋リーグ戦では3勝こそあげたが法大、慶大戦で打ち込まれチームは2季連続のV逸。それでも来秋ドラフトの目玉に変わりない。現状でヤクルト、ロッテの1位指名が確実視され、西武、広島、巨人などが1位指名リストに入れている。
U-26NPB選抜 1回 被安2 奪三0 四死1 自責1 146㌔
■ 佑、V逸に涙「神様に与えられた試練」(スポーツ報知) 09/11/2
我慢できなかった。連敗で優勝を逃した斎藤は、右翼席前でのあいさつを終えると、両手で顔を覆った。涙が止まらない。最後のシーズンだった4年生への申し訳なさと感謝。そして、自分へのふがいなさ。最後まで悩み続けた。「危機感というか、不安はずっとあった。調子はいいので、原因はわからない。神様に与えられた試練だととらえています」。5点を追う9回、4番手で連投のマウンドに上がったが、1死から内野安打に暴投も絡んで1失点。最速145キロをマークしながら、持ち前の制球力に精彩を欠いた。早実時代の06年夏に全国制覇を果たすと、早大では1年春秋連覇、2年でも秋を制した。不調でも高い修正能力で持ち直し、結果を出すことで自信につなげてきた。だが、今回は入学後では最低の4位。3年となり、春秋とも優勝を逃した。「(オフは)がむしゃらにやるしかない。今までとは違った練習をしないといけない」。背番号1のエースは真剣なまなざしで言い切った。
■ 最速タイ149キロで佑25勝(スポーツ報知) 09/10/11
早大はエース・斎藤佑樹投手(3年)が、自己最速タイの149キロをマークするなど、6回を4安打2失点の好投。守護神の154キロ右腕・大石達也(3年)との継投で立大との接戦を制し、リーグ通算25勝目を挙げた。「30勝が1つの目標。早く到達できるように(25勝を)すんなり勝ち取れたことは大きいと思っています」。1年春から、43試合目のマウンドでたどり着いた25勝目(7敗)。右腕は笑顔で振り返った。雨中で始まった試合での狙いは「省エネ」。「球数を少なくしようと思っていました。もっと楽をしようと。制球を重視して、力を入れずに投げました」。自己最速タイの149キロをマークした直球ではなく、変化球主体の投球。立大打線の積極的な攻撃を手玉に取り、無四球で凡打の山を築いた。残り4として臨んだ250奪三振との“W達成”はならなかったが、今季無傷の3勝目。通算勝率7割8分1厘を誇るエースに、応武篤良監督(51)も「よく投げているし、勝てる投手の要素を持っている」と賛辞を贈った。
■ 佑ちゃん20勝、平成最速タイ/東京6大学(日刊スポーツ) 09/5/4
早大・斎藤佑樹投手(3年=早実)が立大戦で、8回2安打無失点12三振を奪い、リーグ通算20勝を達成した。通算36試合での20勝到達は平成以降最速タイとなる。6四死球6失点だった法大戦から中4日で別人になった。最速147キロの直球、変化球を低めに集め続けた。中4日の間、昨秋のビデオと見比べて、フォームのバランスをチェックした。「雰囲気です」と自分にしか分からない微調整を繰り返した。シャドーピッチングに、ブルペンでは100球近く投げた。1年生女房の杉山は「ストレートの切れが全然違った」と修正能力に驚いた。法大打線に配球を研究された話を伝え聞くと、「読まれていても、良かったら打たれない。実力がなかった」と潔く受け止め、結果で見返した。36試合での20勝到達は、怪物と呼ばれた江川氏からは3試合遅れるが、6大学最多48勝の山中氏は上回る。「江川さんとは比べものにならないと思いますが、目標は47勝、48勝」と志は高い。卒論には「大学野球が日本経済に及ぼす影響」を執筆する予定と、文武両道を突き進む。
ここ数試合足踏み状態、法大3回戦ではこれまでにない乱調でしたがこの短期間で立て直して
くる自己管理能力はさすがですね。
次の勝利数の目標としては平成になってからの通算最多、早大・織田の33勝あたり。
六大学通算勝利数がプロ入り後の成績とは結びついていないことも過去には多くさらに凄みを
増しながら勝ち進んでもらいたいところ。
■ 佑ちゃん7勝目、プロの夢(日刊スポーツ) 08/11/4
早大が4-1で慶大を破り、勝ち点5の完全優勝を達成した。先発の斎藤佑樹投手(2年=早実)は7回3安打7奪三振1失点で、自己新を更新する7勝目(1敗)、リーグ通算18勝目(5敗)を挙げた。1シーズン7勝は04年春の明大一場(現楽天)以来で、早大勢としては96年春の三沢以来、12年(25季)ぶり。大学生活も折り返し地点を迎え、リーグ戦後は応武篤良監督(50)と面談を行い、卒業後の進路をプロ一本に絞り込む方針だ。チーム10勝中7勝を挙げて、最多勝とベストナインの投手2冠に輝いた。通算勝利を18勝とし、目標にする平成初の40勝へ、また一歩近づいた。「7勝できることが自分でも分かった。次に向けて大きな自信になる」。
シーズン7勝、そして折り返し地点で18勝5敗、勝率は8割近く。
倍の36勝とすると六大学史上8位タイになりますね。
六大学通算勝利数ベスト10は全て昭和。 →東京六大学通算最多勝利
これに食い込むとなれば本当に歴史的快挙です。
プロフィール
群馬県出身。斎藤 佑樹(さいとう ゆうき)投手。
小学1年から野球を始める。
生品中時代は軟式野球部に所属し3年夏に関東大会8強入り。
早稲田実では1年夏からベンチ入り、2年夏からエース。
甲子園には3年春、夏の2度出場。
選抜では2回戦で関西との延長15回引き分け再試合を制し8強進出を決めたが準々決勝
では力尽き優勝した横浜高相手に6失点、13対3の大敗。
3年夏は都大会決勝で日大三高に土俵際まで追い詰められながら逆転で延長11回の激闘
を制し10年ぶり夏甲子園出場を決めるとその勢いのまま早実初の夏全国制覇を果たす。
全7試合に先発し6完投、69回948球、全アウトを一人で奪い78奪三振は歴代2位の記録。
他の投手がマウンドに上がったのは初戦で2四球の塚田投手のみ。
2回戦では大阪桐蔭・中田相手に3奪三振と格上の投球を見せ準々決勝からは休み無しの
4連続完投、決勝では駒大苫小牧・田中と投げあい延長15回引き分け再試合を制す。
爽やかなルックスに抜群の勝負根性とスタミナで一気に人気、評価を高め“ハンカチ王子”
としてプロからも1巡候補としてマークされたが当初の予定通り進学を選択した。
早大でも1年春からリーグ最多タイの4勝無敗、ベストナイン。
全日本大学野球選手権でも決勝で先発など33年ぶり優勝に貢献。大会MVP。
勝ち運の強さは日米野球で負けが付いただけで大きく報道されたほど。
1年秋も最多タイの4勝、防御率1位、ベストナイン。
2年秋には7勝を挙げ3度目のベストナイン。
3年春のリーグ戦では平成以降20人目となる20勝を折り返し地点で達成。
36試合目での達成は法大・土居(六大学通算24勝)と並び六大学タイ記録(平成以降)。
同世代の旗手とされ注目が集まりプレッシャーがある中、実績を積み重ねている。
最速150㌔のキレの良い直球と多彩な変化球。
打者との駆け引き、観察眼に優れ打者に自分のスイングをさせないクレバーな投球術に
持ち味。優しい顔立ちながら強靭な精神力、芯の強さを感じさせる投手。
遠投120m、50m6秒2。
スカウトコメント
ヤクルト・小田スカウト|10/10/16
「まっすぐも球速は出ている。力もある」
中日・早川チーフスカウト|10/10/5
「(斎藤の潜在能力を評価した上で)けり足である右足が、踏み出した左足を越えていかない。上体だけでコントロールしようとしている部分がある」
巨人・山下スカウト部長|10/10/3
「リリースポイントが一定じゃなくて、コントロールが安定しなかった」
ロッテ・永野チーフスカウト|10/10/3
「いろいろ試行錯誤していると思う。向上心の表れ」
広島・苑田スカウト部長|10/10/3
「こんな悪い斎藤は見たことがない。どうしたんだろう」
阪神・菊地東日本統括スカウト|10/9/26
「球速表示は出ていなくとも切れがある」
ヤクルト・小田スカウト|10/9/12
「直球の球威が増し腕が振れている。心配はない」。
巨人・山下スカウト部長|10/9/12
「全体的に球は高かったが、春より球速は上がった点は評価できる」
「150キロが出ていたのはすごい。試合をつくれるところがいい」
ロッテ・瀬戸山球団社長|10/9/12
「超一流の素材。(指名が)揺らぐことはない。競合になるでしょうが、ウチは西村監督に引いてもらうと思います」
「あらためて超一流の素材と感じた。ローテーションの柱として期待してます」
巨人・清武英利代表|10/7/31
「見ての通りですよ。球場が(斎藤の雰囲気に)包まれるよね。精神的に強いし、粘り強い」
広島・苑田スカウト部長|10/7/31
「コントロールの良さは一級品」
ロッテ・石川運営本部長|10/7/31
「相手のデータが少ない中での洞察力は、持って生まれたもの」
楽天・中尾スカウト|10/7/31
「人気も魅力だが実力もある。当然、1位候補になってくる」
ロイヤルズ・エスタベス スカウト|10/7/31
「投球は力ではないことを理解している。打者の心理を考えて打ち取るすべを知っている」
ブルージェイズ・ビスカイーノ スカウト|10/7/31
「内外角に投げ分ける制球力が素晴らしい。エバン・ヘルナンデスのようだ」
巨人・織田スカウト|10/5/30
「甲子園では決勝再試合で注目を浴び、大学4年で勝ち点を挙げた方が優勝の早慶戦に主将として立つ。その“何か”がすごい」
巨人・滝鼻卓雄オーナー|10/5/30
「学生球界で5本の指に入るのではないか。四球が少なくてコントロールがいい」
ロッテ・新里スカウト|10/5/30
「これだけ良くなると、ほかも1位に上げてくるでしょう」
ロッテ・新里スカウト|10/5/15
「今季一番いい。左打者にも右打者にも、内角にズバッと投げ切れている」
ソフトバンク・王球団会長|10/5/2
「(斎藤を)大学で見るのは初めて。立ち上がりは良くなかったが、立ち直れたのはさすが。彼なりに4年間やっている」
「この4年間、マー君(楽天田中)らの頑張りを見て、どうすればいいかとか、分かっているのだろう」
ロッテ・石川球団副代表|10/4/11
「(斎藤の今秋ドラフト1位指名を公言)本塁打を打たれたけど評価は不変。修正能力も高いし、全く心配はない」
ヤクルト・渡辺編成部長|10/4/11
「(斎藤をドラフト1位候補にリストアップ)きょうは直球中心の組み立てかな。オープン戦から課題をもってやっているところがいい」
ソフトバンク・小川スカウト部長|10/4/11
「(大石を1位候補にリストアップ)指にかかった時の直球は凄い。野手としても戦力とみている。斎藤はいいときの状態に戻ってきたね」
マリナーズ・山本スカウト|10/4/11
「昨年より躍動感がある。本人が(米国に)来たいと言えばもちろん調査する」
阪神・菊地東日本統括スカウト|10/3/17
「斎藤君は投球がうまい。大石君は緩急がつけられるようになった。短いイニングなら即戦力」
広島・苑田スカウト部長|10/3/17
「2年の秋からスピードは落ちてきたが、復活した」
「2人ともいい球を投げていた」
千葉ロッテ・松本編成統括|10/3/17
「プロでは特に変化球の切れと制球力が大事になるけど、その点が素晴らしい。あのけん制もセンスがあるよね」
「ウチはいつも隠すけど、今年は間違いなく斎藤君。だから大石君の報告もしません」
「米国からずっと順調に調整を続けている。カットボールも完成しつつある」
巨人・山下スカウト部長|10/3/17
「斎藤君は変化球の切れ、制球は抜群。大石君もフォームのバランスがいい。あれはちょっと打てないよ」
「変化球のキレや制球がいい。投球にセンスがある」
日本ハム・大渕ディレクター|10/3/17
「斎藤君は球をひざから下に集めるあたりがさすがです。大石君は無駄な力がなくなってます。今年は難しいですね」
ヤクルト・小田スカウト担当|10/3/17
「去年よりいいね」
ロッテ・松本編成統括|10/3/3
「不運な点の取られ方にも慌てず、丁寧に投げることで持ち直したのはさすが」
ダン・エバンス元ドジャースGM|10/3/3
「相手を観察し、相手の狙いを感じながら投げられる。マダックスやグラビン、シーバーのような能力を持っている」
「彼は『感じる力』をもっている。マダックスやグラビン、シーバーがそうだった」
「彼ならどのレベルでも成功する」
ジャイアンツジョン・コックス環太平洋スカウト部長|10/3/3
「若くていい投手。コントロールが良くストライクを先行させていける。われわれは他の日本の好投手と同様に、これからも彼のことを見ていくだろう」
千葉ロッテ・松本シニアスカウト|10/1/6
「それだけ斎藤君を評価しているということ。ウチは高校時代からマークしている」
「投球術にたけている。(2月26日からの)米国キャンプにも視察に行く予定です」
ヤクルト・渡辺進編成部部長|10/1/6
「(方針は)変わらない」
広島・苑田スカウト部長|09/11/23
「アマチュアだったら打ち取れている球が打たれていたが、勉強になったのでは。うちのスピードガンは144キロ出たし、気合を感じた」
「1イニング限定だったし、球の切れがよかった」
巨人・中村スカウト|09/11/23
「軸足に体重が乗って下半身をうまく使っていた。だからスピードが出たのでは。高い球を打たれたが、リーグ戦よりもいい感じだった」
「きょうは(体重が)軸足にしっかり乗っていて、球持ちもよかった。モチベーションも高かったね」
阪神・中尾スカウト|09/11/23
「直球に威力があった。あの感じが何イニングも続けば凄くいい。1年の時はそれができていた。4年生になってまたできるようになればいいですね。最上位候補?当然です」
阪神・星野SD|09/11/23
「コントロールを意識しているのか、小さくまとまってしまっている。こぢんまり、という感じだねえ」
「もっとダイナミックにいったらいいと思う。みんなが期待するから、難しいんだろうけど」
ソフトバンク・笹川スカウト|09/11/23
「ツーシーム、スライダーは対応されているが、勉強になったのでは。力があるから変化球をもっと磨けばいい」
「今年の中では一番真っすぐがきていた。大観衆の前で自分の力を発揮できていた」
千葉ロッテ・石川球団副代表|09/11/23
「力んでいたけど、(最速は)146キロを出した。人気と実力を兼ね備えている。(1位指名の)方針に変わりはない」
千葉ロッテ・松本シニアディレクター|09/11/23
「うちの1位は斎藤君中心。こういう舞台でいつも通りの投球ができる。プロでも即戦力として考えている」
「多少高かったが、スピードは出ていた。こういう舞台にも場慣れしている」
ヤクルト・宮本スカウト|09/11/23
「人気と実力を兼ね備えている。今日はちょっと力んでいたけど、下級生の時からいい時もずっと見ている」
「力んでいたかな。低めを狙った球はいい球だったね」
ヤクルト・鳥原チーフスカウト|09/11/23
「よかったね。うちは何があっても佑ちゃんだよ」
U-26NPB選抜・高田監督(ヤクルト)|09/11/23
「球に力があった。少し力んでいたところが、いつもの彼とは違ったのかな」
MLBメッツ・大慈彌環太平洋担当部長|09/11/23
「斎藤君の直球が走っていた。坂本にスライダーを拾われたのは、変化球で腕の振りが緩むということ。来年に向けてそのあたりをしっかりしていけばいい」
広岡達朗氏|09/10/20
「投球フォームに躍動感がない。大学生相手にこれだけ対応されるようでは、プロでは厳しい。シーズン2ケタ? 冗談じゃない。5勝できるかどうか。レギュラー(先発ローテ)を取れるかどうかもわからない。今のままでは、ね。頭は良い子だから、あと1年あまりで修正する可能性はある」
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というわけでずっと斎藤君見てました。
生で見るのは去年の対プロU-26以来。
全体的には60点くらい?
確かに1戦目の内容より良くなってはいますが、あれだけ四球出してはプロでは辛そう。ボール球がボールだとはっきりわかり、たまに良いコースに行ってもその成功率は以前より低い。
フィニッシュの縦の変化球はキレが良く、パターンがハマれば三振を取りに行けるところは魅力ですが。
ただ悪い悪いと言われながらも、対プロや今回のように勝負が掛かった時は実力2割増という印象。思い返せば高校時代も?
本人もトーナメントとリーグ戦の違いみたいな話を報ステでしてましたが、良いのか悪いのか外見とは裏腹に気持ちで投げるタイプなんでしょうか。
技術的には変化球のキレやブレーキ具合は十分通用するレベル。しかしそれを活かすストレートと制球力が中途半端ですね。
フォームの修正が叫ばれますが、私はちょっと様子を見て欲しい派ですね。彼の唯一の武器となるであろう縦の変化球さえ失ってしまいそうだからです。
それよりは下半身の体づくり次第でなんとでもなるレベルに見えました。
あとは何かのキッカケでしょうか。一向に若手を育て切れないコーチ陣には期待しません。ダルビッシュがどう育ててくれるか。
フォアボールが多かったですが7回までは素晴らしいピッチングでしたね。縦のスライダーを多投しすぎかなぁと思いましたが、いいケースでいいコースに行ってましたね。
8回は、守備の乱れもありましたが、連打を浴びる止まらなくなるという悪い部分も見られましたね。点差があっただけに守備は確実に行ってほしかったというのはありましたが…
それにこれが伝統の早慶戦なんだなという感じでした。本当にあの回は球場全体が異様な感じで、あのまますんなり早稲田ペースで終わらなかったというのはやっぱりこれが早慶戦の恐ろしさだと思いました。
4年の秋にしばらく遠ざかっていた優勝でシーズンを終えたこと、有終の美を飾れたというのは本当に持っているのかもしれないですね。最後のインタビューも素晴らしかったですし。優勝おめでとうございます!!
7回2失点でも負けは負け。
大一番で本当の実力が試されますね
期待します
フォームは、今からでも修正していくでしょう。プロに入って、開幕までまだまだ時間はあります。
ただ、大学でもう一花咲かせてからプロに飛び込んできてほしい。昔みたいに「何か持ってる」ところを見せてほしいですね。
去年はともかく、今は捕手のレベルの問題ではないと思います。誰が見てもフォームが乱れてます
斉藤投手の獲得を小川監督の手に託します
ただ、細山田の後、1年生の杉山を抜擢したのはどうだったのかなと思います。現に秋は市丸に替ってますし。
すべてを捕手の問題とは当然思いませんが、良い捕手がいるチームが強いのも事実だと思いますから、少なからず影響はあったのかなと思います。
騒がれた割に2球団というのは寂しいですが、大事なのはプロに入ってですから見返して下さい
それに、そんな事を言っていたら、無名チームなど、地方で頑張っている投手達はどうなるんだ。全国のみんながみんなプロに行けるような捕手と組めるわけではない。斎藤投手の場合、捕手にはむしろ恵まれていると考えるべきだ。
雑誌の記事にもありましたが2年までは細山田で一番悪かった3年時は1年生の杉山そしてやや復調した今秋は市丸と、受ける捕手で結構違う印象は前からありました。
実際に試合を観たのは殆どないので詳細は分かりませんが、斎藤の投球スタイルからすれば、やはり捕手の力量は結構関係してくるのかも分かりませんね。
プロの指導でどれだけ変わるか注目したい
http://www.sanspo.com/baseball/news/101020/bsn1010200505002-n1.htm
ヤクルトの情報です
http://www.sanspo.com/baseball/news/101019/bsf1010190504000-n1.htm
ドラフトでは上位は間違いないでしょうし、この四年間の経験でプロで駄目になる心配はまず無いでしょう。
自分の代は中3で受験勉強でどの高校に進学するか迷ってた中、あのブームがあったので、おそらく早実を夢見た人の1番多い世代ですし、そういうのもあって自分は斉藤さんを大きく評価しすぎてるかもしれないですが、普通の選手ならまず浴びることのない程の注目とプレッシャーがありながら投げ続けるのは並大抵のことではないと思います。
選手によってはプレッシャーに押しつぶされてしまう選手もいると思います。
それに今の早稲田は投手の層は確かにありますが、打撃陣が他のチームと比べて湿りがちになることが多いですし、それでも勝てるのは大崩れが少ないからだと思います。確かに結果は尻すぼみに思えますが決してレベルは低くないと思います。みなさんと同じようにプロで活躍してほしいと思っています。
能力は高いと思いますが、最近は絶不調なので評価がわかれるのは仕方ないと思います。ダントツの1位ではないのは明らかです
今は大学生相手に苦戦しているのが事実ですが、プロに入って変わるか注目したいと思います
僕は斉藤投手、純粋に能力でプロで通用すると思います。
ただ、高校・大学とずいぶん投げているので
選手寿命には若干懸念はあります。
しかし各ボールの質、投手としての完成度、総合的に見れば
やはり今ドラフトナンバー1投手でしょう。
個人的にはすでに全盛期の桑田ぐらいの力は持っているように思います。
巨人には縁が無さそうなものの、是非セ・リーグの球団に
引き当てて貰いたいですね。
批判するのは簡単ですが、自分は一定の評価は与えていいと思います。少なくとも3~4位ランクの選手ではないでしょう。
別に自分は斎藤ファンでも何でもありませんからこれ以上あれこれ言いませんが、過去にも付加価値を見込まれて1位指名された選手はいましたから(昔のヤクルトなんかよくありましたよね。)これも一つの判断基準でいいんじゃないでしょうか。
ただ、ヤクルト、ロッテファンの方の中には、これだけ他の候補がいるのになぜ斎藤に固執するのかと憤る方もいらっしゃるかも知れませんね。
防御率もドラ一位候補とは呼べない成績ですし、東大戦の完封で稼いでるのがもろに出てますしね
戦力が充実している早稲田だからこそこんなに勝てるんでしょう
トーナメントとリーグ戦ではモチベーションも試合への臨み方も違うと思いますし、世間のそう言う過度な期待が、斎藤の成長を阻害してきたと思います。
体格や球速から見て斎藤の本質はクレバーな技巧派だと思いますが、(世間が求める)甲子園の力で押すピッチングのイメージを大学でも追い求めた結果が今日の試行錯誤の続いている状態だと思います。
それでも今秋も4勝挙げていますし、普通に考えれば充分指名されてもおかしくない実績と思いますが。
もっと普通の環境で過ごせていたら、或いはもっと伸びていたのかなと。
現状では分かりませんが、プロに入って崩れたバランスを修正できれば、以外に一番勝ち星を挙げる可能性はあるんじゃないでしょうか。
球団の方針もあり本音は言えないかもしれないが、スカウトには本音を聞きたい
本当に一位で入る選手なら最後の秋ですし法大の加賀美君のようにこれぞエースという投球を見せて欲しいです。今日は肩が回らないような投げ方になってました。
斎藤が1年のときのような強い早大のイメージがなくなってしまいました。
たぶんそれでも実力は素晴らしいしドラフト1位で指名されるだろうけど、ここでアピールできないと、なんだかもったいないですね。
かえって、東大の1年生投手の鈴木に完投を許してしまった早大打線も・・・。
詳細は分かりませんが久し振りに安定度の高い投球を続けているようですね。
このままいけば評価はまた上がるんじゃないですかね。
今日の投球回数(6回)を見てちょっと思ったのですが、斎藤の評価が伸び悩む原因の一つがこれなのかなと。
後ろに大石がいるための継投策なのでしょうが、アマではやはり今でもエースは先発完投が主流と思われますので、いつも6~7回で降板する斎藤に物足りなさが感じられるんですよね。(KOされてなくてもそんな雰囲気になるのです。)
最近は当たり前のように150キロ台をマークするピッチャーばかりで、斎藤にもその姿を求められている部分があると思うのですが、(自分もそうだったのですが)最近は、阪神の秋山などを見ていると、斎藤の投球スタイルの方がプロでは通用するんじゃないかと思います。
後はその精度をどこまで高められるかじゃないでしょうかね。
今秋の成長次第では、本当の意味での即戦力としてプロに挑戦できる気がします。
携帯サイトの週刊ベースボールの斉藤祐樹特集に書いてありました。どちらかというと増やしたというより増えたという感じのようです。
なので、行って欲しいのは里崎・的場のいるロッテかなー
なので、行って欲しいのは里崎・的場のいるロッテかなー
まず斉藤さんは、う~ん好きな選手なので贔屓目入ってると思いますが、そこまで悪かったわけではないと思います。
結果だけ見れば、5イニングしか投げてないわけですからマイナスの意見も出ると思いますが、koさんの言うとおり最初がよかっただけに尻すぼみに余計感じてしまうのだと思います。
ストレートは150キロ出てましたし、体重移動も力が伝わっていたと思います。斉藤さん自身160キロを出したいと言っていた割には制球重視のストレートが多かったですし、これは斉藤さんの中でも壁を越えた的なものがあると思います。
驚いたのは、多木さんのホームランがすごかったです。初めて生で見た選手だったんですが、あまりホームランバッターの印象はなかった分、芸術的な一発に「すげー」の一言でした。同学年の星の河合が出てたのもうれしかったです。あとはキャッチャーが市丸さんでしたね。白河さんとの早実コンビかと思ってたんで。
斉藤さんに黒星はつきましたが、次につながるのではと自分は思いました。
管理人さん
斉藤さんが法政戦の前のインタビューで体重が増えて77になったと言ってました。
(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/baseball/amateur/news/f-bb-tp3-20100911-677190.html
球速を意識したせいなのかいつものクレバーな投球はできなかったみたいです
成績を見てふと思ったのが高校時代の被安打・四死球と大学の成績はほとんど変わってないと言うこと。
つまりは元々斎藤の持ち味は「要所を締める」能力であると思われる。
ここ最近のシーズンでは要所で失点をしている場面が多くみられているので、下級生の時のポテンシャルを出来るだけ引き出すのと同時に要所を締める斎藤らしい投球が出来れば優勝につながると思う。
持っている者であるならば最高の結果を見せてもらいたい。
一ファンとしての希望です。
最初が良すぎたから現在が過少評価されすぎの感じがします。後は斎藤自身が周囲の声に惑わされないで、本来の姿である技巧派としてのピッチングに徹すればいけると思います。球速よりコントロール!です
精神面だけでは・・
斉藤選手には投球スタイルが?確立されていないような気がします。決め球は?なんなのでしょう?
厳しい意見になりますが、まるくまとまってしまったような気がします。
躍動感をもう一度取り戻してほしいです。
秋のリーグ頑張って下さい
直接観ていませんから分かりませんが、結果だけでいけば斎藤自身もそれなりの手応えはあったと感じていると思います。この感じを秋にどう繋げていけるかでしょうね。最後はきっちり優勝して欲しいですね。
ただ竹内(慶大)の成長は大きかったと思いますし、いいピッチャーですね。自分は伸び悩んでるとは思わないですが、勝てる試合を落としてるというか、そんな気がします。いいピッチングはしてるのに。それはよくあることだし、仕方ないですが、もっと打線が助けてあげられたらなと思います。ある程度点数取られても勝ち星がつくようになってほしいです。大崩れするようなピッチャーじゃないですし。
あと最近全国大会で投げてないですよね。秋に期待したいです。
このままでは、通算30勝にも届かないかもしれませんね。
斎藤について、完成度の高さを評価する人が多いですが、あくまで大学野球レベルでの話であって、プロで今の球威でうまさだけで抑えられるのかな?とちょっと疑問に感じてしまいます。
けど、期待はしているので頑張って欲しいですね。なんとか30勝&優勝を果たして評価を復活させて欲しいです。
次の法政戦頑張れ!
甲子園はすごかったけど今はそう思わない。
フォームがいけないと思う。
下半身の使い方さえ直ったら2けたいくと思う
これからもよろしくお願いします。
いつもここのサイトにはお世話になってました。
管理人さんこれからもよろしくお願いします。
ロッテが斎藤佑樹1位指名をほぼ決定したそうですね。
彼ほどの人気と実力があればどこの球団に行っても活躍してくれると思います。
今年はたくさんいい選手がいるので、頑張ってほしいです。
因みに1位は岩見左腕12球団です。
最近の記事を見て感じたのは自らに課題を課しプレッシャーをかけてその過程で苦しんでいるように思います。
何でもかんでもやろうと思って出来るものではないのだから、諦めや割り切りも肝心と素人ながら思ってしまうのですがそこは諦めない芯の強さを感じます。
何を言いたいか分からなくなってきた(笑)
ただ追い込むのもいいけど持ち味は見失わないでほしい。
来年自信をもってプロに来てくれる事を望む。
斎藤佑投手は来年、原監督がくじで引き当てて
ジャイアンツというのが目に浮かんできます。
栄光の背番号18もありますし、
僕はジャイアンツファンではないが
なんかそんな感じがしてならないんですけど。。。。
で、斎藤佑連日の先発。
ベンチの他の先発への信頼が薄いこともあったのか。
慶応打線が振れてきましたので、早慶戦でどのようなピッチングをするか楽しみです。
1年春から投げていてここまで大きな故障無しというのも何気に凄み。
完投数はこれまで8。徐々に一試合あたりの平均イニングが増えている印象でそういった意味では大事に起用されているんでしょうね。
あらためて明治戦に注目。
まだまだ本人も球速などにもこだわりがあるようで進化を楽しみにしたいですね。
あれは攻略しにくいだろうと思ってみてました。
それだけにその前試合の乱調は何だったんだろうと考えてしまいますが・・・
次に法政を相手にしてリベンジ出来れば壁を乗り越えた事になるのかもしれませんね。
一昨日は自らも先発を松下に譲る中、チームは流れを止めることはできずに、立教に敗戦。昨日は見事にそれを覆したようですね。
6大学のHPによると8回104球を投げて被安打2奪三振12与四死球0と数字的にも見事。
読売新聞の記事によると最速147キロだったようですね。
第6週の明治戦でのピッチングに注目です。
ふと選手の経歴を調べていたところ選手の成績に目がいきました。
その時に同級の誇りとも言える斎藤はどのような成績なのかなと現役選手(全盛期)と独断で比較してどのようなタイプの選手になるか予想してみました。
1ロッテ 小林宏(コンスタントに実績が残せてかつ低めの投球が徹底している)
2ソフトバンク 斎藤和巳(ここ一番の投球術は前回でなくとも威圧感を感じるほどの圧倒的なもの)
3中日 川上憲伸(ここ一番の気迫はプロでも随一・成績も常に高い位置で推移)
4横浜 三浦大輔(投球術とタフネスさではエース級の投手を並べてもトップクラス)
ちなみにフォームや球種・球速等は全く考えてないのであくまでこんな成績になりそう(その投手の全盛期と比較して)イメージでお願いします。
理想は全盛期の和巳ですが流石にそこまではキツイと思うので憲伸と三浦の長所を併せ持った、ここ一番に強い超実践派としての地位を作ってほしいと思います。
そして何時かは斎藤vs田中のプロでの直接対決をぜひ見せてほしいと思います。
もし選択肢に適当な選手がいなかったらそれ以外でも構いません。
一野球バカの妄想にお付き合い下さってありがとうございますm(_ _)m
ではまた何か思いつきましたらまたよろしくお願いします(笑)
大学レベルで上下・左右・前後全てを使いこなす投手はそうはいないでしょう。
精神面や細かい技術も申し分無く、プロ入りしても二桁は期待できるんじゃないでしょうか?
でもそれだけに球速などもう一段階スケールアップしてほしいと願うのは欲張りでしょうかね?
甲子園では相手を見て抜く上手さもありましたね。
スタミナもある方なんでしょうが配分する巧さ。
レベルが上がってくるにつれてそういった場面も少なくなるでしょうからさらにスタミナをアップさせてのプロ入りを期待したいです。
同年代の誇りです。
ただ俺が斎藤に求めるのは田中に負けず劣らずの実力を発揮しての1位入団です。
まだまだ好投手の域からは抜けていない。
甲子園優勝時の神懸かり的な活躍(鉄腕とも称されたポテンシャルも)をもう1度期待したいです。
まだまだ理想はあんなものではないと本人もおもってますし。
今一度精進してくれ!