- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 升田 早人(光高校) (03/31)
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (03/31)
- 2023年選抜高校野球/注目選手プロフィール (03/31)
- 2023年選抜優勝校予想/アンケート (03/31)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (03/31)
- ソフトバンクホークス/ドラフト2023 (03/31)
- 中日ドラゴンズ/ドラフト2023 (03/31)
- 2023年選抜高校野球/スカウト総括 (03/31)
- 門野 結大(高知) (03/30)
- 寿賀 弘都(英明) (03/30)
- 高見澤 郁魅(敦賀気比) (03/29)
- 斎藤 佳紳(徳島インディゴソックス) (03/29)
- 小林 隼翔(広陵) (03/29)
- 巨人・読売ジャイアンツ/ドラフト2023 (03/29)
- 田川 一心(海星) (03/28)
- 岡村 洸太郎(愛知学院大) (03/28)
- 尾形 樹人(仙台育英) (03/28)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (03/27)
- 仲田 侑仁(沖縄尚学) (03/27)
- 徳弘 太陽(山梨学院) (03/26)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
右打者の内角を突く直球が武器。日本選手権で2完封勝利。スライダー、ツーシーム、カーブを交える。
2019年日本ハム1位(契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円)
動 画
投手成績
■ 社会人時代成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責17都: 1 4.2 2 4 2 0 142㌔ 日本通運
18都: 2 7 7 5 3 3
1 2 1 0 2 145㌔ JR北海道 ○
先 6 5 4 3 1 145㌔ 東 芝 ○
18日: 3 27 15 23 6 1
先 9 3 13 2 0 宮崎梅田 ○封
先 9 8 5 2 0 144㌔ 日本生命 ○封
先 9 4 5 2 1 144㌔ 三菱名古
19都: 2 10 9 7 2 6
先 7.2 4 6 2 2 145㌔ 日鉄広畑 ○
先 2.1 5 1 0 4 145㌔ 東 芝 ● ※2発被弾
19日: 1 先 7.1 7 5 3 1 145㌔ 日鉄鹿島
通算: 9 56 40 44 16 11 防1.77
被安打率6.43 奪三振率7.07 四死球率2.57
※ 18日:敢闘賞、補強出場(17都:三菱広島、18都:JR西日本)
■ 甲子園成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責14夏: 1 先 4 8 3 3 5 134㌔ 近江高校 ●
15夏: 1 先 5.1 11 3 1 7 137㌔ 九国大付 ●
16夏: 4 28 30 18 16 10
先 9 9 8 3 2 143㌔ 佐久長聖 ○
先 9 5 2 3 2 145㌔ 智弁学園 ○
3 6 4 5 4 144㌔ 盛岡大付
先 7 10 4 5 2 141㌔ 明徳義塾 ●
通算: 6 37.1 49 24 20 22 防5.30
被安打率11.81 奪三振率5.79 四死球率4.82
投手成績詳細
■ 社会人時代成績
■ 高校時代成績
14夏予 回数 被安 奪三 四死 失点2回戦:徳島北高 先 7 3 7 6 2
準々決:城東高校 先 5 8 3 5 3
準決勝:池田高校 先 6 5 2 4 3
決勝戦:鳴門渦潮 先 7 7 3 3 5
25 23 15 18 13 防4.68(失点から算出)
被安打率8.28 奪三振率5.40 四死球率6.48
15夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
2回戦:海 部 先 5 2 7 0 0封
準々決:小松島高 4 0 8 1 0
準決勝:城 東 先 6 1 2 1 2
決 勝:城 南 先 9 7 6 1 0封
24 10 23 3 2 防0.00
被安打率3.75 奪三振率8.63 四死球率1.13
16夏予 回数 被安 奪三 四死 失点
2回戦:板 野 2 1 4 1 0
準々決:徳島北高 先 9 11 12 1 2
準決勝:富岡西高 先 8 3 9 8 3
決 勝:鳴門渦潮 先 9 3 7 1 1 145㌔(プロスピードガン)
28 18 32 11 6 防1.93(失点から算出)
被安打率5.79 奪三振率10.29 四死球率3.54
最新記事
■ ファイターズ ドラ1河野、最高評価で仮契約(北海道新聞) 19/11/12
日本ハムから1位指名を受けた河野竜生投手が11日、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。記者会見では職場のある福山市がバラのまちであることにちなみ、花束を手渡された。会見に同席した大渕スカウト部長からは「プロ野球選手にしては珍しくバラが似合う男」と称された。ピンチにも動じない強気と、ゲームメーク能力の高さが持ち味。「1年間ずっと試合があるので、体力が一番大事になってくる」と下半身を中心に地道な強化を続けている。
19年公式戦 回数 被安 奪三 四死 失点
スポニチ:東 芝 先 6 6 2 2 2 147㌔(ハマスタ)
京都大会:NTT西 先 7.1 5 3 0 1
都対予選:JR西日本 先 7 5 11 1 0 151㌔(倉敷球場)
:シティライト岡 先 7 1 13 6 1
:三菱広島 先 9 3 7 1 0封
都対本戦:日鉄広畑 先 7.2 4 6 2 2 145㌔(平均139.6㌔)
:東 芝 先 2.1 5 1 0 4 145㌔(平均140.6㌔)
選手権本:日鉄鹿島 先 7.1 7 5 3 1 145㌔
53.2 36 48 15 11 防1.84
被安打率6.04 奪三振率8.05 四死球率2.52
【球速変遷】3月11日147㌔(ハマスタ)→4月16日149㌔(倉敷球場)→5月28日151㌔(倉敷球場)
■ 昨年大会準VのJFE西日本、タイブレークで惜敗(スポニチ) 19/10/26
昨年準優勝のJFE西日本は、タイブレークに突入した延長12回に1死一、二塁から左中間安打を許してサヨナラ負けした。河野竜生投手は先発で7回1/3を7安打1失点。「調子はベストではないが悪くはなかった。チームに勝利を持って来られず悔しい」。初回2死から連続長短打で1点を失ったが、2回以降は140キロ台中盤の速球にスライダーや100キロ台のスローカーブを交えてアウトを重ねた。
■ JFE西日本・河野 竜1位候補急浮上(西日本スポーツ) 19/9/27
JFE西日本・河野竜生投手が26日、トヨタ自動車とのオープン戦に先発。6回まで投げて、2安打無失点7奪三振。中日のスピードガンで最速146キロを計測した。この日は6球団26人のスカウトが集結した。最多の8人態勢だったのが中日。米村チーフスカウトは「今年の左腕でナンバーワン。左でコントロールがいいから、勝ちを計算できる。十分な1位候補。外れには残らないでしょう」と絶賛する。中田スカウトアドバイザーも「力感なく、145、146キロが出る。安定感、球威、変化球、制球力があり、完成度が高い」と高評価だ。
19年プロ交流戦 回数 被安 奪三 四死 自責
4/ 4阪神2軍 先 5 4 2 5 2
9/10阪神2軍 先 4 3 4 1 0 145㌔
9 7 6 6 2 防2.00
被安打率7.00 奪三振率6.00 四死球率6.00
過去記事
■ JFE西日本・河野 虎弟戦で猛アピール!(デイリースポーツ) 19/9/11
今秋ドラフト1位候補で最速151キロ左腕のJFE西日本・河野竜生投手(21)が、鳴尾浜で行われた阪神2軍とのプロアマ交流戦に先発。阪神らプロ11球団25人のスカウトが集結した中、4回3安打無失点4奪三振の好投でアピールした。4月の阪神2軍とのプロアマ交流戦では4回4安打2失点だったが、この日は堂々のピッチングを披露。最速145キロを記録した直球に加え、100キロ台の緩いカーブを効果的に交えて阪神打線を封じた。広島・白武スカウト部長は「21歳なのに(雰囲気が)ベテランみたい。(1位候補の)12人の1人に入ってくる」と高く評価。阪神はこの日、4人体制のスカウト陣に加えて矢野監督も視察に訪れていた。4月に続く2度目の練習試合ということもあり、注目度は高い。平田2軍監督は「(前回より)球のキレが良くなっている」と称えた。
■ JFE西日本・河野、49キロ差緩急で8回途中2失点(スポニチ) 19/7/18
JFE西日本の河野竜生投手が7回2/3を2失点と粘り、日本製鉄広畑を下した。「変化球でかわすような今までにない投球だったけど、悪い中でもあれだけ投げられたことは自信にしたい」。最速151キロの直球が最大の武器だが、予選後に疲労による左肘の張りを訴え、1週間のノースローを余儀なくされた。西武・渡辺久信GMは「悪いなりにゲームをつくれるクレバーさがある。(ドラフトで)上の方の選手では」と高く評価した。
▽巨人渡辺政仁スカウト「テークバックが見づらくてタイミングが取りづらい。緩急も使えるし先発でもリリーフでもいけるタイプ」
▽日本ハム山田正雄スカウト顧問「投げ方が良くて軸がしっかりしている。今日はちょっと球が高めに浮いていたが、低めにいけばもっと良い」
■ JFE西日本 河野 7回5安打無失点11K 11球団スカウト絶賛(スポニチ) 19/5/29
JFE西日本・河野竜生投手(20)が先発し、7回5安打無失点と好投。直球の最速は151キロを計測し、11個の三振を奪うなど完璧な投球内容だった。「僕が入って2年間、自チームで都市対抗に行けていない屈辱もあるし、去年、補強選手で出させてもらったJR西日本が相手でしたし、気持ちは入っていました」。スタンドで視察した国内11球団のスカウトは投球内容を絶賛した。中日・米村明アマスカウトチーフは「四球で崩れることが絶対にない投手」と制球力を評価し、広島・白武佳久スカウト部長は「打者から腕が見えにくい投げ方だし、右(打者)にも左にも内角を突けるということは、指先の感覚も素晴らしいということ」と話す。楽天・福田功プロアマスカウトアドバイザーは「(ドラフト1位の)12人には間違いなく入ってくる」と断言した。
■ 今秋ドラフト上位候補のJFE西日本・河野、8回途中1失点(スポーツ報知) 19/4/27
京都大会が26日、滋賀・大津市の皇子山球場などで開幕。プロ8球団20人超のスカウトが視察する中、今秋ドラフト上位候補のJFE西日本・河野竜生がNTT西日本戦に先発。7回1/3で5安打1失点無四球と好投したが、チームは延長12回タイブレークの末に4―5で敗れた。最速149キロ左腕は8回に打球がグラブと顔に当たって降板。大事には至らなかったが、「調子は良くはなかった。悪ければ悪いなりに、粘れる投球がしたい」と課題を挙げた。中日の米村チーフスカウトは「緩急が使えて四球を出さない。いい投手の条件」と評価した。
■ JFE西日本・河野、7回2安打完封 自己最速も149キロに更新(スポニチ) 19/4/16
今秋ドラフト上位候補のJFE西日本・河野竜生投手(20)が7回を2安打完封し、チームのコールド勝ちに貢献した。6回には球場表示で自己最速を1キロ更新する149キロをマークし、詰めかけた12球団30人以上のスカウト陣をうならせた。
▽広島・白武佳久スカウト部長「これでまた株が上がったね。評価は変わらないし、上位なのは間違いない」
▽巨人・渡辺政仁スカウト「真っすぐに力があるし、スライダーがいいところから曲がっている」
▽ヤクルト・橿渕聡スカウトG次長「完璧な内容。スライダーの見極めが難しいから、バッターが翻弄されている感じ」
▽阪神・山本宣史スカウト「修正能力が高くなった。安定した左投手は少ないし、順調に成長している。必ず上位候補になる」
▽ロッテ・永野吉成チーフスカウト「ストライク率が高くてテンポが良い。直球でバッターを押し込めているね」
■ JFE西日本・河野4回2失点(デイリースポーツ) 19/4/5
JFE西日本・河野竜生(20)が阪神2軍戦に先発し、4回4安打2失点だった。初回に先頭からの安打と四球で2点を失ったが、その後は無失点。プロ5球団のスカウトが視察した中、河野は「今日は良くなかったです」と振り返ったが、阪神・山本スカウトは「悪いなりにゲームは作っていた」と評価した。
■ JFE西日本・河野 150キロ熱投に虎熱視線(デイリースポーツ) 19/3/12
JFE西日本・河野竜生が11日、横浜スタジアムで東芝戦に先発した。畑山統括スカウトら3人で視察した阪神など11球団のスカウトの前で6回2失点。社会人屈指の左腕が実力の片りんを見せつけた。六回、無死一塁で5番・吉田に対しての3球目。中飛に仕留めたボールは150キロの表示。「打球じゃないですかね」と納得はしなかったが、捕手のミットに収まったボールでも自己最速となる147キロをマーク。「いまの力は出せた」と手応えをつかんだ。オリックス・古屋編成部副部長は「キレがいい。(ドラフト)上位に入ってくる」と評価。高卒3年目と若さも魅力の左腕は秋を盛り上げる存在だ。
■ ドラフト上位候補左腕のJFE河野が始動(スポーツ報知) 19/1/7
JFE西日本で今秋ドラフト上位候補の河野竜生投手(20)と最速145キロの中川一斗投手(23)が7日、広島・福山市内で始動した。両左腕はともに、初の都市対抗野球制覇とプロ入りを目標に掲げた。視察したロッテの黒木スカウトは、河野について「もちろん上位候補。(ドラフト候補に)左腕が少ないので、評価は高くなってくる」と、今季の活躍に期待した。
■ JFE西日本・河野 13K完封一番乗り 元鳴門エース(スポニチ) 18/11/5
高卒2年目左腕、JFE西日本・河野が来年のドラフト解禁年へ向け、今大会完封一番乗りでアピールした。「完封を目指していたわけではなかった。一イニング一イニングをしっかり投げようと」。9回無死一、二塁も後続を断ち、自身初の全国大会完封を13Kで飾った。
■ 三菱重工広島 19歳ルーキー左腕・河野が好救援「将来はプロに」(スポニチ) 17/7/18
敗れた三菱重工広島の中で、2番手で登板した河野竜生投手がきらりと光った。JFE西日本に入社、1年目ながら三菱の町田公二郎監督の目に留まり、補強選手として都市対抗に出場した。2回、1死満塁という大ピンチで登板し4番北川にはタイムリーを打たれたが、3回からは強打の日通打線を6回までピシャリと抑えた。1メートル74と上背はないが75キロとがっちりした体。「将来はプロに行きたいので、他チームの中で野球ができていい経験になりました」とプラス材料にする。
試合 回数 被安 奪三 四死 防御率 被安率 奪三率 四死率
17都予: 3 15.1 16 14 8 7.63 9.39 8.22 4.70
■ <夏の高校野球>「やりきりました」鳴門・河野(毎日新聞) 16/8/18
鳴門の先発・河野は毎回、走者を背負う苦しい投球になった。今大会4試合目の登板で「疲れは相当あった。真っすぐが走らず、制球も乱れた」。与えた四球は四回の押し出しを含む5。10安打を許し、7回3失点で降板した。それでも3年ぶりの8強入りに貢献した左腕は「やりきりました」と、すがすがしい表情を見せた。春の四国大会で敗れた明徳義塾に雪辱を果たせなかったが、同じ四国勢に「どんどん勝ち進んでほしい」とエールを送った。
■ 鳴門・河野、3度目の正直で1勝!(スポーツ報知) 16/8/8
最速145キロ左腕・河野竜生が、3度目の正直で開幕戦白星を挙げた。史上5人目となる1年夏から3年連続の先発マウンドで、9安打2失点で完投。8割の力で制球を重視しながら、143キロをマーク。「2年間、苦しい思いをして、1つ勝てたのはうれしい」と笑みがこぼれた。
聖地で2年連続初戦敗退を経験していた3年生左腕は「開幕試合で多くの観客を前に投げられて幸せでした」と笑顔。「持ち味の打たせて取る投球ができてよかった。完投は自信になる」と充実感あふれる表情を見せていた。
■ 鳴門 4年連続10度目!河野初完封、自責0で聖地へ(スポニチ) 15/7/30
鳴門が、徳島商(97~00年)以来となる県最長タイ記録の4連覇を果たした。最速140キロ左腕・河野は、城南打線相手に直球、カーブ、スライダー、ツーシームを低めに集めて完封。「とにかく最後まで投げたかった。ゼロに抑えることをいつも目標にしているので、完封できたのもうれしい」。今大会初完封。4試合24イニングを投げ、自責点0で甲子園に乗り込む。1年生だった昨夏は初戦となった2回戦で近江と対戦し、4回5失点KO。「昨年の甲子園では自分の調子が悪く、恥をかいた。今年は自信を持って投げられる」。グレードアップした「鳴門の牙」が、借りを返すために聖地へ帰る。
プロフィール
徳島県鳴門市出身。河野 竜生(かわの・りゅうせい)投手。
林崎小1年時から軟式野球を始め、鳴門二中では軟式野球部に所属。
鳴門高では1年時夏の県大会からベンチ入り。
1年生ながら5戦中4戦に先発として起用され、25回18四死球、15K13失点の粘投でV3を飾る。
甲子園初戦・近江戦の先発を務めるも、8安打を浴びて4回5失点KOで敗戦。
同年秋の予選から背番号1としてチームを支え、四国初戦で11K2失点完投勝ちを記録した。
2年時春の予選(8強)を出場なく終え、夏の予選で24回2失点の好投を披露。
続く甲子園初戦で137㌔を計測し、5回を2失点に抑えたが、6回裏5失点で再びKOとなった。
2年夏以降4季続けて徳島大会を制し、3年時春の四国大会で145㌔を計測。
明徳義塾を相手に4安打10三振、6四死球3暴投、3失点完投(2対3)の力投を演じている。
同夏の甲子園で28回11失点と粘投し、2完投勝利の活躍で8強進出を達成。
選抜V・智弁と対戦した2回戦で145㌔を計測し、2回以降2安打、5対2完投の好投を見せた。
同期のチームメイトに146㌔右腕・中山晶量ら。
JFE西日本では1年目から公式戦ベンチ入り。
高卒1年目から先発・救援で登板機会をつかみ、ベーブルース杯で1失点初完投勝利を収める。
7月の都市対抗1回戦・日通戦(三菱広島の補強として出場)で全国デビュー。
2回1死満塁のピンチから2番手として登板し、敗戦の中で4.2回4三振0封の好結果を残した。
翌2年目夏の都市対抗にJR西で出場し、救援・先発でそれぞれ白星をマーク。
13大会ぶりの決勝進出(準V)を飾った同年秋の選手権で敢闘賞のタイトルを受賞している。
エースとして5戦中3試合に先発し、1回戦、準々で2戦連続完封勝利を記録。
中2日で決勝・名古屋戦にのぞみ、9回を1点に抑えたが、延長13回1-2で敗れ敗退となった。
この活躍で一躍スカウトの評価を高め、翌3年目に自社での都対出場を達成。
倉敷マスカット開催の2次予選初戦・JR西日本戦(7回0封)で最速151㌔を叩き出している。
予選後に発症した肘不調を乗り越え、本戦3戦中2試合先発で8強まで進出。
初戦・広畑戦で勝ち星を記録したが、本調子では無く、東芝に2.1回4失点と打たれて敗退した。
二大大会9試合、5勝(2完2封)1敗、56回、防御率1.77。
174cm81kg、マウンド度胸が良い151㌔左腕。
ノーワインドからタメを作って重心を下げ、早めに着地し、後ろ小さめに左肘を使った腕の振りから
繰り出す最速151㌔、常時140㌔前後(怪我明けの19年都市対抗)の直球と、
120㌔前後のスライダー、130㌔強の2シーム、100㌔前後のカーブ、130㌔強のチェンジアップ。
右打者の内角を攻める真っ直ぐが持ち味。球の出所の見づらさも特徴の一つ。
真っ直ぐにスライダー、スローカーブ、2シーム、チェンジを交え、スリークォーターから投げ込んで行く。
悪いなりに試合を作れる左腕として評価が高い。
スカウトコメント
日本ハム・加藤竜人スカウト|19/10/17
「社会人NO・1左腕で、即戦力として1年目から期待が大きい。140キロ台後半の速球を軸に、変化球も精度が高く、緩急を生かした投球スタイルで完成度の高さはトップクラス。高校1年時から名門のマウンドを任されるなど第一線を走り続けており、経験値を生かして1軍で通用する逸材だ。21歳という若さも魅力で、さらなる進化も見込める」
ヤクルト・岡林洋一編成部課長|19/10/2
「21歳とは思えないピッチング。高校時代から甲子園を通じて大舞台でのマウンド経験が豊富で、打者を見た駆け引きが可能。これは、本人が積み上げていくしかない能力なんです。社会人トップレベルで即戦力」
中日・米村チーフスカウト|19/7/27
「今年の左腕でナンバーワン。左でコントロールがいいから、勝ちを計算できる。十分な1位候補。外れには残らないでしょう」
中日・中田スカウトアドバイザー|19/7/27
「力感なく、145、146キロが出る。安定感、球威、変化球、制球力があり、完成度が高い」
広島・白武スカウト部長|19/9/11
「21歳なのに(雰囲気が)ベテランみたい。(1位候補の)12人の1人に入ってくる」
西武・渡辺久信GM|19/7/18
「悪いなりにゲームをつくれるクレバーさがある。(ドラフトで)上の方の選手では」
巨人・渡辺政仁スカウト|19/7/18
「テークバックが見づらくてタイミングが取りづらい。緩急も使えるし先発でもリリーフでもいけるタイプ」
日本ハム・山田正雄スカウト顧問|19/7/18
「投げ方が良くて軸がしっかりしている。今日はちょっと球が高めに浮いていたが、低めにいけばもっと良い」
中日・米村明アマスカウトチーフ|19/5/29
「四球で崩れることが絶対にない投手」
広島・白武佳久スカウト部長|19/5/29
「打者から腕が見えにくい投げ方だし、右(打者)にも左にも内角を突けるということは、指先の感覚も素晴らしいということ」
楽天・福田功プロアマスカウトアドバイザー|19/5/29
「(ドラフト1位の)12人には間違いなく入ってくる」
中日・米村チーフスカウト|19/4/27
「緩急が使えて四球を出さない。いい投手の条件」
広島・白武佳久スカウト部長|19/4/16
「これでまた株が上がったね。評価は変わらないし、上位なのは間違いない」
巨人・渡辺政仁スカウト|19/4/16
「真っすぐに力があるし、スライダーがいいところから曲がっている」
ヤクルト・橿渕聡スカウトグループ次長|19/4/16
「完璧な内容。スライダーの見極めが難しいから、バッターが翻弄されている感じ」
阪神・山本宣史スカウト|19/4/16
「修正能力が高くなった。安定した左投手は少ないし、順調に成長している。必ず上位候補になる」
ロッテ・永野吉成チーフスカウト|19/4/16
「ストライク率が高くてテンポが良い。直球でバッターを押し込めているね」
阪神・山本スカウト|19/4/5
「悪いなりにゲームは作っていた」
オリックス・古屋編成部副部長|19/3/12
「キレがいい。(ドラフト)上位に入ってくる」
ロッテ・黒木スカウト|19/1/7
「もちろん上位候補。(ドラフト候補に)左腕が少ないので、評価は高くなってくる」
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先んじて気になったのは、ストレートの球速アベレージが落ちていたことですね。アマチュア時代もアベレージは140キロ前後の球速でしたが、今日は138キロほどが平均でした。オープン戦やシーズン序盤は力を込めれば140キロ中盤は軽々投げれていたので、この球速ダウンは少々気がかりです。
怪我などではなく、まだ1年間プロのシーズンに耐えられる身体ではなかっただけであればいいですが。
投球内容はアマ時代と大きく変わることはありませんでした。右打者のアウトローへのストレートは健在でした。ただ、今日は決まり切らずにボール判定となっており、ボール先行と苦しくなっていました。制球自体は悪くなかったです。
加えて、いくらか変化球の割合は増えた様子で、特に浅村を打ち取ったチェンジアップは今後の自信につなげてもらいたいですね。ストレートが入らないと分かると、初球スライダーでカウントを取りに行くなど右打者については、調子が悪いながらも投球の組み立てができていました。
対して、左打者の打ち取り方は要課題ですね。アマチュア時代から左打者に対して制球がアバウトになる癖がありましたが、ここは改善されていませんでした。球速も138キロくらいがアベレージでも打者も怖がっていませんでしたね。アウトローに投げ切れた球は2球あったかどうか…。打たれたヒットもほとんどは失投です。
シーズン序盤のいい時は、左打者へのアウトローに140キロ中盤のストレートが決まっていたので、良い時は良いのでしょう。ただ、それができない時に、他の引き出しがない状態ですね。右打者のときは入り球にスライダーを持ってきたりしていましたが、左打者に対する工夫はあまり感じませんでした。
今年1年、ローテを守ったとは言えませんし、球速ダウンも気になるところですが、まず課題は「ボール先行にならないこと」に尽きると思います。アマ時代はストライクが入らずにどうにもならなくなる投手ではありませんでしたから、プロの指導があっていない可能性もあります。
シーズン序盤には良い投球も見せていただけに、その頃の調子を維持できるようになればローテもしっかり守れると思うのですが。
場数の多さは凄いけど、投げ過ぎなのは気になる
テイクバックは小さいが、腕の振りは非常に鋭い。打者にしてみれば、腕が見えた瞬間には球が飛んできている感覚だろう。140キロ前後でも打者が直球に差し込まれる要因であり、河野の生命線だ。
先発として長く活躍したいのなら、左肘のケアをしっかりしなくてはならない。7月の記事で左肘の件も触れているが、ドラフト1位候補としては非常に怖いところだ。
この投手については昨年11月の日本選手権の投球が初見だった。
印象に残っているのは、右打者へのアウトローの使い方だ。とにかく真ん中に甘くなることがなく、決まったところに機械のようにストレートが決まる。対右打者の時は、8割くらいがストレートを投げている印象で、時たまスライダー(カーブ?)も混ぜる。チェンジアップはほとんど投げない。
スカウトのコメントや管理人さんの紹介と反するが、右打者の内角にストレートはほとんど投げていた印象がない。そして、正直、投げ切れてもいない。変化球は投げることもあるが、それもどちらかといえばアウトコースに投じていた。
アウトローへのストレート。ともかく、それ1つ武器があるだけでスカウト陣が高く評価しているのは頷けた。
左打者については、変化球の割合がかなり増える。そして、アウトローへの制球力は右打者の時に比べてかなり曖昧だ。対左打者については荒れ球タイプの投手に変貌し、それを補うために変化球との緩急をつけているのだろう。
今年、7月の投球でもあまり投球に変化はなかった。完成形に近い投手だ。
この投手は球速のアップやさらなる変化球の習得よりも、今ある球種を洗練されていくことで伸びてくると思う。ただし、先に書いたようにこの投手の生命線は、鋭い腕の振りにある。そこの怪我が一番の不安点だ。
ドラフト候補としては1位の可能性は十分にある。先発投手としてもやっていけるだろう。1年目から先発ならローテーションで投げる実力はある。ただし、何度も言うが体力と怪我が心配だ。
上位候補というコメントもしてます
日本選手権では圧倒的な数字を残したけど、投げているボールを見る限りは決して球速で圧倒しているわけでも、変化球の切れで打者を翻弄しているわけでもなく、コントロールもどちらかというと悪い方の部類。
ただ適度に荒れ球になっているので、打者に容易に踏み込ませない投球ができているのかもしれない。
フォームを見ると、リリースまでは速球も変化球も同じフォームで投げ込んでいるので、打者が幻惑されているように見える。ただ球種を問わず変化球を投げるときには、右手のグラブが後ろに抜けるので、プロでは変化球を見抜かれてしまいそうに思う。このあたりはプロの打者の反応速度がどの程度なのかにもよるだろうけど。
さらによくわからないのが、この投手は打者を出してクイック(・・・と言っても、それほど早くない)で投げた方が、球速も出てコントロールも安定する。
だからセットで投げているときには簡単にランナーを出す割に、意外と点数を取られずに済んでいる。
率直に、全球クイックで放った方がいいのではないか?
球速やコントロールの安定もさることながら、セットで投球モーションに入って一塁側を向いた後、モーションが止まってなかなか右足を上げないボークすれすれの「反則投法」は、敵味方に関係なくあまり応援したいと思える代物ではない。