廖任磊（台湾・開南大）

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2023年選抜／優勝校予想　 2022年指名選手　夏甲子園/都市対抗

　　　　【進　路】　高校生/大学生　　細野　西舘　前田　東松　佐々木　真鍋　度会
　　　　【球団別】　日ﾊﾑ　中日　千葉　広島　楽天　巨人　西武　阪神　福岡　横浜　オリ　東京
　　　　【23候補】　高・投｜高・野｜大・投｜大・野｜社・投｜社・野｜済・投｜済・野

廖任磊（台湾・開南大）

201cm125kg　右右　MAX156km　岡山共生→MLBパイレーツ傘下→開南大　23歳
堂々たる体格の台湾人右腕。156㌔直球が武器。2015年のAWLで10戦12回20Kの力投を見せた。
2016年巨人7位（契約金4000万円、年俸800万円）

最終更新日：2017-01-19 (Thu)｜2016年ドラフト指名選手｜コメント(1)

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　　最新記事

　■　ラスト７位で指名した隠し玉・リャオ獲得秘話(スポーツ報知)　17/1/19

　巨人のドラフト７位・廖任磊（リャオ・レンレイ）投手（２３）が１８日、初めてブルペン入りし、豪快な投球を披露した。１５年１１月から開催された台湾ウィンターリーグ。当時、日本のヘッドコーチとして帯同していた大森剛育成部ディレクター（現・国際部課長）は、アマ台湾代表の守護神として１０登板で４セーブ、防御率１．５０をマークしたリャオに一目ぼれした。新外国人として獲得を目指したが、日本の高校（岡山・共生）卒のためルール上、ドラフト指名が必要で、１６年１０月まで待たざるを得なかった。「日本にいないパワーピッチャー。第一印象で『獲得したい』と思いました。日本人枠で使える点も魅力だった」。隠し玉の情報が漏れないよう極秘で動いた。昨秋のドラフト。他球団が指名しない自信があり「何位でも大丈夫です」と堤ＧＭに伝えた。日本人を優先し、ラストの７位で指名した。

　　　　　　　　　　試合　回数被安奪三四死防御率被安率奪三率四死率
　　　15年AWL通　算:　10　　12　　8　 20　　4　 1.50　 6.00　15.00　 3.00
　　　15年AWL日本戦:　 4　　 6　　3　　7　　3　 1.50　 4.50　10.50　 4.50

　■　２０１センチ右腕・リャオが仮契約　背番号は呂明賜の９７(スポーツ報知)　16/11/15

　巨人からドラフト７位指名を受けた身長２０１センチ、体重１２５キロの超大型右腕・廖任磊（リャオ・レンレイ）投手（２３）が１５日、台湾・桃園福容大飯店で国際部の大森剛氏と交渉し、契約金４０００万円、年俸８００万円で仮契約を結んだ。背番号は台湾の英雄・呂明賜が巨人入団時に背負った「９７」に決まった。リャオは台湾から岡山共生高に野球留学し、３年夏の岡山大会でベスト８に進出した。高校卒業後に台湾へ戻って開南大に入学。１４、１５年は米パイレーツのルーキーリーグでプレーし、１６年６月に開南大を卒業した。「新人選手選択会議規約」第１条の「高野連加盟の高校に在学した経験を持ち」に該当し、１０月のドラフト７位で巨人が指名。外国人枠でなく、日本人扱いとなる。最速１５６キロの剛速球が武器で、昨年、台湾で行われたアジア・ウィンターリーグでは台湾アマ代表のクローザーとして活躍。１０試合で４セーブを挙げ、巨人でもリリーフとして期待されている。

　■　ドラ７リャオ、背番号は呂明賜の「９７」！守護神候補に期待(スポーツ報知)　16/11/2

　巨人が、ドラフト７位指名した廖任磊（リャオ・レンレイ）投手（２３）＝台湾・開南大卒＝の背番号を「９７」で検討していることが１日、分かった。台湾の英雄・呂明賜が巨人に入団した１９８８年に背負い、ブレイクを遂げた縁起物の背番号だ。怪物右腕に対し、球団関係者は「未完成な部分はあるが、迫力もあるし、即戦力としても十分に期待できる」と評価。ＭＡＸ１５６キロの剛腕で、目指すは守護神の座だ。昨年、台湾で行われたアジア・ウィンターリーグでは台湾アマ代表として出場し、クローザーとして活躍。決勝の日本戦では巨人・岡本から三振を奪うなど２回１安打無失点で胴上げ投手となった。岡本はリャオについて「とにかく真っすぐがえぐかった」と評するなど、抑えの適性も十分にある。

過去記事

　■　これが２０１センチ右腕だ！ドラ７廖任磊に台湾で指名あいさつ(スポーツ報知）　16/10/22

　巨人からドラフト７位指名を受けた岡山共生高卒の廖任磊（リャオ・レンレイ）投手（２３）が２２日、母校の台湾・開南大で指名あいさつを受けた。身長２０１センチ、体重１２５キロの超大型右腕は「日本の高校生と同じで、日本のプロ野球に入ることが夢でした。ジャイアンツという、台湾でも人気があるチームに指名されて光栄です。早く１軍の戦力になれるように精進したいです」と抱負を語った。指名あいさつを行った国際部の大森剛氏は「直球が速く、縦のカーブも素晴らしい。まだ粗削りな印象ですが、もっともっと伸びると思います」と期待した。

　■　馬場級！２０１センチ廖任磊、ドラフト史上最長身＆最重量(スポーツ報知)　16/10/21

　巨人がドラフト７位で岡山共生高卒の廖任磊（リャオ・レンレイ）投手（２３）を電撃指名した。昨年まで米ルーキーリーグでプレーしていた“スーパー隠し玉”の台湾出身右腕で、何と身長２０１センチ、体重１２５キロのビッグサイズ。ドラフト指名選手の身長と体重が明らかになった６６年以降、ともに最長身、最重量だ。巨体から繰り出すＭＡＸ１５２キロの直球が武器のパワーピッチャーという。岡山共生高では西武の呉念庭内野手と同級生。１１年夏には岡山大会８強に進出した。同高を１２年３月に卒業し、１４、１５年は米パイレーツのルーキーリーグでプレー。通算２勝３敗５セーブ、防御率４・５４だった。２０１センチ、１２５キロの超大型右腕は粗削りで未完成ながら伸びしろは十分。由伸監督は「体が大きくて力がある」と将来性に期待した。昨年、台湾で行われたアジア・ウィンターリーグには台湾アマ代表で出場。チーム最多の１０試合に登板し、４セーブ、防御率１・５０で優勝に貢献した。決勝の日本戦では巨人・岡本から三振を奪うなど、２回１安打無失点で胴上げ投手となった。日本戦では４戦３セーブ、計６回１失点で７Ｋ。若手中心とはいえ、日本のプロ選手を圧倒した。ＮＰＢによると、今年６月に台湾の開南大学を卒業したが、高校３年間を日本で過ごしたため、ドラフト対象となった。入団後は野球協約８２条により、日本人扱いになる。呉念庭は「直球は角度があって、ボールも重かった」と当時の記憶を語り、「とにかくデカいです。会ったらビックリしますよ。一緒に歩いていると、周りの人はリャオにしか目がいかないので、一緒には歩きたくないですけど」と笑顔で親友の指名を喜んでいた。

　　プロフィール

　台湾・桃園市出身。
　廖任磊（リャオ・レンレイ、Jen-Lei Liao）投手。
　桃園市立光明国民中を経て岡山共生高校（日本）に進学した。

　岡山共生時代3年夏は県大会8強で敗退。
　3回戦、準々決勝の先発を任されたが、いずれも4回途中、2回途中での早期降板に終わった。
　当時のチームメイトに呉念庭（西武15年7位）ら。

　高校卒業後は台湾の開南大学に進学。
　14､15年の2年間をパイレーツＲｋリーグで過ごし、通算2勝3敗5セーブ、防4.54の実績を残した。
　15年9月に台湾で開催されたBFAアジア選手権に台湾選抜チームとして出場。
　初戦・韓国戦に6番手としてリリーフ起用され、145㌔直球で1回を2四球0失点に抑えている。
　同年冬には台湾アマ代表の守護神としてアジア・ウィンター・リーグ優勝を経験。
　日本（プロ若手）戦で6回7K1失点を記録する等､10試合12回で20Ｋ､防1.50の力投を見せた。
　15年AWL10試合、12回、8安打、20奪三振、防御率1.50。

　201cm125kg、堂々たる体格を誇る156㌔右腕。
　ノーワインドアップから投げ下ろす最速156㌔、常時140㌔台の直球を武器とするパワーピッチャー。
　120㌔台のスライダーを織り交ぜる。その他にカーブ、フォーク、チェンジアップ。
　2015年のアジアウィンターリーグで抑えとして10試合12回20奪三振（率15.00）の力投を披露した。
　肩ひじ柔らかく投げ込む。巨漢台湾人ピッチャー。

　　スカウトコメント

巨人・球団関係者｜16/11/2
　「未完成な部分はあるが、迫力もあるし、即戦力としても十分に期待できる」
巨人・大森剛国際担当スカウト｜16/10/22
　「直球が速く、縦のカーブも素晴らしい。まだ粗削りな印象ですが、もっともっと伸びると思います」
巨人・高橋由伸監督｜16/10/21
　「体が大きくて力がある」
巨人・堤辰佳ゼネラルマネジャー｜16/10/20
　「迫力ある投手が欲しかった。強い真っすぐが魅力」
巨人・大森剛国際担当スカウト｜16/10/20
　「２メートルを超える巨体から力強いフォームで速球を投げるパワーピッチャー。粗削りで未完成の素材型投手」