坂本 一将（石川ミリオンスターズ）

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　■　【オリックス】育成４位ＢＣ石川・坂本、背番「１２７」に決定(スポーツ報知)　16/11/23

　オリックスの育成ドラフト４位・ＢＣ石川の坂本一将内野手（２６）が２３日、金沢市内で仮契約を行った。支度金３００万、年俸２５０万円（金額は推定）で、背番号は「１２７」に決定。身長１６２センチと小柄ながらも、堅実な守備が持ち味で「仮契約を終えて、プロの世界がここから始まるんだという実感が一気に沸いてきました。身が引き締まる思いです。まずは支配下登録、そして開幕一軍を目指し、守備力と脚力、強い気持ちを全面に出して、夢や希望を与えられる選手になれるよう、頑張ります」とプロでの意気込みを語った。

　　プロフィール

　東京都新宿区出身。
　坂本 一将（さかもと・かずまさ）遊撃手。
　小学1年時に武蔵府中リトルで野球を始め、新宿西戸山中では武蔵府中シニアに所属。
　小学生時代に世界一、小中で日本一を経験した。

　浦和学院では2､3年夏の甲子園に出場。
　1番・遊撃手を任された3年夏初戦・横浜戦で、土屋健二から3安打を記録する活躍を見せた。
　相手を上回る計14安打を放ちながら、8、9回の追い上げ届かず5対6で惜敗。
　2回裏に二塁タイムリー内野安打、4回にレフト線二塁打、9回に左越えの二塁打を放っている。
　1学年上のチームメイトに赤坂和幸、内山拓哉ら。

　東洋大進学後は2年秋からリーグ戦に出場。
　3年春の全日本選手権3試合に代走で出場し、史上5校目7度目となる大会連覇を経験する。
　4年春に二塁レギュラーの座をつかむも、春秋2季連続で打率2割前後に低迷。
　1、2番を任されながら思うような結果を残せず、チームも春5位、秋6位（2部に降格）に終わった。
　通算48試合、打率.186、16安打、0本塁打、3打点。　

　セガサミーでは1年目から公式戦に出場。
　夏・都市対抗を出場ないまま初戦敗退で終え、秋・選手権で1番・遊撃スタメン出場を果たす。
　3年間で二大大会10試合に起用され、主に9番・遊撃で打率.188本0をマーク。
　2年目の選手権全試合に9番・遊撃で出場し、横田哲らを擁して創部初の準Ｖを達成した。
　3回戦･NTT東日本戦（3対1逆転勝ち）でレフト線二塁打＆同点のホームイン。
　左腕･清水翔太と対戦した準決勝で貴重な2点目につながる左越えの二塁打を記録している。
　二大大会通算10試合、打率.188、6安打、0本塁打、1打点。

　石川MSでは1年目からリーグ戦に出場。
　1番・遊撃レギュラーとしてチームを引っ張り、安江嘉純らを擁して前後期Ｖ、地区Ｖを達成した。
　71試合でリーグ3位タイの93安打を放ち、打率.305、本0点29の好成績を記録。
　リーグ4位タイの19盗塁（1位は40個）をマークし､守備陣の要としてエラー5個の堅守を披露した。
　通算71試合、打率.305、93安打、0本塁打、19盗塁。

　162cm65kg、俊足堅守の小柄な遊撃手。
　俊足を武器に1番打者を務める左の巧打者。50m5秒8、一塁到達4.0秒から4.1秒を計時する。
　打撃力に物足りなさを残していたセガサミー時代は主に9番バッターとしてプレー。
　BCリーグ挑戦1年目に打率3割超、71試合93安打（3位）、19盗塁（4位）の結果を残した。
　守ってはフットワークが良く守備範囲の広い遊撃手。守備力がセールスポイント。
　リトル世界一、シニア＆大学日本一、社会人全国準V、BCL地区V、甲子園出場を経験した。
　安定した送球でアウトに仕留める。遠投105m。

　　スカウトコメント

オリックススカウト｜16/10/20
　「打球に対する反応が良く、安定したスローイングができる守備力と高い脚力、ガッツ溢れるプレーが持ち味の選手」