竹田 祐(三菱重工West)|ドラフト・レポート

竹田 祐(三菱重工West)

ここでは、「竹田 祐(三菱重工West)」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



184cm90kg 右右 MAX151km スライダー・カット・カーブ・フォーク・チェンジ 履正社→明大 2年目
最速151㌔直球と多彩な変化球。日本選手権で150㌔を計測、JFE西を2安打1四球完封で破った。
最終更新日:2023-05-27 (Sat)|2023年社会人投手 東京六大学 コメント(2)

  動 画

  投手成績

 ■ 社会人時代成績

     試合    回数 被安 奪三 四死 自責
   22都: 1 先   8  5  8  1  2 147㌔ 日鉄鹿島
   22日: 3    19.1  11  15  5  1
        先   9  2  8  1  0 150㌔ JFE西 ○封
           1.1  0  1  0  0 149㌔ 日  立
        先   9  9  6  4  1 149㌔ エネオス
   通算: 4    27.1  16  23  6  3 防0.99
        被安打率5.27 奪三振率7.57 四死球率1.98

 ■ 大学時代成績

     試合  勝敗   回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
   18春: 6  0勝0敗    5  7  7  2  2  3.60
   18秋: 7  0勝1敗   28  26  23  8  7  2.25(3位)
   19春: 6  4勝0敗   23  22  15  5  5  1.96
   19秋: 3  0勝1敗    7  10  7  2  2  2.57
   20春: 2  0勝2敗   8.1  16  7  1  9  9.72
   20秋: 4  2勝0敗  20.1  9  23  5  3  1.33(2位)
   21春: 6  3勝1敗  37.1  25  19  13  12  2.89(5位)
   21秋: 5  2勝0敗   34  23  32  8  6  1.59(3位)
   通算: 39 11勝5敗   163 138 133  44  46  2.54
          被安打率7.62 奪三振率7.34 四死球率2.43

 【 全国大会 】
     試合   回数 被安 奪三 四死 自責
   19選: 1 先   2  4  3  0  1 143㌔(神宮) 東農北
   通算: 1     2  4  3  0  1 防4.50
      被安打率18.00 奪三振率13.50 四死球率0.00

 ■ 甲子園成績

   17春(3完1封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   日大三高 先   9  13  10  3  5 141㌔ ○
   市立呉高 先   9  2  5  2  0 140㌔ ○封※ゴロ17個&1-0完封
   盛岡大附 先   9  2  5  1  1 138㌔ ○
   報徳学園     6  6  0  1  2 138㌔ ○
   大阪桐蔭 先  8.1  14  7  2  8 134㌔ ● ※9回表に6安打5失点
          41.1  37  27  9  16 防3.48
       被安打率8.06 奪三振率5.88 四死球率1.96

投手成績詳細

 ■ 社会人時代成績

   22年公式戦       回数 被安 奪三 四死 自責 
   四国大会:日本通運 先   6  8  6  0  3
   京都大会:三菱重E 先   7  2  6  2  1
       :日本生命 先   6  3  5  1  1
   九州大会:NTT東 先   3  6  1  0  3
   都対予選:NTT西 先   6  5  6  3  1
       :三起商行 先   5  5  2  2  2
   都市対抗:日鉄鹿島 先   8  5  8  1  2 147㌔(平均143.2㌔)
   日選手権:JFE西 先   9  2  8  1  0封150㌔(平均145.9㌔)
       :日  立    1.1  0  1  0  0 149㌔
       :エネオス 先   9  9  6  4  1 149㌔
               60.1  45  49  14  14 防2.09
            被安打率6.71 奪三振率7.31 四死球率2.09

 ■ 大学時代成績

   18春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   東京大     1  0  1  0  0 146㌔…146㌔3球、平均143.3㌔
          0.2  0  1  0  0 140㌔
   早 大     0  1  0  0  0 138㌔
   立教大    2.2  3  4  2  1 143㌔…雨の悪コンディション
   慶応大    0.2  2  1  0  1 145㌔
   法政大     0  1  0  0  0
           5  7  7  2  2 防3.60
      被安打率12.60 奪三振率12.60 四死球率3.60

   18秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   法政大 先  5.2  7  5  0  2
   慶応大 先   5  2  2  3  0
           2  1  2  2  0 140㌔
   東京大     2  1  4  1  0 143㌔
          0.1  1  0  1  1
   早 大 先   7  7  5  1  2 142㌔ ●
   立教大 先   6  7  5  0  2
           28  26  23  8  7 防2.25
       被安打率8.36 奪三振率7.39 四死球率2.57

   19春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   立教大 先   5  3  3  2  1 143㌔ ○
   早 大 先   2  3  2  0  2 143㌔
   東京大 先   5  4  3  1  1 137㌔ ○
   慶応大 先   5  4  3  1  1 144㌔ ○
   法政大 先   1  4  0  1  0 143㌔
       先   5  4  4  0  0 139㌔ ○
           23  22  15  5  5 防1.96
       被安打率8.61 奪三振率5.87 四死球率1.96

   19秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   東京大     1  0  2  0  0 146㌔
   早 大    1.1  3  0  0  2 145㌔
   立教大 先  4.2  7  5  2  0 145㌔ ●
           7  10  7  2  2 防2.57
      被安打率12.86 奪三振率9.00 四死球率2.57

   20春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   早 大 先   5  8  5  0  4 ●
   慶応大 先  3.1  8  2  1  5 ●
          8.1  16  7  1  9 防9.72
      被安打率17.28 奪三振率7.56 四死球率1.08

   20秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   早 大     2  4  1  1  0 144㌔
   法政大 先  6.2  1  8  1  0 143㌔ ○※7回2死までノーノー
   慶応大 先  3.2  3  5  3  2 143㌔
   東京大 先   8  1  9  0  1 144㌔ ○※7回2死まで完全試合
          20.1  9  23  5  3 防1.33
      被安打率3.98 奪三振率10.18 四死球率2.21

   21春(1完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   東京大 先   7  2  2  1  0 ○ 145㌔
   慶応大 先  5.1  6  4  4  6 ● 146㌔
   法政大 先   9  5  4  3  1 ○ 145㌔ ※初完投勝利
   早 大 先   7  7  4  3  3 ○ 145㌔
           1  1  1  0  1   142㌔
   立教大 先   8  4  4  2  1
          37.1  25  19  13  12 防2.89
       被安打率6.03 奪三振率4.58 四死球率3.13

   21秋(1完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   慶応大 先   6  6  6  2  3 145㌔
   東京大 先   7  4  9  0  0 146㌔ ○
   早 大 先   7  4  6  3  2 146㌔
   立教大 先   9  5  8  3  1 147㌔ ○
   法政大 先   5  4  3  0  0 144㌔
           34  23  32  8  6 防1.59
       被安打率6.09 奪三振率8.47 四死球率2.12

      18春 18秋 19春 19秋 20春 20秋 21春 21秋 通算
   1回戦: 0  1  0  0  2  0  5  4  12
   2回戦: 0  3  5  0  0  3  0  1  12
   3回戦: 0  0  1  1  0  0  0  0  2

 ■ 高校時代成績

   16秋           回数 被安 奪三 四死 失点
   大阪1回戦:柴  島 先   3  0       0
     3回戦:西野田工 先   3  1       0
     4回戦:浪  商 先   8  4  8  2  1
     5回戦:関西創価 先   6  10       2
     準々決:大商大堺 先   7  6  3  2  2
     準決勝:大阪桐蔭 先   9  10  9  3  4
     決勝戦:上宮太子 先  1.2  5       5
   近畿1回戦:育英高校 先   7  6  9  1  1
     準々決:高田商業 先   8  2  7  2  0封
     準決勝:滋賀学園 先   9  15  6  3  3
   神宮1回戦:仙台育英 先   9  5  8  1  1 141㌔
     2回戦:工大福井     3  2  2  1  0 141㌔
     準決勝:札幌第一     2  2  0  1  0 136㌔
     決 勝:早稲田実    6.1  6  7  5  0 145㌔
                 82  74  73  28  19 防1.87
             被安打率8.12 奪三振率8.01 四死球率3.07

   17夏予          回数 被安 奪三 四死 失点
   大阪1回戦:常翔啓光 先   7  3  5  0  0封
     3回戦:茨木高校 先   6  5  7  0  1 
     4回戦:今宮高校     6  6  10  0  0
     準々決:大体浪商 先   5  4  3  0  0封
     準決勝:大阪桐蔭 先   9  15  6  2  8
                 33  33  31  2  9 防2.45(失点から計算)
             被安打率9.00 奪三振率8.45 四死球率0.55

  最新記事

 ■ 三菱重工West竹田祐、5回1失点も援護無く敗者復活戦へ(中スポ) 23/5/26

 三菱重工Westの竹田祐投手(23)は先発して5イニングを6安打、6奪三振の1失点。打線が4安打の1得点に抑え込まれて敗れた。ネット裏では5球団のスカウトが熱い視線を送った。ストレートは大半が140キロ台半ば。中日の山本将道スカウトは「昨秋の日本選手権のときの投球がまだ戻っていない真っすぐで空振りが取れず、結構バットの芯で捉えられている。それでもフォークやカットボールで抑えられるところは良かった粘り強い投球ができる」と話す。
 ヤクルト橿渕聡スカウトデスクは「3日前に先発してかなり投げていたけれど、最速は148キロが出ていたゲームを作ったし、『勝ちたい』と態度に現れていた」と評価した。(日刊)

   23年公式戦       回数 被安 奪三 四死 自責 
   四国大会:愛媛MP 先   7  6  5  2  1
       :日本通運     1  0  2  0  0
   京都大会:日本生命 先   9  12  6  2  1
       :JFE西     1  0  0  0  0
       :NTT西 先   9  7  7  0  1 151㌔
   都対予選:島津製作     9  10  5  1  5
       :NTT西 先   5  6  6  1  1 148㌔
                41  41  31  6  9 防1.98
            被安打率9.00 奪三振率6.80 四死球率1.32

 ■ プロ注目三菱重工West・竹田祐10回途中7失点(日刊) 23/5/23

 三菱重工Westが延長10回裏に6点を返す逆転サヨナラ勝ちで近畿地区予選の1回戦を突破した。先発した竹田祐(23)は10回途中10安打7失点だった。8球団10人のスカウトが視察した。

 ■ 三菱West・竹田 最速タイ151キロで1失点完投 6球団視察(スポニチ) 23/4/30

 今秋ドラフト候補に挙がる竹田祐(23)が1失点完投勝利を飾り、決勝進出に導いた。得点圏に走者を置いたのは計4イニング。それでも、自己最速に並ぶ151キロを計測した直球を軸に7奪三振と要所を締めた。今大会先発した2試合ともに完投を果たした。「(体力に)自信はないですけど、何とか投げられた。明日も投げたいです」と決勝戦での救援登板に意欲を示した。

過去記事

 ■ 三菱重工West・竹田 我慢の144球完投(スポニチ) 23/4/25

 JABA京都大会が開幕し、三菱重工Westが2―1で日本生命を下して白星発進を決めた。最速151キロ右腕の竹田祐(23)が1失点完投勝利を挙げた。毎回安打となる12安打を献上。球数は144球まで膨らんだものの「(疲れは)ないです」と言い切った。自己最多の球数は、高校3年の選抜大会初戦・日大三戦で投じた174球。この日は12球団が視察。ドラフト解禁年ながら、「(プロは)全く意識せずに、チームが勝てれば、それでいいです」とチームのために腕を振る決意を示した。
 中日・山本将道スカウトは「持っている物のレベルは高い状態が上がっていくことに期待している」と今後も注視していく構えだ。(スポニチ)

 ■ 三菱重工WEST・竹田祐が3年越しのプロ入りへ始動(報知) 23/1/9

 最速150キロ右腕・竹田祐は、3年越しのプロ入りに向け「深く考えずに。チームが勝っていけばおのずと見えてくると思う」と誓った。一度決めたことはやり通し、周りに流されない性格は弱みを見せない投球に通ずる。津野祐貴監督も「どんなに調子が悪くても、試合をしっかり作ってくれる。計算できるピッチャー」と信頼を寄せる。巨人・岸スカウトは「角度のある直球、特徴的なカーブ、持ち球も非常に魅力的完成度も高いピッチャーなので楽しみ」と評価する。

 ■ プロ注目明大・竹田祐7回無失点 現役最多タイ10勝(日刊) 21/10/9

 明大のドラフト候補右腕・竹田祐投手が7回無失点でチームに今季初勝利をもたらした。球持ちよく、緩急を織り交ぜて東大打線を料理。散発4安打無四球と危なげなかった。法大・三浦銀二と並ぶ現役最多タイ10勝目で、ドラフト前に好アピールした。
 ▽広島苑田スカウト統括部長「今日が一番良かった下が粘れて、肩が開かない」(日刊)

 ■ 明大が白星締め 竹田―入江 涙のラストリレー(スポニチ) 20/11/1

 右腕・竹田祐投手が7回2死まで完全投球。東大の石元悠一内野手に右越えソロを被弾したが、8回まで1失点に抑えた。9回から入江大生投手が無失点締め。自身が背負ったエース番号「11」の後継候補でもある竹田へ「自分に持っていないものを持っているし、僕も学ぶところがあるくらい真面目な選手。竹田が11を背負えばメイジは勝てる。来年期待したい」とエールをおくった。
 プロ注目右腕の竹田祐投手は「プロ志望です」ときっぱり。(日刊21/1/8)
 「入江さんに教えてもらったフォークで三振が取れるようになった」(SANSPO20/1/8)

 ■ 投手の竹田、満塁弾放つ(時事ドットコム) 19/5/19

 明大は2年の竹田が投打で活躍した。とりわけバットでの貢献が光り、二回に先制の満塁本塁打。直球を左翼席に運び、「打つことが好きで、普段から打撃練習をしている。満塁本塁打は高校1年の練習試合以来」と喜んだ。

 ■ 明大の竹田、磯村がデビュー そろって1回無失点(デイリースポーツ) 18/4/21

 明大が今季初戦を快勝で飾った。竹田祐投手(1年)と磯村峻平投手(1年)がともに登板。そろって1回無失点で神宮デビューを果たした。ともに自己最速を1キロ更新する力投を見せた。まずマウンドに上がったのは竹田。七回に2番手として、最速146キロの直球を軸に1回を完璧に抑えた。

 ■ 昨年センバツ準V右腕の明大・竹田が4回1失点“大学デビュー”(SANSPO) 18/3/6

 国学院大とのオープン戦に昨春センバツ準優勝の履正社高出身の新入生右腕、明大・竹田が5日、先発でデビューし、4回1安打2四球2三振1失点に抑え、3-2で勝利に導いた。「一回は力が入ったが、二回から自分の投球ができた」。直球の最速は143キロで、視察したヤクルト・橿渕スカウト部デスクは「落ち着きがある」と評価した。

 ■ センバツ頂上対決、大阪桐蔭が履正社破り決勝へ(読売新聞) 17/7/30

 第99回全国高校野球選手権大阪大会は29日、舞洲球場で準決勝が行われた。今春の選抜大会決勝の再現となった第2試合は、一進一退の攻防の末大阪桐蔭が終盤に引き離して8―4で履正社を振り切った大阪桐蔭は1点を追う七回、藤原、福井、中川の3連続二塁打で逆転。九回には、根尾の2点適時打などで3点を挙げ、試合を決定づけた。履正社は六回、白滝の犠飛で一時は勝ち越したが、終盤に先発の竹田が打ち込まれた

 ■ 履正社・竹田「強いものを倒す」 父譲りの反骨心で最後の夏へ(デイリースポーツ) 17/4/2

 「最後まで粘りきれずに悔しい」と履正社・竹田祐投手は唇をかんだ。相手のアーチ攻勢に3失点しながらも、八回までは粘りの投球。しかし、九回1死二塁で代打・西島に2ランを喫して一気に崩れた。5連打を浴びて降板。「切り替えられなかった」と悔やんだ。大阪桐蔭からほど近い場所で育った。同校から誘いもあったが「強いチームを倒したい」と地元を離れて履正社を選んだ。負けん気の源はDNAだ。父・勉さん(46)はアメリカンフットボールXリーグの強豪マイカル・ベアーズ(現クラブ・ベアーズ)の元選手。勝負の世界の厳しさを教え込まれ「強いものを倒す」というのも父と同じ考えだ。初戦から3試合連続完投。5試合すべてでマウンドに上がった右腕には、疲労が蓄積していた。それでも「絶対に勝たないといけない試合だった」。父譲りの反骨心がふつふつとわき上がる。
 小枝守・高校日本代表監督「履正社・竹田投手は、球威がいま一つだった。雨天順延による1日の休養が、徳山投手の方に有利に作用したようにみえた」(毎日新聞)
 サンケイスポーツ専属評論家・荒木大輔氏「決勝で投げ合った大阪桐蔭・徳山と履正社・竹田は制球が良く、成長が楽しみ」(SANSPO)

 ■ 選抜高校野球 重い真っすぐで完封…履正社エース・竹田(毎日新聞) 17/3/25

 エース右腕・竹田のストレート。バットを持つ手にズシンと響く重さで、ゴロアウトの山を築いた。竹田は鋭く変化する縦横2種類のスライダーとフォークが大きな武器。だからこそ、呉打線は真っすぐに絞ったが、それが思った以上のくせものだった。唯一、呉が得点圏に走者を進めた五回2死一、二塁だった。打席の上垣内は、狙っていた真ん中低めの直球に反応。バットに当てたが、驚いた。「力がある」。捉えたはずが球威に負けてボテボテの遊ゴロ。「あの球では、当てても詰まってしまう」と嘆くしかなかった。驚くことに竹田は全力で投球していたわけではなかった。5失点した1回戦の日大三戦で悪かった軸足のバランスを修正するために「公式戦で初めて全部セットポジションで投げた」のだ。丁寧さを意識したため「走らなかった」という直球の球速は平均130キロ台半ばどまり。それでも控え捕手の溝田が「捕っていて手が痛くなる」と評する、球の重みは変わることがなかった。

 ■ 履正社、エース竹田が好救援!/明治神宮大会(SANSPO) 16/11/15

 明治神宮大会決勝(履正社11-6早実)履正社はエース竹田が三回途中から3番手で登板。勢いのあった早実打線に得点を許さず、初優勝を呼び込む好救援だった。走者を背負っても後続を打ち取った右腕は「連打されても落ち着いて投げられるようになった」と胸を張った。九回には自己最速という145キロを記録。「冬は足腰を鍛えて150キロを投げられるようにしたい」と意欲的に話した。
 履正社・安田は通算45本塁打のスラッガー。チームメートで4番を打つ若林、直球、スライダーが切れるエース・竹田もプロ注目だ。(西日本スポーツ17/1/28)

 ■ 履正社・竹田が1失点完投勝利 寺島のアドバイス得て(デイリースポーツ) 16/11/12

 履正社がエース・竹田祐投手(2年)の好投で仙台育英に勝利。1失点完投でチームを勝利に導いた。立ち上がりから直球主体の配球で押していった。近畿大会、大阪大会では外角のスライダーを主体に組み立てていたが、「内角にストレートを投げられるようになった。打者にめがけて投げることで、コツをつかんだ」と竹田。ストレートが全投球の8割程度を占め、追い込んでから投じるスライダーが効果的に決まった。スタンドからは寺島が「軸を意識しろ」とアドバイスするのが耳に届いた
 主将の西巻賢二内野手は相手先発の竹田祐投手について「出どころが見づらいし、球速以上に伸びてきた」と下を向いた。(日刊スポーツ)

  プロフィール

 大阪府大東市出身。
 竹田 祐(たけだ・ゆう)投手。
 住道南小2年時から軟式野球を始め、住道中時代は生駒ボーイズに所属。
 元アメリカンフットボール選手の父を持つ。

 履正社高校では1年生の秋から遊撃手でレギュラー。
 2年生の春の大会から投手(寺島の控え)となり、同秋の新チームから背番号1の主戦を務める。
 16戦中14戦登板、11先発、7完投1完封の活躍を見せ、府準V神宮Vを達成。
 府大会準決でライバル校・大阪桐蔭と対戦し、10安打9K、7-4完投の粘投で白星を収めた。
 近畿大会3試合(3完0封)24イニングで、23安打22K、6四死球4失点を記録。
 続く明治神宮大会1回戦・仙台育英高戦で、9回8K、5安打5対1完投の好投を演じている。
 決勝・早実戦で最速145㌔をマークし、乱打戦を締める6.1回0封救援を披露。
 翌3年春の選抜全5戦、計44.1回を投げ、4勝(3完1封)1敗、防3.48の活躍で準Vを飾った。
 常時130㌔台ながら丁寧に打ち取り2回戦で市呉高を2安打17ゴロ1-0完封。
 決勝・桐蔭戦で8回3失点と粘投したが、9回に捕まり、8.1回8失点KO、3対8でV逸となった。
 3年時夏の府大会はV校・大阪桐蔭に15安打4-8完投で敗れベスト4で敗退。
 6回までを終えて4-3とするも7回に逆転を許し、9回にも3失点して選抜決勝再戦に再び敗れた。
 1学年上に寺島成輝、山口裕次郎、同期に安田尚憲ら。 

 明大(18年-21年)では1年生の春からベンチ入り。
 新人ながら開幕戦・東大戦に2番手で起用され、146㌔を投げる力投で1回0封デビューを飾る。
 1年時秋のリーグ戦で先発の座を掴み、4年生の春から先発1番手としてプレー。
 4年間で39試合(先発26)、計163回をこなし、通算11勝(2完0封)5敗、防2.54をマークした。
 5季ぶりの優勝をなしとげた2年時春(2番手)に初勝利を含む最多4勝を記録。
 好左腕・佐藤宏樹が相手の慶大2回戦で左越えの満塁弾(内寄り高め直球)を放っている。
 全国大会には2年時春の第68回大学野球選手権(38年ぶりの優勝)に出場。
 準決・東農北戦の先発を任されたが、初回にソロを浴び、2回4安打1失点で早々にKOとなった。
 リーグ通算39試合、11勝5敗、163回、防御率2.54。

 三菱重工Westでは1年目からエースとして公式戦に出場。
 夏の都市対抗初戦・鹿島戦に先発で登板し、敗戦の中で8回8K2失点の全国デビューを飾る。
 京セラ開催の秋の日本選手権大会で自己最速を1㌔更新する150㌔を計測。
 先発救援で全3戦(先2)、計19.1回を投げ、1勝0敗、15K、防御率0.47の好成績を残した。
 都市対抗王者・ENEOSと準々で当たり、9回1失点の粘投及ばず1⑩3で惜敗。
 1回戦・JFE西日本戦で散発2安打(6回2死まで完全)1四球5-0完封の快投を披露している。
 二大大会4試合、1勝(1完投1完封)0敗、27.1回、防御率0.99。

 184cm90kg、恵まれた体格の151㌔好右腕。
 ノーワインドからタメを作って前傾してインステップし、開き早めに球持ちに良さのある腕の振りから
 投げ込む最速151㌔、常時140㌔前半から145㌔前後(都市対抗)の直球と、
 130㌔台の縦スラ130㌔台のカット110㌔台の縦カーブ130㌔台フォーク120㌔台のチェンジ。
 制球、テンポのよさを評価されるまとまりのある右腕。内角を突く投球も持ち味。
 現状被安打がやや多め。伸びのある真っすぐに変化球を交え、粘り強いピッチングで試合を作る。
 小さいテイクバックも特徴の一つ。遠投120m。

  スカウトコメント

ヤクルト橿渕聡・スカウトデスク|23/5/27
 「3日前に先発してかなり投げていたけれど、最速は148キロが出ていた。ゲームを作ったし、『勝ちたい』と態度に現れていた」
中日・山本将道スカウト|23/5/26
 「昨秋の日本選手権のときの投球がまだ戻っていない。真っすぐで空振りが取れず、結構バットの芯で捉えられている。それでもフォークやカットボールで抑えられるところは良かった。粘り強い投球ができる」
中日・山本将道スカウト|23/4/26
 「持っている物のレベルは高い。状態が上がっていくことに期待している」
巨人・岸スカウト|23/1/9
 「角度のある直球、特徴的なカーブ、持ち球も非常に魅力的。完成度も高いピッチャーなので楽しみ」
広島・苑田スカウト統括部長|21/10/10
 「今日が一番良かった。下が粘れて、肩が開かない」
ヤクルト・橿渕スカウト部デスク|18/3/6
 「落ち着きがある」
阪神・畑山チーフスカウト|17/3/31
 「大阪桐蔭の徳山君は履正社の竹田君同様に、試合を作れる投球ができる右腕と見ている」
巨人・岡崎郁スカウト部長|17/3/26
 「他には、この日も好投した履正社の竹田祐、福岡大大濠の三浦銀二、熊本工の山口翔も、今後が楽しみな存在です」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2023年プロマーク状況



最終更新日:2023-05-27 (Sat)|2023年社会人投手 | 東京六大学 コメント(2) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
春のオープン戦、国際武道大学に先発し、149Km出したらしいです。
春季リーグ戦が楽しみ!!
| 野球好き | 2021年03月18日(Thu) 17:40 | URL #- [ 編集]
秋と比べて球威、コントロール、全てが進化していますね。
優勝期待してます。
| ミーハー野球ファン | 2017年03月29日(Wed) 20:16 | URL #- [ 編集]
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