野村 佑希(花咲徳栄)|ドラフト・レポート

野村 佑希(花咲徳栄)

ここでは、「野村 佑希(花咲徳栄)」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
    【23候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



185cm90kg 右右 MAX146km 三塁手・外野手・投手 遠投110m 50m6秒8
長打力のある右の強打者。内角捌きで評価を獲得、低め打ちも持ち味。甲子園で4本塁打を放った。
2018年日本ハム2位(契約金6000万円、年俸600万円)
最終更新日:2018-11-09 (Fri)|2018年ドラフト指名選手 コメント(6)

  動 画

  投手・打撃成績

 ■ 甲子園成績

   18夏      回数 被安 奪三 四死 自責
   鳴門高校 先   9  7  4  7  5 142㌔ ○
   横浜高校 先   3  7  2  3  5 143㌔ ●
           12  14  6  10  10 防7.50
       被安打率10.50 奪三振率4.50 四死球率7.50

     試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
   17夏: 6 .520 25 13 3 1 2 6 4 5 2  .600  .960
   18夏: 2 .400 10  4 1 0 2 6 2 0 0  .400 1.100
   通算: 8 .486 35 17 4 1 4 12 6 5 2  .550 1.000

投手成績詳細

   17秋関東       回数 被安 奪三 四死 自責
   1回戦:中央学院    2.1  5  1  1  1

   18夏予選       回数 被安 奪三 四死 失点
   3回戦:八潮南高     1  1  0  0  0
   4回戦:春日部東 先   8  6  8  1  2
   準々決:正智深谷 先   9  5  7  3  1
   準決勝:滑川総合 先   4  3  7  0  0
   決勝戦:上尾高校 先   9  5  8  2  1
               31  20  30  6  4 防1.16(失点から計算)
           被安打率5.81 奪三振率8.71 四死球率1.74

  最新記事

 ■ 日本ハム2位野村佑希が仮契約「愛される選手に」(日刊スポーツ) 18/11/9

 日本ハムドラフト2位花咲徳栄・野村佑希内野手が9日、埼玉・加須市内の同校で、契約金6000万円、年俸600万円で仮契約した。仮契約後に野村は「ファンの方だったり、周りに愛されるような選手になりたい」と表情を引き締めた。

       試合 打率  打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
   16秋関東: 1 .000  3  0 0 0 0 0 0 0 0  .000  .000(4番・一塁)
   17春関東: 1 .500   6  3 0 1 1 2 1 0 0  .500 1.333(4番・左翼)
   17夏埼玉: 7 .407  27 11 4 0 0 7 4 4 0  .484  .556(4番・一塁)
   17秋関東: 1 .333  3  1 0 0 0 1 0 2 0  .600  .333(4番・右翼)
   18春関東: 2 .571  7  4 0 0 1 4 2 3 0  .700 1.000(4番・三塁)
   18夏北埼: 6 .286  21  6 1 0 0 1 0 2 0  .348  .333(4番・投手)
   通  算: 18 .373  67 25 5 1 2 15 7 11 0  .462  .567

 ■ 花咲徳栄・野村、二刀流終戦「最終的な目標はプロ」(日刊スポーツ) 18/8/15

 昨夏王者の花咲徳栄が横浜に競り負け、2回戦で連覇の夢が消えた。プロ注目の野村佑希投手が、4回途中7失点でKO4点を追う9回に2点差に迫ったが、2死満塁で井上が空振り三振を喫した。王者の意地はバットで見せた。7点を追う6回無死一塁、横浜・及川の直球を「自分らしいスイングを貫こうと思った」と強振。2戦連発の高校通算58号を左翼席に運んだ。9回には1死満塁でヘッドスライディングの適時内野安打。2戦2発、打率4割、6打点で甲子園を去った。進路について、野村は「監督に相談します。最終的な目標はプロ。日本を代表する選手になって、もう1回、甲子園で本塁打を打ちたいです」と話すにとどめたが、プロ志望届を提出するとみられる
 昨秋は「4番」、冬には「主将」、春から「エース兼4番」と常に刺激を与え続けられてきた野村は、右の強打者として広島西武などプロから評価が高い。「進路は決まっていないが、将来的にはプロになりたい」と野村。明言は避けたが、今秋のドラフトで再び表舞台に戻ってくる。(SANSPO)

 ■ 花咲徳栄・野村 自らの苦投救った通算57号&ダメ押し打(デイリースポーツ) 18/8/9

 昨年王者の花咲徳栄は今秋ドラフト候補の野村佑希投手が投打で引っ張り初戦突破した。初めて立つ甲子園のマウンド。昨年は一塁を守っていた。「去年とは全然違う緊張感、責任感があった」と二回までに4失点した。悪い流れを止めたのは北埼玉大会では出なかった自身のアーチ。四回先頭で変化球を捉える高校通算57号ソロを左翼席に運び「自分の中で楽になった」と落ち着きを取り戻した。緩急をつけた投球に切り替えて粘ると、八回は味方の集中打で逆転。九回は自身も中堅に適時二塁打を放ってダメ押しした。2安打3打点&5失点完投。あらためて能力の高さと成長を示した。日本ハム・今成スカウトは「強引な飛ばし方じゃない。魅力は右打者ではアマNo.1」と言い切った。
 ▽ヤクルト橿渕スカウトグループデスク「自分のストロングポイントを知っていて本塁打にできる潜在能力が高い
 ▽阪神平塚スカウト「すごい飛距離コントロール重視で投げていたが、投手としても野手としても魅力
 ▽西武渡辺SD「典型的な右の長距離砲体に力もあるし、自分の打つツボを持っているね
 ▽楽天沖原スカウト「インコースの打ち方がうまい手首の柔らかさなど、独特の良さ、天性のものがある」(日刊スポーツ)

過去記事

 ■ 花咲徳栄コールド発進 ドラフト候補の野村は2安打マルチ(スポーツ報知) 18/7/13

 昨夏甲子園王者の花咲徳栄が、7回コールドで爆勝発進した。今秋ドラフト候補スラッガーの野村佑希は「4番・左翼」で先発。外野陣がフェンスギリギリで守る“野村シフト”を敷いたが、3回無死一塁から右前打。6回1死一塁からは、右中間へ二塁打を放った。左翼への特大ファウルもあり「ボールも見えていたし、ホームランも、そのうち出ると思う」。7球団12人のスカウトが視察。巨人・岡崎スカウト部長は「ホームランバッターの素質を持っている。高校生ではトップクラス」と評価した。
 楽天・長島スカウト部長は、「あのファウルと、その後に簡単に右に(安打を)打って、(六回には)右中間の二塁打も見られてよかった。高校生の右打者のトップクラスは増田(明秀日立)と2人木(製)のバットでも楽しみ」と高く評価した。(SANSPO)
 中日、阪神、楽天などのスカウトが視察し、中日の中田スカウトディレクターは「ホームランバッターとして必要なものをすべてもっている」と将来性を評価。(西日本スポーツ)

 ■ 投打に野村!花咲徳栄、全国V2へ初陣前ラストゲームを大勝締め(SANSPO) 18/7/6

 練習試合で文星芸大付に大勝。中でも力を発揮したのは、大黒柱の野村佑希投手だ。昨夏は「4番・一塁」。この夏は「エースで4番」として臨む。この週末まで強化練習を兼ねており、これで3日連続の練習試合。野村は体の重さを感じながらも直球の最速は140キロを出し、スライダーをまじえて次々と凡打に仕留めた。打撃では三遊間に2安打と右越えに二塁打と、広角に打ち分け。視察した広島・尾形スカウトは「投手、打者の二刀流でいけると感じますね」と、現在の状態を高く評価した。

 ■ 花咲徳栄・野村、横浜を毎回13K斬り(スポーツ報知) 18/7/2

 花咲徳栄の上位候補スラッガー・野村佑希内野手が、投手としての高い能力を披露した。横浜との練習試合に「4番・投手」で出場。毎回&先発全員の13奪三振で、4安打2失点完投。試合は2―2で引き分けた。高校通算56本塁打のスラッガーは、投げても最速146キロの速球派右腕だ。この日は4球団のスカウトが視察。5人態勢で訪れたソフトバンクの永井編成・育成部長兼スカウト室長は「投手は初めて見た思ったよりもまとまっていて、いいピッチャー」と新たな一面に目を見張った。

 ■ 花咲徳栄・野村 逆転導く52号 米国生まれの“ジェームス”(スポニチ) 18/5/20

 関東大会が19日、千葉県野球場などで開幕し、1回戦3試合が行われた。花咲徳栄は専大松戸に14―9で逆転勝ち。今秋ドラフト候補の野村佑希内野手が高校通算52号の右越えソロを含む3安打3打点と活躍した。3―6の3回に野村が右越えソロ。逆方向への反撃の一発に「詰まったけど押し込んだ。逆方向を意識して練習している」と手応えを口にした。初回無死満塁でも「長打は必要ないので芯に当てればいける」と中前へ運ぶ2点打。5回の中前打も含め、3安打はいずれも初球打ち。4番の積極打法が打線に勢いを与え、専大松戸との打ち合いを制した。三塁手だが、投げても最速146キロを誇り「150キロを目指したい」と意気込む。中日の中田宗男アマスカウトディレクターは「来た球を素直に打っている。そうはいない素材を持った選手」と評価した。
 初球の内角直球を押し込み、高校通算52号となる右越え本塁打を放った。昨冬、逆方向への打撃を意識して練習に取り組んだ。今年の17本塁打のうち、約半数が逆方向。内角も外角も本塁打にする技術を磨いている。(日刊スポーツ)
 ▽広島苑田スカウト統括部長「打ち方がいい。押し込むことが出来ているので、飛距離が出ている下半身に粘りがある

 ■4番野村 勝ち越し打 ハム今成スカウト「夢のあるバッター」(スポニチ) 18/5/4

 花咲徳栄がふじみ野をコールドで下し、3年連続の関東大会出場を決めた。2―2の4回2死一、三塁で昨夏から4番に座る高校通算50本塁打の野村が勝ち越しの左中間2点適時二塁打を放ち、この回一挙6得点。視察した日本ハムの今成泰章スカウトは「夢のあるバッター。懐が深くて打球が速い」とほれ込んでいた。

 ■ 昨夏夏Vの花咲徳栄が競り勝ち ドラフト候補野村が2点適時打(デイリースポーツ) 18/4/26

 花咲徳栄が今年初の公式戦で競り勝った。今秋ドラフト候補の野村佑希内野手が新チームから本格的に挑戦する三塁を守り、バットでは七回に2点適時二塁打を放った。2-1の七回2死満塁。右翼手のグラブをかすめる当たりで貴重な追加点を生んだ。「マークされている中で打たなきゃいけない」と誓う4番。右方向への長打巨人・青木スカウトは「高校生ではなかなかいないタイプ」と評価した。野村は「一冬かけた」と三塁へコンバート。最終回に1度失策を犯したが、積極的に声掛けをするなど主将としてチームをけん引した。
 通算48本塁打を放つ野村佑希内野手は「4番三塁」で先発し2安打2打点。(日刊スポーツ)
 10球団のスカウトが視察に訪れ、ヤクルト・中西スカウトは「去年の甲子園での実績もある。いい選手」と評価。(スポーツ報知)

 ■ 夏の甲子園V花咲徳栄・野村が8強呼ぶ5安打3盗塁(日刊スポーツ) 17/9/27

 今夏の甲子園を制した花咲徳栄が10-1で7回コールド勝ちし準々決勝進出を決めた。甲子園では4番に座り2本塁打を放った野村佑希外野手(2年)は「1番右翼」で先発出場5打数5安打3盗塁と大暴れした。地区予選から1番の野村は「最初はびっくりしましたが、違和感なくやれています。監督さんからは『1番の意味を考えろ』と言われています。先頭打者で質の悪い凡打をすると怒られるので、これまで以上に低く強い打球を意識してヒットゾーンも広がったし、打撃の幅も広がった気がします」と話した。新チームでは5本塁打を放っており高校通算本塁打は31本まで伸ばしている。岩井隆監督は「打てる順番に並べているだけ。まだ手探りの状態で選手のタイプを見ているんで。野村が4番に入るのが理想です」と話した。
 巨人・吉武スカウトは「打球が速い。今年でも十分、ドラフト対象になる」と舌を巻いた。(デイリースポーツ)

 ■ 夏の王者・花咲徳栄が初戦サヨナラ勝ち…野村が投打に活躍(スポーツ報知) 17/9/24

 今夏の甲子園王者、花咲徳栄が初戦をサヨナラ勝ちし、3回戦へ駒を進めた。今夏は4番・一塁だった野村佑希(2年)が、この日は1番・右翼で出場。「自分が打つしかないと思った」。1点を追う3回1死一、二塁であと数センチで本塁打という右越えフェンス直撃の同点の適時二塁打を放った。投げては、2回1安打3奪三振無失点で救援。この日は自身の最速にあと1キロと迫る、143キロの直球を武器に打者を仕留めた。日本ハム・今成スカウトは「自分の形で打てる可能性が高い子格が違う投げてもこの時期でこのレベルは素晴らしい投打の軸で二刀流候補だ」と評価した。

 ■ “二刀流”野村、29号&144キロ!夏王者・花咲徳栄が新チーム初陣(SANSPO) 17/8/28

 花咲徳栄が27日、新チーム初の練習試合を行い、日大藤沢に8-9で敗れ、鶴見大付には12-5で勝った。「4番・一塁」として今夏の甲子園で優勝を経験した野村佑希(2年)は、「1番・右翼」で出場した初戦で左越えの高校通算29号を放ち、第2試合では九回に登板して144キロの直球で三振を奪うなど1回1失点。“二刀流”で存在感を見せ「打撃も、投手も久しぶりの割にはいい感じ」とセンバツに向けた秋を前に、手応えを口にした。

 ■ 花咲徳栄・野村ジェームス125m納得先制弾(日刊スポーツ) 17/8/21

 花咲徳栄は猛打で初の4強入りを決めた。花咲徳栄・野村が特大の先制弾を放ち、チームを初のベスト4に導いた。2回、内角低め直球を捉えると打球は左翼ポール際中段に飛び込んだ125メートル弾は今大会2本目、高校通算28号となった。「打った瞬間、本塁打と分かりました。弾道も飛距離も今までで1番です」。埼玉大会では4割超の打率を残したが浦和学院との決勝戦で無安打。その直後から打撃フォーム改造に着手した。スタンスをオープンにし、タイミングの取り方はプロ注目の西川を参考に「静から動」を「動から動」に大きく変えた。

 ■ 野村、聖地初弾 まるで清原!ミレニアム世代の怪物本領(デイリースポーツ) 17/8/17

 花咲徳栄が9-3で日本航空石川に快勝し3年連続の16強入りを決めた。2年生4番・野村佑希内野手が、高校通算27号となる左越えソロなど、2試合連続の3安打。5点リードの七回2死。野村がすくい上げた打球は、じりじりと下がった左翼手の上を越え、スタンドに届いた。飛距離的にはギリギリ。驚くべきは狙って打った一発だったことだ。「2アウトだし、狙ってもいいかなと。スライダー一本で待ってました。先っぽだけど、入ってくれてよかった」と笑顔で明かした。前の打席で打ち取られた球種に絞り、キッチリと仕留めた。夏の埼玉大会は打率4割超でもノーアーチ。決勝は無安打に封じられ、一から打撃フォームを見直した。関西入りまで岩井隆監督が毎日マンツーマンで指導。「体が硬直していたらダメ」と動きながらタイミングを取るように修正を図り、結果につなげた。185センチ、87キロの恵まれた体。投手としても最速144キロを計測するスラッガーの聖地初アーチは、プロもうならせた。ロッテ・永野チーフスカウトは「パワーは別格スイングスピードは速くないのに、タイミングの取り方がうまく、ボールを運べる」と評価。「タイプ的には清原だね」と球史に名を残す大砲の姿を重ねた。両親は日本人だが、米国ミシガン州生まれ。「英語は話せないし、国語の方が得意」と苦笑する4番は、同級生からはミドルネームの「ジェームス」と呼ばれ親われる。次戦は自身が4歳から育った群馬県の前橋育英戦。「テレビで応援していた」相手との対戦に「夢のような感じだけど、地元の高校には埼玉に来た時に負けないと決めていた」と闘志をむき出しにした。
 花咲徳栄の2年生4番・野村佑希内野手が待望の甲子園初アーチを放った。長年、広島でスカウトを務める苑田スカウト統括部長は「2年生は全体的には見られていませんが、今年の3年生以上に1、2年生に面白い選手が多いのは確か」と話した。「野村君以外にも、いい子はいます。浦和学院の佐野君や横浜の万波君なんかは、すごいボールを投げる」と挙げた。(日刊スポーツ)

 ■ 花咲徳栄・野村 ミレニアム世代の怪物(デイリースポーツ) 17/5/31

 今年は楽しみな2年生が多い。デイリー高校野球では、そんな逸材をピックアップ。花咲徳栄の大型スラッガー・野村佑希外野手らを紹介する。決勝を含め4本塁打の埼玉大会では、両翼99メートル、中堅122メートルの大宮公園球場で3発。3回戦の大宮東戦では、逆風をつく弾丸ライナーでバックスクリーンにぶち込み「あんなの見たことない」と、県高野連幹部を仰天させた。技も兼ね備える。関東大会2回戦・早実戦では、腕をたたんで内角球を両翼100メートルあるひたちなか市民球場の左翼席へ。清宮のアーチに負けないどよめきが起こった。185センチ、85キロの体格。投手としても最速144キロを誇る。花咲徳栄では昨秋からベンチ入り。4番に座ったが、タイミングの取り方が課題だった。冬場は毎日4~5時間の徹底した打撃練習を行い、岩井監督も付きっきり指導。綱登りや10キロのハンマーでタイヤをたたくトレーニングなどの成果もあり、3月の練習試合解禁以降で18本塁打と、一気に飛躍した。岩井監督が「全然ダメ」と辛口なのも、期待の裏返し。「全然まだまだ伸びますよ。打撃は若月(オリックス)より上」と、プロで活躍する教え子の名前を出してポテンシャルを認める。

 ■ 花咲徳栄 プロ注目コンビがアピール 野村3安打2打点(西日本スポーツ) 17/5/22

 花咲徳栄の野村佑希外野手(2年)が、二塁打が出ればサイクルだった3安打2打点で、ネット裏のスカウト陣にアピールした。5点を追う4回に反撃の口火となる中堅左への三塁打5回には左翼へ2ラン中日の中田スカウト部長も「感覚が素晴らしいセンターへの打球はやや甘めだったが、こういう打ち方ができる右打者はなかなかいない」と評した。6回以降はノーヒットタイブレークの10回にも空振り三振でチームは逆転負け。「後半は手を出してはいけない球に手を出していた。1試合通して打てるようにしたい」と悔しそうな顔を見せた。
 中日中田スカウト部長は「素晴らしいものを持っている」と評価した。(日刊スポーツ)
 腕をうまく畳んで内角の変化球を左翼席に運ぶ2ラン。中日・中田スカウト部長は「すばらしい。内角の厳しい球を体の回転で打つことができる右打者はなかなかいない」と絶賛した。(デイリースポーツ)

 ■ 花咲徳栄準V 関東初戦VS早実 こちらも4番野村だ(日刊スポーツ) 17/5/7

 「4番野村」対決を制する。185センチのスラッガー、野村佑希外野手が4番左翼で先発出場。1-5の4回無死一塁、左翼へ高校通算22号となる2ランを放った。「冬に打ち込んで(ボールを)前で捉えられるようになった」と話した通りの成果を見せた。今春だけで16本塁打を打ち、スカウトから「清宮の次はこの選手」との声も上がるほど。同じ右打者で早実4番の野村との対決を制してみせる。
 花咲徳栄の2年生4番・野村佑希外野手が、地区予選を含め今大会4本目のアーチで存在感を見せた。(デイリースポーツ)

  プロフィール

 米国ミシガン州生まれ。
 野村 佑希(のむら・ゆうき)外野手。
 境西剛志小2年時から野球を始め、境西中では太田市シニアに所属。
 4歳から群馬県伊勢崎市に移り住んだ。

 花咲徳栄では内外野手兼投手としてプレー。
 1年秋から一塁手レギュラーとしてメンバーに入り、4番として関東大会(1回戦敗退)を経験する。
 翌2年春先の練試で合計12発を放ち、プロスカウトから注目される存在に浮上。
 4番・左翼手兼投手として春季大会に出場し、4本塁打を放つ活躍で県準優勝を達成した。
 3回戦・大宮東戦で逆風を突いてバックスクリーンに放り込む逆転3ランをマーク。
 決勝・浦和学院戦(6対7サヨナラ負け)で左越えの高校通算22号2ラン本塁打を放っている。
 惜敗した関東初戦・早稲田実業戦(10回TB9対10)でも3安打2長打と奮闘。
 5回表のチャンスで左越え2ランアーチを放ち、内角を捌く技術を中日スカウトから評価された。
 同年夏の甲子園に4番・1Bとして臨み、打率.520本2点6の活躍で初Vを達成。
 3戦連続で3安打をマークするなど、全戦で安打を放ち、25打数で13安打6長打を量産した。
 2回戦でレフトへのソロ弾(低めスラ)、3回戦で右中間適時2塁打(外高直球)。
 準々決勝・盛岡大附属戦で内低め直球を左ポール際に叩き込む125mソロ弾を放っている。
 続く秋の予選(RF)を関東1回戦で終え、翌3年春から主将・サードとしてプレー。
 逆方向の右翼席にソロ本塁打を叩きこむなど、関東初戦・専松戦で3安打の活躍を見せた。
 3年夏の予選から背番号1を背負い、5戦31回4失点の力投で4連覇にけん引。
 甲子園全2試合に4番投手として出場したが、横浜に3.0回7失点と打たれ2回戦で敗退した。
 1回戦・鳴門戦で左ソロ(高めスプリット)&センター右への二塁打(甘い直球)。
 2回戦・横浜戦で及川雅貴の外寄り低め141㌔直球をレフトにたたき込む2ランを記録している。
 1学年上のチームメイトに西川愛也清水達也ら。

 185cm90kg、強打の大型三塁手兼外野手。
 高校通算58本塁打、長打力をプロスカウトから注目される右の強打者。ライトにも長打を放つ。
 インコース捌きの上手さでプロから高い評価を獲得。低め打ちも持ち味のひとつ。
 甲子園で左越え4本塁打(低めスラ、内低め直球、高めSFF、外寄り低め直球)を記録した。
 2年春の県3回戦で県営大宮(RL99m、C122m)バックスクリーンへの逆転3ラン。
 同年夏の甲子園2回戦で内低め直球を左翼ポール際に放り込む推定125m弾を放っている。
 スイングスピード159.4km/h。1年秋から4番・一塁手レギュラーとして起用された。
 外野を経て3年春から主将・サード、3年夏からエースとして活躍。投手として146㌔をマークする。
 遠投110m、50m6秒8。握力右67kg、左65kg。

 最速146㌔のストレートを持つ本格派大型右腕。
 ワインドアップから投げ込む140㌔前後の直球と120㌔台のスライダーとのコンビネーションが持ち味。
 他にカーブ、フォーク、チェンジを操る。U18一次候補

  スカウトコメント

日本ハム・今成スカウト|18/8/9
 「強引な飛ばし方じゃない。魅力は右打者ではアマNo.1」
ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク|18/8/9
 「自分のストロングポイントを知っていて本塁打にできる。潜在能力が高い」
阪神・平塚スカウト|18/8/9
 「すごい飛距離。コントロール重視で投げていたが、投手としても野手としても魅力」
西武・渡辺SD|18/8/9
 「典型的な右の長距離砲。体に力もあるし、自分の打つツボを持っているね」
楽天・沖原スカウト|18/8/9
 「インコースの打ち方がうまい。手首の柔らかさなど、独特の良さ、天性のものがある」
巨人・岡崎スカウト部長|18/7/13
 「ホームランバッターの素質を持っている。高校生ではトップクラス」
楽天・長島スカウト部長|18/7/13
 「あのファウルと、その後に簡単に右に(安打を)打って、(六回には)右中間の二塁打も見られてよかった。高校生の右打者のトップクラスは増田(明秀日立)と2人。木(製)のバットでも楽しみ」
中日・中田スカウトディレクター|18/7/13
 「ホームランバッターとして必要なものをすべてもっている」
中日・中田宗男アマスカウトディレクター|18/7/11
 「素質的にズバ抜けている。大学生、社会人を含めても、野手ではトップクラス」
オリックス・中田隆治アマチュアスカウトグループ長|18/7/11
 「右で一発を打てるバッターは少ないので、魅力的な選手。夏まで追いかけていくことになるのは、間違いない」
広島・尾形スカウト|18/7/6
 「投手、打者の二刀流でいけると感じますね」
ソフトバンク・永井編成育成部長兼スカウト室長|18/7/2
 「投手は初めて見た。思ったよりもまとまっていて、いいピッチャー」
巨人・岡崎郁スカウト部長|18/6/14
 「バットを強く振れることが最大の魅力です。インパクトで強い衝撃を加えることができ、その強さは濱田太貴選手と双璧と感じます。だからこそ、逆方向にもホームランを打つことができる。バッターとして将来が非常に楽しみな選手です」
中日・中田宗男アマスカウトディレクター|18/5/20
 「来た球を素直に打っている。そうはいない素材を持った選手」
広島・苑田スカウト統括部長|18/5/20
 「打ち方がいい。押し込むことが出来ているので、飛距離が出ている。下半身に粘りがある」
日本ハム・今成泰章スカウト|18/5/4
 「夢のあるバッター。懐が深くて打球が速い」
ヤクルト・中西スカウト|18/4/27
 「去年の甲子園での実績もある。いい選手」
巨人・青木スカウト|18/4/26
 「高校生ではなかなかいないタイプ」
巨人・吉武スカウト|17/9/27
 「打球が速い。今年でも十分、ドラフト対象になる」
日本ハム・今成スカウト|17/9/24
 「自分の形で打てる可能性が高い子。格が違う。投げてもこの時期でこのレベルは素晴らしい。投打の軸で二刀流候補だ」
ロッテ・高橋薫スカウト|17/9/23
 「そこまで強く振っていないのに打球が飛びます。体もまだそんなにガッチリとしているわけではないので、ひと冬越えてどうなるのか。飛ばす技術があるだけに楽しみです」
中日・正津英志スカウト|17/9/23
 「簡単に打ちますよね。強振しなくても距離が出るので、体の軸の回転でポイントよく打っているのでしょう」
楽天・沖原佳典スカウト|17/9/23
 「打撃が大きな魅力です。投手もできますが野手として楽しみですね。あとは守りが今後どうなっていくかです」
ロッテ・永野チーフスカウト|17/8/17
 「パワーは別格。スイングスピードは速くないのに、タイミングの取り方がうまく、ボールを運べる。タイプ的には清原だね」
広島・苑田スカウト統括部長|17/8/17
 「2年生は全体的には見られていませんが、今年の3年生以上に1、2年生に面白い選手が多いのは確か。野村君以外にも、いい子はいます。浦和学院の佐野君や横浜の万波君なんかは、すごいボールを投げる」
中日・中田スカウト部長|17/5/22
 「すばらしい。内角の厳しい球を体の回転で打つことができる右打者はなかなかいない」
 「感覚が素晴らしい。センターへの打球はやや甘めだったが、こういう打ち方ができる右打者はなかなかいない」
 「素晴らしいものを持っている」
プロスカウト|17/5/7
 「清宮の次はこの選手」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
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最終更新日:2018-11-09 (Fri)|2018年ドラフト指名選手 | コメント(6) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
地方大会は観れてないので、甲子園での感想。各スカウトがコメントしている通りの右のスラッガーですね。特にインコースの捌きは今年の高校生では一番です。決して大振りしているわけではないのに低めの球を掬い上げてホームランは見事でした。甲子園レベルですら、インコースは空振りする気配がありませんでした。
| ゆき | 2018年08月15日(Wed) 02:09 | URL #.ciQz8fI [ 編集]
久し振りの投稿です。野村は昨秋から本格的にサード転向して順調に育ってきました。中村剛也の後継者としてぜひライオンズに欲しい人材です。

渡辺SDは西川を絶対サードにしたいと言っている訳ではなく、内野ならとりあえずサードという程度の言い方です。指名しても不思議ではありません。西武の立場で考えれば1位で即戦力投手、2位で野村佑希となります。ただ、今夏の活躍次第では、1位でないと獲れない選手になるかも知れません。

野村を巡ってはサードが高齢化しているソフトバンク、オリックスが獲得のライバルになるかも知れません。
| YOSHIKI | 2018年07月02日(Mon) 21:55 | URL #yjoaKVAI [ 編集]
西川がサードなので野村指名はないかと
| ゆう | 2018年02月23日(Fri) 21:54 | URL #- [ 編集]
ライオンズファンのYOSHIKIと申します。

野村佑希はジンベイさんが仰るようにサードとして期待しています。中村剛也の後継者として考えています。西武は今年入団した西川愛也選手を当面サードとして鍛えていく方針ではありますが、個人的には浅村の後継者のセカンドとして考えています。

大学野球ならライトのままでも良いでしょうが、プロ入りを視野に考えるならサードコンバートは欠かせません。強肩ではありますが、俊足でない野村が外野手として高い評価を得るのは難しいです。サードは日本人の強打者が少ないので、今からコンバートすれば、元巨人の村田修一のように大型サードになれるでしょう。

実際秋季大会終了後にサードの練習に取り組んでいるようです。大晦日の日刊スポーツに掲載されていました。ぜひ、西武が上位指名して欲しいです。

3番セカンド・西川、4番サード・野村、5番ライト・愛斗のクリーンアップが実現したら最高です。
| YOSHIKI | 2018年01月10日(Wed) 21:36 | URL #yjoaKVAI [ 編集]
打ち方はどこが先輩の西川君を彷彿させますね
近年右の大砲も少ないので順調に行けばドラ1候補になると思います!
出来ればサードとして見たいかな
| ジンベイ | 2017年11月07日(Tue) 14:03 | URL #- [ 編集]
花咲徳栄は最近、有望ドラフト候補を続々と輩出してますね。
過去5年のドラフトを見てみても。
2013年・オリックス3位→若月
2015年・西武4位→大滝愛
2016年・広島2位→高橋昂
オリックス3位→岡崎
そして今年は西川愛くんと清水くんがドラフト候補。
野村くんも来年、ドラフト候補になると思いますが贅沢を言えば外野手ではなくサードだと成長次第で1位狙えるかも知れませんね。
外野手でも右打ちで体格に恵まれているので上位候補になるとは思いますが(=・ω・)/
| ぽにぽにぽにー | 2017年08月30日(Wed) 12:48 | URL #- [ 編集]
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