石川 槙貴（徳島インディゴソックス）

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　■　九共大が開幕8連勝　151キロ右腕・石川が登板復帰(スポニチ)　21/5/9

　２月に右ひじを痛め離脱していた１メートル８７の長身で最速１５１キロ右腕の石川槙貴投手が２番手で復帰登板。適時打で１点を失ったが、後続は抑え１回１失点だった。

　■　九共大石川初先発初勝利(西日本スポーツ)　18/9/24

　首位の九共大が九工大を１５－０で７回コールド勝ちした。石川槙貴（１年）が５回を被安打１、無失点に抑えてリーグ戦初先発初勝利を挙げた。無四球で二塁も踏ませず、５８球で５回を投げきった。今春のベンチ入りはなかったが、８月下旬の福岡ソフトバンク３軍とのオープン戦で１イニングを投げて２三振と右飛に打ち取り、自己最速１４６キロをマーク。「直球で三振を取った。無安打に抑えて自信になりました」と手応えをつかんだ。

　■　鹿児島城西１４４キロ右腕・石川　絶品スラ(西日本スポーツ)　17/6/18

　鹿児島大会の組み合わせ抽選会が１７日に行われた。シードの鹿児島城西は、最速１４４キロ右腕の石川槙貴を軸に春夏通じて初の甲子園出場を狙う。５月下旬のＮＨＫ旗２回戦で、石川が春季九州大会準優勝の鹿児島実に３安打完封勝利。決勝は春季九州王者の神村学園に１－４で敗れたが「打ち取れる球は多かった」と夏の本番を前に自信を深めた。最大の武器は打者の手元で鋭く曲がるスライダーだ。横変化は中学時代に習得。当時所属したうるま東ボーイズの監督で、沖縄水産のエースとして１９９１年夏に準優勝した大野倫氏は「直球と同じ腕の振りで投げ、切れも制球力も良かった」とほれ込んだ。しかし、直球の制球力と体力が足りず、中学時代は２、３番手。高校入学後も３０メートル走で息切れするほどで、登板機会が与えられなかった。原因が分かったのは昨年２月。血液検査の結果、極度の貧血と診断されてドクターストップがかかった。投薬治療を続け、徐々に体質が改善してから体力強化を再開。成果が出たのは昨年８月の福岡遠征中。当時の主戦が負傷し、代役として登板した東海大福岡戦で５回無失点に抑え、エースの座を勝ち取った。昨秋の鹿児島県予選準々決勝で鹿児島実に６－７で惜敗。冬場に１日６食の食事で体重を７キロ増やすなどし、昨秋は最速１３８キロだった球速が６キロ増した。より空振りが取れる縦のスライダーも習得し、今春リベンジを達成。大野氏と金城監督は「さらに成長する」と大きな可能性を感じている。

　　プロフィール

　沖縄県うるま市出身。
　石川 槙貴（いしかわ・しんき）投手。
　小学1年から天願フェニックスで野球を始め、中学時代はうるま東ボーイズで控え投手。
　中学3年夏にジャイアンツカップ（ベスト8）を経験した。

　鹿児島城西では1年時から控えとしてベンチ入り。
　1年生のオフから始めた投薬治療で貧血を治し、2年時秋の大会から背番号1の主戦を務める。
　その後､オフの食トレで体重を7㌔増やし､自己最速を138㌔から144㌔にアップ。
　力強さを増すと同時に新球タテスラを習得し、3年時春3回戦･屋久島戦で18Kをマークした。
　秋･春と2季続けて県8強まで進出し、続く5月下旬のNHK旗で準優勝を達成。
　2回戦･鹿児島実戦で9回3安打1対0完封、決勝戦･神村戦で7.0回5失点を記録している。
　3年生の夏の県大会は鹿屋中央に10安打4四死球0-4完投負けで8強敗退。
　先発として全4試合中3試合､計20回に登板し､志布志戦で7回12K1失点完投勝利を挙げた。
　県準V、九州2回戦が最高成績。甲子園経験は無し。
　
　九州共立大では1年生の秋からリーグ戦に出場。
　4カード目の九州工大2回戦で初先発を果たし、5回0封（146㌔計測）の好投で白星を収める。
　3年生の秋になって登板機会を増やし、先発2番手で3勝、防御率3.86を記録。
　その後､冬場の2月に右ヒジの怪我を発症し､最終学年をリリーフ1試合の登板のみで終えた。
　大学で身体作り（体重19kg増）を進め、ストレートの自己最速を151㌔にアップ。
　4年間で18試合（先発6）、計43.2回に登板し、通算4勝（0完投）1敗、防4.53の実績を残した。
　通算18試合、4勝（0完投）1敗、43.2回、防御率4.53。

　186cm90kg、最速151㌔直球を持つ本格派右腕。
　ノーワインドアップから投げ込む最速151㌔の力のある直球と、縦横のスライダー、フォークボール。
　真っすぐと同じ腕の振りから投げ込まれる縦横2種類の鋭いスライダーが武器。
　3年春の県大会・屋久島戦で18三振5対1完投､NHK旗・鹿実戦で1対0完封を記録している。
　大学で体重を19kgアップ、最速7㌔アップを達成した。