高橋 聖人（Honda熊本）

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　■　Honda熊本のルーキー高橋　敗戦にも1年間の成長に手応え(スポニチ)　22/11/6

　Ｈｏｎｄａ熊本の収穫は、新人・高橋聖人投手の力投。立ち上がりに１点を許したが、以後は６回途中まで追加点を与えなかった。「最初は緊張してしまったけど、そこからは先輩たちにも励まされ、ノビノビと攻める投球ができたと思う」と最速１５０キロもマーク。前回大会準優勝の相手を４安打に封じた。

　■　明大－早大は引き分け、慶大は勝利　フレッシュＴ(日刊スポーツ)　19/11/5

　６大学の１、２年生によるフレッシュトーナメントのブロック戦が行われ、明大は高橋聖人投手（２年）先発し、８回を３安打１３奪三振１四球の無失点に抑えた。４回から７回まで４イニング連続で３者凡退に抑え、最速１４８キロもマーク。潜在能力の片りんを感じさせた。試合を視察した、退任を発表したばかりの明大・善波達也前監督は「いいボールを投げていると思ったら四球を出す。これを克服してもらいたいんですが」と真剣な表情でピッチングに見入っていた。

　■　磨き上げた速球、届かず涙　小諸商・高橋聖人投手(毎日新聞)　17/7/20

　昨夏の悔しさから磨き上げてきた速球は、この日、自己新の１４５キロをマークした。しかし、その速球を打たれた。「ふがいなさを感じた」。試合が終わった瞬間、涙が止まらなかった。１点リードの七回２死一、三塁で「自分が絶対に抑えてやる」。選ぶのは速球しかなかった。松商学園の渡辺に対し、力で押し続け、二盗を決められても気にせずに速球だけを続けた。しかし、それが裏目に出たか、フルカウントから中前にはじき返され、逆転の２点適時打を浴びた。

過去記事

　　プロフィール

　長野県佐久市出身。
　高橋 聖人（たかはし・まさと）投手。
　佐久市立臼田中学校を経て小諸商業に進学。

　小諸商業では1年生の夏から控えとして公式戦に出場。
　1年時秋の新チームでエースの座をつかみ取り、翌2年夏の予選で計43回12失点の実績を残す。
　延長13回を制した3回戦・長野戦で、8安打5K、182球2-1完投勝利をマーク。
　V校・佐久長聖と準決で当たり､接戦を演じたが、8回に4点を失い､3-6逆転で敗戦となった。
　その後､2年時秋の県大会で背中を痛め､同準々から3決にかけて戦線を離脱。
　復帰登板となった北信越大会1回戦･坂井戦で、7回5安打、6K0封の好結果を残している。
　翌3年春の県大会で防0.78を記録し、61年ぶり創部2度目となる優勝を達成。
　続く北信越大会（4強）全2戦に先発で登板し､初戦・中越高戦で2-1完投勝ちを記録した。
　3年時夏の県大会は青柳＆直江を擁する松商に4-5完投で敗れ8強で敗退。
　7回2死から逆転2点打を許して敗れたが､145㌔を投げ､6回終了時までは4-3とV校を苦しめた。
　県大会Ｖ、北信越4強が最高成績。甲子園経験は無し。

　明大（18年-21年）では1年生の秋からリーグ戦に出場。
　4年間で22試合（先6）、計39.1イニングに登板し、3年時春の東大1回戦で初勝利をマークした。
　リーグ通算22試合、1勝2敗、39.1回、46奪三振、防御率4.35。

　Honda熊本（22年-）では1年目から公式戦に出場。
　夏の都市対抗2回戦・トヨタ戦に救援で登板し、3-5敗戦の中で2回0封の全国デビューを飾る。
　続く秋の選手権で2回戦・三菱East戦の先発を担うも粘投及ばず1-3で敗退。
　敗れはしたものの6回途中1失点と試合を作り、初回に自己最速2㌔更新の150㌔を計測した。
　二大大会通算2試合、0勝0敗、7.2回、防御率1.17。

　172cm87kg、ガッチリとした体格の小柄な右腕。
　セットポジションから溜めて重心を下げ、早めに着地し、開き早めに右ヒジを使った腕の振りから
　投げ込む最速150㌔､常時140㌔前半から中盤（都市対抗）の力のある直球と、
　120㌔台から130㌔強の縦スラ､130㌔台カット､100㌔台の縦カーブ､120㌔台で沈むチェンジ。
　直球を軸とする本格派。キレの良い縦スラなどを交えて内外に投げ分けて行く。
　プロスカウトからも注目される馬力ある投手。1年目11月の日本選手権で150㌔を叩き出した。
　遠投95m、50m走7秒0。大学時代の実績は少ない。

　　スカウトコメント

中日・中原勇一スカウト｜17/6/16
　「（星稜・清水、小諸商・高橋は）ともにパワーのあるピッチャーで、いい球を放っているが、なによりバッターに向かっていく姿勢がいい。かわそうとするのではなく、打ち取ってやろうという姿勢が好き」