- プロ注(2023年/2024年) マーク情報 プロ志望(大学/高校)
- 山田 拓朗(筑波大) (09/28)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (09/28)
- 広島東洋カープ/ドラフト2023 (09/28)
- 2023年高校生ドラフト候補進路 (09/28)
- 2023年大学生ドラフト候補進路 (09/28)
- 細野 晴希(東洋大) (09/28)
- 松原 快(富山GRNサンダーバーズ) (09/28)
- 武内 夏暉(国学院大) (09/28)
- プロ志望大学生リスト2023 (09/28)
- プロ志望高校生リスト2023 (09/28)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (09/28)
- 竹田 祐(三菱重工West) (09/28)
- 増子 航海(神奈川フューチャードリームス) (09/28)
- 中岡 大河(富士大) (09/27)
- 芦田 丈飛(埼玉武蔵ヒートベアーズ) (09/27)
- 田中 大聖(太成学院大) (09/27)
- 2023年プロ志望届提出者/大学生ドラフト候補 (09/27)
- 佐藤 啓介(静岡大) (09/27)
- 杉田 健(日大国際関係学部) (09/27)
- 友田 佑卓(日本大) (09/27)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
スケールの大きさが光る長身右腕。3年夏29回で51K。3年春の代表候補合宿で163㌔を叩き出した。
2019年千葉ロッテ1位(契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円)
動 画
投手成績
19年W杯 回数 被安 奪三 四死 失点 自責
KOR 先 1 0 1 1 0 0 153㌔(平均149.9㌔)
1 0 1 1 0 0 防0.00
被安打率0.00 奪三振率9.00 四死球率9.00
投手成績詳細
17夏(背番号18) | 回 | 安 | 振 | 球 | 失 | 最速 | 備考 | ||
岩手2回戦:盛岡北高 | 1.1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 147㌔ | 自己最速更新 | ||
合計1試合 | 1.1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 防御率0.00(自責0) |
18春(背番号20) | 回 | 安 | 振 | 球 | 失 | 最速 | 備考 | ||
地区代表決:大船渡東 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 149㌔ | 自己最速更新 | ||
岩手1回戦:盛岡中央 | 先 | 8 | 7 | 9 | 3 | 3 | 153㌔ | 自己最速更新 | |
合計2試合 | 9 | 7 | 12 | 3 | 3 | 防御率3.00(自責3) |
18夏(背番号20) | 回 | 安 | 振 | 球 | 失 | 最速 | 備考 | ||
岩手2回戦:盛岡第三 | 先 | 9 | 4 | 11 | 6 | 2 | 154㌔ | 自己最速更新 | |
合計1試合 | 9 | 4 | 11 | 6 | 2 | 防御率1.00(自責1) |
18秋(背番号1) | 回 | 安 | 振 | 球 | 失 | 最速 | 備考 | ||
地区1回戦:大船渡東 | 先 | 2 | 2 | 4 | 0 | 0 | |||
代表決:高田高校 | 先 | 7 | 4 | 15 | 3 | 3 | 154㌔ | 6者連続奪三振 | |
第1決:釜石商工 | 先 | 5 | 1 | 8 | 0 | 0 | 封 | 153㌔ | 6者連続奪三振 |
岩手1回戦:盛岡第三 | 先 | 9 | 6 | 11 | 3 | 0 | 封 | 157㌔ | 自己最速更新 |
2回戦:一戸高校 | 先 | 7 | 5 | 13 | 3 | 1 | 154㌔ | ||
準々決:黒沢尻北 | 先 | 9 | 3 | 15 | 3 | 1 | 154㌔ | 7者連続奪三振 | |
準決勝:盛岡大付 | 先 | 9 | 10 | 10 | 6 | 7 | 154㌔ | ||
3位決:専大北上 | 1 | 3 | 1 | 1 | 1 | 151㌔ | |||
合計8試合 | 49 | 34 | 77 | 19 | 13 | 防御率1.84(自責10) |
19春(背番号1) | 回 | 安 | 振 | 球 | 失 | 最速 | 備考 | ||
地区代表決:住田高校 | 先 | 3 | 1 | 4 | 0 | 0 | 140㌔ | ||
合計1試合 | 3 | 1 | 4 | 0 | 0 | 防御率0.00(自責0) |
19夏(背番号1) | 回 | 安 | 振 | 球 | 失 | 最速 | 備考 | ||
岩手2回戦:遠野緑峰 | 先 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 147㌔ | ||
3回戦:一戸高校 | 先 | 6 | 0 | 13 | 1 | 0 | 封 | 155㌔ | 6回参考ノーノー |
4回戦:盛岡四高 | 先 | 12 | 7 | 21 | 3 | 2 | 160㌔ | 高校公式戦最速タイ | |
準決勝:一関工業 | 先 | 9 | 2 | 15 | 3 | 0 | 封 | ||
合計4試合 | 29 | 9 | 51 | 7 | 2 | 防御率0.62(自責2) |
最新記事
■ ロッテD1・佐々木、背番『17』に誓った人類最速170キロ(SANSPO) 19/12/1
ロッテから1位指名された佐々木朗希投手が30日、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で合意した。ロッテから提示された背番号は「17」。チームでは通算128勝の金田留広や96勝の成瀬善久らエース格が背負ってきた番号だ。エンゼルス・大谷も海の向こうで背負っている。『17』には球団からもう一つの願いが込められている。松本球団本部長は「将来、170キロを出してほしいという担当スカウトの思いも込めて。本人も『そこを目指して頑張ります』と言ってくれたので、非常に頼もしく思います」と交渉中に直接、思いを伝えたという。
▽柳沼強スカウト「足があんなに高く上がるのに、バランスが崩れない。ホームベースまでの18・44メートルが近くに見える。これまで多くの高卒投手の球を受けてきましたが、あんなに大きく見える投手はいなかった。ビックリしました。一つひとつ考えながら黙々と練習ができるタイプ。自分のペースも崩さないですし、常に良いものを目指している。プロ向きですよね。実際に話すとしっかりした若者です。こちらから質問しても簡単には答えを出さない。ひと呼吸置いてから考えて話し出す。物事を理解してから動くタイプかなと思います」(報知)
19夏(背番号1) 回数 被安 奪三 四死 失点
2回戦:遠野緑峰 先 2 0 2 0 0 147㌔
3回戦:一戸高校 先 6 0 13 1 0封155㌔ ※6回参考ノーノー
4回戦:盛岡四高 先 12 7 21 3 2 160㌔ ※194球
準決勝:一関工業 先 9 2 15 3 0封157㌔
29 9 51 7 2 防0.62
被安打率2.79 奪三振率15.83 四死球率2.17
試合 回数 被安 奪三 四死 失点 防御率 被安率 奪三率 四死率
公式戦通算: 17 100.1 55 158 36 20 1.44 4.93 14.17 3.23
■ 佐々木、12球団と面談へ 帰国後の家族会議で最終決定(スポニチ) 19/9/10
大船渡の佐々木朗希投手がプロ12球団との面談を検討していることが9日、分かった。関係者は「まずはお母さんも交えて面談をした上で、今後について決めたい」としており、帰郷後家族会議を行う。22日からの今月最終週をめどに会見日程を発表し、同月下旬にも会見を行い、プロ志望届を提出する見通しだ。10月3日以降に、国保陽平監督、母・陽子さんを交えてプロ球団と面談を行う。
■ スカウト陣、1回降板も佐々木に好印象(SANSPO) 19/9/7
W杯初登板で先発した日本の佐々木は1回で降板となったが、視察に訪れたプロのスカウトは好印象を語った。日本ハムの大渕スカウト部長は「評価は変わらない。中身がどうであれ、国際舞台で投げたことは彼の将来のためになる」と期待を寄せた。DeNAの吉田スカウト部長も「アクシデントだから仕方がない。いい時を知っている。評価は変わらない」。巨人の長谷川スカウト部長は「球は良かった。ビジュアルやミットの音は素晴らしい」と語った。一方、元広島で現在は米大リーグ、ブルワーズの国際スカウトを務めるバリントン氏は「良かったけど、サンプルが少なすぎてそれ以上は言えない。もっと見たかった」と話した。
試合前に右手中指のマメが再発し、1回を投げて降板。初回1死一塁で左飛を打たれたところで、永田裕治監督がマウンドに向かった。「こっちから行きました。ボールに血がついていたと(捕手)水上が言ってきた。『あと1人投げさせてくれ』と言うので、投げさせました」。巨人・長谷川スカウト部長は「故障はしょうがない。かばって肩、肘を痛めるよりはね。ボールの強さはあった。いいときも見てるし、評価は変わらないです」とし、日本ハム・大渕スカウト部長も「評価は変わらない。残念だったと思うけど、国際舞台で投げたことは彼の将来にとっては大きいこと」と評した。(スポーツ報知)
19年W杯壮行試合 回数 被安 奪三 四死 失点 自責
大学日本代表 先 1 0 2 0 0 0 156㌔(平均153.8㌔)
過去記事
■ 【侍U18】佐々木、間に合った…1週間ぶりブルペンで85球(スポーツ報知) 19/9/3
台湾戦の4回途中からブルペン入り。ソフトバンク・永井球団統括本部長は「血マメを心配していたけど、大丈夫そうだね。本人は気にしてないと思う。全然投げられた」。受けた水上は「本人は6、7割と言っていたけど、球は来てた。合宿初日より伸びはすごかった。(壮行試合は)指の状態もあってシュート回転していたけど、今日の方がよかったと思います」と話した。
■ “令和の怪物”大船渡・佐々木、1回2Kの完璧全国デビュー(スポーツ報知) 19/8/27
圧巻の12球だった。直球は全て150キロ超え。ソフトバンクなど4球団のスピードガンでは最速158キロをマークした。巨人・柏田東日本統括は「いつ見ても素晴らしい。1つ2つランクが上の大学代表を相手でも、まだ全力じゃない」。広島・苑田スカウト統括部長も「超A級。高校時代の松坂、マー君を超えている。今プロに入れても、こんな投手いない」と激賞した。先発で起用した理由を永田裕治監督は「甲子園の大観衆の中で投げてない。慣れさせたかった。これからの大会、将来的にも役立つ。よく放ってくれたと思います」と明かした。しかし、懸念材料も残った。1回のマウンドを降りた後、右手の中指付近を気にするそぶりを見せた。永田監督は「(予定通りの1イニング?)それはない。2イニング目の可能性もあった。総合的に判断した」と説明。大事を取ったとしても、今後に影響が出る可能性もある。
▽ヤクルト・伊東編成部長「やっぱりスピードボールは魅力。奥川君とも森下君とも違う。これまで見たことない投手」
▽DeNA・吉田スカウト部長「文句のつけようがない。投手センス、フォームもよく、軸がぶれない」
▽中日・松永編成部長「もう言うことはない」
▽西武・渡辺GM「体全体をうまく使って、もともと軸がしっかりしている。多少力み気味でもバランスが崩れないのは素晴らしい」
▽ソフトバンク・永井統括本部長「ボールにしっかりと力が伝わっている。大学生相手に十分すぎる内容」
▽オリックス・古屋編成副部長「ブランクを感じさせず、これだけのお客さんに期待されながら結果を出せる。間違いなくいい投手。近い将来チームの中心になる投手。それだけの器」
▽ロッテ・松本球団本部長「普通、神宮に来たら乱れることもあるけど、コントロールできている。まだ伸びしろがある中で、この制球力、スピード、変化の精度があるのは想像ができないほど楽しみ」
▽日本ハム・大渕スカウト部長「大舞台で放れた点については、確認できてよかったなと思います」(スポーツ報知)
▽巨人柏田スカウト「いつも通り素晴らしい。あれだけバンバンとストレートで押していくところも良いですね。フォークがナックルみたいに揺れて落ちている。キャッチャーにとっては見たことのないような球。捕れなくても仕方がない」
▽DeNA吉田球団代表補佐兼スカウト部長「あの大きな体でもクイックも上手だし、軸もぶれない。指先から足の先まで神経が通っている」
▽広島苑田スカウト統括部長「球の速さはもちろんだけれど、走り方、投げ方、バスから降りる姿まで、すべてにバランスが良くて格好が良い」
▽阪神谷本修球団副社長兼球団本部長「バックネット裏で見てましたけど、ホップしてくる感じでしたね。スカウトはまだ本気を出していないと。恐ろしいですね」
▽中日松永編成部長「言うことなし。分かりきっていること。目いっぱい投げていない中で、あれくらいの球を投げられる。投球のバランスもいい」
▽ヤクルト伊東編成部長「腕を振って投げていて、いい球を投げていた。1位候補に変わりはありません」
▽ソフトバンク永井部長「伸びしろという部分では一番いい。これからどう伸びていくんだという楽しみが大きい。(1位候補は)当然です」
▽西武渡辺GM「あれだけのボールを投げて軸がぶれない。(岩手大会で)最後、投げなかったので(状態が)どうかと思ったけど、評価は変わらない。素晴らしい投手」
▽楽天立花球団社長「球速はあるし、変化球も良い。これだけの大歓声でプレッシャーを力にして大したもの。森下君も素晴らしい。奥川君も見たけど、この3人はすごいですね。(1位指名は)これから議論していきます」
▽ロッテ松本球団本部長「印象は岩手大会と一緒。球速、制球、変化球の精度の3つが非常に高いレベル。加えて伸びしろがあることが、すごい」
▽日本ハム山田スカウト顧問「体が大きい割にはバランスがいい。ボールの1つ1つ全部がいい。いろんなボールを投げられて器用ですね。評価は変わりません」
▽オリックス古屋編成副部長「期待されている中、結果で応えるのはメンタル強いと思う。とてつもない力を持っている。あれだけ足上げて、安定した投球が出来るのは素材はまちがいない」(日刊)
▽巨人・柏田スカウト「素晴らしい。いうことない」
▽DeNA・吉田スカウト部長「(大学生相手に)物おじせずに投げていた」
▽広島・苑田スカウト統括部長「まだまだ伸びる」
▽阪神・谷本球団副社長「(直球は)すごくホップしてくる感じでしたね。でも、まだ本気を出してないとかスカウトは言っていました。恐ろしいですね」
▽中日・米村チーフスカウト「セーブして投げていた。あの真っすぐにフォークがあって、全力で投げたらもっとすごいだろう」
▽ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク「投手と打者の間が近く感じる」
▽ソフトバンク・永井育成スカウト部長「今度は韓国(U18W杯)で米国と戦うときの投球が見たい。本能で投げるところが見たい」
▽西武・渡辺GM「あれだけ手足が長いと持て余すところがあるけど、コンパクトにまとめて使いこなす」
▽ロッテ・松本球団本部長「とにかく制球力がいい。そこにスピードと変化球。まだまだ伸びしろを感じます」
▽日本ハム・山田スカウト顧問「(1位指名の)評価は変わりません」
▽オリックス・古屋編成副部長「すごいのひと言」(SANSPO)
DeNAのスピードガンでは160キロをマーク。楽天の石井一久GMは初めて生でチェックし、立花陽三球団社長は「良い縁があって東北を代表する球団のうちに来て活躍してくれればありがたい」とドラフト1位指名が確定ではないものの、ラブコールを送った。中日の米村明アマスカウトチーフも「170キロ出る」と予言した。(スポニチ)
■ ダルの高校時代よりいいかも/佐々木スカウト全コメ(日刊スポーツ) 19/8/24
U18高校日本代表が東京都内で、大学生相手に練習試合を行った。大船渡・佐々木朗希投手は、9球団のスカウトがネット裏から熱視線を送る中、5点リードの9回にクローザーで登板。1回を投げ無安打無失点、1四球。最速はプロ球団のスピードガンで153キロだった。
▽巨人織田スカウト「久しぶりの実戦でもフォームのバランスがよく、キレも球威もほれぼれするくらい」
▽DeNA吉田スカウト部長「高校屈指の投手。いいのは分かっているし、見るたびにしっかり成長している」
▽阪神吉野スカウト「非常にいい投手。体の使い方のバランスがいい。膝が動く投手が多い中で、はまって投げることができる」
▽中日近藤スカウト「球の回転、質はよかった。体が大きい割にしっかり体重移動ができて、投げ切れているところが一番いい」
▽ヤクルト中西スカウト「ボールを投げる感覚が素晴らしい。良さを再認識した」
▽日本ハム今成スカウト「本人は60点と言ったみたいだけれど、いやいや、すごい。ダルビッシュの高校時代よりいいかも」
▽楽天後関スカウト部長「奥川君ももちろん素晴らしい。ただ、あくまで素材、ポテンシャルだけで考えれば、佐々木君が一番です」
▽ロッテ小林スカウト「まだまだ余力たっぷりという感じがしました。ボール自体は素晴らしい」
▽オリックス古屋編成副部長「奥川君と佐々木君は毎年出てくる(レベルの)投手じゃない。近い将来、必ずチームの軸になる投手」
■ 大船渡・佐々木「奥川の試合は録画して全部見た」(中日スポーツ) 19/8/23
高校代表の合宿が22日、東京都内で始まった。佐々木朗希投手は約3時間の練習で汗を流し、「初めての世界一のメンバーになれるように頑張りたい」と意気込んだ。ブルペンでは直球とスライダーなどの変化球を交えて約20球を投げ、感触を確認。中日、西武など6球団のスカウトが視察した。練習の時間帯は、夏の甲子園決勝が行われていた。星稜の奥川恭伸投手、山瀬慎之助捕手は後日合流する予定。「(奥川が)先発した準決勝までの試合は、録画して全部見た」と佐々木。奥川らの合流を心待ちにしながら、世界一へ向けて始動した。
巨人、阪神、オリックスなど国内7球団のスカウトが現地に残り、投球練習を見守った。オリックス・上村スカウトは元気な姿を確認し、「久々にブルペンで見てもすごいなと思った。岩手大会決勝の登板回避に、身体面での問題は何もなかったんだとも思った」と改めて太鼓判を押した。
▽ロッテ・永野チーフスカウト「軽く投げるときでも足は高く上がっていたし、夏の大会の状態をキープしているのだと感じた。準備する力、何をしなければいけないかが分かる選手だと思った」(SANSPO19/8/24)
■ 温存の佐々木朗希ヒジに違和感…準決前医療班に訴え(日刊スポーツ) 19/7/26
最後の夏は、不完全燃焼で幕を閉じた。花巻東との決勝で、温存されたまま2-12と大敗した。24日の準決勝直前、県高野連の医療スタッフに、佐々木は右肘の内側に違和感を訴えていた。佐々木は「投げられる感覚でした。負けたことに悔いはある。自分が投げたから勝てたというわけじゃない。自分がここまで成長できた仲間に感謝です」と振り返った。ベンチスタートを国保陽平監督から伝えられたのは、当日の朝練習前だった。出番を待ったが、同監督は試合前から、ケガ予防を含めた将来も見据えて“朗希抜き”を決断していた。
国内6球団のスカウトが集結。中日の八木智哉スカウトは「日本の宝になる投手。彼の人生を考えれば(国保)監督の判断に敬意を表したい」。巨人の柏田貴史スカウトは「甲子園では見られないけど、U18日本代表もあるし、今後も注目したい」と徹底マークをする姿勢を明かした。(スポニチ)
この日も巨人、日本ハム、中日など国内5球団のスカウトが視察に訪れるなど、ドラフト大注目の右腕の戦いは、これで終わったわけではない。(SANSPO)
■ 大船渡・佐々木、2安打完封で甲子園王手!毎回の15奪三振(スポーツ報知) 19/7/25
準決勝の一関工戦に「4番・投手」で先発。毎回の15奪三振2安打完封で花巻東との決勝戦へ駒を進めた。
この日も阪神など日米9球団の視察を受け、巨人・長谷川スカウト部長からも「リリースポイントがしっかりしている。ボールの質も抜群」と最上級の評価を受けた。(デイリー)
今大会中最多となるメジャー5球団も熱視線を送った。2人体制で視察したレンジャーズをはじめ、ヤンキース、ブルージェイズ、フィリーズ、パイレーツのスカウトが集結。各球団がコメントを自粛する中で、フィリーズの大慈弥功環太平洋担当部長は「立ち上がりで制球が定まらない中、修正できていた。修正能力は優れた投手の資質の一つだからね」と評価した。(スポニチ)
巨人の長谷川スカウト部長は、巨人・菅野の高校時代と比較を聞かれ「佐々木と(菅野)智之を比べたら、10対1ぐらい」と素材の高さを表現した。(西スポ)
■ 大船渡・佐々木が泣いた 延長12回みずからの劇的2ランで決着(スポーツ報知) 19/7/21
大船渡の佐々木朗希投手が勝利の涙だ。延長12回の死闘を制して校歌を歌うと、思わず感極まった。2―0の8回2死、3番打者への3球目で球速160キロを計測。花巻東・大谷と並んで夏の高校野球の史上最速となった。9回に四球と連続長短打で2点を失い、同点にされた。だが、延長12回、4番打者として、逆方向の右越え勝ち越し2ランを放った。9回までに14奪三振。21Kで激闘を制した。
ヤンキースのアレックス・サンダーランド・スカウトが視察した。「球団の規定で選手についてのコメントはできない」とし、自己計測した球速も「言えません」としながら「速かった」と日本語で笑った。佐々木の国内プロ志望は認知しているものの「いい選手がいれば、そのプレーを確認するのが私の仕事」と盛岡まで駆けつけた。NPBは6球団が視察。西武前田チーフスカウトが「順調ですね。将来は日本のエースですよ」と話せば、巨人武田チーフスカウトも「良すぎて、言葉が見当たらない」と笑い「将来、日本球界を背負って立つのでは」とコメントした。阪神畑山統括スカウトは「1番の評価。もっと(ギアを)上げた投球も見てみたい」と期待した。(日刊スポーツ)
▽巨人・武田スカウト「要所でのギアの入れ方がすごい。余力を残しているので、末恐ろしい。近い将来、日本を代表するような投手になる」
▽中日・山本スカウト「長い回を投げることを調整して投げられている。フォークボールを覚えたことで幅が広がった。将来的に見ても別格だ」(SANSPO)
阪神は2人態勢で見つめ、葛西スカウトも「クイックで150キロを超えるからすごい」とうなった。(西スポ)
中日の八木スカウトは「技術うんぬんより、あそこで打てるというのは持ってる」とスター性をほめた。(中スポ)
▽西武前田俊郎育成アマ担当チーフ「メリハリのある投球ができている。球速も実際(もう少し)出るだろうね。日本のエースです」
▽巨人武田康スカウト部課長チーフスカウト「ギアを上げたボールも良い。落ちついた投球ができて素晴らしい。日本野球界を背負う投手」
▽中日山本将道編成部アマスカウトチーフ補佐「去年なかったフォークが大きいね。打たれたのはカウントを取りにいった球だけ。140キロ台でも良いボールが来ている。(決勝2ランは)持ってるよね」
▽阪神畑山俊二統括スカウト「(今年)一番の評価だと思っている。だんだん状態も上がっているし、ギアももっと上げられると思う」(スポニチ)
■ 大船渡・佐々木朗希、6回13Kノーヒッター(日刊スポーツ) 19/7/18
大船渡・佐々木朗希投手が今夏2戦目。「4番投手」で初戦に続き先発マウンドに上がった。6回を投げ1四球のみのノーヒットノーランを達成した。最速は155キロをマークし毎回の13三振を奪った。球場には日米13球団27人のスカウトがネット裏に陣取った。
ロッテの松本尚樹球団本部長は「現時点でもプロの1軍で投げられる力があると思う。マー君とかいいピッチャーはいろいろいたが、ちょっといない素晴らしさ」とうなった。ヤクルトの斉藤宜之スカウトは「指にかかった真っすぐはすごい。本気を出したときの真っすぐはプロでもなかなか前に飛ばせないと思う」と高校生離れを強調。広島の近藤芳久スカウトは「まだまだ7、8割で、きょうは涼しかったので疲れもないと思う。ベスト4以降に向け、変化球の精度ももっと上がるでしょう」と期待した。初めて視察した中日の中田アマスカウトアドバイザーは「すべてを出し切ってないのだろう。それでこれだけ投げられるのは驚異的。藤浪(阪神)、伊良部(元ロッテほか)に似たタイプと思うが(高校時の比較なら)それ以上のポテンシャルがあるかもしれない」と感嘆した。八木スカウトは「きょう投げていない球種を使えば(この先のチームは)さらに打ちにくくなる」と能力の高さを解説した。(西日本スポーツ)
▽ロッテ松本球団本部長「簡単に言えば、ものが違います。トップレベルであることは間違いない。高校生で入ってすぐ活躍できる投手はスライダーがいいんですが、彼にはそのスライダーもある」(日刊)
ソフトバンク三笠GMも訪れた。「素晴らしい。ぴゅっと投げて150キロ、それでもMAXじゃないとは」。地方大会の視察は「たぶん初めてですね」。1位指名公言には「迷いますね」とニヤリ。「ただ、今年は彼中心のドラフト。12球団全部1位指名でもおかしくない」と評価は最大級だ。(日刊)
▽西武・渡辺GM「(アマチュアの中で)抜けている。1位指名するかどうかはこれから決める」
▽ソフトバンク・三笠球団統括本部長「今年は彼中心のドラフトになることは間違いない」
▽中日・中田スカウト「これだけのボールを投げられるのは驚異的。本当の実力はプロに入ってからわかる」
▽阪神・葛西スカウト「(16日の登板より)ワンランクアップしている」
▽ロッテ・松本球団本部長「ものが違います。現時点でもプロでも放れる力がある」
▽楽天・後関スカウト部長「すばらしい。あれを見ただけでわかる。柔らかさと強さがある」
▽巨人・柏田スカウト「いつでも150キロを投げられる。投球フォームもボールもいつ見ても美しい」
▽ダイヤモンドバックス・林スカウト「初めて見たけど、噂通りのピッチャーだった」(SANSPO)
初視察のソフトバンク・三笠GMは「日本の将来を背負うような投手だということは分かりました。彼を中心としたドラフトになることは間違いない」。米大リーグ・フィリーズの大慈彌環太平洋担当部長は「サイ・ヤング賞を取れるポテンシャルがある。(米ドラフトでも)1巡目の1番目に入る可能性は十分にある」と最大級の賛辞を贈った。巨人・柏田東日本統括は「スタミナも大丈夫でしょう。抜くところは抜くし、150キロはいつでも投げられる。春からやってきた成果じゃないですか」。中日・八木スカウトも「バランスとタイミングで投げているので、そんなに体は張らないと思う」とした上で、「上にくると、カーブを使ったり奥行きを使った、また1つレベルが上がった投球ができると思う」とまだ引き出しを残していることを指摘した。(報知)
フィリーズ・大慈弥環太平洋担当部長は「ストラスバーグ(ナショナルズ)と重なるところがある。全米1位に入る可能性はある」と最大級の評価。さらに「バーランダー(アストロズ)みたいになってほしい」とメジャーを代表する剛腕投手の名を挙げ、将来的にはサイ・ヤング賞を取れるほどの才能と断言した。ソフトバンク・三笠球団統括本部長が「完成もしていますけど、まだ伸びしろもあるような感じ」と舌を巻けば、ロッテ・松本球団本部長には「現時点でもプロで放れる」とまで言わしめた。(デイリー)
▽フィリーズ大慈弥環太平洋担当部長「今すぐにでもメジャーに行ってほしい。将来はサイ・ヤング賞が取れるだけの投手」
▽楽天後関スカウト部長「要所ではしっかり低く決まる。ちょっと力を入れたら150キロを超えてしまうのが本当にすごい」
▽ロッテ松本球団本部長兼編成部長「初めて見ましたが、ものが違う。すぐに1軍で放れる可能性がある。1位指名? (球団として)まだそこまでは言えないですけど、間違いなくドラフト1位で指名される投手です」
▽オリックス中川スカウトグループ長「相変わらず素材はピカイチ。まだまだ余力がありそう。もちろん高く評価しています」
▽西武渡辺久GM「大学・社会人を入れても(力が)抜けている。1位指名? それはまだこれから。まだ秋もあるので」
▽阪神和田TA「投手としていろいろなことを察知しながら投げている。変化球のキレもいいし、コントロールもいい。一級品だよ」(日刊)
■ 始まった佐々木朗希の夏…「6割」で147キロ、19球2回完全(スポーツ報知) 19/7/17
阪神は3人で視察。元監督の和田テクニカルアドバイザーは「ピッチャーとしていろんなものを察知して投げられている。変化球? 一級品。コントロールもいい」と絶賛。葛西スカウトは「連戦になるからセーブしている。トップギアからしたら(この日は)だいぶ下の方」と話した。
プロ球団では阪神の関係者のみが視察。(SANSPO)
メディア殺到 県内14社、県外25社の報道陣が取材。(スポニチ)
■ 大会前ラスト登板で20K完投 MAX156キロ(スポーツ報知) 19/7/7
7日、岩手県内で行われた練習試合に先発。9回140球を投げ3安打2失点(自責1)、毎回の20奪三振をマークした。巨人、ロッテの3人のスカウトが見守る中で、ロッテのスピードガンでMAX156キロもマーク。ロッテ・柳沼スカウトは「前日に5回を投げてからあのボールと切れ。十分に完投能力もある。どんどんよくなっているし、県大会に向けて準備は整ったんじゃないですか」と評価していた。
■ 大船渡・佐々木朗希、練習試合で5回1安打無失点10K(スポーツ報知) 19/7/7
この日は力は抑えながらも、直球で押す本来のスタイル。阪神・葛西スカウトは「球数が減るから、こっちの方が疲れない可能性もあるね」と分析した。直球のMAXが152キロだったのに対し、スライダーは133キロ。巨人・柏田東日本統括は「今日のスライダーはすごかった。切れ、スピード、曲がり幅。高校生で打つのは難しい。変化球のコントロールはひとつレベルを上げている」とうなずいた。葛西スカウトは「不調の波を見たことがないし、安定感もすごい。体力もありそうだし、連投も大丈夫でしょう」と本番での投球に期待を寄せていた。
■ 大船渡・佐々木が“大谷超え”宣言、165キロ「いつか出る」(スポニチ) 19/7/1
由利との練習試合に先発。最速153キロで3回を3安打無失点に抑え、毎回の6三振を奪った。ネット裏では福良淳一GMら6人体制のオリックスなど国内8球団計21人のスカウト陣が視察。阪神・葛西稔スカウトは「身長190センチ台の投手が力をセーブして投げるのは難しい技術。故障なくしっかり投げているのを確認できてよかった。この夏は全試合マークしていく」と話した。
▼DeNA三原一晃球団代表「リリースがしっかりしていてボールの角度がある。リミットを外した時にどんなボールを投げるのか期待感がある」
▼西武前田俊郎育成アマ担当チーフ「スピードだけではなく、変化球も多彩で精度が高い。剛だけでなく柔。テクニックも持っている。現時点でも十分だけど、さらに期待が持てる」
▼ヤクルト橿渕聡スカウトグループ次長「変化球をうまく投げていた。強さと柔軟性のある投手。(1位指名は)最終的にはチーム状況によるけど、それを無視してでもいきたい素材」
ヤクルト橿淵スカウトグループデスクは「今年に限らず、今までにもなかなかいない。大谷翔平選手に匹敵する。チーム状況を無視してでも(指名に)いきたい投手」と最大級の賛辞を送った。(日刊)
DeNA・進藤編成部長は「リリースも安定していてスケールの大きさを感じた。リミットを外したときにどれくらいの球を投げるのか。ワクワクする」と声を弾ませた。(SANSPO)
▽阪神・葛西スカウト「変化球の精度が高い。器用だと感じた」
▽ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク「強さとテクニックがある」
▽中日・八木スカウト「いい時も見ている。チェンジアップをいい感じに投げられていた」
ロッテの柳沼スカウトは「スピードがある選手はいるが、変化球もいい選手は少ない」と感嘆。中日は、東北担当の八木スカウトが「一番いいときを見ているから、調子がよくないように見えるだけ。直球と同じ軌道で曲がる変化球も一級品」と話し、山本チーフ補佐も「取りにいくかいかないかだけ」と話した。(西日本スポーツ)
■ 「国内一本」佐々木、MLBスカウトは撤退傾向(日刊スポーツ) 19/6/3
4月には10球団が視察した試合もあったが、現地時間3日にMLBドラフトを控え、この日はフィリーズ大慈弥環太平洋担当部長のみが視察。「来シーズンの補強としては、もうないでしょう」と話した。MLBで海外若手選手の自由獲得選手の候補に入るには、5月中旬までにMLBに各種書類の申請が必要。日本の高校生は野球部の退部届もMLB申請に必要となる。
巨人など日米10球団18人が集結し、日本ハム・吉村GMは「間違いなく1位で指名します。評価としては圧倒的」と12球団最速で意思表明した。中日・八木スカウトは「感性がすごい。自分が思ったことをすぐに表現できる」と評価。(デイリー)
初視察の西武・渡辺GMは「スケールが大きい。速いだけじゃなく変化球も使いこなしている。投手としてのポテンシャルの高さを感じるし、現時点で直すところがない」と絶賛。ロッテ・永野チーフスカウトも「完成度が高い。力加減していてもフォームがブレない。コントロールも変化球の軌道もいい」と評価した。(スポーツ報知)
■ 大船渡・佐々木、5回1失点 直球わずか8球(スポーツ報知) 19/5/27
宮城県内で行われた加美農・一迫商・岩出山連合チームとの練習試合に先発した。完投した25日からの連投で5回を無安打2四球、3奪三振で1失点。146キロをマークし、打っても右中間に一発を叩き込んだ。フィリーズの大慈彌環太平洋担当部長は「やっぱり疲れているよね。連投してバスの長時間移動だし。でも素材は超一級品。捕手がよく捕れるなというくらいの球の質」と絶賛した。
■ 佐々木朗希が令和初完投初完封 2安打10奪三振(スポーツ報知) 19/5/25
大船渡・佐々木朗希投手は25日、盛岡商との練習試合に登板。9回を113球で投げ切り、2安打無失点、2四球、10奪三振の快投を見せた。巨人、阪神のスカウトが見守る前で、今年初の完投完封でアピール。100球を超える球数も今年初だった。MAXは巨人のスピードガンで145キロをマークした。巨人・柏田東日本統括は「いろいろ考えながら、チームが勝つために自分を殺してやっている。こういう(消耗の少ない)勝ち方がしたいんでしょうから。変化球がスライダーもカーブもフォークも、いいところに決まっている。追い込まれるとフォークが嫌だから、相手も途中から早打ちになっていた。狙い通りでしょう。コントロールが悪いと、こういうピッチングはできない」と絶賛した。
阪神は畑山統括スカウトと葛西スカウトの2人体制で見守った。葛西スカウトは「ボールをしっかりたたいて高さ、コースも決まっている」と高評価。(デイリースポーツ)
阪神の葛西稔スカウトは、「チェンジアップにカーブ、フォークも前より良くなった。アウトローに決まる質の良い直球も顕在」と評価。(スポニチ)
■ 大船渡・佐々木、登板しないまま初戦サヨナラ負け(日刊スポーツ) 19/5/18
佐々木朗希投手の大船渡が初戦でサヨナラ負けを喫した。佐々木は登板せず。春の公式戦は地区予選初戦の住田戦で3回を投げたのみで終了した。
中日、ダイヤモンドバックスなど日米7球団が視察したが、ブルペンにも入らず。(SANSPO)
■ 大船渡・佐々木、あるぞ二刀流!「4番・右翼」で4の4(SANSPO) 19/5/7
4安打2打点で1盗塁と攻撃で大活躍。第1代表で県大会出場を決めた。この日は広島、DeNA、西武の3球団が視察し、広島・近藤スカウトも「勝負強さをみせてくれた」と打者としても評価した。
■ 大船渡・佐々木、「4割」の力で140キロ!/春季岩手大会(SANSPO) 19/5/4
地区予選準決勝の住田戦に「4番・投手」で先発し、3回1安打無失点と好投した。試合後、佐々木は「4、5割程度の力で投げた」と事情を明かした。実は4月中旬に受けた体組織の数値測定で「骨密度」の数値が低かったという。「骨や靱帯、関節などが(球速に)耐え得る大人の体ではない」と国保監督。伸びしろ十分な大器は「配球や緩急を考えて引き出しをつくれた」とすずしい顔で振り返った。
▽ソフトバンク・作山和英アマスカウトチーフ補佐「変化球の精度がよくなっていて、いろいろ試していた。ポテンシャルが高く、スケールの大きい選手」
■ 佐々木朗希打でも130m弾日米スカウト40人度肝(日刊スポーツ) 19/4/20
仙台育英との練習試合に「4番投手」で出場。投球では変化球中心で4回途中3安打5奪三振で最速150キロだったが、打撃でセンターのスコアボード直撃する130メートル超弾を放った。視察した日米20球団40人のスカウト陣の度肝を抜いた。高校通算9号。「打席の機会が少ないので、なかなか増えないんです」と苦笑していた本塁打は、衝撃の130メートル弾だった。
▽巨人・柏田東日本統括「テーマがあったんでしょう。人も集まって、ピンチで真っすぐいきたいところでもテーマ通り変化球。強い意図を感じるし、テーマを持って投げている」
▽ヤクルト・斉藤スカウト「頭のいい選手。夏の盛岡大付や花巻東を想定していたんじゃないですか。いろいろな反応を見たかったんでしょう」
▽阪神・葛西スカウト「腕の使い方が素晴らしい。腕の軌道がぶれない。背が高い投手は腕がしなって押し出すような投げ方が多いけど、上から叩いてコントロールできる。だから高めに抜ける球が少ない」
▽フィリーズ・大慈彌環太平洋担当部長「変化球が多かったのは彼なりに考えがあるんでしょう。150キロは投げていたし球質が素晴らしい。けん制も速いし、投手としての資質を全て持ち合わせている」
▽オリックス・長村球団本部長「初めて見ました。課題を持って放っていた感じ。上背もあって柔らかさがある。スケールの大きい、非常に楽しみな投手」
▽中日・八木スカウト「器用。全部緩めてましたけど、体の入れ替えもうまいし、柔らかさやタイミングの良さは抜群のものがある。何か取り組んでいるのも見れたし、次が楽しみ」(スポーツ報知)
広島・苑田スカウト統括部長は「課題を持ってやっている」と意図を持って投げる姿勢を称えた。阪神・葛西スカウトは「ツーシームも投げていたんじゃないか」と新兵器の存在を示唆。(デイリースポーツ)
▽DeNA・欠端スカウトグループリーダー「夏を考えて、真っすぐを生かすための変化球を試しているのだろう」(SANSPO)
▽中日・八木智哉スカウト「カーブとチェンジアップで空間を使おうという意図が見えた。ケガさえしなければ良い能力なので、今回はこういう投球も見られてよかった」
▽ソフトバンク・作山和英アマスカウトチーフ補佐「変化球の制球も定まっていてポテンシャルの高さを感じた。今までに出会ったことのないスケール感」
▽巨人・柏田貴史スカウト「球をコントロールしたい意識が表れていた。チェンジアップの抜け方も良い。全てに光るものがある」(スポニチ)
■ 大船渡・佐々木出た! 163キロ(スポーツ報知) 19/4/6
高校日本代表合宿に参加している佐々木は6日、奈良県内で行われた実戦形式のケース打撃登板。2人目の横浜・内海貴斗へ投じた3球目に、中日スカウトのスピードガンで163キロを計時した。その後もさらに2度の160キロ台をマーク。6者連続三振を奪った。
25球中、14球投げた直球は全て154キロ以上。160キロ台を4度も計測し、平均は約157キロと驚異的だった。ネット裏には日米12球団46人のスカウトが集結。ソフトバンクの永井智浩スカウト部長は「12球団競合でしょう。プロ史上一番の投手になるかも」と最大級の評価を与えた。佐々木も「プロ一本で国内です」と進路を決めている。(スポニチ)
巨人・長谷川スカウト部長は「松坂でもマー君でも前には飛んでいた。(史上)一番です。(今秋ドラフトは)12球団が(1位で)いって(外れた11球団で)やり直しになるかもね」と史上初の12球団競合の可能性を指摘。楽天・福田プロアマスカウトアドバイザーが「今まで見た最高のピッチャー。筋肉で投げているわけではないのがいい。大谷より衝撃的。江川(卓)君よりすごい」と評すれば、西武・潮崎編成グループディレクターは「スタミナとかそういうのは(松坂)大輔の方があったと思うけど、能力的にはさらに上をいってるんじゃないかな」。(スポーツ報知)
▽巨人長谷川スカウト部長「松坂だってマー君だって(打球が)前に飛んでいた。行くチームによっては、来年1軍のエースだよ。普通にケガなくやって、開幕を迎えてほしい。そんな感じの投手です」
▽ヤクルト橿渕スカウトグループデスク「見るたびに驚かされる。衝撃度は過去でNO・1。直球が速いだけじゃなくて暴れない。計り知れない能力」
▽DeNA吉田スカウト部長「フォームにもアクセントがある。プロでも十分に通用する」
▽中日松永編成部長「誰が見ても素晴らしいのは間違いない。常時150キロを簡単に投げられる。投げ方がいいからブレがない。故障もしにくそう」
▽阪神畑山統括スカウト「すごいの一言。高校世代では抜けている気がする。近年では(藤浪)晋太郎、大谷以来のスケールかな」
▽ソフトバンク永井編成育成本部長「衝撃的。こんな投手、過去にいない。すぐに1軍に連れて行って投げさせてみたいくらい」
▽西武潮崎編成グループディレクター「いま1軍に入っても飛び抜けているのでは。(松坂)大輔も1年目から良かったけれど、能力やポテンシャルでは大輔のさらに上をいっている。スタミナとかは大輔の方があると思う」
▽日本ハム大渕スカウト部長「高校生としては規格外。普通の高校生はエンジンとセンスの一方しか持っていない。彼には両方ある」
▽楽天福田チーム統括本部スカウト「筋力がまだついてなく骨格の良さだけで投げているのに、言うことない。今まで見た投手の中で最高です」
▽ロイヤルズ大屋国際スカウト「信じられない。こんな投手は見たことがない。何の力みもなく99マイル(約159・3キロ)が出た。体はまだ大人になる。まだ65%くらいでしょう」(日刊スポーツ)
各球団のスピードガンは手持ちのため、陣取った場所によって球速に多少の差はあった。最も速かった中日は163キロを計測し日本ハム、ソフトバンクは161キロ、ロイヤルズは99マイル(約159キロ)。それ以外の球団も、ほとんどが150キロ台後半を記録した。(スポーツ報知)
中日・松永編成部長は「モノが違う。素晴らしい。投げ方がいい。誰が見てもいいのは間違いない。違う次元でしょう」と絶賛。
▽ロイヤルズ・大屋国際スカウト「メジャーのピッチャーは力んで投げて球速が出ているが、(佐々木は)シャドーピッチングみたいな形からあれだけのボールを投げる。こんなピッチャー見たことがない」
▽ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク「見るたびに驚き。リリースが強い。計り知れない能力がある。衝撃度はナンバーワンですよ。(タイプ的には)大谷よりもダルビッシュだと思います」
▽ツインズ・高橋国際スカウト「大谷ぐらいにはなれるし、それ以上の可能性もある。足の上げ方がノーラン・ライアンみたい。まだ伸びそう」
▽ソフトバンク・永井スカウト「ちょっと(力が)抜けている。体を操れる。ボディーバランスがいい。スケールがすごい。夢がある」
▽巨人・長谷川スカウト部長「全部すごい。リリースポイントがずれない。腕も緩まず、(変化球の)曲がりも遅い。(プロに行っても)エースだよ。(どれぐらいすごいかと問われ)白鵬だね」
▽楽天・福田スカウト「(3月31日の作新学院戦で156キロを記録した)あの時より全然いい。今まで見た(アマチュアの)ピッチャーでは最高。まだ筋力がなくて、骨格だけで投げている感じ」(西日本スポーツ)
巨人の長谷川スカウト部長は「スカウト人生で一番(の素材)。1位でなければ200%、取れない」と絶賛。米大リーグ、ロイヤルズの大屋国際スカウトは「最後はメジャーで勝負してほしい」と期待するほどだった。
▽中日・清水昭信スカウト(163キロを計測)「自分が測った中で最速は鈴木博志の154キロ。速さが違います」
▽日本ハム・大渕スカウト部長「暖かいから球速は上がると思ったが、規格外。エンジン(馬力)と投球センスがある」
▽ソフトバンク・永井編成・育成部長「衝撃のひと言。アマチュアの段階で、こんな投手がいましたか?」
▽楽天・福田プロアマスカウトアドバイザー「こんなの見たことがない。大谷よりも衝撃的。あれは打てない」
▽ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク「見るたびに驚きがある。今年のアマチュアの中でもトップクラス。1位評価は揺るぎない」(SANSPO)
■ 大船渡・佐々木 スカウト45人の前で156キロ(日刊スポーツ) 19/3/31
大船渡の佐々木朗希投手が、作新学院との練習試合で今季初登板した。3回を投げ1安打6奪三振。作新学院のプロ注目の好打者・石井巧内野手からも2三振を奪った。直球の最速は複数球団のスピードガンで156キロをマークした。相手打者に頭部死球を当てるアクシデントもあったが、その後も乱れなかった。自身のトンネルで1失点した一方、4番に座った打席では左中間二塁打を放つなど、視察に訪れた日米18球団45人のスカウトに、その存在感を強烈にアピールした。
▽ヤクルト橿淵スカウトグループデスク「潜在能力や才能に素晴らしさを感じる。投げる、走る、打つ。球速以外の才能もある。能力があとどれだけ眠っているのか。次元が違う。(1位評価は)揺るぎない」
▽日本ハム大渕スカウト部長「高校生としては、規格を超えてしまっていると思う。とにかくエンジンが大きい。誰かと比較しようにも、規格を超えてしまっているので、イメージが難しい」
▽ソフトバンク福山アマスカウトチーフ「エンジンが違う。17歳3カ月の時点で、これくらいの球を投げた投手は過去にさかのぼってもいないのでは。大事な大会でもっとアドレナリンが出たら、どこまでの球が来るのか」
▽巨人長谷川スカウト部長「衝撃を受けた。18・44メートルではなく、14メートルの距離で投げている感じがする。走り方を見たら、プロのトレーニングにも十分対応できると思う。もっと大きくなる。ストレートのキレは、今プロに入っても3本の指に入る。びっくりした」
▽楽天後関スカウト部長「何も言うことなし。とにかくいい。見た目の姿もいい。意外と器用で、思った以上に完成度がある。スカウト歴27年でも、トップ10に入る。松坂や小野仁…彼らに匹敵するくらいの衝撃度だった。大谷みたい、という表現はよく聞くけれど、それくらいのスケールはある」
▽ロッテ永野チーフスカウト「フォームも球筋も、体のサイズもいい。普通に投げた感じでしっかりアウトコースにも自然と決まる。ギアを上げるのがうまい。現時点での課題がなかなか見えない。ドラフト1位候補なのは間違いない」
▽中日八木スカウト「抜群にいい。ゲームの中でいろいろ試しながら、組み立てられている。現時点でも2軍でなら全く遜色ないし、1軍で投げられるレベルにもあると思う。キャッチボールで遊びで投げているカーブを試合で投げられれば、もっと幅が広がって、楽な投球ができる」
▽フィリーズ大慈弥環太平洋担当部長「素晴らしいの一言。大谷(エンゼルス)君と肩を並べる素材です。球速自体は佐々木君が上だし、ああいうスライダーもなかなか見られない球。あとは体力。1、2年すればすごい投手になる」
巨人の長谷川スカウト部長は「びっくりした。今プロ野球にいってもローテに入れるぐらい。直球のキレならプロでも3本の指に入る」と最大級の賛辞。中日の八木スカウトは「球質、伸びしろを含めて大学、社会人を含めてもドラフト候補でナンバーワン」と評価。フィリーズの大慈弥スカウトは「大谷クラスのポテンシャル」と称した。(中日スポーツ)
巨人の長谷川国利スカウト部長は「すごい。すごいね。体重移動やバランスが素晴らしい。長く(投手を)見てきたが、ナンバーワンと言える」と絶賛した。
ソフトバンク・作山アマスカウトチーフ補佐「この時期にあれだけ投げる子は見たことがない。雄星、大谷の高校時代に負けていない。徹底マークします」(西日本スポーツ)
▽阪神・葛西スカウト「秋よりもレベルアップした。内外にきっちり投げられる真っすぐはもちろん、スライダー、チェンジアップもいい。1位候補なのは間違いない」
▽ヤクルト・伊東編成部長「初めて見たが、フォームも理想的で完成度が高いというのが第一印象。あれこれ言うことなく、ただただ、ほしいというレベルのピッチャー」(東京中日スポーツ)
■ 157キロ右腕大船渡・佐々木にメジャー4球団熱視線(スポニチ) 18/11/18
大船渡の佐々木朗希投手が17日、国学院栃木との練習試合に登板。6回1失点で最速154キロをマークした。フィリーズ、パイレーツ、オリオールズ、アスレチックス、巨人、西武と日米6球団が目を光らせた。フィリーズの大慈弥功環太平洋部長は「大谷に匹敵する。向こうで活躍できるポテンシャルは十分に持っている」と絶賛。同じ岩手出身の西武・菊池雄星、エンゼルス・大谷翔平の両先輩投手が日本経由でメジャーに移籍した。「まず日本で自信をつけて、いつかそういう気持ちが出てきたら、その時(挑戦を)考えたい」。今冬は股関節や肩甲骨の強化でタフな体づくりを目指す。
■ 大船渡敗れる佐々木8回救援も3連打「自分の責任」(日刊スポーツ) 18/9/24
大船渡の佐々木朗希が、3位決定戦で専大北上に10-11で敗れ、東北大会出場を逃した。今大会初めて先発を外れ、ベンチスタート。前日の準決勝盛岡大付戦で166球を投げた影響もあって、股関節痛などを抱え、試合前に国保陽平監督に「今日は投げられません」と告げ、三塁コーチを志願した。8回からプルペンに入ると、10-9と1点差に迫られた無死二塁から登板。3連打を浴びて、押し出しの四球で逆転を許した。
■ 大船渡・佐々木、166球の熱投も7失点…準決で涙(SANSPO) 18/9/24
佐々木は9回166球、10奪三振の熱投も、7失点完投負け。「味方が頑張ってくれたのに、自分が打たれてしまった。力不足です」と、試合後には涙を流した。
視察したDeNA・武居邦生スカウトは「球が速くて腕の振りがいい。今秋ドラフトなら間違いなく上位候補」と絶賛した。(スポニチ)
■ 大船渡・佐々木 154キロ速球で4強 7者連続含む15奪三振(デイリー) 18/9/19
力強い直球に加え、スライダーとチェンジアップも切れ味抜群。15奪三振で圧倒した。三回2死から圧巻の7者連続奪三振。失点は自らの暴投による1点のみにしのいだ。
阪神・葛西スカウトは「将来は160キロ出そう。もっともっと良くなる素質を持っている」と評価した。(スポーツ報知)
■ 大船渡・佐々木 2年最速タイ157キロ!(スポーツ報知) 18/9/17
大船渡の佐々木が16日、岩手県大会1回戦の盛岡三戦(森山総合公園)で自己最速を3キロ更新。済美・安楽智大がマークした2年生投手史上最速とされる157キロに並んだ。衝撃の瞬間は初回だ。2死満塁、6番打者を二ゴロに打ち取った5球目に157キロをマーク。9回を6安打、11K完封。視察したプロ7球団のスカウトも軒並み高評価だ。楽天・宮越スカウトが「まだ体ができていないのにこの球。伸びしろがある」と話せば、広島・近藤スカウトは「同じ時期の大谷(現エンゼルス)より速い」。メジャー2球団の関係者も球場を訪れた。
▽ソフトバンク・作山スカウト「この時期にこれだけ投げられるだけですごい。(素材は)文句なし」
▽オリックス・上村スカウト「夏より状態はいいかもしれない。ひと冬越えてどのくらいになるか楽しみ」
▽ロッテ・井辺スカウト「(カウント)3ボールからスライダーでストライクが取れる。今の時期の高校生ではなかなかいない」
▽ヤクルト・斉藤スカウト「生で初めて見た。想像以上。ここまでいいとは」
ヤクルト・斉藤スカウトは「初めて生で見たが、ここまでいいとは。想像以上。160キロも時間の問題」。中日・山本スカウトは「今年でも“競合ドラ1”の力」と絶賛した。(SANSPO)
2回裏には、誤表示ではあるが、球場表示で163キロ。変化球だったため、超満員の観客からは「こりゃあ、うそだろ」。157キロ同様に、どよめきが起こった。(日刊スポーツ)
■ 大船渡・佐々木の怪物伝説始まる 背番1の自覚(日刊スポーツ) 18/9/8
「朗希」の名は、幼少期に兄流希さんが夢中になっていた「百獣戦隊ガオレンジャー」に登場する絶大な戦闘力の悪役「狼鬼(ロウキ)」から命名された。
■ 大船渡・佐々木154キロ7回15K 金足農に刺激(日刊スポーツ) 18/8/27
大船渡が11-3の8回コールドで高田を圧倒し、県大会切符を勝ち取った。大船渡のエース佐々木投手が初回、自校のスピードガンで自己最速に並ぶ154キロを計測した。7回を投げ3失点したが、6者連続を含む15奪三振と好投。8回には公式戦初本塁打も放った。初の4番に座り5打数3安打3打点、まさに二刀流の活躍だった。
■ 大船渡・佐々木、投げずに散る「自分が引っ張る」(スポーツ報知) 18/7/15
2回戦から中3日で迎えたこの一戦、国保陽平監督は試合後「疲れていたので、どんな展開でも投げさせる気はなかった」と明かした。潜在能力の高さを証明した2回戦だったが、試合中に右手指や両足がつったりと疲労が蓄積。たとえ短いイニングでも、投手としての起用に踏み切れなかったのだ。
■ 佐々木朗希に阪神熱視線「今年でもドラ1」(日刊スポーツ) 18/7/11
大船渡の佐々木が、盛岡三との初戦に先発し、9回4安打11奪三振2失点で完投した。プロ5球団5人のスカウトがスタンドから熱視線を送った。阪神葛西スカウトは興奮気味に解説した。「今年のドラフトでも1位になれるぐらいの素材。2年生で154キロが出るんだから、伸びしろはいっぱいある。フォームが安定すれば、もっとスピードは出る。大谷、菊池レベルの近くまで来ている」と最大級の賛辞を送った。広島近藤スカウトも目を細めた。「大谷の2年生の時は、これぐらい投げていた。このままケガをしないで投げられれば、大谷2世と言えるぐらいのインパクトはある」。楽天宮越スカウトは「来年は横浜の左腕、及川(雅貴)と双璧になる」と熱く語った。
これまで公式戦で投げていなかったフォークを“解禁”。この日はプロ4球団が視察した。楽天・宮越スカウトは「今年でもドラフト1位候補。身体能力は高いし、球もまだ速くなる」と高く評価。(スポーツ報知)
広島、阪神、日本ハム、楽天の4球団のスカウトが視察。(SANSPO)
■ 大船渡・佐々木朗希152キロ! 1番で快足も披露(日刊スポーツ) 18/5/19
大船渡の最速149キロ右腕・佐々木朗希(2年)が公式戦初先発で初完投し、初回に自己最速を3キロ更新する152キロをたたき出した。1番打者としても2安打3四死球と全5打席で出塁。50メートル5秒9の快足を飛ばして2盗塁と投打に強烈なインパクトを残したが、試合は1点差で敗れた。
153キロをたたき出した。(日刊スポーツ)
■ 大船渡・佐々木、雨の中149キロ「もっと出る」(日刊スポーツ) 18/5/4
大船渡の佐々木投手(2年)が今春初の公式戦登板で1回3者連続三振を奪った。「1番中堅」で先発して2安打1打点と気を吐き、8回から2番手として登板。2人目の3球目に自己最速を更新する149キロをマークした。雨が降りしきる中での登板に「7、8割の力で投げた。もっと球速は出ると思う」と平然と言ってのけた。
■ 衝撃デビュー!大船渡1年佐々木が147キロ(日刊スポーツ) 17/7/8
1年生右腕の佐々木朗希が、8回2死二、三塁から公式戦初登板。投じたストレート14球すべてが140キロ台を計測して、1回3分の1を無安打無失点、3つの三振を奪った。8回は1点差に詰め寄られ、一打同点、逆転のピンチで登場。145キロの速球で空振り三振に仕留めた。9回には自己最速の147キロをマーク。軟式野球部に所属していた大船渡一中では最速141キロを誇り、県内でも能力の高さは知られていた。「中学の野球が楽しくて。その仲間と一緒に甲子園に行きたい」と強豪私学には進学せず、地元の大船渡を選んだ。11年東日本大震災の津波被害で、岩手・陸前高田市の自宅を流され、大船渡に移り住んだ苦労や、震災後の苦しさも味わっている。
プロフィール
岩手県陸前高田市生まれ。佐々木 朗希(ささき・ろうき)投手。
小3時から野球を始めて震災で大船渡に移り、大船渡一中の軟式野球部で141㌔を計測。
中3夏にオール気仙でKボール東北大会準Vを達成した。
大船渡高校では1年時夏から背番号18でベンチ入り。
初戦2回戦・盛岡北高戦に3番手として登板し、1.1回3K無失点の好救援でデビュー戦を飾る。
投じたストレート全14球で140㌔台(最速147㌔)を叩き出す力の投球を披露。
8回2死二、三塁のピンチを空振り三振で救い、9回裏をノーヒット2三振無失点に抑え込んだ。
腰痛により同秋の大会を登板なく終え、翌2年春の県1回戦で初先発を経験。
最速153㌔計測&2対3完投、全打席出塁と、惜敗の中で投打に渡る奮闘を披露している。
続く2年夏の県初戦・盛岡三戦で4安打11K6四死球2失点完投勝利を記録。
自己最速の154㌔(2回2球連続)を計測し、視察に訪れたプロから最上級の評価を受けた。
同秋の新チームで「1番」の座をつかみ、投打の活躍で県大会ベスト4まで進出。
主に先発で全8試合(7先発5完投)49回を13失点(準決7失点)に抑える力投を演じている。
県大会1回戦・盛岡第三戦(5-0完封)で自己最速3㌔更新の157㌔をマーク。
同準々で7連続Kを記録するなど、4戦続けて2桁Kを奪い、投球回数超の77Kを積み上げた。
翌3年春の県大会を初戦敗退で終え、同年夏に21年ぶりの岩手準Vを達成。
準々、決勝を除く4試合に先発として登板し、計29回で9安打51K、防0.62の好投をみせた。
4回戦・盛岡四高戦(12回21K2失点完投勝ち)で公式戦最速160㌔を計測。
準決・一関工戦で9回2安打15K5-0完封、3回戦・一戸高戦で6回ノーノーを記録している。
大会後U18代表に選ばれるも壮行試合・大学代表戦で右指を負傷(血マメ)。
続く本戦で韓国戦の先発を務めたが、同患部を痛め、1回1K無失点(153㌔)で降板となった。
県大会準優勝が最高成績。甲子園出場の経験はなし。
190cm86kg、最速163㌔を誇る長身細身の右腕。
セットから足を高く上げて重心を下げ、クロス気味に着地し、ヒジを使った腕の振りから投げ下ろす
最速163㌔、常時140㌔台後半から155㌔前後(先発時)の角度ある真っ直ぐと、
130㌔台の縦横スライダー、140㌔弱のフォーク、120㌔台のチェンジアップ、110㌔台のカーブ。
力感の少ない投球フォームで150㌔台を連発。エンジンの大きさが最大の売り物。
1年夏に147㌔、2年春に153㌔、2年夏に154㌔、2年秋に157㌔、3年春に163㌔をマークした。
1年夏時点で71kgだった体重を86kgまでアップ。体作りで更なる球速増をめざす。
公式戦100.1回で158K(率14.17)。中2冬に腰疲労骨折、高1秋に椎間板ヘルニアを経験した。
4番としても活躍。50m5秒9の脚力で中堅守備をこなす。
スカウトコメント
千葉ロッテ・柳沼強スカウト|19/10/17
「ワールドクラスで無限大の可能性を秘めた大型右腕。将来、日本を代表する先発投手になれる逸材。長身から投げ下ろす角度ある直球は超一級品。スピードはもちろん、低めに集められる制球力の高さも魅力。カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークと球種も多彩で精度も非常に高い」
日本ハム・大渕スカウト部長|19/9/7
「評価は変わらない。中身がどうであれ、国際舞台で投げたことは彼の将来のためになる」
DeNA・吉田スカウト部長|19/9/7
「アクシデントだから仕方がない。いい時を知っている。評価は変わらない」
巨人・長谷川スカウト部長|19/9/7
「球は良かった。ビジュアルやミットの音は素晴らしい」
「故障はしょうがない。かばって肩、肘を痛めるよりはね。ボールの強さはあった。いいときも見てるし、評価は変わらないです」
ブルワーズ・バリントンスカウト|19/9/7
「良かったけど、サンプルが少なすぎてそれ以上は言えない。もっと見たかった」
巨人・柏田スカウト|19/8/27
「いつも通り素晴らしい。あれだけバンバンとストレートで押していくところも良いですね。フォークがナックルみたいに揺れて落ちている。キャッチャーにとっては見たことのないような球。捕れなくても仕方がない」
「いつ見ても素晴らしい。1つ2つランクが上の大学代表を相手でも、まだ全力じゃない」
DeNA・吉田球団代表補佐兼スカウト部長|19/8/27
「あの大きな体でもクイックも上手だし、軸もぶれない。指先から足の先まで神経が通っている」
「文句のつけようがない。投手センス、フォームもよく、軸がぶれない」
「(大学生相手に)物おじせずに投げていた」
広島・苑田スカウト統括部長|19/8/27
「球の速さはもちろんだけれど、走り方、投げ方、バスから降りる姿まで、すべてにバランスが良くて格好が良い」
「超A級。高校時代の松坂、マー君を超えている。今プロに入れても、こんな投手いない」
阪神・谷本修球団副社長兼球団本部長|19/8/27
「バックネット裏で見てましたけど、ホップしてくる感じでしたね。スカウトはまだ本気を出していないと。恐ろしいですね」
中日・松永編成部長|19/8/27
「言うことなし。分かりきっていること。目いっぱい投げていない中で、あれくらいの球を投げられる。投球のバランスもいい」
中日・米村チーフスカウト|19/8/27
「セーブして投げていた。あの真っすぐにフォークがあって、全力で投げたらもっとすごいだろう」
「170キロ出る」
ヤクルト・伊東編成部長|19/8/27
「腕を振って投げていて、いい球を投げていた。1位候補に変わりはありません」
「やっぱりスピードボールは魅力。奥川君とも森下君とも違う。これまで見たことない投手」
ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク|19/8/27
「投手と打者の間が近く感じる」
ソフトバンク・永井部長|19/8/27
「伸びしろという部分では一番いい。これからどう伸びていくんだという楽しみが大きい。(1位候補は)当然です」
「ボールにしっかりと力が伝わっている。大学生相手に十分すぎる内容」
「今度は韓国(U18W杯)で米国と戦うときの投球が見たい。本能で投げるところが見たい」
西武・渡辺GM|19/8/27
「あれだけのボールを投げて軸がぶれない。(岩手大会で)最後、投げなかったので(状態が)どうかと思ったけど、評価は変わらない。素晴らしい投手」
「体全体をうまく使って、もともと軸がしっかりしている。多少力み気味でもバランスが崩れないのは素晴らしい」
「あれだけ手足が長いと持て余すところがあるけど、コンパクトにまとめて使いこなす」
楽天・立花球団社長|19/8/27
「球速はあるし、変化球も良い。これだけの大歓声でプレッシャーを力にして大したもの。森下君も素晴らしい。奥川君も見たけど、この3人はすごいですね。(1位指名は)これから議論していきます」
ロッテ・松本球団本部長|19/8/27
「印象は岩手大会と一緒。球速、制球、変化球の精度の3つが非常に高いレベル。加えて伸びしろがあることが、すごい」
「普通、神宮に来たら乱れることもあるけど、コントロールできている。まだ伸びしろがある中で、この制球力、スピード、変化の精度があるのは想像ができないほど楽しみ」
日本ハム・大渕スカウト部長|19/8/27
「大舞台で放れた点については、確認できてよかったなと思います」
日本ハム・山田スカウト顧問|19/8/27
「体が大きい割にはバランスがいい。ボールの1つ1つ全部がいい。いろんなボールを投げられて器用ですね。評価は変わりません」
オリックス・古屋編成副部長|19/8/27
「期待されている中、結果で応えるのはメンタル強いと思う。とてつもない力を持っている。あれだけ足上げて、安定した投球が出来るのは素材はまちがいない」
「ブランクを感じさせず、これだけのお客さんに期待されながら結果を出せる。間違いなくいい投手。近い将来チームの中心になる投手。それだけの器」
巨人・織田スカウト|19/8/25
「久しぶりの実戦でもフォームのバランスがよく、キレも球威もほれぼれするくらい」
DeNA・吉田スカウト部長|19/8/25
「高校屈指の投手。いいのは分かっているし、見るたびにしっかり成長している」
阪神・吉野スカウト|19/8/25
「非常にいい投手。体の使い方のバランスがいい。膝が動く投手が多い中で、はまって投げることができる」
中日・近藤スカウト|19/8/25
「球の回転、質はよかった。体が大きい割にしっかり体重移動ができて、投げ切れているところが一番いい」
ヤクルト・中西スカウト|19/8/25
「ボールを投げる感覚が素晴らしい。良さを再認識した」
日本ハム・今成スカウト|19/8/25
「本人は60点と言ったみたいだけれど、いやいや、すごい。ダルビッシュの高校時代よりいいかも」
楽天・後関スカウト部長|19/8/25
「奥川君ももちろん素晴らしい。ただ、あくまで素材、ポテンシャルだけで考えれば、佐々木君が一番です」
ロッテ・小林スカウト|19/8/25
「まだまだ余力たっぷりという感じがしました。ボール自体は素晴らしい」
オリックス・古屋編成副部長|19/8/25
「奥川君と佐々木君は毎年出てくる(レベルの)投手じゃない。近い将来、必ずチームの軸になる投手」
オリックス・上村スカウト|19/8/24
「久々にブルペンで見てもすごいなと思った。岩手大会決勝の登板回避に、身体面での問題は何もなかったんだとも思った」
ロッテ・永野チーフスカウト|19/8/24
「軽く投げるときでも足は高く上がっていたし、夏の大会の状態をキープしているのだと感じた。準備する力、何をしなければいけないかが分かる選手だと思った」
中日・八木智哉スカウト|19/7/26
「日本の宝になる投手。彼の人生を考えれば(国保)監督の判断に敬意を表したい」
巨人・柏田貴史スカウト|19/7/26
「甲子園では見られないけど、U18日本代表もあるし、今後も注目したい」
巨人・長谷川スカウト部長|19/7/25
「リリースポイントがしっかりしている。ボールの質も抜群」
「佐々木と(菅野)智之を比べたら、10対1ぐらい」
フィリーズ・大慈弥功環太平洋担当部長|19/7/25
「立ち上がりで制球が定まらない中、修正できていた。修正能力は優れた投手の資質の一つだからね」
ヤンキース・アレックス・サンダーランド・スカウト|19/7/22
「球団の規定で選手についてのコメントはできない。(自己計測した球速も)言えません。速かった」
西武・前田俊郎育成アマ担当チーフ|19/7/22
「メリハリのある投球ができている。球速も実際(もう少し)出るだろうね。日本のエースです」
巨人・武田チーフスカウト|19/7/22
「ギアを上げたボールも良い。落ちついた投球ができて素晴らしい。日本野球界を背負う投手」
「要所でのギアの入れ方がすごい。余力を残しているので、末恐ろしい。近い将来、日本を代表するような投手になる」
阪神・畑山統括スカウト|19/7/22
「(今年)一番の評価だと思っている。だんだん状態も上がっているし、ギアももっと上げられると思う」
阪神・葛西スカウト|19/7/22
「クイックで150キロを超えるからすごい」
中日・山本将道編成部アマスカウトチーフ補佐|19/7/22
「去年なかったフォークが大きいね。打たれたのはカウントを取りにいった球だけ。140キロ台でも良いボールが来ている。(決勝2ランは)持ってるよね」
「長い回を投げることを調整して投げられている。フォークボールを覚えたことで幅が広がった。将来的に見ても別格だ」
中日・八木スカウト|19/7/22
「技術うんぬんより、あそこで打てるというのは持ってる」
楽天・後関スカウト部長|19/7/18
「要所ではしっかり低く決まる。ちょっと力を入れたら150キロを超えてしまうのが本当にすごい」
「すばらしい。あれを見ただけでわかる。柔らかさと強さがある」
ロッテ・松本球団本部長兼編成部長|19/7/19
「初めて見ましたが、ものが違う。すぐに1軍で放れる可能性がある。1位指名? (球団として)まだそこまでは言えないですけど、間違いなくドラフト1位で指名される投手です」
「マー君とかいいピッチャーはいろいろいたが、ちょっといない素晴らしさ」
「簡単に言えば、ものが違います。トップレベルであることは間違いない。高校生で入ってすぐ活躍できる投手はスライダーがいいんですが、彼にはそのスライダーもある」
オリックス・中川スカウトグループ長|19/7/19
「相変わらず素材はピカイチ。まだまだ余力がありそう。もちろん高く評価しています」
西武・渡辺久GM|19/7/19
「大学・社会人を入れても(力が)抜けている。1位指名? それはまだこれから。まだ秋もあるので」
ソフトバンク・三笠球団統括本部長|19/7/19
「完成もしていますけど、まだ伸びしろもあるような感じ」
「日本の将来を背負うような投手だということは分かりました。彼を中心としたドラフトになることは間違いない」
「素晴らしい。ぴゅっと投げて150キロ、それでもMAXじゃないとは。(1位指名公言には)迷いますね。ただ、今年は彼中心のドラフト。12球団全部1位指名でもおかしくない」
「変化球もしっかりしている」
阪神・和田TA|19/7/19
「投手としていろいろなことを察知しながら投げている。変化球のキレもいいし、コントロールもいい。一級品だよ」
阪神・葛西スカウト|19/7/19
「(16日の登板より)ワンランクアップしている」
巨人・柏田東日本統括|19/7/19
「スタミナも大丈夫でしょう。抜くところは抜くし、150キロはいつでも投げられる。春からやってきた成果じゃないですか」
「いつでも150キロを投げられる。投球フォームもボールもいつ見ても美しい」
中日・八木スカウト|19/7/19
「バランスとタイミングで投げているので、そんなに体は張らないと思う。上にくると、カーブを使ったり奥行きを使った、また1つレベルが上がった投球ができると思う」
「きょう投げていない球種を使えば(この先のチームは)さらに打ちにくくなる」
中日・中田アマスカウトアドバイザー|19/7/19
「これだけのボールを投げられるのは驚異的。本当の実力はプロに入ってからわかる」
「すべてを出し切ってないのだろう。それでこれだけ投げられるのは驚異的。藤浪(阪神)、伊良部(元ロッテほか)に似たタイプと思うが(高校時の比較なら)それ以上のポテンシャルがあるかもしれない」
ヤクルト・斉藤宜之スカウト|19/7/19
「指にかかった真っすぐはすごい。本気を出したときの真っすぐはプロでもなかなか前に飛ばせないと思う」
広島・近藤芳久スカウト|19/7/19
「まだまだ7、8割で、きょうは涼しかったので疲れもないと思う。ベスト4以降に向け、変化球の精度ももっと上がるでしょう」
フィリーズ・大慈弥環太平洋担当部長|19/7/19
「今すぐにでもメジャーに行ってほしい。将来はサイ・ヤング賞が取れるだけの投手」
「ストラスバーグ(ナショナルズ)と重なるところがある。(米ドラフトでも)全米1位に入る可能性はある。バーランダー(アストロズ)みたいになってほしい」
ダイヤモンドバックス・林スカウト|19/7/19
「初めて見たけど、噂通りのピッチャーだった」
ロッテ・柳沼スカウト|19/7/7
「前日に5回を投げてからあのボールと切れ。十分に完投能力もある。どんどんよくなっているし、県大会に向けて準備は整ったんじゃないですか」
阪神・葛西スカウト|19/7/7
「不調の波を見たことがないし、安定感もすごい。体力もありそうだし、連投も大丈夫でしょう」
巨人・柏田東日本統括|19/7/7
「今日のスライダーはすごかった。切れ、スピード、曲がり幅。高校生で打つのは難しい。変化球のコントロールはひとつレベルを上げている」
西武・前田俊郎育成アマ担当チーフ|19/7/1
「スピードだけではなく、変化球も多彩で精度が高い。剛だけでなく柔。テクニックも持っている。現時点でも十分だけど、さらに期待が持てる」
DeNA・三原一晃球団代表|19/7/1
「リリースがしっかりしていてボールの角度がある。リミットを外した時にどんなボールを投げるのか期待感がある」
DeNA・進藤編成部長|19/7/1
「リリースも安定していてスケールの大きさを感じた。リミットを外したときにどれくらいの球を投げるのか。ワクワクする」
ロッテ・柳沼スカウト|19/7/1
「スピードがある選手はいるが、変化球もいい選手は少ない」
中日・八木スカウト|19/7/1
「一番いいときを見ているから、調子がよくないように見えるだけ。直球と同じ軌道で曲がる変化球も一級品」
「いい時も見ている。チェンジアップをいい感じに投げられていた」
中日・山本チーフ補佐|19/7/1
「取りにいくかいかないかだけ」
ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク|19/7/1
「変化球をうまく投げていた。強さと柔軟性のある投手。(1位指名は)最終的にはチーム状況によるけど、それを無視してでもいきたい素材」
「今年に限らず、今までにもなかなかいない。大谷翔平選手に匹敵する」
阪神・葛西スカウト|19/7/1
「身長190センチ台の投手が力をセーブして投げるのは難しい技術。故障なくしっかり投げているのを確認できてよかった。この夏は全試合マークしていく」
「変化球の精度が高い。器用だと感じた」
日本ハム・吉村GM|19/6/3
「間違いなく(ドラフト)1位で指名します。評価としては圧倒的」
中日・八木スカウト|19/6/3
「感性がすごい。自分が思ったことをすぐに表現できる」
西武・渡辺GM|19/6/3
「スケールが大きい。速いだけじゃなく変化球も使いこなしている。投手としてのポテンシャルの高さを感じるし、現時点で直すところがない」
ロッテ・永野チーフスカウト|19/6/3
「完成度が高い。力加減していてもフォームがブレない。コントロールも変化球の軌道もいい」
フィリーズ・大慈彌環太平洋担当部長|19/5/27
「やっぱり疲れているよね。連投してバスの長時間移動だし。でも素材は超一級品。捕手がよく捕れるなというくらいの球の質」
阪神・葛西スカウト|19/5/26
「ボールをしっかりたたいて高さ、コースも決まっている」
「チェンジアップにカーブ、フォークも前より良くなった。アウトローに決まる質の良い直球も顕在」
巨人・柏田東日本統括|19/5/25
「いろいろ考えながら、チームが勝つために自分を殺してやっている。こういう(消耗の少ない)勝ち方がしたいんでしょうから。コントロールが悪いと、こういうピッチングはできない」
広島・近藤スカウト|19/5/7
「勝負強さをみせてくれた」
ソフトバンク・作山和英アマスカウトチーフ補佐|19/5/4
「変化球の精度がよくなっていて、いろいろ試していた。ポテンシャルが高く、スケールの大きい選手」
ソフトバンク・作山和英アマスカウトチーフ補佐|19/4/20
「変化球の制球も定まっていてポテンシャルの高さを感じた。今までに出会ったことのないスケール感」
DeNA・欠端スカウトグループリーダー|19/4/20
「夏を考えて、真っすぐを生かすための変化球を試しているのだろう」
広島・苑田スカウト統括部長|19/4/20
「課題を持ってやっている」
巨人・柏田東日本統括|19/4/20
「テーマがあったんでしょう。人も集まって、ピンチで真っすぐいきたいところでもテーマ通り変化球。強い意図を感じるし、テーマを持って投げている」
「球をコントロールしたい意識が表れていた。チェンジアップの抜け方も良い。全てに光るものがある」
ヤクルト・斉藤スカウト|19/4/20
「頭のいい選手。夏の盛岡大付や花巻東を想定していたんじゃないですか。いろいろな反応を見たかったんでしょう」
阪神・葛西スカウト|19/4/20
「腕の使い方が素晴らしい。腕の軌道がぶれない。背が高い投手は腕がしなって押し出すような投げ方が多いけど、上から叩いてコントロールできる。だから高めに抜ける球が少ない」
「ツーシームも投げていたんじゃないか」
フィリーズ・大慈彌環太平洋担当部長|19/4/20
「変化球が多かったのは彼なりに考えがあるんでしょう。150キロは投げていたし球質が素晴らしい。けん制も速いし、投手としての資質を全て持ち合わせている」
オリックス・長村球団本部長|19/4/20
「初めて見ました。課題を持って放っていた感じ。上背もあって柔らかさがある。スケールの大きい、非常に楽しみな投手」
中日・八木スカウト|19/4/20
「器用。全部緩めてましたけど、体の入れ替えもうまいし、柔らかさやタイミングの良さは抜群のものがある。何か取り組んでいるのも見れたし、次が楽しみ」
「カーブとチェンジアップで空間を使おうという意図が見えた。ケガさえしなければ良い能力なので、今回はこういう投球も見られてよかった」
巨人・長谷川スカウト部長|19/4/7
「松坂だってマー君だって(打球が)前に飛んでいた。行くチームによっては、来年1軍のエースだよ。普通にケガなくやって、開幕を迎えてほしい。そんな感じの投手です」
「全部すごい。リリースポイントがずれない。腕も緩まず、(変化球の)曲がりも遅い。(プロに行っても)エースだよ。(どれぐらいすごいかと問われ)白鵬だね」
「(史上)一番です。(今秋ドラフトは)12球団が(1位で)いって(外れた11球団で)やり直しになるかもね」
ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク|19/4/7
「見るたびに驚き。リリースが強い。計り知れない能力がある。衝撃度はナンバーワンですよ。(タイプ的には)大谷よりもダルビッシュだと思います」
「直球が速いだけじゃなくて暴れない」
DeNA吉田スカウト部長|19/4/7
「フォームにもアクセントがある。プロでも十分に通用する」
中日・松永編成部長|19/4/7
「誰が見ても素晴らしいのは間違いない。常時150キロを簡単に投げられる。投げ方がいいからブレがない。故障もしにくそう」
「モノが違う。素晴らしい。投げ方がいい。誰が見てもいいのは間違いない。違う次元でしょう」
阪神・畑山統括スカウト|19/4/7
「すごいの一言。高校世代では抜けている気がする。近年では(藤浪)晋太郎、大谷以来のスケールかな」
ソフトバンク・永井編成育成本部長|19/4/7
「12球団競合でしょう。プロ史上一番の投手になるかも」
「衝撃的。こんな投手、過去にいない。すぐに1軍に連れて行って投げさせてみたいくらい」
「ちょっと(力が)抜けている。体を操れる。ボディーバランスがいい。スケールがすごい。夢がある」
西武・潮崎編成グループディレクター|19/4/7
「いま1軍に入っても飛び抜けているのでは。(松坂)大輔も1年目から良かったけれど、能力やポテンシャルでは大輔のさらに上をいっている。スタミナとかは大輔の方があると思う」
日本ハム・大渕スカウト部長|19/4/7
「高校生としては規格外。普通の高校生はエンジンとセンスの一方しか持っていない。彼には両方ある」
楽天・福田チーム統括本部スカウト|19/4/7
「筋力がまだついてなく骨格の良さだけで投げているのに、言うことない。今まで見た投手の中で最高です」
「大谷より衝撃的。江川(卓)君よりすごい」
「(3月31日の作新学院戦で156キロを記録した)あの時より全然いい」
ロイヤルズ・大屋国際スカウト|19/4/7
「信じられない。こんな投手は見たことがない。何の力みもなく99マイル(約159・3キロ)が出た。体はまだ大人になる。まだ65%くらいでしょう」
「メジャーのピッチャーは力んで投げて球速が出ているが、(佐々木は)シャドーピッチングみたいな形からあれだけのボールを投げる。こんなピッチャー見たことがない」
ツインズ・高橋国際スカウト|19/4/7
「大谷ぐらいにはなれるし、それ以上の可能性もある。足の上げ方がノーラン・ライアンみたい。まだ伸びそう」
巨人・長谷川スカウト部長|19/4/6
「行くチームによっては、来年1軍のエースだよ」
ソフトバンク・永井智浩スカウト室長|19/4/6
「ヤバい。プロ野球史上一番の投手になるかもしれない」
阪神・葛西スカウト|19/4/1
「秋よりもレベルアップした。内外にきっちり投げられる真っすぐはもちろん、スライダー、チェンジアップもいい。1位候補なのは間違いない」
ヤクルト・伊東編成部長|19/4/1
「初めて見たが、フォームも理想的で完成度が高いというのが第一印象。あれこれ言うことなく、ただただ、ほしいというレベルのピッチャー」
ヤクルト・橿淵スカウトグループデスク|19/3/31
「潜在能力や才能に素晴らしさを感じる。投げる、走る、打つ。球速以外の才能もある。能力があとどれだけ眠っているのか。次元が違う。(1位評価は)揺るぎない」
日本ハム・大渕スカウト部長|19/3/31
「高校生としては、規格を超えてしまっていると思う。とにかくエンジンが大きい。誰かと比較しようにも、規格を超えてしまっているので、イメージが難しい」
ソフトバンク・福山アマスカウトチーフ|19/3/31
「エンジンが違う。17歳3カ月の時点で、これくらいの球を投げた投手は過去にさかのぼってもいないのでは。大事な大会でもっとアドレナリンが出たら、どこまでの球が来るのか」
「雄星、大谷の高校時代に負けていない。徹底マークします」
巨人・長谷川スカウト部長|19/3/31
「衝撃を受けた。18・44メートルではなく、14メートルの距離で投げている感じがする。走り方を見たら、プロのトレーニングにも十分対応できると思う。もっと大きくなる。ストレートのキレは、今プロに入っても3本の指に入る。びっくりした」
「すごい。すごいね。体重移動やバランスが素晴らしい。長く(投手を)見てきたが、ナンバーワンと言える」
楽天・後関スカウト部長|19/3/31
「何も言うことなし。とにかくいい。見た目の姿もいい。意外と器用で、思った以上に完成度がある。スカウト歴27年でも、トップ10に入る。松坂や小野仁…彼らに匹敵するくらいの衝撃度だった。大谷みたい、という表現はよく聞くけれど、それくらいのスケールはある」
ロッテ・永野チーフスカウト|19/3/31
「フォームも球筋も、体のサイズもいい。普通に投げた感じでしっかりアウトコースにも自然と決まる。ギアを上げるのがうまい。現時点での課題がなかなか見えない。ドラフト1位候補なのは間違いない」
中日・八木スカウト|19/3/31
「抜群にいい。ゲームの中でいろいろ試しながら、組み立てられている。現時点でも2軍でなら全く遜色ないし、1軍で投げられるレベルにもあると思う。キャッチボールで遊びで投げているカーブを試合で投げられれば、もっと幅が広がって、楽な投球ができる」
「球質、伸びしろを含めて大学、社会人を含めてもドラフト候補でナンバーワン」
フィリーズ・大慈弥環太平洋担当部長|19/3/31
「素晴らしいの一言。大谷(エンゼルス)君と肩を並べる素材です。球速自体は佐々木君が上だし、ああいうスライダーもなかなか見られない球。あとは体力。1,2年すればすごい投手になる」
日本ハム・白井康勝アマスカウト|19/1/16
「2018年のドラフト対象選手に加えてもトップクラス。ストレートの球質が良いのはもちろんのこと、スライダー、フォークも良いんです。投球術を覚え、体も大きくなればさらに成長が期待できる」
阪神・葛西稔スカウト|19/1/16
「高校生のレベルを超越している。東北地区ではNO・1の存在。大船渡高は佐々木君中心のチームであることは間違いありませんが、彼は気配りができるんです。責任感、そして気持ちの強さがある」
フィリーズ・大慈弥功環太平洋部長|18/11/18
「大谷に匹敵する。向こうで活躍できるポテンシャルは十分に持っている」
DeNA・武居スカウト|18/9/24
「この秋のドラフトにかけても、上位指名は間違いない」
「球が速くて腕の振りがいい。今秋ドラフトなら間違いなく上位候補」
阪神・葛西スカウト|18/9/20
「将来は160キロ出そう。もっともっと良くなる素質を持っている」
楽天・宮越スカウト|18/9/17
「まだ体ができていないのにこの球。伸びしろがある」
広島・近藤スカウト|18/9/17
「同じ時期の大谷(現エンゼルス)より速い」
ソフトバンク・作山スカウト|18/9/17
「この時期にこれだけ投げられるだけですごい。(素材は)文句なし」
オリックス・上村スカウト|18/9/17
「夏より状態はいいかもしれない。ひと冬越えてどのくらいになるか楽しみ」
ロッテ・井辺スカウト|18/9/17
「(カウント)3ボールからスライダーでストライクが取れる。今の時期の高校生ではなかなかいない」
ヤクルト・斉藤スカウト|18/9/17
「初めて生で見たが、ここまでいいとは。想像以上。160キロも時間の問題」
中日・山本スカウト|18/9/17
「今年でも“競合ドラ1”の力」
オリックス・古屋編成部副部長|18/8/10
「来年は高校生の三羽ガラス、いや四天王(大船渡・佐々木、横浜・及川、星稜・奥川、創志学園・西)になるのかな」
ロッテ・永野チーフスカウト|18/8/10
「(創志学園・西は)来年の上位候補になるでしょう。横浜・及川、大船渡・佐々木、星稜・奥川、菰野・岡林と来年は楽しみな投手が多い」
阪神・葛西スカウト|18/7/11
「今年のドラフトでも1位になれるぐらいの素材。2年生で154キロが出るんだから、伸びしろはいっぱいある。フォームが安定すれば、もっとスピードは出る。大谷、菊池レベルの近くまで来ている」
広島・近藤スカウト|18/7/11
「大谷の2年生の時は、これぐらい投げていた。このままケガをしないで投げられれば、大谷2世と言えるぐらいのインパクトはある」
楽天・宮越スカウト|18/7/11
「来年は横浜の左腕、及川(雅貴)と双璧になる」
「今年でもドラフト1位候補。身体能力は高いし、球もまだ速くなる」
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おめでとうございます。
身体が成熟し切ったらどこまでの投手になるんでしょうか。
楽しみです。
期待してます!!
そして、準決勝で盛岡大付高校との対戦に勝って、決勝で昨年県大会優勝の花巻東高校との対戦に勝って甲子園を掴み取って欲しいです。
体を頑丈にできればいいんだろけどスペ体質なのが怖いなぁ
変化球でも空振りが取れていたし、なにより高校野手の不作年とはいえU18の日本代表レベルの打者を6者連続三振ってのを目の前で見せられたら将来を期待せずにはいられない。
p.s. 2年夏までの背番号は20なので訂正をお願いします。
真の天才とは凡人の想像の遙か上を軽々と越えてしまう恐ろしいものなんだなと実感しました
佐々木は何球団競合するのか想像もつかない
例年なら目玉レベルでどこも喉から手が出るほど欲しがるような奥川や佐藤都ですら霞んでしまいそうな後光が射してますね
夏は岩手はもう長い事公立出られてないからかなり厳しいだろうし、去年の秋に東北大会出られなかったとはいえ盛岡大附、専大北上に善戦して県4位、また去年の吉田くんを擁した金足農フィーバーで味を占めたはずの高野連が21枠で選んでくれると思ってたのに、まさか21枠どころか県推薦の時点で漏れるなんて思わなかった…
去年、東北の英雄となった吉田を獲りに行かなかった楽天がどう出るのか気になるところではありますが、吉田と違って佐々木くんの場合、圧倒的な体格に恵まれているので最近のドラフト指名ではピッチャーに体格も求めているようにも思える楽天も指名の可能性、あると思っています(  ̄ー ̄)ノ
そういった意味では投手の指導が下手な西武ライオンズには向かない気がしています。同タイプの浦和学院高・渡邉勇太朗を2位指名しているので、2019年ドラフトでは右腕投手でも即戦力型または高校生の素材型ならポスト菊池雄星となる左腕投手を指名するべきと考えています。
佐々木朗希が甲子園で伝説を作るところを見てみたいですが、現状の大船渡高のチーム力を考えていると厳しい気がします。
素材は最高、究極の素材型右腕ですね。
来年は佐々木ドラフトになりそう
一度163を計測したらしいですよ
この選手は、多少リアリティーがあるのが怖いですね
来年は100回大会になりますが、東北勢が全国制覇する東北百年の夢を叶えるのはこのピッチャーだったら良いですね。
東北勢初の全国制覇→ドラフト1位で楽天入り→日本一って漫画みたいなパターンを夢見てしまいます。