- プロ注(2023年・2024年) マーク情報
- 2023年選抜高校野球/日程・注目選手 (03/31)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (03/31)
- ソフトバンクホークス/ドラフト2023 (03/31)
- 中日ドラゴンズ/ドラフト2023 (03/31)
- 2023年選抜高校野球/スカウト総括 (03/31)
- 門野 結大(高知) (03/30)
- 寿賀 弘都(英明) (03/30)
- 2023年選抜高校野球/注目選手プロフィール (03/29)
- 高見澤 郁魅(敦賀気比) (03/29)
- 斎藤 佳紳(徳島インディゴソックス) (03/29)
- 小林 隼翔(広陵) (03/29)
- 巨人・読売ジャイアンツ/ドラフト2023 (03/29)
- 田川 一心(海星) (03/28)
- 岡村 洸太郎(愛知学院大) (03/28)
- 尾形 樹人(仙台育英) (03/28)
- 南川 幸輝(大阪桐蔭) (03/27)
- 仲田 侑仁(沖縄尚学) (03/27)
- 徳弘 太陽(山梨学院) (03/26)
- 升田 早人(光高校) (03/26)
- 東恩納 蒼(沖縄尚学) (03/26)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
プロ注目の最速150㌔左腕。上武大戦で14K0‐1完投。一通りの変化球を交えて内外に投げ分ける。
2021年西武1位(契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円)
動 画
投手成績
■ 大学時代成績
18春: 4 1勝0敗 14.2 16 3 5 3.07(9位)
18秋: 4 1勝0敗 15 20 13 1 0.60(8位)
19春: 7 2勝2敗 32.1 41 8 7 1.95(5位)
19秋: 6 2勝2敗 30.2 34 14 7 2.05(7位)
20春: 開催中止
20秋: 5 1勝0敗 24 33 9 3 1.13(3位)
21春: 8 3勝1敗 42 51 24 8 1.71(1位)
通算: 34 10勝5敗 158.2 195 71 31 1.76
奪三振率11.06 四死球率4.03
※ 21春:MVP 21春:ベストナイン
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
21選: 1 先 8 4 14 1 1 147㌔(神宮) 上武大 ●
通算: 1 8 4 14 1 1 防1.13
被安打率4.50 奪三振率15.75 四死球率1.13
■ 甲子園成績
17夏: 1 先 8.2 10 6 1 3 143㌔ 彦根東 ●
通算: 1 8.2 10 6 1 3 防3.12
被安打率10.38 奪三振率6.23 四死球率1.04
投手成績詳細
■ 大学時代成績
近大産理 先 9 6 14 3 0 ○封…初完投初完封
21春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 失点
近大産理 先 6 6 7 0 3 ○147㌔
久留米工 先 6 1 0 ○
? ?
日本文理 4 0
? ? ○
別府大学 5 5 9 1 145㌔
? ?
長崎大学 先 9 2 ●
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
別府大学 先 5 9 6 2 ○ …プレーオフ
日本文理 2 2 3 …プレーオフ
別府大学 先 8 5 9 0 ○146㌔…プレーオフ
日本文理 2.1 2 …プレーオフ
57.1 ? 防2.20
■ 高校時代成績
2回戦:長崎西 先 9 6 14 2 1
準々決:創成館 先 9 8 3 4 4
決勝戦:長崎西 先 9 8 5 2 2
27 22 22 8 7 防1.67
被安打率7.33 奪三振率7.33 四死球率2.67
最新記事
■ 西武ドラ1隅田知一郎 グラブには家族全員の漢字1文字ずつ刺しゅう(西スポ) 21/11/1
西武から1位指名を受けた西日本工大の隅田知一郎投手が1日、入団交渉に臨み、合意した。契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円。最高条件を受け、隅田は「球団からの期待が表れていると思う。開幕ローテ入りというより、1年間ローテーションを守りたい」と改めて誓った。潮崎哲也編成グループディレクターも「当然ローテーションに入ってくるものと見ている」と即戦力の活躍を期待した。グラブには家族全員の名前の漢字を1文字ずつ刺しゅうして入れている。家族思いの隅田は、西日本工大への進学を控える高校3年生の妹の学費に契約金を充てるつもりだ。
21秋 回数 被安 奪三 四死 失点
長崎国際 先 7 2 13 0 148㌔
久留米工 先 9 3 12 1 150㌔ ○
日本文理 先 7 7 11 0 147㌔ ○
23 12 36 1 防0.39(失点から算出)
被安打率4.70 奪三振率14.09
■ 西武ドラ1西日本工大・隅田に「今年はこの子という感じだった」(日刊) 21/10/15
西武に1位指名された西日本工大の隅田知一郎が14日、渡辺久信球団GM、飯田光男球団本部長らの指名あいさつを受けた。隅田の大学ラスト登板となった3日の九州地区大学野球北部大会最終戦を視察していた渡辺GM。「私の中では今年はこの子という感じだった」と好印象を抱いたという。この日のあいさつの中でも、隅田に対して球団からは「即戦力として考えている」という高評価が与えられた。渡辺GMは獲得理由について「うちは左投手不足が1つのポイントなのでドラフト1位で隅田投手を指名した。高い確率でローテーションに入ってくるんじゃないか」と期待する。
■ ドラ1候補の西日本工大・隅田が7回0封11K(日刊) 21/10/3
西日本工大の隅田知一郎投手が、秋季リーグ最終戦に先発し7回を7安打0封、11奪三振の好投で秋2勝目となる大学通算14勝目を飾った。114球で交代も最速147キロの直球にツーシーム、チェンジアップを軸に抜群の制球で要所を締め、有終を飾った。オリックス、阪神など9球団11人のスカウトが視察する前で躍動した。中日三瀬スカウトは「1位候補に絶対挙がってくる。変化球の精度はプロと比較しても遜色ない。プロですぐ投げられそうな雰囲気がある」と絶賛。ソフトバンク岩井スカウトも「キレで勝負する若い頃の和田(ソフトバンク)タイプ。1位の可能性は高い」と高評価だ。
西武・渡辺GMは「変化球の精度がよく完成度が高いが、まだまだよくなりそう」と評価した。(報知)
ソフトバンクの岩井スカウトは「球速よりキレで勝負するタイプ。力が安定していて波がないところがいい」とその能力の高さを評価。中日の三瀬スカウトは「プロでも即戦力として1年目から勝てる力は十分ある」と太鼓判を押した。(西スポ)
過去記事
■ 西日本工大・隅田、7球団の前で完投星 緩急自在3安打1失点(デイリー) 21/9/11
西日本工大の今秋ドラフト1位候補左腕・隅田知一郎投手が9回3安打1失点で完投。阪神を含む7球団のスカウトの前で緩急自在の巧みな投球を披露した。「いつもとは違うところを見せたかった」と、この日は110キロ台のカーブを多投。直球も最速タイの150キロをマークし、30キロ差以上の緩急で12個の三振を奪った。隅田は「本当に久しぶりに(カーブを)投げたんですけど、目線を変える意味でも良かったと思う」と手応えを口にした。阪神は畑山統括スカウト、和田TAら3人態勢で視察。担当の前田スカウトは「走者を出してからは下柳剛さん(元阪神)みたいに打たせる上手さがある。上位は間違いない」と高評価した。既に阪神を含む複数球団とも面談済みの隅田。「選んでいただけたところで頑張りたい」と12球団OKの姿勢を示し、運命のドラフトの日まで猛アピールを続ける。
この日もネット裏から巨人、阪神、日本ハムなど7球団が視察。巨人の脇谷亮太スカウトは「神宮で登板して自信をつけたのかな。(春に比べ)制球力がついたし、チェンジアップの抜けも申し分なかった。上位候補になってくると思います」と評した。すでに12球団から調査書が届いており、複数球団との面談もスタートした左腕は「12球団OKです」と明言した。(スポニチ)
■ 12球団スカウト25人集結「1位で消える」と絶賛の声(西スポ) 21/9/5
西日本工大の隅田知一郎が上々のスタート。長崎国際大戦に先発し、7回を投げ2安打無失点、13奪三振の好投で詰め掛けた12球団25人のスカウトの目をくぎ付けにした。この日最速148キロをマークした直球にツーシーム、スプリット、チェンジアップなどの変化球を駆使した投球に相手打者は全くタイミングが取れない。初回1死から5者連続三振など6回以外は全て三振を奪った。7回まで投げ終えた時に武田監督から交代の打診を受けたが、続投を志願。ところが8回の投球練習で左ふくらはぎがつり急きょ交代となってしまった。福岡ソフトバンクの岩井スカウトは「何がいいというのではなく、とにかく全体的にいい。左投手として体格もちょうどいいし、バランスもいい」と魅力を挙げる。阪神の前田スカウトは「順調に成長していますね。変化球の制球が良くリードする捕手に楽しいと思わせる投手。1位で消える素材と思う」と高く評価した。
阪神は3人態勢、担当の前田スカウトは「変化球が多彩でカウントも取れる。スピード以上に手元でくるし、打者は的を絞りにくい。即戦力で通用すると思う」と絶賛。巨人・榑松スカウト部次長は「ピッチングセンスが抜群でフォームのバランスも良く、完成度が高い。素晴らしい投手」と高評価した。
■ 紅白戦に10球団20人超スカウト集結!150キロ左腕が再び全国に挑む(西スポ) 21/9/4
8月下旬には紅白戦にもかかわらず、グラウンドに10球団、20人を超えるスカウトが集結。「ドラフト上位指名確実」と評される隅田の一球一球に注目した。6月の全日本大学野球選手権1回戦。上武大に本塁打を許して0-1で敗れたものの、13三振を奪った。「自分じゃないと思うぐらいの120パーセントの投球ができた」と振り返るベストピッチだった。大会後はまず疲れを抜き、7月に体づくりから再スタートした。コロナ禍で対外試合はできず、紅白戦で数試合投げただけ。確かな手応えがつかめないままリーグ戦を迎えることに不安はあるが「上武大戦に近い投球をしたい」と意気込む。
■ 西日本工大の150キロ左腕・隅田知一郎が1球に泣く(スポニチ) 21/6/7
直球勝負にこだわったのは、エースとしての意地だった。0―0の2回。西日本工大の隅田知一郎は上武大の4番・ブライト健太に対して直球を3球続けた。最後の143キロを捉えられ、左中間席に運ばれた。「一球一球が勝負球だと思っていた。あの一球だったのかなと思います」と悔やんだ。毎回の14三振を奪ったが1点に泣いた。持ち球は多彩だ。カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップ、スプリット。今春リーグ戦では、カーブ、スライダー、スプリットをあえて封印し勝ち上がった。全国の舞台で、変化球は全て解禁した。ソフトバンク・永井智浩スカウト部長は「真っすぐの質もいいし、落ちる球がいい」と高い評価を口にした。
阪神・前田スカウトは「緩急自在。変化球が一通り投げられて精度が高い。総合力、バランスもよく、勝てるピッチャー」と評価した。(デイリー)
ソフトバンクは三笠杉彦ゼネラルマネジャーをはじめ、9人態勢で視察した。永井智浩スカウト部長は「チェンジアップがすごくいい。プロでも三振が取れる」と評価。「全国でこれだけの投球をすれば(ドラフトでも上位に)挙がるのでは」と話した。(西スポ)
阪神は畑山アマ統括スカウトや和田テクニカルアドバイザーら11人が視察。担当の前田スカウトは「一番いいのは走者を出してから打ち取れる投球。(変化球も)カウント球、勝負球のどっちでも使える。出し入れがうまい。貴重な存在です」と評価した。
▽ヤクルト小川GM「三振が14個に変化球の質がよくキレもいい。真っすぐも140キロ後半が出ている。すべてにおいて評価は高い」
▽ロッテ永野プロ・アマスカウト部長「真っすぐとの兼ね合いもあるが、変化球のキレがいい。特に、ツーシームとチェンジアップがいいね。スタミナが少し課題でしょうか」(日刊)
完成度の高い投球に、ネット裏に陣取った全12球団のスカウトから称賛の声が相次いだ。地元・ソフトバンクの永井スカウト部長が「直球にスピードとキレがあって、スプリットはプロでも三振が取れるボールになる」と言えば、楽天・後関スカウト部長は「左に限らず大学生ではトップクラスの投手。1位候補に入ってくる可能性は十分にある」と評価を上方修正した。(報知)
■ 西日本工大が12季ぶり6度目のV 隅田知一郎が男泣き(スポニチ) 21/5/22
3チームによる2戦方式のプレーオフが行われ、西日本工大が連勝し、15年春以来12季ぶり6度目の優勝を飾った。隅田は第1試合の別府大戦で先発し、8回無失点の好投。第2試合の日本文理大戦では6回から5番手で登板し、2回1/3 2失点とフル回転の活躍だった。
■ 西日本工大左腕・隅田 Wヘッダー計7回11Kも制球苦しみ5失点(スポニチ) 21/5/11
西日本工大の隅田知一郎投手が10日、九州地区大学野球北部大会のプレーオフ2試合に登板。11三振を奪ったが、計7回5失点だった。プレーオフは3チームによる2戦先勝方式(巴戦)。1勝1敗で並んだため、22日に再度実施される。
■ プロ注目の最速150キロ左腕、5回9Kで存在感(西スポ) 21/5/3
西日本工大の隅田知一郎は3番手で登板し、5回を1失点、9奪三振と力投したが勝利に結びつかなかった。昨秋、最速150キロを出すとプロのスカウトの注目度が上がり「今秋のドラフトの上位候補」と高い評価を受けるようになった。雨の中の投球で最速は145キロながら、きれのある直球とカットボールやチェンジアップ、この春から投げ始めたツーシームを駆使して空振りを奪った。今季は先発、救援で8試合中7試合に登板するチームにとって欠かせない存在だ。
■ プロ注目の西日本工大・隅田が上々の開幕戦 6回3失点も7K(スポニチ) 21/4/11
西日本工大は8―3で近大産業理工学部に勝利。プロ注目の隅田知一郎投手は6回6安打3失点。球場のスピードガンは130キロ台だったが、チームのスピードガンでは147キロを記録した直球と、変化球では新球のツーシームを効果的に使った。阪神、巨人など複数球団が視察。中日の三瀬幸司スカウトは「(ストレートは)軽く投げてもスピードが出ていた。変化球も低めに集められていた」と評価。オリックスの縞田拓弥スカウトは「九州の中ではトップクラスのピッチャー」と評した。
■ 西日本工大 Vへプロ注目2本柱がけん引 隅田&下山泰(スポニチ) 21/4/7
西日本工大はドラフト候補の隅田知一郎投手、下山泰輝投手を中心に優勝を目指す。西日本工大に12球団のスカウトが熱視線を送る投手がいる。最速150キロ左腕の隅田だ。波佐見2年時に左肘を疲労骨折したが、得永健監督と懇意だった西日本工大の武田啓監督が「うちの大学に来い」と声を掛けてくれた。隅田は高3で夏の甲子園に出場し評価は上昇。他大学からも声が掛かった。それでも「ケガした中でも声を掛けてくださった武田監督を裏切るのことはできない」と西日本工大を選択した。隅田は大学で1年春からベンチ入りし先発、中継ぎで活躍。昨秋のリーグ戦で記録した最速150キロの直球とチェンジアップ、スライダー、フォーク、ツーシームなど多彩な変化球を駆使する。武田監督は「一番いいのは全部の球種で空振りを取れること。変化球もまとまっている」と評価する。
■ 150キロ左腕隅田も2回無安打0封(西日本スポーツ) 20/9/21
西日本工大の150キロ左腕、隅田が6回から2番手で登板し2イニングを無安打に抑えた。最速147キロのキレのある直球で打者6人から5奪三振。前日に先発し連投だったが「三振は調子のバロメーター。打ち取る時だけ力を入れていた」とメリハリをつけた投球で抑えた。早くも「来年の上位候補」と高い評価を受ける左腕は「憧れはDeNAの今永投手。目標の150キロを超えたので次は152キロ、153キロを出せるように投げていきたい」とステップアップを目指す。
■ 全力投球、地元に見せられた 波佐見・隅田に悔いなし(asahi.com) 17/8/8
陶芸の町からやってきた波佐見。開幕戦勝利という作品は、完成しなかった。九回、先発の隅田が2安打などで同点にされ、あとを託した村川竜がサヨナラ安打を許した。隅田は三回までに4失点したが、四回からしっかり左腕を振り、自己最速の143キロも記録。八回まではゼロを並べた。「僕の集大成。ピッチングに悔いはないです」。隅田は泣かなかった。人口1万5千人の長崎県波佐見町にあって、彼らはこの夏のヒーローだ。「僕らの全力プレーを見てくれたと思います」。隅田は言った。開幕戦で熱戦を演じた自信を胸に、町へ帰る。
九回裏2死二塁。先発した隅田知一郎(ちひろ)君は村川竜也君にマウンドを譲った。隅田君の背番号は「10」。でも、チームメートの誰もが認める波佐見のもう1人のエースだ。1日20キロの走り込みやトレーニングを重ねて体を作り、高校に入ってから球速は約30キロ増した。(asahi.com17/8/9)
隅田投手は昨年10月、左肘を疲労骨折し、復帰まで半年かかった。その間、インナーマッスルや体幹の強化を図るとともに、徹底的に走り込んだ。復帰した4月には骨折前より球速が7、8キロ上がり、最速143キロになった。(西日本スポーツ17/8/3)
プロフィール
長崎県大村市生まれ。隅田 知一郎(すみだ・ちひろ)投手。
西大村小2年から軟式野球を始め、西大村中では軟式野球部に所属。
波佐見高校では1年時からベンチ入り。
当初、控え投手として救援中心に経験を積み、2年生の秋の予選(県1回戦)でエースを務める。
その後、2年時10月に肘疲労骨折を負い、以降6ヵ月間に渡るブランクを経験。
投げられない期間を体幹強化、走り込みに充て、一冬越えて143㌔左腕へと成長を遂げた。
翌3年夏の県大会に背番号10で挑み、エース格として16年ぶりの優勝を達成。
初戦・長崎西戦で14奪三振を記録するなど、計27回で22K、防1.67の好成績を残している。
続く甲子園開幕戦・彦根東高戦(5対6サヨナラ)で8.2回6失点の粘投を披露。
最速タイの143㌔を計測し、8回を5‐4で終えたが、9回に並ばれ、2死2塁のピンチで降板となった。
チームメイトとして1学年上に平野弘陽、同期に村川大介ら。
西日本工業大学では1年時春からベンチ入り。
1年生ながら全10戦中4試合(先2)に起用され、第2週・NBU1回戦で初先発初勝利を収める。
以降、先発兼リリーフで投手陣を支え、6シーズン続けて投手十傑入りを達成。
4年生の春までに34試合、計158.2回をこなし、通算10勝5敗、195K、防1.76の実績を残した。
入学後の練習で150㌔左腕へと成長し、スカウトからも注目される存在に浮上。
2年時春の近大産業理工学部戦1回戦で、6安打14K、2-0初完投初完封をマークしている。
12季ぶりの優勝を飾った4年時春のリーグ戦でMVP及びベストナインを初受賞。
全14試合(プレーオフ4)中12試合、計57.1回を投げ、5勝1敗、防2.20の好成績を記録した。
全国大会には4年時春の第70回全日本大学選手権(1回戦で敗退)に出場。
初戦・上武戦の先発を務め、好投を演じたが、味方打線が振わず、0対1で完投負けとなった。
相手4番・ブライトとの初対戦(2回裏)で直球勝負を挑むも左中間ソロを被弾。
敗れはしたものの全国常連校から14Kを奪い、プロからドラフト上位候補として高評価を受けた。
通算34試合(先18)、10勝(1完投1完封)5敗、158.2回、防御率1.76。
176cm76kg、最速150㌔の直球を持つプロ注目左腕。
ノーワインドから溜めて前傾しながら重心を下げ、インステップ気味に左ヒジを使った腕の振りから
投げ込む最速150㌔、常時140㌔前後から145㌔強の切れの良いストレートと、
120㌔台のスライダー、130㌔前後のカット、120㌔前後のチェンジアップ、130㌔強のスプリット。
一通りの変化球を操る好左腕。直球に変化球を交えて内外角に投げ分ける。
高2冬に肘の疲労骨折を経験。高3春に復活の143㌔、大3秋に自己最速150㌔をマークした。
高校で最速を30km/hアップ。遠投120m、50走m6秒5。
スカウトコメント
西武・潮崎哲也編成グループディレクター|21/11/1
「当然ローテーションに入ってくるものと見ている」
西武・渡辺久信球団GM|21/10/15
「私の中では今年はこの子という感じだった。うちは左投手不足が1つのポイントなのでドラフト1位で隅田投手を指名した。高い確率でローテーションに入ってくるんじゃないか」
西武・岳野竜也スカウト|21/10/11
「真っすぐはもちろん様々な球種があることがセールスポイント。先発のローテーションを担えるピッチャー」
西武・渡辺GM|21/10/4
「変化球の精度がよく完成度が高いが、まだまだよくなりそう」
中日・三瀬スカウト|21/10/3
「1位候補に絶対挙がってくる。変化球の精度はプロと比較しても遜色ない。プロですぐ投げられそうな雰囲気がある」
「プロでも即戦力として1年目から勝てる力は十分ある」
ソフトバンク・岩井スカウト|21/10/3
「キレで勝負する若い頃の和田(ソフトバンク)タイプ。1位の可能性は高い」
「球速よりキレで勝負するタイプ。力が安定していて波がないところがいい」
中日・三瀬幸司スカウト|21/9/28
「以前より格段に制球力がアップした。これまでは高めに上ずる傾向が見られたが、要所でアウトローにストレート、変化球もコントロールできるようになり、安定感も大幅に増した。秋の開幕戦は決して良くなかったと思うけど、それでも7回を投げて被安打2で無失点。三振も13個奪って逆に非凡さを見せつけた」
広島・苑田スカウト部長|21/9/28
「地区担当から『いいですよ』と聞いていましたが、想像以上によかった。リリースからミットに収まるまで勢いが失われない。むしろ打者の手元にくるほど伸びてくるボールの質で面白いなと感じました。地区担当には『もっと高い評価でいいんじゃない』と伝えました」
プロスカウト|21/9/28
「投球を見ていて高橋尚成さん(元巨人ほか)を連想しました。スピードが圧倒的なわけではないですが、変化球とのコンビネーションで相手を圧倒できる。凄いです」
巨人・脇谷亮太スカウト|21/9/11
「神宮で登板して自信をつけたのかな。(春に比べ)制球力がついたし、チェンジアップの抜けも申し分なかった。上位候補になってくると思います」
阪神・前田スカウト|21/9/11
「走者を出してからは下柳剛さん(元阪神)みたいに打たせる上手さがある。上位は間違いない」
福岡ソフトバンク・岩井スカウト|21/9/5
「何がいいというのではなく、とにかく全体的にいい。左投手として体格もちょうどいいし、バランスもいい」
阪神・前田スカウト|21/9/5
「順調に成長していますね。変化球の制球が良くリードする捕手に楽しいと思わせる投手。1位で消える素材と思う」
「変化球が多彩でカウントも取れる。スピード以上に手元でくるし、打者は的を絞りにくい。即戦力で通用すると思う」
巨人・榑松スカウト部次長|21/9/5
「ピッチングセンスが抜群でフォームのバランスも良く、完成度が高い。素晴らしい投手」
阪神・前田スカウト|21/6/8
「緩急自在。変化球が一通り投げられて精度が高い。総合力、バランスもよく、勝てるピッチャー」
「一番いいのは走者を出してから打ち取れる投球。(変化球も)カウント球、勝負球のどっちでも使える。出し入れがうまい。貴重な存在です」
ソフトバンク・永井智浩スカウト部長|21/6/8
「チェンジアップがすごくいい。プロでも三振が取れる。全国でこれだけの投球をすれば(ドラフトでも上位に)挙がるのでは」
「直球にスピードとキレがあって、スプリットはプロでも三振が取れるボールになる」
ヤクルト・小川GM|21/6/8
「三振が14個に変化球の質がよくキレもいい。真っすぐも140キロ後半が出ている。すべてにおいて評価は高い」
ロッテ・永野プロアマスカウト部長|21/6/8
「真っすぐとの兼ね合いもあるが、変化球のキレがいい。特に、ツーシームとチェンジアップがいいね。スタミナが少し課題でしょうか」
楽天・後関スカウト部長|21/6/8
「左に限らず大学生ではトップクラスの投手。1位候補に入ってくる可能性は十分にある」
ソフトバンク・永井智浩スカウト部長|21/6/7
「真っすぐの質もいいし、落ちる球がいい」
プロスカウト|21/5/3
「今秋のドラフトの上位候補」
中日・三瀬幸司スカウト|21/4/11
「(ストレートは)軽く投げてもスピードが出ていた。変化球も低めに集められていた」
オリックス・縞田拓弥スカウト|21/4/11
「九州の中ではトップクラスのピッチャー」
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ライオンズが入札を宣言したこともあり、故障の心配はないようで。
(そういえばライオンズ掲示板はドラフト直前になっても凍結されたままだな)
佐藤隼輔(筑波大)と比較して、背丈とストレートの威力では負けていますが、変化球はこちらが上と見ています。
スライダー系はプロの左バッターの、ツーシーム(チェンジアップ)系のボールは右バッターの、それぞれアウトコースで空振りが取れる威力があります。
先発で通用するスペックは十分でしょう。
この投手は変化球が素晴らしい。
曲がりの大きいスライダーとチェンジアップ、使い方も相まって
松井裕樹を彷彿とさせる感じ。
武器になる変化球を複数持っている投手はなかなかいないですし、
身体作りもまだまだという印象で伸びしろもありそう。
日増しにスカウトからの評価も上がるのも頷けます。
即戦力左腕の獲得を目指す球団にとっては第一候補に挙げられそうですね。