高山 遼太郎（富士大）

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　■　健大高崎・高山、父の元プロ健一さん超えへ誓い新た(日刊スポーツ)　18/7/26

　広島の高山健一スカウトを父に持つ高崎健康福祉大高崎の遼太郎三塁手は涙を流しながら、この日の敗戦を糧に次なる舞台での「父超え」を誓った。父の存在が「憧れから、目標に変わった」のは、甲子園に出た時だった。今年の３月から、驚異の３２発を放ち、高校通算本塁打は４７本を数えた。今後の進路について、遼太郎は「親と相談してからですが、甲子園に行ければ（プロ志望届を）出す方向だったかもしれませんが、今のところは社会人野球を目指してから、プロに行きたいです」と話した。青学大、本田技研（現ホンダ）を経て、プロ入りした父の背中を追いかける。

　■　健大高崎17点発進！プロ注目・山下３打点も反省(スポニチ)　18/7/9

　高崎健康福祉大高崎が３年ぶり優勝へ向けて５回コールド発進だ。１６安打１７得点の爆勝。１番・山下航汰外野手が初回に右翼線二塁打を放ち、一挙５得点の猛攻につなげた。ＤｅＮＡの河原隆一スカウティングディレクターは「タイミングの取り方がうまい。ボールをうまくひきつけて、懐が深い。それでバットも振れるから飛ぶ」。高校通算４６号の右越えソロを放った４番・高山遼太郎内野手も評価し「打つ方は２人とも高校トップクラス」と話した。

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　広島スカウトでもある父・健一さんは、スラッガー山下を「自分の形で打てている」と高く評価した一方で、長男についても「いいスタートを切ったが、ここという勝負どころで打ってナンボ」と父親目線も入れて期待した。(西日本スポーツ)

　■　関東大会　健大高崎６年ぶりＶ(西日本スポーツ)　18/5/24

　高崎健康福祉大高崎が１５－１０で日大三に打ち勝って６年ぶり２度目の優勝を決めた。この日のスタメン野手合わせて２３１本塁打のパワー打線を引っ張る１番の山下は５回にこの大会１号２ラン。これで通算７１本。８回には嶋本がソロ。９回には父が広島スカウトの４番・高山が右翼場外に２ランを放って空中戦でも日大三を圧倒した。

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　青柳監督は「スイングが速く、勝負強さもある。最高の４番バッター」と信頼を寄せた。(日刊スポーツ)

過去記事

　　プロフィール

　群馬県前橋市出身。
　高山 遼太郎（たかやま・りょうたろう）三塁手。
　荒牧小学校時代から軟式野球を始め、南橘中では前橋中央ボーイズに所属。
　元プロ・高山健一氏（広島95年5位）を父に持つ。

　健大高崎では1年時から公式戦に出場。
　腰痛を克服して秋季関東大会からベンチ入りし､5番・ライト初先発の1回戦で単打2本を放つ。
　翌2年春の選抜で6･5番･右翼手を務め、初戦で右中間への二塁打をマーク。
　1回に左安（外直球）､4回に右安（内スラ）と､同2回戦再試合で2安打を放つ活躍を見せた。
　2年夏（5番･レフト）の群馬大会で打率.391本2を記録するも前育に敗れV逸。
　2回戦・西邑楽高戦、及び準決・東農二戦で、4番・山下航汰との2者連続弾を放っている。
　続く2年秋（4番・LF）の関東大会準々で細川拓哉から3安打2二塁打を記録。
　翌3年春から4番・サードとしてチームを牽引し､群馬2回戦でサイクル安打の快挙を達成した。
　4戦3発（場外2）の活躍で関東Vに貢献し､プロからも注目される存在へと浮上。
　1回表にバックスクリーン右3ラン、5回に左フェン直二塁打と､浦学戦で2長打を記録している。
　3年夏の群馬大会は前橋育英に5-6サヨナラ（4打数1二塁打）で敗れ準優勝。
　2試合続けて右越え弾を放つなど､6試合で5長打を記録し､打率.400点10の好成績を挙げた。
　1学年上に小野大夏、湯浅大、同期に山下航汰ら。

　173cm81kg、強打が魅力のプロ注目三塁手。
　高校通算47発､振り切るスイングで左右に強い打球を放つ左の強打者。2年秋から4番に座る。
　3年時に32発マーク。ZAボールパーク（C122m）で中堅右への場外弾を放った。
　1年秋の関東大会から5番・右翼手としてレギュラー。左翼手を経て3年春から三塁手を務める。
　遠投85m、50m6秒3（2年春）。一塁到達4.4秒強。

　　スカウトコメント

ＤｅＮＡ・河原隆一スカウティングディレクター｜18/7/9
　「打つ方は２人（山下・高山）とも高校トップクラス」
広島・高山健一スカウト｜18/7/9
　「いいスタートを切ったが、ここという勝負どころで打ってナンボ（と父親目線も入れて期待）」