- プロ注(2024年/2025年) マーク情報 プロ志望(大学/高校)
- 野中 太陽(三菱重工West) (11/30)
- 野澤 秀伍(東京ガス) (11/30)
- 水谷 祥平(JR東海) (11/30)
- 中尾 要一郎(伯和ビクトリーズ) (11/30)
- 伊藤 岳斗(パナソニック) (11/30)
- 中澤 嶺(三菱重工West) (11/30)
- 小林 勇仁(FedEx) (11/30)
- プロ注目選手/2024年ドラフト (11/30)
- 松本 凌人(名城大) (11/30)
- 2023年ドラフト会議/指名選手契約状況 (11/30)
- 江越 永輝(大阪ガス) (11/30)
- 桃谷 惟吹(ヤマハ) (11/30)
- 斉藤 勇人(日本製鉄東海REX) (11/30)
- 成瀬 脩人(NTT西日本) (11/30)
- 石井 巧(NTT東日本) (11/30)
- 後藤 凌寿(トヨタ自動車東日本) (11/30)
- 佐々木 繕貴(エイジェック) (11/30)
- 神宮 隆太(エイジェック) (11/30)
- 近藤 大樹(東海理化) (11/30)
- 遠藤 慎也(日本新薬) (11/30)
【球団別】 中日 日ハム 東京 西武 巨人 楽天 横浜 福岡 広島 千葉 阪神 オリ
【24候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
最速151㌔の直球とカットボール。日本選手権でMVP受賞、4試合3勝、19回0封の好成績を残した。
2022年広島5位(契約金4000万円、年俸700万円)
動 画
投手成績
■ 社会人時代成績
20都: 1 2 2 1 0 0 148㌔ ホ ン ダ ※avg143.8㌔
21日: 4 19 9 13 3 0
先 9 5 6 1 0 142㌔ 東海レックス ○封
先 6 3 5 0 0 150㌔ 西部ガス ○
2 1 0 2 0 151㌔ ホ ン ダ ○ ※avg146.6㌔
2 0 2 0 0 三菱重E
21都: 1 先 9 4 9 0 0 146㌔ 伏木海陸 ○封
22都: 1 先 4.1 6 2 3 5 146㌔ JR東日本 ●
22日: 1 3.1 2 4 0 0 151㌔ 東京ガス
通算: 8 37.2 23 29 6 5 防1.19
被安打率5.50 奪三振率6.93 四死球率1.43
※ 21日:MVP
■ 甲子園成績
18夏: 1 1 1 1 0 0 142㌔ 二松学舎
19春: 2 11.1 9 9 7 6
先 9 3 8 4 0 150㌔ 八学光星 ○封
先 2.1 6 1 3 6 142㌔ 東邦高校 ●
通算: 3 12.1 10 10 7 6 防4.38
被安打率7.30 奪三振率7.30 四死球率5.11
投手成績詳細
■ 社会人時代成績
京都大会:鷺宮製作 先 8 3 4 2 0封
北海大会:日製石巻 先 7 4 6 2 1
日選手権:東海レックス 先 9 5 6 1 0封142㌔
:西部ガス 先 6 3 5 0 0 150㌔
:ホ ン ダ 2 1 0 2 0 151㌔
:三菱重E 2 0 2 0 0
都対予選;大和高田 先 7 5 4 2 0
:NTT西 先 8.2 4 4 2 2 148㌔ ※35回連続0封
都市対抗:伏木海陸 先 9 4 9 0 0封146㌔
58.2 29 40 11 3 防0.46
被安打率4.45 奪三振率6.14 四死球率1.69
■ 高校時代成績
地区1戦目:可部高校 先 4 1 6 3 0
2戦目:安芸府中 先 2 2
3戦目:沼田高校 1 0
広島2回戦:庄原実業 先 3 0
3回戦:広島商業 先 9 7 4 2 1
準々決:武田高校 先 4.1 4
準決勝:広島新庄 先 6 3 1
決勝戦:市立呉高 先 6.1 6 1
中国1回戦:鳥取商業 0.2 0 2 0 0 148㌔(倉敷市営)
準々決:関西高校 先 6.1 12 4 2 8
準決勝:創志学園 先 8 4 5 2 0封
決勝戦:米子東高 0.1 0 0 0 0
神宮2回戦:星稜高校 2.1 3 4 1 0 145㌔(神宮球場)
53.1 43 46 12 17 防2.53
被安打率7.26 奪三振率7.76 四死球率2.03
19夏 回数 被安 奪三 四死 失点
広島1回戦:西条農業 先 5.2 3 4 1 0
4回戦:祇園北高 先 4 1 4 2 0
準々決:広国院高 先 6 6 8 1 2
準決勝:広島商業 先 4.2 6 5 1 5
20.1 16 21 5 7 防2.21
被安打率7.08 奪三振率9.30 四死球率2.21
最新記事
■ 【広島】ドラ5河野佳仮契約「1年目から全力で頑張ります」(日刊) 22/11/17
広島からドラフト5位で指名された大阪ガス・河野佳投手が16日、仮契約を交わした。契約金4000万円、年俸700万円。背番号は46に決まった。指名あいさつでは「開幕1軍」を目標に掲げていた河野。この日、色紙に書いたのは「新人王」だった。一時は入団拒否を示唆する発言もあったが、小学5年時から広島で暮らしていた河野にとって、カープは特別なチーム。「中学生の時かな。友達と(優勝)パレードも行ったりしてました」。憧れは、レジェンドOBの黒田博樹氏。21歳右腕は「力強いまっすぐと変化球のコンビネーションが売り。新人らしさも見せつつ、頑張ります!」と力強く話した。
22年公式戦 回数 被安 奪三 四死 自責
京都大会:三菱重E 先 5.2 7 0 3 3 148㌔
東北大会:JR東北 先 6 4 6 0 1
:JR東日本 1 0 2 0 0
都対予選:OBC高 先 4 3 6 2 0
:日鉄広畑 先 9 8 10 0 2
:日本生命 先 4 8 1 2 1
:日本生命 先 9 7 8 2 0封149㌔
都対本戦:JR東日本 先 4.1 6 2 3 5 146㌔
伊勢松阪:東 芝 先 5 4 3 0 0 143㌔
:三菱岡崎 1 0 2 0 0
日選手権:東京ガス 3.1 2 4 0 0 151㌔
52.1 49 44 12 12 防2.06
被安打率8.43 奪三振率7.57 四死球率2.06
■ ドラ5河野佳に指名あいさつ「開幕1軍目指して頑張りたい」(日刊) 22/11/9
広島から5位で指名された大阪ガス・河野佳投手が8日、指名あいさつを受け、入団に前向きな姿勢を見せた。約30分間の会談を終え、河野は「即戦力として、大いに期待していると(言っていただいた)。その期待に応えられるよう、開幕1軍を目指して頑張りたい」と語った。小学5年生から広島で暮らし、マツダスタジアムに観戦も行っていたという右腕。なじみの深い「赤ヘル軍団」入りに「小さい頃から見ていた球団。すごくうれしく思います」と改めて喜びを語った。担当の鞘師スカウトは「(開幕1軍も)十分可能。競争の枠に入っていくだけの実力は十分ある」と太鼓判を押し「イメージしやすいのは最初は中継ぎ。試合の最初の入りがうまかったり、球種を見てもそういう感じだと思う」と評価した。
■ 広島ドラ5 大阪ガス・河野 初戦敗退 結論を急がず(スポニチ) 22/11/1
広島からドラフト5位指名された大阪ガス・河野佳投手(21)が日本選手権で東京ガスとの1回戦に2番手で登板し3回1/3を1失点(自責0)に抑える好救援を見せた。即戦力候補の実力を見せつけても無念の初戦敗退。今年の大会は全て終わった。しかし、広島入りへの明言は避けた。「社会人での目標が上位指名だった。絶対に来年は今年以上の成績を残せる自信がある」と言及。「(プロ入りは)まだ考えていない。ここからしっかり、監督さんと会社と話して結論を出したい」と慎重に言葉を選んだ。春ごろに「へんとう膿瘍」を発症。約1カ月間投球から離れるなど体調が整わなかった。7月にのどの手術を受けて、今大会に向けて調整を進めるも、昨年ほどの評価を取り戻せずに広島からは5位指名だった。「今年の評価は受け止めているけど、体調不良で調子を落としたことがすごく悔しい。心残りがあります」。最後には「プロ野球に対しての思いは強いものがあります」と付け加えた。
過去記事
■ 大阪ガス・河野佳が5イニング無失点の好投(中スポ) 22/10/9
大阪ガスの河野佳(21)が5イニングを4安打無失点と好投した。「コントロールと、追い込んでからは強いボールを投げることを意識した。きょうは直球とフォークがよかった」。スタンドからは中日など5球団9人のスカウトが熱視線を送った。ロッテの榎スカウト部長は「浮き上がるような直球が投げることは分かっている。制球もきっちり投げ分けて器用さもある」と評価。オリックスの小松スカウトも「制球、ボールの質ともに高いレベルで投げていた。即戦力として期待できる投手」とうなずいた。
■ 大阪ガス・河野佳7月以来の先発 9球団12人スカウト集結(日刊) 22/9/27
<オープン戦:三菱重工West6-4大阪ガス> 5回5奪三振2失点で、最速は148キロだった。「最速は変わってませんが、平均で145、6、7と出て成長している」。「ドラフトは選手権前の経過。意識せず、選手権でいい結果を出せるように」。この日は9球団12人が集結した。阪神は畑山統括スカウト、和田テクニカルアドバイザーら最多の3人態勢だった。楽天後関スカウト部長は「制球もそれなりにいいし、自滅するタイプではない」と評価。中日山本スカウトも「球の強さは出ている」と評した。
■ 大阪ガス・河野佳 都市対抗1回戦でまさかの屈辱3被弾(スポニチ) 22/7/19
前年度の社会人「3冠」に輝いた河野佳には屈辱のマウンドだった。4回に3被弾。「情けないし、悔しい」。声を絞り出し、「打たれた球は全部甘かった。ボール先行でストライクを欲しがってしまった」と首を振った。自己最速151キロが144キロ止まり。直球が走らず変化球を痛打された。
■ 大阪ガス 5年連続の都市対抗切符 先発・河野が7安打完封(スポニチ) 22/6/10
大阪ガスが日本生命を振り切り、5年連続の本戦出場を決めた。先発・河野は、たび重なるピンチを耐えた。第5代表決定戦で7安打完封。球場表示で149キロを計測し、力強さを誇示した。ネット裏では4球団のスカウトが視察。広島・鞘師智也スカウトは「今年一番の投球だったと思います。でも去年の良い時に比べたら7割くらい。変化球の精度が上がれば、もっと良くなると思います」と評価した。
■ 大阪ガス・河野佳が2失点完投も敗戦 10球団が視察(報知) 22/5/27
大阪ガス・河野佳が先発し、10三振を奪って2失点完投したが、打線の援護がなく惜敗した。巨人、阪神など10球団のスカウトが視察。初回に3者連続三振を奪うなど4回までは無失点に抑えたが5回に4安打で2点を失った。6回以降は修正し、9回までの4イニングは単打1本に封じた。
阪神・畑山統括スカウトは「序盤は彼らしいいい投球を見せていた。高卒3年目にしたら完成度が高い投手」と評価した。(デイリー)
■ 大阪ガス・河野佳の今年公式戦初登板を12球団視察も初黒星(スポニチ) 22/4/25
大阪ガス・河野佳が今年の公式戦初先発。全12球団32人のスカウトが見守る前での登板も、5回2/3を3失点で降板し、入社3年目で公式戦初黒星を喫した。西武の渡辺久信GMは「走者が出てから力を入れていた。投げ始めだし、これからしっかり追いかけますよ」と“密着マーク”を予告。阪神の筒井和也スカウトは「一番の魅力は球の質。勝負どころで力任せにいくのではなく、狙って投げられる。20、21歳でなかなかあそこまでまとめられない」とゲームメーク能力の高さを称賛した。
この日の反省点には「場面場面で、ボールが弱かった」と球威を挙げた。社会人2年目の昨年は6月の全日本選手権で優勝。当時の状態と比べて現在の状態は「60~70%くらい」という。(報知)
巨人水野スカウト部長、日本ハム吉村チーム統括本部長、西武渡辺GM、阪神和田テクニカル・アドバイザーら編成の要職者も熱視線を送った。(日刊)
■ ドラフト候補の大阪ガス・河野佳3被弾など6回9失点(日刊) 22/4/9
大阪ガス・河野佳投手(20)がオープン戦のJR西日本戦に先発した。今年の対外試合2戦目は3被弾など6回9失点。球速差があるフォークを試すなど、試行錯誤の投球だった。NPBの複数球団も視察。7-10で競り負けたが、7月の都市対抗へ仕上げていく。
■ 大阪ガス・河野佳 同学年の奥川、佐々木朗希ら刺激(日刊) 22/1/7
今秋ドラフト有力候補で最速151キロ右腕の河野佳投手が都市対抗&日本選手権のダブル優勝を誓った。寒空の下でロッテ、オリックスのスカウトが視察し、秋は注目株になりそうだ。
■ 大阪ガス・河野佳、3冠 社会人野球年間表彰(毎日新聞) 21/12/22
最多勝利と最優秀防御率の投手部門を独占し、ベストナインとの「3冠」に輝いた大阪ガスの河野佳投手は「(都市対抗と日本選手権の)2大大会を無失点でやり抜き、自信になる」と喜びを語った。高卒2年目で7試合に登板し6勝無敗、防御率0・21が評価された。
■ 日本選手権王者・大阪ガスのMVP右腕河野が完封一番乗り(中スポ) 21/12/2
大阪ガスは河野佳が散発4安打で完封し、伏木海陸運送を4―0で下した。「調子はあまり良くなくて高めに浮いたりもしましたが、要所で失投がなくて完封できた」。中日の松永編成部長は「順調に来ていると思う。スピードはこれからもっと出そう。現段階で社会人で名前が挙がってくる」と期待した。
■ 来年ドラフト候補の大阪ガス・河野佳が9回途中2失点の好投(報知) 21/9/13
大阪ガスが都市対抗大会出場に王手を懸けた。河野佳投手が、8回2/3で4安打2失点と好投した。高卒2年目の右腕は、自己最速まで3キロに迫る148キロの直球とカットボールを交え、プロ注目の藤井健平右翼手と野村勇遊撃手をともに無安打に封じた。9回に2失点し、公式戦での連続無失点が35イニングでストップ。「(無失点は)意識していた」と苦笑いを浮かべた。優勝した7月の日本選手権では4試合、計19回を無失点に抑え、最高殊勲選手賞に輝いた。
■ 広陵エース河野が涙 今後社会人からプロ目標(日刊スポーツ) 19/7/27
エース河野佳にとっても、つらい夏の終わりになった。先発の石原勇輝が3回途中3失点で降板し、救援登板。だが広島商に傾いた流れを止められず、5失点(自責3)で8回途中にベンチに下がった。卒業後については「今はまだ」と語るにとどめたが、社会人野球を経てプロを目指す。
■ 広陵・河野が150キロ完封、2度の「クビ」で飛躍(日刊スポーツ) 19/3/26
広陵のエース・河野佳投手が八戸学院光星との1回戦で、自己最速を2キロ更新する150キロをたたき出した。初回だ。河野が先頭打者に投じた4球目。内角高めの直球は150キロを計測。試合中盤からは「直球が狙われているのが分かったので変化球主体。7、8割の力で」。速球にこだわることなく、チェンジアップを勝負球に使った。凡打の山を築き、3安打8奪三振完封で勝利に導いた。
▽阪神山本宣史アマスカウト「球がキレてるし、これから楽しみ」
▽ヤクルト橿渕聡スカウトグループデスク「体は大きくないけど球が速い。(日本ハム)吉田輝星くんとかと同じタイプかな」
武岡龍世内野手は「河野くんは想像以上だった。真っすぐもスライダー、フォークも定まっていて球威もあって対応できなかった」と無念の表情。(日刊スポーツ)
中井監督が「球の強い野村祐輔」とたとえる右腕。2月、投球練習で欠けた歯の痛みに悩まされていた。緊急措置でティッシュを詰めて練習を続けるほどの我慢強さの持ち主だが、投球時に歯を食いしばることで奥歯が欠けていたのが原因という。見かねた中井監督から大会前にマウスピースをプレゼントされ、この日も装着。本人も「つけるようになってから調子いいです」と喜ぶニューアイテムの“援護射撃”で自己最速更新を果たした。
▽ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク「うちのスピードガンでは148キロ。小川(171センチ)がいるように、身長がどうかだけでという見方はしないので球の力とか評価していく」
▽オリックス・長村球団本部長「うちの山岡と背丈は同じくらいだとしても横(体重)はあるだろう。スピードそのものより切れの良さを感じる」
▽阪神・山本スカウト「このぐらいのスピードは出ると思っていた。スライダーも切れている。今後も見ていきます」(SANSPO)
▽阪神・山本スカウト「去年まではリリーフで投げているところは見ていて、先発で投げてどうなのかなと楽しみにしていたけど、真っすぐも力強いしスライダーもキレがある。まだ伸びしろもある。当然、候補に入ってくる選手」
▽中日・中田アマスカウトアドバイザー「安定感がある。腕の振りがいい。力強く、シャープ。思った以上によかった。候補になってくるでしょう」(デイリースポーツ)
広島の苑田スカウト統括部長は「高校生として球速、コントロール、変化球、悪いところはない。伸びる可能性がある」と将来性の豊かさを評価した。(中日スポーツ)
▽広島苑田聡彦スカウト統括部長「ピッチングの組み立てがうまい。うちの野村のような感じ。将来的にプロに行ける力は十分ある」
▽ソフトバンク福山龍太郎アマスカウトチーフ「追いかけたい。うちの森みたいにロスなく、リリースに力を入れられる」(スポニチ)
■ 広陵・河野は大谷超えの回転数「一番調子いい」監督(日刊スポーツ) 19/3/20
他の投手は1分間で約2000超という中、河野の回転数は約2500という。測定器械は違うが、大谷翔平投手の直球でも約2200回といわれる中、高校生投手としては驚異的な数字をたたき出す。
■ 広陵が創志学園にコールド勝ちでセンバツ当確(スポーツ報知) 18/11/3
秋季中国大会で、広陵が創志学園に8回コールド勝ちし、6年ぶりのセンバツ出場が当確となった。最速148キロ右腕の河野佳が8回を4安打無失点に抑え、来秋ドラフト上位候補で創志学園の西純矢投手に投げ勝った。2回に先制の左前適時打を放つなど、2安打1打点で投打に活躍した。
プロフィール
兵庫県加古川市出身。河野 佳(かわの・けい)投手。
兵庫・神野小時代にソフトボールを始め、広島・大州中では広島南シニアに所属。
広陵高校では1年生の秋から控えとしてベンチ入り。
翌2年夏の本大会初戦・二松戦で全国デビューし、敗戦の中で1回1K、1安打0封の実績を残す。
2年時秋の新チームで主戦の座を掴み、フル回転の活躍で県V、中国Vを達成。
主に先発として全13試合、計53.1回を投げ、中国1回戦・鳥商戦で148㌔(救援)を計測した。
プロ注・西純矢と投げ合った同準決・創志戦で8回4安打7-0完封勝ちを記録。
続く明治神宮大会初戦・星稜戦(0対9)で、最速145㌔、2.1回4K0封の力投を演じている。
翌3年春の選抜全2戦に先発で登板し、初戦4球目にいきなりの150㌔を計測。
その後はスピードを抑えた投球で試合を作り、光星を3安打に封じて2対0完封勝ちを挙げた。
この好投で一躍プロの評価を高めるも、続く東邦戦は制球が甘く2対12で大敗。
立ち上がりからボールがうわずり、石川に一発を許すなど、6失点を喫して2.1回でKOとなった。
3年時夏の県大会は広島商業に5対13(4失策)の大差で敗れベスト4で敗退。
0-3の3回2死から救援で登板したが、相手の勢いにのまれ、3.2回5失点、自責3で降板となった。
1学年上に森悠祐、同学年に石原勇輝、森勝哉ら。
大阪ガスでは1年目から公式戦に出場。
秋の都市対抗1回戦・ホンダ戦に4番手で登板し、敗戦の中で2回1K0封の全国デビューを飾る。
2年目7月の日本選手権で優勝を達成し、3勝を挙げる大活躍でMVPを獲得。
先発・抑えで全5試合中4試合、計19回を投げ、9安打3四死球、13K0封の好成績を残した。
8回まで1‐0の投手戦となった初戦・東海REX戦で5安打4‐0完封勝利を記録。
3対2サヨナラ勝ちを収めた準決・ホンダ戦で、最速151㌔、2回無失点の好救援を演じている。
高校時代に続きプロからも注目され、冬開催の都市対抗初戦で伏木を完封。
JABA主要大会で最多6勝(0敗)、防0.21(1位)を記録し、高卒2年目で投手ベスト9に輝いた。
二大大会8試合、4勝(2完投2完封)1敗、37.2回、防御率1.19。
175cm81kg、最速151㌔直球を持つプロ注目右腕。
セットからタメを作って重心を下げ、早めに着地し、後ろ小さめに、肘を柔らかく使った腕の振りから
投げ込む最速151㌔、常時140㌔前半から後半(先発)の伸びのある真っ直ぐと、
130㌔台から140㌔強のカット、120㌔台のスライダー、130㌔台のフォーク、110㌔前後のカーブ。
真っすぐが武器の本格派右腕。カットボール、スライダー、カーブなどをおり交ぜる。
高卒2年目で社会人強豪の先発の座を獲得、夏の日本選手権で151㌔(京セラ)をマークした。
遠投105m、50m6秒6。奪三振率6.93、四死球率1.43。
スカウトコメント
広島・鞘師スカウト|22/11/9
「(開幕1軍も)十分可能。競争の枠に入っていくだけの実力は十分ある。イメージしやすいのは最初は中継ぎ。試合の最初の入りがうまかったり、球種を見てもそういう感じだと思う」
ロッテ・榎スカウト部長|22/10/9
「浮き上がるような直球が投げることは分かっている。制球もきっちり投げ分けて器用さもある」
オリックス・小松スカウト|22/10/9
「制球、ボールの質ともに高いレベルで投げていた。即戦力として期待できる投手」
楽天・後関スカウト部長|22/9/27
「制球もそれなりにいいし、自滅するタイプではない」
中日・山本スカウト|22/9/27
「球の強さは出ている」
広島・鞘師智也スカウト|22/6/10
「今年一番の投球だったと思います。でも去年の良い時に比べたら7割くらい。変化球の精度が上がれば、もっと良くなると思います」
阪神・畑山統括スカウト|22/5/28
「序盤は彼らしいいい投球を見せていた。高卒3年目にしたら完成度が高い投手」
中日・松永編成部長|21/12/2
「順調に来ていると思う。スピードはこれからもっと出そう。現段階で社会人で名前が挙がってくる」
中日・米村明チーフスカウト|19/6/14
「進学かもしれませんが、志望届を出したら上位指名でしょう。体のサイズはそれほどありませんが、150キロが投げられるし、コントロールもいいです」
ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスク|19/4/9
「球の強さに、びっくりした。リリースが強くて、魅力を感じた」
巨人・長谷川国利スカウト部長|19/3/28
「2人(広陵・河野、石岡一・岩本)とも高校生としては、いろんな球を操れて、直球にも力がある」
オリックス・長村球団本部長|19/3/27
「うちの山岡と背丈は同じくらいだとしても横(体重)はあるだろう。スピードそのものより切れの良さを感じる」
広島・苑田スカウト統括部長|19/3/27
「高校生として球速、コントロール、変化球、悪いところはない。伸びる可能性がある」
「ピッチングの組み立てがうまい。うちの野村のような感じ。将来的にプロに行ける力は十分ある」
ソフトバンク・福山龍太郎アマスカウトチーフ|19/3/27
「追いかけたい。うちの森みたいにロスなく、リリースに力を入れられる」
中日・中田アマスカウトアドバイザー|19/3/27
「安定感がある。腕の振りがいい。力強く、シャープ。思った以上によかった。候補になってくるでしょう」
阪神・山本宣史アマスカウト|19/3/26
「球がキレてるし、これから楽しみ」
「このぐらいのスピードは出ると思っていた。スライダーも切れている。今後も見ていきます」
「去年まではリリーフで投げているところは見ていて、先発で投げてどうなのかなと楽しみにしていたけど、真っすぐも力強いしスライダーもキレがある。まだ伸びしろもある。当然、候補に入ってくる選手」
ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスク|19/3/26
「体は大きくないけど球が速い。(日本ハム)吉田輝星くんとかと同じタイプかな」
「うちのスピードガンでは148キロ。小川(171センチ)がいるように、身長がどうかだけでという見方はしないので球の力とか評価していく」
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長身でもサウスポーでもポテンシャル評価型でもない投手にとって、ドラフト年の活躍がどれだけ指名順位に直結するかが分かる好例。
↑低身長で活躍してた投手が1人もいないならともかく
167cmで177回も勝っている石川雅規という存在がおるのに
この人は身長でしか判断できない哀れな存在だな
田沢純一が1年間注目を浴び続けた年以来の現象となるかな?
田沢と比べればまだまだ積んでるエンジン自体は小さく、プロでやるにはもう一段階スケールアップが必須だとは思いますが、若さと将来性を評価されて5,6球団が結果的に競合したなんてことになっても驚かないかな。
各球団が注目しているので、今後の各球団の動きに注目したいです。
今年の夏の甲子園、初戦突破目指して頑張って下さい。