古川 裕大（上武大）

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　■　ドラ３捕手の上武大・古川が仮契約　開幕１軍へ「そこは目標に」(報知)　20/11/21

　上武大の古川裕大捕手が２０日、群馬・高崎市内の同大で契約金５０００万円、年俸９００万円で仮契約した。同席した大渕スカウト部長は「捕手の競争を激しくして、ファイターズの捕手陣のレベルを上げる人物として適役だと思っています」と大きな期待を寄せた。

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　人間性は、高橋スカウトのお墨付き。同スカウトの息子は古川と同学年で、野球部でチームーメートだった縁がある。息子を通じて人柄は確認済みで「誠実、真面目。九州の人間なので、ちょっと武骨というか男、男というところが大好きです」と、ほれぼれ。(日刊)

　■　日本ハム3位、上武大・古川捕手が好リード　武蔵大下し4強進出(スポニチ)　20/11/11

　上武大が４―１で武蔵大を下し、準決勝に駒を進めた。上武大の古川裕大捕手は「４番・捕手」で出場し、３打数無安打ながら好リードでチームを勝利に導いた。高橋憲幸スカウトは「今年はコロナ禍がありながら「４番」「捕手」「主将」としてチームをよく統率し、結果も残した。彼は左投手も苦にしない打てる捕手。１年目から１軍でマスクをかぶれるようにキャッチャーとしてのベースを高めていってほしい。“古川裕大”が次世代の目標となるような選手になってほしい」と大きな期待をかけた。

　　以下、上記youtube動画（下）から計算したおおよその送球タイム（実戦でのタイムより速め）です。

　■　上武大・古川目標は「令和の阿部」と「ストップ・ザ・周東」(スポニチ)　20/11/3

　日本ハムからドラフト３位指名を受けた上武大・古川裕大捕手が２日、上武大キャンパスで指名あいさつを受けた。平成に一時代を築いた「強打の捕手」巨人・阿部慎之助２軍監督を目指す考えを明かし、捕手として全試合出場を目標に掲げた。生まれも育ちも福岡県。しかし、父・裕一郎さんをはじめ一家で巨人ファンだった。今年８月の巨人３軍とのプロ・アマ交流試合では、阿部２軍監督が見守る前で２ランを放っている。担当の高橋憲幸スカウトは「大学でもトップレベルの打力と守備力。１０年でも１５年でも（正捕手で）やってもらえると思っている」と力説した。

過去記事

　　プロフィール

　福岡県八女市生まれ。
　古川 裕大（ふるかわ・ゆうだい）捕手。
　長峰小3年時から長峰クラブで野球を始め、福島中時代は久留米ボーイズで正捕手。
　中学3年夏のG杯に出場し、U-15日本代表に選ばれた。

　久留米商進学後1年時春の九州大会はベンチ外。
　1年時秋の新チーム（県8強）で正妻の座を掴み､龍頭が相手の地区代決で二塁打2本を放つ。
　翌2年夏の予選全4試合で5番を務め、不振に苦しみながらも5回戦まで進出。
　2年秋以降の3季をいずれも2回戦敗退で終え、プロ志望をせず関甲新・上武大進学を選んだ。
　通算21発。県8強が最高成績で甲子園経験は無し。

　上武大学では1年時春からベンチ入り。
　2年時春のリーグ戦で正DH（中軸）の座を掴み、打率.285本2点13の活躍でベストナインに輝く。
　3年時春から正捕手としてチームを支え､ベストナインを3度（捕手2､DH1）受賞。
　7季で計56試合(4・5番各18）の先発を務め、通算72安打、打率.348本12点60を記録した。
　自己最多5発を放った3年生の春に本塁打＆打点（13点）の打撃2冠を達成。
　優勝が懸かった白鴎大との最終カード･首位攻防戦で2戦連続の右越え弾をマークしている。
　同秋のリーグ戦で打率.452を記録し、首位打者＆最高出塁率（.839）を獲得。
　4年生秋の最終シーズンに主将･4番として挑み､14打点の活躍で7季5度目の優勝を飾った。
　2年生の冬以降､代表候補の常連となり､選考合宿で好投手との対戦を経験。
　天理大の左腕・森浦から左中間を破る2塁打、大商・大西から右線への2塁打を放っている。
　全国大会には3年時春の第68回大学野球選手権大会(1回戦敗退）に出場。
　1回戦・福工大（3-5）に5番・捕手として先発し、第3打席で中堅フェンス直撃の3塁打を放った。
　通算61試合、打率.348、72安打、12本塁打、60打点。

　182cm86kg、強肩強打のプロ注目大型捕手。
　リーグ通算12発、振り切るスイングで弾き返す左の強打者。持ち前の打力を武器に中軸を担う。
　2年時春からＤＨでレギュラー、3年時春から正捕手、4年時から主将を務めた。
　3年時春の選手権1回戦･福工大戦で中堅フェンス直撃の3塁打（141㌔直球）を放っている。
　久留米商時代から強打で活躍、監督から逆方向への長打を評価されていた。
　侍大学代表候補の常連。遠投110メートル､二塁送球タイム1.8秒台を計測する強肩を備える。
　4年生の秋に1試合の遊撃手スタメンを経験した。

　　スカウトコメント

日本ハム・大渕スカウト部長｜20/11/21
　「捕手の競争を激しくして、ファイターズの捕手陣のレベルを上げる人物として適役だと思っています」
日本ハム・高橋スカウト｜20/11/21
　「誠実、真面目。九州の人間なので、ちょっと武骨というか男、男というところが大好きです」
日本ハム・高橋憲幸スカウト｜20/11/11
　「今年はコロナ禍がありながら『４番』『捕手』『主将』としてチームをよく統率し、結果も残した。彼は左投手も苦にしない打てる捕手。１年目から１軍でマスクをかぶれるようにキャッチャーとしてのベースを高めていってほしい。“古川裕大”が次世代の目標となるような選手になってほしい」
日本ハム・高橋憲幸スカウト｜20/11/3
　「大学でもトップレベルの打力と守備力。１０年でも１５年でも（正捕手で）やってもらえると思っている」
巨人・榑松スカウト部次長｜20/10/19
　「バットコントロールがいい。キャッチャーを守れて内野も守れるのは希少な存在」
ヤクルト・小川ＧＭ｜20/10/5　
　「リストの使い方が柔らかく、バットコントロールがいい」
楽天・沖原スカウト｜20/3/25
　「スローイングがよくなっているし、ショートも見せてもらった」
ＤｅＮＡ・稲嶺茂夫スカウト｜20/3/24
　「遊撃でも細かいステップがしっかりできていた。捕手としても成長できていいる」
巨人・内田スカウト｜19/10/28
　「来年の候補に入ってくる捕手。もう３回くらい見ているけれど、いつも本塁打を打っている。長打力はすごい」