進藤 勇也(上武大)|ドラフト・レポート

進藤 勇也(上武大)

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    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 中日 日ハム 東京 西武 巨人 楽天 横浜 福岡 広島 千葉 阪神 オリ
    【24候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



進藤 勇也(上武大)

182cm90kg 右右 捕手 遠投120m 50m6秒4 筑陽学園
二塁送球1.8秒台、ガッチリした強肩捕手。大学代表の正捕手。落ち着いたプレーでチームを支える。
2023年日本ハム2位(契約金8000万円、年俸1100万円)
最終更新日:2023-12-03 (Sun)|2023年ドラフト指名選手 関甲新学生 コメント(5)

  動 画



  打撃成績

 ■ 大学時代成績

     試合 打率  打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
   20春:          開催中止
   20秋: 6 .250  4  1 0 0 0 1 1 4 0  .625  .250
   21春: 14 .365  52 19 4 0 3 16 4 7 2  .441  .615(4位)
   21秋:          出場無し
   22春: 9 .281  32  9 1 0 1 4 3 8 2  .425  .406
   22秋: 9 .364  33 12 2 0 4 15 4 5 1  .447  .788
   23春: 3 .250  12  3 1 0 0 1 1 0 0  .250  .333
   23秋: 9 .167  30  5 3 1 0 7 7 10 0  .375  .333
   通算: 50 .301 163 49 11 1 8 44 20 34 5  .421  .528
    ※ 21春22春秋:ベスト9 21春:最多打点 21春:最多本塁打 21春:最多安打

 【 全国大会 】
     試合 打率  打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率 
   21選: 4 .417  12  5 4 0 1 6 4 2 0  .500 1.000(4・5番/捕)
   22選: 4 .313  16  5 2 0 0 2 3 1 0  .353  .438( 4番/捕)
   22神: 1 .000  4  0 0 0 0 0 2 0 0  .000  .000( 5番/捕)
   23神: 1 .000  1  0 0 0 0 0 0 2 0  .667  .000( 5番/捕)
   通算: 10 .303  33 10 6 0 1 8 9 5 0  .395  .576
    ※ 22選:敢闘賞

 【 国際大会 】
      試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
   22ハーレム: 6 .083 12  1 1 0 0 2 3 0 0  .083  .167(9・6番/捕)
   23日米: 5 .067 15  1 1 0 0 3 6 0 0  .067  .133(9・8番/捕)
   通 算: 11 .074 27  2 2 0 0 5 9 0 0  .074  .148

 ■ 甲子園成績

     試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
   19春: 3 .500  8  4 0 0 0 3 1 2 0  .600  .500(7番/捕)
   19夏: 1 .250  4  1 0 0 0 0 2 0 0  .250  .250(6番/捕)
   通算: 4 .417 12  5 0 0 0 3 3 2 0  .500  .417

大学通算11本塁打詳細

    1号:塚本 強矢(松本大)  21/ 4/ 4  左越え3ラン
    2号:桐敷 拓馬(新医大)  21/ 5/ 8  右中間2ラン
    3号:桐敷 拓馬(新医大)  21/ 5/ 9  左越えソロ弾 ※二試合連発
    4号:関口 翔太(関学大)  22/ 4/23  左越え2ラン
    5号:加藤 大河(上武大)  22/ 9/ 4  右越え満塁弾
    6号:德永 拓瑠(常磐大)  22/ 9/17  左中間ソロ弾
    7号:塚田 晴斗(常磐大)  22/ 9/17  左越え3ラン ※二打席連発
    8号:武用 祐渡(松本大)  22/ 9/26  左越えソロ弾
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    1号:相馬 綾太(日体大)  22/11/ 7  左越え2ラン ※横浜市長杯
    2号:松井 大河(国武大)  23/11/ 8  左越え3ラン
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    1号:森田 晃介(慶応大)  21/ 6/12  左越え満塁弾 ※大学選手権

高校時代打撃成績

       試合 打率  打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
   17秋九州: 1 .333  3  1 0 0 0 0 0 0 0  .333  .333(8番/捕)
   18夏福岡: 4 .364  11  4 0 0 0 3          .364(7番/捕)
   18秋福岡: 7 .391  23  9 1 0 0 6 1 2 0  .440  .435 
   18秋九州: 4 .250  16  4 1 0 0 2 0 0 0  .250  .313(7番/捕)
   18秋神宮: 2 .286  7  2 0 0 0 0 0 0 0  .286  .286(7番/捕)
   19春九州: 2 .200  5  1 1 0 0 1 1 2 0  .429  .400(6番/捕)
   19夏福岡: 7 .478  23 11 4 0 1 11 6 4 0  .556  .783(6番/捕)
   通  算: 27 .364  88 32 7 0 1 23          .477

  【二塁送球】 18秋九州準決勝:2秒02(6回)、1秒86(9回)
         18秋九州決勝戦:2秒10(7回)
         18秋神宮2回戦:2秒13(4回)
         18秋神宮準決勝:1秒95(2回)、2秒05(9回)
         19春選抜1回戦:2秒02(4回)
         19夏本戦2回戦:1秒93(1回)、1秒87(3回)、1秒97(4回)、1秒88(10回)

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 ■ ドラフト2位 上武大の進藤勇也選手が日本ハムと仮契約(NHK群馬) 23/11/21

 日本ハムから2位で指名された上武大の進藤勇也選手が21日、契約金8000万円、年俸1100万円で仮契約を結びました。進藤選手は記者会見で「自分自身が小さい頃、プロ野球に感動や勇気を与えられてきたので、次は自分がプロのステージで、子どもたちなどいろいろな人に勇気や感動を与えたい。多くの人から応援され愛される、息の長い選手になりたい」と抱負を述べました。

  【二塁送球】 20秋代表決準決勝:1秒90(8回)
         21春選手権1回戦:1秒73(1回)…ウエスト気味
         21春選手権1回戦:1秒88(3回)
         21春選手権2回戦:2秒05(2回)
         21春選手権準決勝:1秒82(1回)
         21春選手権準決勝:1秒78(3回)…ウエスト(渡部遼人を補殺)
         22春選手権決勝戦:1秒93(4回)、2秒08(5回)、1秒93(8回)
         22秋代表決準々決:1秒97(4回)
         22秋代表決準決勝:2秒00(8回)
         22秋代表決決勝戦:2秒02(9回)
         22秋神 宮準々決:2秒12(6回)
   【打順内訳】3番3試合、4番22試合、5番17試合、6番3試合
   【守備内訳】捕手43試合、指名打者2試合

 ■ ドラ2進藤「しんとう」読み浸透へ、開幕マスクで知名度アップ狙う(日刊) 23/11/3

 指名あいさつを受けた大学NO・1捕手は、日本を代表する打てる捕手になって、進藤=「しんとう」読みを世の中に浸透させる目標を掲げた。日本ハム2位で指名した大学NO・1捕手は進藤と書いて「しんどう」ではなく、約5%以下の読み方で「しんとう」と読む。大渕GM補佐兼スカウト部長からは「とにかく勝つチームの捕手として、どうあるべきかを常に念頭に考えてほしい」と私生活からレベルの高い要求を受けたのも期待の高さの表れ。進藤も「自覚を持って行動したい」と気を引き締めた。

      試合 打率  打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
  22秋代決: 3 .385  13  5 1 1 1 2 3 1 1  .429  .846(  5番/捕)
  23秋代決: 3 .222  9  2 0 0 1 4 2 3 1  .417  .556(2・4・6番/捕)
  通  算: 6 .318  22  7 1 1 2 6 5 4 2  .423  .727

 ■ 上武大・進藤勇也、関甲新から3年連続ドラ1なるか(報知) 23/10/25

 上武大の進藤勇也が「大学生NO1捕手」の称号とともに1位指名のコールを待つ。「スローイング、ブロッキングには自信を持っています」。DeNA・稲嶺スカウトは「二塁送球タイムが1・8秒台と速い投球を後ろにそらすシーンも、見たことがないくらいです」と守備力を絶賛する。趣味は筋トレ。野球選手としてレベルアップするため、ストイックに自分と向き合う姿を評価するスカウトは多い

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 ■ 上武大2季ぶりの優勝 上位候補の進藤、10球団の前で好リード(日刊) 23/10/8

 上武大のドラフトNO・1捕手・進藤勇也が全勝優勝を決めた。10球団の前で、あらためてその評価の高さを証明。「スローイング、ブロッキング、立ち居振る舞いが自分の魅力」と胸を張った。今秋は打率1割6分7厘と打撃が振るわなかったが「一番最悪なことは、打撃の調子がリード面に影響すること。守備面で崩れるのはあってはいけない」。今夏はスローイングをより上から投げるフォームに修正。正確な送球を追求した。日本ハムの大渕隆GM補佐兼スカウト部長は「守備は間違いない。素晴らしい肩の強さはもちろん、ディフェンス面は何も欠点がないテンポ。配球。信頼できる」。DeNAの八馬幹典アマスカウトグループリーダーは「肩も強いし、ブロッキングもうまいディフェンスの能力は高い捕手の候補の中ではトップレベルが高い」と高い評価を示した。春季リーグ戦は白鴎大に敗れ優勝を逃した。「チームを1から立て直した」と、寡黙な男が、コミュニケーションを第一に掲げチームメートとの会話を重ね心を通わせた。今リーグ戦は打撃が振るわず、守備や声かけに徹した。

 ■ 上武大・進藤、巨人・実松スカウト「誰が見てもいいキャッチャー」(報知) 23/9/30

 上武大・進藤勇也が「4番・捕手」で出場。4打数無安打に終わったが、投手陣を引っ張り勝利に貢献した。ネット裏には4球団のスカウトが集結。視察した巨人・実松スカウトは「誰が見てもいいキャッチャースローイングのタイムはプロのキャッチャーと同じくらい」と高く評価。さらに、「アベレージ型で右方向にも打てる」と大学ナンバー1捕手と呼び声高い右打者を評した。

 ■ 上武大開幕2連勝 ドラフト候補の進藤勇也好リード(日刊) 23/9/3

 上武大が平成国際大との接戦を制し、開幕から2連勝した。ドラフト上位候補の進藤勇也捕手は、7球団8人のスカウトが熱視線を送る中、4打数無安打。DeNA河原スカウティングディレクターは「体に力あるし肩も強いブロッキングがうまい」と評価した。進藤は「リード面は常に勉強している。下級生から座ってきた経験は大きい」とチームを引っ張っていく。

 ■ 上武大・進藤勇也「(プロに)行くなら良い順位で行きたい」(日刊) 23/9/2

 上武大は作新学院大にコールドで大勝。ドラフト上位候補の進藤勇也捕手は3四球無安打だった。今春の悔しさを晴らす。まずはチーム改革に取り組んだ。「チームのまとまりが足りない」と感じ、自分から積極的に下級生にも話しかけ、意見を出しやすい雰囲気を作り、一体感を高めたスローイングでは下半身を意識して足の運びで投げるようにしたプロ志望届も「出すと思います」と明言した。「個人的なことなので、チームでやっているときは考えないようにしているけど、(プロに)いくなら良い順位でいきたい。そのためにはリーグ戦で結果を出さなきゃいけない」

 ■ 上武大が巨人3軍に勝利 進藤勇也が強打&強肩をアピール(SANSPO) 23/8/27

 プロ・大学交流戦(上武大5-2巨人3軍) ドラフト上位候補とし注目される上武大・進藤勇也捕手が5番で1安打2打点をマーク。守備では素早い送球で二盗を阻止し、勝利に導いた。四回に変化球を右犠飛にし、六回には三遊間を破る適時打を放った。谷口英規監督は「日米大学野球(7月上旬)の疲れが取りきれていなくて打撃も本来ではない。チームの現状を先に考え、自分のことに手が回らないので、もう少し時間があれば…」と、主将で主軸を務める進藤の姿勢を察した。

 ■ 上武大・進藤「ジョー・バズーカを知っています」 相棒と再会も(スポニチ) 23/6/18

 大学代表選手選考合宿2日目は18日、紅白戦が行われた。今秋ドラフト1位候補の進藤勇也主将は1安打をマーク。この日は進藤を含むドラフト候補をソフトバンク・城島健司球団会長付特別アドバイザーが視察した。進藤については「彼が良い選手であることは間違いない」と絶賛。メジャーでもプレーした「伝説」ともいえる捕手の視察を伝え聞いた進藤は「ザ・打てる捕手“ジョー・バズーカ”ももちろん知っていますし、結構YouTubeの映像も見ています。やっぱり凄い存在。びっくりです。そんな人から言っていただけるのはめちゃくちゃうれしいです」と目を輝かせた。合宿では筑陽学園時代にバッテリーを組んだ専大・西舘昂汰投手と再会。「大学に入学する時も“もう1回バッテリーを組みたいね”と話をしていた。一緒に野球ができてうれしい」と笑みを浮かべた。

 ■ ドラ1候補の捕手、上武大・進藤が残したインパクト(スポニチ) 23/5/13

 上武大は2―1で平成国際大に競り勝った。進藤勇也主将は今季初出場となった一戦で決勝の左犠飛を放った。この日は9球団16人のスカウトが今秋ドラフトで1位候補に挙がる逸材に目を光らせた。ヤクルトの小川淳司GMは「久しぶりに見ましたね。非常に捕手としての能力が高いと感じました。キャッチングもスローイングもレベルが高い」と絶賛。さらに「右中間に長打も打てる」と1人の打者としても高く評価した。ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長は「高校生の頃からずっと見ています。順調に成長して高いレベルまで来た。高校生の頃はどちらかというと、スローイングが安定していた守備型の捕手でした。やっぱり大学に入って打者としても明らかに良くなりました」と評した。
 阪神・吉野スカウトは進藤について「打てるキャッチャー。肩も強い」と評価した。(デイリー)
 ソフトバンク永井スカウト部部長は「ケガ明けでも問題なくできている。大学で一番成長したのはバッティング。これから結果も出てくるんじゃないかな。心配はしていません。守る方は全く問題ないです」。日本ハム大渕スカウト部長は「スローイングは安定しているので、安心して見ていられましたね」。巨人榑松統括スカウト部長は「肩も強いし、馬力もあるスピードもあって、勝負どころでも1本しっかり打てる。いい捕手ですよね」(日刊)

 ■ 上武大ドラフト候補の進藤勇也開幕戦欠場(日刊) 23/4/8

 上武大・進藤勇也が、右手首を痛め、開幕戦を欠場した。3月中旬に痛めたもので、現在は回復を待っている。「バットは振れるけど、まだ違和感があるので様子を見ています」と、状況を説明した。

 ■ 上武大・進藤勇也捕手が3安打の活躍(報知) 23/3/2

 上位候補に挙がる上武大・進藤勇也捕手が東洋大とのオープン戦に4番で出場し、3安打2打点の活躍を見せた。東洋大の先発は細野晴希投手。第1打席は、インコースの直球にバットを折られ三塁ゴロに倒れたが、第2打席では初球のツーシームをたたいて三遊間を破るタイムリーを記録した。
 この日はNPB5球団のスカウトが視察。「いつも以上に気は張っていました」と話した。(日刊)
 広島・高山スカウトは「捕手としても、打力もアップしている」と高く評価した。(SANSPO)
 阪神など5球団のスカウトが視察。(デイリー)

 ■ 上武大・進藤勇也「狙いたい」大卒捕手15年ぶりの1位指名(日刊) 23/1/6

 大学日本代表の正捕手も務める強肩強打の捕手は、上位候補にとの期待が大きい。「目指すからには上(1位)を目指したい」。大学では1年秋から正捕手。セカンド送球は、コンスタントに1・8秒台をマークする。昨夏主将に就任して迎えた明治神宮大会では、優勝候補に挙げられながら初戦で敗退した。悲願の全国制覇。そしてドラフト1位へ。進藤は今年、勝負をかける。

 ■ 東農大北海道サヨナラ負けで2年連続8強逃す(日刊) 22/6/8

 東農大北海道が上武大にサヨナラで敗れ、2年連続の8強進出はならなかった。8回2死一、三塁から4番進藤に2点適時二塁打を打たれ同点。試合は振り出しに戻った。9回2死二塁のピンチを背負うと、9番石沢に右前にサヨナラ適時打を打たれ、勝負は決した。

 ■ 慶大の抗議直後に 上武大・進藤が逆転満塁弾(デイリー) 21/6/12

 慶大に1点リードされて迎えた六回2死満塁で、上武大の5番・進藤勇也捕手(2年)が左中間へ満弾を放って逆転に成功した。このプレーの直前、4番・ブライトが放った打球を慶大の遊撃手・朝日と二塁走者だった上武大・川端が交錯して捕球ミスする場面があった。慶大の堀井哲也監督は審判団に守備妨害を抗議したが、判定は覆らず満塁となっていた。

 ■ 筑陽学園・進藤がV弾、配球磨き打撃も成長(日刊スポーツ) 19/7/29

 福岡大会では昨年秋九州王者の筑陽学園が、今年春九州王者の西日本短大付との大熱戦を制して、16年ぶり2度目の夏の甲子園切符をつかんだ。1点ビハインドの6回に進藤勇也捕手が左翼へ逆転2ラン。福岡からは8年ぶりとなる春夏連続の甲子園だ。準決勝、決勝と2試合連続完投した西舘昂汰投手を手厚くリード。打撃でも成長を見せた5月以降で7本塁打目。ここ一番で最高のアーチを決めた。「直球だけを狙っていた」。磨いた配球を読み切り、初球を決勝弾にしてみせた。
 西舘と進藤勇也捕手は、ともに大学進学希望を口にした。(日刊スポーツ19/8/11)

 ■ 筑陽学園・進藤は扇の要 捕手基礎は甲斐&ノムさん(日刊スポーツ) 19/3/21

 筑陽学園の自慢の投手力は、プロ注目の進藤勇也捕手が支えているといって過言ではない。プロが注目するのはキャッチングとスローイングの卓越した技術だ。「公式戦では投球を後ろにそらした記憶がありません」と豪語する。またスローイングに関してはプロ並みの二塁までの送球最速タイム1・8秒をたたき出したことがある。昨年秋九州大会でも1・86秒を記録した。

 ■ 筑陽学園2連勝、ドラフト候補の進藤が強肩好リード(日刊スポーツ) 19/3/9

 筑陽学園は9日、沖縄水産、小禄と練習試合を行い、今秋のドラフト候補、進藤勇也捕手が武器の「強肩好リード」で2連勝に導いた。「今は点を与えず、守り抜くことを課題に取り組んでいます」と話し、センバツへ「調子は上がっている。スローイングを武器にしていきたい」と意気込んだ。

 ■ 進藤 冷静に投手陣けん引(スポーツ報知) 18/10/26

 7番の進藤勇也は2安打2打点。常に冷静さを保つクールな捕手に江口監督は「これだけ接戦が続いて勝てたのは進藤のおかげ。ちゃんと対応できるし、落ち着いている」と信頼を寄せる。進藤は「自分が焦るとチームも慌てる。どっしりと構え、投手に声を掛けていった」と振り返った。

  プロフィール

 福岡県福岡市出身。
 進藤 勇也(しんとう・ゆうや)捕手。
 福重小3年の時からソフトボールを始め、内浜中では糸島ボーイズで控え捕手。

 筑陽学園では1年生の秋から8番・捕手でレギュラー。
 1個上のエース・大畑とのバッテリーで勝ち進み、福岡2位で7年ぶりの九州進出(2回戦)を飾る。
 2年生の夏の予選で夏大デビューするも九産大九州に2⑫5で敗れ8強で敗退。
 続く2年時秋の予選に西舘らを擁して挑み、チーム防1.39で神宮4強進出(県V)を達成した。
 九州大会準決・大分戦で二塁到達1.86秒(9回二死一塁)の好送球を披露。
 2回に2盗補殺(1.95秒)、4回に1塁牽制補殺と、神宮準決・札大谷戦で2補殺を記録した。
 翌3年春の選抜で4単打2適時打を放ち、創部初の準々(東邦2-7)まで進出。
 初戦・成美戦で左安(低スラ)&右安(外SFF)、敗れた準々で2本の中前安打を放っている。
 3年時夏の甲子園(03年以来2度目)は作新に10回3対5で敗れ初戦で敗退。
 3・4回裏の守りで2盗補殺(許盗塁3)をマークし、地元SB、ロッテのスカウトから高評価を受けた。
 高校通算14発。1個上に大畑功士郎、同期に西舘昂汰ら。

 上武大(20年-23年)では1年生の秋からベンチ入り。
 翌2年春のリーグ戦で5番・捕手の座を掴み取り、打率.365、3発16打点でベスト9など4冠に輝く。
 2年生の秋のシーズンを出場無く終え、3年生の春から再び正捕手としてプレー。
 6季で計45試合(4番22、5番17)に先発し、通算49安打、打率.301、8発44打点をマークした。
 14試合制だった2年時春のリーグ戦で各部門1位の19安打3発16打点を記録。
 現阪神・桐敷と対戦した第5節・新医大戦で2戦連発(右中間、左翼)の活躍を演じている。
 1年生で代表候補入りを果たすもコロナ禍の影響で選考合宿(12月)は中止。
 3年生の夏から主将で計5度の優勝を経験しベストナイン3度十傑入り1度の実績を残した。
 全国大会には2、3年時春の選手権、及び3、4年時秋の明治神宮大会に出場。
 全10試合(4番65番4)で先発マスクをかぶり、33の10、打率3割0分3厘、本1点8を記録した。
 2年生の春の選手権準々・東農北戦で右2点2塁打(外137㌔直球)をマーク。
 打撃戦となった同準決・慶大戦で一時逆転となる左越え満弾(外寄り140㌔)を放っている。
 3年生の春の選手権で準優勝を飾り、打率.313、0発2打点で敢闘賞を受賞。
 4回に右安(外チェンジ)、8回に左適二(甘スラ)と、2回戦・東農北戦で4の2、点2を記録した。
 国際大会には3年時夏のハーレム(4位)、及び4年時夏の日米(優勝)に出場。
 主に9番・捕手で全12戦中10戦の先発を担い、27の2打率0割7分4厘0発5打点をマークした。
 リーグ通算50試合、打率.301、49安打、8本塁打、44打点。

 182cm90kg、恵まれた体格の強肩キャッチャー。
 遠投120mの地肩を生かしたスローイングが持ち味。実戦で二塁送球タイム1.8秒台を計測する。
 通算8発の長打力を秘めた4番打者。2年生の春から正捕手として起用された。
 高2秋の九州大会準決勝・大分高校戦で二塁送球1秒86(9回裏)の好タイムを計時している。
 落ち着きあるプレーぶりで監督からの信頼が厚い。

  スカウトコメント

日本ハム・大渕GM補佐兼スカウト部長|23/11/3
 「とにかく勝つチームの捕手として、どうあるべきかを常に念頭に考えてほしい」
日本ハムスカウト|23/10/26
 「大学日本代表の司令塔を務めた世代ナンバーワン捕手。大学3年の昨年に続き今年も日本代表の正捕手として貢献。上武大では2年で正捕手の座をつかみ、全日本選手権での躍進の原動力となった。打者の反応をみながらの巧みなリード、正確なスローイング、キャッチング、ブロッキングと必要な資質を高いレベルで兼備する。近未来の正捕手候補と言える逸材」
DeNA・稲嶺スカウト|23/10/25
 「二塁送球タイムが1・8秒台と速い。投球を後ろにそらすシーンも、見たことがないくらいです」
日本ハム・大渕隆GM補佐兼スカウト部長|23/10/8
 「守備は間違いない。素晴らしい。肩の強さはもちろん、ディフェンス面は何も欠点がない。テンポ。配球。信頼できる」
DeNA・八馬幹典アマスカウトグループリーダー|23/10/8
 「肩も強いし、ブロッキングもうまい。ディフェンスの能力は高い。捕手の候補の中ではトップ。レベルが高い」
巨人・実松スカウト|23/9/30
 「誰が見てもいいキャッチャー。スローイングのタイムはプロのキャッチャーと同じくらい。アベレージ型で右方向にも打てる」
DeNA・河原スカウティングディレクター|23/9/3
 「体に力あるし肩も強い。ブロッキングがうまい」
ソフトバンク・城島健司球団会長付特別アドバイザー|23/6/18
 「彼が良い選手であることは間違いない」
日本ハム大渕スカウト部長|23/5/14
 「スローイングは安定しているので、安心して見ていられましたね」
巨人・榑松統括スカウト部長|23/5/14
 「肩も強いし、馬力もある。スピードもあって、勝負どころでも1本しっかり打てる。いい捕手ですよね」
阪神・吉野スカウト|23/5/14
 「打てるキャッチャー。肩も強い」
ヤクルト・小川淳司GM|23/5/13
 「久しぶりに見ましたね。非常に捕手としての能力が高いと感じました。キャッチングもスローイングもレベルが高い。右中間に長打も打てる」
ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長|23/5/13
 「高校生の頃からずっと見ています。順調に成長して高いレベルまで来た。高校生の頃はどちらかというと、スローイングが安定していた守備型の捕手でした。やっぱり大学に入って打者としても明らかに良くなりました」
 「ケガ明けでも問題なくできている。大学で一番成長したのはバッティング。これから結果も出てくるんじゃないかな。心配はしていません。守る方は全く問題ないです」
ソフトバンク・宮田善久関東統括スカウト|23/3/31
 「捕手は守りが優先される中で地肩があり、プラスαで打撃がある。打力がついてくると、評価はさらに上がってくる」
広島・高山健一スカウト|23/3/31
 「ここで何とかしてほしいという場面で、力を発揮してくれる選手です。チームを引っ張っていく姿勢、リーダーシップが見て取れる」
阪神・吉野誠スカウト|23/3/31
 「体が強く、ケガをしない。練習をこなせるのも、レベルアップする上では必要です。上武大という厳しい環境で根性があり、メンタルも強固」
広島・高山スカウト|23/3/3
 「捕手としても、打力もアップしている」
プロスカウト|22/9/29
 「大舞台で4年生がいる中でも、チームの中心選手として堂々とプレーできる。特に進藤、辻本は大学日本代表でも物怖じしない振る舞い、プレーぶりが印象に残りました」
プロスカウト|22/9/29
 「捕手としての総合力」
中日・中原勇一スカウト|19/9/26
 「捕手としての感性がすごい。肩だけでなく送球の速さなども含め、総合力でも見たキャッチャーの中でトップに匹敵する」
ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長|19/8/14
 「肩の強さだけでじゃなく、送球の正確性、ストライク送球の確率が圧倒的に高いですね」
ロッテ・松本尚樹球団本部長|19/8/13
 「リード、ブロッキング、打撃もパンチ力があり可能性を感じた」
ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長|19/3/29
 「体が強そうで、捕手として面白い素材」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
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最終更新日:2023-12-03 (Sun)|2023年ドラフト指名選手 | 関甲新学生 コメント(5) Page Top↑
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この記事へのコメント
今年の頭までは当時打撃好調だった故に捕手不足の中日が1位指名するんじゃないかって予想してたけど、中日が宇佐見獲得した上に本人も調子落としたことで外れそう
| 匿名 | 2023年10月01日(Sun) 12:59 | URL #- [ 編集]
守備面は高校時代から評価高かったけど打撃が課題だった。打てるようになって評価が上がったけど最近はほぼ打てないのがかなり気になる。2位後半、または3位まで残るかも…。
| 徘徊ホー | 2023年10月01日(Sun) 08:54 | URL #- [ 編集]
アメリカでほぼ打てなかったのはマイナス評価。打てる捕手という事で評価されてるはず。そうは言っても2位では指名されると思うな。
| 徘徊ホー | 2023年07月28日(Fri) 19:01 | URL #- [ 編集]
去年上位ほぼ濃厚だった野口が指名漏れしてるから1位は無い気がします。秋にもよると思いますが3位予想
| 暇人 | 2023年07月28日(Fri) 03:42 | URL #- [ 編集]
22秋 9試合 打率.364 33打数12安打 二塁打2 三塁打0 本塁打4 打点15 三振4 四死球5 出塁率.436 長打率.788
| 匿名 | 2023年01月04日(Wed) 17:42 | URL #- [ 編集]
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