釣 寿生（京都国際）

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　■　オリックス育成４位釣が仮契約　憧れ甲斐拓也(日刊)　20/11/18

　オリックスは１８日、京都国際・釣寿生捕手と仮契約を結んだ。支度金３００万円、年俸２４０万円、背番号０１４。憧れは甲斐拓也捕手だ。「捕ってからの速さ、送球のコントロールは、動画を見て見習っていきたい」。パワーが売り物で「吉田正尚選手にフルスイングを教えていただきたい」と初々しかった。

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　下山スカウトは「なにより体の強さ、パワーがすごいんですよ」と強靱な体にほれ込んでいる。釣は憧れに甲斐の名前を挙げたが、「タイプは違う。もちろんあの体格で甲斐みたいな動きができたらすごいけど、もっと大胆に大きい選手になってほしい」と思い切ったプレーに期待を寄せている。(デイリー)

　■　オリックス育成４位京都国際・釣「早く支配下に」(日刊)　20/11/10

　オリックス育成ドラフト４位の京都国際・釣寿生捕手が１０日、同校で山口スカウトグループ長らの指名あいさつを受けた。高校時代の活躍を見守り続けた担当の下山スカウトは「育成から段階を踏んで、ではなく、一気に一軍戦力を目指してほしい。現役時代の中嶋監督代行のように、肩も体も気持ちも強い捕手になってもらいたい」と熱望した。京都国際で寮生活に入る前は家業の漁業を手伝い、頑健な体を手に入れた。下山スカウトはまず、強い体にほれこんだ。「バッティングの確実性など課題はありますが、どんな練習にも耐えていける。体の強さ、メンタル力が魅力」と明かす。

　■　京都国際敗退、ドラフト候補コンビの夏終わる(日刊スポーツ)　20/7/24

　京都国際が京都成章に完封負けを喫した。今秋ドラフト候補の早真之介外野手と釣寿生捕手は、相手の好投を前にともに３打数無安打に終わった。この日は阪神、巨人のスカウトが視察した。

過去記事

　　プロフィール

　兵庫県姫路市出身。
　釣 寿生（つり・じゅい）捕手。
　飾磨中部中学校時代は硬式野球チーム・姫路西シニアでプレー。

　京都国際では1年時から代打で夏の大会に出場。
　同秋の近畿大会を出場なく初戦敗退で終え､2年時春（府初Ｖ）から6番打者で正妻を務める。
　府大会準決勝・龍谷大平安戦（11回8-7）で先制打＆5点目の犠飛を記録。
　続く夏の予選で決勝戦初進出を果たしたが､宇治高に4の0､2-3サヨナラで敗れＶ逸となった。
　早とともにドラフト候補として注目され､2年時秋の新チームから5番としてプレー。
　敗者復活決勝戦・洛星高戦で左越えソロ､2次戦初戦・京学戦で中越え2ランを放っている。
　3年時夏の府大会は京都成章に7回0-2（3打数0安打）で敗れ3回戦で敗退。
　全2戦で4番（早が腰痛明け）を務めたが、6打数で右前2塁打1本､0打点と不発に終わった。
　大会後、高野連にプロ志望届を提出し、8月末の高校生合同練習会に参加。
　急な雷雨でシート打撃での送球機会を失い、シートノックでのみ二塁送球（1秒95）を披露した。
　1学年上に上野響平、酒井海央、同期に早真之介ら。

　182cm87kg、強打を売り物とするプロ注目捕手。
　高校通算25発、振り切るスイングで弾き返すパンチ力ある右の強打者。確実性に課題が残る。
　甘く入れば一発を記録。中堅120mの峰山球場でバックスクリーン弾を記録した。
　持ち前の打力を武器に2年時春から正捕手としてプレー。二塁送球タイム2秒前後を計測する。
　遠投110m、50m7秒0。二塁送球最速タイム1秒90。

　　スカウトコメント

オリックス・下山スカウト｜20/11/19
　「なにより体の強さ、パワーがすごいんですよ。（釣は憧れにソフトバンク・甲斐の名前を挙げたが）タイプは違う。もちろんあの体格で甲斐みたいな動きができたらすごいけど、もっと大胆に大きい選手になってほしい」
オリックス・下山スカウト｜20/11/10
　「育成から段階を踏んで、ではなく、一気に一軍戦力を目指してほしい。現役時代の中嶋監督代行のように、肩も体も気持ちも強い捕手になってもらいたい。バッティングの確実性など課題はありますが、どんな練習にも耐えていける。体の強さ、メンタル力が魅力」
オリックススカウト｜20/10/26
　「背筋力２６０ｋｇ。桁外れな規格外のパワーが魅力。生まれ持った体の強さと、タフな心を持つ強肩強打の大型捕手」