- プロ注(2024年/2025年) マーク情報 プロ志望(大学/高校)
- プロ注目選手/2024年ドラフト (11/30)
- 松本 凌人(名城大) (11/30)
- 2023年ドラフト会議/指名選手契約状況 (11/30)
- 江越 永輝(大阪ガス) (11/30)
- 桃谷 惟吹(ヤマハ) (11/30)
- 斉藤 勇人(日本製鉄東海REX) (11/30)
- 成瀬 脩人(NTT西日本) (11/30)
- 石井 巧(NTT東日本) (11/30)
- 後藤 凌寿(トヨタ自動車東日本) (11/30)
- 佐々木 繕貴(エイジェック) (11/30)
- 神宮 隆太(エイジェック) (11/30)
- 近藤 大樹(東海理化) (11/30)
- 遠藤 慎也(日本新薬) (11/30)
- 岩井 俊介(名城大) (11/29)
- 池村 健太郎(トヨタ自動車) (11/29)
- 北口 恭輔(YBS播磨) (11/29)
- 正中 敦士(YBS播磨) (11/29)
- 中前 祐也(三菱重工East) (11/29)
- 友田 佑卓(三菱重工East) (11/29)
- 竹丸 和幸(鷺宮製作所) (11/29)
【球団別】 中日 日ハム 東京 西武 巨人 楽天 横浜 福岡 広島 千葉 阪神 オリ
【24候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
通算37発の左の強打者。遠くに飛ばす力が魅力。大阪桐蔭・関戸の内角直球をライトに叩き込んだ。
2021年阪神4位(契約金4000万円、年俸500万円)
動 画
打撃成績
■ 甲子園成績
19夏: 1 .400 5 2 1 0 0 3 1 0 0 .400 .600( 4番/左)
20交: 1 .333 3 1 0 0 0 0 1 1 0 .500 .333( 4番/左)
21春: 3 .200 10 2 0 0 0 2 2 4 0 .429 .200( 3番/左)
21夏: 6 .455 22 10 1 0 2 7 5 6 0 .571 .773(3・1番/左)
通算: 11 .375 40 15 1 0 2 12 9 11 0 .510 .550
最新記事
■ 阪神ドラ4智弁学園・前川右京が仮契約(日刊) 21/11/14
智弁学園・前川右京外野手が13日、契約金4000万円、年俸500万円で仮契約を結んだ。ドラフト指名後は「体の芯の強さ」を意識してトレーニングに励んでいる。
▽山本スカウト「一番(の魅力)は甲子園での活躍と長打力、スイングの速さです。将来的に球団として期待しているのは佐藤輝、井上、前川とこの3人でクリーンアップを打てたらいいなと思っています」
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
19春近畿: 2 .143 7 1 0 0 0 1 0 1 0 .250 .143( 5番/左翼)
19夏奈良: 5 .308 13 4 0 0 0 5 1 8 1 .571 .308( 4番/左翼)
19秋奈良: 5 .688 16 11 1 0 4 11 1 4 1 .750 1.500
19秋近畿: 3 .462 13 6 1 0 2 6 1 0 0 .462 1.000( 4番/一塁)
20秋奈良: 5 .429 14 6 1 1 1 3 1 5 2 .579 .857
20秋近畿: 4 .375 16 6 1 0 1 4 1 4 0 .500 .625( 3番/左右)
21春近畿: 1 .667 3 2 0 0 1 3 1 2 1 .800 1.667( 1番/左翼)
21夏奈良: 5 .643 14 9 1 1 0 4 0 5 3 .737 .857(1・3番/左翼)
通 算: 30 .469 96 45 5 2 9 37 6 29 8 .592 .844
1号:19春県3回戦(高田商):右越えソロ 7号:19秋近1回戦(神国附):中堅右ソロ
2号:19秋県3回戦(桜井高):右2ラン弾 8号:20秋県決勝戦(天理高):右越えソロ
3号:19秋県3回戦(桜井高):右2ラン弾 9号:20秋近決勝戦(大阪桐):右越えソロ
4号:19秋県準々決(郡山高):右場外3ラン 10号:21春近1回戦(滋賀学):右中2ラン
5号:19秋県準決勝(天理高):右中間ソロ 11号:21夏甲2回戦(横浜高):中堅2ラン
6号:19秋近1回戦(神国附):右3ラン弾 12号:21夏甲3回戦(日航空):右中2ラン
■ 阪神ドラ4前川「1年目から活躍できるように」(スポニチ) 21/10/19
阪神から4位指名された智弁学園・前川右京外野手が18日、同校で畑山俊二統括スカウトと山本宣史担当スカウトから指名あいさつを受けた。既に同校OBの巨人・岡本和と通算476本塁打の金本知憲氏のモデルを使って木製バットへの対応を模索中。3月にテレビ番組の企画で同校を訪れた前阪神監督の金本氏から直接指導を受ける機会に恵まれた。当時は絶不調。「腰の回転が平行に回れるようにと。上に上がったらスイングも変わるから、平行に…と」。以降は本来の調子を取り戻した。担当の山本スカウトには「将来的には前川、井上、佐藤輝で大きいのを打てる外野手が増えたらと思って推薦しました」と太鼓判を押され、将来の和製クリーンアップ誕生へ大きな期待を背負った。
【一塁到達】21夏甲1回戦:1回4秒23(一安)
21夏甲2回戦:3回4秒32(一失)
21夏甲決勝戦:3回4秒45(二ゴ)
■ 智弁学園・前川はプロ志望表明「感謝の気持ちでいっぱい」(報知) 21/8/29
智弁学園の前川右京左翼手がプロ志望届を提出することを明かした。「高卒でプロをずっと目標にしていたので、そこは変わらずにプロの世界に行って活躍できるように頑張りたい」。決勝では「1番・左翼」で先発し、3安打を放って打力を発揮。試合には敗れたが、涙はなかった。「いろんな方々のおかげでここまで来られたので、感謝の気持ちでいっぱいです」と話す表情は晴れやかだった。今後はOBの巨人・岡本和らがいるプロの世界を目指す。「まだインパクトの時に力が入ってしまうので、岡本選手みたいな柔らかいバッティングもできるようにしたい」と目標を掲げた。
過去記事
■ 智弁学園・前川右京2試合連続2ランで8強(報知) 21/8/26
優勝候補の智弁学園は日本航空に快勝。浜風をものともせず、深い右中間へ放り込んだ。9回1死一塁、智弁学園の前川が2試合連続の2ラン。8強を決定づける一発で、甲子園での本塁打数でOBの岡本和(巨人)に並んだ。小坂将商監督は「ボールをつぶすという部分では(岡本和より)優れている」と評価。視察したロッテ・三家スカウトも「吉田正尚(オリックス)のようなスケールの打者になってくれたら」と金メダルに輝いた侍ジャパンの主力打者になぞらえた。
視察した阪神・和田豊テクニカルアドバイザーらスカウト陣も、どよめく一撃だった。(スポニチ)
■ 智弁学園勝利、前川右京が聖地初本塁打「やっと打てたと安心」(日刊) 21/8/21
6回無死一塁。3ボールから甘く入った125キロ直球を捉えると、強烈な金属音が甲子園に響いた。打球がバックスクリーン左に入るのを確認すると、大きく右拳を突き上げた。ダイヤモンドを一周すると手をバチンとたたき「ヨッシャー!」と大きく吼えた。1発を含む3安打4打点と打撃で見せれば、7回の左翼守備ではホームにワンバウンドでストライク返球し、二塁走者を刺した。
▽巨人渡辺スカウト「春に比べてミート率が上がっている。自分のポイントで打てている。間を取れるようになって呼び込めている。長打力に魅力がある。今日が一番よかった。守備もコントロール良く投げられていた」
▽楽天後関スカウト部長「積極性があって、大きいのを打てるパンチ力が魅力。バットが木になっても、あれだけ振れれば長打は期待できると思う」
▽ロッテ永野育成・スカウト部長「長くボールを見られ、ミートポイントが広い。自分のタイミングで、自分の体の中でボールを運べている。ミート力が高く、タイプ的にはアベレージの中距離かと思うが、ボールに入れる角度が素晴らしい。(本塁打は)打者有利のカウントで、浮いた球を下からしばきあげた。近畿大会から広角に打てており、状態はすごくいいと思う」
楽天の後関スカウト部長は「ノースリーから振りにいける思い切りの良さが魅力。高校生では上の方」と再評価した。(中スポ)
■ 広島新庄・花田 将来的にはソフトバンク・東浜のように(デイリー) 21/8/12
今大会もロイヤルズの大屋博行国際スカウトがメジャーの視点から金の卵を分析する。
気負い過ぎて本来の姿ではなかった春から、きっちりと“修正”してきた印象だ。持ち味である対応能力を発揮。バットを振り出してから球に合わせるなど器用さがある。いいバッターはどんな体勢でも打っていけるし、投手にとっては脅威になる。内野安打2本に加え、引っ張って右翼へ大きなファウルも出たように体の強さも十分。経験を積んでいけばプロの世界でも通用するだろう。
■ 智弁が20度目の夏 1番・前川から初回12人攻撃で一挙6点(スポニチ) 21/7/30
プロからも注目される高校通算35本塁打の左のスラッガーが、1番起用4試合目の決勝でもチームのためにミート打撃に徹した。1点を追う初回先頭では中前打で12人攻撃6得点の口火を切り、一巡した2度目の打席は右前適時打。1イニング2安打で主導権を握った。3安打1打点で締めくくり、今大会は14打数9安打、打率・643で打線を引っ張った。5球団のスカウトも熱視線。阪神・山本宣史スカウトも「長打力が魅力だが、コンパクトにも振れている」とチェックした。
■ 智弁学園 プロ注目前川ヘッスラ安打で先制点演出(日刊) 21/7/25
智弁学園が“足攻め”で3戦連続5回コールド勝ちを決めた。DeNA、オリックス、千葉ロッテと3球団のスカウトがチェックに訪れたスラッガー・前川右京は1番に入り、初回に二塁強襲安打を放った。
■ プロ注目の智弁学園・前川右京が先制打 5回コールド勝ち発進(報知) 21/7/16
プロ注目の前川右京左翼手は先制打を含む2打数1安打2盗塁だった。4球団が視察に訪れ、ロッテ・三家スカウトは「さらにもっと振りも鋭くなると思う。そういう素材を持っている」と期待を寄せた。前川は大会前に行われた練習試合4戦は、2週間前の五條戦のみ出場。残りの3戦は、右脇腹の張りのためベンチから見守った。「違う角度から試合を見れた」。この日は初回、4回と盗塁に成功。「打つだけじゃなく声、守備など細かい部分をおろそかにせずに」と打撃以外の部分でも貢献した。
ロッテ・三家スカウトも「打つとこは打って、見極めるところは見極めてという部分が見れた。長打が魅力の選手ですが、今日みたいに積極的に足を使う意識も伸ばしていってほしい」と、前川が見せた新たな一面を評価した。(デイリー)
■ 智弁学園前川に8球団「飛距離が必要なところに本塁打を打つ」(日刊) 21/5/23
智弁学園前川右京外野手がお目覚めアーチを放った。5回にチェンジアップを右中間最深部に2ラン。8球団10人のスカウトが視察する前でアピール。中日中田アマスカウトアドバイザーは「飛距離が必要なところに本塁打を打つ」と評価した。
2番で起用された春の奈良大会でも結果を出せなかったが、大会後にオープンスタンスから幅を狭めたスクエアスタンスにし、重心も少し落とす打撃フォームに変更してきっかけをつかんだ。中日・中田宗男アマスカウトアドバイザーは「スイングスピード、ヘッドの走り、球をバットに乗せる技術は天性のものがある」と評価した。(スポニチ)
■ プロ注目の智弁学園・前川、勝ち越し打で決勝進出に貢献(中スポ) 21/5/9
智弁学園・前川右京外野手が決勝打を放つなど4打数2安打の活躍でチームを決勝進出に導いた。準々決勝からクリーンアップを外れ、2番起用が続いていた。「小坂(将商)監督から今のオマエではクリーンアップを打てない、つなぐ意識でチームを引っ張れ、と言われました」。中日の中田宗男アマスカウト・アドバイザーは豪快な打撃が影を潜める現状に「典型的なホームランバッターが、本来の打撃を忘れた典型。もっと打撃を良くしようと、下半身をもっと使おうとして、使いすぎている」と指摘する。それでも「オリックスの吉田正尚のようなタイプ」と期待を寄せる左打ちのスラッガーだ。
■ ドラフト候補の智弁学園・前川右京、初2番2安打(報知) 21/5/6
県大会の準々決勝で入学後、練習試合を含めて初めて2番に入り、2安打をマークした。今季は公式戦7試合で本塁打は0。それでも、巨人など6球団が視察したように、スカウトの注目度は高い。
巨人、阪神など6球団のスカウトが視察。(報知)
■ ドラフト候補の智弁学園・前川が意地の1本(日刊) 21/5/3
3回2死後、左腕のチェンジアップを中前へ。この日はプロ4球団5人のスカウトが視察した。中日山本スカウトが「振る力がある。外の球をセンターに運んで器用さもある」と評すれば、阪神山本スカウトも「スイングは速い。評価は変わらない」と話す。
■ 智弁学園・前川が号泣 チャンスで打てず「全部が通用しない」(デイリー) 21/3/30
智弁学園の3番・前川右京外野手は4打数無安打で敗れた。九回、ネクストバッターズサークルで試合終了の瞬間を迎えると、前川の目から涙があふれた。今大会は3試合で10打数2安打2打点。「自分がつないでいれば勝てたと思う。チームに迷惑をかけてしまった。全部が通用しない。もっと練習して、夏に戻ってきて、チームを勝たせられるように頑張りたい」と話した。
■ 先輩巨人の岡本バット振り込んだ前川が決勝打(報知) 21/3/28
今秋ドラフト候補の前川右京左翼手が3回に今大会初安打となる決勝打を放った。前川らは今冬、OBの巨人・岡本和真が使用した木製バットを小坂将商監督を通じて譲り受けた。そのバットなどを使って全体練習で1日1200スイング。練習後も数時間、室内で振り込んだ。生後3か月頃、前川は寝返りでベビーベッドから転落した。「泣き方がいつもと違って様子がおかしい」と不安になった両親が病院に連れて行くと、頭の中で出血していた。「2回手術した。生死をさまよった」と父・栄二さん。野球を始めて丸刈りにすると手術跡が目立った。「初めはみんなから言われて嫌だった」が、強い心でドラフト候補に成長した。DeNA・安部スカウトは「高校生ではスイングがすごい。打球が速い」と舌を巻いた。それでも前川は「あまり調子は良くない。本来の打撃はできていない」と満足していない。
■ 智弁学園・前川無安打もスカウト高評価(スポニチ) 21/3/23
昨秋の近畿大会決勝を戦った智弁学園と大阪桐蔭のV候補がいきなり激突。近畿王者の智弁学園が8-6で大阪桐蔭を破り、2回戦へと駒を進めた。智弁学園の前川右京が「3番・右翼」で出場。2打数無安打3四球も、8回も第5打席では大きな右飛。巨人・榑松伸介アマスカウト統括は「左の大砲で、ボールを運ぶ技術がある。風がなければ(スタンドまで)行っていたかもしれない」と評した。
■ ドラフト候補の智弁学園・前川 “重症”な打撃不振(スポニチ) 21/3/7
ドラフト候補の前川右京外野手が関大北陽との練習試合に「3番・左翼」で出場。巨人、阪神、中日のスカウトが見守る前で試合に臨み、3打数1安打2打点。「バッティングが全然。フォームもバラバラだし、スイングの軌道、ミートポイント、全部がズレていた」と厳しい表情だった。小坂将商監督も「前川は重症ですね」と苦笑いだった。「打たないと、ホームランを打ちたいという気持ちが強すぎて、スイングV字になっている」と指摘。そのうえで選抜までにスイングの軌道を修正する方針を示した。
阪神山本スカウトは「スイング、打球が速い。高校生で左打者のトップクラス。センバツでも桐蔭にどう対応できるのか見てみたい」とコメントした。(日刊)
■ プロ注目の智弁学園・前川2戦4安打も「内容悪い」(日刊) 20/11/23
智弁学園が23日、大商大堺、東山と練習試合を行った。高校通算30発の前川右京外野手は3番・左翼で2試合とも先発し、通算5打数4安打3打点。この日は2球団が視察し、阪神山本スカウトは「スイングも打球も速い。高校生トップクラスの左バッター」とより一層の成長に期待した。
■ 智弁学園が秋の近畿王者 前川が大阪桐蔭・関戸から特大弾(デイリー) 20/11/1
智弁学園が大阪桐蔭を7-3で下し、9年ぶり2度目の近畿王者に輝いた。先発した左腕エース・西村王雅投手が、9回を投げ切り3失点と粘投。打っては、5-2の七回に3番・前川右京外野手が、大阪桐蔭・関戸康介投手のインコース真っすぐを強振。右翼席へ高校通算29本目となる特大なソロアーチを放ち、「体に力が入ってしまって今大会は調子がよくなかったんですが、チームを勢いづけようと思って打ちました。基本に戻ってしっかりスイングができた」と喜びをかみ締めた。
■ プロ注目の智弁学園・前川が『天理のダルビッシュ』から本塁打(中スポ) 20/10/5
奈良県予選決勝戦が4日、佐藤薬品スタジアムであり、プロが注目する左のスラッガー、智弁学園・前川右京右翼手が、来年のドラフト候補にも挙がっている天理・達孝太投手から一時同点となる本塁打を放った。1点を追う3回、高めに浮いたフォークを右越えに放った。今大会の自身初アーチで高校通算28本目。大会前からなかなか調子が上がらず、朝に300スイング、練習後にも500~700スイングするなど、1日に1000スイング前後は振り込んだという。
■ プロ注目の智弁学園・前川右京は無安打もチームは勝利(中スポ) 20/9/6
プロ注目の智弁学園・前川右京外野手が6日、秋季奈良県予選2回戦の郡山戦に「4番・右翼」で出場。自身は3打数無安打2四死球に終わったが、チームはエースの左腕・西村王雅投手が完投し、5―3で逃げ切った。 中日スカウトも注目する左投げ左打ちのスラッガー。ここまで高校通算24本塁打と量産してきた。24本のうち7本が公式戦と本番でも勝負強い。
■ 智弁学園1年生4番・前川 「岡本より飛ばす」(スポーツ報知) 20/1/27
智弁学園の前川右京外野手は、OBで巨人の岡本和真内野手をほうふつとさせる奈良の新怪物だ。小坂将商監督は「持っているものはすごい。左打者では一番いい。岡本よりは絶対に飛ばす力がある」と断言。井元康勝部長も「岡本は体が柔らかかったからか、(本塁打は)放物線を描くような感じ。前川はライナー。二段ロケットみたい」と評する。中学野球引退後に、兄の夏輝から「体を大きくしてバットを強く振らないと、高校でやっていけない」と助言され、現在の体重は中学3年夏から約25キロ増の88キロになった。小坂監督が「球を強くつぶせるのがいい」という怪力で、これまで10本近い金属バットにヒビが入った。「その代わり、(バットの)しなりがない。下半身の回転が下手くそ」と、課題を指摘する。「下半身の回転が良くなって、バットの出し方が簡単に分かってきたら十分、上(プロ)でやっていける。吉田(正尚)みたいになるんじゃないか」と、大きな期待を寄せる。
■ 智弁学園・前川2発、岡本級パワーで金属バット破壊(日刊スポーツ) 19/10/20
智弁学園が神戸国際大付を下し、2回戦に進んだ。今夏の甲子園でも4番に座った強打者、前川右京内野手(1年)が2打席連発の活躍で勝利に導いた。2点を追う3回2死二、三塁から初球を捉えて右翼席上段に逆転の3ラン。5回にも、再び初球を捉えバックスクリーン右に追撃ソロを放った。ともに推定120メートル越えの特大弾で、一振りで観客をどよめかせた。
プロフィール
三重県津市生まれ。前川 右京(まえがわ・うきょう)外野手。
白塚小1年時からソフトボールを始め、一身田中では津ボーイズで通算6発。
2学年上の兄に現JR西日本・前川夏輝を持つ。
智弁学園では入学直後から5番レフトでレギュラー。
1年時夏の県大会で4番打者の座を獲得し、打率.308、本0点5の活躍で3年ぶりの優勝を飾る。
本戦初戦・光星戦で2打席連続のタイムリーを放つも投手が崩れ8-10で敗戦。
続く1年時秋の公式戦で打率.587、本6点17をマークし、県1位での近畿4強進出に貢献した。
県準々・郡山戦で高めの球を佐藤薬品スタジアム右翼場外に飛ばす3ラン弾。
近畿1回戦・神戸国際戦で2打席連続弾(高めフォークを右越え&中堅右)を記録している。
翌2年夏の県大会をベンチ外で過ごし、大会後の交流戦から4番レフトに復帰。
神宮V・中京大中京と延長10回(3-4)を戦い、プロ注・高橋から左安(外SFF)をマークした。
2年時秋の近畿大会から3番に座り、桐蔭、市高などを破って9年ぶりVを達成。
準々・龍谷平安戦で左2点2塁打(外直球)、決勝・桐蔭戦で右ソロ(内直球)を放っている。
翌3年春の選抜大会で5年ぶりの8強進出を果たすも自身は3戦2単打と不発。
初戦・桐蔭戦で大きな右飛(逆風)を放ち、プロから長距離打者としての資質を評価された。
その後陥った打撃不振を乗り越え、3年生の夏に創部初の選手権準Vを達成。
3・1番・レフトとして打線を支え、計22打数で10安打、打率.455、本2点7の好成績を残した。
決勝・和智弁戦で右二塁打(低めボール球フォーク)など3安打の奮闘を披露。
2回戦・横高戦で中堅左ソロ(外高め直球)、3回戦・日航戦で右2ラン(外甘スラ)を放っている。
2個上に坂下翔馬、同期に西村王雅、小畠一心、山下陽輔ら。
176cm88kg、強打が魅力の3番・左翼手。
高校通算37本塁打、力強く振り切るスイングで弾き返す左の強打者。逆方向にも長打を放つ。
遠くに飛ばす力が魅力。高校進学後の体重大幅増で打撃の力強さを増した。
監督からパワーで岡本級の高評価を獲得。一方で下の使い方を課題として指摘されている。
中120m&左右93mの佐藤薬品球場で、センター右弾、ライト場外弾を記録。
最速154㌔を誇る大阪桐蔭・関戸康介から右ソロ(逆球の内角真っ直ぐ)を放った実績を持つ。
遠投100m、50m走6秒5。公式戦通算12発。
スカウトコメント
阪神・山本スカウト|21/11/14
「一番(の魅力)は甲子園での活躍と長打力、スイングの速さです。将来的に球団として期待しているのは佐藤輝、井上、前川とこの3人でクリーンアップを打てたらいいなと思っています」
阪神・山本宣史スカウト|21/10/19
「将来的には前川、井上、佐藤輝で大きいのを打てる外野手が増えたらと思って推薦しました」
阪神スカウト|21/10/11
「名門校で1年生から中軸を任された高校野球界トップクラスのパワーを誇る左の大砲。大きな体格から放たれる飛距離は魅力的で、どの方向にもホームランを打つことのできる将来の中軸候補」
ロッテ・三家スカウト|21/8/26
「吉田正尚(オリックス)のようなスケールの打者になってくれたら」
阪神・畑山統括スカウト|21/8/25
「能力は高い」
ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長|21/8/24
「振る力がすごい」
巨人・榑松アマスカウト統括|21/8/22
「バットコントロールの良さが目立ってました。パワーはもちろんですが、高校生離れした打撃技術の高さが目につきました。スイングの軌道が水平となっている時間が長いため、ミートポイントを広く持てる。それがボールを運ぶテクニックにつながっています。この日は一発だけでなく、その前の打席でもセンターオーバーの大飛球を打ったように、パワーと確実性を兼ね備えた好打者です」
楽天・後関スカウト部長|21/8/22
「パンチ力、思い切りのよさ、勝負強さが魅力の左打者。左投手も苦にしないし、将来的に阪神・佐藤輝のようなタイプ」
巨人・渡辺スカウト|21/8/22
「春に比べてミート率が上がっている。自分のポイントで打てている。間を取れるようになって呼び込めている。長打力に魅力がある。今日が一番よかった。守備もコントロール良く投げられていた」
中日・米村明チーフスカウト|21/8/21
「長打力がある。夏に合わせて調整して良くなっている」
楽天・後関スカウト部長|21/8/21
「積極性があって、大きいのを打てるパンチ力が魅力。バットが木になっても、あれだけ振れれば長打は期待できると思う」
「ノースリーから振りにいける思い切りの良さが魅力。高校生では上の方」
ロッテ・永野育成スカウト部長|21/8/21
「長くボールを見られ、ミートポイントが広い。自分のタイミングで、自分の体の中でボールを運べている。ミート力が高く、タイプ的にはアベレージの中距離かと思うが、ボールに入れる角度が素晴らしい。(本塁打は)打者有利のカウントで、浮いた球を下からしばきあげた。近畿大会から広角に打てており、状態はすごくいいと思う」
MLBロイヤルズ・大屋博行国際スカウト|21/8/12
「気負い過ぎて本来の姿ではなかった春から、きっちりと“修正”してきた印象だ。持ち味である対応能力を発揮。バットを振り出してから球に合わせるなど器用さがある。いいバッターはどんな体勢でも打っていけるし、投手にとっては脅威になる。内野安打2本に加え、引っ張って右翼へ大きなファウルも出たように体の強さも十分。経験を積んでいけばプロの世界でも通用するだろう」
阪神・山本宣史スカウト|21/7/30
「長打力が魅力だが、コンパクトにも振れている」
ロッテ・三家スカウト|21/7/16
「さらにもっと振りも鋭くなると思う。そういう素材を持っている」
「打つとこは打って、見極めるところは見極めてという部分が見れた。長打が魅力の選手ですが、今日みたいに積極的に足を使う意識も伸ばしていってほしい」
中日・中田アマスカウトアドバイザー|21/5/23
「飛距離が必要なところに本塁打を打つ」
「スイングスピード、ヘッドの走り、球をバットに乗せる技術は天性のものがある」
中日・中田宗男アマスカウトアドバイザー|21/5/9
「(豪快な打撃が影を潜める現状に)典型的なホームランバッターが、本来の打撃を忘れた典型。もっと打撃を良くしようと、下半身をもっと使おうとして、使いすぎている」
「オリックスの吉田正尚のようなタイプ」
中日・山本スカウト|21/5/3
「振る力がある。外の球をセンターに運んで器用さもある」
阪神・山本スカウト|21/5/3
「スイングは速い。評価は変わらない」
DeNA・安部スカウト|21/3/28
「高校生ではスイングがすごい。打球が速い」
ソフトバンク・永井智浩編成育成本部本部長兼スカウト部部長|21/3/26
「4人(智弁学園・前川&山下、大阪桐蔭・宮下&池田)ともスイングが力強い」
中日スカウト・米村明チーフスカウト|21/3/25
「(初戦8回に放った右飛は)長距離砲の角度だった」
巨人・榑松伸介アマスカウト統括|21/3/23
「左の大砲で、ボールを運ぶ技術がある。風がなければ(スタンドまで)行っていたかもしれない」
阪神・山本スカウト|21/3/7
「打球が速い。高校生で左打者のトップクラス。センバツでも桐蔭にどう対応できるのか見てみたい」
阪神・山本スカウト|20/11/23
「スイングも打球も速い。高校生トップクラスの左バッター」
プライバシーポリシー Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ
※ 当サイトに掲載されている文書等の無断転載及び改変を禁じます。
Copyright(C) 2008-2023 ドラフト・レポート All Rights Reserved.
打ちに行くときに腰が外に逃げながら振るので、金属バットでは長打が出ても、木製バットで同じように長打を連発するのは難しいように思います。
中村晃も高校では通算60本を打った強打者でしたが、プロ入り後は2ケタ本塁打を記録したのは1シーズンだけ。中村の高校時代の映像を見返してみると、完全に開いて打つような腰の引けたスイングで、今でも逃げ腰気味のスイングで成績を残しているわけですが。
前川もプロでは1,2番タイプ、活躍するならリードオフマンかチャンスメーカーの役回りになるのではないかと思います。
この左足の使い方のままなら、大島洋平のようなアベレージヒッターになるのかな。
ただ、OBの岡本はすぐに木のバットに適応しましたが、彼は果たして・・・。
現時点では大学や社会人で更なるステップアップをした前川くんが見たいです(^_^)
レフト方向への流し打ちとか、内角低めを巧くライト方向に引っ張ったりするところとかも鈴木尚典氏みたいですが、プロだと左投げな事もありますがポジションがレフト専かファースト兼任になりそうな事も踏まえたら3位か4位で残っていたら楽天に欲しいですね。
巧打に徹する打撃スタイルにしたらホークスの中村晃みたいになるかも知れません。
大阪桐蔭の関戸から打った本塁打には度肝を抜かれました!
打った球は関戸の完全な失投ではありましたが、あそこまで飛ばすのかと驚きです
今回の近畿大会を録画して他の試合も観ましたが、1番印象に残ったのは同じ智弁学園の4番サードの山下陽輔選手でした
175cm83kgと体格はそれほど体格に恵まれている訳ではないのですが、懐の広い力み感の無い構えは雰囲気もあり鋭く力強いスイングで本当によく打つ印象でした
今回の近畿大会では大阪桐蔭の松浦からも左中間の上段へ豪快なホームランを。昨年の近畿大会準決勝でも大阪桐蔭の松浦から1発を打っていたそうです。
また打撃だけでなく三塁の守備もファインプレーだけでなく難しい打球に対して柔らかいグラブさばきを何度も魅せてくれました。
走塁意識も高く走攻守全てでレベルの高い選手だと思いました。
前川、山下と強打者に加え西村、小畠の2枚看板と今年の智弁学園が近畿大会優勝できたのも頷けました