多田 裕作（NTT東日本）

　　動　画

　　投手成績

　■　社会人時代成績

　■　大学時代成績

投手成績詳細

　　最新記事

　■　NTT東日本・多田　出た150キロ5回1失点！(スポニチ)　22/11/7

　２大大会初先発だった多田が５回１失点。自己最速を２キロ更新する１５０キロを計測し「初先発でちょっと力んでしまって…。２回以降は力が抜けてきて、ボチボチな投球はできた」と振り返った。平野宏監督も「来年のことも踏まえて、大きい期待を背負いながらマウンドに立ってくれた」と称えた。

　■　NTT東日本4強　タイブレーク4時間12分の激闘制した！(スポニチ)　21/12/8

　ＮＴＴ東日本の新人右腕・多田が、最後は１３５キロのフォークを低めに決め、空振り三振を奪った。延長１１回。スコアは７―５。４時間１２分の激闘を制し「気持ちで乗り切りました」と胸を張った。２―２の９回１死一塁の場面でマウンドへ。打たれればサヨナラ敗戦のピンチを脱し、延長戦に突入した。１０回からは１死満塁でのタイブレーク。４番・平山快を「イメージ通りのボールが投げられた」と内角シュートでバットをへし折って遊飛。５番・峯本も中飛に仕留める踏ん張りが、勝利につながった。

　■　ＮＴＴ東日本が都市対抗出場へ王手(日刊スポーツ)　21/9/27

　ＮＴＴ東日本が継投で逃げ切り、本大会出場に王手をかけた。最後はルーキー多田裕作投手（２２）が、粘る明治安田生命の反撃を抑えて勝利を決めた。飯塚監督も「インコースにズバズバ投げられるピッチャー。緊迫した場面で投げられるのはすごい。ナイスピッチングでした」と絶賛の内容だった。

過去記事

　　プロフィール

　東京都足立区出身。　
　多田 裕作（ただ・ゆうさく）投手。
　東京都・足立区立第十中学校を経て千葉・日体大柏に進学。

　日体大柏時代は控え投手で目立った実績は無し。
　3年時夏の予選全3試合に救援･先発で登板し、3回戦・東邦附戦で8回0封の好投を見せた。
　2学年上に白銀滉大、1学年上にエドポロ・ジョセフら。

　拓殖大では1年生の春から2部リーグ戦に出場。
　3年生の春になって先発救援で出番を増やし、救援した第5週･東農2回戦で初白星を収める。
　3年時秋のリーグ戦で主戦の座を掴み､混戦を制して勝ち点4での優勝を達成。
　13試合中10試合（先8）、計68.2回を投げ､リーグ2位5勝､防1.70で最優秀投手を受賞した。
　逆転優勝をかけた最終週・日大戦で､先発3連投､2完投勝利の奮闘を披露。
　延長11回までもつれた2回戦で7-6完投勝ち、最終3回戦で4安打5-0初完封を記録している。
　2部通算25試合、8勝（4完投1完封）6敗、135.2回、防御率2.52。

　NTT東日本では1年目冬の都市対抗で全国デビュー。
　度胸の良さを買われて抑え投手として出場し､1勝無敗､防御率0.00の活躍で若獅子賞に輝く。
　延長11回TBを制した準々決・JFE東戦（7-5）で自身初の全国白星をマーク。
　全4試合中3試合のマウンドに登り､計3.2回で3安打､2K3失点（TBで失点）の力投をみせた。
　2年間で2大大会9試合（先2）､計22.1回を投げ､3勝1敗､防御率1.61を記録。
　京セラで行われた2年目秋の選手権2回戦・王子戦（5回1失点）で最速150㌔を計測している。
　二大大会9試合、3勝1敗、22.1回、15三振、防御率1.61。

　176cm83kg、マウンド度胸のいいスリークォーター右腕。
　セットから膝を引き上げて前傾して軽く腰を下げ､着地早めにヒジを使った腕の振りから投げ込む
　最速150㌔、常時140㌔台中盤（救援時・2年目夏の都市対抗）の真っ直ぐと、
　140㌔前後の2シーム､130㌔台のSFF､130㌔台カット､120㌔台のスライダー､110㌔台のカーブ。
　連投をこなすタフな右腕。大3秋の1季で12試合（先8）68.2回1061球を投げた。
　真っ直ぐに変化球を交えて打たせて取る投球が持ち味。2シームなどで右打者の内角を攻める。
　大学3年夏の投球フォーム修正で不安定さを改善した。

　　スカウトコメント

ＤｅＮＡ・河原隆一スカウティングディレクター｜20/3/17
　「右打者への内角の使い方がうまい。あのコースへ投げられる投手は少ないし、投球が確立できている」