池田 陵真（大阪桐蔭）

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　■　オリックス　ドラ５池田が契約　球団は主将を務めたことも評価(デイリー)　21/11/17

　オリックスから５位指名を受けた池田陵真外野手が１６日、契約金３５００万円、年俸５００万円で仮契約。選手会長を務める吉田正尚外野手への弟子入りを希望した。この日、池田と初対面となった福良ＧＭは大阪桐蔭で主将を務めていたことも評価し、「チームの中心選手になってほしい。将来的には、来田や元もいるし、池田君も入って３人で外野を任せられたらいい」と大きな期待を寄せた。

　■　オリックス５位の大阪桐蔭・池田は練習の虫「いずれは首位打者」(デイリー)　21/10/21

　オリックスからドラフト５位で指名された大阪桐蔭・池田陵真外野手が２０日、同校で牧田勝吾編成部副部長、谷口悦司担当スカウト、乾絵美スカウトから指名あいさつを受けた。担当の谷口スカウトは「３月の練習試合だったかな？愛工大名電の田村君からバックスクリーン右にライナーでホームランを打ったことがあって。それが今でも忘れられない一本だった。体は小さい（身長１７２センチ）ですけど、ミート力は森友哉（西武）に近いものがあると思っている。プレーを見てても物怖じしないし、チームを引っ張る若手がほしかったうちにピッタリだと思う」とベタ褒めした。西谷浩一監督によれば「今の時代にここまで練習する子はいない。休まそうと思っても、見ていないところでひたすらバットを振っている」と言うほど、練習の虫だという池田。

　■　大阪桐蔭・池田陵真、９回同点弾 「とにかく負けたくない」(報知)　21/8/1

　大阪桐蔭は、９回１死で池田陵真中堅手が起死回生の同点弾。３時間１５分の激闘の末に関大北陽を振り切った。６―７の９回１死、大阪桐蔭の池田が左越えに今大会２本目の本塁打。西谷浩一監督が「抱きしめるのは早かった」と冗談交じりに称賛した主将の一発で危機を逃れると、タイブレークの延長１４回に花田旭右翼手の２点適時打と野間翔一郎左翼手の３点二塁打で５点を勝ち越した。

過去記事

　　プロフィール

　大阪府和泉市出身。
　池田 陵真（いけだ・りょうま）外野手。
　国府小6年の時にオリックスJr.入りを果たし、和泉中時代は硬式･忠岡ボーイズで捕手。
　中3夏のU15W杯に主将・4番・レフトとして出場した。

　大阪桐蔭では1年時秋から背番号8でベンチ入り。
　下位打線を経て府大会5回戦から1番に座り、打率.472、本0点6の好成績で近畿準Ｖを飾る。
　大勝を収めた大阪大会準々・上宮戦(11-0）で4安打2二塁打の活躍を披露。
　翌2年夏の府大会で2戦連発を含む3発を放ち､プロから右の強打者として高く評価をされた。
　続く選抜交流戦･東海相模戦（4対2）で4打数2安打1二塁打の聖地デビュー。
　初回の打席で左フェン直二塁打（外寄りスラ）、5回の打席で中安（外チェンジ）を放っている。
　2年時秋の予選で主将＆4番の座を掴み､大阪大会V､近畿大会準Vを達成。
　11試合33打数で17安打8長打を量産し､打率.515､本3(3戦連発）点19の好成績を残した。
　翌3年春の選抜にＶ候補として挑むも、智弁学園に6対8で敗れ1回戦で敗退。
　好投手･西村＆小畠と対戦し､6･8回に中安（外直曲球）､9回に右線三（凡打性）を放った。
　その後､3年時7月初めまで不振に陥り､夏の予選で打率.654､本2点14と復活。
　準決・北陽戦（14回12-10）で9回同点弾を放ち、決勝戦・興国戦でサヨナラ打をマークした。
　本大会2回戦で4強校・近江と当たり、接戦の末に4‐6、3打数無安打で敗戦。
　降雨コールドとなった1回戦・菅生戦で左フェン直二塁打（甘めSFF）など3安打を記録している。
　1学年上に西野力矢、仲三河優太、伊東光亮、船曳烈士ら。

　172cm85kg、強打が持ち味のプロ注目中堅手。
　振り切るスイングで強い打球を放つ右打者。パンチ力を秘めた積極的な打撃で3番打者を担う。
　1年時秋から中堅レギュラーとしてベンチ入り。中学時代は捕手として活躍した。
　憧れの選手はOBの西武・森友哉捕手。筋力トレーニングが趣味でベンチプレス125kgを上げる。
　50m6秒1、一塁到達4.5秒前後。遠投105m、通算25発。

　　スカウトコメント

オリックス・福良ＧＭ｜21/11/17
　「（大阪桐蔭で主将を務めていたことも評価し）チームの中心選手になってほしい。将来的には、来田や元もいるし、池田君も入って３人で外野を任せられたらいい」
オリックス・谷口スカウト｜21/10/21
　「３月の練習試合だったかな？愛工大名電の田村君からバックスクリーン右にライナーでホームランを打ったことがあって。それが今でも忘れられない一本だった。体は小さい（身長１７２センチ）ですけど、ミート力は森友哉（西武）に近いものがあると思っている。プレーを見てても物怖じしないし、チームを引っ張る若手がほしかったうちにピッタリだと思う」
オリックススカウト｜21/10/11
　「無駄な動きが無く、インパクトに爆発的な力を伝えられるスイングで、センターから右方向へも本塁打が打てる。緊張したことが無いというメンタルの強さが、チャンスの場面でもアグレッシブなプレースタイルを可能にしている。オリックスＪｒ出身」
中日・中田宗男アマスカウトアドバイザー｜21/7/18
　「もともとスピード系、瞬発力のある選手。今年の春にはパワー系に変わった印象を受けていた。体が大きくなり、長距離ヒッターを目指していたのか、強引な打撃が目立っていたが、今日は彼本来の持ち味である右方向へのヒットを打っていた。春には影を潜めていた打撃。今後も注目していきたい」
ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長｜21/6/17
　「スイングの強さは今年の右の強打者の中でもトップクラスでしょう。守備の能力も低くはありませんが、打撃の評価が彼の評価に直結してくるはず。好投手相手の打撃に注目したいです。大阪桐蔭高はトップランクの素材が集まって切磋琢磨するチームですから、その中で主力を張れる選手は心技体とも高いレベルだと評価できます」
中日・米村アマチーフスカウト｜21/4/7
　「小柄でもスイングがシャープ」
ソフトバンク・永井智浩編成育成本部本部長兼スカウト部部長｜21/3/26
　「４人（智弁学園・前川＆山下、大阪桐蔭・宮下＆池田）ともスイングが力強い」
オリックス・牧田勝吾編成部副部長｜21/3/18
　「スイングの強さを甲子園の舞台で見せられるかでしょう」
千葉ロッテ・永野プロアマスカウト部長｜21/1/5
　「みんな（松浦・関戸・池田）ポテンシャルが高い」
巨人・渡辺スカウト｜20/8/4
　「（関戸、松浦、池田の）３人は来年の候補に入ってくる。（池田は）小さい中田（翔）みたい。体に力があり、球に対してスムーズにバットが出る」