京本 眞（明豊）

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　■　巨人育成７位・京本が入団合意(SANSPO)　21/11/29

　明豊高の京本眞投手の入団が２８日、決まった。支度金２９０万円、年俸３６０万円で合意し、「（元ソフトバンクの）斉藤和巳さんみたいな負けないエースを目標にしてやっていきたい」と意気込んだ。直球の最速は１４５キロで、フォークやチェンジアップなど縦の変化球を得意とする。中３時のジャイアンツカップ優勝や、今春のセンバツ準優勝など大舞台の経験が豊富。「僕は思わないんですけど、いろんな人から巨人の坂本勇人選手に似ていると言われます」とさわやかな顔立ちも特徴的だ。

　■　明豊の京本眞投手が巨人から挨拶受ける(NHK NEWS WEB)　21/10/20

　巨人から育成７位で指名を受けた明豊高校の京本眞投手が球団のスカウトからあいさつを受け、「１試合でも多く投げられる投手になりたい」と、意気込みを語りました。水野スカウト部長からは「しっかり体ができてくれば支配下でも十分通用する投手で伸びしろしかない。巨人は３軍まであり、実戦の舞台は多いので力を十分に発揮してほしい」と激励されていました。

　■　明豊が甲子園切符　センバツ決勝サヨナラ負けがエースを変えた(西スポ)　21/7/25

　明豊を頂点に導いた立役者は先発京本。猛打の大分舞鶴を３安打に抑えて完封した。「背番号１にふさわしい投球をしてくれた。春は力んでいたが、今はバランスが良くなった」。川崎監督はエースの成長に目を細めた。春の選抜大会での決勝は東海大相模にサヨナラ負け。痛恨の一打を打たれたのが、２番手で救援した京本だった。「あの時の悔しさは忘れられません」。負けない投球術を追求し、最速１４６キロの真っすぐへのこだわりを封印。８割の力で打ち取る頭脳的な投球へ進歩した。

過去記事

　　プロフィール

　大阪府大阪市出身。
　京本 眞（きょうもと・まこと）投手。
　野里小学校時代から軟式野球を始め、歌島中学校では大淀ボーイズに所属。
　中3夏のジャイアンツカップで優勝を成し遂げた。

　明豊高校では1年時秋から公式戦に出場。
　背番号18の控えとして九州大会のベンチに入り、決勝・大商戦で先発（3.1回3失点）を務める。
　翌2年夏の独自大会､及び同年8月の甲子園交流試合はいずれもメンバー外。
　2年時秋の新チームで主戦の座を掴み取り､左腕・太田との両輪で九州4強入りを達成した。
　直球の自己最速を146㌔まで伸ばし､県準決・藤蔭戦で6回1安打0封と好投。
　続く九州大会1回戦･九国戦で逆転を呼ぶ4回2安打6三振0封の好リリーフを披露している。
　翌3年春の選抜で全国デビューを飾り､接戦をモノにして創部初の決勝に進出。
　全5戦中4戦(先2）､計10回に登板したが､制球に苦しみ､白星なしの1敗､防5.40に終わった。
　好左腕・石田を擁する相模高に2-3サヨナラ（1.1回1失点で黒星）で敗れＶ逸。
　5対4逃げ切り勝ちを収めた準決勝・中京大中京戦で3.1回3K1失点の好救援を演じている。
　大会後､肩の張りで一時戦列を離れ､主戦復帰した3年時夏に予選Ｖを達成。
　日本一を目指して本戦に挑んだが、1回戦で専松と当たり、4回3失点KO、0-6で敗戦となった。
　1個上に若杉晟汰、狭間大暉、居谷匠真、同期に太田虎次朗ら。

　189cm87kg、最速146㌔の長身右オーバースロー。
　セットポジションから膝を引き上げて重心を下げ、テイクバック小さめに右肘を使った腕の振りから
　投げ下ろす最速146㌔、常時130㌔後半から140㌔前半の角度ある真っすぐと、
　120㌔前後の縦のスライダー､110㌔前後のカーブ､120㌔前後から120㌔台のチェンジアップ。
　2年時秋の新チームで背番号1の座を獲得。選抜後に体重を10キロ増量した。
　140㌔を超える真っすぐと変化球とのコンビネーションが持ち味。チェンジアップでタイミングを外す。
　遠投120m、50m6秒8。奪三振率5.14、四死球率7.71。

　　スカウトコメント

巨人・水野雄仁スカウト部長｜21/10
　「しっかり体ができてくれば支配下でも十分通用する投手で伸びしろしかない。巨人は３軍まであり、実戦の舞台は多いので力を十分に発揮してほしい」
巨人・脇谷亮太スカウト｜21/10/11
　「長身を生かしたダイナミックな投球フォームが魅力の投手。長身から投げ下ろすボールには角度があり、指先の感覚も非常に良く変化球の精度が高い」