前川 誠太（敦賀気比）

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　■　広島育成２位指名　敦賀気比の前川誠太が仮契約(NHK NEWS WEB)　21/11/10

　広島から「育成枠」で指名された敦賀気比高校の内野手、前川誠太選手が９日、敦賀市で球団と仮契約を結び、会見で「持ち味の守備とミート力のあるバッティングでチームに貢献したい」と意気込みを語りました。いずれも推定で支度金が３１９万円、年俸２５０万円で仮契約を結びました。スカウトの高山健一さんは「ボールへの反応や盗塁など、ちょっとした瞬間を見逃さないプレーができる選手だと思います。大事な場面で結果を出せる選手になってほしい」と話し、期待を寄せていました。

　■　敦賀気比・前川はプロ志望　描くのは父の姿(デイリー)　21/8/26

　敦賀気比は京都国際にサヨナラで敗れ、準々決勝で敗退した。「プロ志望（届け）は出すつもりでいます」。試合後、敦賀気比のプロ注目・前川誠太内野手は高卒でのプロ入りを誓った。この日は、両校無得点の八回１死一、二塁から変化球を引っ張る先制左前適時打を放つなどし、チームに貢献。だが９回に適時打と失策が絡み、チームはサヨナラ負けを喫した。８７年夏に北嵯峨で甲子園に出場した父・宏文さんの８強越えを目標に最後の夏に挑んだが、同じ準々決勝で敗退。それでも「これから野球選手として超えられるように頑張りたい」と、この先も父の背中を追いかけ続ける。

　■　敦賀気比、最大5点差ひっくり返し劇的サヨナラ勝利！(中スポ)　21/6/6

　敦賀気比が松商学園に９―８でサヨナラ勝ちした。プロ注目の３番・前川誠太内野手がサヨナラ打を放った。バットの芯で捉えた打球が中堅手の頭上を越えた。５０メートル６秒１の俊足を誇る巧打好守の遊撃手。進路については「プロ志望です」と打ち明けた。

過去記事

　　プロフィール

　京都府京都市出身。
　前川 誠太（まえかわ・せいた）遊撃手。
　嵯峨野小時代から軟式チームで野球を始め、蜂ヶ岡中学校では京都嵐山ボーイズに所属。
　中2春の全国大会に3番・ショートとして出場した。

　敦賀気比では入学直後から公式戦に出場。
　1年生で夏の甲子園ベンチ入り（#16）を果たし､全3試合中2試合でセカンド守備固めを務める。
　1年時秋の予選に2番･ショートとして挑み､25の11､打率.440の好成績をマーク。
　翌2年夏の県大会で3番の座を掴み､大会V3を飾ったが､コロナ禍により本戦は中止となった。
　大勝を収めた1回戦・三国高校戦で4打数4安打3長打（二2、三1）の大活躍。
　145㌔左腕･垣外中が相手の決勝･工福井戦で左フェン直打(内角高め直球）を放っている。
　同期･大島と共にプロからも注目され、2年生の秋に5年ぶりの北信越Vを達成。
　決勝・上田西戦で4安打2二塁打を放ち､計16安打6長打､9回16対5での大勝に貢献した。
　翌3年春の選抜初戦で常総と延長13回TBを戦うも後一本が出ず5-9で敗戦。
　6回の頭部死球に負けず出場を続けたが､4打数でノーヒット0打点､2死球1四球に留まった。
　甲子園経験のある父親越えを目標とし､3年生の夏に肩を並べる8強まで進出。
　全3戦5番ショートで4割、本0点3をマークし、敗れた準々･京国戦（2‐3）で8回先制打を放った。
　1個上に笠島尚樹、松村力、長谷川信哉、同期に大島正樹ら。

　178cm68kg、好打好守のプロ注目ショート。
　振り切るスイングではじき返す右の好打者。内角直球を打って長打を記録。主軸の5番を担う。
　フットワーク､グラブ捌きのいい好守の遊撃手。1年時秋からレギュラーを任された。
　目標の選手は福岡ソフトバンクの今宮健太（2009年1位）。送球の精度にややバラツキが残る。
　右打者で一塁到達4.3秒前後から4.4秒前後。

　　スカウトコメント

広島・高山健一スカウト｜21/11/10
　「ボールへの反応や盗塁など、ちょっとした瞬間を見逃さないプレーができる選手だと思います。大事な場面で結果を出せる選手になってほしい」
広島スカウト｜21/10/11
　「身体が少し細いが、堅実なプレーができて勝負強いバッティングが魅力」
広島・高山健一スカウト｜21/3/19
　「ポテンシャルが高いし、まだまだ伸びしろがある。守備力も高い。体ができてくれば面白い」