大津 綾也（北海）

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　■　育成10位の大津が仮契約　母へマンション贈るデッカイ夢明かす(西スポ)　21/11/19

　巨人から育成ドラフト１０位で指名された北海高の大津綾也捕手が１９日、支度金２９０万円、年俸３６０万円で仮契約した。強肩と内野手経験を生かしたフットワークが持ち味で、走攻守三拍子そろった捕手として期待されており「目標としている選手がソフトバンクの甲斐選手なので、打って守れて身のこなしもいい選手を目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。

　■　巨人育成10位大津綾也「順位下でも関係ない」(日刊)　21/10/22

　巨人育成１０位の北海・大津綾也捕手が、同校で指名あいさつを受けた。水野スカウト部長は「育成１０位となったが、その時点でも複数の候補がいて、最後は阿部慎之助２軍監督（現１軍作戦コーチ）が大津君を指名した。肩の強さと身のこなしが魅力」。柏田スカウトは「肩も強いが二塁への送球の質もいい。受けやすい低いボールを投げることができる」と評価した。

　■　北海・大津綾也がプロ志望届「どこの球団でも何位でも行く」(日刊)　21/9/10

　北海の木村大成と大津綾也が１０日、そろって志望届を提出した。大津は「育成でも指名してくださればプロで頑張りたい」と意思を口にした。大津は１年秋に内野手から捕手に転向。２年春に一度、内野手に戻って夏から再び捕手に。キャリアは短いが「フットワークと肩の強さには自信がある。捕手としての技術はまだ学ぶことが多いので、これから身に付けていきたい」。母子２人家族のため「ここまで母には負担をかけてばかりだった。プロに行って少しでも恩返しできたら」と話した。

過去記事

　　プロフィール

　北海道せたな町出身。
　大津 綾也（おおつ・りょうや）捕手。
　北檜山小1年時から軟式野球を始め、北檜山中では軟式野球部に所属。
　小学6年生の時に日ハムJr.入りを果たした。

　北海高校には遊撃手として入学。
　1年生の秋（地区1回戦敗退）から捕手に転向し、8番打者（背番号5番）でレギュラーを務める。
　翌2年夏の南大会で背番号2の座を掴むも大谷に10回6-7で敗れ8強で敗退。
　2年時秋の新チームから繋ぎの2番を打ち､打率.591の活躍で10年ぶりの全道制覇を飾った。
　エース・木村大成を持ち前の強肩で支え、チーム防御率0.53（自責4）をマーク。
　全道大会2回戦・旭川大高戦（9回7対1）で5打数4安打1二塁打の固め打ちを演じている。
　翌3年春の選抜で全国デビューを飾り､初戦・神国戦で2塁送球1秒87を計測。　
　延長10回におよぶ接戦を演じたが､5の0と打撃振るわず､2-3サヨナラで惜しくも敗戦となった。
　一躍プロからも注目される存在となり、3年生の夏に3番で4年ぶりの予選制覇。
　続く甲子園1回戦で神戸国際大付と再戦し、粘り合いの末、4打数1安打、1-2で再び敗れた。
　同学年のチームメイトに木村大成、宮下朝陽ら。

　174cm70kg、プロ注目の強肩キャッチャー。
　遠投115メートル、二塁送球タイム1.9秒を切る強肩が武器。素早いスローイングで補殺を狙う。
　北海高校には遊撃手として入学、1年生の秋から捕手としての練習を始めた。
　左右にはじき返す右の巧打者。8･9番、2番を経て、3年時夏から3番。犠打など小技をこなす。
　50ｍ6秒6、一塁到達4.5秒前後から4.5秒台。

　　スカウトコメント

巨人・水野スカウト部長｜21/10/22
　「育成１０位となったが、その時点でも複数の候補がいて、最後は阿部慎之助２軍監督（現１軍作戦コーチ）が大津君を指名した。肩の強さと身のこなしが魅力」
巨人・柏田スカウト｜21/10/22
　「肩も強いが二塁への送球の質もいい。受けやすい低いボールを投げることができる」
巨人・柏田貴史スカウト｜21/10/11
　「強肩を活かした送球と素早い動きができる。春・夏２回の甲子園で経験を積み、捕手としての成長を感じさせる。打撃に課題はあるが、伸びしろの大きさが魅力」