常廣 羽也斗(青山学院大)|ドラフト・レポート

常廣 羽也斗(青山学院大)

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    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 中日 日ハム 東京 西武 巨人 楽天 横浜 福岡 広島 千葉 阪神 オリ
    【24候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



180cm73kg 右右 MAX155km フォーク・カーブ・チェンジ・スライダー 大分舞鶴
進学校出身の最速155㌔右腕。大学選手権決勝で明大を完封。フォーク、カーブなどを織り交ぜる。
2023年広島1位
最終更新日:2023-11-19 (Sun)|2023年ドラフト指名選手 東都大学 コメント(6)

  動 画

  投手成績

 ■ 大学時代成績

     試合  勝敗  回数 被安 奪三 四死 自責 防御率 
   20春:         開催中止           二部
   20秋:         登板無し           二部
   21春: 6  0勝0敗  7.1  3  6  4  6  7.36
   21秋:         登板無し
   22春: 4  0勝0敗   9  4  7  4  2  2.00
   22秋: 8  2勝1敗  30.1  15  29  7  1  0.30(2位)
   23春: 6  3勝0敗  31.1  26  27  13  5  1.44(5位)
   23秋: 9  3勝3敗  42.2  31  47  20  8  1.69(5位)
   一部: 33  8勝4敗 120.2  79 116  48  22  1.64
          被安打率5.89 奪三振率8.65 四死球率3.58
    ※ 23秋:最優秀投手

 【 全国大会 】
     試合   回数 被安 奪三 四死 自責 
   23選: 2    15  10  19  2  0
        先   6  3  9  0  0 153㌔(神宮) 中部学 ○
        先   9  7  10  2  0 151㌔(神宮) 明治大 ○封
   23神: 1 先   9  6  7  6  3 150㌔(神宮) 富士大 ○
   通算: 3    24  16  26  8  3 防1.13
       被安打率6.00 奪三振率9.75 四死球率3.00
   ※ 23選:MVP 23選:最優秀投手

 【 国際大会 】
   23日米   回数 被安 奪三 四死 自責 
   第3戦 先  5.2  3  7  2  1 ●
   第4戦     1  0  2  0  0
   第5戦     1  0  2  1  0
          7.2  3  11  3  1 防1.17
      被安打率3.52 奪三振率12.91 四死球率3.52

投手成績詳細

 ■ 大学時代成績

   21春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   東洋大     2  0  2  0  0 148㌔
   中央大    2.1  1  2  1  2 149㌔
          1.1  0  2  0  0 148㌔
   国学大    0.1  2  0  2  4 148㌔
          0.1  0  0  0  0
   駒澤大     1  0  0  1  0
          7.1  3  6  4  6 防7.36
       被安打率3.68 奪三振率7.36 四死球率4.91

   22春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   中央大    5.2  2  6  3  0 152㌔
          0.1  0  1  0  0 148㌔
   国学大     3  1  0  0  0
           0  1  0  1  2
           9  4  7  4  2 防2.00
       被安打率4.00 奪三振率7.00 四死球率4.00

   22秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   国学大    3.2  2  3  3  0 ○
          3.2  2  5  0  0 ○
   日本大    2.2  1  4  1  0
           3  3  6  0  1
   中央大    8.2  3  3  2  0 ●
   駒澤大     2  3  2  0  0
           0  1  0  0  0
          6.2  0  6  1  0 153㌔
          30.1  15  29  7  1 防0.30
       被安打率4.45 奪三振率8.60 四死球率2.08

   23春(1完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   駒澤大 先  6.1  4  6  4  1   150㌔
       先   7  5  5  2  0 ○ 150㌔
   日本大 先   9  6  8  3  1 ○
   中央大 先   2  4  0  2  2
   国学大 先   6  4  7  1  0 ○
   亜 大     1  3  1  1  1
          31.1  26  27  13  5 防1.44
       被安打率7.47 奪三振率7.76 四死球率3.73

 ■ 高校時代成績

   17夏(背番号18)    回数 被安 奪三 四死 失点 
   準決勝:明豊高校     0  2  0  0  3

   18夏         回数 被安 奪三 四死 失点 
   1回戦:大分高校 先   9  7  8  7  3
   2回戦:佐伯豊南    2.1  10       ?
              11.1  17       ? 

   19夏(背番号1)    回数 被安 奪三 四死 失点
   1回戦:大分高校 先   4  3  7  0  0
   2回戦:三重総合 先   6  2  4  1  1 139㌔
               10  5  11  1  1 防0.90
           被安打率4.50 奪三振率9.90 四死球率0.90

  最新記事

 ■ 青学大 広島1位の常広羽也斗が142球で3失点完投(報知) 23/11/19

 青学大が富士大に競り勝ち、史上6度目の「大学4冠」に王手をかけた。広島のドラフト1位・常広羽也斗投手が142球を投げ、6安打3失点、7奪三振で完投勝利を挙げた。9回にも149キロを計測するなどスタミナも十分。計6四死球も要所を締め、勝ち越しは許さなかった
 ▽広島・新井貴浩監督「大事な試合で142球投げて完投勝ちできるのは、フィジカル的にもタフだし、メンタル的にもタフだと思う。本当に楽しみ。早く一緒にカープの一員としてプレーする日が来ることを楽しみにしています。ナイスピッチングでした」(報知)

   23秋(2完1封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   中央大 先  5.2  5  7  3  5 ●
           1  1  0  0  0
   国学大    1.2  0  3  1  0 ○
          4.1  2  3  3  1 ●
          3.2  3  2  1  0
   東洋大 先   9  6  11  5  0 ○封
   亜 大 先  5.2  7  10  0  1 ● 153㌔
          2.2  2  3  1  0
   日本大 先   9  5  8  6  1 ○ 150㌔
          42.2  31  47  20  8 防1.69
       被安打率6.54 奪三振率9.91 四死球率4.22

      20春 20秋 21春 21秋 22春 22秋 23春 23秋 通算
   1回戦: -  0  0  0  0  0  1  2  3
   2回戦: -  0  0  0  0  0  3  2  5
   3回戦: -  0  0  0  0  0  1  0  1

   【球速】中学128K→高校142K→大2春149K→大3春152K→大3秋153K→大4夏155K

 ■ 青学大・常広羽也斗 「天性」の球持ちのよさ(日刊) 23/10/25

 青学大・常広羽也斗投手を表現する際、スカウトから例えとしてよく名前が挙がったのが楽天岸だった。楽天部坂スカウトは「肩甲骨が柔らかく、体幹がしっかりして、体の捻転を使って投げられる球持ちがいいのも、いい投手の条件上から投げて指がかかっている。これは天性のものタイプ的にはウチの岸球質は恐らく元阪神の藤川選手と似ているのではないか」と分析した。1年時はただ速いだけだった。下半身を強化し、体のバランスを考え、体を開かなく修正。「以前は体の開きが早く、ユニホームの胸の文字が(正面から)早く見え、150キロの球も打者にとっては速く感じなかった」と同スカウト。現在は胸の文字はフィニッシュの時に打者にはやっと見える。中日正津スカウトは「胸骨が柔らかくしなやか。楽天岸も柔らかいなかなかああやって投げられない」と話す。

 ■ 青学大が2季連続のリーグ制覇 常広は1失点完投(スポニチ) 23/10/18

 勝者がリーグ優勝となる大一番は青学大が日大に快勝し、2季連続14度目のリーグ優勝を決めた。常広羽也斗は最速150キロの直球とフォークを主体に5安打1失点で完投した。
 広島・苑田聡彦スカウト統括部長は「最初は力んでいたけど、落ち着いてきたね。やっぱりフォークが強み。「ストーン!」と落ちる永川のフォークを思い出したね。メジャー(の日本人投手)でもフォークが良ければ打たれないからね。佐々木朗希も直球とフォーク中心のスタイル。腕の振りが良ければ真っすぐとフォークだけでも打つのは難しい。将来ウチの先発の軸になってもらいたく、1位指名を公言しました。体力、球質、球速、球種を評価しました。(獲得できれば)先発で中5日で投げてことを目指してほしいですね」と語った。(スポニチ)
 広島は4人体制で視察。苑田スカウト統括部長は「真っすぐの速さ、伸びもあるコントロールもある。(1位で)間違いなかった」と、笑顔で話した。(日刊)
 ▽ヤクルト小川GM「優勝の決まる試合とあって、かなり力が入っていたが、四球を出しながらもしっかりまとめていたゲームをつくる能力に優れている
 ▽日本ハム大渕スカウト部長「大学選手権の決勝と同様に大事な試合で勝ちきることができる
 ▽楽天部坂スカウト「プレッシャーがかかる中、立ち上がりはシュート回転していたが、うまく立ち直ったゲーム全体を考えた投球ができる」(報知)

過去記事

 ■ ドラフト主役ぞろい13球団うなる 武内、細野、西舘ら登板(中スポ) 23/10/12

 日米13球団が足を運んで熱視線を送る中、青学大・常広羽也斗は亜大戦に先発。最速153キロの直球とフォークを軸に三振の山を築いた。3回1死からは6者連続三振5イニング2/3で交代するまでに実に10奪三振。四球は一つも与えなかった。巨人の円谷スカウトは「ギアを上げられるのが素晴らしい真っすぐと変化球の球質もいい」と太鼓判。中日の正津スカウトは「制球もいいし、三振も取れる先発でも中継ぎでもどちらでもできる投手」と完成度の高さを認めた。

 ■ 青学大・常広羽也斗が6安打11奪三振でリーグ戦初完封(日刊) 23/9/27

 青学大・常広羽也斗が6安打11奪三振の力投でリーグ戦初完封を挙げた。阪神4人体制で視察。西武・潮崎編成グループディレクターは「真っすぐとフォークがあるから危なくなったら三振が取れる見た目も良いし、結果も良い1位じゃないと取れないでしょうというピッチャー」と評価した。
 ヤクルト・斉藤宜之スカウトは「余力を残しながら序盤を投げていて、七回のピンチにギアを上げた。三振を狙って取れる真っすぐとフォークがある伸びしろがあって、体が大きくなれば2、3年後に160キロを投げるんじゃないかとい期待を抱かせてくれた」と絶賛した。(SANSPO)
 DeNA・八馬アマスカウトグループリーダーは「直球と落ち球で空振りを奪える1位で重複指名される投手」と高い評価を口にした。(報知)

 ■ 「東都6人衆」に楽天スカウト「みんな強いボールが投げられる」(日刊) 23/9/22

 最速158キロ左腕、細野晴希8回2安打無失点。9三振を奪う力投21年春以来の1部勝利を挙げた。中大は西舘勇陽が1安打無四死球、13三振を奪う準完全投球で亜大から完封勝利を挙げた。亜大・草加勝、青学大の常広羽也斗下村海翔、国学院大・武内夏暉もそれぞれ登板した。楽天愛敬アマスカウトグループマネジャーが全3試合を視察した。東都1部の投手陣について「全体的に見てみんな制球力があるので、ゲームメーク出来る選手が多い。なおかつ、みんな強いボールが投げられる順調にけがなく成長している印象」と評価した。

 ■ 青学大、タイブレークの末敗戦 ドラフト候補の常広フォークさえる(日刊) 23/9/19

 青学大は1点が奪えず、延長12回タイブレークの末に敗れた。安藤寧則監督は8回から今秋ドラフト候補の常広羽也斗をマウンドへ。延長12回に暴投で2点を先制され、適時打も許して4回1/3を被安打2の3失点で降板。延長戦に入っても10球団のスカウトが熱視線を送った。DeNA河原隆一スカウト部スカウティングディレクターは「150キロを超える直球とフォークで空振りが奪えて、短いイニングで抑えの適性もあるバントも簡単にできない球を投げていた」と評価した。
 阪神は嶌村球団本部長と担当の吉野スカウトの2人体制で視察するなど、11球団のスカウト陣が熱視線を送った。失点が響いてチームは敗れてしまったが、広島・苑田スカウト統括部長は「チームの何本柱というピッチャーになれる」と、変わらぬ評価を語った。(デイリー)

 ■ 中日スカウト部長「きょう一番は西舘」(中日スポーツ) 23/9/18

 亜大は中大に3―1で先勝。草加勝西舘勇陽に投げ勝った。東洋大は細野晴希が今秋初登板、青学大は下村海翔が先発し、常広羽也斗も投入してタイブレークを制した。各球団のスカウト幹部も視察。中日は、松永部長、音チーフスカウト、担当の正津スカウトら5人態勢。松永スカウト部長は「全国的に見てもレベルが高い。全員が1位指名の12人に入ってくる可能性がある」とした。その上で「スカウト部としての1位候補はこれから時間をかけて詰めていく」と話した。

 ■ 中大最速155キロ右腕、西舘勇陽、7球団の前で好投(日刊スポーツ) 23/9/3

 中大が最速155キロ右腕、西舘勇陽好投で、青学大を下し、1勝1敗とした。青学大の常広は制球が定まらず、6回に中大打線につかまった5回2/3を5安打5失点
 最速155キロ右腕同士の投げ合いを見つめる巨人水野スカウト部長がつぶやいた。「西舘君、常広君、下村君、草加君、武内君、細野君。レベルが高い上位で消えるでしょう」(日刊)

 ■ 青学大・常広羽也斗&下村海翔がプロアマ交流戦登板(日刊) 23/8/20

 今秋のドラフト上位候補、常広羽也斗と下村海翔が20日、鎌ケ谷で日本ハムとのプロアマ交流戦にそろって登板した。3球団が見守る中、常広は1安打を許すも2三振を奪うなど1回無失点で、球場表示で最速152キロを計測。日本ハムの大渕隆GM補佐兼スカウト部長は「常広はやっぱりフォークボールが良いね先発型。下村は球種が多くて多彩な安定感のある投球。万能型」と評価した。

 ■ 【日本ハム】稲葉篤紀GMが代表選考合宿を視察(報知) 23/6/18

 代表選考合宿は18日、2日目を迎え、紅白戦が行われた。ネット裏では日本ハムの稲葉篤紀GMが熱視線を注いだ。青学大の常広羽也斗は1イニングを1安打無失点。「どの球も一級品だし、フォークボールで三振もしっかり取れる柔らかさもあるし、素晴らしい投手ですね」と高評価した。

 ■ プロ注目青学大・常広羽也斗が大学NO・1証明(日刊) 23/6/11

 青学大が18年ぶり5度目の優勝を飾った。今秋ドラフト1位候補の常広羽也斗投手が、9回を被安打7の10奪三振、126球で完封。4-0で明大に勝った。持ち味のアウトローの直球に、キレのあるフォーク。回転数の高い球を低めに制球し、この日の最速は151キロ。「つぶれてもいい。後悔しないように全力で。絶対に9回を投げきろうという気持ちでした」と、圧倒的な投球。優勝投手に輝き「想像もしていなかったことなので、うれしい」。ポーカーフェースを貫いたマウンドも、人生初の日本一に笑みがこぼれた。青学大へは一般学生と同じく成績で決まる指定校推薦で入学。「中途半端はイヤ。やるなら完璧を目指したい」と、大好きな野球を突き詰め、全国の頂点に立った。
 ▽日本ハム大渕GM補佐兼スカウト部長「間違いなくドラフト上位候補直球も変化球もキレがいいバランスがよく、力感のないフォームから、びゅっと放ってくる楽天岸投手のようなイメージ
 中日・正津スカウトは「体重移動がうまくできていなくて下が使えていなかったが、バランスが良くなった」と高評価。(中スポ)
 日本ハム・大渕スカウト部長「楽天・岸タイプ。上位12人に入るのは間違いない。しなやかな腕の振り、制球力に緩急、キレに指先の感覚と、理想的な投手」(報知)
 中日・正津スカウトは、常広について「すべてここ(決勝)に合わせてきたようですねこれだけ真っすぐがよくて、どの球種でもストライクが取れると打者は打ちづらい」と素質に加えて、対応力の高さに目を細めた。(SANSPO)

 ■ 青学大のドラフト上位候補・常広羽也斗が6回無失点9K(報知) 23/6/8

 青学大の常広羽也斗が先発。6回を3安打無四球無失点、9奪三振と圧巻の投球を見せた。ストレートは153キロを計測。緩急で幻惑し、危なげない投球でチームを4強に導いた。「緊張していたけれど、カーブやチェンジアップといった緩いボールでストライクが入ったのが良かった」と笑顔。切れ味の鋭いフォークも効果的で「フォークは一番自信があります」と充実の表情を見せた。ネット裏からはプロ球団の編成トップらスカウト陣が陣取り、投球をチェック。西武の渡辺久信GMは「これから夏、秋にかけてどう成長していくかを見たい追いかけて見ていきたい投手」と熱視線を注いだ。
 西武・渡辺GM「将来性もあるし球も強い上の方で指名される選手なんじゃないかな」(デイリー)

 ■ 青学大のドラフト上位候補右腕がリーグ戦初完投(中スポ) 23/4/27

 ドラフト上位候補の常広羽也斗が1失点完投前週の1回戦は発熱で登板を回避し、「悲しかったです」。2日ほど寝込んで体重も減ったが、ドラフト候補らしさを見せて今季2勝目。安藤監督は「常広が粘り強く抑えていたのに応えるように野手が打ってくれた」と勝ち点2に一番乗りしたことを喜んだ。
 日本ハム・坂本スカウトは「緩急に落ちる球を使って、丁寧に投げていた今までと違う面を見せてくれた」と評価していた。(報知)

 ■ 青学・常広、中大・西舘、国学・武内 明暗分けた上位候補たち(報知) 23/4/6

 中大・西舘、青学大・常広、国学大・武内。エースのプライドを懸けて力投したが、勝利投手になったのは常広のみ。この日の最速は150キロ。フォークの切れ味も光った。「フォームが合っていなくて、本来のボールを投げられていない」と自己採点は低めだったが、ヤクルト・小川GMは「アベレージで144キロくらい出ており、先発として十分に通用しそうスピードはまだ伸びると思う」と評価した。
 巨人の円谷英俊スカウトは「球質の良い150キロが投げられる楽天の岸タイプですね」と高く評価した。(スポニチ)

 ■ 東都開幕 今秋ドラフト上位候補、青学大・常広が1球に泣く(スポニチ) 23/4/2

 6回まで駒大をゼロに抑えていたが、7回1死二塁から真ん中直球を左越え二塁打された。ここで無念の降板に。最終学年はエースとして先発を任せられるようになった。スタンドには12球団の編成部長クラスが集結。中日の松永幸男スカウト部長は「体が柔らかいし、コントロールがいい」と話せば、巨人の水野雄仁スカウト部長も「この時期に150キロは出るし、フォークもいい」、楽天の後関昌彦スカウト部長も「ピンチになるとギアを上げられる」といずれも高い評価をつけていた。
 巨人の水野スカウト部長は「楽天の岸みたいなタイプ。150キロ出ていたし、フォークもいい」とあらためて評価した。(中スポ)

 ■ ドラフト候補青学大・常広羽也斗、今季初の実戦登板(日刊) 23/3/6

 2球団4人のスカウトが見守る中、先発で5回を投げ、持ち味のテンポのいい投球で4安打無四球の無失点。力強い真っすぐにキレのあるフォークで奪った三振は6。最速は148キロだった。中日の松永スカウト部長は「昨年は力むイメージだったけど、今日は全く力感がなくコントロールもよかった暖かくなれば150キロは越えるでしょういいですね」と評価した。

 ■ 青学大・常広羽也斗&下村海翔、右腕コンビがプロ志望明言(日刊) 22/12/24

 青学大は24日、練習納めを行った。最速153キロ右腕のコンビは、そろってプロ志望を明かした。常広羽也斗は「4年後はプロと思って大学に入ってきた。残り1年が大切になる」と来秋のドラフトを見据えた。今オフは、毎日ブルペンに入り体力アップ。「来年は防御率のタイトルを取りたい」と話した。

 ■ 国際情報、延長戦制す 雄城台、舞鶴も2回戦へ(西スポ) 19/7/10

 大分大会は9日、1回戦3試合があり、雄城台、舞鶴、国際情報が勝ち進んだ。大分舞鶴は勝負強い打撃で得点を重ね、エースの常広羽也斗ら3人の零封リレー中津北に八回コールド勝ちした。

  プロフィール

 大分県大分市出身。
 常廣 羽也斗(つねひろ・はやと)投手。
 豊府小3年から投手として野球を始め、南大分中時代は大分シニアでプレー。

 大分舞鶴高校では1年生で夏大デビュー。
 1年時秋の新チームで背番号1の座を掴み取り、3年生の春に大分大会ベスト4入りを果たした。
 入学後のトレーニングで最速14km/hアップ(128㌔→142㌔)の急成長を達成。
 2年時11月に行われた強豪・柳ヶ浦との練習試合で完封勝ち(142㌔計測)を記録している。
 3年時夏の県大会は三重総合に0対1(7回途中1失点)で敗れ2回戦で敗退。
 いずれも先発として全2試合のマウンドに登り、計10回で11K、5安打1失点の好成績を残した。
 2学年上のチームメイトとして益川和馬(元法大)ら。

 青山学院大では2年時春の1部戦からベンチ入り。
 全て救援で全12戦中6試合、計7.1回に登板し、最速149㌔をマークした直球で注目を集める。
 2年生の秋のシーズンをケガで欠場し、3年生の春は救援で4試合9回のみ出場。
 3年時秋のリーグ戦で抑えの座をつかみ、2勝30.1回3失点、防0.30で規定初到達をはたした。
 4年生の春から先発(2番手)に回り、3勝1敗、防1.44の活躍でリーグVに貢献。
 通算3度目の先発となった第2週・日大2回戦で、6安打8K、2対1初完投勝利を収めている。
 3年生の春の中大1回戦で152㌔を出し、同年秋の駒大3回戦で153㌔に更新。
 4季で24試合(先5)、計78回を投げ、通算5勝(1完0封)1敗、69K、防1.62の実績を残した。
 全国大会には4年時春の第72回全日本選手権(18年ぶりの日本一)に出場。
 いずれも先発で全4戦中2戦、計15回に登板し、2勝、防0.00でMVP&最優秀投手に輝いた。
 準々決勝・中部院大戦(9⑦0)で、最速タイ153㌔、6回9K0封の全国デビュー。
 中2日登板の決勝・明治大学戦(4対0)で、7安打2四球、10奪三振完封勝ちを収めている。
 国際大会には4年時夏の日米大学野球(2大会連続20度目の優勝)に出場。
 抑え兼先発で全5戦中3試合のマウンドに登り、0勝1敗、計7.2回11K1失点、防1.17を記録した。
 通算24試合、5勝(1完投0完封)1敗、78回、防御率1.62。

 180cm73kg、進学校出身のプロ注目155㌔右腕。
 セットから重心を下げて深めのテイクバックを取り、着地早めに肘を柔らかく使った鋭い腕の振りから
 投げ込む最速155㌔、常時145㌔前後から150㌔前後の伸びのある真っ直ぐと、
 130㌔台から140㌔強のフォーク、110㌔台のカーブ、120㌔台の縦スラ、120㌔前後のチェンジ。
 150㌔を超えるストレートが持ち味の本格派。フォーク、カーブなどを織り交ぜる。
 クセの少ない投球フォームの持ち主。大分舞鶴高で14㌔、青学大で13㌔の最速アップを果たした。
 右打者外低めへの直球が自慢。遠投120m、50m6秒0。

  スカウトコメント

広島・新井貴浩監督|23/11/19
 「大事な試合で142球投げて完投勝ちできるのは、フィジカル的にもタフだし、メンタル的にもタフだと思う。本当に楽しみ。早く一緒にカープの一員としてプレーする日が来ることを楽しみにしています。ナイスピッチングでした」
楽天・部坂スカウト|23/10/25
 「肩甲骨が柔らかく、体幹がしっかりして、体の捻転を使って投げられる。球持ちがいいのも、いい投手の条件。上から投げて指がかかっている。これは天性のもの。タイプ的にはウチの岸。球質は恐らく元阪神の藤川選手と似ているのではないか。以前は体の開きが早く、ユニホームの胸の文字が(正面から)早く見え、150キロの球も打者にとっては速く感じなかった」
中日・正津スカウト|23/10/25
 「胸骨が柔らかくしなやか。楽天岸も柔らかい。なかなかああやって投げられない」
ヤクルト・小川GM|23/10/19
 「優勝の決まる試合とあって、かなり力が入っていたが、四球を出しながらもしっかりまとめていた。ゲームをつくる能力に優れている」
日本ハム・大渕スカウト部長|23/10/19
 「大学選手権の決勝と同様に大事な試合で勝ちきることができる」
楽天・部坂スカウト|23/10/19
 「プレッシャーがかかる中、立ち上がりはシュート回転していたが、うまく立ち直った。ゲーム全体を考えた投球ができる」
広島・苑田聡彦スカウト統括部長|23/10/18
 「最初は力んでいたけど、落ち着いてきたね。やっぱりフォークが強み。『ストーン!』と落ちる永川のフォークを思い出したね。メジャー(の日本人投手)でもフォークが良ければ打たれないからね。佐々木朗希も直球とフォーク中心のスタイル。腕の振りが良ければ真っすぐとフォークだけでも打つのは難しい。将来ウチの先発の軸になってもらいたく、1位指名を公言しました。体力、球質、球速、球種を評価しました。(獲得できれば)先発で中5日で投げてことを目指してほしいですね」
 「真っすぐの速さ、伸びもある。コントロールもある。(1位で)間違いなかった」
巨人・円谷スカウト|23/10/12
 「ギアを上げられるのが素晴らしい。真っすぐと変化球の球質もいい」
中日・正津スカウト|23/10/12
 「制球もいいし、三振も取れる。先発でも中継ぎでもどちらでもできる投手」
DeNA・八馬アマスカウトグループリーダー|23/9/27
 「直球と落ち球で空振りを奪える。1位で重複指名される投手」
ヤクルト・斉藤宜之スカウト|23/9/27
 「余力を残しながら序盤を投げていて、七回のピンチにギアを上げた。三振を狙って取れる真っすぐとフォークがある。伸びしろがあって、体が大きくなれば2、3年後に160キロを投げるんじゃないかとい期待を抱かせてくれた」
西武・潮崎編成グループディレクター|23/9/27
 「真っすぐとフォークがあるから危なくなったら三振が取れる。見た目も良いし、結果も良い。1位じゃないと取れないでしょうというピッチャー」
楽天・愛敬アマスカウトグループマネジャー|23/9/22
 「(東都6人衆は)全体的に見てみんな制球力があるので、ゲームメーク出来る選手が多い。なおかつ、みんな強いボールが投げられる。順調にけがなく成長している印象」
広島・苑田スカウト統括部長|23/9/19
 「チームの何本柱というピッチャーになれる」
DeNA・河原隆一スカウト部スカウティングディレクター|23/9/19
 「150キロを超える直球とフォークで空振りが奪えて、短いイニングで抑えの適性もある。バントも簡単にできない球を投げていた」
中日・松永スカウト部長|23/9/18
 「全国的に見てもレベルが高い。全員(亜大・草加、中大・西舘、東洋大・細野、青学大・下村&常広、国学大・武内)が1位指名の12人に入ってくる可能性がある」
巨人・水野スカウト部長|23/9/3
 「西舘君、常広君、下村君、草加君、武内君、細野君。レベルが高い。上位で消えるでしょう」
日本ハム・大渕隆GM補佐兼スカウト部長|23/8/21
 「常広はやっぱりフォークボールが良いね。先発型。下村は球種が多くて多彩な安定感のある投球。万能型」
日本ハム・稲葉篤紀GM|23/6/18
 「どの球も一級品だし、フォークボールで三振もしっかり取れる。柔らかさもあるし、素晴らしい投手ですね」
日本ハム・大渕GM補佐兼スカウト部長|23/6/11
 「間違いなくドラフト上位候補。直球も変化球もキレがいい。バランスがよく、力感のないフォームから、びゅっと放ってくる。楽天岸投手のようなイメージ」
 「楽天・岸タイプ。上位12人に入るのは間違いない。しなやかな腕の振り、制球力に緩急、キレに指先の感覚と、理想的な投手」
中日・正津スカウト|23/6/11
 「体重移動がうまくできていなくて下が使えていなかったが、バランスが良くなった」
 「すべてここ(決勝)に合わせてきたようですね。これだけ真っすぐがよくて、どの球種でもストライクが取れると打者は打ちづらい」
西武・渡辺久信GM|23/6/8
 「これから夏、秋にかけてどう成長していくかを見たい。追いかけて見ていきたい投手」
 「将来性もあるし球も強い。上の方で指名される選手なんじゃないかな」
日本ハム・坂本スカウト|23/4/28
 「緩急に落ちる球を使って、丁寧に投げていた。今までと違う面を見せてくれた」
巨人・円谷英俊スカウト|23/4/7
 「球質の良い150キロが投げられる。楽天の岸タイプですね」
ヤクルト・小川GM|23/4/6
 「アベレージで144キロくらい出ており、先発として十分に通用しそう。スピードはまだ伸びると思う」
中日・松永幸男スカウト部長|23/4/2
 「体が柔らかいし、コントロールがいい」
巨人・水野雄仁スカウト部長|23/4/2
 「楽天の岸みたいなタイプ。150キロ出ていたし、フォークもいい」
楽天・後関昌彦スカウト部長|23/4/2
 「ピンチになるとギアを上げられる」
中日・松永スカウト部長|23/3/6
 「昨年は力むイメージだったけど、今日は全く力感がなくコントロールもよかった。暖かくなれば150キロは越えるでしょう。いいですね」

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最終更新日:2023-11-19 (Sun)|2023年ドラフト指名選手 | 東都大学 コメント(6) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
岡田は思ったことまんま言うおじさんなので深読みしても多分何も出てこないかと思われます
「ファン入れるんやからその方が面白いやん」以外なんでもないはず

常広は後ろの方がいいのか先発でエースさせるのかチームによって全然使われ方変わりそう
| おじさん | 2023年10月13日(Fri) 19:44 | URL #- [ 編集]
広島公言か
二球団競合までなら広島の戦略勝ち、まずないだろうけど四球団とかなら完全に悪手って感じですかね

岡田監督の例の発言は完全に常廣公言をさせたくなかったが故のものだと思うけどどうなんだろうか
| 匿名 | 2023年10月13日(Fri) 17:32 | URL #- [ 編集]
常廣くんのストレート、スピードガンの表示より5キロ以上速く感じます。同じ145キロとかでも、本当にそんなに出てる?って思うピッチャーも居ますが、常廣くんの場合は逆で、もっと球速出てるでしょ( ̄▽ ̄;)って思うくらいにストレートが伸びてます。
同じ145キロでも、他のピッチャーと常廣くんとでは、ここまで違いがあるのか………って思うくらいに。

予想としては最大で3~4球団競合くらいかな?と思いますが、2球団競合くらいなら迷わず獲りに行くレベルのピッチャーですね(о´∀`о)ノ
| ぽにぽにぽにー | 2023年10月02日(Mon) 14:55 | URL #- [ 編集]
常廣は抑え向きだと思っている。
ややコントロールがばらつき、落ちる球とストレートが素晴らしい。
先発でガンガンローテ回っている姿より、大魔神佐々木のようにリリーフで貢献している姿の方が想像しやすい。

ただ今年の大卒の目玉の一人であることには間違いないし、出力は素晴らしいものがある。
| 匿名 | 2023年10月02日(Mon) 00:23 | URL #- [ 編集]
阪神1位候補に桐蔭前田が挙がっていたが4年掛けて常廣レベルに達するとは思わない。常廣指名し前田は大学で育成した方が良いと思う。
| オリオンビール | 2023年09月24日(Sun) 03:26 | URL #- [ 編集]
優勝を決めた試合を観ました。たまに抜けたり、抑えが効かない球はあるものの、ストレートに非常に力があり、変化球も芯を外したり空振りをとったり1位候補というのがうなずける投球でした。
| あか | 2023年05月17日(Wed) 19:26 | URL #DL7C8m6w [ 編集]
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